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2010年9月

2010年9月29日 (水)

まちだ昌之『血ぬられた罠』 【風立ちて、D】('88、ひばり書房)

「この話、適当に考えているでしょう?」
と、Dが云った。
「それは否定しない。」ヒューストンの回答は、明確だった。
「だが、いきおいで適当に書きなぐるというのも、ひとつの立派な執筆態度である。」

彼らは現在、真っ白い空間にいた。
より正確に描写するなら、無菌・無臭の宇宙船内の一室に、円形の卓が置かれ、その上にポッド状の通信機器が設置されている。相手の姿は直接は見えないが、信号を受けて反応する立体映像の波形が表示されており、地球からの通信を知らせている。
宇宙ヘルメットに全裸のDは、さきほどからこの波形パターンに向かって話しかけている。

「状況は、こうだ。」
ヒューストンからの声はいつになく冷静だった。
「きみの宇宙船は前回の記事において、未知の次元断層に突入した。正体はわからないが、正常な宇宙空間を捻じ曲げる強力な性質のものだ。複数の次元、時間軸に渡って大規模な地殻変動が起こったと考えて貰ってもいい。きみの宇宙船はその渦中に巻き込まれ、制御を失い、現実とは違う異次元空間に放り出された。きみが現在居るのは、一見似通っているかも知れないが、実は構造自体からして根本的に違う別の宇宙だ。パラレルワールド、併行世界と言ってもいい。
こうした世界が存在することは、きみも何かで読んだ記憶があるだろう?」

「あぁ、『ドラえもん』で読んだよ。」
Dはのろのろと答える。
「いや、『みきおとミキオ』だったかな?・・・あれは、でも未来の話か。」

「ともかく、その世界は現実ではないんだ。
きみの嫁が鬼嫁だったり、異星人だったりするなど、現実にありえない話だ。」
ヒューストンは、たたみかけるように続けた。
「そこに留まっていては危険だ。どんな危害がきみに及ぶか、わからない。われわれは脱出方法を検討した。世界最高の頭脳を集めて集中討議を重ねた。大統領に電話した。神仏にすがって、見事、断られた。」
「ダメじゃん!」
「そこで悟ったのだ!人知を越えた未知の空間からの脱出には、人知を越えた未知のパワーが必要なことを!」
「オカルトに戻ってますけど・・・。」

「D、きみはそこに一冊の古書を持っているな。」
「これか・・・。」
Dはかたわらの書物を取りあげた。
顔半分が焼け爛れた女が睨む背景に、劇画チックな男女が抱き合い、怯えている。「HIBARI HIT COMICS 怪談シリーズ」の通しタイトルと、泥臭い赤の書体で「血ぬられた罠」の表題、著者名はまちだ昌之とある。
「それが脱出の鍵だ。その本の解説をしなさい。さすれば、再び次元の口がパックリ開いて、きみは正常な宇宙に帰還できるであろう!」
Dは、呆れ果てて呟いた。
「ど・・・どういう根拠だ?」
「世界最高頭脳を集めても、超高性能コンピュータで解析しても結論が出なかったので、私が適当に考えた。意外と当たっているのではないか?」
「ヒューストン、お前のギャンブル運は・・・。」
「急げ!時空間のほころびが致命的になる前に!船外スクリーンを見ろ!」

そこには、無数の惑星を喰い尽し、あまたの文明を崩壊させ、邪悪の種子を振りまきながら大宇宙に浸食を続ける、巨大な鬼嫁の姿があった!

 
恒星よりもでかい嫁というのは想像しづらいだろうが、ちょっと頭に描いてみてごらん。最悪だろ?

