沢田研二 「しあわせの悲しみ」
from『CROQUEMADAME & HOTCAKES』、2004
1. オーガニック オーガズム
2. whisper
3. カリスマ
4. 届かない花々
5. しあわせの悲しみ
6. G
7. 夢の日常
8. 感情ドライブ
9. 彼方の空へ
10. PinpointでLove
--------------------
今年も中野『まんだらけ海馬店』さんでジュリー生誕祭のお蔵だし期間が展開されるようです。
実は中野にはつい先日行ったばかり。海馬店さんも覗いてきまして、未開封の老虎Tシャツが結構なお値段で販売されているのを確認してきました。僕のはすっかりパジャマ化しヨレヨレになっていますが・・・。
今年も、普段は店頭に並んでいないお宝アイテムがお店を飾るのでしょう。また行ってこようかなぁ。
ちなみにみなさまが中野に来られた際には、ブロードウェイとは駅の反対側の通り沿いにある喫茶『アザミ』さんのランチがお勧めです。午前11時の開店から早々に混んでますけどね。
それでは今日は”作曲家・ジュリーの旅”ひとまずの締めくくりでございます。
2000年代編ということで、採り上げる曲はアルバム『CROQUEMADAME & HOYCAKES』から「しあわせの悲しみ」。
今日のお題がこの「しあわせの悲しみ」で、先に言ってしまうと次回(古希ツアーに向けて”全然当たらないセットリスト予想”シリーズの第1弾)採り上げるのが「生きてたらシアワセ」。これは先々週にはもう決めていた流れで、その2曲いずれもジュリーの作詞作品です。ジュリーがタイトル・フレーズにした「幸せ」という言葉の意味は、それぞれの歌で違うのか、それとも同じなのか。
ジュリーの古希ツアー開幕までひと月とちょっと、というところまで来て僕は今「硯の海に波もなし」には程遠い心境ではあるのですが、普段通りに頑張りたいと思います。よろしくおつきあいの程を。
①ジュリー流「パワー・ポップ」の決定盤!
今回もまずはアルバムの話から。
『CROQUEMADAME & HOTCAKES』は2000年代のジュリー・アルバムの中でもファンの人気が特に高い1枚のようです。
よく聞くのはハードロックとしての評価ですが、収録曲のメロディーやコード進行、アレンジに目を向けた時、僕はこのアルバムをジュリー流「パワー・ポップ」の集大成的名盤と位置づけたいです。
パワー・ポップはバッドフィンガーあたりが元祖と言われ、ジャンルとして確立したのは90年代、オルタナから派生したメロディー重視(つまり演奏以上に「歌」ありき)のパワフルなポップ・ロック。
それまで「イギリス>アメリカ」が不動だった僕のロックの好みが逆転してしまったという、個人的にはかなり刺激的だったムーヴメントで、根底にはビートルズをはじめとする60年代マージー・ビートへのリスペクトがあり、その意味では80年代のネオ・モッズにも似た熱を感じていました。ファストボール、オーズリー、メリーメイカーズなどをよく聴いていましたね。
このパワー・ポップのテイストはジュリーの歴史で言うと、白井さんが1人でアレンジを任されるようになった97年の『サーモスタットな夏』から徐々に強まってきて、2003年『明日は晴れる』と2004年『CROQUEMADAME & HOTCAKES』の2枚で完全に突き抜けた、という感じです。
前者がアコギ主体、後者がエレキ主体と「パワー・ポップの特性を2枚がかりで1面ずつ魅せる」という白井さん、そしてジュリーらしいアプローチだと思います。
ちなみに僕は大学時代に上井草という西武新宿線の駅前の喫茶店でアルバイトをしていて、そのお店のメニューにあった「クロックムッシュ」はよく知っていた(と言うか、マスター不在の時は僕が作ってお客さんに出していたんですよ~)のですが、「クロックマダム」の方はどういうものだか知りませんでした。
『ジュリー祭り』後にCDを購入しデザインを確認して初めて「目玉焼きを乗せたトースト」だと遅ればせながら学んだ次第です(笑)。
斬新なパッケージですよね。
このアルバムから僕がLIVEで生体感できているのは、前回書いた『Beautiful World』の場合と同じく2曲。「届かない花々」と「彼方の空へ」です。
ただ、『ジュリー祭り』以降僕が唯一参加できなかったLIVE、裕也さんとのジョイント『きめてやる今夜』で、「whisper」がセトリ入りしているんですよねぇ・・・。これを聴きそびれてしまったのは本当に痛い!
