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2018年7月12日 (木)

2018.7.6日本武道館 沢田研二70YEAR'S LIVE 『OLD GUYS ROCK』セットリスト&完全レポ

長々とおつきあい下さりありがとうございます。
初日・武道館公演のレポを書き終えました。今回は更新日付は移動せず、執筆途中の段階で書いた序文とともにそのまま残します。よろしくお願い申し上げます。

☆    ☆   ☆

西日本豪雨の被害に遭われた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
日に日に拡大していく被害のニュースに心が痛み、なかなかこのレポを書き始めることができませんでした。
また個人的には、親しくしていたJ先輩がツアー直前に亡くなられ、正にお通夜の当日を武道館公演のジュリーの歌声とともに心でお見送りし、翌日告別式に参列という辛いスケジュールとなったこともあり、色々と考えさせられる日々を過ごしていました。
腰が痛かろうが何だろうが、笑ってジュリーのLIVEに参加できるということがどれほど特別なことなのか・・・。

僕に今できるのは、ジュリーを見倣い、いつもしていることをいつも以上に頑張るという、それしかありません。
素晴らしかった古希ツアー初日・武道館公演レポート、少し始動は遅れましたが気合を入れて書かせて頂きます。今回もよろしくおつきあい下さいませ。

☆    ☆    ☆

7月6日、日本武道館。
いやはや、参りました。畏れ入りました。
僕のような凡人の「想定」なんぞひとっ飛びに越えてみせるジュリー。そして柴山さん。イカシた「OLD GUYS ROCK」のステージにメロメロにさせられましたよ。

スージー鈴木さんの名言も生まれました。
「沢田研二」と書いて「チャレンジ」と読む!


当日、僕は入場するとすぐセッティングを確認しました。
広いステージの中央にシンプルすぎる演奏エリア。マイクが2本。さすがに「マジか!」とは思いました。一体どうなるんだろう?と。演奏が始まったら杞憂はブッ飛びましたが、やっぱり驚くことは驚きました。
セッティングを見た僕はまず「打ち込みを使うんじゃないかな」と考えました。それなら「生きてたらシアワセ」が聴けるかな、とか。
しかし毎度のごとく僕のセトリ予想は全敗。柴山さんが弾くギター1本の伴奏によるステージは、打ち込みなんぞ一切無し。完全なる生歌、生音の説得力。
むしろこの2人のステージに余計なガイド音は邪魔でしかないのだなぁ、と大納得です。

僕の浅はかな予想をねじ伏せたこのスタイル、初日ということもあってか会場のお客さん全体的には戸惑った空気もあったように思います。
ジュリーはそれも事前に予測していたと見えて、MCではこのスタイルに至った経緯を丁寧に話してくれました。ギター1本のツアーは、この先もエンドレスで歌い続けてゆくための決断であり、構想12年に渡り温めていたアイデアだったのだと。

それにしても。
こんなこと、ジュリー以外に考えつける話ではないし、ギタリストが誰でも良いわけはなくて。
さらにはギタリストにとっても気軽なオファーであるはずもなく。「沢田研二+柴山和彦」でなければあり得ないスタイルなのですね。
最も重要なのは、柴山さんほど全時代のジュリー・ナンバーに精通しているギタリストは他にはいない、ということ。柴山さん以外にこのジュリーのオファーを「受ける」ことはできません。正にジュリーの「意中の人」。
「鉄人バンド期」を終えてこの先続くジュリーと柴山さんの「『OLD GUYS ROCK』期」が勇躍スタートしました。

とまぁここまではあくまで理屈。
とにかくジュリーはこの日のMCで(他会場でも?)何度も「カズさん」「カズさん」と連呼するだけでなく「大好きなギタリスト」とまで言ってのけました。
ほぼフルハウスの武道館のお客さんの前で「僕とカズさんはつきあっています!」と突然カミングアウトしたに等しい雰囲気・・・誰もが感じたことでしょう。
天国でくつろいでいた堯之さんが
「え~っ、今なんつった?!」
と、慌てて武道館まですっ飛んで来てラブラブな2人が並んだ姿を目の当たりにし、複雑な笑顔とともに「ブラボー」と拍手を送っていたかも・・・。
あ、『おっさんずラブ』を観ていなかった人にはワケわからない妄想記述ですみません(笑)。

ともあれ、想定外に素晴らしいステージでした。
僕は一応ギターをやるから、今回はずいぶん得をしていると思います。今までのバンドスタイルでは絶対気づけないような演奏の機微が手にとるように分かる!
これを神席で観たら一体どうなっちゃうの?ってくらい。いやいやそれは贅沢ってものですが。

あとね、今回セットリストがアンコール含めて全18曲。これまでと比べて演目が減りましたよね。
OLD GUYSの体力を慮って、という面ももしかしたらあるかもしれないけど(このスタイルでの2人の疲労度合はバンド時代からさらに増していると思われます)、僕はこの曲数、「ツアー途中での複数回のセトリ一部変更」への布石と見ましたよ。
バンド・スタイルなら難しいこのアイデアも、柴山さんと2人なら可能なんです。
リハでは他の曲も試し斬りを済ませ、ジュリーと柴山さんはあっと驚く隠し球を用意しているんじゃないか・・・とりあえず大きな会場、個人的には僕自身が参加するさいたまスーパーアリーナでのサプライズ披露に期待していますが果たして・・・?

さぁ、枕はこのくらいにしまして・・・それでは開演!


~オープニング~
everyday Joe」(スクリーン上映)

客席の照明が落ちて、大きな拍手の中をまずはスルスルとスクリーンが降りてきました。この仕掛けは50周年ツアーと同じですねぇ。
始まったBGMは「everyday Joe」。
ステージから遠い西スタンド奥手にいた僕は一瞬「生演奏か?」と思ってしまったんです。
そう、アルバム『耒タルベキ素敵』のそれとは違う音・・・スクリーンの後ろで今柴山さんがこのギターを弾いてるんじゃないか、と。でも、ジュリーのヴォーカルが始まってBGMと分かりました。機械処理の再生エフェクトがかかっていましたからね。

もしこのBGM、ギターを柴山さんが弾いて録ったテイクだとすれば、ツアー前のジュリーのリハで仕込んだ音源と考えるのが自然。
ただし、ジュリーのヴォーカルは2000年のオリジナルテイクを加工しているようにも聴こえました。ですから、アルバムのマスター音源に誰かが(柴山さん?白井さん?)改めてギター・トラックを1本オーバーダブし、既成のヴォーカル・トラックにセンドリターンのエフェクトを施してバランスを馴染ませたニュー・リミックスである可能性も考えられます。

いずれにしても、僕はジュリーのこの選曲にはニヤリとしてしまいましたよ。
もちろん、終演後のBGM「JAST A MAN」が堯之さんへの想いを託したものであるなら、この「everyday Joe」はかまやつさんへの想いを込めた選曲・・・その意味はあるでしょう。しかし重要なのは、今回が70YEARS LIVE、「古稀」記念のツアーだということ。
古稀と言えば紫。そして「everyday Joe」と言えばオマージュ元はジミ・ヘンドリックスの代表曲「紫のけむり」(「パープル・ヘイズ」)です。セヴンス・シャープ・ナインスといういわゆる「ジミヘン・コード」が炸裂する紫色のロック。ジュリーの茶目っ気たっぷりな選曲で、記念すべき古稀ツアーが始まるわけです。

で、スクリーン上映の内容は・・・ジュリーと柴山さんの絆と歴史、と言うにはあまりにもラブラブ構成による「OLD GUYS ROCK」なお2人の動画集。
新郎新婦入場前の前説代わり(?)の映像に会場からも祝福の拍手と悲鳴が(笑)。
ちなみに僕は真横からなんとか映像を観ることができていましたが、これステージ後方席(北西、北、北東の各スタンド)からは見えてるの?と心配に。
後から先輩に聞いたところによれば、反転だったけどちゃんと観られた、とのこと。その先輩はギターを弾く方なので「サウスポー・スタイルの柴山さんの映像に萌えた」のだそうです。

最後に「でで~ん!」と『OLD GUYS ROCK』の文字が浮かび上がり、いよいよ新郎新婦入場・・・じゃなくて古稀ツアーのステージ、セトリ本編が始まります!