「さぁ、Dよ!急げ、時間がない。あの嫁はあと数分でお前の居る空間に到達するぞ!」


 (つづく)

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2010年9月27日 (月)

まちだ昌之『血ぬられた罠』【序説】 ('88、ひばり書房)

(ナレーション) 
 「無限につらなる宇宙空間。

 これは、人類の叡智も及ばぬ、広壮なる神秘世界に今日も挑み続ける男達の記録である!」

 [クレジットタイトル]

 ダイナマイト・ウォーズ 帝国の逆襲

 隕石がびゅんと飛び過ぎる。 

 「・・・ヒューストン、ヒューストン、応答せよ。こちら、D。」

 宇宙船のコクピット内で、銀色のヘルメットを着用し、あとは全裸の男が言った。ヘルメットの上から、わざとらしくインカムを装着している。
 
 『こちら、ヒューストン。久しぶりだな、D!』

 「まったく、われわれのシリーズはとっくに終了したかと思っていた。今後二度と人前に出る機会もないと思ったので、最近宇宙船内ではもっぱら、この格好で生活しているんだ。」

 『・・・ちんちんを引っ張るな!
 
一般読者が逃げるぞ!
  
 お前がどんなにエロエロでも、喜ぶのは火星で待ってる嫁さんぐらいじゃないのか?違うとしたら、深刻な国際問題だぞ。ま、ちょと、覚悟はしておけ。
 ところで、ここで恒例の質問タイムだが、
 信長、秀吉、家康。あなたが一番好きなのは、誰? 』

 「加藤雅也。」

 『こちら、ヒューストン。・・・・・・回答は無期限に保留する。
 それでだ、レイア姫の件だが・・・。』

 「(小声)シーーーッ、姫のことは言わないで・・・!」

 『姫は、お前が来るのをずっと待ってるってさ。伝えて欲しい、と頼まれた。』

 突如、スピーカーより狂ったようにファンキーなソウルミュージックが流れ出し、宇宙船内の人影は弾かれたように踊り始めた。
 制御盤から幾つも火花のスパークが走り、心なし、宇宙船が傾いだようだ。

 『うわッ・・・!!わッ・・・!!
 やめろ!!
 このままでは、航行の安全に支障をきたすぞ!!』

 ヒューストンからの制止をまったく無視して踊り続ける宇宙服の男は、勢い余ってコンソール中央にわざとらしく置かれた、真っ赤な「緊急」と刻印のあるボタンに触れた。

 途端、激しくローリングし始める宇宙船。

 「うわわわァーーー!!」

 
『(広川太一郎の声で)・・・だから、ダメって云ったじゃないの・・・・・・!!』

 
宇宙船は煙を吐きながら、間近に迫った巨大な未知の惑星へ墜落して行った。

    ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※ 

 
 『もし・・・。もし・・・。』

 揺り動かされ、目覚めると、機器類がバラバラに取り散らかったコクピットの残骸の中。

 全裸に宇宙ヘルメットの男は、頭を擦りながら起き上がった。

 「ありゃー・・・また、やっちまった。まいったね。
 またもや宇宙船一隻、オシャカにしちまった。今月、給与から天引きされるぞ。くそ。
 
 んん・・・おや・・・お前さんは、誰だ?!」

 かたわらに立っていた人影は、ひるむ様子もなく立ち上がった。暗がりに隠れていて、姿がよく見えないうえに、ご丁寧に奇妙な仮面を着けているようだ。
 もっとも、奇妙といっても、六本木のSMクラブで見かける程度の奇抜さだが。

 『私は、メーテル。過去を背負って旅する女・・・。』

 「嘘つけ!零士先生は著作権にはちょっと五月蝿いんだぞ。」

 『あわわ・・・嘘です。嘘。

 本当の正体は・・・・・・。』

 ガバ、と仮面をかなぐり捨てた。瞬間、照明が最大になる。

 『嫁という名の、異星人!!』

 「ギィヤヤヤァーーーーーーッ!!