「彼方の空へ」はかなりレアな体験だと思っていますが、「届かない花々」は何度も聴けていますしこれからも聴けるでしょう。と言うか古希ツアーでもセットリスト有力候補です。
もし今年歌われたら、「過去記事懺悔やり直し伝授」の記事執筆は是非、と考えています。2009年に記事を書いた際には、僕は恥ずかしいことに9.11にまったく思いが至っていませんし、さらにその後2015年「泣きべそなブラッド・ムーン」の記事に頂いた先輩のコメントを読んで、近年のジュリーが「花束」や「花々」といったフレーズをどういう意図で自作詞に盛り込んでいるかをようやく理解しました。
「機会あれば書き直したい」と思っているジュリー・ナンバーの代表格です。
今日のお題「しあわせの悲しみ」については、作詞も作曲もジュリーということでその他の収録曲と比べると今後のLIVEでのセトリ入り率は少しだけ高いのかな、と考えています。
いつか生で聴ける日は来るでしょうか・・・。
②「しあわせの悲しみ」って何だろう?
まずはジュリーの作曲手法について書いて。
80年代からギター・コードに囚われない「メロ先」の作曲を始めたジュリー。気に入ったメロディーに後からコードを当てる、となった時、当初は「あれっ、ここのコードは何だろう?」と迷うパターンもあったでしょう。
その都度加瀬さんあたりに尋ねてゆくうち、テンション・コードを教わり、フラットナインスやディミニッシュ、オーギュメント、ハーフ・ディミニッシュなどの進行例を会得、「このメロディーだとこのコード」というパターンを覚えて、次第に「メロディーとコードが同時に脳に浮かんでくる」作曲法に至ります。
「しあわせの悲しみ」は、その点がとても分かり易い1曲だと僕は考えています。
具体的にそれを感じさせるのがBメロ冒頭部。
背中が さむいよ
♪
F Faug
これは先日「ロイヤル・ピーチ」の記事で解説した「上昇型のクリシェ」で、コードと並行で産み出されるメロディーの一例。ジュリーはこのパターンがお気に入りとなったらしく、後に「涙のhappy new year」を同じ理屈で作曲しています。
他作曲家のジュリー・ナンバーの例では、NOBODYさんの「失われた楽園」、加瀬さんの「渚でシャララ」、そして先述した柴山さんの「ロイヤル・ピーチ」。
独特の進行ですから共通の雰囲気は分かり易いかと思います。ジュリーは当然、「しあわせの悲しみ」作曲時点でこの進行を血肉とした上でメロディーを生み出しているでしょう。
もうひとつ、「しあわせの悲しみ」ではメロディーの抑揚に明快なリズム・パターンをあらかじめジュリーが組み込んでいます。チャプター③でご紹介する糸井さんとのトークで話題に上がるのですが、ジュリーは80年代を機に「リズムのあるメロディー」作りを心がけるようになったのだとか。
こちらの手法も作曲家・ジュリーはすっかり自分のものとしていて、「しあわせの悲しみ」で提示したリズムは軽快なモータウン・ビートです。こちらの他作曲家のジュリー・ナンバー例は加瀬さんの「バイバイジェラシー」、大沢誉志幸さんの「Tell Me...blue」。
クリシェ進行にしろモータウン・ビートにしろ、2004年のジュリーは既に「考えてひねり出す」手間などなく、メロディーを思いついた瞬間にそこまでアイデアが及んでいるわけで、これほどポップな展開、進行をして「しあわせの悲しみ」の作曲作業に費やした時間は相当短かったと思いますよ。円熟の名曲ですね。
さて、この曲は作詞もジュリー。これまで書いてきた通り作曲についてはジュリーの手法が推測し易いナンバーですが、作詞となるとこれが非常に難解。
言葉遣い、フレージングそのものに奇をてらってはいないのだけれど、「ジュリーが何を伝えたいか」を読み解くのが難しい作品です。
そもそも「しあわせの悲しみ」って何だろう?
