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2010年9月 4日 (土)

[ 伝授・特別編 ] 9・3渋谷CCレモンホール 沢田研二『秋の大運動会~涙色の空』セットリスト&完全レポ

まさに大運動会。
ジュリー、62歳にしてあの運動量。
あんな元気な老人に「頼ってるぜ」と言われても・・・若者としては
(←コラコラ)大変なプレッシャーでございます。
でもね。
若者を目覚めさせるにふさわしいステージでございました。

僕のセットリスト予想記事は、『歌門来福』に引き続き見事なまでの全敗。
やっぱりジュリーはこうでなくっちゃ!ヒヨッコの予想なんて、どんどんくつがえしてやってくださいませ~!

当日は仕事の関係で東武東上線「ふじみ野」駅からの直行になったDYNAMITE。
充分余裕を見て開演2時間前に早退したのですが・・・。

うあ!
電車が止まってる~!

人身事故があってダイヤが乱れているらしく、なかなか動き出しません。
ビビリまくった僕はカミさん(ギリギリになって別途参戦)に「どうしようどうしよう」とメールを出しまくり呆れられ、それでも動き出さないのでSOSの狼煙を上げたところ、遥か彼方の沖の鳥島から
「おちつけ」
と書かれたメモをくわえた伝書鳩がやってきて、ようやく冷静になりました。

結局なんとか間に合いまして、6時には会場に辿り着きましたが、「やっぱりLIVE当日は有給をとった方が安心だな」と改めて思った次第でした。

開演前、終演後、多くの先輩方にご挨拶させて頂きまして・・・特に遠方からお越しのみなさま、本当にお疲れさまでした。
そして、みなさまこの若輩に気さくにお話してくださり、感謝の言葉もございません。ありがとうございました。

今回お隣りのジュー高さんは、ブザーが鳴っても延々とQさまラヴなお話をしてくださいまして。
でもって真後ろのお席に、長野でお声をかけてくださった遊様がいらっしゃるというチェックされ放題の状況でしたが、みなさまご承知のように、僕はもう今さら何を怖れることなどございません~。
いざ、開演!

1曲目「ROCK'N ROLL MARCH」

Rocknrollmarch

炸裂するGRACE姉さんのドラムス。
おぉ~、これで来たか~!
昨年の『PLEASURE PLEASURE』と同じ立ち上がり。これは逆に誰も予想していなかったでしょうね。

打上げにてKP様が
「2年連続でツアーの1曲目が同じって・・・裏の裏をかかれた~!」
と脱帽していらっしゃいました。
一方、「SMASH THE ROCK」を予想していらしたKT様、惜しい!

で。
とりあえず僕は昨年から、この曲の「ヘイ、ヘイ、ヘイ!」については大声で参加させて頂くことに決めていますので、いきなりお隣のジュー高さんや右隣のお姉さまをビビらせてしまったかもしれません。お恥ずかしい。
1年ぶりだったけど、ちゃんと拳振り上げのタイミングも完璧に覚えてました。

柴山さん、去年とはソロのフレーズ変えてきましたね!

2曲目「BAMBINO EXCUSE

Pleasure

ジュリー・・・。
どうしてもこの曲を、一度完璧に歌いたいのね・・・。
それは無理です!
ということで歌詞はやっぱり途中からボロボロになりましたけど、とにかく走る走る!
2階から見下ろしていますと、ジュリーの動きに合わせて前方のお客さんの首が右へ左へ。うん、この曲はこうだった、1年前も。

そして。
あの懐かしい、下山さんのその場飛びが今年も炸裂!
良かった・・・お元気そうで。

ひとさし指の突き上げポーズも、みなさまやっていらっしゃいました。最後のリフレイン、6回だぞ6回・・・と数えていたのは僕だけではなかったはず。
3拍子に切り替わる箇所で会場の手拍子が「あらら・・・?」になる感じも、すごく懐かしかったです。

3曲目「緑色のkiss kiss kiss

Pleasure_2

そういうことですか。
ソロでは思いっきり、自分の身体から湧き出る「歌」を歌いたいのですね、ジュリー。これは良い意味でジュリワンの反動と見るべきでしょう。

もちろんジュリーはジャングルビートの手拍子を煽ります。
「kiss kiss kiss♪」も参加します。
昨年の『PLEASURE PLEASURE』ツアーでは、この投げキッス、大阪ではどなたもやらはりませんでしたが、さて今年はどうでしょうか?

~MC~

「暑い!」
まずはこのひと言から。
「ようこそ!夏の・・・終わりの大運動会へ(笑)。外はすっかり6時半の明るさですが、気温は昼間のまま・・・」
「新曲は4曲だけ・・・。あとは・・・いつものように歌詞を間違えまくっておりますが(笑)」
「暑い中、坂道を駆け上がり(笑)、満員電車にのってお越し頂きましてありがとうございます。ありがとう、渋谷~!」

4曲目「ス・ト・リ・ッ・パ・-

Stripper

もうね、これは自然に身体が動く。
で、この曲に関しては、僕がやっているのはエアギターではなくエアベースです。ピック弾きのね。(←俗に言うどうでもいい情報)

ギターのお二人も、ずい!と前にせり出してきまして。中央で動くジュリーの激しいこと激しいこと。
CD音源はギター3本とベース、という構成なのですが、鉄人バンドスタイルだと

リードギター(柴山さん)
サイドギター(下山さん)
オルガン(泰輝さん)

となります。
手数が多く忙しい柴山さんが自由に動けないため、例の横揺れアクションは下山さんの担当です!
ちゃんとやってましたよ~。

5曲目「ダーリング」

Konndohakareina

お~!
ヒット曲連発コーナーへと突入の模様です。
左前方、18列34番のお姉さま、細かい振付けが完璧です!素晴らしい。

この時点でジュリーは既に喉がかすれてるのね。そのかすれ具合が
「ダ~~~~~~~・・・リ~ン
♪」
のロングトーンに妙に映えて、いやぁイイ感じじゃないの~。

この曲は、絶対LIVEの方がイイですよね。

6曲目「君をのせて

Acollection

いつも明るく天然かつ上品なトークで僕等を楽しませてくれる、某チーム沼津のO様が、打ち上げの席にて、「君をのせて」についてこう仰るのですよ。

「この間BSで、わけのわからない方が歌っているのを観たんだけど、全然心に響かないの」
と。
「わけのわからない方」って・・・・・・。
いや、その通りなんですけどね。

とにかくこの曲は、こうしてジュリーが歌い継いでおりますので。そこんとこよろしくお願いしますね、彬良さん!