 出たァーーッ!!!」

 再び狂って、周囲のものを投げ散らかすDに、懐かしい声が響いた。

 『・・・こちら、ヒューストン!
 取り乱すな、D!!そいつは、本物のお前の鬼嫁じゃない・・・!!
 その惑星の原住生物が仕掛けた、たちの悪い罠だぞ・・・!!』

 「止めるな、ヒューストン!!オレは、今度こそ、悪を滅ぼす!!」

 Dは宇宙船のスクラップで十字架を組んでいる。

 『いや、だから、幻覚だってば。』

 (転がっていた光線銃に飛びつくD。)

 『そいつの本当の姿は、お前の嫁じゃないの。ええい、わかんないかな?』
  
 (近寄って来る人影に向かって、光線銃を乱射しまくるD。まったく手応えがない。) 

 『よく、SFとかにあるでしょう、ソイツはお前が深層心理の中で、本当に恐れる存在を実体化してみせてるだけなんだってば。

 アレだよ、アレ。“イドの怪物”って奴ですよ!』

 (ふと、動きを止めるD。)

 「イド・・・?!井土紀州・・・?!」

 『こまかいボケはいらねぇんだよ!!
 
 ちくしょう、なんてことだ!久々のシリーズ再開だというのに、まったく本筋の古書レビューに辿り着かないぞ!!』

 (Dの撃ちまくる光線によって、周囲の壁はドロドロに溶けて崩壊し消滅していく。)

 『こうなりゃ、アレだ。禁じ手を何度も使うのは厭だが、仕方がない・・・。』

 その瞬間、画面の動きが静止し、中央に巨大なテロップが出現した。


     (以下次号)

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2010年9月20日 (月)

『シュレック』(’02、ドリームワークス)

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私は、あのラストに非常に不満な者だ。

卓袱台をひっくり返して、天下を取ったつもりか。だとしたら、諸君の浅墓さは聞きしに勝る。
真に標的とすべきは、単純な外観の美醜ではないよ。心の広さを見せて、現状に妥協せよとでもいうのか。

子供でも見破れる嘘つき。
それが、諸君の名前だ。


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トビー・フーパー『ツール・ボックス・マーダー』(’05)

きみも、そろそろ分別をつけていい歳頃だ。
ドアの外をうろつく怪人なんていないし、秘密の隠し部屋があるホテルなんてない。子供っぽい空想だよ、すべて。
われわれは、どれほどの殺人鬼をフィルムの中に作り出し、幾人の死体を輪切りにして放り出したことだろう。知ったかぶりの奴らは「ふふん」と云って、背中を向ける。
観客はもっとエキサイティングなものを観たがっているし、どのみち、この“残虐皮剥ぎショー”は続くんだ。残酷とエロは滅びたことがないんだからね。

トビー・フーパー?
あぁ、彼は素敵さ。欠陥構造だらけの映画の中で、輝いているのはその名前さ。
凡人がどんなに持てる知恵を尽くしても、彼の立っている場所には届かないだろう。この映画のスタッフ達は図らずもそいつを証明しちまったって訳さ。
大工道具殺人なんて、相当にバカげたアイディアだよ。次はドリルか、トンカチか?額に釘でも打ってみるか?
まったく、正気の大人の考えることじゃないよ。

それでも、ちょいと考えてみて。2005年の時点で、ヒロインが電気のこぎりにまっぷたつにされかける、なんて古式ゆかしいクライマックスを撮る男の胸のうちを。
あんたがどんなに通ぶった持論を吐こうと、ホラーってのは結局それだし、それ以外の何物でもないんだよ。

つまりは・・・愛情という奴さ。

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2010年9月18日 (土)

ティム・バートン『コープス・ブライド』 ('05、ワーナー)

 

私は人形劇が大好きだ。
 実写も、アニメも好きじゃないんだ。実は。
 人形劇こそは、世界の真実を伝える上で最も的確かつ有効な手段だ。
 なぜなら、人形は嘘をつかないからだ。

 

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 ダニー・エルフマンの音楽はやはり『ナイトメア』気分を盛り上げてくれる気がする。