1曲目「
カサブランカ・ダンディ

Royal

登場したジュリーの衣装をひと言で表すなら「道化」。「見世物上等」な古稀ロッカー、堂々の降臨です。
その意味でも1曲目が「カサブランカ・ダンディ」というのは最適。ジュリーは先の50周年ツアーの時から今回の古稀ツアーの構成まで見据えていて、この曲を温存していたとしか思えません。
ちなみに今セットリストはアンコールのオマケ2曲以外、50周年ツアーとの重複は無し!と言うか「シングル曲」はセトリ本編ではこれと「あなただけでいい」の2曲のみという・・・正に冒険、チャレンジのステージ。この先エンドレスの歌人生をしっかり考えているからこそできることなのでしょう。

先述の通り、今回は全演目を打ち込みなどに頼ることなく柴山さんが1人でリード・パートとバッキング・パートを入れ替わり立ち替わりの大活躍。
この曲では見事にハーフタイム・シャッフルのビートをギター1本で再現しています。
間奏ではそれぞれの小節の4拍目或いは4拍目裏にミュート・カッティングを1発入れることで、フィル感覚も網羅。いやぁこんなことができるものなんですねぇ。

2曲目「
彼女はデリケート

Gsiloveyou

続くこの曲がまたヤバイ!
イントロが始まるか否か、というタイミングで2人がステージ前方にカッ飛んできて、お馴染みの「その場駆け足」から始まります。

ギター1本の伴奏になってもこの高速エイト・ビート・ナンバーをあのリフ弾きながら駆け足できるものなのか、とただただ柴山さんのスキルに驚くばかり。
手抜きが無いんですよ。「カサブランカ・ダンディ」同様オリジナル音源のリフをまったく崩さず忠実に再現するのです。まずは楽曲へのリスペクト、深い理解度。そこでものを言うのが柴山さんの的確なテクニックと、ジュリーと共に歩んだキャリア。ギター1本で聴くことによって改めて思い知らされます。

ジュリーLIVEでは定番の曲ですからお客さんも心得ていて、Bメロでは手拍子が「2、1」に変化。みなさま、さすがです。
初日この曲でのジュリーは、僕が初めて参加した『ジュリー祭り』を思い出させてくれるような熱演、熱唱だったと思います。やることてんこ盛りで忙しいけど、問答無用に迸っている、というあの感覚が甦りました。


3曲目「お前なら」

Julie4

この曲の前に短いMCがありました。「70歳です!」と言って大きな拍手を浴びた年齢の話の際には、現政府の政策(と言うか煽動ですな)をひと刺しチクリと。

で、MCのほとんどは登場時にいきなり外れてしまった紫の襟飾り(?)をジュリーが改めて装着し直す、という時間に費やされました。
首の後ろでホックを止める仕様らしく、「ちょっと待ってね」と可愛らしくお客さんにお詫びしながら悪戦苦闘のジュリー。無事止まったと思ったら「裏表やった!」と。もう一度外してからさらに正しくつけ直すと大歓声。
翌日お会いしたジュリー道の師匠が仰るには、「男性で後ろのホックを自力で止められるっていうのは、さすがジュリー」とのこと。確かに、僕は無理だろうなぁ。

さて、続く3曲目が予想だにしていなかったサプライズ・ナンバー「お前なら」。イントロ1発でそれと分かり、隣のカミさんに「これはレアやで!」と。

個人的に、すべてのジュリー・オリジナル・アルバムの中で「ギターの音が一番好き」な作品が『JULIE Ⅳ~今、僕は倖せです』。つまり僕はジュリーの音源制作に携わった歴代のギタリストの中では堯之さんが最も好み、ということになりましょう。
しかし、全時代のジュリー・ナンバー、幾多の名曲、レア曲含めたステージ再現力となればやはり柴山さんです。例えば「お前なら」の堯之さんのギターは非常に特徴的で、「こう弾かなければこの曲にはならない」というほど絶対のアレンジ。今回の柴山さんの完コピ再現には楽曲への確かな理解と、オリジナル・アレンジへのリスペクトが感じられます。
柴山さんもこれは初めて弾く曲だったと思いますから、リハの段階から気合が入ったでしょうね。

作詞・作曲・ジュリー。「いかにも」なカッコイイ曲です。曲想としては「ブルース」ですが、通常のブルース・パターンとは違う独創性がジュリー作曲の真骨頂。
そして歌詞・・・この古稀ツアーで歌われると、ジュリー自身の鼓舞のようでもあり、柴山さんへの信頼、親愛の情を込めた選曲のようでもあり、また被災地への祈り歌、エールのようでもあります。
ただ元々のオリジナル・リリースの作詞の時点では、72年と言う時期的にもジュリーからショーケンに捧げた曲なのかな、と僕は推測しています。そのあたりは後日”セットリストを振り返る”シリーズとして楽曲お題の記事で書かせて頂きます。


4曲目「
F. A. P. P.

38

これはイントロだけでは何の曲か分かりませんでした。ワン・コード(「E」)のストロークでしたからね。ジュリーが歌い始めて「あぁ、これか!」と。

それにしても、改めて何と複雑でクオリティーの高い展開のポップチューンでしょうか。
サビのイ長調への転調、突き抜ける高音。柴山さんはこの曲ではジュリーの音域に合わせてフレットどりをしていたと思うんです。「C#7」を普通あんな高い位置では弾かない・・・でも2人だけのステージ、伴奏がギター1本ならばそれは必要なことなのでしょう。ギター1本の伴奏と言っても、ただコードを鳴らせばいい、ということではないのだと感じ入ります。
徹底的に主役に合わせ、主役を立てる万能ギタリスト。やっぱりこのスタイル、ジュリーの相方が柴山さん以外では成り立たないですね。

「F.A.P.P.」はジュリーの歌詞のテーマ性から色眼鏡で見られることもありえる曲かもしれません。しかしこのメロディー、このコード進行、転調、構成の素晴らしさは図抜けて斬新であり、しかもポップです。
後で歌われた「ロイヤル・ピーチ」についてもそれは同様で、作曲家・柴山和彦の真髄を知らしめてくれるギター1本の演奏でした。
こうなると、「FRIDAYS VOICE」もこのスタイルで是非体感したい・・・ジュリー、来年お願いします!

5曲目「
あなただけでいい

Acollection

こちらはイントロですぐ分かりましたよね。柴山さんが「ミ~、ソシミ~♪」と弾いてくれましたから。
イントロなど伴奏部では、このオリジナル音源のギター・フレーズを上弦で単音弾き、同時にバッキングの和音を下弦で刻む・・・ディストーションを効かせた演奏は理屈はアルペジオに似ていますが奏法としては違います。練り込んでいますよ~。
しかもこれ3連ですから!(ちなみに今回の柴山さんの「あなただけでいい」のイントロと同じ音階、刻みをエイト・ビートに転換すると「バタフライ革命」に変身します。このあたりが「ギター1本」の面白さです)

ジュリーはエンディングで「ラララ、ララララ~ああ~おっ!」のシャウトも再現。
「カサブランカ・ダンディ」と同じく50周年ツアーのセトリとは重複しないシングル曲・・・『ジュリー祭り』以来10年ぶりに生で聴けた「あなただけでいい」のジュリーの絶唱に僕は大満足です。


6曲目「風は知らない

Tigerssingle

今ツアーの柴山さんのギターは、レスポール、テレキャス(結城に参加された先輩からテレキャスは2種使用していたとの情報を得ていますが、武道館では僕はそこまで気づけませんでした)、そしてアコギ。
今セ トリで柴山さんがアコギを弾くのはこの「風は知らない」ただ1曲ですが(個人的にはもう1、2曲あっても良かったかなぁ、と考えています)、来年以降どんな曲で柴山さんがアコギを使ってくるのか、その比率は上がってくるのか・・・楽しみにしています。

今回の「風は知らない」はリズムとしては1拍目、2拍目の裏、4拍目にアクセントをつけるアレンジで、オリジナルよりは『ジュリー祭り』でのボ・ディドリー的解釈に近かったです。イントロの単音は「Gm→Am」のコードトーンで構成されていたはず(初日はイントロだけでは何の曲か分からなかったので記憶が曖昧)。

2日前に亡くなられた先輩の告別式が武道館の翌日で、式場ではタイガース・ナンバー6曲がずっと流れていたのですが、その中に「風は知らない」も含まれていました。聞けば、最後の入院の際に娘さんがダウンロードを頼まれたタイガースの6曲を、お別れの曲として選ばれたのだそうです。
前日武道館で聴いたばかりのジュリーの歌声が甦り、僕はこの曲が流れるたびに必死で涙を堪えました。
岩谷さんの紡いだ「風」というフレーズをこれほど切実に、身近に感じた日はありませんでした・・・。

7曲目「
雨だれの挽歌

Love

ジュリーとしては音楽劇への感謝を込めた選曲だったのでしょうか・・・アルバム『LOVE~愛とは不幸をおそれないこと』を日頃から阿久さんの最高傑作とあちこちで称えまくっている僕としては、これはもう素晴らしいビッグ・サプライズでした。まさか古稀ツアーでこの曲がセットリスト入りするとは。
これはYOKO君のスーパーダイブ曲でもあります。さぁ来い、さいたまスーパーアリーナ最上段席!(笑)

