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2022年7月

2022年7月26日 (火)

「まだまだ一生懸命」セットリスト(答え合わせ編)

初日渋谷、行ってまいりました!
いや~素晴らしいツアー開幕のステージでした。

僕は改装後の渋谷公会堂は今回が初めてで、その点も楽しみにしていました。
「ロックの聖地」の面影を残しつつ、懐かしい「歌謡コンサートホール」的な仕様と言いますか、ちょっとNHKホールに構造が似ていませんか?
同行した友人の佐藤哲也君が見事ゲットしてくれた僕らの席は、2階5列目。
もちろん細かいところまでは無理とは言え、なかなか見やすい席でしたね~。

さぁ、今日はいよいよ開幕した『まだまだ一生懸命』ツアー・セットリストの「答え合わせ編」です。
普段から「僕の予想は全然当たらない」と自虐気味に言ってはいますが(まぁ外れるのがまた楽しい、とも思っているんですけどね)、さて今回は・・・?

まずはセトリとはまったく関係無さそうな若虎ジュリーのショットを数枚貼りますので、ネタバレ我慢中のみなさま(応援していますよ!)は、写真から下は読まないでくださいね。

Xmasport
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新曲「LUCKY/一生懸命」の考察記事で僕は「明るくポップなジュリー」と書いたのですが、初日のステージ全体にそれが反映している感じでした。
嬉し楽しいセットリストです。

それでは参ります!

1.「ジャスト フィット

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イントロ前のS.E.再現ですぐに分かりました。いきなりの予想的中、しかも近年に限ってはレア度高めの名曲降臨にテンション上がる!

ちなみに佐藤君、この曲は知ってたんだって。
渡されたCDを聴いて「これは知ってるけど、やらんやろ~」と思ったのだとか。
ジュリーファンの「先輩」として溜飲を下げた、それでもサプライズ級のオープニングでした。

2.「サーモスタットな夏

Samosutatto_20220726185201

また予想的中・・・佐藤君も隣で「うわぁ・・・よく当たるな~」と言い始めました。

似たリズムの曲をLIVEで繋げてくるのは、ジュリーがよく採用するパターンですね。

3.「I'M IN BLUE

Gsiloveyou_20220726185301

おぉ久々!
佐野さんの曲が来るなら「すべてはこの夜に」じゃないかな、と思っていましたが、こっちですか~。

佐藤君は知らない曲だったそうですが、ちゃんと手拍子を合わせていました。さすが!

4.「greenboy

Greenboy

佐藤君は既に知っている曲なので予想CDからは外していました。これは多くのみなさまの脳内予想に挙がっていた1曲だったのではないでしょうか。

オリジナル音源にキーボードは入っていませんが、斉藤さんのオルガン・アレンジが素晴らしかったです!

5.「いい風よ吹け

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ここで柴山さんがギターチェンジ。
「よく見えないけど、あれは”世界のカブトムシ図鑑に載ってるやつ”(白のフェルナンデスね)じゃないか?」
と思っていたらやっぱりこの曲がキタ~!

正直これは鉄人バンド(特に下山さんのアコギ・アルペジオ)のアレンジに思い入れがあるんですけど、オートフィルターのバッキングを導入した高見さんの新たなアプローチも斬新でカッコイイです。

佐藤君は「タイトルだけ知ってた」そうです。

6.「勝手にしやがれ

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イントロ・インパクトが相変わらず凄い!一瞬でジュリーの世界になりますねぇ。

「さよならというのもなぜか♪」の後のジュリーの即興作詞が聴きとれなかったのが悔しい・・・。

7.「時の過ぎゆくままに

Ikutuka_20220726191601

なるほどこういう攻め方か!じゃあ次は「危険なふたり」か「追憶」が来るな、と思いました。

柴山さん、ギター1本体制の時とは「余裕」が違います。全然フレット見ずに弾きますね~。

8.「危険なふたり

Royal_20220726191601

やはり来ました。
ここまでの「大ヒット曲3連発」は、お正月のセトリと重複していないのがポイントですね。

依知川さん、この曲はサリー社長に敬意を表して(?)ピック弾きです。

9.「TOKIO 2022」

Lucky_20220726191601

これを「怒涛のヒット曲連発」コーナーに組み入れるかどうかはまた別として、このアレンジも改めてカッコイイ、と思いました。

柴山さんの弾き方自体は、テンポこそ少し遅くなっていますが、昨年のギター1本体制で魅せてくれたそれとほぼ同じでした。
そうしたことも含め、落ち着いてきましたら単独のお題記事を書きます!

10.「LUCKY/一生懸命

Lucky_20220726191601

開演前に「間奏ソロをどちらが弾くのか楽しみ」という話をしたら、佐藤君曰く「えっ、どう聴いても高見さんじゃん」と断言。
「音色、音階が変態」なのだそうです(もちろん彼、褒めているんですよ!)。僕はまだ修行が足らんな~。

ジュリーの歌い方、表現は、「このラッキーをみんなでシェアしよう!」(「共有しますか?」という楽しいキーワードが今プロレスファンの間で流行しているんですけど、それにとても近い明るいイメージ)という感じなのかなぁと個人的には思いました。
これから各地ツアーにご参加のみなさま、サビに振り付けがありますよ!お楽しみに~。

11.「Come On !! Come On !!

Reallyloveya_20220726191701

「LUCKY/一生懸命」が歌われた後、ということで「歌詞繋がりでここで「奇跡」が来るぞ!」と身構えたていたら、何と嬉しいサプライズ。
今セトリで新譜2曲意外では唯一、僕は初体感となるこのダイブ曲が降臨です。
「奇跡ヤバイそれ!」じゃなくてその直後の「カモンカモン!」からの歌詞繋がりだったか~(笑)。

佐藤君はまったく知らない曲。終演後に「マルコシアスバンプの秋間さんの曲だよ」と教えたら興味津々の様子で、おそらく彼は近々アルバム『REALLY LOVE YA !!』を購入すると見ました。

12.「時計/夏がいく

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予想的中。大好きな曲なので嬉しい!