しあわせの悲しみは 悲しみのしあわせより
F A7
もっともっと傲慢だ それを僕は信じない ♪
B♭ C B♭ C
(注:このタイトル・フレーズが登場する歌詞部は伴奏無しのアレンジですが、ここでは曲中の他Aメロ箇所に準じたコードネームを振ってあります)
ここで「しあわせの悲しみは傲慢である」ということを否定しているわけですから、ジュリーにとって「しあわせの悲しみ」は「悲しみのしあわせ」とは違って好ましい心の状態である、ということになります。
「しあわせの悲しみ」とは、幸せな日常の中に突発的に起こる悲しみで、逆に「悲しみのしあわせ」とは悲しみの日常の中に稀に訪れるしあわせ・・・と考えてよいのでしょうか(既にややこしい汗)。つまり「俺の日常は基本幸せだ」という心構えを傲慢だと人は言うけれど、僕(ジュリー)はそうは思わない、ということなのかな。
いや、それだけじゃないなぁ・・・ジュリーは「しあわせの悲しみ」を肯定し「悲しみのしあわせ」を否定しているんじゃなくて、すべての「しあわせ」を肯定している。
様々な状況でそれぞれの人が自らを「幸せ」だと感じる心の在りようを尊ぶ・・・そんなメッセージ・ソングなのかもしれません。
何かヒントはないものかと「しあわせの悲しみ」というタイトルフレーズをはじめ歌詞中のいくつかの言葉並びを思いつくままにネット検索していたら、「ポジティヴ心理学」というものに当たりました。簡単に言えば、「幸せ」な心であるためには「悲しみ」「怒り」「落ち込み」といった感情も少なからず必要である、と。
そうなんだろうか・・・僕にはよく分かりませんでした。
もう少し年齢を重ねれば実感できることなのか、僕自身にその能力が無いのか、それとも無意識に意を得ているのか。
「幸せ」や「悲しみ」の感じ方って人が置かれている状況によって全然違うし、定義は本当に難しい。
ただ、ジュリーのこの詞がジュリー自身の日常から産まれていることは間違いないと思います。その意味でも「円熟の歌」という気がしますね。
あと、白井さんのアレンジについて書いておきます。
肝はイントロなどに配されたギター・リフ部です。多くのリスナーには「歌メロとはリンクしない、白井さんがアレンジ段階で新たに考案した進行」箇所と捉えられているんじゃないかと推測しますが、実はそうではないんですよ。
これは白井さんが、ジュリーが作曲したAメロ冒頭部の進行「F→A7→B♭→C」をそのまま拝借してリフを載せているんです。
ただし、そのすべてをブルーノートのギター・フレーズに置き換える、という工夫が白井さん渾身の「だまし絵」的なトリックなのですね。全然関係ない独立したアイデアによる進行だと聴き手に思わせて、白井さんはニヤニヤとほくそ笑んでいるわけです。
下手すると、歌うジュリーですら騙されているかも。
そう言えばこのギター・リフ、「グショグショ
ワッショイ」の中で柴山さんが採用しているフレーズとまったく同じ運指なんですよね。
ジュリーの作曲は「ロイヤル・ピーチ」、白井さんのギターは「グショグショ ワッショイ」。
「しあわせの悲しみ」のような曲が今年の新譜と共鳴していること・・・不思議に納得のゆく偶然です。
③糸井重里さんが作曲家・ジュリーに迫る(後編)
お題曲とは関係ありませんが、”作曲家・ジュリーの旅”シリーズということで前回記事でご紹介した81年のラジオ番組での糸井重里さんとジュリーのトーク・・・今日はその後編をお届けします。
-糸井さん-
シンガーとしての沢田研二とソングライターとしての沢田研二ってのは、少しくらい違うって感じします?
