沢田研二 「STEPPIN' STONES」
from『告白 -CONFESSION-』、1987
1. 女びいき
2. 般若湯
3. FADE IN
4. STEPPIN' STONES
5. 明星 -Venus-
6. DEAR MY FATHER
7. 青春藪ん中
8. 晴れた日
9. 透明な孔雀
10. 護り給え
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ジュリーの全国ツアーも進化しながら順調に進んでいるようで、いよいよ明後日が松戸公演!というところまで来ました。
秋も深まり(と言うかもう冬なのか?)朝晩冷え込んできましたが、みなさま風邪などひいていないでしょうか。僕は先週完全にこじらせてしまいましたが、なんとか松戸公演の前に体調を戻すことができました。
で、松戸公演の前日・・・つまり明日には、以前からお知らせしているBARAKA・20周年記念LIVEもございます。残念ながら僕は仕事で参加できませんが、カミさんが応援に駆けつけますし、ジュリーファンの先輩の中にも何人か参加される方を知っています。
依知川さんはBARAKAのフォーラム、翌日がジュリーの松戸と連日のステージとなりますね。
いずれの会場も大成功、大盛況となりますように。
さて今日は、ジュリー50周年記念LIVE”セットリストを振り返る”シリーズ第4弾として、前回に引き続いてのCO-CoLO期、ジュリー作詞・作曲による名シングル「STEPPIN' STONES」をお題に採り上げます。
「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」同様、僕としては特に「勉強途上」を自覚している時期の作品です。無知故の至らぬ点も多々あるかと思いますが、今のベストを尽くして考察記事を書いてまいります。
枕もそこそこに、伝授!
①山あり谷あり・・・されど「光」あり!
30代の後半って、ジュリーのような特別な人に限らず僕らのような一般ピープルにとっても、それまで続けてきた仕事で「正念場」「過渡期」「踏ん張りどころ」を迎え、もがき悩むと同時に、自分自身の才覚と行動を以ってそれを乗り越えようとガムシャラに頑張る・・・多くの「仕事を持つ人間」の人生においてそんな時期なのではないでしょうか。
ジュリーとは比較にならないくらいの低いレベルだけど、僕も40才になる直前はそうだったなぁ。
色々な選択肢が見える中で、僕の場合は「なんとかしてスキルを上げてこのまま同じ仕事を続ける」ことを頑張って乗り越えたわけだけど、人によっては変化と可能性を求めて違う世界の仕事に飛び立つパターンもあるし、「ガムシャラ」の方向性は人それぞれ。30代後半のこの時期にどれほどガムシャラになれたか、は後々の人生に大きく影響してきます。
まぁそんなふうに振り返るようになったのは、つい最近なんですけどね。
ジュリーはいつの時代も全力、入魂の姿勢を変えませんが、「乗り越えよう」とするガムシャラがハッキリ見えるのは、やはり30代後半のCO-CoLO期。
それがそのまま自作曲として反映されたシングルこそ「STEPPIN' STONES」だと僕は考えます。
今ツアーのMCではこれまでの歌人生を振り返って「山あり谷ありだった」と語ることも多いジュリー。
僕などは後追いの新規ファンなので、ジュリーの「正直過ぎる」(と感じる)MCにはいまだに驚いたりドキドキしたり、ということもあるんですけど・・・。
ジュリー自身の「谷」の想い出のひとつ、なのでしょうか、先の広島公演で「バンドメンバーの意を汲んで一度小さな会場でやってみたけど・・・」と話をしてくれたそうです。ジュリーは大きな会場で、自分のファン以外のお客さんも混ざっている中で歌うのが好きなんだ、と続けて今後の決意を語ってくれた、と
僕は詳しいことは分からないのですが、その「小さな会場」って正に今日のお題「STEPPIN' STONES」を歌ったという、このステージのことなのでしょうか?
