沢田研二 「AZAYAKANI」
from『新しい想い出2001』、2001
1. 大切な普通
2. 愛だけが世界基準
3. 心の宇宙(ソラ)
4. あの日は雨
5. 「C」
6. AZAYAKANI
7. ハートの青さなら 空にさえ負けない
8. バラード491
9. Good good day
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一昨日に瞳みのる&二十二世紀バンド四谷公演の記事を書いたばかりですが・・・本日12月20日は毎年の更新日と決めていますので、本当に短い記事ですがupいたします(実は38℃の発熱で今日は仕事を休ませて貰ったのです汗)。
不肖DYNAMITE、今日で53歳となりました。
毎年書いていますが、同年代の友人や同僚達は今や誕生日を迎える度に「こんな歳になってしまったのか・・・」と表情も沈みがち。僕もジュリーファンになっていなかったら同じだったでしょう。
でも、「今の自分と同い年だったジュリー」の活動は幾つであっても現役バリバリ。毎年勇気づけられています。
あと、「53歳」というのはプロレスファンとしても特別な数字で、今は引退されましたが、あの天龍源一郎さんが今の僕と同じ年齢で開発した必殺技の名前がズバリ「53歳」。
変形の脳天砕きなんですけど、とにかく53歳の天龍さんは、才能豊かな若い選手やリヴィング・レジェンドを向こうにまわしバッタバッタとこの「53歳」で試合に勝ちまくっていました。53歳なんて、全然老け込む歳ではないのだと教えてくれました。
僕は凡人ですからジュリーや天龍さんのようにはいかないけれど、リスペクトする人生の先達に少しでもあやかりたいものです。
さて、ジュリーが今の僕と同い年・53歳の年にリリースしたアルバムは『新しい想い出2001』。
収録曲の少なさ(全9曲)や、この作品からジャケットにジュリーの写真が載らなくなるなど一見地味な印象のアルバムですが、これはジュリーファンならば心から愛すべき名盤!
今日は、まだ記事を書き終えていなかった収録曲の中から「AZAYAKANI」をお題としました。
「AZAYAKANI」・・・ジュリー自身の作詞・作曲。これはお正月LIVEに向けての『恒例・全然当たらないセットリスト予想』シリーズも兼ねた楽曲お題です。
僕は参加できませんでしたが、『SHOUT!』ツアー大千秋楽、東京国際フォーラム公演でジュリーが少しだけお正月LIVEの告知MCをしてくれたのだそうですね。
曰く、「(セットリストは)1曲以外総入れ替えする」と。
いやぁワクワクします。どんな曲が選ばれるのでしょうか。ジュリーは「出来の悪い子(曲)ほど可愛い」とも言っていたそうですから、アッと驚くサプライズ選曲が期待できそう。
もちろん僕らファンからすれば、ジュリー・ナンバーで「出来の悪い」ものなど皆無です。ただ、ジュリーがそうした表現をする時、どんな歌を頭に思い描いているか・・・それを僕は「ジュリー自ら作詞・作曲した歌」ではないかと想像しています。
今度のお正月にはジュリー作詞・作曲の名曲が多くの比重を占める、というのが僕の予想。「明日は晴れる」なんて、個人的には鉄板だと思いますよ!
『新しい想い出2001』からまず僕がセトリ入りを切望するのは、未だ生体感が叶っていない「Good good day」(これもジュリー自作)ですが、「当てに行く」予想をするならば「AZAYAKANI」に軍配が上がるでしょう。
2009年の『Pleasure Pleasure』ツアーで採り上げられたように(GRACE姉さんの「ダバダバダ~♪」コーラスが懐かしい!)、ジュリーが「さぁ、この先10年また行くぞ!」とギアを入れ直すステージにふさわしい選曲ではないかと思うからです。
また、「彼岸と此岸」についてのジュリーの考え方が初めて作詞にハッキリ表れた、という意味でも重要な1曲。つまり、近年の詩人・ジュリーの創作ととても近しい名曲と言えます。
個人的には「君の記憶に残りたい、僕の記憶に残したい」なるメッセージは「たとえ(此岸で)君が僕のことを誰だか分からなくなっても、僕は君と一緒にいる」という決意をも併せ持つ、と考えます。
みなさまはいかがでしょうか。
ともあれ、53歳当時のジュリーを見習い、しっかり地に足をつけてこれから先の道を見出す・・・そんな1年にしたいものです。
それでは、なんとか年内にもう1本セトリ予想の記事を書いて2019年を締めくくるべく、頑張りたいと思います。
寒暖の差が激しい年末となり、インフルエンザも流行しているようです。僕は既にやられてしまいましたが、みなさまは充分お気をつけて!
