『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン:センチュリー』(アラン・ムーア / ケビン・オニール、ヴィレッジブックス 2019/1/31)
最近の私は以前に増して本質論者だ。
元号も変わったことだし、もう虚飾と見栄っ張りとかどうでもいいでしょ。今回採り上げるムーアの新作なんか、“虚構と現実のミクスチャー”だし、〝高度な知的冒険精神”に満ち溢れているのかも知れないけど、そう言ってなにかが解決するのか。アフリカに小学校をつくれるのか。
もう、重要なことしか言っちゃダメよ。そういう気持でやっていこう。
そしてね、何もしない人は地球にいないのも同じ。それがわかってるから、私はまた記事を書くんだと思うよ。
【あらすじ】
小学生の頃に吸血鬼に噛まれた山田は、不死の存在となり、耳鳴町の歴史を裏から支えるミッショネーターとして活躍している。同じく有史以前から生き続けている両性具有の藤原と、能登温泉郷にある長寿を保証する炎の泉をアフリカ探検中に浴びて、寿命が延びた年寄りと共に、世界の破滅を招くアンチクライストの誕生を阻止するため、今日も過酷なミッションに立ち向かうのであった。
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コメント
お久しぶりです。
スズキです。携帯壊れて
メールできないんで連絡待ってます。
近いうちまた遊びにいきますよ。
投稿: suzuki | 2019年9月 4日 (水) 21時42分
おー、千葉の地底で行方不明になった怪奇探偵スズキくんじゃないか!
携帯は早く修理した方がいいぞ。了解です。
投稿: 古本屋のおやじ | 2019年9月 7日 (土) 21時01分