2009年7月21日 (火)

ドラムストラック終了!

佐々木御大、佐藤師匠、小原先生。
先日はお疲れさまでした~(って、私信かよ!)。

おかげさまで、SUPER46ニューアルバム「Who Shot The Mouse?」全曲のドラムステイクがめでたく完了~。
って、これからミックスしたモノを小原先生にオッケ~貰わなきゃいけないんだけどさ、今日チラッとリプレイした感じだと、文句ないわ、これ。絶賛します!
いや~ドラムスだけで3年かかったよ。
3年だよ、3年。まぁ、そのうち8曲は半年で録ってるんですが。

佐々木御大へ。
「レッドボーイ」のドラムスは、現行テイクにハチャメチャなタムを重ねるトコから試させて頂けないだろうか?
それでダメならもう1回やろう。個人的には、あの曲は佐々木ギター、オンリーの方がイイと思ってます。

で。
ごめん、ミックスは今週末の日曜日!
もう少し待ってくださいね。
土曜夜、YOKO君が無事に僕を帰してくれる事に賭けます。

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2009年6月29日 (月)

先生!すみません!

土曜日のスタジオにて行われたSUPER46録音テイク、たった今、ミックス作業を終えました。
3時ですか・・・頑張りましたよ。

実は当日、佐々木御大が30分遅刻してまいりまして。
瀬戸口はその間、何の気ナシに「夜風のライダー」のドラムスを叩いておりますというと、先日まで必ずモタっていたフロアタム連打部が、いきなり軽く叩けるようになってしまいました。

楽器の練習してるとよくある、「ある日突然できるようになる」という、アレですわ。
で、平頭して出現した佐々木御大と、試しにMTR回しながら合わせてみたら1発OKが録れてしまった!

無理にドラムスをご依頼した小原先生には申し訳ないのですが、このテイクを採用させてください。
元々この曲は瀬戸口ヴォーカルという事もあり、スカスカに軽いドラムの方が合うのでは、と佐々木御大と話し合った結果です。
「コヨーテ」「エンジン」については、瀬戸口ドラムスでは無理がありますので、そちらは引き続き先生の尽力を必要とします。

同日スタジオでは、「レッドボーイ」「クラクション」もドラムスのOKテイクが録れ、瀬戸口は遂に新譜のドラムステイクをすべて終えました。
残るは絶倫ドラマー・小原先生の2曲です。

7月19日、3時からです。よろしくお願いいたします。

↓ やたらと、過去の遅刻ネタを連発した佐々木御大。
  打ち上げではブラックお笑い話が冴え渡りましたが、ちょっとココには書けません・・・。

090626

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2009年6月15日 (月)

SUPER46 レコーディング速報

本日は、SUPER46のスタジオとしては随分ご無沙汰、という4人でのリハ録音作業。

メンバーは
佐藤(師匠)哲也・・・ギター、コーラス
小原(先生)達夫・・・ドラムス
佐々木(御大)利剛・・・ヴォーカル、ギター、コーラス
瀬戸口(腰痛)雅資・・・エンジニアリング、ヴォーカル、コーラス

という初の組み合わせ。
佐藤師匠のギターも特筆モノ(打ち上げにて「瀬戸口のソロを聴いて再びギターに導かれた」、という思わぬ過分なお褒めの言葉が)だが、SUPER46の楽曲で小原先生がドラムスを担当、というのがまた大事件。
しかも、いきなり3曲。

「コヨーテ・オン・ザ・ハイウェイ」
「夜風のライダー」
「エンジン全開」

それぞれタイプの異なる作品。
瀬戸口が不安視していたブッツケ・リハ「エンジン全開」での小原先生のドラミングは想像以上の楽曲解釈で、作曲者・佐々木御大をも唸らせる。
そのプレイは、あの佐藤師匠をして「エンディングを覚えさえすれば全く問題ない」と言わしめた。素晴らしい!

これで「エンジン全開」のアルバム収録は確定的となった。
また曲順を練り直さなきゃ~。

てか、久々にバンドらしいスタジオやったわ!

090614

↑ 御大&師匠のこの表情(左手前の小原先生を称える)が、
 この日の成果を物語っております。

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2009年5月24日 (日)

「買ったぜ」by佐藤哲也

SUPER46の新譜参加に、燃える師匠!