それにしても、レスポールで奏でられるイントロ・フレーズの説得力が凄まじい。
単音メインでもしっかりバッキングのコード構成音も鳴ってるし(←このあたりはバンド体制だと気づけないことです)、柴山さんの再現力に改めて脱帽です。
歌メロ部の要所要所で繰り出されるテンション・コードの響きも素晴らしく・・・さすがに武道館のスタンドからはしっかり確認できませんでしたが、「C#dim」は5弦4フレットをルートにするフォームだったんじゃないかな。

そしてジュリー圧巻のヴォーカル・・・隣のカミさんが「いきなり声が若返った!」と驚嘆していたくらいです。
大野さんの王道イ短調のメロディーが、過去現在未来、ジュリーの喉にピッタリ合うのでしょうね。

8曲目「
ISONOMIA

Isonomia

開演前に男子トイレを探してウロウロしていたら、依知川さんにバッタリ。「うわあっ!」と思いつつも恥ずかしくて声はかけられず、無念でした。

依知川さんは南スタンド最前列でステージを観ていらしたのですが、この「ISONOMIA」を聴いている間、依知川さんの様子が気になって気になって(笑)。
これは昨年お正月、そして50周年ツアーと、依知川さんが手拍子をリードしてくれた印象が強く残っている曲でした。さすがに依知川さん、この日客席で大きなアクションは見せていらっしゃらない様子・・・でもファンはみな依知川さん直伝の手拍子の変化を覚えているものですねぇ。2つ打ちの箇所が見事揃っていました。

ジュリーはサビ最後の「ISONOMIA♪」をオリジナルのメロディーとは変えて、1番、2番、3番すべての語尾を3番の最高音パートで歌いました。
「支配し易い国民を作る」という現在の政権の方向性に、ガツン!と「ISONOMIA」のフレーズを声を上げてお見舞いしたかったのではないでしょうか。


9曲目「我が窮状

Rocknrollmarch


開演前のセッティングで今ツアーが柴山さんとの2人体制だと分かり、「ピアノメインの曲をどんなふうに弾いてくれるんだろう?」と僕は興味津々で本番のセトリを追っていました(「我が窮状」と「un democratic love」をセトリ有力候補と考えていましたから)。

いつものツアー初日のように曲順を数えて覚えていって、さぁ9曲目。多くのみなさま同様に「来るならここだ!」と待ち構えていた「我が窮状」。
いやぁ柴山さん、素晴らしい「完コピ」でしたね~。
ピアノ独特の和音をアルペジオで見事に再現。親指は1拍目と3拍目でルート弾き。中指と薬指はそれぞれ2弦、1弦にあてがい、表拍で同時に鳴らします。そしてそれらを追いかけるように弱拍で弾く単音がひとさし指。
この曲は2拍ずつコードが変わっていく進行が頻繁に登場するので、これがドンピシャの奏法となります。こうして的確に提示されると、「柴山さん、素晴らしい!」としか言葉がありません。

さらにジュリーが1番を歌い終えた最初の短い伴奏部に入る瞬間、柴山さんはトグルスイッチ(ピックアップをセレクトする部位)でフロントとリアを切り替えた!
これぞギター1本ならではの表現・・・ガラリと音の雰囲気が変わったことで、心の耳に荘厳なコーラスが届いてくるかのようでした。

ジュリーの歌声はピアノ1本の時と変わらず清らかで、確か並行移調の伴奏部だったと思うけど、北スタンドの方を向いて指揮をしてたなぁ。
「声なき声よ集え」ということでしょうか。初日、一番胸に残った素敵なシーンでした。


10曲目「屋久島 MAY

Oldguysrock

「ここから今年の新曲を歌います。新曲と言っても4曲だけですが・・・」とジュリー。
毎年のツアーでは、新譜収録曲をどんな順番で歌うのか、というのが初日の大きな楽しみのひとつ。柴山さんが構えたのはレスポールだったので僕は「とりあえず屋久島MAY以外のどれかだな!」と思ったのですが・・・何と始まったイントロは「屋久島MAY」のあのロング・サスティンだったので仰天しました。楽曲お題の記事で書いた通り、僕はこの曲の柴山さんのサスティンはフェルナンデスだとばかり思い込んでいたからです。
ちなみにCDでは2トラックのギターを別録りしています。イントロ、アウトロがフェルナンデスで、歌メロ部のバッキングがテレキャスだと僕は聴き取りました。

ところが武道館のステージで柴山さんはその両方をレスポールで弾いた~!
もちろんCDとLIVEが同じギターとは限りませんが、聴こえてきたレスポールの音色は正真正銘CDそのままの音・・・きっとCD音源の方も2トラックともレスポールでのレコーディングなのでしょう。これには参りました。
柴山マジックここにあり!

柴山さんは「Hu~♪」のコーラスも担当。
ジュリーのヴォーカルはどこまでも穏やかで、のどかで、壮大で・・・やはりこれは平和と自然の歌。
普段から仲良くしてくださる先輩が新譜リリース時に「ISONOMIA」を連想していらしたのも頷けます。今セットリスト8曲目からの「ISONOMIA」→「我が窮状」→「屋久島MAY」の流れは、この国の本当の「豊かさ」を歌い、伝えてくれているんだなぁと思いました。


11曲目「
ロイヤル・ピーチ

Oldguysrock_2

新譜については、CDそのままの音を完璧に再現してくれる・・・「屋久島MAY」でそう分かりいよいよ続く曲が楽しみになったところで、個人的には今年の新曲の中で最も好きになった「ロイヤル・ピーチ」のイントロ。自分でも何度弾いてみたか知れないクリシェ進行は、柴山さんが奏でればこそ綿密さが際立ち、美しい進行とフレット使いに惚れ惚れします。

それに何と言ってもこれはジュリーのヴォーカル。Aメロは低音域で訥々と、サビは一転高音域で、それでも張り上げるような感じではなく優しさと悲しみが入り交じった素晴らしいトーン、声の波動です。
考察記事で書いた通り、僕はこの曲に自らの「反差別」の意思を重ねます。心の痛みを抱えつつ生きる人の負けじ魂をジュリーが歌ってくれているようにも感じました。個人的な受け取り方なのでしょうけど・・・。

最後のヴァースの前にギターが止みジュリーの歌声だけが残り、そして再びギターが戻ってくるあの瞬間・・・遠く離れたスタンドから観ているはずのステージが、その時だけとても近くに感じました。

12曲目「
核なき世界

Oldguysrock_3

初日のジュリーは、歌詞を忘れて空白ののちに早口で追いかけてくる、というシーンはありませんでしたが、細かいところで前後が入れ替わったり、オリジナルとは違うフレーズを歌うことは何度かありました。
その中で僕が強く印象に残ったのがこの「核なき世界」の冒頭の歌詞でした。ジュリーは「東京の真ん中に」を「東京の国会に」と変えて歌ったのです。
故意だったと思います。ジュリーがこの曲を「捧げたい」人達が一層ハッキリしましたね。
例えば国が「成長戦略」と位置づけた原発の輸出。相手国の法整備などは国が調査するものの「安全である」とは言わない仕組みになっているわけです。万一輸出先の現地で重大な事故が起こったら、企業に「丸投げイイネ」となる・・・。
国はみんなを護りはしない。一事が万事。
ジュリーが「福島へのKURIOS」を歌う所以です。

「YEAH!」の瞬間は客席にも照明が射します。ツアーが進むに連れ、ジュリーと一緒にシャウトするお客さんの声も上がってくるのかな。
エンディングでは柴山さんのフィードバックも炸裂。テーマ性の深さ、楽曲の緻密さと共に、突き抜けるハートを持つ2人のOLD GUYSの熱演が鳥肌ものです。


13曲目「
グショグショ ワッショイ

Oldguysrock_4

「屋久島MAY」「ロイヤル・ピーチ」「核なき世界」と柴山さんはここまで新譜の3曲をレスポールで通しましたが、ここでギターをチェンジ。「いよいよ満を持してSGか?」と思ったらローディーさんから受け取ったのがテレキャスで。「屋久島MAY」のレスポールほどではなかったにせよ、意表を突かれました。

でも演奏が始まると大いに納得。
とにかくセーハ・コードの横移動がダイナミック。つまり高い位置でかき鳴らすシーンが多く、テレキャス独特のブラッシング音(「じゃ~んじゃ~じゃ、ちゅく、じゃ~んじゃ♪」の「ちゅく♪」ね)が最大限生かされます。
例えば「C」は3フレットではなく8フレット。
そうしておいて、ヴォーカル直前の単音をロー・ポジションで弾くのがカッコイイのです。
テレキャスのローポジの単音って、独特の「薄さ」(←これは絶賛しているんですよ!)があって、柴山さんがあのフレーズを弾くと驚くほどに流麗。これらのコンビネーションが「グショグショ ワッショイ」の「ギター1本でこの完成度!」の秘密だったんですね。作曲者でもある柴山さんの拘りだと思います。

悔やまれるのは、遠目からジュリーのアクションと柴山さんのギターに見とれていたせいか、僕はサビのコーラスの記憶がないのです(泣)。
柴山さんが「ワッショイ!」ってやってましたか?それとも無音だった?はたまた、コンソールから飛び道具が炸裂してた?
8月の和光市公演ではしっかり確認したいです。


14曲目「A・C・B

Kitarubeki

新譜4曲の披露も終わり、さぁ次は何が来る?と思う間もなく始まったイントロ。
こ、これをギター1本でやるか~!と驚かされた1曲です。LIVE定番曲ではありますが、「A・C・B」って高速のスウィング・シャッフルじゃないですか。裏打ちのビートを刻むリズム・セクションが不在、というのはあまりにハードルが高いのでは?

