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2018年7月 1日 (日)

沢田研二 「背中まで45分」

from『MIS CAST』、1982

Miscast

1. News
2. デモンストレーション Air Line
3. 背中まで45分
4. Darling
5. A. B. C. D.
6. チャイニーズ フード
7. How Many "Good Bye"
8. 次のデイト
9. ジャスト フィット
10. ミスキャスト

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from『ROYAL STRAIGHT FLUSH 3』

Royal3

1. どん底
2. きめてやる今夜
3. 晴れのちBLUE BOY
4. 背中まで45分
5. 6番目のユ・ウ・ウ・ツ
6. ”おまえにチェック・イン”
7. 麗人
8. ス・ト・リ・ッ・パ・-
9. TOKIO
10. サムライ
11. 勝手にしやがれ
12. あなたへの愛

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7月です。
遂に古稀ツアーが始まりますね。長いじゅり枯れもあと数日の辛抱、というファンが多いでしょう。

僕もそうなんですけど、実はギックリ腰の症状が長引いて困っています。以前は1週間もすればなんともなくなっていたのが、今回はまだ体勢によっては痛みも残っていますし、サッサと歩くこともままなりません。
まぁ徐々に、少しづつですが良くはなってはいるんですけどね・・・とにかく治りが遅いのです。
仕事はともかくとして(←コラコラ)、ジュリーのツアー初日・武道館公演がこの状態ではマズい。なんとかそれまでに完治すれば良いのですが・・・。


さて今日は、古稀ツアーに向けての”恒例・全然当たらないセットリスト予想”シリーズ。腰を痛める前に途中まで下書きを済ませていた「背中まで45分」の記事を仕上げて更新しておきます。
今になってセトリ入りにまったく自信が持てなくなってきているんですが、いずれにしても50周年ツアーの選曲から漏れたシングル曲をここでひとつ書いておきたい、というのは以前から考えていましたので。

あと、アルバム『MIS CAST』って、暑さ対策になかなか向いていますよ~。
こちら関東では先の思いやられる暑さが続いていますが、みなさまお住まいの地はいかがでしょうか。ダンディーな「背中まで45分」で納涼といきましょう!


①ジュリー流「ニュー・ロマンティック」本格化

70年代後半のニュー・ウェーヴ・ムーヴメントから枝分かれしたいくつかのジャンル・カテゴライズの中で、ジュリーは80年『G. S. I LOVE YOU』でネオ・モッズを、81年『S/T/R/I/P/P/E/R』でパブ・ロックを我がものとし、さて82年。「アルバムごとに変化を魅せる」ジュリーが挑んだ音は・・・『A WONDERFUL TIME.』がシティ・サウンドだったとすれば、『MIS CAST』はニュー・ロマンティックと言えるでしょう。

もちろん『A WONDERFUL TIME.』の時点でニュー・ロンティック的な手法は既に見えていますが、アレンジャーに白井さんを迎えたことでより徹底的に、革命的に音作りが変化しました。
83年に入るとシンセ・プログラミングの導入によりさらに拍車はかかるのですが、純粋な意味でのジュリー流ニュー・ロマンティックは『MIS CAST』にトドメを刺す、というのが僕の見方です。
一般的には82年という時期はニュー・ロマンティックなるジャンルも行き詰まり多種多様化して霧散したと言われますが、それはロンドン出身のバンドやアーティストを起点とした捉え方であって、この頃デュラン・デュラン(バーミンガム出身)あたりは最全盛期。
僕は最近スコアを入手したこともあって今ちょうどデュラン・デュランをよく聴いているのですが、82~83年のジュリー流ニュー・ロマンティックの手法との共通点は多いです。ちょっと挙げてみますと

・ヴォーカルのジュリーは当然として、エキゾティクス含めた「バンド」メンバー全員が美男子であり、ルックスのインパクトが音楽性とマッチしていること
・シングル盤をはじめプロモーション戦略で押し出される楽曲については、エンディングのミックスがフェイド・アウトであること
・楽曲のクオリティ-の高さもさることながら、PV的な作品世界観を重視していること

例えば今日のお題「背中まで45分」。
これまでテレビ出演でシングルが披露される場合、演奏はもちろん衣装や立ち位置まで生バンドならではの勢いを最重視したスタイルだったのが、この曲では生出演でそのままPVを表現しているような・・・。