これも久々ですよね~。「驚いて、振りむけば♪」のジュリーのアクションも懐かしいです。

13.「君をいま抱かせてくれ

Hello_20220726191801

予想的中。佐藤君、「おまえ、本当にすげぇな」と・・・。いやいや、いつもはこんなに当たらないのよ~。
今回は、「ギター1本体制ではご無沙汰だけど、バンドではよくやってたよね」という曲を中心に予想を立てたので、そのあたりがうまくジュリーの「そろそろ歌いたい」選曲とシンクロしたのかなぁ?

14.「愛まで待てない

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「君をいま抱かせてくれ」の最後の音が残っている状態で、平石さんがハーフ・オープン・ハイハットで凄まじいBPMのカウントを炸裂させた瞬間、それと分かりました。
またまた予想的中、やはりこの曲が来ますわな~。ほとんどのファンの方がセトリ入りを確信されていたのではないでしょうか。

ジュリー、走る走る!
間奏は柴山さんと高見さんのリレーでしたね。

15.「約束の地

Beautifulworld_20220726201501

またしても予想的中。と言うか「君をいま抱かせてくれ」からここまでの3曲は、佐藤君に渡したCDの曲順までそのまんまだったので、佐藤君もさすがにビックリ。いや、僕自身が一番ビックリなんですけど。

あれだけ走り回り暴れまくった「愛まで待てない」直後のバラードだというのに、ジュリーはまったく呼吸が乱れません。
歌えば歌うほど声がよく出てくる・・・これこそ我らがジュリーなのです。

アンコール

16.「頑張んべぇよ

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これは「あっ!」と思いました。
歌われてみますと納得のセトリ入りです。
僕は「予想編」で、音源リリース前の1度しか歌われていないという理由で「揺るぎない優しさ」を挙げましたが、そもそも「まだ1度も歌っていない」曲があったわけですよね。

また、これはアンコール前のMCでジュリーが「さいたまスーパーアリーナ公演決定!」をお知らせしてくれたこと無関係の選曲ではないでしょう。
ジュリーにとっても「今度こそ」の意気、そういう気持ちも込められていた歌だったに違いありません。

ああいうことがあったので、この公演決定への世間の注目も高いようです。
ここは僕らファンもひと肌もふた肌も脱いで頑張りましょう。皆でさいたまスーパーアリーナを満員にして、最高のニュースを世間に届けようではありませんか!(なんか選挙演説みたいな書き方ですみません笑)

17.「ダーリング

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これもお正月と重複しない大ヒット曲。
すわさんと山崎さんがジュリーの隣に出張してきて振りを合わせるシーン、「いよいよLIVEは佳境」という感じで盛り上がりましたね。

18.「あなたへの愛

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先輩方は意外に思われるかもしれませんが、僕や佐藤君の世代って、同年シングルの「危険なふたり」は知っていても「あなたへの愛」は知らずに育っているんです。
新規ファンの佐藤君、「初めて聴く曲」だったと言っていました。

これが今セトリのラスト、とても心地よい締めくくりだったと思います。


ということで、僕にしては相当高い的中率での「答え合わせ」となりました。
佐藤君の予習用予想としては充分過ぎる結果。また、ブログを読んでくださっている人の中に、ここ数年でジュリー堕ちされたファンで、もしか「DYNAMITEの予想曲、一応チェックしておくか」と予習し初日に参加された方がいらしたとしたら、僕は鼻高々でございます(笑)。
いかがだったでしょうか。

それでは次回更新はおそらく8月、セトリの中から1曲お題を選び、さらに詳しいLIVEの感想も併せて「やり直し伝授」のカテゴリーにて書く予定です。

お題はもう決めました。
「大好きな曲ゆえに、ジュリー堕ち間もない時期に書いてしまってまともな記事になっていない」という名曲のリベンジ考察です。
しばしのお待ちを~。

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2022年7月21日 (木)

「まだまだ一生懸命」セットリスト(予想編)

注:
こちらの記事はツアー開幕前の「予想編」です。
初日が終わりましたらなるべく早いうちに「答え合わせ編」と題してまた記事を書きますので、正式のセトリはそちらのupをお待ち頂き御参照ください。

あ、ケンケンジ姉さんには当日のうちに忘れずにセトリをメールいたします(笑)。

で、今回の予想記事ですが・・・これは渋谷初日を一緒に参加する友人の新規ファン、佐藤哲也君に「これで予習しとけ!」と渡した、僕が独断で編集したCD曲目(全18曲)をここでみなさまにもご紹介しておこう、という内容です。
したがって、僕とタメの佐藤君なら当然知っている数々のヒット曲や、彼が既にCDを購入しているアルバム(『耒タルベキ素敵』とか『第六感とか)』)の収録曲はここでは外していますから、そのぶん「セトリ予想」としてはハンデがあるんですけど、なんとか彼のためにも5、6曲は当てたいところ。

結構真剣に考えて作成しましたが、さてみなさまの予想とどのくらい重なるでしょうか。
CDの曲順に沿って、参ります!

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セットリスト的中自信度・5段階内訳
★★★★★・・・絶対やります!
★★★★・・・絶対とまでは言えませんが、おそらくやると思います。定番曲の中でも今回可能性が特に高いと思えるナンバーです。
★★★・・・比較的セトリ入り頻度高め、という中から「今回は是非」と期待しているナンバーです。このあたりまではみなさまの予想と重複するものも多いのではないでしょうか。
★★・・・ちょっと難しいかなぁ、と思いつつも「可能性はある!」と考えるサプライズ・ナンバーです。
★・・・おそらくやりません。でも聴きたい、一縷の望みに賭けたい!というレア曲です。

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1.「LUCKY/一生懸命」
的中自信度★★★★★

Lucky_20220721192201

やはりジュリーの表情とアクションが楽しみ。威風堂々と、にこやかに歌ってくれると個人的には予想していますが・・・。
あと、間奏ソロを柴山さんと高見さんのどちらが弾くか、にも注目しています。

2.「湯屋さん」
的中自信度★★

Julie4_20220721192301

『ジュリー祭り』以降では、僕が唯一参加できなかったLIVE『きめてやる今夜』でしかセトリ入りしておらず、個人的には悲願の1曲。
近年セトリ入り率の高いアルバム『JULIE Ⅳ 今 僕は倖せです』収録曲なので今回も望みを託します。

3.「時計/夏がいく」
的中自信度★★★

Sur

大好きな1曲、久々の降臨期待!

