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2010年4月11日 (日)

アス・メルセナリアス『ザ・ビギニング・オブ・ザ・エンド・オブ・ザ・ワールド』 ('82-'88、ブラジル)

 さぁ、これは穴埋め記事だぞ。

 一体何を書け、というんだ?
 まったく知りもしないバンドのCDを買ってきて、PCで適当に再生し、流し聴きした上で、さぁ、ご感想は、って云われて?
 まず、申し上げたいのが、これがそう悪くない内容だってことだ。
 表題にも記入したが、これはブラジルのガールズパンクバンド。ドラムなんか、結構うまい。やはり打楽器は得意か、ブラジル人。
 ギターも悪くないが、金属度にちょっと欠けるかな。ま、それほど工業化が進んでいないってことだろ。オーガニックでよし、とする。
 一曲一曲の収録時間も短くていい。だいたい、一分から二分。十六曲も収録されているのに、三十分ちょっとで聴ける。時間の無い現代人には、有り難い配慮である。
 大半が高速で演奏され、合間にダルな曲が箸休め的に配置されている点も定石どおりだ。

 最近、私がパンクをよく聴いているのは、あんまり真剣に聴いてなかったからだ。
 それで、ディスチャージ、クラスあたりから始めて、ここまで来ましたがな。
 
 春は酔っ払いが多くて、嫌だ。
 

 話を戻す。
 問題は、これが全編ブラジル語で歌唱されていることかな。
 なにを歌っているのか、まったく予想もつかない。
 だが、彼女たちの熱の入れようからして、デートの予定や、サクラがどうこうでは決してない筈だ。
 深刻な社会問題、飢餓や雇用の不安、軍事問題やなんかを歌っているんではないかと勝手に推測してみる。

 オッケー、だんだん好きになってきたぞ。
 もう一度、聴いてみようか。

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