イントロの泰輝さんのストリングス音色のシンセサイザー。
下山さんのダウン・ストロークのアコギ。
鉄人バンドの「君をのせて」も、またそれぞれの時代とは違った味わいがあるんですが、ポンタさん在籍時より原曲に近いことは間違いないですね(爆)。

この曲も、「スマイル・フォー・ミー」みたいな半音転調があるでしょ~?
大阪で下山さんのフォームをチェックするのが楽しみなのです!

7曲目「I’M IN BLUE」

Gsiloveyou

来た!今まで生で聴いたことのない曲。やった~!!
ジュリー、佐野元春さんナンバーって好きなんでしょうね。LIVE率が高いもの。
でも、「WHY OH WHY」と「BYE BYE HANDY LOVE」にも今後期待しちゃうぞ~。これは多くの先輩方も同じ気持ちではないかと。

ジュリー、2番の「ネオンライト♪」が出てきませんで、「フォギーナイト♪」を2回繰り返してました。オッケ~オッケ~。

8曲目「”おまえにチェック・イン”

Wonderfultime

お~!!
例の「伊勢原ポスターネタバレ」楽曲を、前半ですべて片付けてしまおうということですな。
ニクイ、ニクイよジュリー!

この曲は、僕にとって2つの萌えポイントがございます。
まずは、「快傑ジュリーの冒険」でエキゾティクス弦楽器軍団が見せる、その場ステップの演奏。
足をバタつかせるようにして演奏しながら、コーラスをとる!

そして。
『greenboy』ツアー等で、多くのお姉さま方を奈落の底に突き落としたと言われる
「ほみたい、うん!ほみたい、うん!」
のジュリーのキバリ拳だ~!!

『ジュリー祭り』の時は普通にカッコいいヴァージョンだったからね。今回こそ!と、先輩方のブーイングをヨソに、僕は期待しておりましたよ~。

出ました。
嬉しい~~~~~!!
これまで何度、ツアー初日直前に
「ジュリーと一緒に、ほみたい、うん!をやるんだ!」
と宣言しながら撃沈してきたことか。夢は念ずればいつか叶うのですね
(←そんなんが夢なのかい、俺)

ジュー高さんはじめ周囲のみなさま、見苦しいモノをお見せいたしました。すみません・・・。

9曲目「明日」

Ikitetarasiawase

よっしゃ~!また来ました、LIVEお初曲!
『ワイルドボアの平和』を観た時から、「希望」と共に一発で惚れこんでしまった、聴くたびに勇気を貰える力強いナンバー。
そして、鉄人バンドの演奏がビタッとハマるナンバーでもあります。

てなことで間奏。
柴山さんと下山さんが交互にリードを弾くんですが・・・。照明さんがスポット当てる人を間違えまくります。
お休みしてる人の方に当てちゃうのよ。
たまらず柴山さんが「次こっち!」と右手でビシッ!と下山さんを指さしましたが、その果てしなくカワいいポーズにもバッチリ光が当たってました。
僕は大ウケで、終演後にお会いしたしょあ組ギター番長・カオリー様に

「明日」の指さしポーズが・・・ぐわっはははは

と爆笑しながら申しますと、番長は

照明、何してんねん!!!
と、大層ご立腹の様子でございました。あわわわ・・・。

10曲目「我が窮状」

Rocknrollmarch_2

僕はこの楽曲を支持します。何故なら、すさまじくイイ曲だからです。
特に

♪ 我が窮状 守りきれたら ♪
       C      E7  F           F#dim

の部分の和音進行は、ゾクゾクするほど美しいです。

かつて、僕の叔母が地元で、「第9条を輸出する母の会」というのをやっていたのですが、その時叔母自作の「地球星」という楽曲のCDを僕に送ってきて、当時LIVE活動を頻繁に行っていた僕に「歌ってください」と頼んできたことがありました。
・・・僕はその期待に応えませんでした。
思想ではなく、楽曲に共感できなかったためです。すみません・・・。

どんな内容が歌われようと、僕はやはり楽曲至上主義なのでしょう。それが良いことなのかどうかは分かりませんが、ジュリーの歌う「我が窮状」という楽曲は素晴らしいメロディーを擁した、優れたナンバーだと思っています。

この日、コーラスマイクのセッティングはGRACE姉さんの設定が小さかったですね。
そのせいでしょうか
「ダバダ~♪」
と、3度下の男声がエライ響き渡っていましたが・・・ひょっとして下山さんですか、あの声は?!

で、ジュリーですが。
「忌わしい時代を遡るのは♪」
の歌詞が完全に飛んでしまいました。次回は必ず修正をかけてくるでしょう。

11曲目 鉄人バンドによるインスト

イントロでは一瞬「ファンク?」な感じを受けましたが、これはパワフルなシャッフル・ナンバー。
ウィングスの「ロケストラのテーマ」を彷彿させる明解な進行と重厚なリズムは、猛者揃いのバンドのインストゥルメンタルにはうってつけなのです。

『歌門来福』『僕達ほとんどいいんじゃあない』と参加して毎度思うのは、この中間部の鉄人バンド・インストがセットリストで果たす役割が、徐々に増してきているということ。
例えば今回は、歌に入り込む気持ちの方向性がまったく違うバラード2曲の橋を渡す・・・ジュリーがスイッチを切り替える役目を果たしています。
そして、演奏や楽曲のクオリティーの高さには驚かされます。
是非作曲クレジットだけでも知りたいのですが、DVD録りでも無い限りそれもまた夢・・・。

と、ここまで書いて突如思いました。
ジュリワンin渋谷のDVD化があるなら、あの素晴らしいインストゥルメンタル・ナンバー「瞬きさえできない」~「マーメイド・ドリーム」(局地的な仮題です)のクレジット明記が期待できるんじゃないの~?