長いファンの先輩方でも楽器に詳しくなければ「えっ?」と驚かれるかもしれませんが、「背中まで45分」のレコーディング音源って、シングル・ヴァージョンはエレキベースなんですよ。「俺、ウッドベース弾こうかな」と手を上げて録音したという有名な以前の逸話が示す通り、建さんはウッド・ベースの達人でもありますが、それは「背中で45分」についてはアルバム・ヴァージョンに限ります。
その辺りを混同した公式の商業誌掲載の文章も多いですけど、よ~く聴けばみなさまもシングルの方はエレキだと分かるはずです。
ただ、「シングル曲」としてテレビ出演する際の建さんはウッドベースを持っていますよね。何故か・・・その方が、PV的な完成度が高いからでしょう。映像の構図まで込みで「背中まで45分」という作品なのだと。
また、フェイド・アウト処理にも似た意味があります。PVというのは基本「エディット」しません。曲の最初から最後まで聴かせる、見せることで作品となります。
僕はどちらかと言うと「ばば~ん!」とキッチリ終わるエンディングの方がミックス、アレンジとしては好みですが、「背中まで45分」にフェイド・アウトは「絶対」の要素だと思います。エディットなんてできないし、途中を端折ることもできません。
しかもこの歌は「終わり」を描かないのがポイント。

それがちょうど それがちょうど 今
F#m7                                     B7

背中まで45分 ♪
Amaj7    G#m7

「今」のその先に起こること・・・ドラマなんかだと白いスモークがかかって大事なトコを隠すシーン(笑)が後に続くという、それがこの曲のフェイド・アウト。
ニュー・ロマンティックが流行した頃のロックって、フェイド・アウト処理自体がクールでカッコ良い、確かにそんな時代だったなぁと思い出します。

先の50周年ツアーで「背中まで45分」のセトリ入りが見送られたのは当然のこと。ワンコーラスだけ歌う、ってわけにはいかない曲ですからね。
ジュリーがじっくり、しっぽり、艶っぽくフルコーラスで歌う「背中まで45分」を今回の古稀ツアーでは改めて期待しようではありませんか。
さすがにフェイドアウトは無いとは思う一方、もし打ち込みが導入された場合は(この曲については可能性あり、と考えています。詳しくはチャプター③で!)、あり得ない手法ではないですよ~。

僕はアルバム『MIS CAST』からはまだ「ジャスト フィット」唯1曲しか生体感が無く、「背中まで45分」は未体験ジュリー・シングルとして残された数曲のひとつ。
個人的には一昨年の手術後によく聴いていたアルバムで、「音の噛みは過激なのに不思議な鎮痛効果がある」という観点に立てば、ジュリーが「背中まで45分」をシングルに抜擢したのはズバリの選択だったんじゃないか、と今になって思います。
是非1度は生体感してみたい1曲です。


②「背中まで45分」3つのヴァージョン聴き比べ

「3つ?シングルとアルバムともうひとつは何?」と、みなさま思われたでしょうね。
3つ目というのは


1806_051

井上陽水さんのアルバム『ライオン&ペリカン』収録のセルフカバー・ヴァージョンです。
聴いたことのある方もいらっしゃるでしょうけど、今日はせっかくの機会。まずはこの陽水さんのヴァージョンについて書いてみましょう。

僕が後追いで知った話によれば、陽水さんはジュリーの『MIS CAST』収録全曲の創作に没頭するあまり、ご自身のアルバムの収録曲が足りなくなってしまったのだとか。そこで「背中まで45分」と「チャイニーズ フード」を自らのアルバムにも収録するにあたり、ジュリーに「いいかな?」と尋ねてきたのだそうです。
ジュリーは「どうぞどうぞ!」と。
このあたりの経緯についてはラジオ番組『NISSANミッドナイト・ステーション』でジュリーが詳しく話してくれていますので、いずれ『MIS CAST』他収録曲のお題記事でご紹介するつもりです。

