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2011年4月25日 (月)

モンティ・パイソン『ライフ・オブ・ブライアン』 ('79、ハンドメイド・フィルムス)

 「ん・・・?!なんだ、お前は?
 
 いまどき、モンティ・パイソンのフィルムなんか観て何か解るつもりかい?」

 「例えばキューブリックの『ロリータ』でピーター・セラーズがダンスしている場面を思い出して欲しい。あれは凄く可笑しくてさすがだと思うのだが、同時に売れっ子TV作家クィア・クゥイルティーというキャラクターを表現している演技でもある訳だ。」

 「ふふん、それで?」
 
 「コメディアンと俳優は違う。脚本と演じている本人との距離関係が、モンティ・パイソンの場合、映画的なんじゃないかといつも思う。」

 「ケッ、偉そうに。
 小学生の女の子のパンツでも盗ってろ!」


 「あぁ、そうそう、テリー・ギリアムのオープニングアニメは冴えまくり。彼はここから『タイムバンディッツ』までがピークだと思うね。
  俺は『未来世紀ブラジル』が大嫌いなんだ。
 あと、『ブレードランナー』が好きな奴は、全員敵だね。」

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