ツアーで毎回DVD録りがあれば、いいんですけどねぇ。

12曲目「
涙色の空

Namidairo

インストが終わり、泰輝さんのピアノに載せて、ジュリーは正面から再登場です。

初日の演奏、僕のベストはこの曲です。
やっぱり、直前に頑張って記事書いて良かった・・・書いた通りのナンバーだ、と思えましたから。
いや、ギターの担当が予想通りだった、とかそういうことではなくて。
この曲が”ジュリー&鉄人バンド”の完成形、究極形であるという考えが正しかったんだ、ということに改めて感動したのです。

この日の演奏、そのどの瞬間であっても、今バンドメンバーの誰がどの音を出しているか、ということが会場のお客さん全員に判別できたのではないかと思います。普段、バンドの音に興味のないみなさま、楽器の判別をなさらないみなさまにさえ、それが分かったはずです。「涙色の空」とは、まさにそういう曲なのです。

ジュリーのヴォーカルにはどんな思いが込められていたのか・・・それは分からないのですが、この情感に満ちた歌声が恋しければ、家に帰ってCDを聴けば良い・・・。
「涙色の空」がそんな名曲である秘密が鉄人バンドの楽器編成にあるのだ、と、今一度みなさまにお伝えしたいと思ったステージでした。

13曲目「エメラルド・アイズ

Namidairo_2

実は僕が新譜4曲の中で最も好きなのは、この曲。
これはね、エレクトリック・ポップなの。次に本館で記事を書きますけどね。書きたいこと、たくさんあります。

僕がいつもお邪魔しているブログさんで、ジュリーの身近に緑内障に苦しんでいる方がいらっしゃるのではないか、というこの曲の歌詞考察が紹介されていて、すべての謎が解けた今となっては、僕は心おきなく楽曲を紐解けば良い・・・そう思いながらこの日の演奏を堪能しました。

記事にも書くことになると思いますが、この曲で最もメロディアスな箇所は、ヴォーカル部ではなく間奏のギターソロ部なのです。
下山さんはずずいと前にせり出してきて、そんなリードギターの旋律を、気持ち良さそうに弾いていましたね。


14曲目「まほろばの地球

Namidairo_3

なるほど、後半戦は新譜から立て続けに攻めるワケね。

この曲・・・これまた書きたいことがいっぱいあるんだけど、結局CD聴いてみたらドリフではなかったですね~。
いやいや、リフの最初から4つの音までは、音階移動とリズムが同じですので、ドリフ判定をなさったみなさまのお考えは間違いではございません。
ただ、GRACE姉さんの狙いはレッド・ツェッペリン系のハードロックですね。
初めてじゃないかなぁ。GRACE姉さんが最初から自分の叩きたいドラムスフレーズありき、で作曲したのは。
後ノリのドラムスです。アタシだってたまにはこういうの叩きたいわよ!ということなのでしょうか。

ギター番長・カオリー様によりますと、この時の演奏で下山さんのチューニングがブッ飛んでしまったのかも・・・とのことでしたが僕は気がつかなかったなぁ。上手と下手では、ずいぶん音の聴こえ方が違うようですね。

お客さんが、どういう手拍子で合わせたものか迷っていましたね。
この手のブルース進行のハードロックは、手拍子じゃなくて頭を振るのが通常のパターンですよ~。GRACE姉さんのスネアドラムのアクセントで、振ってみましょう!

15曲目「若者よ」

Namidairo_4

一転しましてこちらのナンバーは、初日ですでに手拍子パターンが確立しました。
サビが頭打ち→Aメロは2拍目と4拍目。そして
「舵取りをするのは君だ♪」のBメロの頭打ちが、メチャクチャ気持ち良く合ってましたよ~。
こりゃ、相当LIVE映えする曲です。

ぶっとい音の間奏は、柴山さんのSGでございました。
新譜4曲に関しては、使用楽器もステージとCDは同じでしょうね。「涙色の空」で述べた通り、今回の新譜はそういう狙いの作品ですから。

ちなみに。
「俺達、老人♪」
のコーラスは・・・柴山さん一人にやらせるのは酷だと思う。かと言って下山さんや泰輝さんがまさか。
ここはひとつ、お客さんがお手伝いしましょうよ。
僕、年齢関係なしに、大阪ではやってきます!

16曲目「ひかり」

Ikitetarasiawase

うわ!
『生きてたらシアワセ』から2曲も演るか!
僕にとっては嬉しい誤算。このヒヨッコは、『ジュリー祭り』以前のジュリーLIVEを全く知りませんので、自分がもしかしたら間に合ったかもしれない年のツアーで歌われた楽曲には、想像力が豊かになるんですよ。

「ひかり」という曲は、僕が以前「届かない花々」を評した”媚びないバラード”の要素を強く持つナンバーです。
普通にバラードと呼ぶのには抵抗がある人もいらっしゃるでしょうが、いわゆるサイケデリック時代のバラードのあり方が見える曲なのです。
この先、生で聴けるとは思ってもいなかった曲・・・こういうサプライズは嬉しいですね!

17曲目「太陽」

Ikitetarasiawase_2

サプライズは続く!
『生きてたらシアワセ』から、3曲目の選曲だって?
しかも連発・・・しかも「太陽」とは!

