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2018年4月20日 (金)

ザ・ワイルドワンズ 「バカンス事情」「Love Island」

from『ROMAN HOLIDAY』、1983

Romanholiday

1. ロマン・ホリディ
2. Hello Summer Girl
3. 6月のジェラシー
4. きらきらお嬢 Summer
5. 最後の楽園
6. 避暑地の出来過ぎ
7. バカンス事情
8. Joe
9. Love Island
10. 想い出の渚

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今年のジュリーの新譜『OLD GUYS ROCK』の中では「ロイヤル・ピーチ」が圧倒的に好きになった僕ですが、仕事中などCDを聴いていない時に脳内でリピートしているのは相変わらず「屋久島 MAY」。
今年の新譜は例年に比べじゅり風呂界でそれぞれの楽曲が話題に上ることが少ないような気がしてちょっと寂しい思いをしています。僕の考察はいささか固い、甘い、というところがありますから、毎年みなさまのご感想を楽しみにしているのですが・・・。

でももちろん、敬愛する先輩方のいつくかのブログ様では記事がupされておりまして、特に「屋久島 MAY」については「目からウロコ!」状態です。

例えばsaba様はこの曲のテンポを「屋久島の縄文杉を見にいった時のジュリーの歩く速度」と書いていらして、「あぁ、本当にそんな感じだったんだろうなぁ」と。
2拍子は「行進曲」の鉄板。そんな中に「徒歩曲」ってのがあっても良いよね~。とすれば「屋久島 MAY」はピッタリではないでしょうか。
ちなみに昨年4月に母親の13回忌で鹿児島に帰省し「嘉例川」駅に立ち寄った時ウグイスが賑やかに鳴いていたけど、こちら首都圏では全然聞かないなぁ、と御記事を拝見しながらそんなことも考えました。

また星のかけら様は「こういう覚えやすいメロディーって、ヒットするんじゃないだろうか」と書いていらっしゃいました。これまた僕の盲点。
「屋久島 MAY」がヒットしている世の中を妄想してニヤニヤしてしまいました。「平和」を実感できそう!
『OLD GUYS ROCK』はいわゆる「マキシ・シングル」なのでそこからさらに1曲シングル・カット、というのはあり得ない話ですが、この新譜を「アルバム」に見立てたとしてジュリーがどの曲をシングルに選ぶか、と考えたら意外に「屋久島 MAY」じゃないかと・・・いつも僕の中の安易な「常識」の上を行くジュリーですから。


では本題。
今日4月20日は加瀬さんの4回忌。頑張って昨日までに下書きを終え、朝出かける前の更新です。

今年も加瀬さんの命日にワイルドワンズのナンバーを採り上げますが、今回のお題は加瀬さんの作曲作品ではありません。
「えっ、じゃあ誰の曲よ?」
・・・よくぞ聞いてくださった。
今日のお題2曲はいずれも、ワイルドワンズ再結成期、83年リリースのアルバム『ROMAN HOLIDAY』にジュリーが作曲提供した「隠れた名曲」なのですよ~。

このアルバムはもちろん加瀬さんの作曲作品も収録はされていますが、基本的には作家を外部招聘して、83年という時代に即した音作りで新たなワイルドワンズの世界観を提示したコンセプト・アルバム。シティ・サウンドなワイルドワンズです。
作曲家・ジュリーはそんなアルバムにどのように貢献したのでしょうか・・・ということで伝授です!


①80年代前半は作曲家・ジュリーの覚醒期!


Romanholiday2


僕がアルバム『ROMAN HOLIDAY』を購入したのは、加瀬さんが亡くなられてしばらく後だったか・・・mixiで仲良くさせて頂いている先輩が「ジュリーが2曲作っていますよ」と教えてくださり、俄然興味が沸きまして。
僕は常々、80年代前半のジュリーの「作曲」への熱度は尋常じゃない、と感じていました。ジュリーはこの頃、自身のシングルやアルバムは当然としてそれ以外にも色々な人に作曲提供していますよね。
代表格はアン・ルイスさんの「ラ・セゾン」。このシングルは両面ジュリーの作曲です。
また、このブログでも1曲過去に記事を書いている原辰徳さんの歌手デビュー・アルバムに2曲。さらに、まだ聴けていませんが「シブがき隊」の曲もあるらしい。