4.「夜の河を渡る前に」
的中自信度★★

Tyakoruglay_20220721192401

僕が本格ジュリー堕ちする少し前までは時々歌われていたようですが、僕は未だ未体感。個人的ダイブ曲のひとつです。

5.「un democratic love」
的中自信度★★★

Undemocraticlove

ジュリーが今歌えば、歌詞中の「君」はプーチン大統領を指すように聞こえるのでしょうか・・・?
元々は安部さんを指す(リリース時の僕の個人的解釈です)「君」(対する一人称は「国」)。ジュリーの歌声と表現力ならば、この詞をもってしても鎮魂歌として成立するでしょう。「本当の愛とはどんなものか、君は知っていたんだよね」というふうに。
僕は安部さんについてこの曲の考察記事で色々と書いたように、政治的な考えは一部において真逆でしたが、心から尊敬し見倣いたいと思う安部さんの言葉があります。
「家庭の幸福とは、妻への降伏」
世界中の指導者達がこの志を持てば、戦争なんてきっと起きないでしょうに。

6.「彼は眠れない」
的中自信度★★★

Karehanemurenai_20220721192501

歌詞冒頭「海の向こうで戦争もはじまっている」からのセトリ入り連想、と言うと安易なようですが、相当な有力候補と見ています。
何より今のバンド編成がメチャクチャ似合いそうな名曲ではないですか!

7.「若者よ」
的中自信度★★★

Namidairo

ジュリーは選挙のある年にこの曲を歌う、というイメージが僕にはあります。
「俺たち、老人!」の字ハモコーラスは、すわさん&山崎さんに加えて柴山さんかな?(笑)

8.「光線」
的中自信度★★★

Sinpurunaeienn

これも新生バンドがピッタリの名曲。いかにもBARAKA好みの七拍子フレーズ部、そしてコーラス隊ラストのリフレイン「Oh,oh,oh,oh~♪」が今までにも増してカッコ良く聴こえると思う!

9.「気になるお前」
的中自信度★★★★

Julie6_20220721192601

限りなく★5つに近い★4つ予想です。
バンドだと久々な感じだなぁ。

10.「希望
的中自信度★★★

Ikitetarasiawase

平和へのメッセージ・ソングは必ず何か歌われる、と思う中で個人的に最有力と推すのがこの名曲。
平石さんのドラム、絶対合いますよ~。特に間奏後、ジュリー歌い出し直前のフィルは要チェックです。

11.「muda」
的中自信度★

Royal80

今回作ったCDの中では唯一の★ひとつ。まぁセトリ入りは無理かな~。
一度は生で聴いてみたい、とずっと思い続けている1曲なのですが・・・。

12.「君をいま抱かせてくれ」
的中自信度★★★

Hello

最近はご無沙汰ですけど、そろそろ来そうな定番曲。盛り上がるのは確実。

13.「愛まで待てない」
的中自信度★★★★

Aimadematenai_20220721192801

これはジュリー、バンドで歌いたくてうずうずしている曲だと思いますよ~。
てっきりお正月の新バンドで早速歌うものとばかり予想していたのですが・・・今回はきっと来ます!

14.「約束の地」
的中自信度★★★

Beautifulworld_20220721192801

ジュリーの人生観がリリース時からさらにフィットしてゆき進化を続けている名曲。
LIVEだと(当然ですが)フェイド・アウトではない、というのがポイント。エンディングのあのジュリーの厳かな手の動き、表情を久々に味わいたいです。

15.「揺るぎない優しさ」
的中自信度★★

Isonomia_20220721192901 

2017年お正月に、CDリリースに先んじて「今年の新曲です」ということで歌ってくれた・・・セトリ入りは現時点でその1回きりなんですよね。
つまりファンとしては「未だ、曲を知った状態でLIVE体感できていない」貴重な1曲。
セトリ入りの可能性は高くないとは思いますが、「脳よ熱くなれ」のフレーズが「LUCKY/一生懸命」の世界観にも通ずる、と思うので期待してみます。

16.「サーモスタットな夏」
的中自信度★★★

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この編集CD、一応ここからの3曲が「アンコール」という体裁で曲並びを考えました。いざ聴いてみたら、この3曲の繋がりがメチャクチャ良くて(曲間無しの編集)自分でビックリしたという。
「サーモ」はやっぱり夏のツアーが似合う!まぁ今ツアーは冬そして来年へと続きますが、特に暑い時期にジュリーLIVEで聴きたい1曲です。
「やめて!」は、すわさん担当かなぁ?

17.「ジャスト フィット」
的中自信度★★★

Miscast

長いファンのみなさまにとってはセトリ常連曲なのでしょう。でも『ジュリー祭り』以降はまだ1回(1ツアー)しか歌っていなくて、僕にとっては結構レアなイメージ。久しぶりに体感したいです。
長尺のソロをどちらのギタリストが弾くのか(はたまたリレーか?)にも注目。

18.「TOKIO 2022」
的中自信度★★★★★

Lucky_20220721192201 

佐藤君は今年新譜が発売されていたのを知りませんでした。ジュリーの新曲が出るなら3月11日、と思い込んでいたみたい。
これは昨年ギター1本体制で疲労されたパンク・ヴァージョンとどの程度近い(もしくは同じ)演奏を柴山さんが魅せてくれるか、が個人的なチェック・ポイントです。

☆   ☆   ☆

で、佐藤君にこのCDを渡した後になって「ああっ、あの曲があった!」と思いついたのが、「奇跡」。
「LUCKY/一生懸命」の歌詞中に出てくるフレーズそのままのタイトルですし、これはきっと来る、オープニング1曲目もあり得る、奇跡ヤバイそれ!