「太陽」・・・この曲にはすごく思い入れがあります。
ちょうど1年くらい前に。
ものすごくお世話になっているJ先輩がメールをくださり、僕のブログのことを
「北風じゃなくて太陽」
とおっしゃってくださったことがありました。
ちょうどその頃、ブログの在り方について悩み、方向性を失いかけていた時期でした。
僕はその先輩の言葉で、「このまま行こう」と決めました。

「太陽」の詞は、強くなれないことへの悲しみが描かれていますが、それは逆に弱い者に対して、自分が強くありたい、という思い・・・太陽になれるものならなってやろう!というハートの強さをジュリーが表現している作品かと思っています。

ジュリー、今回のセットリストで、この「太陽」が一番シビれたよ!

18曲目「世紀の片恋」

Kitarubeki

下山さんの曲が1曲は来るな、とは予想していて「あの日は雨」の記事を書きましたが・・・結局ジュリーが好きなナンバーに落ち着きましたか~。
とある先輩は、ジュリーはこの曲、過去ツアーにてなかなかうまく歌えずリベンジの意味もあったのでは、と推測なさっていました。

何と言ってもイントロ。GRACE姉さんのカウベルの音量が凄まじくデカイ!
で、柴山さんがニッコニコしながら腰のあたりでノリまくるのです。
なんだ、バンドもみんなこの曲が好きなんじゃん。

ステージを縦横無尽に駆け巡るジュリー。
いよいよここからが運動会!なワケです。

19曲目「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!」

Samosutatto

「世紀の片恋」、エンディングからGRACE姉さんのフィルインは間髪入れず。
お~っ!遂に来たか~!!
『ジュリー祭り』ポカ~ン大名曲・リベンジの時が~。

隣りにYOKO君がいないのが残念だ・・・。
とにかく初のジュリーLIVEが『ジュリー祭り』だった僕とYOKO君にとっては、あの大名曲が連なる、DVDでいうところのdisc-2・・・あの時間を取り返したくて取り返したくてたまらないのですよ。
あれだけの贅沢なラインナップを、信じられないことに、ポカ~ンと過ごしてしまったのですからね。
特にこの「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!」はリベンジ候補曲の中でも別格とされておりまして。

YOKO君、お先に。
俺、柴山さんと一緒に前方蹴り上げギターソロ、やっといたから。

で。
柴山さんの後を受けた下山さんのリードギターは、原曲とは全然違ってて、ビートルズの「GET BACK」みたいになってました~!

20曲目「愛まで待てない」

Aimadematenai

次はバラードかな、と思っていたら・・・。
大盛り上がりの「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!」の最後の演奏音がまだ鳴り終わっていないというのに、GRACE姉さんが超高速のカウントを出すではないですか~!
このイントロは・・・「愛まで待てない」!
思わず

ジュリー大丈夫か~っ!

と心の中で叫んだのは僕だけではないはず。

これまた『ジュリー祭り』以来ですよね。ジュリーが「歌いたい」と思った曲をセットリストにしたら、やっぱりこうなるワケね。
声は切れ切れ・・・「頑張れ」は禁句かも知れないけど、思わずそう言いたくなってしまします。
でも・・・そういえばこの初日、「頑張れ!」のかけ声は無かったです。これだけ頑張ってるジュリーにね、それはナイですよ、さすがに。
とにかく走る走る!


声が途切れても、次の瞬間には「あ~~~~ッ!」と吼える!
唯一休んでたのは、ギター兄弟ソロ競演の間奏部だけでしたね。
っと、ここでいきなり思った。
今回のセットリスト、下山さんのスライドは頻繁に堪能できたけど、柴山さんがボトルネック持った曲って、あったっけ・・・?
大阪で確認してきます!


21曲目「遠い夜明け」

Kitarubeki

ふ~、バラードだ。なんかホッとする・・・。
今度は、じっと立ちつくして熱唱するジュリーの頬を汗がつたいます。僕はLIVEで双眼鏡を使わないのですが、2階席後方からでも、汗がしたたっているのが見てとれます。
どれだけ大量の汗が流れていたことか。

ジュリーの歌唱がとんでもなく素晴らしかったことは他のみなさまが書いてくださるはずですので、僕はちょっと別の視点から。
この曲、泰輝さんの”神の両手”が炸裂しまくります!
キーボードの音色設定は、下段がピアノで、上段左半分がストリングス、右半分がバンドネオン系。
間奏は本当に凄かったです。
上段右部から左部への移動はまだしも、ソロが終わってジュリーのヴォーカルが噛み込む瞬間に下段のピアノに間髪入れず移行する、その早業。
みなさまも是非、次回は泰輝さん渾身の間奏部にご注目ください。

この日、「したたかさ♪」を「やわらかさ♪」と歌ってしまったジュリー。
仕方ないよね。今のジュリーは「したたかさ」とは無縁だもの。

それにしても、2000年の時点でジュリーに「心をさらして歌う」というフレーズを提供した覚和歌子さんの感性には、驚かされるばかりですね・・・。

セットリスト本割はこの曲がトリ。
散々暴れ回った後に、汗だくのまま静かなナンバーを歌う、という黄金のパターンですね。

~MC~

再登場するやいなや、いきなり背中を見せ、
「ずんずんずん、ず、ずっずっずずんずん♪」
と「渚でシャララ」のイントロのベースを口ずさみますが、サッと向き直り
「今日は踊らないよ」
と。
あら?結構実感こもってますね。そうですよそうですよ。年末あの番組に出るとしても、踊るのはもう、いいよね。2階席最前列で観ていた加瀬さんには、その辺は伝わったかな?

