盤面不良に遭遇すると人はへこむ。
なんだかんだ云って、私は結構信じやすいのである。
なにをって、マスプロダクツを、だ。
そんなの信じちゃいかん、とマルクーハン先生も言ってたような気がする。
何の話かというと、先日中古で買い直したレジデンツのCDだ。ファーストとサード(発売順は二枚目)で、実に素晴らしい充実した内容である。
特にファーストは「サンタ・ドッグ」のリメイクを三種類収録して、軽く七十分越え。92年版なんて、激しい鬱に襲われたジム・モリソンがドラム缶の中で小声で呟いているような、画期的な一曲十数分である。感動した。
問題はこのディスク、ボーナストラック後半あたりになると、私の安CDウォークマンではときどき勝手に再生を停止してしまうのである。
停まる。
再生ボタンを押すと、また動く。
典型的な読み込み不良だ。
名曲が台無しである。
いや、まぁ、さっさとクレームを入れて返品すればいいのだが、私の悪いくせは、そうは問屋が卸さない。
「なに?コイツ、生意気な!
だったらもう一枚、買ってやろうじゃねぇか!」
なぜここでムキになるのか、まったくもって意味不明である。
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