というわけで、追加で「奇跡」も加えた計19曲を今回の僕のセトリ予想ラインナップとさせて頂きます。
(まぁ「LUCY/一生懸命」「TOKIO 2022」の2曲については「予想」とは言えませんが)

正直、お正月までは行かなくともヒット曲多めの構成になるような気がしていますが、とりあえずこの予想の中から1曲でも多く的中させたいものですな~。

それでは、いざ渋谷初日。
次回更新は「まだまだ一生懸命」セットリスト(答え合わせ編)ということでよろしくお願い申し上げます!

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2022年7月16日 (土)

沢田研二 「LUCKY/一生懸命」

from『LUCKY/一生懸命』、2022

Lucky

1. LUCKY/一生懸命
2. TOKIO 2022

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先日、渋谷初日の先行予約を見事僕のぶんも合わせてゲットしてくれた友人の佐藤哲也君と会い、無事チケットを受け取りました。
実際に手にすると「もうすぐジュリーの全国ツアーが始まる!」実感がバリバリ沸いてきますね~。

新規ファンの佐藤君(ジュリーLIVE参加は今度で4回目)にはその際、DYNAMITE渾身の予習用セトリ予想CDを作って渡してきました(笑)。
どのような曲並びとなったか、それは近々にもゆる~いセトリ予想記事をupしますのでそちらに書くとしまして、今日はジュリー今年の新曲「LUCKY/一生懸命」の考察記事です。
カップリングの「TOKIO 2022」については、現場(LIVE)で色々と確認したいことがありますからツアーが始まってからの執筆。したがって今日はツアー前最後の楽曲お題考察記事となります。
よろしくお願い申し上げます。

それにしても気魄漲る新曲。さすがはジュリー、ここへきて新たな境地を開拓しました。
それではポイントごとに書いていきましょう!


①史上初「大悟ロック」誕生!

次項でも書きますが、この曲は近年のジュリー・ナンバーの中では「ポップ」寄りの傑作です。
だからと言ってロック色が薄れたわけではありません。ジュリーの詞曲ともに強力な「ロック」。「血が騒ぐ ROCK MUSIC」を意識して作られたからこそ生まれたポップ性、唯一無二のメッセージ・ソングです。

では、「LUCKY/一生懸命」に込められたジュリーのメッセージとは、どのようなものなのでしょう。

会いたい気持ちもがく 会えない想いおもく
D                             F#m

自分の大切みつめてた ♪
Bm                       A

この冒頭の歌声で、多くのファンがそれぞれの「コロナ禍でのの辛さ」を改めて想い起こしたでしょう。

実際僕も先日ピーさんの「久しき昔」の記事中で「コロナ以来、音楽仲間と集まって飲みに行けていない」と書いたばかり。
当然、もう2年以上も故郷の鹿児島やカミさんの実家にすら帰省もできていません。
「会えない気持ちもがき」というのは、今誰しもが共感できうる歌詞でしょう。

何よりこのコロナ禍では、それぞれの人にとっての「普通」「日常」がいかに尊いものだったかを思い知らされたわけで、僕らジュリーファンは一時「(例年ならば当たり前のようにある、と考えていた)ジュリーのLIVEが無くなってしまった」経験もし、ツアーがあった日々を恋しく思ったりしたものです。

それは、ジュリーも同じだったと。
ジュリーにとっては「お客さんの前で歌う」ことが当たり前の生活だったわけで、改めて「自分の大切」に思いを馳せていた・・・考えてみればこの新曲はコロナ禍以来のリリース、その間の日々をジュリーがそうして過ごしていたことが今回の新曲で伝わり、まずはファンとして嬉しく、有り難く感じた次第です。

ただジュリーの詞はそのことを起点としつつ、演奏時間7分を超える大作を自らの矜持とともに百花繚乱の言葉や表現で広がり、駆け巡ります。

ジュリー自身の歌人生(生き方、と言ってもよいでしょう)を明快にテーマとした新曲創作スタイルは、2019年の「SHOUT!」から始まっていて、2020年「頑張んべぇよ」にも引き継がれました。
いずれにも言えることですが、そのテーマをして歌が私的な「自己完結」に留まることが無いのが凄いです。
グローバルに開かれたメッセージ、これこそジュリーの特別さでしょう。

特に今年の「LUCKY/一生懸命」では「またしてもジュリー、未踏の境地に行っちゃったか!」とその「広がり」に驚嘆させられます。
コロナはもちろん、他のあらゆる社会問題をも内包。視野が広いし統括表現も凄い。

「最低な奴も最高な奴もLIVE!」
「世界の事情も家庭の事情もLIVE!」

といったあたりに社会風刺が見てとれます。
当然「LIVE」(ライヴ)は「LIVE」(リヴ=生きる」とダブルミーニングになっているのでしょう。

これほどの人生観、俯瞰力で歌を描けるということは・・・通して聴き終えるたびに、「常人ならざる地平に足を踏み入れたジュリー」を、浮世ですったもんだしてお天道様に恥じてばかりいる凡人の僕は考えてしまいます。
まるで悟りをひらいた「生き神様」を見るような、ね。

で、僕はこの新曲を「大悟ロック」であると勝手にジャンルづけしたのです。
もちろん、そんなふうに思えるロック・ナンバーはこれまで僕の知る限り古今東西存在しませんでしたが。

大悟=「たいご」と読みます。

これは仏教用語。
簡単に言えば、厳しい修行道程の、ある瞬間に「世の摂理すべてが分かった!」と突然「悟る」こと。
京極夏彦さんの『鉄鼠の檻』を読まれている方ならば、ご存知の言葉です。

「大悟。ただいま大悟いたした」
(『鉄鼠の檻』より)

一度は言ってみたい台詞ですが、僕のような者では生涯かけても無理でしょう。でも74歳のジュリーはこの新曲で堂々とそれを言っているように、僕には思えるんだよなぁ。
だから「一所懸命」ではなく「一生懸命」だとジュリーならば歌えるのです(これは最後の項で詳しく書きます)。

それにしても今回、いつも以上にジュリー独特の面白い言葉使いや表現が並んでいますよね。
そんな中で個人的に特に興味深いのは

諦めた時から 風がかわった
G             D    G            D

誰も知らない景色     も見たし ♪
G               D F#m(onC#) Bm

ここです。
「諦めた時」というのは「無欲」を会得した時なのでしょうが、「誰も知らない景色」というのは?