「今年は水不足って話を聞かないですが・・・みなさまペットボトルに溜めたりしました?(笑)・・・水を普通にペットボトルで飲む時代が来るなんて、昔は想像だにしませんでしたよ。ましてやお茶をペットボトルで飲むなんてねぇ」

「水分も大事ですが、塩分もとらないとダメですよ。でも塩分はとり過ぎてもダメ。小学生の頃、腎炎で入院したんですよ。顔がむくんじゃって・・・。あ、今はむくんでるんじゃないですよ(笑)!これだけ汗かいてるのにむくんでたら、病気ですからそれ」

「もうね、(LIVEは)1時間半でエエと思ってるんですよ。なのに今もう1時間50分も経ってる・・・いざ始まると張り切ってきまうこの性格はなんとかならないものでしょうか」

「1時間半やって、後からまた出てきて15分やって・・・もうそれでエエんじゃないかと・・・(場内の「エ~ッ?」の声に)放っといてください。これはひとり言なんですから、返事しなくても・・・ここで愚痴を言ってるだけなんですから!」

「(今日も)そろそろ切り上げませんと、この後で飲む時間が短くなる!(加瀬さんと?サリーやタローと?)・・・ということでメンバーを紹介します!」


註:この日はバンドもジュリーと一緒に再登場しておりまして、特にギターの二人は長~い漫談が終わるのを、ギターを持って立ったままジッと待っておりました。
去年のプレプレでも、最初の渋谷2daysはそうだったんです。ところが1ケ月ちょっと経って大宮に行ったら、メンバーはジュリーのMCが終わりそうになってからの登場に段取りが変わっていました。今年もそのパターンなのでしょうか?

ジュリー、ささっと下手を指して
鉄人バンド、ギター、下山淳!」

・・・すさまじい拍手だぁ~!
下山さんはいつも通りでしたけど。

で、この後いったんGRACE姉さんを紹介してから、ジュリーがもう一度下山さんを指して

「あ、元気になって戻ってきました~!」
と。
良かった良かった(涙涙)。

ジュリーが最初にハッキリ”鉄人バンド”と言ってからメンバー紹介をしたのは、僕の観てきたLIVEでは初めてのことで・・・それも嬉しかったです。

それでは、オマケですぅ~!!

22曲目「ポラロイドGirl」

Karehanemurenai

イントロのキラキラ☆キーボードの段階で、隣りのジュー高さんが「キャ~!」と。
おっ、この曲好きなんですね!

この日、僕の真ん前のお席には、隣りのカノジョに誘われて来た、といった感じの僕と同世代くらいのお兄さんがいらしゃいました。
一応最初からスタンディングでしたが、初っ端の3曲くらいは腕組み体勢だったんです。

それが「ス・ト・リ・ッ・パー」で一度爆発してからは、凄いのなんの。
「世紀~」~「マンジャーレ~」でのジュリーおなじみ”拳を上下のおいっちにダンス”(←組長からパクりました)をね、上下じゃなくて前に突き出す感じでやってたのよ。
それがこの「ポラG」に至って、完全に腰の入ったサンドバック連打みたいな大変な状態になってました。

あのねお兄さん、カノジョが時々横目で見て笑ってましたよ~。

しかし、これこそジュリーが喜ぶパターン。セットリスト前半に「誰もが知ってる」疾走ナンバーを組み込んだ成果ではないでしょうか。

間奏直後のサイドギターが残る箇所では、下山さん渾身のスライディングが炸裂。
で、立ち上がったと思ったら、ヴォーカル直前のバスドラ4連発に合わせてぴょんぴょんとジャンプしながら所定の位置まで後退していく、という暴れっぷりを見せてくれました。

23曲目「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」

Royal3

おぉ~!これ演るんだ!

LIVE最中には気がつかなかったんですけど、例の伊勢原ポスターのネタバレ曲の中で、ここまで「サムライ」を歌ってなかったのね。
結局のところ「サムライ」は演らなかったワケですから、直前になってジュリーがこの「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」と選曲を差し替えたということなのでしょうか。

しかし・・・。
『奇跡元年』の時にも思ったのですが、この曲の拳振り上げ時のジュリーのカッコ良さは、何なのでしょうか。
足の曲げ具合、身体の傾き具合、マイクの位置。
男の僕でも惚れ惚れします~。

でもね、ジュリー。
エキゾ時代のヒット曲なら、僕はそろそろ「麗人」も聴きたいよ~!
クルクル回ってるトコが見たいよ~!
来年のお正月、お願いいたします。

24曲目「いとしの惑星」

Iikazeyofuke

これも僕にとってはお初の曲。
今回のセットリストは『ワイルドボアの平和』や『生きてたらシアワセ』・・・つまり2007年に歌った曲が多いのですね。
ひょっとしたら生で観られたかもしれない(一応、音源のみのジュリー堕ちはその頃すでにしてたんです、僕は)ツアーのリベンジを味わえて、個人的には大満足。
初めてLIVE体験した曲は、すべてとても好きなナンバーでしたから。

この曲は何と言っても、GRACE姉さんが
「だん、だん、だだだ!」
と叩く時の笑顔でしょ~。
さすがに2階席後方では確認できず。これも大阪の楽しみにとっておこう。

実は僕は、この曲がラストだと思っていませんでした。もう1曲歌うと思ったんです。
しかし結局今ツアーは、『奇跡元年』『Pleasure Pleasure』『歌門来福』より1曲少ないセットリストでした。

帰り道で大先輩のKP様が
「2008年のツアーで、一気に曲を増やしちゃったから・・・急には減らせなくて徐々に減っていくとは思ってた」

と仰っていました。
そうかぁ。
贅沢なことを当たり前に考えちゃ、いけないよね。
でも。
ファイナルに備えて、絶対もう1曲隠れてると思うんだよね。

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ということで。
僕はこの初日、大満足で帰ったんですけど。
その後の巷のブロガーさん達の”伊勢原大絶賛”攻勢にちょっと凹んだりもしております。

なにやら凄まじくキングモードなジュリーだった様子・・・。
そう言えば、ジュリワンツアーの八王子も相当良かったからなぁ。やっぱりツアー2日目は行っとかなきゃいけないのかもしれません。