・・・とんだ杞憂でした。参りました。
ジュリーと柴山さん、そして武道館に集結されたジュリーファンのみなさま、素晴らしい!曲の最初から最後まで狂いなく繰り出される手拍子に感動。
この曲は要所で4拍目の裏から「突っ込む」タイミングのアクセントがあって、「裏」と「表」が入れ替わるフェイクがあるんです。僕なんかはリズムを頭で考えてしまう方だから、分かっていても「おっとっと!」となる・・・でも先達のファンのみなさまはそんな時でもモノともしないんですね。
正確なスウィング・ビートでステージを彩っていたのは、間違いなくみなさまの手拍子だったと思います。

「乗り損ねてはイカン!」と懸命についてゆくだけだった僕は、あろうことか一番重要な歌詞部・・・「2000年でもくたばってなかった♪」を古稀ジュリーがどのように変えて歌ったかを聴き逃してしまいました(泣)。
誰か教えて~!

15曲目「
マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!

Samosutatto

ギター1本の伴奏で難易度の
高い曲が続きます。
でも「A・C・B」同様、「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!」はジュリー自身が大好きな曲で、この先もずっと歌っていきたいと考えているはず。新たなスタートに立った今、セトリ入りは必然だったでしょう。
いよいよもってこのギター1本体制、決断したジュリーも凄いし引き受けた柴山さんも本当に凄い。

実は僕はこの曲についても、初日は演奏面を色々と見逃してしまっています。今回ジュリーが一緒にハミングしているテーマ・メロディーのギターも、目で柴山さんを追うタイミングを逸しました。
これはギター1本だと相当難しい。何故って、途中に1音上がりの転調があるからです。同じポジション移動の長尺の単音を、2フレットぶんずらして複数回弾く、というのがね・・・運指ではなく、スケールどりが大変。

僕は今51歳ですが、年々「目の老化」を自覚させられる日々です。ギターを弾く際でも、明るい場所なら良いけど暗いとフレットの位置がずれちゃったり。
ギタリストはヴォーカリストと違って技術の衰えは無い、と言われますが(まぁジュリーについてはヴォーカリストですけど衰え知らず!)、世間のベテラン名ギタリスト達を唯一悩ませているのが「目」の老化なのですな~。指は動いてもハイ・フレットの位置が照明の加減によってはぼやけてしまう・・・。
柴山さんにも当然それは起こっているでしょう。
武道館以降の会場にご参加のみなさまの情報によれば、ジュリーはこの曲で(テーマ・フレーズ部を)「一緒に歌って!」とお客さんにリクエストしているそうですね。僕も今後の参加会場では応えなければ・・・そこにはジュリーの柴山さんへの配慮も込められていると想像できますから。
その上で「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!」の1音上がりを柴山さんは初日武道館でも平然と弾いていたに違いない。見逃したのが悔やまれます。
ギターが通常のチューニングだったとすれば、この日の柴山さんのフォームはオリジナル音源通りの変イ長調→変ロ長調、そこは確認できました。ジュリーの高音適性、畏るべし!

もうひとつ聴き逃したのは、白井さんが「ヒア・カムズ・ザ・サン」へのオマージュを採用したと思われる「一瞬アルペジオ」部を柴山さんがどう弾いていたのか。
「自慢の君がいる~♪」の直後ですから、どうしてもそっちに集中しちゃうんですよねぇ。和光市では気合入れてチェックしたいです。
ともあれ、「俺はまだまだ歌いつくしてない!」とのジュリーの決意表明、頼もしいばかりですね。


16曲目「Don't be afraid to LOVE

Panorama

これがまた新鮮でした。この曲はオリジナル音源ではエレキギターが一瞬しか登場しません。本当に一瞬で、しかも効果音のようなパートですから、「エレキギターが入っていない曲」と認識されているファンがいらしても不思議ではないと思っています。
そんな曲、しかも思い入れの深いであろう自作詞の名バラードを柴山さんのエレキ1本で歌うジュリー。歌もギターも、キラキラと輝くような名演でした。

あと、この曲は照明の演出が特に素晴らしかったです。広い広い武道館に光の雫が次々に舞い落ちてくるような・・・これはアリーナよりスタンドの方が感動も大きかったんじゃないかなぁ。

ここまで16曲。
曲数をカウントしていた僕は歌い終えたジュリーが深々と礼をして一度ステージから去っていくのを観て「あれっ、本編終わり?早いなぁ」と驚きはしましたが、ギター1本体制での演者の負荷も踏まえ、素晴らしいバランスの本編セトリの流れだった、とも思いました。
ただの1曲も50周年ツアーのセットリストとは重複しない渾身の選曲。「今」ジュリーが歌いたいラインナップ。そしてきっとアンコールでは50周年ツアーでも歌われた「お馴染みの曲」が来るだろう、と予想しました。
ただ、「今回も事前に記事に書いたツアー・セトリ予想は全敗か~、と(笑)。
毎度のことながら、ジュリーの考え、選曲、手法は僕レベルでは予測不能。この良い意味での「裏切られ感」こそがジュリーLIVEの中毒性なのかもしれません。


~アンコール~

17曲目「
ROCK'N ROLL MARCH

Rocknrollmarch_2

再入場したジュリー2着目の衣装に拍手とどよめきが。いやぁこの衣裳は話題になっていますね~。
終演後に「スコットランドのキルトだったよね!」と先輩方と盛り上がりましたが、先の伊勢崎公演でジュリーから「この(2着目の)衣装は自分のリクエスト」であったことが明かされたとか。
夏が大好きだけど暑がりのジュリー、「下半身が涼しそうだな」と思ったのかな?
それにしても、あのスカートの内部がどうなっているのか、女性ファンならずとも(笑)気になるところです。翻した時のチラリを見越して、カッコ良いトランクスをはいてる?でもジュリーはブリーフ派だと聞きますし・・・。
まぁタケジさんのことですから細部まで丁寧に作りこみ、薄い裏生地のインナーパンツ仕様かな?

アンコール前のMCは、おそらく今月いっぱいくらいまでは各会場でジュリーから今回のギター1本体制決行についての動機、詳細が語られるでしょう。
僕はツアー初日早々にそれが聞けて大いにジュリーの決断、柴山さんの心意気へのリスペクトが高まりましたが、これはみなさまそれぞれの参加会場で直に聞かれた方が良いかと思います。

いつものように初日の大会場はMCも短め(それでも結構お話してくれていますが)に、「オマケです!」からのイントロは「ROCK'N ROLL MARCH」。ここでようやく50周年ツアー・セットリストと重複。
予想はできていましたが、それにしてもこの曲までギター1本でブチかますとは・・・。
でも考えてみればこれはコード・リフですからね。ギターという楽器の破壊力、ロック・ナンバーの説得力・・・演奏パートの数は問わないかもしれませんね。
柴山さんはちゃんと、オリジナル音源で他の楽器が噛んでくる箇所から弾き方を変えたりしていますから、個人的には身体への馴染みも早かったかな。

間奏後の「tu、tu、tu・・・」の箇所はちょっと短くなっていましたか?これも次の和光市で確認しなきゃ。

18曲目「
ヤマトより愛をこめて

Konndohakareina_2

大トリはこの曲。ジュリーの歌で、ツアー2日前に亡くなられた先輩を思い出してしまいました・・・。
ジュリーの「今はさらばと言わせないでくれ♪」のリフレインについて後日、告別式をご一緒したもう1人の先輩が仰っていました。彼女はきっと、最後の「ヤマトより愛をこめて」を歌うジュリーに大満足しながら、フワフワと上から私達のことを見て笑っていたわよ、と。
そうだといいなぁ、と思いました。

柴山さんがピアノの代わりにギター・アルペジオで再現する「ヤマトより愛をこめて」は、僕もDVD『CROQUEMADAME & HOTCAKES』で仮体験していました。今回はその時とも少し違って、本来のギター・パートを追いかけるピアノの裏メロまで単音で弾くのですから、さらに進化しています。
僕はこの曲にはこれまでGRACE姉さんのドラムスに思い入れがあったのですが、柴山さんは複音の1~3弦同時弾きでその4ビートまで一部ですが表現してくれました。流行りの言い方をするなら「そんなん、できひんやん普通・・・言うといてや、できるんやったら!」と。実際にこの目この耳でこの素晴らしい演奏に触れて、参りましたよ本当に。