 あまりに華のない内容であるが、これはこれで仕方あるまい。あの頃はバブル、現在は不況なのだ。
 
 それにしても、結婚指輪を交わしたら、花嫁は土葬された死体だった、ってのはさがみゆき先生の作品に本当にありそう。
 ということで先生によるコミック化を希望。
 『呪われた花嫁』、ってのは実在する岡崎優のレモン作品か、ならばズバリ『私は死体と結婚した!』でどうだ。

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2010年9月12日 (日)

羽生生純 『千九人童子ノ件』 (’10、コミック・ビーム)

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これは、「過去が復讐してくる」話である。

懐かしいところでは、筒井康隆の短編「鍵」を思い出して欲しい。
あれは、都会で裕福に暮らす作家が、ふとしたことで昔使っていた鍵を手にし、暗い因果に引き寄せられるように、それを使って封印していた過去の扉を次々と開けていってしまう話だ。
サラリーマン時代、学生時代、幼年期。積極的に忘れてしまいたい、汚穢に満ちた記憶の遊園地。ここでは歳月の経過がまるで呪いのように描かれており、シンプルな物語を味わい深いものにしている。机の引き出しの中に放置された弁当箱は太古の原生林のように黴の胞子を撒き散らし、闇に照り輝く。かつて住んだ家。働いた会社のロッカー。次々とこじ開けられる過去は、どれもが呪わしく、未熟で、そのくせ過剰な熱情に溢れ、むせ返るような臭気を放ち、目を覆いたくなるものばかり。
この物語が「昔はよかった」ジャック・フィニー的な古き善きノスタルジーへの嫌悪感から発想されたものだとしても、主人公の記憶の連鎖が遂に、かつて犯して孕ませた片輪の娘の存在にまで行き着き、彼女がその時の子供と現在も暮らす貧しい家へと吸い寄せられるように消えて行く終幕に到っては、これはもう、優れてホラー的な醍醐味に満ち満ちていると謂っていい。

この結末は、羽生生純の新作『千九人童子ノ件』にそのまま重なる。

羽生生純はファースト、傑作短編集『強者(ツワモノ)劇場』の頃から押さえているので、まぁ、なんというか今さらコメントもないのだが、あいかわらずな、男子性剥き出しの作風である。
ハッキリ好みは分かれる筈だ。貧相なキャラが極太の墨ベタを駆使してアニメ的な空間を自在に爆走する。奇妙な擬音、奇怪な書き文字(本書のクライマックスで主人公は「第二次清張」と筆書きされた身も蓋もないTシャツを着用している)、つくりもの感バリバリな“搬入機材”といった人物名。
『千九人童子』は田舎に落ち延びた売れない漫画家が、地元に伝わる武田方の落ち武者にまつわる伝承に目をつけ調べるうちに、自身を取り巻く過去の因果に捉われ破滅して行く物語だ。
羽生生(ハニュニュウ)の泥臭くもモダンなタッチは、笑いよりも気色悪い不快感を優先し全面に構築することで、独自な生臭いホラーの世界を生み出してしまった。

主要登場人物がほぼ全滅する、極めて悲惨なストーリー展開なのに、妙に楽しい。
この楽しさは作者が、形状がさっぱりわからない千九人童子の造形を含め、類型を裏切って描くことの楽しさに強固な確信を持っているからだろうと思うのだ。
そして、結末までの強力な全力疾走。アメリカシロヒトリの大量発生と村人の無惨な大量死が見事に結び付けられるとき、われわれはこの作家力の確かさに眼を瞠るべきなのだと思う。

そうしない奴らは、たんなる開きめくらだ。

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↑まぁ、おおむね、こんな感じの奴らが襲ってくる。
 描いてみると寺田克也的デザインだと気づいた。が、これではまったくわからないな。

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2010年9月 8日 (水)

森 由岐子『魔怪わらべの唄』 ('88?、ひばり書房)