佐藤哲也君、ほぼ20年ぶりにギターを購入です。
これで、彼の新章が幕を明けましたね。
彼は、新しい楽器を手にしますと、トコトンまでその面白さを追求する男・・・それは佐々木君やYOKO君など、昔馴染みの仲間なら誰もが知っている、彼の特性。

この件について、佐々木君の名言を紹介しましょう。

「ガンマンに銃、ってことですよ。
次元が銃を持っていないことの方が不思議だ」

たぶん佐藤師匠、ソロアルバム制作まで辿り着くだろうね。
MTR購入をご決断の際は、不肖DYNAMITEがおトモいたします。

とりあえず、次スタジオでお披露目されるであろう、師匠の愛機に乾杯!

↓ ワインレッドのSGだって!

Wine_red_guitar

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2009年4月30日 (木)

2.1 音や金時 佐藤哲也ライブDVDレポ 第三回「牛人夜更け過ぎ」

肝心の演奏時のレポートをなかなかアップしない、ヘタレDYNAMITEの代わりに、当日LIVEの模様を完全収録したDVDを鑑賞した佐々木御大が特別寄稿!
お題は「牛人夜更け過ぎ」・・・そのココロは?

佐藤師匠へ
DVD鑑賞しました、ありがとうございます。
生が一番だとは思いますが、佐藤氏の音楽流儀はロック時代から首尾一貫しているな、という事を改めて確認できました。
映像的には、カメラが一台であるのを補うように画面に侵入してくるダイナマイトの影がスリリング!
トリオ編成の時(タブラ+シタール2本)など、出演者を覆い隠す奴のセクハラ目線攻撃!
「牛人夜明け前」から続けて観ると、ステージを降りたダメ男が、盟友の晴れ舞台に駆けつけた構図のようで可笑しい。

(DYNAMITE「俺、映ってるのか?」と、佐々木御大に確認メール)

これね、四人目の出演者か、というくらい映っちゃってますよ。
トリオ時はあんたの影でセクシー衣裳が見えません(笑)。
圧巻はラスト、演奏・告知を全て終えた佐藤氏が立ち上がる時、半身起こしたダイナマイト(背中)が画面中央に来て、ふたりの目線がクロスしたところでピタッと終わるんですよ!
カッコ良すぎ!
はっきり佐藤氏の目がダイナマイトを見てるのが分かる。
映画的興奮!
偶然にしては出来過ぎです。

File0457

6月14日、このDVD作品は瀬戸口の元に。
佐々木御大はジャケまで描いて渡してくれました~。

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2009年4月13日 (月)

佐藤師匠、ギターを弾くの巻

先日行われたSUPER46スタジオ、最大の事件と言えば。

佐藤哲也、ギターを弾く!

これに尽きる。
長いブランクに、さすがに最初は戸惑いを隠せない、カワイイ師匠。
スタジオで借りたギターをチューニングしようとするも、チューナーの見方を忘れてしまっており、佐々木君に指導される(おいおい)。
で、「まずは、曲を聴かせてもらおうかな」
のひと言に、早速「コヨーテ・オン・ザ・ハイウェイ」の録音を開始する佐々木・DYNAMITE両名だったが。

師匠のつぶらな瞳にメロメロになり、ガッチガチに緊張、演奏はボロボロ。
考えてみればさ。
佐々木君のエレキギター&ヴォーカル、DYNAMITEのドラムスなんちゅう組み合わせは、いかに古いつき合いの佐藤師匠と言えども初めて見るワケで。
モノ珍しかったでしょうな。

まぁそんなこんなでこの日のメインは佐々木君の新曲「マラソン」リハ。
佐々木君曰く
「哲ちゃんがギターを弾く事を前提に、今回持ってきた」
ということで、ファンキーなカッティングにて、佐藤師匠は全面参加です。
多彩な仕掛けが楽しい、複雑かつタイトなナンバーで、師匠もDYNAMITEもノリノリで引き出し全開で練りまくる。
10回は演奏したね。全く飽きませんでした。

またしても傑作を書いた佐々木君、これにより新譜はSUPER46始まって以来の、全曲佐々木ナンバーの公算大!(トホホ)

そして。
打ち上げにて佐藤師匠が放った

「自分のソロアルバムを作りたいんだよね~。うしうしが更にインド化したような感じの、基本歌モノで」

というお言葉に、佐々木・DYNAMITEが狂喜した事は、言う間でもありません。

不肖DYNAMITE(本日正式に佐藤門下に弟子入りした)、近々師匠のMTR購入につき合います。

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2009年3月 2日 (月)

SUPER46 「Who Shot The Mouse?」レコーディング速報

昨年12月以降、仮題も新たに根本からコンセプトを変えての制作に熱が入るSUPER46のニューアルバム「Who Shot The Mouse?」のレコーディング。
事もあろうに瀬戸口雅資のドラマーデビュー作。今回は一体いくつの楽器でクレジットされるんでしょうか?現在は佐々木利剛との細かい楽曲構築アイデアを出し合いながらのベーシックトラック録音、真っ最中です。

今回またしても佐々木御大は2曲の新曲を持参。何か彼、年明けたあたりから神がかってます。これまたスゴイ曲、来ました。タイトルもズバリ「クラクション」!
佐々木ギター、瀬戸口ドラムスで初リハの結果、ブロックヘッズとしか表現できないソリッドなナンバーである事が判明。あんた、2分ちょいでっせ、この曲。「Blackmail Man」に挑戦状!