確かに僕はこの古稀ツアー、バンドを引き連れて怒涛に駆け抜けるジュリーの姿を望んでいました。しかし何ですかこの途方もないOLD GUYS ROCKな2人。
まごうことなく冒険、まごうことなくド派手な歴史が今年、日本武道館から始まりました。記念すべき初日に立ち会えて幸せでした。
ただ、無事初日に参加できたことを「当たり前」と思うことのないよう・・・それだけは自戒したいです。


・終演BGM「JUST A MAN」

この曲がジュリーに捧げられた堯之さんの作品であることは、みなさまご存知でしょう。ここでは、今ツアーの終演BGMに「JUST A MAN」を選んだジュリーの気持ちに思いを馳せつつ、今年5月天国に旅立たれた堯之さんへの幾多書かれた世の追悼文の中で個人的に群を抜いて素晴らしいと思ったものを2つ、改めてみなさまにお勧めしておきたいと思います。

まずは『ロックジェット VOl.73』。「遠い旅」と題してライターの高柳和富さんが執筆された追悼記事は、ジュリーの歴史について深い知識と愛情を持つ大先輩だからこそ書ける「本物」の文章。付け焼刃の情報収集だけで書かれたものとは完全に一線を画します。
扉の堯之さんのショットもとても素敵で、さすがは『ロックジェット』という永久保存版。
高柳さんとは昨年ひょんなことでご縁を賜り、最新の寄稿を楽しみにしていたのですが、まさかそれが堯之さんへの追悼文となってしまうとは・・・。

もうひとつ、こちらはお母さんやお姉さんの影響でジュリー興味を持たれたという作家さんのブログで、周囲の先輩方も大絶賛の『からすの落墨ブログ』さん。
堯之さんの旅立ちを受けて「GS残党<PYG>シリーズ」と銘打ち複数の記事を執筆されていますが、僕がその中で最も強く感銘を受けたのが、大野さんをメインに書かれたこちらの記事
ここで綴られている堯之さんの人柄と苦悩は、後追いファンの勉強の末に築かれた僕の中の堯之さんの魅力、イメージとズバリ重なるものでした。
僕自身はこの記事中の分類で例えさせて頂くならば、音楽への姿勢は「タイプ②」なんですけど(とは言え大野さんと違って僕は「天才」には程遠い「努力」型ではあるんですけどね)、YOKO君はじめ周囲の音楽仲間はことごとく「タイプ①」、自らのポリシーに合わないことはやらない、突き詰めて音の動機や対世間を考えるという求道者揃いで、そんな一見気難しい「タイプ①」を、一見能天気で自由な「タイプ②」が心から必要としている、という関係性はとてもよく分かるのです。

柴山さんが今回テレキャスをメインに使用したことは、堯之さんへの追悼とリスペクトを表したもの、と考えることもできそうです。
幾多ひしめく名ギタリストの中にあって、堯之さんは決して、突出して「上手い」ギタリストではありません。「上手さ」で言うなら柴山さんや速水さんの方が上。
(とは言え、素人からすると到底及びもつかぬ技量の持ち主であることは当然です)
しかし、例えばニール・ヤングのエレキギターの単音を誰も「上手い」とは言わないけれど、オンリーワンの音として多くの同業者、ファンから絶大な信頼とリスペクトを集めています。堯之さんはこの日本においては非常に稀有な、ニールのようなオンリー・ワン・スタイルのレジェンド・ギタリストなんですよね。「ビジネス」が絡む際の反骨心もニールと共通しています。
以前、確か拙ブログ本館のコメントだったかと思いますが、70年代初めくらいに堯之さんがジュリーファンにニール・ヤングを聴くよう勧めていたことがあった、と先輩から教わりました。目からウロコのお話でした。
(後註:このお話を教えてくださった先輩からご連絡を頂きました。先輩にニール・ヤングを勧めてくれたのは速水さんだったそうです。堯之さんの一番弟子的な存在である速水さん、ニールのようなアーティストをジュリーファンに推薦するというのがまた、時代の特性もありましょうが大変興味そそられる逸話です)

今一度、堯之さんのご冥福をお祈りいたします。

☆    ☆    ☆

何十年か後に、世間では
「沢田研二という凄い歌手がいてな・・・70歳になってからしでかしたことがまたとんでもなかった!」
と語られる時が来るでしょう。いや、ジュリーならまだその時も現役で歌っているかな。100歳のバースデイ記念公演でバンドスタイル復活かもね!
僕はその時まで生きてはいないと思いますが。
とにかく、ジュリーの奇跡の歴史をこの先少しでも長く見届けていきたい・・・まずは今回の古稀ツアー、残された参加会場を大いに楽しみたいと思います。

みなさまも是非ご一緒に。
とりあえず「雨だれの挽歌」のイントロでスタンド最上段からアリーナにダイブするYOKO君を目撃したい方はさいたまスーパーアリーナに集合!(笑)

今ツアーはそのさいたまスーパーアリーナまでネタバレ我慢のYOKO君に配慮し、僕の次回参加会場である和光市公演レポートもこのside-Bに執筆します。
いつもより長めの別館開店期間、どうぞよろしくお願い申し上げます。またこちらでお会いしましょう!

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(2018-2019)OLD GUYS ROCK」カテゴリの記事

コメント

DYさま

大変な状況の中決行された岡山公演ですが
払い戻しと振替のお知らせが出てますね。
詳しくは沢田研二公式HPをご覧いただくとして
今回いらっしゃれなかった方もどこかに振り替え参加できたらいいなあと思ってます。

投稿: mimina | 2018年7月12日 (木) 22時15分

武道館に入場する前にお会い出来て良かったです
お話して別れた後に先に入場していた友人から「ドラムセットなどがありません」と報告を受けました。やっぱり~!!と確信しました。

今回のライブはジュリーとカズさんの壮大な(結婚(^_^))披露宴ですね。歌われるのも「お前なら」とか「あなただけでいい」とかねぇ
正直曲数が少なかったり選曲に弾けられないところに戸惑いましたが岡山で慣れました

どちらかが倒れるまで仲良くLIVEしていただきたい。それを見届ける覚悟は出来ました。

投稿: 月あかり | 2018年7月13日 (金) 09時00分

mimina様

ありがとうございます!

僕も昨日知りました。LIVEを決行し、来場できなかったお客さんには振替の対処・・・さすがジュリーとスタッフさんです。
岡山に参加できなかった方々が振替できますよう、そしてとにかく無事で、1日も早い日常に戻ることができますようお祈りします。

すみません、お返事一度切ります。

投稿: DYNAMITE | 2018年7月13日 (金) 09時40分

DYNAMITE様

大阪城ホール参戦してまいりました。
ファン歴が浅いせいなのか、今回のスタイルに全く違和感はありませんでした。とってもとってもカッコよかったです。
50周年からの参加なので、やっぱりフルコーラスで聴ける満足度は高いなあと思いました。ジュリーの声とカズさんのギターをじっくり堪能できました。
去年から猛烈な勢いでジュリーの曲を聴き込んでるので、私にとってはどれでもヒット曲、どの曲が来ても生で聴けるだけで大興奮です。特に「お前なら」が大好きなので嬉しかったです。カッコ良過ぎです!「雨だれの挽歌」も良かったです!
行く前は曲数が少ないかなと思いましたが、もともとThe Clashとか好きで、ぎゅっと詰まった短めのライブをカッコイイと思っちゃうので、ファンとしてはもうちょっとジュリーの声聴きたいけど、ライブとしては短くてカッケ〜!!!って感じでした(笑)1曲1曲が濃かったので大満足です。
1年前に若かりし日の動画でジュリー堕ちしましたが、今回の古希ジュリーを見て、私の目に狂いはなかった・・・と昨日から妙な満足感に浸っています(笑)

投稿: かあさん | 2018年7月13日 (金) 11時26分

月あかり様

ありがとうございます!

タイガースの武道館の時もそうでしたが、月あかり様とは広い会場でバッタリお会いできる確率が高いように思います。
開演前にお話も出ましたが、やはりギター1本でしたね~。セッティングを見た時は「どうなるんだろう」と不安もあったのですが、いやいや圧巻のステージでした。

これからジュリーはこのスタイルでずっと歌ってゆくのですね。
僕もしっかり見届ける覚悟です!

たびたびすみません。またお返事一度切ります。

投稿: DYNAMITE | 2018年7月15日 (日) 10時30分

かあさん様

ありがとうございます!

仰る通り、1曲をフルで聴ける満足感は僕も初日に再確認しました。「お前なら」「雨だれの挽歌」のサプライズの感動ものでした。
まだ調べきれていませんが、「お前なら」は長いファンの先輩方にとっても相当レアなセトリのはずです。僕ら新しいファンが今回体感できたことは奇跡に近いです!
やっぱり、ジュリーはこの詞を今柴山さんに捧げたかったのかなぁ?