問答無用の名作!というのではなく、議論を要する傑作として、本書を推奨申し上げたい。

かつて唐沢俊一が編集・出版した貸本復刻『森 由岐子の世界』の出来が極端に悪かったため、私の中での森の評価は決して芳しくないのだが(何事につけファーストコンタクトというのは重要なものだ)、この本含め無視することが出来ないオリジナリティーを持っている作家だと思う。

露骨に悪しき古典的少女マンガのスタイルを持つ画風。
どこかで見たような、異様に既視観を刺激するストーリー展開。
なにより森は「この人は真性のバカではないのか?」と読者に疑念を起こさせる、工夫のない、ある意味非常にピュアなサムシングを感じさせてくれるところに特徴がある。

『魔怪わらべ』は、実は発端部のアイディアに最大の値打ちがあって、この独自性は評価されていい。

とある新興宗教の勧誘員の女の子が、強引に入り込んだ平凡な外観の家。駅からも、周囲の家からも離れた場所にひっそりとたたずむ一軒家。
冷たくあしらう相手の態度も完全に無視して一方的な説法を続けるうち、彼女はだんだん尿意を催してきてしまい、「すいません、お手洗いはどこですか?」とちゃっかり玄関から中へ上がりこもうとする。
メガネをかけた教育ママ風の女性は頑強に押しとどめようとするが、彼女はあっさり無視して家中の捜索を開始する。

「ない!ない!ない!・・・この家にはトイレがない!!」

家中のドア、押入れを開けまくり、勝手に全力疾走する宗教勧誘員。
「そうだ、きっと二階にあるのだわ!」(私は、ついこの辺で吹きだしてしまった。)
だが、二階の奥の部屋には、目玉をギョロつかせた不気味な子供達が遊んでいるだけだった。
困った彼女はそのまま、その家を飛び出し草むらで用を足す羽目に。
「生まれてから、あんなに恥ずかしかったことはないです。」
(このト書きと一緒に放尿中の少女の顔が描いてある。その筋のマニアは一見の価値あり。)

のち、恋人と喫茶店でその家の異様さを回想する少女。
「そういえば、あの家にはトイレも、洗面所も、お風呂さえもなかったわ!一体、どうなっているのかしら?」
「それはありえないよ。」
半信半疑で、笑いながら否定する恋人のルポライター。線の細い二枚目。
「どんな生き物だって食べたら、必ず排泄するもんだ。そうして生命を維持してるんだから。」
「じゃあ、食事も、排泄もしないなんて、あの家の人は・・・この世のものじゃないってこと?幽霊か、宇宙人・・・?」

はい、ここまで。
完全にギャグそのものの次元から、新しいホラーを紡ぎ出す姿勢が素晴らしい。
ここから物語は「一度入ったら出られない恐怖の家」をめぐる怪異譚へと移行し、主人公が目撃した不気味な子供達の正体の解明が主眼となっていくのだが、まぁ、予想通りの展開に突っ込みどころ満載のオチが待っている、王道のひばり路線である。
ぜひ、最後まで読み通してから、呆れて呟いてみて欲しいのだ。

  「・・・この人は真性のバカではないのか?」

なお、私の発見した本書最大のホラーは、表紙カバーこそ『魔怪わらべの唄』のくせに、カバーをめくると、『『魔怪わらべ 恐怖の家』と印刷されていたことだ。
売れ残った本をカバーを変えて新刊本として出荷する。素晴らしき商魂!

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2010年9月 4日 (土)

9/5 ウンベル、場末のカフェーを一軒灰にする

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いしかわけん 『ゲッターロボ』

ボクは、ながい ごうのコレクターだったから、『マジンガーZ』とかはもうらしている、
でも、いしかわ けんのゲッターはよんだこと、なかった。
てんちょうが、いつものきまぐれで、大都社ばんの五かん本をくれたので、はじめてよんでみた。

「すげエ!!かっこいい!!」

ぼくは、あっとうされてしまった。
そして、おもった。

「『オモライくん』は、ながい ごうのさいこうけっさくです!!」

(完)


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