もう1曲はタイトルチューン(予定)のインスト。
「面白いと思う事はすべてやってみる」というSUPER46の原点に立ち返った佐々木御大、平仮名で「どぅ、どぅ、どぅ、でぇ~ん」とか書いてある意味不明の紙切れを瀬戸口に渡します。
言っときますけど、これ普通のドラマーならギブですから。
「全てのパターンを覚える!」と宣言した瀬戸口、リハ4回目で遂に完走、佐々木御大は「まさかその日のうちに覚えるとは・・・」と恐れ入った様子でございました。

他では、「コヨーテ・オン・ザ・ハイウェイ」「夜風のライダー」と煮詰め、仕上げは瀬戸口が「ザ・ベスト・ゴム」を弾き語りデモしておしまい。

それにしても現在、佐々木10曲・瀬戸口3曲という押されまくりの事態。
新曲作らねば~!

・・・あ、哲ちゃんのLIVEレポがまだ途中なのね・・・。

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2009年2月 7日 (土)

2.1 音や金時 佐藤哲也LIVEレポ 第二回「夜の歌」

さて2月1日当日。
思えば、佐藤哲也がステージで演奏するのを観る事自体が、17年ぶりなのである。最後に観たのは、おそらくYOKO君とのユニット。その後、SUPER46のグッドマン最終ライブの時に共演した(ゲストでギターを弾いてくれた)けれど、客席から観る、というのは相当久しぶりである。

佐藤の叩くタブラが、あの頃と比べどのように変わっているのか。
これが、今回最大の興味であった。瀬戸口は、佐藤哲也のソロアルバム「うしうし」のプロデューサーでもあるので、一介の素人でしかなかった頃の佐藤タブラの音を一番聴きこんでいるのは自分である、という自負がある。
「うしうし」時に録音され、結局収録されなかった、タブラとスティールギターのみで演奏された、演奏時間8分以上にならんとするインスト楽曲の音源を未だに所持しているほどなのだ。
ただ、佐藤哲也の消息が解った今だからこそ、その曲はお蔵入りと決めた。自分が墓に持って入ります。

音や金時さんというのは変わった造りをしているお店で、ドアを開いて3回笑えば、すぐそこにステージが。奥に客席とカウンター。入口寄りにステージが配置されているというのは珍しい。
瀬戸口は30分前にはもう入場したが、その時は今回共演の沼沢ゆかりさんと国分明子さん、それに佐藤本人が、最後のリハ真っ最中であった。
ステージの上に台座(って言うのかな、あれは)が置かれ、3人、胡坐状態でかなり速いテンポで演奏中。
もう、その時既に。
タブラの音が、衝撃なのである。あぁ、こんな音が出る楽器なんだ、と。
大変失礼ながら、15年前に佐藤が出していた音というのは、タブラよりはボンゴに近かったのかもしれない。瀬戸口が生でタブラという楽器の真髄を知ったのは、この日、初めてと言ってよいだろう。
リハなので、お三方とも普段着だった。話が飛ぶが、ステージ衣裳を身に纏って本番が始まった時の威圧感もスゴかった。それっぽい衣裳を着てタブラやシタールを手にするだけで、三人を取りまく空気がガラッと変わるのだ。

この日、プログラムは3部構成になっていて、第1部が沼沢さんシタール+佐藤タブラ。第2部、国分さんシタール+佐藤タブラ、そして第3部がツインシタールとタブラで、それぞれ1曲ずつを演奏。
1曲といっても、30分から40分の演奏時間だという。
佐藤のMCでの説明から引用させて頂くことになるが、インド古典の楽曲(ラーガ)は、基本として、作曲された旋律に、アドリブを交えた演奏で、まず静かな導入から開始される。和音装飾という観念が存在せず、主旋律をどういった形で極めていくか、というのが演奏時の醍醐味であるという。静かな立ち上がりから、タブラが絡み、徐々にテンポが速くなり、情熱的なまでに速くなったところで、唐突に終わる、というのが基本スタイルなのだそうだ。
また、楽曲それぞれに、演奏時刻が決められている。この日の3曲はすべて「夜の歌」ということらしい。

