1/1 ウンベル、新春に呪いの風を運ぶ
諸君!お前のアトランティス大陸は見つかったか?!
無理?!
あ、そう。(意外とあっさり撤収。)
ウンベルだ!本年もよろしくねッ!
しかし、本年度も、課題図書が山積みで新年を迎えることとなり、非常に不本意だ。
アポロが月に行くことがあっても、私が自分の蔵書を全て読みきることはないのではないか。不吉な予感が胸を横切る。
また、古本ハンターことスズキくん以外、まったく関心を示さない事項であろうが、
『蔵六の奇病』カラー本を、元旦に俺は見た!(少年画報版、ですねー。)
表示価格一万五千円!ひゃー!!きびしィなァー!
それだけなら、まだいいが。
年末ブロードウェイで、お買い物(「白雪姫は悪魔の使い」「人魂のさまよう海」など)をした際、ふと、レジ横のショーウィンドウを覗くと。なんと。
城たけし『呪われた巨人ファン』が!!!
心臓が止まるかと思った!!
しかし、さらに、その横に陳列されていたのは!!
川島のりかず『中学生殺人事件』!!
しかも、両者共に値段のラベルがついていない!!
・・・・・・・・こわい!!こわすぎる!!
その瞬間、俺の頭の中の打算コンピュータがスパークし、動きが完全に止まってしまった!!
いったんお買い物のレジ、完全に終えちゃってるという今の状況もやばい。
それに、いまだ捌けていない、のりかずの名作『フランケンの男』が七千八百円する、という相場状況から推測するに、
こりゃ、一万円は下らない。
しかも、大物が二冊。同時に。
あまりにも、ビッグタイトルだ。最後の、ラスボス級だ。
ラスボスが、ダブル。
そんなゲーム、聞いたこともねぇよ。
出せるか?
出せるか、ウンベル?!
・・・・・・・・・・・・うぅぅぅむ。
(以下心の中のエクスキューズ。)
しかし、この二冊をいきなり手にしてしまうと、俺自身何か終わった感漂う、燃え尽き症候群に陥ってしまうのでは?
(後で思うと、たぶん、絶対、それはないのよ。)
人生にはもっと楽しいことがあるぞ、何を生き急ぐ??
(これは、妥当な見解。)
そもそも、のりかずが万単位なんて、絶対おかしいよ、資本主義経済!!
(しかし、これが現実だぞ。)
いや、問題はそういうことじゃないんだ。うぅぅッ。
さまざまな思惑がアタマを埋め尽くし、オレは師走の夜の街に逃亡した!!
そして、心を決めて元日行くと、その二冊は瞬時に消えてしまっていた!!
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