僕はこれが、あの『ジュリー祭り』のことだったら良いのになぁ、と想像しています。
僕のジュリーLIVE初参加にして「本格ジュリー堕ち」を果たした東京ドーム。それまで多くのロック・ステージを観てきた僕も、開演前から終演までのあんな空気管は初めてでしたし(当日はアリーナ席を羨ましく思ったけど、今は会場全体を一望できる2階席で良かった、と思っています)、ステージ上のジュリーから見てもそりゃあ凄い景色だったのではないかなぁ、と。

あと、これは細かいところですが「A級の不思議」という表現も面白くて。
僕は将棋ファンで、「A級」(順位戦の最上ランク)なる言葉に明快なイメージがあります。
230名もの将棋棋士のうち、「A級」に在籍できるのは僅か10名。しかも1年を通してA級9戦を闘い、最も成績の良かった1人が「名人」に挑戦できる代わりに、成績下位の2名はB級1組に陥落するという厳しいシステム(あの羽生善治九段ですら現在はB級です)。
棋士デビューして最初にランクインとなるC級2組からA級に辿り着くまでにはシステム上、最短でも5年がかかる道のりを考えても、正に「最高峰」を意味するのが「A級」です。

ジュリーがどういう経緯で「A級」という言葉を選んだのかは謎にせよ(「永久」と掛けてる?)、僕にはその言葉の気高さ、尊さが、「順位戦A級」のイメージと重なりヒシヒシと伝わるのです。
選ばれし者しか行き着けない場所に立ったジュリーが「A級ってこんな感じか~」と歌ってくれているような・・・曲中でとても好きな箇所のひとつですね~。

おっと、ジュリー自作の「曲」の方にも触れなければいけませんよね。
長くなってきましたので簡潔に。

大作にも関わらず冗長に感じないのは、ジュリーのヴァース構成が素晴らしいからです。

「複数の曲のアイデアを、1曲に纏めて投入する」作曲手法は、ポール・マッカートニーの得意技。
今回のジュリーの作曲は、それに近いことをやっているように思います。

まず確固とした「サビ」を作り、そこまでに至るヴァースに、別に温めていた作曲アイデアを惜しみなく継ぎこみ繋いでゆく、という手法。
例えば1番と、2番&3番のAメロ位置のヴァースは、コード進行もメロディーの音符割りもまったく違います。
2番&3番のそれは「ラップ」とまではいかないけど、細かく言葉を重ね16分音符で畳みかけてきます。実はこういうメロディーの載せ方は近年のジュリーは得意とするところじゃないかな。
「AZAYAKANI」で最初に手中にした音符割りの手法かと思います。

あと、やはり新バンド結成があったからでしょう、作曲段階からコーラス・パートを意識していますよね。
近い将来、もしLIVEでお客さんの声出しが解禁されたら、会場皆で揃って「ば~ばばば~♪」とか「じ~じじじ~♪」と歌いたいですよ(笑)。
いや、初めて聴いた時、ジュリーに「ばば~」とか言われて女性のファンの先輩方はどう思うんだろう?とか心配してしまったのですが、ジュリー道の師匠の先輩が「愛を感じる」と仰っていたのでひと安心(笑笑)。

ここでの「じじ~」はジュリーとしてはステージ側の自分とバンドを指していると思うけど、男性客の僕も仲間に入りたいので、その時が来たら楽しく「じ~じじじ~♪」 と歌いたいと思っています。


②「七福神(仮)」も気合充分!

ジュリー渾身最新の1曲に、バンドメンバーも全力で応えていますね。
GRACE姉さんのコーラス・ゲスト参加(女声ですし、やや左寄りの単独ミックスになっているので聴き取り易いです)も嬉しい!

まずは斉藤さんのアレンジの素晴らしさでしょう。
ジュリーの自作曲はずっと以前から、独特の小節割りが特徴のひとつでした(一方でコード進行も独特の作品が多いですが、今回の「LUCKY/一生懸命」についてはニ長調の王道です)。
職業作曲家とは異質のタイミングで意外な「間」があったりするわけです。

斉藤さんはその特徴をうまく生かし、特にジュリーが最初のサビ前に「everybody♪」と語るような感じで挿し込む小節の「間」に施されたアレンジは完璧で、曲中最も惹きこまれるジュリー・ヴォーカル部となりました。

他にもドミナント部に配された「間」にはあのザ・タイガース「廃虚の鳩」を彷彿させるようなフレーズを考案、演奏しています。
その音色は朴訥なオルガン系。最近の流行曲ではあまり耳にすることのできない良質なポップ性を感じます。
そう、今回のジュリーの新曲は、大作であるにも関わらず久々に「ポップ」で(これは強調したい!)、メッセージ性を邪魔しない「明るさ」や「軽さ」があります。それが斉藤さんのアレンジ(加えてバンドの演奏)と相性が良いのです。

例えば、いかにも鍵盤奏者ならではの王道分数コード・アレンジの採用。
何箇所かあるんですけど、ジュリーが歌いはじめる直前の「チャ、チャ~、チャ、チャ~♪」の和音が最も目立つでしょうか。
ここは「Em(onA)」。
なんとも優しげなドミナントで、僕はこのパターンの分数コードの理屈をポール・マッカートニー「しあわせの予感」(ウイングス名義)で覚えましたが、みなさまが絶対知っている曲だと、松田聖子さんの「赤いスイトピー」が挙げられます。
こちらも歌い出し直前で使われていますね。
いずれにしても究極にポップなアレンジです。

バンドの演奏に目を向けますと、まずドラムス。
お正月LIVEの記憶も新しい、平石さんの重厚な後ノリ・ビートがこの曲でも健在。冒頭Aメロの刻みがハイハットではなくキックってのが良いです。