で、そのラジオ音源を聴いて僕は陽水さんのセルフカバー・ヴァージョンも聴いてみたくなり、『ライオン&ペリカン』を購入したというわけ。

ジュリーへの提供2曲を聴いて、まずビックリしました。
「背中まで45分」ですと、シンプルな16ビートのパターンを延々とリフレインするリズムボックスと、気まぐれなエレキギターのストローク。あとはベースと、擬似ストリングス(ギターを使用しているように聴こえます)、そして陽水さんのダブルトラック・ヴォーカル。
いくらなんでもこれは粗すぎるのでは、と思ったら、どうやらジュリーに渡したデモテープ音源をそのまま流用したらしいんですね。
そう知ると「粗さ」は逆にジュリーファンとして魅力に変わり、色々なことが見えてきて興味そそられます。
例えば「ここからちょっと歌お休みの間奏ね!」という箇所(15分前から5分前の間ね)の直前には突発的なフィル・パターンがプログラムされていて、陽水さんが楽曲全体の構成までしっかり決めてジュリーに届けていたことが分かります。陽水さん、相当入れ込んでノリまくってデモを作っていますね~。
もちろん陽水さんが提示した構成は、そのままエキゾティクスの演奏に引き継がれています。

では、ジュリーの2つのヴァージョンについて。
アレンジが異なるのにさほど印象の乖離を感じないのは、ジュリー・ヴォーカルの成せるところでしょう。でも実際アルバムとシングルでは相当違いますよ。

Senakamade


↑ 本日の参考スコアは歌本『YOUNG SONG』!


ジュリーはアルバム『MIS CAST』リリース時にラジオで「いろんな音が入っている」と紹介してくれています。「背中まで45分」のアルバム・ヴァージョンも当然その言葉通りで、シーケンサーのような音やギターの逆回転音が左右からひっきりなしに襲いかかってくる・・・いかにも白井さん、といった感じのS.E.ですね。

演奏トラックで特徴的なのはキーボードで、Aメロは
「シシシド#~ド#シ~、シシシド#~ド#シ~♪」
を貫き通します。ホ長調のコード・トーンとは言え、「F#m7」に行こうが「B7」に行こうがずっとその音階で不動となれば、若干の「居心地の悪さ」が出てくる・・・それが逆に気持ち良い、というわけです。
さらにBメロ(サビ)では「シ」の音を16分音符でひたすらに連打。抑揚の無い1音階を繰り返すことでクールなPV感覚が生まれ、歌がより映像的になります。

ところがこのキーボード・フレーズがシングル・ヴァージョンではバッサリ無くなります。
建さんが「シングル」向きに「シ~ド#~ソ#~、ド#~シド#レ#~シソ#ド#~ソ#~・・・♪」という新たなテーマ・フレーズを考案。
続いてBメロにはジュリーのヴォーカルを追いかけるディレイたっぷりのピアノ。これらは当然アルバム・ヴァージョンには無かった音です。

そして先述した通り、アルバム・ヴァージョンはウッドベースでシングルはエレキベース。これがいずれも素晴らしい名演!
特に好きなのがシングル・ヴァージョンのフレージングです。「E」の2小節、「C#m」の2小節、どちらのコードでも最初の1小節はビシッ!とミュートさせ、続く2小説目は冒険的なまでに音を伸ばす・・・「フレーズの終わらせ方」が決して安易に繰り返されない、一辺倒にならない、というところが建さんの真骨頂。

シングルとアルバムでヴァージョン違いのジュリー・ナンバーは数多くありますが、ここまで「音」自体が変化している曲は珍しいです。
圧倒的なジュリー・ヴォーカルに隠れていますが、白井さんと建さんがアレンジャーとして素晴らしい「職人」ぶりを発揮した、それぞれ甲乙つけ難い2つのヴァージョン・・・みなさまはどちらがお好みでしょうか。


③セトリ入りが実現したら、いつ以来?

もしセトリ入りしたら・・・簡単に、ではございますが今回もその見どころを2つの演奏スタイルに分けて書いてみましょう。

まず、伴奏がギター1本だった場合。先に少し触れたように、この曲については「生きてたらシアワセ」同様、打ち込みの導入を僕は考えます。プログラミングと相性の良い曲だと思うんですよ。「ループ」パターンが曲の雰囲気を壊さないのです。
打楽器音に限らず、アルバム・ヴァージョンでキーボードが奏でている
「シシシド#~ド#シ~、シシシド#~ド#シ~♪」
これをループさせればカッコ良い打ち込みになると思う・・・柴山さんはシングル・ヴァージョンの雰囲気でギターを弾くでしょうから、実現すれば2つのヴァージョンのアレンジ・アイデアが合体、ということになりますね。
となれば、フェイド・アウトの再現も視野に入ります。