この伊勢原絶賛関東組へのリベンジは・・・大阪で果たす!
グランキューブへお越しの先輩方、どうかよろしくお願い申しあげます。

と言っても、初日のステージが素晴らしかったことには変わりありません。
まず、この気候ですよ。
世の中ではあちらこちらの学校が、9月に予定していた運動会を10月に延期する、などの処置がとられているという猛暑・酷暑の日々。
そんな中、ジュリーと鉄人バンドは見事に大運動会を敢行いたしました。

ジュリー、伊勢原では「70まではやる!」と改めて宣言してくれたようですね。
ジュリー自身は大丈夫。だから

「俺が何の心配もなくこの先も歌い続けられるように・・・この世の中を頼むぞ、若者よ!」

ってことなんじゃなかろうか・・・。
だとすれば、40代の僕もメッセージを受けた「若者」には含まれるのでしょう。

とりあえず、初日が終わってそう考えました。

次回大阪で、目覚めろダイナマイト!
・・・って、まったく別の方向に目覚めに行くような気もいたしますが。
ともかく。
大阪の先輩方の前で、セットリストをうっかり喋らないように気をつけなくちゃ~。

20100903

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(2010)秋の大運動会~涙色の空」カテゴリの記事

コメント

まだ執筆途中とのことですが(続きをわくわくしながら待ってます~)
レッド・ツェッペリン系のハードロック・・・・
に青くなりまして。
グレースさん、ごめんなさいっ!
ドリフへのオマージュかしらん?なんぞと言ってしまって。
その上ライブ前のランチのとき、その場にいた皆でドリフ世代ド真ん中の若手指導の元、
歌いながら振りを合わせて盛り上がってしまいました。
あ、でも私、この曲はDYさんの書かれている通り、頭を振りましたわ。
勘違いながらも、最終的には合っていた、
ということで自分を納得させていいのでしょうか。

ところで「お前にチェックイン」の「ほみたい、うん!」は奈落の底ポーズだったのですか~?
知りませんでした。
私はあれ、気持ちいいので一緒にやってます。

投稿: saba | 2010年9月 6日 (月) 12時41分

saba様

やった~!
ありがとうございます。百万の味方を得た思いです!

「ほみたい、うん!」
をジュリーと一緒にやる、と仰ってくださったお姉さまは、saba様が初めてでございます。
これで、大阪では何の遠慮もなく堂々と盛り上がれるというものです(←コラコラ)。

そして、「まほろばの地球」を初見で首振りなさるとは、これまたさすがでございます!
僕は周囲に合わせて手拍子にしてしまいましたが、こちらも大阪からは切り替えます。

実はこの「まほろばの地球」こそ、今回のセットリストで最もジュリーのエロが発揮される楽曲だと僕は思うのです。
歌詞はエロとはほど遠いですが・・・是非次回、その辺りをお姉さま方にご賞味頂きた~い!
と、本館記事に先んじてここで書いておきます!

投稿: DYNAMITE | 2010年9月 6日 (月) 14時02分

DYさん、お邪魔します。
ジュリーがMCで、「渚で~」のイントロだけをやったところでの発言は、「今日は踊らないよ」と聞こえましたよね。私にも、そう聞こえました。それを日刊スポーツの記者が…ここから先の顛末は、箱さんで、ジュースさんと共にコメしております。

投稿: 74年生まれ | 2010年9月 6日 (月) 22時12分

DYさま、こんばんは。

大層ご立腹のしょあ組ギター番町・カオリーです。
いや、ギターシロウトであることがバレバレ~でもって、
濁点取り上げさらに文字細く、ギターハンチョーなカオリーでしゅ。

はじめは、ギターJU~Nって、例の指さし確認だわー、なんて萌えていたら、
あっらー、追いついてぢゃないのぉぉぉ、
おいおい、遂に逆になっちゃったぢゃないぃぃぃ、キィ~と怒りバクハツ!
でもね、カズさんにね、
「そんなお顔をしてたら、ライブを楽しめないよ」って、ニコニコ光線をいただいたので、
すぅぐにご機嫌よろしぅ~で楽しめましたのよ。
カズラーは勘違いで生きています。ハイ、アホアホカズラーです。
(俗に言うどーでもいい話。スミマセン)

インストは、またまたカックイ~曲でした。
カズさんのギターは、インストのときは特に、
ブリブリ(俗に言う超ブリティッシュ)な感じがして、
大好物なんデス。

で、もひとつ。
淳さんのチューニングのぶっ飛びは、「まほろばの地球」ではなくその後の、数曲後かなー…
GRECOのLSG-1200のときですが、ええーってくらいズレていて…と思う。
淳さんもPlayしながらペグをいじってましたが、なかなか合わず。
その後もしばらく調子が悪かったですねぇ(私の席からは、そう聴こえたんです)。
で、弦ではなく、エフェクターのモンダイ?
などと、シロウトギターハンチョー思ったワケです。
初めのほうの曲でも、GRECOのLSG-1200で弾いたソロが、
なんか、ちょっと合ってなかったような…。

っていうか、「まほろばの地球」、思いましたよぅん~、
レッドツェッペリンだって o(`▽´)o
ジミー・ペイジ命だったんだモン。
だって、ギター弾きのオトコが大好きなんだものぉ~ ( ´艸`)

長文コメで、スビバセン~

投稿: カオリー | 2010年9月 6日 (月) 22時28分

74年生まれ様

あぁ、その記事は僕も会社で読みました。
確かに、「もうトシで踊る体力が無い」とミスリードさせられるような文章ではありましたね。

おそらくその記者さんは、ジュリワンを観てないのでしょう。だから、「渚でシャララ」の振付にちなんだジュリーのMCの真意が分からず、「踊らない」という言葉だけがクローズアップされたのでしょうね。

僕はつい最近までバリバリのヒヨッコでしたから、そう書いてしまう記者さんが分からなくもありません。
ジュリーが面白いこと言った、ということを伝えたかったらああなってしまったのではないかなぁ。
僕の東京ドームの記事を読んで頂ければお分かりかと思いますが、初めてのジュリーLIVE、その素晴らしさに感動しながらも、色々と素人的な勘違い記述を多々書いてしまっております。

僕はその記者さんが今後ジュリーのLIVEを追いかけ、執筆する内容が劇的に変わっていくことに期待しようと思っていますよ。かつての自分がそうでしたから。
甘いかな~?

