『ドラゴンへの道』 ('72、Golden Harvest)
右手のひとさし指と中指に痺れがある。
血行がちゃんと通っていない感じ。まぁ普通に動くんだが。なんかキーボードの打ちすぎとか、近年慣れない事務仕事を延々続けた弊害ではないかと思われる。嫌だなぁー。
ひさびさに『ドラゴンへの道』を観る。
物凄く強い人を、本当に強そうに映すのは大変だ。何の工夫もなしにカメラを廻すと、映っている人は馬鹿にしか見えない。その点、ドラゴン映画は大丈夫。
強い。
強い。
強い。
そして、ひたすら格好いい。
ヒーローは愚痴を言わない。ヒーローは途中で投げ出したりしない。
今回の記事で私が言いたいのは、極く単純なことだ。
ヒーローに憧れろ。
もっとヒーローの力を信じろ。
※<付記>※
やはりドラゴンは恐ろしい。
以上の記事を書き上げてのち、「しかし無駄口のような内容のない記事だったな」「ここは敢えて罵倒してみた方が面白かったのではないか?」など密かに心呻していたのであるが、それはともかく、その翌日は普通に勤務の月曜日。
やがて残業時間となり、会社の駐車場でボケーーーッと独りタバコを吸っていたら、ふと無意識にドラゴンキックを真似してしまった。
無論足があんなに高々上がる訳がない。傍目には長渕キックに見えた筈だ。
「いテテ、テテ・・・」
本気でやれば股関節脱臼は免れない危険な行為。武術と縁もゆかりもない腐った四十代を突き動かす、恐るべき洗脳力。凄い。危険すぎる。
・なんでか知らん、動きを真似したくなる。
・ついつい、顔をつくってしまう。
・構えるや否や、怪鳥音を発してしまう。
重症だ。通報されても仕方あるまい。
そんな凄まじい影響力を駆使するアクションスターは、他にはいない。
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