何が凄いって、『ヤング』掲載のスケジュール表なんか見てても、この頃のジュリーってメチャクチャ忙しいじゃないですか。それでもこれだけの「作曲家」活動に邁進していた・・・正に超人級の活躍です。
やっぱりジュリー本人の中で曲作りへの開眼があり、その自覚もあり、また「渚のラブレター」「ス・ト・リ・ッ・パ・-」「麗人」を立て続けにヒットさせたことで、業界の間でも「作曲家・沢田研二」の評価がうなぎ昇りの時期だったのでしょう。
これをして僕は80年代前半を「作曲家・ジュリーの覚醒期」と位置づけたいです(一方で、作詞の覚醒期が80年代後半なのではないかと考えています)。
ニュー・ワイルドワンズのアルバム企画がそんな時期に立ち上がった際、加瀬さんとの関係を考えれば作曲家・ジュリーの起用は自然な流れと思えますよね。

ジュリーは自らのパフォーマンスと同様、「依頼された作曲」についても「全力」なのは当たり前として、すごく真面目です。しっかり「誰のために、どのバンドのために作る」かを考えて作曲しているのが伝わってくる・・・ワイルドワンズの『ROMAN HOLIDAY』収録2曲はそんなジュリーの姿勢が明快に表れた作品。
具体的には、まずジュリーが提供2曲を「バラード寄りでハートウォームな長調ポップス」(「バカンス事情」)、「激しい抑揚で攻める短調のビート・ロック」(「Love Island」と、明快に「色分け」をしていること。
これは当然ワイルドワンズが誇るツイン・ヴォーカリスト、鳥塚さんと植田さんいずれが主を張るナンバーなのかを想定して作曲しているわけですよね。

第二には、そんな「色分け」がされまったく違ったタイプの2曲がそれぞれ「ワイルドワンズ」のカラーを裏切らない、彼等の「得意」なメロディー、コード進行で作られていること。
いずれもジュリーの作曲作品としては珍しく「maj7」のコードを採用。「maj7」については、2015年のツアーで、その時セットリストしていた「夕なぎ」(のちにワイルドワンズが歌詞とタイトルを変えた「セシリア」としてリリース、2010年のジュリワン・ツアーでもセットリスト入りしました)に絡めて「加瀬さん作曲」の個性を示すコードとしてMCで語ったことがあったそうですね(僕はその場にいませんでしたが、ブログに頂いたコメントをきっかけに先輩から詳しくお話を伺うことができました)。
『ROMAN HOLIDAY』への楽曲提供に臨んでジュリーが「maj7」をワイルドワンズ・ナンバーの鍵としたのは、非常に興味深い手法です。

様々なコード・ヴァリエーションや進行例も会得済みだったと思われる83年は、作曲家・ジュリーがノリにノっていた時期であること疑いありません。
加瀬さん達の期待にも見事応えたジュリー・・・次のチャプターでは、アルバムへの提供2曲それぞれについて詳しく書いていくことにしましょう。



②「バカンス事情」

Romanholiday3



『ROMAN HOLIDAY』収録のジュリー作曲作品、まずはアルバム7曲目(レコードだと「B面2曲目」だと思われます)の「バカンス事情」が最初に登場します。

作詞は岩里祐穂さん。
岩里さんはこのアルバムでは他に、シングル・カットされたタイトル・チューン「ロマン・ホリディをはじめ「最後の楽園」「避暑地の出来過ぎ」と、計4曲の作詞を担当されていて、メインライター級の活躍です。83年当時はちょうど岩里さんの才能が見事開花しようという「ブレイク寸前」の頃。「さきもの買い」を得意とする加瀬さんらしい起用、と言えるかもしれません。

「バラード寄りのハートウォームなポップス」ですから、ヴォーカルは鳥塚さんで決まり。
詞のシチュエーションは「フランスのニースをバカンスで訪れた邦人男性が、あいにくの雨にもめげずに女の子を物色する」という感じなので、もしジュリーが歌ったらエロエロ路線にもなるのでしょうが、鳥塚さん独特の語尾をスッと抜く朴訥な歌声ですと「雨か~、まいったな~」みたいな穏やかな歌になっています。その方がメロディーには合っていますし、作曲者・ジュリーとしても「狙い通り」のヴォーカル・テイクじゃないかな?