依知川さんのベースは、高音からなだらかに下降するフレージングがマッカートニーしてますねぇ。
依知川さんは、ヴォーカル・パートとぶつからない裏メロを生み出すのが本当に上手いです。これは普段BARAKAでのプログレ志向あればこそ、でしょうね。

で、楽しくも悩ましいのがギターです。どれが柴山さんでどれが高見さんなのか、音源だけでは僕にはなかなか分からないという・・・。
演奏トラックは3つで、それぞれ左右とセンターにミックスされています。
左右のバッキング・パートについては、現時点では左が高見さん、右が柴山さんと見ています。
根拠は、右サイドの演奏に柴山さん得意のブラッシング音(ちゅく、ちゅく、ってやつね)を押し出したストロークが目立つこと。また右サイドでは、緒小額の「そのキスが欲しい」「サムライ」で魅せてくれた高見さんの「キュッ」とダウン・ピッキングで押さえ込むようなカッティングが聴けることです。
センターの間奏ソロはまったくお手上げで、渋谷初日の大きな楽しみにとっておきたいと思います。

当日は、僕の音楽仲間の中でも抜きん出てギターに精通している佐藤君が一所ですから、この曲のみならず各所奏法について終演後に色々と薫陶を受けられるでしょう。
本当に楽しみです!


③「一所懸命」と「一生懸命」

最後に、「”一生懸命”って僕らはよく使うけれど、実は凄くスケールの大きい言葉で、僅か限られた人しかそれはできないんだよ」というお話を。

僕の高校時代(国分高等学校・鹿児島県霧島市)の恩師は、地元では著名な歌人でもある末増省吾先生(現代文・古文・漢文)。
『源氏物語』に並々ならぬ愛情をお持ちだったということで、拙ブログではおもにアルバム『女たちよ』収録曲の記事で先生のことを書いています。

先生に教わった様々な事柄は今でも多く覚えているのですが、その中に「一所懸命」なる言葉があります。
現代頻繁に使われる「一生懸命」は元々「一所懸命」を誤用した熟語がいつの間にか定着したのだ、と。

「懸命」は文字通り「命を懸ける」ということ。
では「一所」は何かと言うとこれは「所領」なのですな。
戦国時代の武将が恩賞等で授かった土地。一武将はその「一所=所領)を護り司るために命を賭し精進した、それが言葉の由来です。

「今では転じて物事に必死に取り組むことを”一生懸命”と使うけれど、”一生”はあまりに手びろ過ぎる。我々凡人は”一生懸命”と大風呂敷を広げる才覚は持たない。だからお前たちも身の丈に沿って”一所懸命”に頑張りなさい」
と、末増先生はだいたいそんなふうに教えてくれました。
今思えば大学受験に向けての心構えの話だったのかな。そのあたりの記憶はもう曖昧なんですけど、高校生の僕が先生の教えを都合よく解釈し数学と理科を捨てて国語・英語・日本史しか勉強しなくなったことはは確かです(笑)。
まぁ普通の人ができることなんて限られているわけですし、欲張らずに「一所」に集中して努力すれば、そこそこの成果は得られる・・・僕も受験についてはそれを身を持って体験しました。

ただ、世の中には凡人には及ばぬ凄い人が稀にいて、「一所」に留まらない「一生懸命」を堂々と掲げることができるのです。
具体的に挙げるなら、これはもうジュリーですよ。

ジュリー自身は自分のことを特別な存在と思っていないのかもしれませんが、その年齢、経験、実績、矜持は「一生懸命」を掲げるにふさわしい。
ジュリーの歌人生は悠々そのレベルです。

Ohイーヤーエー SoイーヤーOh
               D                      D7

一生懸命 ♪
G        D

一生懸命(分の)LUCKY。
ジュリーはおそらく「一所懸命→一生懸命」の由来は知っているでしょう。でも自分は「一所」ではなく「一生懸命」をやるのだ、と。
現状に甘んじることなく高みを見る。
自分にハードルを課す。
例えば「平和」を必死に考える時に「一所」では足りないのだと・・・そういうことじゃないのかなぁ?

僕自身はと言えば、「一生懸命」を実行するには器量が足らず、難しい。
終息の見えないコロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻、物価上昇、凶悪な暴力犯罪、今年も世の中では色々なことがあって、先の参院選の際にはあれこれ懸命に考えたけれど、「一生懸命」には辿り着けなかったように思います。
しかし正解が判らなくとも思考を止めることはするまい、とジュリーの新曲から力を貰えているような気がする・・・僕もいよいよジジイな年齢ですが、未来を信じもう少しだけ「生きて生きたい」ものです。


それでは次回更新、ツアー開幕前までにもう1本、セトリ予想(と言うか、佐藤君のために作った予習用CDの曲目紹介笑)記事を書きます。
みなさまの予想とどのくらい重複しているか、または、かけ離れているか(汗)・・・どうぞお楽しみに!

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2022年7月10日 (日)

投票を終えて

未曽有の凶悪事件から2日、参院選は予定通り行われ、夫婦で投票を済ませてきた。

僕は護憲派である。
だから、特に2010年代中盤の安全保障、武器輸出等の法解釈変更や改正にあたり、当時首相の安倍さんに反発する文章をこのブログでも時折書いてきた。中でも「un democratic love」の考察記事では相当突っ込んだことも書いた。

読む人が読めば、そのような僕の文章は「左」に見えているのだろう。そうならそれでも構わない、と思っていた。

しかし。
2日前の銃撃により亡くなった安倍さんについて、とても人が凶悪な事件で命を落としてしまった時に発信する類のものとは思えない、信じられない酷い発言をする人達が少なからずいた。
不条理な暴力の犠牲となった安倍さんと、ご家族や周囲の人達のやり場のない悲憤を何と心得るのか。人の痛みが分からないのか。
僕は、そのような輩と一緒にされたくはない。

最も愕然とさせられたのは、立憲民主党の重鎮、小沢一郎氏の発言である。
今回の事件についてコメントを求められた小沢さんは、こんな時であるのに、まるで自業自得とばかりに故人を批判し、「安倍さんの災難は、参院選で自民党有利に働く」という下衆な「票読み」まで口にした。
たとえ理念は違っても、同じ政治家ではないのか。
志半ばで凶弾に斃れた憂国の士の最期に際して、言わなければならない言葉であったのか、それは。