『不協和音 Vol.6』より。今日の記事は文脈に沿う形で、これがそのままオマケ画像コーナーとなっております~。
実際のステージがどんな感じだったのか・・・想像すら難しいのですが、僕は『INKSTICK』を観ている先輩方を心底羨ましいと思います。たとえジュリーが「小さな会場」に気乗りしていなかったとしても、それは素晴らしい「LIVE」だったんだろうなぁ。
そして、そこでのジュリーの歌、ステージの素晴らしさを「STEPPIN' STONES」というシングル曲の考察を以って後追いすることは可能ではないでしょうか。
めざす道にかすか見える光 虹色
D C D
夜の奥で拳かざす 髪を清めて
D C G
祈る言葉も響かない 静かな日々に別れ告げ ♪
A G A7
苦境の中でベストを尽くす・・・本当に難しいことだけれど、そこでガムシャラに頑張るだけなら僕らにもなんとかできなくはない。でもジュリーが凄いのは、しっかり「虹色のかすかな光」を見据えていたこと。
誰にでもできることではありません。
その「光」を遂にジュリーが手にしたのが還暦の『ジュリー祭り』だったのだ、という少し前までの僕の考えは、単に自分のファン歴に無理矢理こじつけていたんだなぁ、と反省し畏れ入ったのが今年の50周年ツアー。
とにかく僕は今回初めて「STEPPIN' STONES」を生で聴きましたのでね。やはり生歌を聴くと、楽曲の解釈もずいぶん変わるものです。
ヒシヒシと感じたのは、ジュリーの「継続する(Keep on running)」力の尊さでした。
「夜の奥で拳かざす」ような時期は、人生を振り返れば誰しも(特に男性は)覚えがあるはず。
ではそこでどうするか。祈るだけでなく行動しよう、自分の力で何かやろう、と。
ジュリーにとってそれが歌を作り歌うことだったわけで、今もずっとそれは継続していて。
ゴールを決めない、妥協しない、迎合もしない、というのは本当に強い人にしかできないことで、ましてやそれをひたすら続けるなんてねぇ。何度も書きますが、あれだけの才と実績を誇る人が「地道に一生懸命努力し続ける」ことを大切にしている・・・僕はそんなジュリーにどうしようもなく惹かれます。
普通の人は、いつもぬくぬくとしたお湯に浸かっていたいと思うものですよね。でもジュリーはそういう道は選ばない、と。
実は、僕が「STEPPIN' STONES」のジュリーの詞の素晴らしさを実感できるようになったのは、ほんのここ数年のことでして(恥)。
最近はそういうことも少なくなりましたが、僕の場合はまず「自分の持つ引き出しと照らし合わせる」聴き方をしてしまう傾向があり、「STEPPIN' STONES」についてはその点で詞よりも強烈なインパクトがあったものですから、却って曲全体の本質を把握できなかったのだと思います。
数年前までの僕はこの曲をどのように解釈し聴いていたのか・・・甘い考察だったとは言え「間違い」でもなさそうなので、次チャプターではおもにジュリーの「作曲」の面からそのあたりのお話をしてみましょう。
②「ローリング・ストーン」と「ステッピン・ストーン」
今日の参考スコアは当然『不協和音 Vol.6』。残念ながら五線譜ではなくコード付歌詞の表記ですが、貴重な資料です。
僕が「STEPPIN' STONES」を初めて知ったのは、前回お題「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」と同時です。
ただし、聴いた瞬間にジュリーの自作詞に魅せられた「アリフ~」と違い、当初「STEPPIN' STONES」の詞については軽視していた・・・これは先述の通り。
僕が真っ先に見つけた「STEPPIN' STONES」の魅力とは、「この曲のジュリー、ミック・ジャガーにそっくり!」という洋楽フェチならでは、そして「映像から先に曲を知った」という後追いファンならではのものでした。
CD音源だけで明快にミック・ジャガーを見出すことのできる「お前は魔法使い」に対し、「STEPPIN' STONES」はレコーディング音源についてはさほどミック・ジャガーの影響、ローリング・ストーンズへのアレンジ・オマージュは強く感じません(個人的に石間さんのギターはストーンズ脱退後のミック・テイラーという印象)。
スタジオLIVEでせり上がるようにして熱唱するジュリー、そのアクションがミックっぽいわけですね。
とは言え、ジュリーが作曲段階で相当ストーンズを意識していたことは間違いないでしょう。
サビでトニックから連なるロックンロール王道のスリーコードにトーキング・スタイルを織り交ぜた抑揚のメロディーを載せるあたりは、「ひとりぼっちの世界」で確立したストーンズ独特のグルーヴ・パターンですし、なにせタイトルが「STEPPIN' STONES」。
CO-CoLO時代のインタビューではストーンズに言及していることの多いジュリーです。前回書いた「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」では「どんなメロディーが自分の声に合っているのか」を突き詰めていたのが、翌年のこの自作曲では「自分はどんな曲が本当に好きなのか」を突き詰めたのではないでしょうか。