アレンジは矢島賢さん。ジュリーファンにはお馴染みのお名前ですよね。
個人的にも、阿久=大野時代のアルバム(特に『LOVE~愛とは不幸をおそれないこと』)での矢島さんのギター・ソロは大好物です。そんな腕利きギタリスト・矢島さん、この曲では敢えてギター・トラックを抑え目のアレンジで勝負。
間奏はキーボードの美しいフレーズと大胆なベース・ソロを採用していますが、このベースが(エフェクトの効果もあり)まるで波音のように聴こえます。

ところで、アルバム『ROMAN HOLIDAY』って、演奏陣に謎が多いんです。
CDのブックレットを見ますと演奏クレジットはワイルドワンズのメンバーのみ。そして最下行に
「*アーティスト、スタッフの表記は発売当時のものを使用しています」
との但し書きがあります(上添付画像参照)。

要は「本当は他のミュージシャンも多数参加しているけど、クレジットはそれらを割愛したLPリリース当時のまま転載しています」ということ。と言うのも、もちろんベーシック・トラックの多くはワンズの演奏でしょうが、このアルバムは結構キーボードを前面に押し出したアレンジの曲が目立つんですよ。
「バカンス事情」では木管系の音色のシンセとエレクトリック・ピアノ、という具合にね。
矢島さんがアレンジを担当しているのは、この曲と「6月のジェラシー」ですが、もしかしたら渋いギターをご自身で弾いていらっしゃるのかもしれません。僕の耳では残念ながら聴き分けられないんですけどね。

さて、ジュリーの作曲。「ワイルドワンズ対策」に特化した曲作りとは言え、当然そこにはジュリーならではの手クセや好みも身受けられます。
「バカンス事情」をそれ以前のジュリー作曲ナンバーとの比較で表現するなら、「バタフライ・ムーン」をゆったりめのテンポに落とした感じ、とすれば伝わり易いでしょうか。例えば冒頭から配されるサビ部

a ten day's Journey 勝手な
C                           G7

a ten day's journey バカンス ♪
G7                        C

は、「バタフライ・ムーン」の

人生はバタフライ
C        G7

花から花へ飛ぶよ ♪
G7            C

(註:「バタフライ・ムーン」はホ長調ですが、ここでは比較し易いように「バカンス事情」のキー、ハ長調に移調させて表記しています)

コード進行だけでなく、メロディーもよく似ています。良い意味で能天気な明るさ、開放感も共通。その上で全体のイメージは違うというのが肝です。
ジュリーは「バカンス事情」を「湘南サウンド」に寄せて仕上げていると僕は思いますね。

あとは、Bメロの「いかにもジュリー」といった感じの不思議な小節割りに惹かれます。詞先でないとこうはならないと思うのですが、実際はどうなのでしょうか。
いずれにしてもそれらはジュリーの個性。作曲家として幅が出てきているのがよく分かる名曲です。


③「Love Island」

Romanholiday4


続いて9曲目(レコードだとB面4曲目?)に登場するのが「Love Island」。
作詞は秋元康さんです。84年リリースのジュリーの名盤『NON POLICY』の前に、ワイルドワンズのアルバムでジュリーと一緒にお仕事されていたんですね。しかも作詞・作曲のコンビとして。

で、この曲は秋元さんの詞、ジュリーの作曲いずれも「ひととき(一夜)のワンダフル・タイム」的な雰囲気があります。ワイルドワンズのイメージが「海」「夏」とすれば、ジュリーにとってマリンサウンドな「A WONDERFUL TIME」(ご存知ジュリーのアルバム・タイトルチューンの曲ね)とのリンクは自然な発想だったのかも。
そこをガッチリと引き受けて表現しきっているのが吉田建さんのアレンジで。
ニュー・ワイルドワンズに爽やかな16ビートを提示した建さん。アルバムではもう1曲「避暑地の出来過ぎ」も建さんのアレンジですが、いれも情熱的なビートものに纏め上げています。
しかも「避暑地の出来事」ではホーン・セクション、「Love Island」にはヴァイオリンを導入。83年のレコーディングで建さんアレンジの曲に生ヴァイオリンが入っているとなれば、ジュリーの「枯葉のように囁いて」「裏切り者と朝食を」同様、ムーンライダースの武川雅寛さんが演奏していると考えるのが自然ではないでしょうか。豪華なノン・クレジットというわけです。

あと、演奏面では間奏ギター・ソロ、これは間違いなく加瀬さんでしょう。みなさまもお聴きになれば「あっ、そう言えばジュリワン・ツアーの「Oh!Sandy」で加瀬さんこんな弾き方してたよなぁ」と懐かしく思い出したりするのではないでしょうか。

