Delta5「Mind Your Own Business」 ('79、RoughTrade)
前記事でかなり気持悪いの書いたから、ちょっと気分転換しましょう。あんなマンガのどこが面白いのかね。悪かった。私が悪かったから、許してくれえええ。
って誰に詫びている。
で、デルタ5ですよ、デルタ5。いいですよね。シラケ世代の代表選手みたいなバンドですよ。キメ台詞は、
「No!Mind Your Own Business!」
女性ボーカルですんでここはひとつ、“構わんどいて!”と関西弁で翻訳しときたいね。
そりゃ世の中いろいろありますよ。うるさいこと、うざいこと、仰山あります。電車でパソコン広げるバカもおる。そういうアホには一言かましてやったらええねん。
“構わんどいてや!”
ルールだ、マナーだ、喫煙禁止条例だ、なにかとうざい昨今ですやん。
ハゲが。ハゲが、じじいが数多過ぎてなんだか締め殺してしまいたい気持にもなる。余禄で喰っとるお荷物がどれだけおるんや、組織というところは。
一番偉いんは稼いどる奴やないんかい。
結局、事務か。すべては事務処理か。焼け太りのクソ会社が一丁前の口利き晒しおって本日も反省の色無しか。くたばり損ないが。延命治療、甲斐なしか。
償却せなあかんもんは、他にもっとたくさんあるんやないのかい。
“おんどりゃー、構わんどいてや!”
音楽というのは、気持や、思うてますねん。
これは、あたしの勝手な解釈やから誰もついて来なくて結構ですけど、少しは解りますやろ。
ひとつの音楽が妙に心に残るとき、そこにはある種の気持が働いてます。確実に。
でも、なんやろ。不思議やねー。個人個人の好みもありますよってに、私に重要な響きがあなたにも同様に届くとは思えません。
マイ・カセット、着信拒否や。
そのくらいには、音楽に対する信仰はもはや薄らいでしまっております。国民的ヒットなんて今更出せるか、ボケ。
でもねー。
あのねー。
今週あたしが狂ったようにデルタ5をリピートさせていたのと、似たような心境で誰かが何かを聴いててくれることを希望します。
なんでもいいから。佐渡おけさだっていいから。
そして、世界にたったひとつだけの花を連続でへし折って、頂点を目指したらええねん。だいたい“多様な価値観”がそれぞれに認められてしまったら、すべては等価、無価値になるんやぞ。アホどもが。そんなこともわからんと歳喰ってきたんか。
もう今回の記事、筋の通った説明はすべて放棄した。俺は勝手にけんか腰。
“構わんどいてや!”
ま、そういうことで。
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