「大好きなストーンズみたいな曲」をとっかかりのコンセプトとして生まれたシングルが「STEPPIN' STONES」だったと僕は推測します。
重要なのは「ローリング・ストーンズ」転じて「ステッピン・ストーンズ」の発想。
以前何かの記事でも書いたことがある通り、「ローリング・ストーン=転がる石」なるフレーズには「とるに足らない存在」という意味合いがあります。
かつて栄華を極めた人物が奈落の底に転落し、誰からもその存在を気にもとめられなくなる・・・「どんな気分だ、転がる石のような今のそのザマは?」と歌ったのはボブ・ディランですが(「ライク・ア・ローリング・ストーン」)、ジュリーは「いや、それは傍から見てる奴の言い草だろう」と言わんばかりに、「ステッピン・ストーン」なるフレーズを考案。このタイトル・フレーズがジュリー自らの行く様、歌人生を表現していることについては、先輩方も異論の無いところでしょう。
(ちなみにこの曲、ジュリーはストーンズだけどCO-CoLOはディラン、というのがレコーディング音源初聴時の僕のイメージ。ゴスペルっぽいコーラスも、70年代末から80年代にかけてのディランを想起します。以前も書きましたが、僕がジュリーの曲にディランを重ねるのはCO-CoLO期のみです)
ここからは最近の考察となりますが・・・ジュリーは何を置いても歌う、どんな状況でも歌う、例え世間からは谷底へ転がり落ちる石のように見える状況(三流紙お得意の「浮き沈みを論ずる」対象となることもそのうちのひとつでしょう)であろうとも、ジュリー自身の感覚は「Keep on runninng」なステッピン・ストーン。
歌い続ける限りはそうであると。
不思議なことに、今ツアーで生体感した「STEPPIN' STONES」を歌うジュリーに、僕はまったくミック・ジャガーの影を見なかったという・・・髄までジュリー、ジュリー以外の何者でもない歌だなぁ、と思ったわけです。
さあ我を忘れて さあ肌を立たせて
G D G D
さあ遥か見つける HALLELUJA ♪
G D A7
1番のみのショート・ヴァージョンなので今ツアーではこの2番の歌詞までは聴けないんだけど、歌詞その通りのジュリーが今確かにそこにいます。
虹色の光はもう「かすか」ではなくハッキリ見えていて、ジュリーの身を纏っていますね。
「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」「CHANCE」ともども、ジュリーは今回のステージでCO-CoLO期の名シングル群でのお客さんの盛り上がりをひときわ嬉しく思っているように見えます。
これを機に、来年以降CO-CoLOナンバーのセットリスト入り率が上がっていくことを期待したいです。
③『NISSAN ミッドナイト・ステーション』より ジュリーA面ベストテン(後半部)
ここでは前回記事の続き・・・「シングルA面」ということだけにあやかりまして、82年放送のラジオ音源『NISSAN ミッドナイト・ステーション』から特別企画『ジュリーA面ベストテン』の後半部をお届けいたします。
まずは第4位から2位までの発表。
4位「コバルトの季節の中で」(168通)
3位「勝手にしやがれ」(190通)
2位「時の過ぎゆくままに(221通)
「コバルト」、これが4位ってのは予想外でございましたね、うん。まぁひょっとしてベストテンの中に入るかなとは思っておりましたが、こんなに上位に食い込むとは。大健闘でございますね。
今年は秋になってからも暖かい日が続いたりなんかして、やっと今「秋」という感じでね。ちょうどこの曲が合うのかな、とそんなことを思ったりなんかしたんですけれども。
まぁ「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」というのは順当なところではなかろうかと思いますが、しかしこうなると1位は何でございましょうか。
と勿体つけるジュリーですが、その第1位の発表の前にここで少しの間、僕としてはかなり興味深い、なるほどなぁという話をしてくれています。
しかし、(シングルを出す時に)A面を選ぶっていうのもね~、本当に難しい作業なんですよね。
まぁ、割とここんところ(最近)は、「シングルだから」というような、いわゆる「大衆にウケなければいけない!」ということでもって、ある種の迎合と言いますかね、そういうものはとんと無くなってきまして。どんどんどんどん突っ走れと。新しいのがイイんだ、というようなね、沢田研二のA面に関しては、そういう具合になってきました。
だから、「こんなのが大衆に受け入れられるのか?」というようなね、今の「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」みたいなああいうサウンドが、大衆の中にこう、すんなり入っていくっていうのは凄いことだ、と言ってくれた評論家の人達もいたくらいで。