佐藤が何故ステージでこんなにいっぱい喋ったかというと、沼沢さんという女性が、とにかく独自のゆったりした時間感覚をお持ちで、ステージ開始後のチューニングを、落ち着き払い、慌しい日本人の生き方を諭すように、ゆっくり、ゆっくりと大事に調律していくのである。この感覚を持っている方が、なるほどインドとの相性が良いのかなぁ、と。
ただ、佐藤は一応ステージを仕切っている立場だから、お客さんに気をつかい、その間色々な事を喋ってくれた、というわけだ。
最終的にはネタ切れとなり
「実は今日、来てくれる事になっていた僕の友人がインフルエンザにかかり・・・」
と、佐々木君のネタまで披露してくれてましたが。

(すまん続きます。演奏が始まるのは次回!・・・って、別にウケ狙ってるわけじゃありませんよ。本当に、文章が長くなるんです、最近)

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2009年2月 2日 (月)

2.1 音や金時 佐藤哲也LIVEレポ 第一回「序章・旅からの帰還」

佐藤哲也は常に変化し続ける男だった。
瀬戸口が20歳の夏に出会った時から、ずっとそうだった。30歳手前まで、バンドを組んだり、楽曲を提供し合ったり、一緒にステージに立ったりしていた間も、気づけば彼は、ほんの1年前とは全く違う事をやっており、凄まじいスピードでその期間を突っ走り、またいずことも知れぬ求道の旅に出た。
1993年、SUPER46のライブで彼が「タブラを叩く」と言い出した時も、それは一過性のものだと僕は思っていた。
常に動き回る。常に積極的。常に新しい切り口を追求する。
そしてその姿勢はひとつところに留まる事なく、その後見出した更なる新境地へととって変わり、周囲の思惑などおかまいなしに時を駆け抜ける。
佐藤の音楽に対する追求心は、彼の持つ温和で、気遣いと優しさに満ちた性格とは全く正反対なまでに激烈であり、浮気症であった。
92年を境に、突如インド音楽へと傾倒していった彼も、そのうち全く異質なジャンルへと道を変えていくのだろうと思っていた。

ところが。
90年代半ば、インドにタブラ修行に行く、と言って彼の地へ旅立った佐藤哲也が、なかなか帰って来ない。
現地の事情もあるのだろうが、連絡さえとれなくなった。冗談ではなく、生きているのかどうかすら解らなくなってしまった。

一度、佐々木利剛君が、「これ、哲ちゃんじゃない?」と言ってきた事があった。ネット上で公開されていたインド音楽についての考察文を探し当てたのだ。文体はまぎれもなく彼のものだ、とは思った。そこには、相変わらずの彼のキャラクターがしっかり覗いていたけれど、肝心の内容が全く理解不能であった。恐ろしく専門的な論文で、インド音楽の素人が読んで太刀打ちできるものではなかった。「同性同名の別人かもしれない」という疑念が瀬戸口の頭をよぎった。

後で知った話だが、彼は本格的にタブラ及びインド声楽を習得するため、現地の大学へ入学していたのである。その時にはすでに、理解ある女性との結婚も果たしていた。
自らを「根無し草」「放浪者」と自認してきた彼が、知らない間にインドにて同時に2つの大きな根を下ろしていたのだった。

さらに月日は経過した。
SUPER46の面々と同様、音楽を通じて佐藤と深い関わりのあったYOKO君が、2007年末、ネット上で「佐藤哲也」の文字を探し当てた。
インド声楽セミナーの講師として、その名前はあった。
YOKO君は悩んだ。その時は誰一人、佐藤が現地の大学に通っている事など知る由もない。YOKO君にとって最後に見た佐藤哲也の面影は、ニコニコしながらタブラを叩く放浪者の姿だった。タブラのセミナーであれば佐藤本人の可能性は高いが、声楽とくればこれは別人ではないか。10年以上経っても、YOKO君にとって、佐藤哲也とはギターを弾き、タブラを叩く放浪ミュージシャンだった。学士でもなければ講師でもない。佐藤はそういう男であった。
一瞬「突然講義を受けに行って確かめてやろう」と考えたYOKO君も、仕事に追われていた事もあり、結局そのセミナーに足を運ぶ事はなかった。
インド声楽講師佐藤哲也が、「ちょっとそこの帽子のキミ、歌ってみてごらん」などと懐かしさで笑いながらYOKO君をシゴく、という、5年間は酒の肴になるようなオイシイ逸話は夢と消えた。