一方、古稀ツアーで新たなバンドがお披露目されるなら、この曲はもうすべてのパートが見どころです。どんな感じになるのか、まったく予想がつきませんから。
手持ちのDVD作品に限って言うと、僕はこの曲のLIVE映像はたぶん観たことがないはず。
もしかして「背中まで45分」って、ここ30年くらいで考えると、長いファンの先輩方にとっても相当なレア曲、待ち続けている1曲ではないのですか?
僕の”全然当たらないセットリスト予想”が万一的中しサプライズが実現したら、一体いつ以来の生歌、生演奏になるのでしょう。期待したいです。

ジュリーのヴォーカルについては、やはり

それから よりそい 二人で 恋をし
Amaj7      G#m7     Amaj7    G#m7

長い廊下 転がされて
A

迷い込んだ ホテル ラウンジバー ♪
B7

ここでしょうかね~。
オリジナル音源を聴くだけでとろけそうな美声際立つ箇所ですが、生で聴くといかほどか、という。
ホ長調のキーで高い「ミ」の音を押してくるメロディーは、今も昔もジュリーにピッタリなのですね・・・。


それでは、オマケです!
『MIS CAST』ツアー・パンフレットから、まだ拙ブログ未添付のショットを数枚どうぞ~。


Miscast8

Miscast15

Miscast2_2

Miscast19

Miscast23


これにて、ポリドール期の『ROYAL STRAIGHT FLUSH』全3巻の収録曲もすべて書き終えました。10年も続けているとこのように色々と積み重ねも目に見えるようになってきますが、それでも「ジュリー・ナンバー」を全部書く、というのは一生かかっても無理。
終わりが見えないことがこんなに幸せとは・・・。


いよいよ週末の金曜日は待ちに待ったジュリー古稀ツアー『OLD GUYS ROCK』初日、武道館公演です!
とにかく今回はどんな演奏スタイルになるのか、もしバンドなら新たにどんな顔ぶれとなるのか・・・本当に情報が無くてドキドキ感がいつになく凄まじい(笑)。
きっとみなさまもそうでしょうね。

セットリスト全体のコンセプトはLOVE & PEACEと予想しますが、じゃあどの曲を?と言われると難しい。
社会性の高いラインナップにはなると思う・・・ジュリー、きっと今「ブチかましたい」はずですから。ブチかます気持ちこそがジュリーの「冒険」、というのが僕の個人的な推測なのです。さぁ実際はどうでしょうか?

初日までにはもう1本、簡単なお知らせ記事(別館side-Bのご案内)を更新します。
今回は盟友・YOKO君の初日が10月のさいたまスーパーアリーナということで、拙ブログは3ケ月半に渡る長い長いネタバレ禁止期間に入りますが、それはあくまで僕が書く記事本文のこと。
コメント欄についてはツアーへの言及OKです。みなさまその点はどうぞお気遣いなきよう・・・。

とにかくあと5日のうちに、腰をなんとかせねば!
みなさまも、お身体のことはもちろん不慮のアクシデントなど、充分ご注意ください。

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瀬戸口雅資のジュリー一撃伝授!」カテゴリの記事

コメント

DY様 こんばんは

言われてみますと最後に「背中まで45分」を聞いたのはいつだったでしょうか。勿論、『ミスキャストツアー』は覚えていますが、以降の記憶はありませんね。アルバムの中で好きなのは、「NEWS」ですかね。いかにも「夢の中へ」風で、あっ陽水だと分かるのが良いです。先週から暑くなって来て、思わず「こんなに暑さが続いているのは管区気象台の仕業」と歌ってしまいます。

「背中まで45分」のシングルバージョンには、納得させられました。あの無機質な歌い方は、ジュリーにしか出せない色恋を感じました。特にやられたなあと思ったのは、サビの「それから〜」のところ。気負ったら大声になってしまいますが、何とも包み込まれそうな余韻のある歌い方なんだろうと聞く度に感じます。

'81年から佐野さんのラジオ番組で、世界のヒットチャートやロックのムーブメント情報をいち早く聞いていました。ニュー・ロマンティックのブームに関心はありませんでしたが、ザイン・グリフだけは聞いていました。

以前コメントさせていただきましたが、ジュリーがラジオ番組でザインの「灰とダイヤモンド」('80年作品)を紹介してくれたのがきっかけでした。シンセを多用して、作詞作曲アレンジ、演奏をマルチにこなし、容姿はD・ボウイの再来かと驚く程に酷似しているので、アルバムジャケットに殺られてしまったものです。

武道館はリハーサル音が外に漏れるんですよね。私は我慢せず聞く派なので早目に行こうと思っています。席は、(恐らく)ど真ん中やや前よりみたいです。

投稿: BAT | 2018年7月 3日 (火) 02時39分

BAT様

ありがとうございます!