カオリー様

いやいや!
カオリー様は間違いなくギター番長ですよ!
ハッキリ言って僕の数百倍詳しいです。

僕はこんなブログを書いていますから、楽器について尋ねてくださる先輩方も多いのですが・・・内心焦りまくりです。

そういえば下山さん、ロックンロールマーチの単音で少しチューニングを乱していましたね。
指圧が太いですから、わかりやすい・・・。
でも後半は気がつかなかったです。きっと上手にいたからだと思います。

それにしても。
たった今、組長の伊勢原レポを拝見して地団太踏んでいるトコですよ~。
やっぱり、ツアー2日目のジュリーは最高なんだなぁ・・・。

投稿: DYNAMITE | 2010年9月 7日 (火) 09時13分

渋谷レポの途中で空気読まないやつで申し訳ないのですが・・、
伊勢原~~!、良かったんですよ~。
ジュリーったら、ワタクシにこれを魅せたくて伊勢原に飛ばしたのね~って違うからっ。
王子様じゃなくて、男前な王様の風格で、ちょっとドームのジュリー入ってましたね~。
「太陽」とか神降りて来てましたから!!
ぶうぶう言ってましたが、八王子も含め、第二に飛ばされるのも、思いがけない贈り物をもらえたり、悪いことばかりじゃないなと思えたライブでした。

ところでジュース様は完全にジュリーのものですよ~!渋谷ではちょこっとQ入ってたけどね・・。

投稿: ひいきゃん | 2010年9月 7日 (火) 12時47分

ひいきゃん様

うぅ・・・伊勢原・・・良かったみたいですね。
組長だけでなく、あのジュー高さんをオトしてしまいましたか~!
ジュリーの男モードが全開だったご様子で・・・。

こうなったら僕も
ファイナル落選→大宮神席
に本気で期待しちゃおうかな~。
でもファイナルも・・・あのセットリストって、絶対もう1曲隠れて控えてますよね・・・。

投稿: DYNAMITE | 2010年9月 7日 (火) 13時39分

確かに渋谷は、私も5番でしたから、下手でした。
そっちがビリビリだったのか~。(-"-)

でも、次の渋谷はバランス良さげな席で、とっても期待しています♪
今回のライブは、次こそ、いい音で聴きたい!
「涙色の空」と「エメラルド・アイズ」は、何度聴いて聴き飽きない曲のリスト入りです。
でも、今年4回(予定)聴いたら、次にセットリストに入るのはいつの日か。
全身耳にして聴きます!
目はね~、近すぎると、あのロウジン詐称ボーカリストに釘づけになって、
耳がお留守になること必定です。

投稿: morie | 2010年9月 7日 (火) 18時40分

morie様

色々な方のお話を総合すると、下山さん側の方が音響が良くなかったようですね。

僕はジュリー堕ちしてからずいぶんCCレモンに通いつめましたが、あの会場はどうやら1階よりも2階の方が圧倒的に音が良いようです。
まだ1階の上手を体験したことが無く、断言はできませんが・・・。

僕もmorie様と同じく、新譜は1曲目と2曲目が相当気に入りました。
「涙色の空」は、演奏が鉄人バンドである限り、この先も頻繁に歌われる曲だと思いますよ!

投稿: DYNAMITE | 2010年9月 7日 (火) 21時23分

DY様 ありがとうございます。

途中で何度もツッコミを入れたくなりましたが、たまには辛抱もしなきゃ、最後まで読んでから、とひたすら全編アップまでお待ちしておりました。

CCレモン、席は1階後方どちらかというと上手側だったのですが、しょっぱな音が割れているように聴こえました。音は2階の方がいいかも。
途中で下山さんのチューニング、ヘン?とかスポット合ってない?とか思ったのは私の目と耳のせいではなかったみたいですね。良かった~。(良くないって!)

インスト、今までのモノも合わせてCDにしてくれないかな~。いつも楽しみにしてるのにDVD化されない限り聴き捨てなんてもったいないです。

投稿: nekomodoki | 2010年9月 7日 (火) 22時23分

DYさん、ルポ執筆、お疲れ様でした。
なるほど「エメラルド・アイズ」は“エレクトリック・ポップ”なんですか…うーん…全然、わかりません…。「エメラルド・アイズ」の伝授を心からお待ちしております。1つだけ、今、質問したいのですが、ライブで「エメラルド・アイズ」を聴くときは、どうノレば良いのでしょうか?

投稿: 74年生まれ | 2010年9月 7日 (火) 22時29分

DYさま

こんばんは。渋谷ではお世話になりっぱなしで、その後失礼しています。今日は火曜日ですね。
伊勢原から2日たつんですけど、
ひいきゃん様に図星さされつつ、仕事しい、猫に餌もやり、洗濯もし、
ナンジャーラ・カンジャーラ日常しているハズなのですが、
三千回のフラッシュバック後、
どうにもハートが痺れたままでして、、、

ええ、分不相応な本KAMISEKIを授かり、
ジュリーが、太陽のようになれない、なれないよ、
と歌いながら放つ光に,真正面から包み込まれてしまいました。
皆さんおっしゃってますけど、太陽はすばらしかったです。
今まで、あんなに魂が籠められる歌だとは思っていませんでした。

そこにいるのは鉄人バンドと一体の、
自然体でいながら、ゆるぎないジュリーです。
これまでとちょっと違うような、、、最高ってこと?