翌2008年秋。
瀬戸口が管理している当ブログに、突如「元SUPER46の佐藤です。覚えてるか~」という、あまりにも気さくなコメントが寄せられた。
驚いた瀬戸口はすぐさま佐々木君、YOKO君に連絡をとり、再会の段取りをした。
10数年ぶりの再会は果たされた。
一同は初めてそこで、無事にインド古典声楽修士課程、タブラ学士課程を修了した佐藤が、前年に後進の指導のため帰国していた事を知らされた。佐々木君が探し当てた論客も、YOKO君が探し当てたセミナーの講師も、まごう事なき佐藤哲也本人であった。
それは同時に、一同それぞれが、出会ってからずっと見続け、見送ってきた「旅する男」・佐藤が、いくつもの頂を超え、遂に終着点を迎えていた事を知った瞬間でもあった。

(瀬戸口註: ゴメン続きます。
何か最近、軽~く文章を書き出したつもりが、いつの間にやらこうなってしまう。何処がライブレポやねん!
音や金時さんは次回登場!)

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2009年1月13日 (火)

連休の充実度なら 小原先生にさえ負けない

え?変な記事タイトルだって?
一応、ジュリーの「ハートの青さなら空にさえ負けない」からの引用です、ごめん。
とにかくものすごい連休を過ごした。
まず土曜、SUPER46のスタジオ。生まれて初めて、4時間すべてをドラマーとしてやり遂げた。佐々木君は「コヨーテ・オン・ザ・ハイウェイ」「黒猫」「スウィート・アラバマ」と、新曲3曲を持参し、彼のギターと瀬戸口のドラムスで初リハ。佐々木君、こりゃスタジオ入りたがってたワケだわ。どれも名曲、こんなのよく一気に3曲も作るねぇ。
特に「コヨーテ~」は、近年の佐々木ナンバーでもトップクラスの楽曲、これは楽しみにしといた方がいいぜぇ。彼からは、チャーリー・ワッツのように叩いてくれ、と言われたしな。本気でそう言ってるのか、ドラムスデビューの瀬戸口に対する優しさなのかは、解らんがな。
あと、「神秘の探求」のレコーディングをブッ続けで納得するまでやった。とにかく一番の難所(リズムが半拍分少なくなるブリッジ部)を、佐々木ギター、瀬戸口ドラムスがビッタリ揃うまでトコトンやったからな!瀬戸口としては、これ一応OKテイク。あとは佐々木君に聴いてもらっての判断待ち。
打ち上げをとりやめ、すぐに帰宅しミックスダウン。夜中までかかってデータ化し、佐々木アドレスにファイル送付。

そして日曜、ジュリー「奇跡元年」2日目に参戦!これについては、伝授のコーナーに後日レポートをアップします。即日筋肉痛。痛いイタイ愛は痛い。

さらに月曜、佐藤哲也師匠から郵送されてきた20本のマスターテープと大格闘。
20年前の哲ちゃんの歌と演奏、懐かしいねぇ。しかも、正真正銘のマスターテープだからね、当時は控え目だったヴォーカルバランスをフェーダー激上げのリマスターDA!
そしてたった今、佐藤哲也1989年リリースの4枚目「HOWLING」完全リマスター完了!
これ、6曲入りのミニアルバムなんだが、侮るなかれ。「Too Bad」とかカッコイイぞ。勿論、少し前までは伝説の楽曲とされていた「MONEY」や「あいつがいっちまった夜」とか、涙なしには作業できんかった、俺は。
さっき、チラッとアルバム「SLIDER」収録曲のマスターテープも流して聴いたが、「瀬戸口が完璧なコーラスでアルバムを昇華させた」というのは、単なる美化された記憶でしかなかった事が判明した。俺のコーラス、酷ぇ!酷過ぎる!伊豆田洋之は一日にして成らず!こりゃ、今の方が全然イケるわ。でも録り直したりは、しないよん。

で。お知らせです。
来る2月1日(日)、佐藤哲也師匠の北インド古典音楽ライブが、荻窪「音や金時」にて開催されます。今や往年のギタリストキャラを払拭し、プロのタブラ奏者となった佐藤哲也、我々は初めて観ることになります。シタールの女性2人を共演に迎えてのステージ、是非みなさまお越し下さい。詳細については

http://blogs.yahoo.co.jp/tablatrang/48799403.html

または、瀬戸口まで連絡を。一緒に行きましょう。
哲ちゃんてば、ブログで「旧友SUPER46のために、またギター弾くかも」とか、大胆発言しちゃってまぁ。嬉しいじゃね~か!

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