かあさん様、クラッシュお好きですか~。今回のツアーのジュリーは近い雰囲気ありますね!

投稿: DYNAMITE | 2018年7月15日 (日) 18時03分

DY様

大阪城ホール、参戦してきました。

やっぱり、通常のツアーの規模の会場に最初に行っておいて良かったです。

ジュリーとしては、絶好調ではなく8割程度の喉の調子だったと思いますが、それでも、いやぁ、広い会場中に声が通る、通る。抜ける、抜ける。

8000人の大観衆を圧倒してました。

2013年から毎年1回、ジュリーliveに一緒に行っている会社の同僚の感想は、
「一体、どうやって、ギターを弾いているのか?音が薄いと感じない‼️」
とのことでした。

開演前には、「あの」大阪城ホールに立つジュリーを見たら、私は感極まるんじゃないかと思ってましたが、そんな感傷に浸る暇のないロックコンサートでした。

セトリは武道館と同じでしたが、セトリの入れ替えについての私の同僚の見解は、
「ギター1本だと、1からアレンジを考える必要があるんでかえって難しいんじゃないか?」
とのことでした。

次は、琵琶湖に参戦予定です。

投稿: Mr.K1968 | 2018年7月16日 (月) 12時49分

Mr.K1968様

ありがとうございます!

大坂城ホールは、「ツアー2度目の会場」として参加されたみなさまには特に評判が良くて羨ましく思います。

なるほど、お友達のお話もっともです。確かにほとんどの曲は「ギター1本」ヴァージョンに転換しなければなりませんからね。となると、ツアーは最後までこのセトリで通すことになりましょうか。

本当に、「あの」大坂城ホール、ですよねぇ。
またMr.K様とプロレスのお話がしたくなってきました。
そういえばマサ齊藤さんが亡くなられましたね。僕らにとって間違いなく偉大なレジェンドでした。ご冥福をお祈りしたいと思います・・・。

投稿: DYNAMITE | 2018年7月17日 (火) 17時48分

DY様 こんばんは

武道館アリーナ席入場一番乗りは、何を隠そうこの私でした。初めての体験はなかなか良いものでした。入場すると聞こえてきたBGMは、「ジュリアーナ」でその後すべて、フランス語曲と英語曲でしたので、ダイナマイト様も期待していた「candy」は、残念ながら本編から漏れてしまいましたね。

リハーサル曲は、「カサブランカ・ダンディ」から「グショグショ ワッショイ」までの13曲が聞けました。約1時間ノンストップで、しかも本気モード。声の張りが良く、カズさんのコーラスもばっちり。私は、「カサブランカ・ダンディ」のアレンジを聞いて、「これまで聞いたことの無いギターだけの演奏なのに、これはカッコイイなあ」と思いました。

ライブで初めて聞いた曲が2曲ありましたが、久々に「彼女はデリケート」と「マンジャーレ カンターレ アモーレ」が聞けて楽しかったです。そのせいかあの後から、Eテレのイタリア語講座を観て勉強しているんです。英語も話せないくせに良くやるよなと言い聞かせながら。

今回のセトリは、ジュリーとカズさんの歴史そのもの。ココロ期を除く「GS I LOVE YOU」から最新曲までで、前半が80年代まで、後半が90年代以降と分かりやすい構成。しかも「ジュリー祭り」をベースにした選曲とアレンジに聞こえました。私は何曲かのセトリ変更は難しくは無いと考えます。「風は知らない」を聞きながら、なぜかそんなことを考えていました。それに白井さんという最強のブレーンがいるではないですか。

先日、噂に聞いていた「織田信成ジュリー」をテレビで観ました。アイスショー静岡公演を地元テレビ局が中継していて偶然観ることができました。スピード感溢れるスケートと歌とバンドの生演奏にビックリしました。

投稿: BAT | 2018年7月18日 (水) 21時46分

BAT様

ありがとうございます!

うわ、そんなにブッ通しでリハやってましたか~。ネタバレしたくない派の僕としては、会場到着を遅らせて正解でした。とにかく「お前なら」「雨だれの挽歌」のサプライズが強烈でした。

事前にブログで書いていたように、僕は新バンド結成を期待していました。
しかしたとえそれが叶わなかったとしても、これほどのクオリティ-を見せつけられては、この先のジュリーの『OLD GUYS ROCK』な歌人生を応援せずには、見届けずにはいられません。

「カサブランカ・ダンディ」は1曲目ということもあって衝撃でしたね。
ギター1本の伴奏であのグルーヴは凄すぎます。

投稿: DYNAMITE | 2018年7月19日 (木) 15時38分

DY様

セトリ「変更」については、思慮深いジュリーのことですから、事前に準備している可能性があるというのが私の予想ですが、秋口から年明けの大会場ラッシュには、セトリの「追加」があるのではないかと希望的観測ももってます。

追伸
マサさん、残念でなりません。
いつもベストコンディションをキープしていた、本当の強さを感じさせてくれたレスラーでした。

私は、長州選手のスタイルは、ハンセン選手プラス、マサさんだったと思ってます。

あの、元祖垂直落下式バックドロップは、後続の使い手の追随を許さないものでした。

「ゴーフォーブロック」精神よ永遠に・・・合掌

投稿: Mr.K1968 | 2018年7月19日 (木) 22時12分

こんばんは

武道館では北スタンドだった為、カズさんを正面から見ることが出来なかったのですが、結城の良席から二人分の視線で見つめたせいか、カズさんのグレーのネクタイに水玉模様の穴をあけてしまったようです。

「グショグショワッショイ」のコーラスですが、カズさん、CDと同じコーラスしてましたよ。
「核なき世界」の♪YEAH!♪も叫んでました。
ゴリゴリでギュインギュインなギターを弾きながら、これまでと変わらずにコーラスをつけるカズさんに惚れ直してしまいました。

ツアー途中のセトリ変更は私もありだと思ってます。
再アレンジが必要な曲は、約半年の間に練ってきているだろうし、これまでのライブでもギター1本で歌ってきた曲もあるし、10公演毎に1曲づづ変更があったらおもしろいなと期待しているけど、難しいかしら。

投稿: ぴょんた | 2018年7月19日 (木) 23時17分

Mr.K1968様

ありがとうございます!

僕も、もしこの先セトリの変更や追加があるとしたら、ジュリーはそれをツアー前に考えていて、準備を済ませているのではないかと思っています。
いずれにしても、今後の参加会場を楽しみにしたいですね。

マサさんの存在なくして長州選手の大ブレイクが無かったことは間違いなく言えますよね。
追悼の記事ではやはり巌流島の猪木戦が大きく採り上げられています。もちろんそれには納得していますが、他にも思い出深い試合が多々ありますね。
個人的には、ヒールホールド1発で決めた小鹿戦を挙げてみたいですがいかがでしょうか?

ぴょんた様

ありがとうございます!

OLD GUYSのラブラブな道中は大盛況で続いているようですね~。
そうですか、柴山さん「ワッショイ!」とやってましたか!
これは次参加の和光市公演、聴き逃すわけにはいきません。

初日の僕の柴山さんの演奏ベストは、まず「我が窮状」、次いで「グショグショ ワッショイ」「カサブランカ・ダンディ」です。
でも、これもきっと参加会場によって変わるでしょう。セトリのことも含め、楽しみにしています!

投稿: DYNAMITE | 2018年7月20日 (金) 12時26分

DY様 こんにちは。

僕の初日まで あとちょうど2週間。まだまだジュリーの新たなるチャレンジを体感することができず、日々悶々としています。

DY様に教えていただいたセトリを通勤中や移動中の車の中で繰り返し聴いていますが、「カサブランカ・ダンディ」がこれまでと全く違って聴こえます。音源はCD「Julie Special~沢田研二シングルA面コレクション~」ですからいつも聴いてるものですが、何だかとっても感慨深く感動的なんです。それは「ボーギーボーギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた」「ボーギーボーギー あんたの時代はよかった 男のやせがまん 粋に見えたよ」のサビ部分。“ボ―ギー”に置き換えられる人がたくさんいて、何だかジュリーの気持ちを察して鳥肌が立つ感覚です。ボ―ギーに置き換えられる人は、あの当時のジュリー、阿久さん、加瀬さん、久世さん、尭之さん、かまやつさん…など、ジュリー落ちして間もない僕でも次から次へとジュリーと関連深い人の顔が浮かんできます。もちろん今も健在で元気な方々の顔も。こんなこと、僕の勝手な思い込みなのかもしれませんが、聴けば聴くほど 胸に迫るものがあります。歌っているのは1979年のジュリーなのに不思議です。8月3日は1曲目から感動にうち震えること間違いなしです。

しかしながら、新曲4曲とISONOMIA以外、まったくどんな曲としてステージで表現されるのか、僕には想像ができません。大いなる期待と、少なからずの不安を抱き、当日を迎えることになると思います。僕はまだセトリを再現した音源を聴いているに過ぎませんが、今回のセトリには並々ならぬジュリーの思いが込められているように感じられます。「OLD GUYS ROCK」早くこの目で耳でこの身体で、そしてこの心で体感したい!

