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2024年12月

2024年12月 3日 (火)

沢田研二 「明星 -Venus-」

from『告白 -CONFESSION-』、1986

Kokuhaku_20241203194701

1. 女びいき
2. 般若湯
3. FADE IN
4. STEPPIN' STONES
5. 明星 Venus-
6. DEAR MY FATHER
7. 青春藪ん中
8. 晴れた日
9. 透明な孔雀
10. 護り給え

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ご無沙汰しております。

半年間も更新ができませんでした。
「書く」と言ったピーさんの上野黒船亭公演のレポも、どうやら今年は書くことができません。
ごめんなさい。

師走に入り振り返れば、苦難の1年でした。
仕事が忙しかっただけではなく、夫婦でコロナに感染し貴重な夏休みを棒に降ったのを皮切りに、ここへきて僕は体調不良が続いていて、以前ジュリーファンの先輩方が何気なく仰っていたお言葉、「人生に60歳の壁あり」を痛感しています。
まずは緊急の精密検査を来週に控え正直ビビっているところですが、そんな中だからこそ確信したのは

「僕はまだまだジュリーのLIVEが観たい」

という気持ちです。

間違いなく僕よりも長生きするであろうジュリーのステージを、できる限り目に焼き付けてゆくこと。
あの『ジュリー祭り』から16年が経った今日、その思いを強く持ち更新しております。


僕が真にジュリーファンとなったのは『ジュリー祭り』からですから、「自分は鉄人バンドの音でジュリーに堕ちた」と断言できます。

その後『PRAY FOR EAST JAPAN』のコンセプトとともにジュリーとの絆が強固なものとなり、「永遠の盤石」すら思わせた鉄人バンド。
しかしまず下山さんが欠け、GRACE姉さんも泰輝さんもいなくなり、その都度寂しい思いを経験しました。

それでも柴山さんだけは最後の最期までジュリーの隣にいるだろう、と思い込んでいました・・・。


僕は「『ジュリー祭り』で初めて聴いた(或いはそれに近い)ジュリーナンバー(ポカン曲なんて言ってたっけ)」が結構あって、本日お題の「明星 -Venus-」もそんな1曲。

Co-CoLOによるオリジナル音源の方も後追いで聴くことにはなったわけですが、やはりジュリー生歌の「初聴インパクト」というのは強烈で、特に「明星 -Venus-」の場合は翌2009年全国ツアー『Pleasure Pleasure』でもセットリスト入りしていましたから、演奏面でアコギ・ストロークやサックスが目立つオリジナル音源よりも、ジュリーの横で柴山さんが弾くアコギ・アルペジオこそが楽曲の肝、と僕の脳には今でも強く刻まれているようです。

単にフォークっぽいコード弾きなどではなく、柴山さんは縦横無尽にフレット移動、展開します。
コードトーンの魔術、オブリガートのセンス。あれほど優しく柔らかいのに、手法は武骨なロックなのです。
それでいてジュリー・ヴォーカルの影にピタリと隠れ重なる・・・柴山さんでなければできないことでしょう。

遅れてきたジュリーファンの僕は、柴山さんの生アコギを聴く機会はそう多くはありませんでした。
「明星 -Venus-」は『ジュリー祭り』全82曲の中でも貴重な、大切な想い出の1曲です。

Venus1

柴山さん、僕をジュリーにいざなってくれてありがとう!


お正月渋谷公演を落選した僕の「2025年ジュリーはじめ」 は、3月の川越となります。
その日を楽しみにし支えとし、身体のことともしっかり向き合っていきます。

ブログはできれば年内にもう1本更新したいなぁ。
頑張ります。

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