-JULIE-
そうですね・・・自分で作ったものを歌うってのはあんまり好きじゃないみたいです。っていうのは、作ってるうちにもう自分のものになっちゃってるから。レコーディングするような段階だともう飽きっぽくなってるっていうか。
人が作ってくれたやつだと、だんだんだんだん自分のものになっていくのがすごい快感だったりする、となんかそういうところはありますね。(自分で作った曲は)メロディーも全部自分で分かってるから、つまんないなっていうか(笑)。
-糸井さん-
へぇ・・・なかなか聞いてみないと分かんないことがあるみたいですねぇ。
♪「ヘヴィーだね」オンエア
-糸井さん-
沢田さんが作った曲を続けて聴いているんですけど、(「ヘヴィーだね」は)懐かしいですねこれ。ギター弾いてる人や歌っている人の顔が見えるような。
ちょうど僕らがいちばん・・・何て言うんだろう、「音楽って何だろう」みたいな結構ややこしいことを考えてた時期の・・・。
-JULIE-
そうですね、(そういう)サウンドですね。
-糸井さん-
曲を作る、俺の曲を作ろう、って思ったきっかけというのは?
-JULIE-
きっかけはねぇ・・・へっへっへ(笑)。タイガースの頃でね。
ビートルズとかそういうグループなんかでは、(自ら作曲するのは)常識だったけれども、ビートルズが作るっていうのは、「あ、彼等だから作れるんだ」っていうふうに思ってて。でもある日アダモが日本に来てね。「あのオッサンも作ってる!」って思ったわけ(笑)。本当に全部そう?って聞いてね、あのオッサンにできて俺にできないわけないと思って。
この話は最近ジュリーのMCで聞いたなぁ。50周年ツアーの・・・大宮だったか、武蔵野だったか。
ちなみにビートルズも、ジョンなんてバンド結成当時は「自作の曲をやる」なんて全然考えてなくて、ある日ポールから「自分で作ってみた」というオリジナル曲を聴かされて、「おまえ、楽譜とか読めんの?」と尋ねたら「そんなもん読めなくても曲は作れるよ」と返されて、そこから日夜2人で共作してどんどんオリジナル曲を歌うようになった、という話があるんですよ~。
-JULIE-
で、頑張ったら、最初の曲作るのに1年半くらいかかりましたよ(笑)。忘れもしない、目黒ハイツというマンションで、毎日帰ってやるんだけど、なかなか作れなかった。
まぁどっちかっていうと地味ですね、僕の曲は。
-糸井さん-
性格が派手過ぎるから?
-JULIE-
(性格と言うより)表でやってることが派手だから、(曲は)わりとすごい地味で。でも最近は派手に・・・。
-糸井さん-
派手になってますよね!
-JULIE-
「嘘はつけない」あたりからちょっと意識してね。
だいたい僕の曲は(当初は)のんべんだらりで、メロディーにリズムが無いのが多かった。それを指摘されたりなんかして。
-糸井さん-
指摘されたんですか?
-JULIE-
ええ。木崎純久っていうディレクターに(笑)。リズムのあるので作ってくれと言われたり。それからちょっと頑張って。
-糸井さん-
リズムがあって口三味線だってことは、歌になってる、ってことだもんね。
僕はとても(ジュリーの作る曲が)好きで、これから本当に期待してるんですけれども、歌を作ることと並行して、例えばギターを持って(ステージなりを)やってやろう、というふうにはなってないですか?