今回のライブは、会場の違いとか、ちょっとした細かなアクシデントが
あったとしても、そんなことなんなく乗り越えて、
圧倒的な力、歌声で観客を引き込んじゃうような気がします。
渋谷だってすばらしかった。伊勢原だけではないですよ、
これから全部の会場がジュリーパワーで満ち溢れるのではないですか?

もの凄い心肺機能です、ジュリーは。
たぶん一番、厳しい「愛まで待てない」から「遠い夜明け」の間だって、
すぐにぴたっと胸が収まっていくのがよく見えました、というか、
近すぎて、その波動が伝わってくる感じです。
どうしますか、、、カーン、、キュルキュル

DYさまにとにかく大宮神席が来ますように祈っています。
なるべく、本神が。
神席レポを書いていただきたい! のです。

いろいろフラッシュバックに襲われるんですけれど、
(ほみたい、んも目の前で、、、はい。)
今宵はこれまで、グッナイ、みなさま。すまぬすまぬ、すみませぬ、、(わっ、長)


投稿: ジュースめ | 2010年9月 7日 (火) 23時59分

DY様

伊勢原のMCいろんな方のブログ見ました。
渋谷の続きだったんですね。

嫌々走ってるとかもう年だからとか
ジュリーってそういう所あるんですよ
ジョン・レノンが亡くなった時も変な事言ってたんですよ。『いいなぁ もう頑張らなくてもいいんだもんな』ってラジオでね

つい口がすべったにしては聞き捨てならないでしょ。

ファンは知ってますから、弱気な事を言いながら頑張るというね。
毒を吐いてリフレッシュするジュリーの
やり方 

誰よりも努力して誰よりも頑張って休む事なく走り続ける事はバレバレですから
でも足腰を考えるとステージで走るのはもう程ほどがいいと思います。


早~く会いたいな ジュリー好きだよ~

投稿: キミちゃん | 2010年9月 8日 (水) 09時36分

DY様

エメラルド・アイズについて、
宇宙規模の勘違い記事を書きました。
記事の最後に、ウンチクお兄たんに、タッチ!
と書いたので、なにとぞよろしくお願いいたします。

投稿: azur | 2010年9月 8日 (水) 14時41分

おはようございます。

すみません、お返事遅れました。
昨日は大残業で、帰宅後PCに向かうことなくバタンのQでございました。
必死で働いています。来週末に有給を予約したりしてますもんでね~。

おおっぴらにできないですからココにヒッソリと書きますけど、昨日は「企画会議」ってのがありましてね。
年末、来年へ向けての商品企画をね。
来年の話、1対4で熱弁してきたけどね!
で、年末の話ではね。毎年出版してる年度版の歌本にね、
有線チャート15位まで昇った、あの曲を入れよう!
と、これまた1対4で熱弁してきましたのよ~。
懸命に働いてますから・・・大阪遠征の贅沢も許してくださいませ。

nekomodoki様

途中ツッコミ、大歓迎ですよ~。
どんどんやらかしてくださいませ。

CCレモンって、客席とステージで聴こえてる音が近いんですって。
だから「ロックの殿堂」なんですかね。
1階の後方って、音がグルングルン回るんですよね・・・。

インスト集、激しく同意です!
僕が聴いてきた洋楽でも、アーティストのバックバンドが独自にアルバムを出すことがよくありました。
今度ジュリーファン皆で、泰輝さんのブログにてリクエストしてみましょうか?

74年生まれ様

ありがとうございます。
ただいま「エメラルド・アイズ」、執筆中でございますよ~。
うまく行けば今日、遅くとも明日までにはupしたいと思っています!

あの曲は、会場皆で手拍子合わせて・・・という感じではないですねぇ。
自然にリズムに乗って身体を揺らすのが一番かも。
ただ、下山さんのリードギターのところからは、2拍、4拍の普通の手拍子が欲しいところです。
早弾きではなく、長い音を繋いでメロディアスに弾く間奏ですから、バックのリズム音が強い方が下山さんも気持ち良く弾けるはず。
その後のサビも、勢いでそのまま。

大阪で試してきますね!

ジュース様

「三千回の」と仰るあたりに多少Qエキスが残っていらっしゃるようで、少し安心しましたが・・・。

そうですか~。本神席で、「ほみたい、うん!」を見ましたか~。
そりゃ、昇天もしますよ~。

「遠い夜明け」で波動が伝わってくるというその感覚・・・それが本神席なのですね!
うらやましい限りです。

僕にはまだまだ本神席は早いでしょう。
でもね。通常松席率は結構高いのよね~。
というワケで、大阪レポに期待してくださいませ!

キミちゃん様

ジュリーの毒は、大好きなんですよ~。
僕は後追いですし、幼少の記憶も「勝手にしやがれ」からですので、やっぱり「王様ジュリー」のイメージが強いんです。
「王子」のイメージが無いんですよね・・・。

しかしジョンが亡くなった時って、ジュリーはまだオールウェイズの頃ですよね。
そんな年齢で、そんなふうに人生を見ているジュリーって、どれだけストイックな思考の持ち主なんだろう、と思います。
それでも30年後、頑張って走り続けているのですから・・・やはり僕らもシャキッとしなければ!

大阪、楽しみです。

azur様

拝見いたしました。
ますます「エメラルド・アイズ」が好きになりました。

僕はazur様とお会いするずっと前から、azur様のお家にお邪魔していました。
目の病気について書かれた御記事も、拝見していました。
ですから、「エメラルド・アイズ」の歌詞解釈を別のブログさんで拝見した時、真っ先にazur様のことを思いました。
何という偶然でしょう。ジュリーがこの詞を下山さんの曲に載せたこと・・・。

タッチ、確かに受け取りました。ありがとうございます。
頑張って書きます!

投稿: DYNAMITE | 2010年9月 9日 (木) 09時16分

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