投稿: goma | 2018年7月20日 (金) 19時51分

goma様

ありがとうございます!

なるほど・・・ネタバレしたくない派の僕にはこれまで思いつけなかったことですが、参加前に完璧にセトリを覚え込むと、参加後の舞い上がった状態よりもむしろセトリ全体へのジュリーの狙い、コンセプトが俯瞰できるかもしれませんね。

僕は今回のセトリには「あらためてLOVEと言おう」みたいなテーマを感じています。
で、ステージを見ているとそれが柴山さんに向けられた気持ちであるかのようにも聞こえてくるのが萌えどころ、でしょうか。
それでも本質的には変わらず普遍な「LOVE & PEACE」だとは思います。

goma様の初日までに、少しはこの暑さが落ち着きますように。

投稿: DYNAMITE | 2018年7月21日 (土) 09時39分

こんにちは。
A・C・Bの2000年でも〜のくだりは、
♪コキコキコキでも〜 クタバってなかった〜
と歌ってましたよー
大阪、結城でも同様でした。

ISONOMIA、我が窮状が挟まりましたが、屋久島MAYと続いて、
我が意を得たり!と嬉しくなりました〜

投稿: ちこ | 2018年7月21日 (土) 12時12分

ちこ様

ありがとうございます!

そんな面白いふうに変えてましたか~。
普通に語呂を考えるなら「なな。じゅっ・さいでも♪」かなぁと思っていましたが、「コキコキコキ」とは。次回はしっかりチェックします!

「ISONOMIA」「我が窮状」「屋久島MAY」の繋がりは、ちこ様のお言葉を思い出しましたよ~。
この国の宝を、豊穣の自然で挟んでいるのですね。

投稿: DYNAMITE | 2018年7月21日 (土) 12時44分

ちこ様

追伸です。
大坂では「古稀の時でも」と歌っていたようだ、という情報もあるようです!

投稿: DYNAMITE | 2018年7月21日 (土) 16時58分

ありゃ!
もしや、初日から♪古稀の時でも~だったのを
私が聞き間違えて、ずっと思い込みで聴いているのでしょうか?
それとも2パターンあるのかな?
次回しっかり確認してみます!
情報ありがとうございます。

投稿: ちこ | 2018年7月21日 (土) 19時08分

DY様

「A・C・B」の例の歌詞部については、岡山では「古稀の時」、大阪では、「古稀・古稀・古稀」と歌ってるように、私には聞こえましたが、果たして、どれが正しいのか(笑)

追伸
小鹿戦とは、これはまた意表をつかれました。
巌流島が大きく扱われるのは、いわゆる「ヒット曲」の対世間の役割なのでしょうね。
猪木戦なら、私はノーロープ戦の方が印象的ですが(笑)

投稿: Mr.K1968 | 2018年7月22日 (日) 11時59分

お久しぶりです!

地震や豪雨など西日本の災害、どこか心の片隅に影を落としつつも 武道館、城ホールと参戦いたしました。
DINAMAITE様にも色々なことがおありだったようで…心中お察しいたします。

ビキナーズラッグのごとく、割りと早い段階でカズさんとのツーショットを予想してしまいましたが、やはり初日は色々な意味で裏切りられましたね。御方の思う壺だったのでしょう(笑)
長いジュリ枯れの間、今までの分を少しでも取り戻すべく、たくさん聴き込んだおかげで、(イントロで)わからなかったのは2曲だけでした。それも悔しかったですけど(笑)
あまりにも膨大な曲数で、どこから手をつけていいのかわからない中、DINAMAITE様のブログを参考にさせていただいてました。とても感謝いたしております。

さてさて武道館から城ホールを経験いたしまして、『戸惑い』から『慣れ』ました!やはり大阪はいいですね♥️

次は滋賀です。今回は神席続いてます❗
いつでも私達の先の先を行かれる古稀の御方の音楽の世界に少しでも触れていければ…。私にとって素晴らしい時間です!
「このままどちらかが…」とのくだり、そこには私達ファンも(ちょっとだけ)入れてくださったような気がしてますけど、思い過ごしかしら?(笑)

今後も少しずつ変化あるかもしれないなと思わせる所もなんとなく感じました。古稀yearまだまだ目が離せませんね。

投稿: ようこ | 2018年7月22日 (日) 22時09分

ちこ様

ありがとうございます!

現時点で2パターンの可能性も考えられますが、僕も次回はしっかりチェックします!

Mr.K1968様

ありがとうございます!

こちらがうかうかしている間にジュリーが今後ヴァリエーションを増やしてくるかもしれませんね。

確かに巌流島は、対世間のマサさん最大の「ヒット曲」的な役割で報じられているしょう。
僕らマニアはどうしても「アルバム収録曲」に着目したくなると言いますか・・・(笑)。
負け試合ですが、ハシミコフ戦(ソ連軍団との5対5大将戦)なども印象深いです。

ようこ様

ありがとうございます!

怒涛のじゅり勉でLIVEに臨み、イントロで迷ってしまった時の悔しさ・・・分かります!
僕も『奇跡元年』あたりではまだ「知らない曲」がありました。懐かしい思い出です。

神席連続とは素晴らしい!
僕は先の50周年ツアーで席運に恵まれ過ぎましたので、今ツアーは席については無の境地です(笑)。

投稿: DYNAMITE | 2018年7月23日 (月) 15時19分

10月の横浜アリーナに行きます。柴山さんとの二人ツアーは古稀ツアーが終わっても 続くとDY様は思いますか?バンドでデヴューしバンドにこだわってきたジュリーが古稀ツアー後にどう活動するのか楽しみです。

投稿: クリングル | 2018年7月23日 (月) 20時42分

DY様

〉ハシミコフ戦(ソ連軍団との5対5大将戦)なども印象深いです。

同感ですが、これは、アルバム未収録のシングルB面ではないでしょうか?例えて言えば、「愛の嵐」のような(笑)

投稿: Mr.K1968 | 2018年7月24日 (火) 00時06分

クリングル様

ありがとうございます!

デビュー以来バンドスタイルにこだわってきたジュリーですが、武道館でのMCを聞いた感じですと、この先は柴山さんと2人体制でツアーに臨むのではないでしょうか。
少しでも長く歌ってゆくための決断でしょう。過去にあまり歌っていない楽曲への恩返しも考えていると思います。

それでも、特別なメモリアルイヤーでのバンド公演や、タイガースの再々結成は考えられますね!

すみません、お返事一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2018年7月24日 (火) 11時44分

Mr.K1968様

ありがとうございます!

マサさんのハシミコフ戦はシングルB面ですか~。
確かに!しかもCO-CoLO期というのがまた言いえて妙ですね。

しかし、そうなると小鹿戦は・・・LIVEアルバムにしか収録されていない、CD化もされていないカバー曲というのことに?

投稿: DYNAMITE | 2018年7月25日 (水) 09時30分

DY様

〉そうなると小鹿戦は・・

ドームでの他団体との対抗戦、対戦相手がメジャー、試合のインパクトという点から、企画物のカバーですが、オリジナルが有名ということで、「ACTニーノロータ」の「ボォラーレ」でいかがでしょうか?(笑)

琵琶湖が近づいてきました。楽しみです

投稿: Mr.K1968 | 2018年7月25日 (水) 20時44分

DY様 こんばんは。

レポ、ありがとうございます。
初日は「え、もう終わり?」くらい短く感じました。
スクリーンのカズさんは左利きだし、二人ともほとんど背中しか見えないし。
早く正面からリベンジしたいのに次回は北とぴあから八王子へ飛ばされまだまだ先です。
でも一階11列の松席なので楽しみです。
前回神席だったNHKホールは「指定席」に戻りましたが。

投稿: nekomodoki | 2018年7月25日 (水) 22時20分

Mr.K1968様

ありがとうございます!

なるほど合点です。
会場も大きく、対戦相手も昭和のレジェンドということが、原曲の知名度に重なるわけですね。

びわ湖ホールは忘れもしない、『3月8日の雲~カガヤケイノチ』ツアーを最前列で体感しました。
素晴らしい音響の会場です。期待して良いと思いますよ!

たびたびすみません、お返事一度切ります。

投稿: DYNAMITE | 2018年7月27日 (金) 17時34分

nekomodoki様

ありがとうございます!