-JULIE-
あんまりなってないですねぇ。
曲が作れる程度でいいと思ってるから。意外と音楽的にどうこうしたいっていうよりも、楽しんで貰ったり、笑わせたり驚かせたり・・・エンターテイメントの方に重きを置いてるみたい(笑)。
-糸井さん-
じゃあ、歌手・ジュリーが狙っているのと同じことを、作曲家・ジュリーも狙っているんですね。
-JULIE-
そうですね。
-糸井さん-
それでは、名曲・・・僕は名曲だと思います。『G. S. I LOVE YOU』のテーマになっているB面ラストの曲、聴いてみましょう。
♪「G. S. I LOVE YOU」オンエア
「G. S. I LOVE YOU」は、ほぼ虎ツアーのBGMでしたね。あれ以来、僕はこの曲を聴くと2011年のあの楽しかったツアーが思い出されてならないのですが、みなさまはいかがでしょうか。
さて、番組の最後に糸井さんは作曲家・ジュリーについてこんな言葉で放送を締めくくってくれます。
-糸井さん-
(ジュリーは)ものを作る才能をたくさん持ってる人・・・そうじゃなかったらここまで来られなかったと思う。
そういうことを(世間に)通じさせたいよね。それを今(ラジオで)言って通じさせようとしてるんだけれども、「もっと分かってくれ!」という思いがすごくあるんです。
実際に(ジュリーと)会って、ものすごい常識があって、しかもポンと跳ねるところがあって、これは本当にものを作る人の才能で。こういう沢田研二を81年はどんどん見せて頂きたい、と思うんですけど・・・最後に沢田さん、何かメッセージを。
-JULIE-
しっちゃかめっちゃかで、頑張ります(笑)。
作曲家・ジュリーの素晴らしさ・・・「もっと分かってくれ!」というのは、糸井さんならずとも、その後のCO-CoLO期だったりセルフ・プロデュース期に入ってからもずっと、先輩方が思い続けてきたことかもしれませんね。
世間に「沢田研二」の名前は知られていても、作曲のキャリアとなるとどの程度知られているか・・・。
後追いファンの僕などはそこに加えて最近の「祈り歌」での「詩人」のパーソナリティーについても(世間に)通じさせよう、とここで躍起になっているわけですが。
今は、ジュリー自身の手でそれを満天下に知らしめる古希ツアーとなることを期待しています。
それでは、オマケです!
今日は2004年に雑誌掲載された山田五郎さんの記事を、連載2回ぶんどうぞ~。
さぁ、もうすぐジュリーの誕生月・6月に突入します。
次回更新からはいよいよ、ジュリーの古希記念ツアー『OLD GUYS ROCK』に向けて”恒例・全然当たらないセットリスト予想”シリーズでの執筆となります。
昨年は「シングルばかりをワンコーラスずつ50曲歌う」というジュリーからの事前の告知がありましので予想記事もまぁまぁ当たりましたが、今年は僕のブログらしく「当てに行ってるのに外しまくる」結果となりましょう。その外しっぷりを今回も楽しんで頂ければ、と(と言うか僕自身が毎回それを楽しんでいるのですが)。
また、ジュリー古希イヤーということで当然今年は「特別な6月」でありまして、2009年に宣言した”ジュリー70越えまでに、『ジュリー祭り』セットリストのお題記事をすべて書き終える”という拙ブログの大目標・・・その達成月としなければなりません。
次回お題は「生きてたらシアワセ」。
この、『ジュリー祭り』セットリストの中で記事未執筆の3曲のうちの1曲で、先陣を切りたいと思います。よろしくお願い申し上げます!
| 固定リンク
| コメント (10)
| トラックバック (0)
最近のコメント