仰る通り、この曲のジュリー・ヴォーカルはサビを張り上げないという点に尽きます。
この余韻、情感は天性ですよね。陽水さんのデモと比較するとそのあたりも面白いです。

僕はニュー・ロマンティックについてはほぼ後追いです。ニュー・ウェーヴの括りだとアフターパンク系にはすぐ飛びついたのですが・・・。
音やコンセプトの素晴らしさを知ったのはかなり後でしたね。

そうそう、武道館ってリハの音が漏れるんでしたね。うっかり失念していました。
さて「事前に何も知りたくない」派の僕としてはどうしましょうか。早めに現地に向かおうとは思っていますが、敷地にはギリギリになってから入るとしますか。
当日は雨の予報です。BAT様はじめ遠征のみなさまは道中くれぐれもお気をつけください。

投稿: DYNAMITE | 2018年7月 3日 (火) 09時09分

DY様
 こんばんは。いよいよ明日は私もツアー幕開け、大阪城ホール行って来ます。どんな編成でどんな曲やるのか、こんなに予測がつかないツアーは初めてです。
 お題曲、私は圧倒的にアルバムの方が好きです(建さん、すんません)。あの無機質感がアルバムのトータルな印象とマッチしていて、また前後の曲がそこそこアップテンポなのに挟まれているのも何かいいですね、ちょっと一息みたいで。
 あと当時、お題曲がシングルカットされると知って、「ジャストフィット」か「チャイニーズ・フーズ」の方がヒットするんじゃないかな~?ちょっとシブ過ぎるんじゃないかな~?っていう私の予感は不幸にも当たってしまったのを思い出しました。
 建さんがウッドベース弾いてるライブ映像、いずれも私には歌以外は生演奏していないように思えるのですが実際はどうなんてしょう?

投稿: ねこ仮面 | 2018年7月11日 (水) 22時25分

ねこ仮面様

ありがとうございます!

いよいよ今日、ねこ仮面様の初日ですか~。
side-Bでご感想楽しみにしています。実はまだあちらでは、西日本豪雨の被害のこともあり、武道館レポを書き始めることができずにいるのですが・・・そろそろ始動しなければ。

このアルバムからシングルカット、ということであれば確かに「ジャスト フィット」、あと個人的には「デモンストレーションAir Line」あたりがヒット性が高かったのでは、と僕も思いますが、ジュリーはシングル曲のイメージの固定を嫌ったのかなぁ、とも思えます。

ウッドベースを持つ建さんの演奏については、よく確認すれば実際に音が出ているかどうかは分かると思うのですが、今『快傑ジュリーの冒険』を友人に貸し出し中で、今回はそこまで確認できませんでした。
でも建さんのキャラクターから考えると、音は出しているんじゃないかなぁ?

投稿: DYNAMITE | 2018年7月12日 (木) 09時19分

DY様 こんばんは。

いつの間にか次行っちゃてる~。
武道館の余韻が強すぎて本編が頭から吹っ飛んでました。
私もシングルは「ジャスト フィット」にして欲しかったなぁ、でした。
「背中まで45分」は一人でニヤニヤしながら妄想のアバンチュールを楽しむ歌だと思ってますから。

投稿: nekomofoki | 2018年7月14日 (土) 23時29分

nekomodoki様

ありがとうございます!

こちらも武道館のインパクトが強すぎて事前に自分が書いたセトリ予想が吹っ飛んでいます(笑)。

確かに「背中まで45分」はアルバム収録曲として光るタイプの楽曲だったのかなぁとは思います。でもジュリーがこれをシングルに、と考えた気持ちも分かるような・・・。
シングル曲でビートものが続くのを避けたかったのかなぁ、とか。

それにしても、後追いの僕はなかなか生で聴くことが叶わないシングルです。今後、機会は訪れるのでしょうか・・・。

投稿: DYNAMITE | 2018年7月17日 (火) 09時14分

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