そんな情熱的なビートで攻める短調のナンバーに、かき鳴らされるヴァイオリン・・・こうなるとヴォーカルは植田さん以外考えられません。ハスキーな歌声は、この手の曲だと特にカッコイイです。
タイプの違う複数のヴォーカリストを擁しているのは、タイガースのみならずワイルドワンズの大きな武器で、ジュリーもその点は当然承知の作曲ですよね。

ちなみにちょっと話が逸れますが、植田さんはこのCDブックレットに結構長めの文章を寄稿してくれていて、その中に面白い話が。
バンド名「ワイルドワンズ」の名付け親が加山雄三さんというのはあまりにも有名ですが、加山さんから「英語で”自然児”という意味。プロに毒されていない、手垢がついていないということだ」と名前の由来を電話で聞いた加瀬さんがメンバーにその話を伝えた時、鳥塚さんが
「修善寺ですか?」
と言ったんだとか(笑)。
加瀬さんは
「バカだなお前、修善寺じゃない、自然児だよ」
と。
で、この逸話はデビューしてからステージのMCでもよく使っていたんですって。
どこか天然な鳥塚さんと、それを面白そうに解析している植田さん、というのは、ワイルドワンズの2系統それぞれのヴォーカル・スタイルによく表れているのではないかと僕は思っています。

さてジュリーの作曲。全体の仕上がりは先述の通り佐藤健さん(「たける」さんではなく作曲家の「けん」さんの方ね。念のため笑)の「A WONDERFUL TIME」に似ているのですが、それ以前のジュリー自身作曲のナンバーとの比較で考えるなら、僕は「Love Island」の以下の進行箇所に注目してみたいです。

恋も面白いね ♪
E7  A7       Dm

この「E7」の採用。
Dmのキー(ニ短調)で「E7」を使う手法は、それぞれキーこそ違えど、「麗人」の「束縛も♪」の箇所や、先日記事を書いたばかりの「嘘はつけない」での「気分になれる♪」の箇所と理屈はまったく同じ。
どうやらこの進行は短調のビート・ナンバーを作曲する際のジュリーの手クセであり、得意技でもあると言えそうです。

ジュリーは80年代、「ス・ト・リ・ッ・パ・-」「十年ロマンス」「麗人」「灰とダイヤモンド」「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」のシングル群に象徴されるように、短調のメロディーに自作曲の「ヒット性」を求めていたようです。
そう言えば「ラ・セゾン」もそうですよね。
『ROMAN HOLIDAY』への作曲提供でジュリーが製作サイドから依頼された具体的内容は分かりませんが、作曲段階で「あわよくばシングル」を狙ったとすればこちら「Love Island」の方だったんじゃないかなぁ。


このように『ROMAN HOLIDAY』は加瀬さん作曲のナンバーこそ少ないものの、作詞、作曲、アレンジそして演奏と、外部の様々なキャリアのプロフェッショナルがアイデアを持ち寄り、丁寧に作り込まれた好盤です。
そのプロフェッショナルの中で我らがジュリーも作曲者として一際存在感を放っている、というのがやはり僕らにとって大きなポイントでしょう。

全体の音作りは、ジュリーのアルバムで言えばまずやはり『A WONDERFUL TIME.』、或いは『JULIE SONG CALENDER』を彷彿させます。
ワイルドワンズ『ROMAN HOLIDAY』を未聴のジュリーファンのみなさま、この機にアルバムを聴いてみてはいかがでしょうか?


それでは、オマケです!
今日は、いつもお世話になっているピーファンの先輩に以前お借りしてスキャンさせて頂いた切り抜き集の中から、81年ウェスタン・カーニバルの資料です。
記事お題曲とは年が異なる資料ですが、ワンズとタイガースのショットが揃っておりましたので・・・。


81wc2

81wc1


2015年、加瀬さん突然の旅立ち。あの悲報は、つい昨日のことのように思い出されます。
もう4回忌ですか・・・早いものです。
これからも僕はブログを続ける限り、この4月20日にワイルドワンズの曲をお題に採り上げていきます。
今年はジュリーからの提供2曲を纏めてという形でしたが、来年はまた加瀬さん作曲のナンバーを書きますからね、加瀬さん。



では次回更新から再び自由お題です。
「何かテーマは・・・」と考えていて思いついたのは、このところ「嘘はつけない」そして今日のワイルドワンズの2曲と、ジュリー作曲ナンバーのお題が続いているので、その勢いに乗って”作曲家・ジュリーの旅”シリーズを書いていこうかな、と。
斬新な変則進行から王道まで、ジュリーの作曲作品は本当に幅広い。70年代から2000年代まで、5曲ほどを5月いっぱいまでに書くつもりです。

それが終わって6月に入ったら、いよいよ古希ツアーのセトリ予想ですよ~。そこで『ジュリー祭り』セットリストで未執筆の残り3曲も書くことになります。
「まだまだツアー開幕までは遠いなぁ」と感じていたのですが、そう考えたらあっという間・・・かな?
どうぞお楽しみに!