実は僕は経世会時代から小沢さんを応援していた。自民党を割って新生党を作った時も支持した。
その後、大下英治さん一連のノンフィクション小説を読み、登場する政治家達の中で特に小沢さんの剛腕に改めて惹かれ、リスペクトを持った。所属の党は次々に変わっていったが、政治家個人としてずっと応援してきた。

だが、今現在の小沢さんには「人の苦しみ、悲しみに寄り添う」政治を掲げる器を持ち得ないことが、この発言により露呈した。
即刻、政界から身を退いて頂きたい。

そんな小沢さんに対して「注意」などという対応しかできない党に、僕は今回投票するわけにはいかなくなった。
生涯僅か2度目となる、党名の記入をし帰宅した。

安倍さんのご冥福をお祈り申し上げます。

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2022年7月 4日 (月)

ザ・タイガース 「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」

from『ザ・タイガース/サウンズ・イン・コロシアム』

Soundsincolosseum_20220702115201

disc-1
1. ホンキー・トンク・ウィメン
2. サティスファクション
3. スージーQ
4. アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー
5. ルート66!
6. ドッグ・オヴ・ザ・ベイ
7. ザ・ビージーズ・メドレー
8. ルーキー・ルーキー
9. コットン・フィールズ
10. 監獄ロック
11. トラベリン・バンド
12. ラレーニア
13. ホワッド・アイ・セイ
disc-2
1. 都会
2. ザ・タイガース・オリジナル・メドレー
3. スマイル・フォー・ミー
4. 散りゆく青春
5. 美しき愛の掟
6. 想い出を胸に
7. ヘイ・ジュテーム
8. エニーバディズ・アンサー
9. ハートブレイカー
10. 素晴しい旅行
11. 怒りの鐘を鳴らせ
12. ラヴ・ラヴ・ラヴ

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ジュリーの新曲考察の前に、今日はタイガースです。

7月4日は、敬愛するタイガースファンにしてジュリーファンの先輩である真樹さんの命日。
4年が経ちました。あっという間と言えばそうなんですけど、そのあっという間の期間に、真樹さんとお話したいことが溜まりまくっているという・・・、
すなわちジュリーの活躍いまなお留まるところを知らず、ということなのですね。

毎年この日はタイガースのお題記事を真樹さんに捧げていますが、昨年同様に『PEEが奏でる「四谷左門町LIVE」』にセトリ入りした、タイガースの代表的な洋楽カバーの中で『サウンズ・イン・コロシアム』にも収められている曲をお題に選びました。
田コロで「CCRの曲をお届けしました」と熱唱を終えた後に「水もしたたるなんとやら」とのジュリーのMCでお客さんが「キャ~!」となっている「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」です。

タイガース・リアル世代の先輩方にとっては懐かしい1曲なのではないでしょうか。
今日もよろしくおつき合いください。


①ザ・タイガースとCCR

僕がCCR(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)のオリジナル・アルバム7枚すべてを聴いたのは、ここ数年でのことです。
気にはなっていたバンドでしたが何故か長年、しっかり聴く機会を逸していたんですよねぇ。

聴き始めたきっかけのひとつというのが他でもない、「瞳みのる&二十二世紀バンド」のLIVEで「グッド・ゴリー・ミス・モーリー」を生体感したから。
タイガースファンの先輩方の多くがずっと以前に経験されたであろう「タイガースの演奏を聴いて、カバー元の洋楽曲に興味を持つ」パターンを、40数年後に僕も違った形で追体験したわけです。
聴いてみるとCCRは僕にとってとても波長の合うバンドで、気に入ったいくつかの名曲は今ではコード進行まで頭に叩きこんでいます。

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さてこのCCR、左門町LIVEに向けてのスタジオ・リハにてピーさん曰く
「有名な曲は意外とカバー(CCRのオリジナル・ナンバーではない)が多いんだよね」
と。
言われてみれば確かに。
タイガースがカバーしたものでも(つまり、「カバーのカバー」ということになりますか)「スージーQ」「コットン・フィールズ」「グッド・ゴリー・ミス・モーリー」そして記事お題の「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」がそうです。
もちろんジョン・フォガティが書いたCCRオリジナルも、有名な「雨をみたかい」や個人的に彼等のナンバーで最も好きな「ローダイ」、タイガースが『サウンズ・イン・コロシアム』で披露している「トラベリン・バンド」
等素晴らしい名曲ばかりですが、カバーのヒット曲、有名曲が多いことは事実。
でもタイガースはそれらの曲を「CCRのカバー」としてそステージで採り上げていたようです。

CCRは、決して演奏力が特に秀でたバンドというわけではありません。
「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」を同じ短調3連の「ハートブレイカー」(グランド・ファンク・レイルロード)とそれぞれ原曲比較すると、GFRの方は超絶に上手い。リズムも安定していますし各パートの手数も多いです。
ただ、どちらのグルーヴが好みかと言われれば僕は明快にCCRの3連符の方が好きなんですね。曲想は近くても、そのくらい原曲の感覚は違います。

ところがこの2曲、タイガースがカバーすると驚くほど似ていてグルーヴの統一感が出てきます。やはりこれはピーさんとサリーさんのリズム隊の個性なのでしょうか。
ドラムスについては、CCRの奏法をピーさんがGFRにも応用させた感じ。「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」のドラムはCCR音源の段階で既にピーさんの得意技でもある「神出鬼没な鬼神ロール」が炸裂していますから。

タイガースも決して当時から「上手い」と表現されるバンドではなかったそうです。
ピーさんとサリーさんのリズム隊が後年の再評価を待たなければならなかっらことは意外な気もしますが、CCRとの演奏観がよく似ていたことは特に『サウンズ・イン・コロシアム』での「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」を聴けば明らかで、やはりこのLIVE盤は名演オンパレードなのですねぇ。

リアル世代のファンにとって「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」は、「ホワッド・アイ・セイ」と並び、LP1枚目(disc-1)の目玉曲だったのではないでしょうか。


