« 2009年7月 | トップページ | 2009年12月 »

2009年10月19日 (月)

SUPER46、ドラム一曲に再度スタジオへ!

 入魂、とはこのことだ!

 10/18(日) SUPER46はゲストドラマー小原先生を伴い、三時間のドラム録音を敢行した。曲目はニューアルバム冒頭の「レッドボーイワンダー」、ただ一曲である。演奏時間は実質一分程度。史上最短のアルバムオープニングナンバー。しかし、リハやら過去のテイクを収録した時間を含めると、この曲だけでどれだけかかっているやら。正直考えたくないです。

 熱心な読者は、前回記事で瀬戸口氏が「ドラムストラック、全編終了!おつかれさま!」と宣言しているのを既にお読みだろう。しかし、同コメント欄にもある通りの流れで、佐々木はこのテイクの出来に疑問を持ち、熟考の末にリテイクを希望したものである。あれは、そう、七月。ストーンズいうところの「百年前」。ギャートルズが地上を闊歩した石器時代の出来事のような気がする、ミス・アマンダ・ジョーンズ。

 ドラムスは再び先生に依頼した。テンポは既に、「佐々木-先生」間による先週のスタジオリハで確認してあったので、あとはそれに合わせプレイするのみ。頼みの綱は、先生所有のメトロノーム。なんとこの曲、佐々木のリード(だかなんだか実に微妙な)ギターから始まるので、意地でもテンポ乱す訳にいかんとですたい(九州出身を無理やりアピール)。

 瀬戸口さんはCUE出しとMTR操作、のち一杯一杯の佐々木に替わり、リードボーカルで素敵な歌声を「断片的に」披露。(「断片」というのは、マイクシールドの接触が悪く、突如出て消えたりするため。バロウズのカットアップを意識した手法と思われる。)そんなNW魂いっぱいのメンバーは、狂った蜂のように一分の曲をひたすら繰り返す。大丈夫か、お前ら?途中、テンポを変えてまだやる。緊張も手伝い、だんだん佐々木の指もつってきたころ、ようやく監督から「カット!!」の声が。

 「いまの、すごくよかった」ほっとする一同。

 「じゃ、もう一度!」

 お前は相米慎二か?!それでも、映画の世界じゃ監督は絶対だ。用意するスタントマン、メイクを直す女優。黒澤明の「落武者」。しゃばどぅび、しゃばどうび、しゃばどうび、だん。このへん、山下洋輔の文体模写。で、二十回ぐらいひたすら演奏して、「まぁ、これぐらいテープ廻してりゃOKだろ」という大工の棟梁のいい加減な声で、吹き出る冷や汗を拭い、ようやくわれに返ったら、一時間くらいしか経過していないのであった。一分の曲だからそうなるのは当然だが、プレイしているわれわれの体感時間は明らかに一分ではない!不可解ナリ。コロ助ナリ。タキオン効果か、竜宮城か。和泉式部か、こけ猿の壺か。先生など明らかに肉体年齢的に若返って、控え室にいた女優の卵を口説く始末。もはや、昨日と明日の区別もあいまい。曖・昧・MEだ。

 かくて、天から仰せつかったノルマを果たし、残り時間が大量に余った一同は、もう、なんか全てどうでもよくなって、確かに出演する筈の今期の大学ウンタラ祭を目指して、あくなき園山俊二のカバー大会に突入するのでありました。♪ ゴ、ゴン、ゴ~~~ン!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年7月 | トップページ | 2009年12月 »