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コメント

DYNAMITE様

こんばんは。
冒頭の「屋久島 MAY」のお話、偶然にもさっき息子が「今年のレコード大賞が屋久島MAYだったらいいのに。」と言っていたので、やはりこの曲には何かヒットしそうな感じがある!!??
すみません、お題曲については分からないのですが、それだけで出てきてしまいました。失礼しました。

投稿: かあさん | 2018年4月20日 (金) 23時58分

Dy様 おはようございます。

昨日の「加瀬さん忌」のお題伝授は80年代前半のJulie作曲の楽曲2作品でしたね。

そう、伊藤銀次さんがアレンジャーとしてJulie作品に係わられた時代で、Dyさんがおっしゃる通り、Julieめちゃめちゃお忙しの時代です。

唐突に伊藤銀次さんのお名前を出したのには、理由があります。
実は〜もうDyさんは概読かとは思いますが〜、昨日やっと「伊藤銀次 自伝 MY LIFE, POP LIFE」を読了したところだったからです。

この自伝では1章を割き、伊藤銀次さんがJulieのアレンジャーとして作品制作に係わった経緯と、アレンジャーとしての伊藤さんの考えや、当時のpops&rock界の交友関係図が、解りやすく当事者目線せ綴られております。

私もリアルrock世代なので〜佐野元春もPANTAも大好きです〜今は亡き「渋谷PARCO」の前庭で元春のキャンペーンliveも体験しましたし、公園通りに溢れたJulieのポスターを横目で見ながら、忙しく仕事しておりましたので、伊藤さんの記述には、「あぁ、そういうことだったのね。」といろいろ得心出来ました。

なので、Julieファンの皆様には、Part7と巻末にある上原”ユカリ”祐さん〜そう、エキゾティクスの”ユカリ”さん”です〜との対談は、必読と思われます。
現在、絶賛?発売中。
版元は(株)シンコーミュージック・エンタテイメント(¥2,000+税)で、今なら5月18日「自伝」発売記念のトークショー&ミニライブ(新宿)参加券付です。

ぜひJulieファンの皆様、加瀬さんのお導き?のこの機会に「伊藤銀次 自伝 MY LIFE,POP LIFE」を宜しくお願い致します。
(誰からも頼まれた訳ではありませんが、シンコーさんには50年以上もお世話になって参りましたので、ささやかですがお礼奉公させて戴きました。)

では、Dyさん今回も長文失礼致しました。
Julie新譜は、私もDyさん同様で「ロイヤル・ピーチ」を激リピですぅ。
初日・BUDOKANまで、あと77日ですね。
あぁ、Julie涸れは続く・・・。

PS
ヨルダン・アンマンでの「ナデシコ アジアC優勝!!」をリアルタイムでTV観戦出来、早朝からテンションMAXです。
これも加瀬効果?でしょうか?
ではでは。

投稿: Luchia | 2018年4月21日 (土) 09時05分

かあさん様

ありがとうございます!

『レコード大賞』もう20年ほど観ていませんが、幼い頃は毎年楽しみにしていました。
僕の年代だと、「ジュリーは毎年必ず金賞にはいるな」という印象です。良い時代でした。

息子さんはすっかり「屋久島 MAY」が気に入ったようですね~。頼もしい!

Luchia様

ありがとうございます!

なかなか慌しくしておりまして、銀次さんの自伝はまだ目を通せていませんが、充実の内容のようですね。

勤務先で初めて雑誌を出した時、創刊号で銀次さんがホストで佐野さんを迎えて長尺の対談をしてくださったのですが、素晴らしい内容でした。
ジュリーの話は出てこないんですけど、リリース時に問題作とされた佐野さんのアルバム『VISITORS』について両者が本音で当時を振り返る話などは相当貴重です。機会があればご紹介したいと思います。

投稿: DYNAMITE | 2018年4月24日 (火) 09時10分

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