僕も毎回ツアー初日は曲順とセトリを結びつけて覚えてゆくので、曲数を数えていて「えっ、ずいぶん減ったな」とは思いました。
これはジュリーがギター1本体制に加えて「今年からは曲数もこんな感じだよ」と表明してくれているようにも思えますし、何かひと仕掛け(セトリの途中変更など)あるようにも思えます。

いずれにしてもジュリーは僕らファンよりもずっと先を見て考える人です。すべてのことが「エンドレスで歌う」ために行われていることなのでしょう。
今ツアーのこの先、そして来年以降・・・目が離せませんね。

投稿: DYNAMITE | 2018年7月27日 (金) 21時50分

DY様、こんにちは。

行ってきました! 昨日の長良川国際会議場メインホール。

いやぁ~素晴らしかった!
ギター1本で あそこまでできるなんて。

無垢で無防備で剥き出し、まさに生身の歌と生身のギターによる渾身のステージでした。
50周年の時の[永遠に」のギターにとことんヤラれた僕なので、今回も柴山さんの織り成す音の世界に何度も鳥肌が立ちました。
やっぱり、ジュリーが 歌手人生の終盤を共に歩もうと決めたパートナーだけありますね!
ジュリーの歌も もちろん最高でした。序盤少し高音がきつそうな感じがしましたが、「あなただけでいい」のエンディングのシャウトを経て、すごく艶のある声へと変わっていきました。

全般を通じて、リズム面で不安定に感じる曲や、テンポがもう少し早い方がいいような気がする曲があったりしましたが、まだまだ二人の終活は始まったばかりですから、今ツアー中にもどんどん進化していくんでしょうね、楽しみです。

僕の次回は11月1日の日本ガイシホール。1万人規模のアリーナです。大きな会場でOLD GUYS ROCKがどう響くのか、楽しみに待ちたいと思います。

それにしても、ジュリーのLIVEをリアルタイムで経験できる幸せに感謝しながら、ジュリーと柴山さんにいつまでもどこまでも着いていけるよう、タフでいなきゃいけないですね。

そういった面では、昨日の会場で心底楽しそうに盛り上がっていたお姉さま方がいいお手本ですね!

投稿: | 2018年8月 4日 (土) 19時40分

名無しですみません。
gomaでした。

投稿: goma | 2018年8月 4日 (土) 19時41分

DY様

びわ湖ホール参戦して参りました。いい会場でした~

セトリは今までと同じでしたが、今回のふたり体制が定着してきたのか、観客参加パートも含め、最初から最後まで大盛況のまま終わりました。

私は2階バルコニー席でしたが、城ホールの後ということもあり、ステージが近い‼️柴山さんの細かいプレイが、良く見えました~。

ジュリーのMCで興味深かったのは、バンド編成の変遷にふれた部分で、
「私はエレキギターの音が大好きなんです」
「ベースがなくなった時か、ギターが1本になった時か記憶が定かではないが、柴山さんの他楽器のパートもカバーするプレイを聴いて、あぁ、この人はこういうことをする人なんだと感心した」
というエピソードです。

なお、「A・C・B」の例のパートは聴きとれず、2説のどちらにでもとれる歌い方でした(笑)

投稿: Mr.K1968 | 2018年8月 5日 (日) 10時42分

DY様

追伸ですが、私もびわ湖で初めて気づいたのですが、「ISONOMIA」だけは、本編でも50周年ツアーと重複してますね。

まあ歌う必然性の方が勝るので、この重複は当然でしょうが。

投稿: Mr.K1968 | 2018年8月 5日 (日) 20時52分

goma様

ありがとうございます!

長良川国際会議場公演、素晴らしいステージだったようですね。何やら初日には無かったジュリーのパフォーマンスも加えられてきている模様・・・僕は次の参加会場・和光市公演を月末に控えていますが、みなさまに申し訳ないような良席を賜ってしまい、ますます期待を高めているところです。

ジュリーはセットリスト序盤の何かの曲でガラリと声が絶好調になる、というステージが多いですね。長良川では「あなただけでいい」でしたか。
とにかく参加されたみなさま、暑かっただろうと思います。ジュリーと柴山さんのパフォーマンスで興奮醒めたらず、といった状況でしょうが、その後も続く連日の暑さにどうぞお疲れの出ませんように・・・。

Mr.K1968様

ありがとうございます!

「ACB」の例の箇所は今回のびわ湖公演では「古稀古稀古稀でも♪」と聞き取った人が多いようですよ。僕も次回和光市では注意して聞いてみます。

ご紹介くださったジュリーの話で僕が真っ先に思い起こしたのは、DVDで観た『CROQUEMADAME~』ツアー、「ヤマトより愛をこめて」での柴山さんの演奏です。「こういうことをやれるギタリストなんだ」と思いましたからね。きっとキーボードレスになった時にジュリーにそう思わせる柴山さんの名演が何か他にあったのでしょう。

そして・・・言われてみれば確かに「ISONOMIA」だけセトリ本割で50周年ツアーと重複していますね。これは僕もうっかりしていました。あまりに必然過ぎて気がつかなかった・・・のかなぁ。

和光市は柴山さんの演奏がよく見えそうなお席を授かりました。本当に楽しみですが、問題は・・・ジュリーの吸引力に勝てるかどうか、です(笑)。

投稿: DYNAMITE | 2018年8月 6日 (月) 13時28分

ダイナマイトさん
和光市ライブ
完売しました。(^w^)
私は行かないけど。
ジュリ友が1列目。
私は、さいたまスーパーアリーナ
買いました。知人と
ジュリ友とチケット買いました。
かなりチケットありますよ。
良席が手に入りうれしい。
ダイナマイトさん
さいたまスーパーアリーナ
デカイ!ジュリーとカズさん
大丈夫かな。
2階4列です。
はじめてなので
ジュリーじゃなければ
行かない。(^w^)
楽しみです。

投稿: 魅澤 | 2018年8月16日 (木) 12時34分

魅澤様

すみません、こちらにもコメント頂いていたことに今気がつきました。

和光市1列目での参加となるお友達がいらっしゃるのですね。あの会場はステージの高さも控え目ですし、座席からステージはすごく近く感じますよ~。

お返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

投稿: DYNAMITE | 2018年8月23日 (木) 21時02分

DY様

こんにちは。
武道館に続き八王子に参戦してまいりました。
言葉で表現するのは恐れ多いくらい歌にも語りにも感動しました。
ジュリーが歌い続けてくれる限り、私も全力で観客であり続けたいと思い、ジュリーの私達へのありがとうの言葉を何倍にもして返していきたいと思いました。

二人だからこそ広い所でやりたいんだ、との事。
次回はNHKホール、横浜アリーナ、と続きます。楽しみです!


投稿: 空桜 | 2018年8月26日 (日) 17時02分

空桜様

ありがとうございます!
お返事大変遅くなり申し訳ありません。

八王子に参加されたみなさんから、「最高だった」との感想を聞いていましたので羨ましく思っておりました。

そんな中、僕は昨日の和光市公演に参加してきました!
僕もこれが武道館以来2度目だったんですけど、良い席だったということもあるでしょうが本当に素晴らしいステージでした。1本のコンサートとしての完成度が凄かった!
柴山さんの演奏にも進化があり、ジュリーはご機嫌。4曲目「FAPP」から声が絶好調モードに入っていました。

「全力で観客であり続けたい」との空桜様のお言葉、まさに同感です。
僕は次回はさいたまスーパーリーナです!

投稿: DYNAMITE | 2018年8月30日 (木) 09時08分

DYさま

初めまして、神戸在住の50代前半の女性です。

還暦の「ジュリー祭り」東京ドーム公演で、1000人コーラス隊の一員として参加し、その場でジュリー落ち…💕 以降、関西、都内、群馬 等の5〜6公演に参戦しています。

昨日は神戸国際ホールでした。
おまけ冒頭のMCで、「あと10年、80歳までできたら」「これからもカズさんと二人でヤンチャな音を、」と話してました。
来年以降もカズさんと二人のツアーになるのかな、と思いました。

次回参戦は11月18日京都ロームシアターです。

投稿: りいこ | 2018年9月10日 (月) 22時59分

りいこ様

はじめまして。コメントどうもありがとうございます!

おぉ、あの『ジュリー祭り』でコーラス隊にいらっしゃいましたか!
実は勤務先の同僚の女性も、普段からやっているコーラス団ごと声がかかったとのことで、ドームで歌っていたらしいのです。ですからリハでのジュリーの様子なども後日聞いていました。
ただただ羨ましい!

神戸公演は心配された雨の影響も少なく、大盛況だったようですね。
僕はと言えば先月末に参加した和光市公演のレポの下書きをようやく開始したばかり・・・ジュリーはどんどん先へ進んでいきます。

来年以降も柴山さんとの2人体制、というのは間違いないでしょう。これまでにない選曲構成になってくるのでは、と楽しみにしています。
これからも末長く、どうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿: DYNAMITE | 2018年9月12日 (水) 09時22分

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