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コメント
DY様 こんにちは。
遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます!
久しぶりに聴きたいですね。ジュリーはとても好きな曲だと思うし。
200万光年だとアンドロメダよりは少し手前かですか。いや、そこはどうでもいいんですが。
アンドロメダも聴きたいし。ギター一本のセトリは私には想像もつきません。
投稿: nekomodoki | 2019年12月22日 (日) 14時30分
誕生日おめでとう。いつもありがとうね。
どうか体をいたわってお過ごし下さいマジで。
投稿: おたから | 2019年12月23日 (月) 01時07分
nekomodoki様
ありがとうございます!
ジュリーは好きでしょうねぇ、この曲。
アルバム『新しい想い出2001』収録曲はどれも今後セトリ入りの可能性ありと思いますが、ここ数年はご無沙汰となっていますね。
ギター1本での歌いやすさを考えても「AZAYAKANI」は筆頭候補、あとは「ハートの青さなら」でしょうか。
ただ、この2年で柴山さんのアレンジ・ヴァリエーションが凄まじいことが分かったので、原曲のアレンジに左右されずジュリーは選曲してくるでしょう。
まずはお正月LIVE、楽しみです!
☆
おたから様
ありがとうございます!
おたから様ご存知の通り今年はバッタバタの1年でした。ここへきてようやく本格的に寝込むことができましたよ(笑)。
おたから様もお身体ご自愛ください。
投稿: DYNAMITE | 2019年12月26日 (木) 10時51分
DY様
こんばんは。ずいぶん経ってしまいましたがコメントさせて頂きます。
このアルバムからしばらくキーボードレスの編成になったので割とどの曲も印象に残っています。収録曲数も少なく全曲一度はライブ体験していますし。キーボードレス最初のライブは5人並んだら何か初期のストーンズみたいだなぁと思ったのをよく覚えています。なぜかタイガースみたいとは思わなかったです。
アルバム自体名盤には違いありませんが、私はほとんど聴いてないです。これと言って好きな曲も嫌いな曲もないからでしょうか?お題曲については「タイトル何でローマ字表記なん?」と違和感ありました(笑)
改めて聴いてみると詞も曲もうんうんと頷く所多いですね、なるほどジュリー自身の死後の世界観?みたいなものに触れていて。「ダバダ…」のコーラスは個人的に好きじゃないのどちょっと……。
投稿: ねこ仮面 | 2020年1月12日 (日) 20時12分
ねこ仮面様
ありがとうございます!
僕のLIVE体感は鉄人バンド期からですので、キーボードレス体制のストーンズ編成は体感が無いんですよね・・・DVDを観ると、当時体感されたみなさまが羨ましくなります。
このアルバムは購入当初の印象は弱かったのですが、繰り返し聴いているうち大好物になりました。
ジュリーのターニングポイント的な1枚で、今回のツアーで収録曲のセトリ入りがある、と思っていましたが、外れました・・・。
ダバダ~♪コーラス、ダメですか?
僕の場合はアルバム音源を聴いた時はさほどでしたが、LIVEでGRACE姉さんのコーラスを体感して以来、この曲の肝だと思ってますよ~。
『Pleasure Pleasure』ツアーは「探偵」もありましたし、GRACE姉さんのコーラスが強く印象に残っています。
投稿: DYNAMITE | 2020年1月16日 (木) 09時15分
「好きじゃないのでちょっと」の間違いでした。すみません。
投稿: ねこ仮面 | 2020年1月16日 (木) 18時14分
ねこ仮面様
いえいえ、こちらこそすみません。
以前はみなさんからのコメントの誤植には気づいた時点で修正させて頂いておりましたが、ココログさんのリニューアル以後、その作業工程が分からなくなっています。
新しい管理作業をマスターする時間が無い・・・申し訳ないです。
投稿: DYNAMITE | 2020年1月17日 (金) 08時53分
ねこ仮面様
今さらですが、コメントの編集方法が分かりました。
次回からは気がついた時に修正させて頂きますね。
投稿: DYNAMITE | 2020年1月17日 (金) 17時16分