吉田Qさんの「夜桜デート」、突如バズる!
『幸せの黄色いジャケット』、2014
1. QQQQ
2. 夜桜デート
3. 焼肉食べちゃうよ
4. 雨とサンシャイン
5. 女は女でつらいのよ
6. 黄昏の僕ら
7. 夕陽のエレジー
8. 横浜ブギ
9. 涙がこぼれちゃう
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先日J友さんにメールで教えて頂くまで全然知らなかったのですが・・・。
2014年のリリースから8年が経とうという今、吉田Qさんの名曲「夜桜デート」が突然バズっているようです。
お正月放送の『情報モトム』がその始まりでした。
出演された霜降り明星のせいやさんが、学生時代にカラオケJOY SOUNDさんで耳にしたという想い出の「長年の謎の楽曲」の情報を
「”春ですね~♪アァハン”しか覚えていないんです」
という細い細いヒントを頼りに視聴者に広く求める、という内容(視聴期限がありますが、現時点ではこちらから無料で番組を観ることができます。8分45秒くらいから)で、「春一番」のウルフルズのカバー・ヴァージョンが候補に挙がるなど様々な情報が錯綜するも苦戦(結局、何万という情報提供者の中、たった1人だけ「これじゃないですか?」と言ってくれた人がビンゴだったとか)、遂にはJOY SOUNDさんの協力を得てとうとう見つけたその曲こそ、Qさんの「夜桜デート」だったんですね(リリース当時の「夜桜デート」とJOY SOUNDさんのコラボ、楽曲考察についてはこちらの記事でどうぞ)。
せいやさんは後日オールナイトニッポンでもこの話題に触れ(ずいぶん前からラジオでせいやさんはこの話をしてたらしいですが、記憶違いだろう、みたいな流れになってたみたいです。radikoのタイムフリーはこちら、1時間19分45秒くらいから)何と言ってもあの天下の霜降り明星の発信ですから、You Tube「夜桜デート」のMVは再生回数が急増、コメント欄も大変なことになってます。
もしや、と思って久しぶりに拙ブログのアクセス解析を見てみると・・・。
拙ブログが最も賑わうのは、ジュリーLIVE初日後の数日間。正に今がそうで、ジュリーファンのみなさまがセトリ入りした曲の過去記事を読んでくださる、という期間限定の繁盛パターンなんですけど、「過去1週間」「最近3日」で調べたアクセスでは、それらジュリー・ナンバーが居並ぶ記事閲覧数ランキングの上位に、先にリンクも貼った「夜桜デート」収録の吉田Qさんファースト・アルバム『幸せの黄色いジャケット』レビュー記事が堂々と食い込んでいるという。
これについてはジュリーファンの方ではなく、せいやさん経由で「夜桜デート」を知った一般の方が検索ヒットしてくださったのでしょう。
僕はM-1優勝の時に霜降り明星を知ったクチですが(生放送をカミさんと大笑いしながら観ていました。その後も霜降り明星のことは夫婦でずっと応援していて、どちらかと言うとカミさんが粗品さん派、僕がせいやさん派です)、せいやさんは近大生時代にグループサウンズに嵌ったこともあったほど昭和ポップスに詳しく、何よりサザンオールスターズの大ファンでいらっしゃいますから、Qさんの嗜好や音楽性とはそりゃあ相性バッチリでしょう。
せいやさんの特技「細かすぎる記憶力」がきっかけで、今回Qさんの隠れた名曲が多くの人に知られ脚光を浴びることとなり、僕は本当に嬉しい・・・。
せいやさんには是非、『幸せの黄色いジャケット』と『JULIE WITH THE WILD ONES』のアルバム2枚を聴いて頂きたいなぁ(サザン好きのせいやさんには「いつかの”熱視線ギャル”」がドンピシャな気がします)。
それにしても、何がどう繋がっていつ陽の目を見ることになるのか・・・「歌」って分からないものですねぇ。
5年前の下北沢LIVEの打ち上げでQさんは
「もし自分の歌が売れることがあるとしたら、晩年だと思うんですよねぇ・・・」
と言っていたっけ。
Qさんより17コ年上の僕はそれを受けて「その時僕はもうこの世にはいないかなぁ」なんて淋しいことを言ってしまいましたが、いやいやもっと速くに「その時」はやって来るのかもしれません。
2022年、これから迎える桜の季節。
Qさん、チャンスです!
「夜桜デートは黒歴史」なんてもう言わないで~。
売上枚数200枚からの大逆転音楽人生は、M-1ドリームにも比するはず!
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