②PYGヴァージョンとの比較

先の左門町LIVEで主催のYOUさんがこの曲のセトリ入りを決めた際、ピーさんはじめバンドメンバーに配布した参考音源は『FREE with PYG』のヴァージョンでした。
間奏ギター・ソロをPYGでの堯之さんのフレージングで再現したい、との狙いがあったそうです。
YOUさん曰く「堯之さんが弾いたソロの中でこれが一番長いんだよね」と。
ただし小節割りはCCRのオリジナルもタイガースも同じですから、「一番長いギター・ソロ」は3つのバンドすべてについて言えそうですけど。

僕の印象では、タイガース・ヴァージョンとPYGヴァージョンで大きく違うのはまずドラムのフィル、そして何と言ってもジュリーのヴォーカルなのですね。

タイガース(田コロ)でのジュリーは、CCRの音源を忠実に再現しようと丁寧に歌っています。
歌詞フレーズや歌の抑揚を間違えないようにと腐心する、なぞるような歌い方・・・「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」のメロディーは、業界用語で言う「講釈」(いわばトーキング・スタイル。ボブ・ディランや吉田拓郎さんの歌をイメージして頂ければ分かり易いと思います)に近いものがありますので、ジュリーもその点稽古を重ねたのでしょう。

これがPYGになると突然ソウルフルなジュリー・ヴォーカルへと変わります。
講釈のスタイルを歌い慣れてきた以上に「こう歌うのが自分の解釈」という主張が出てきています。フレーズも部分部分で端折ったり、溜めを効かせてシャウトに繋げたりと、これは明らかに「ロック」であらんと意識して歌っていますね。
PYGというバンド自体に、ジュリーをしてそうさせる雰囲気があったのでしょう。

然るに、技巧的または情熱的と表現できるのはPYGのヴァージョンなのですが、じゃあ僕が個人的にどちらのジュリー・ヴォーカルが好きかと問われれば、これがタイガースの方なのです。

僕はよく『JULIE Ⅱ』(一番好きなジュリー・アルバム)収録曲についてある意味ジュリーは「歌わされている」状態のヴォーカルだと書きます。
それは若きジュリーの場合悪い意味では決してなくて、「これを歌って」と提示された時、「自分は歌が上手い歌手ではない」という自覚(そんなことは全然ないのにね)から、その素材を素直になぞる、楽曲に対して無垢なまでに対峙するという姿勢が、素晴らしい「ジュリーの歌」を目覚めさせるわけで、田コロの「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」でも同じことが起こっているんですよね。

LIVEではそれが起こり易いのかな。ソロになってからも「ウィザウト・ユー」なんかはそうですから。

もちろん、PYGヴァージョンも素晴らしいんです。「どちらも生で観たよ」という先輩方が「わたしはPYGの方が好き」と仰ることも充分考えられると思っています。
僕の好みや考察は結局「後追いで、音源だけで聴いている」絶対的なハンデがあることを自覚した上で、個人的にはタイガース・ヴァージョンを推す、ということです。さてみなさまはいかがでしょうか。


③左門町LIVEの「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」

せっかくですから最後は、5月に開催された『PEEが奏でる「四谷左門町LIVE」2022』でのこの曲のピーさんの熱演について書いておきましょう。

主催のYOUさんが今年のセットリストを決め、それを受けたピーさんが自宅での稽古を開始する中「一番厳しい。もしかしたらドラム叩き語りは無理かも」とも当初言っていたのが実はこの曲。
ピーさんがドラムに専念し、YOUさんがリード・ヴォーカルをとる案も出ていました。
しかしそこはピーさん、「無理難題に直面すると燃えてくる」という負けじ魂を滾らせて稽古を重ね、LIVEにご参加のみなさまならば御存知の通り、見事この難曲を仕上げてきました。

難しかったのはヴォーカルの抑揚だそうで、オリジナル音源を何度も聴いて語感を頭に叩きこんだそうです。
「(タイガース)当時は考えたことなかったけど、今にしてLIVE音源を聴くと沢田も早口に苦労していたのがよく分かる」と。

ピーさんの場合は加えてドラム演奏があります。
「ハートブレイカー」とよく似た重厚な3連符パターン。ピーさんとしては特に打点が強くなるリズムです。
結果、今年の左門町セットリストでは「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」→「エニーバディズ・アンサー」→「ハートブレイカー」という怒涛のコーナーが生まれ、ドラマー・ピーさんのステージ真骨頂となったのでした。

スタジオ・リハでも「しんどい、しんどい」と言いつつ自ら「もう1回!」と闘志むき出しの3曲(おかげで「ホンキー・トンク・ウィメン」の演奏が楽に感じる、とも)。
あまりに強い打点を誤ってリムに打ちつけた際には思わぬ指流血シーンも。それでも「出血大サービス!」とギャグを飛ばし心配する僕らを笑わせてくれるという。
そして本番ステージでは、稽古の苦労や当日3ステージの疲労をものともせずに「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」の詞の内容について
「お前に魔法をかけてやる。お前は俺のものだ!っていう歌です」
とサラリとカッコイイことを言ってお客さんを喜ばせるピーさん、やはりスターですな~。

不思議なもので、こうして何度も近い距離でピーさんの演奏を体感した上で改めて『サウンジ・イン・コロシアム』を聴くと、今までは(当時のミックス技術の関係で)よく聴きとれていなかった「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」での細かいキックが耳に入ってくるんですよね。
ピーさんのドラムスは豪快なフィルがまず明快な魅力ですが、通常箇所での独特なスネアとキックのコンビネーション、これが一番の持ち味なんだなぁと再認識した次第です。


それでは次回更新は、ジュリーの新曲「LUCKY/一生懸命」を書きます。
カップリングの「TOKIO2022」はツアーが始まってからにする予定(柴山さんのカッティングが昨年のツアーの演奏と同じかどうか確認したい)。

気合を入れて「LUCKY/一生懸命」を考察してから、満を持して『まだまだ一生懸命』ツアー渋谷初日を迎える所存・・・頑張りたいと思います!

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