やっぱり、大ヒットするような曲を見ますと、サウンド的には「新しいと売れない」みたいな、逆にね、そういうところもあるでしょ。あみんの「待つわ」にしても別に「新しさ」っていうものは(サウンドについては)無いんだけど、歌詞の中にはそういうね、女心のね、あんたがフラレるまで待つわ、というような、(大衆に)引っかかるところがあるわけで、あれは歌詞で売れたんじゃないかな、と僕は分析してるんですが(笑)。
とにかく僕の場合はサウンド面、バンドを従えてのサウンドということもあったりなんかして、必ずこう、大きなヒットになるっていうのは過去見てまぁ、例えばレコードの売上が1等賞になったのが「危険なふたり」「追憶」「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」「カサブランカ・ダンディ」と、こういう具合に、この1等賞になった(5曲の)中には「重なったパターン」ってのが無いわけね。
だから、独自のパターン、5つのパターンっつうのがあるもんかと。この5つ以外のもの(パターン)でヒットを出さなきゃいけないっていうことで、その後ず~っとやっとるわけだよね~。
でも、まぁしかしねぇ・・・ほんっとに最近は、ヒットを生むというのは・・・え~~~・・・・痛みを感じますなぁ、うん(笑)。何度も何度も言うようではございますが、これだけヒット曲があるっていうのは本当に嬉しいことでございますね。
で、ここでね、1曲聴いて頂きたい曲があるんですけれども・・・ソロになってからの最初のヒットなんですよ。
レコード大賞の方でもね、歌唱賞に初めて選ばれて、昔は歌唱賞ってのは5人選ばれたんですよ。その中から最優秀歌唱賞ってのがまた選ばれてたんですけれども、今は「金賞」って言って10人選ばれる。倍になって値打ちが薄なった、って感じがするんですけど、まぁそんなことで、初めての歌唱賞受賞曲でもございました、「許されない愛」。これを聴いて下さい。
「許されない愛」オンエア
これは、1972年。ロンドンで録音して、LPの中に入ってた曲なんですけれども、まぁ、周りの、正論を仰る人達の反対を押し切って出したら、当たったというやつなんですね(笑)。
だから僕はやっぱり、結局は「冒険をしないとイカン」ということなんやね、最後まで。うん、そう思っております。
ジュリーのアルバムの中で『JULIEⅡ』が一番好き、という僕にとって「許されない愛」は格別に思い入れのあるシングル曲(リアルタイムで知っていたわけではないのですが)。でもなんとなく「アルバムの中の1曲」としての評価の方が高くて。
ジュリーの話を聞き、やっぱりそうかと思いました。
シングル・カットの話が最初からあったのではないのですね。会社の上層部の難色を、おそらくジュリー本人や加瀬さん、池田さんあたりが押し切ってシングルとして出して、それが大当たりしたと。
それで、以前から知っていた「会社が”許されない愛”大ヒットのご褒美としてジュリーのセルフ・プロデュース・アルバム製作(『JULIE Ⅳ 今、僕は倖せです』にGOを出した」という話にも繋がります。
いやぁ、勉強になりました!
さて!残る1曲(第1位)は何でございましょうか。
大好きなのに(まだ)かかってないという、あの曲でございますよ。あなたの予想とピッタシ行きますかどうか。
第1位「ス・ト・リ・ッ・パ・-」(253通)
というわけで1等賞は「ス・ト・リ・ッ・パ・-」ということでございましてね、うん。そうか~。自分で作った曲でございますからね、嬉しいんですが・・・何が(良くて)1位だったのかなぁと色々分析しておるんですがね。割と最近(の曲)である、ということと、エキゾティクスとの最初の仕事でもあったし、それから、テレビなんかの出方が結構派手に、「ヒラヒラ巻物」が印象的でもあっただろうし、というね。色んなことが考えられるわけでございますけれども。
エキゾティクスのファンの人達の票も入ってる(笑)、という、そんな分析もしておりますね。
82年という時期を考えますと、ファン投票の1位が「ス・ト・リ・ッ・パ・-」というのは当然に感じます。
ジュリーも「そうかそうか~」と満足げですが、最後にひと言だけボソリと
「ス・ト・リ・ッ・パ・-」・・・なんでもっと売れなかったのかなぁ?なんて思ったりもするんですが。
と。
「ス・ト・リ・ッ・パ・-」は実際のセールス・ランキングでは「1等賞」に届かなかったのですね。少年時代の僕の記憶では「すごく売れている」印象なのですが。
さて、このリスナー投票のA面ベストテン企画、今実現したらどうなるんだろう、とどうしても夢想してしまいますが・・・順位は大きく変動するでしょうね。第1位の本命は「そのキスが欲しい」ではないでしょうか。
そんな中、この当時と変わらず「コバルトの季節の中で」は上位に食い込んでくるはずです。
ちなみに先輩方の多くは覚えていらっしゃるのでしょうが、この『ジュリーA面ベストテン』の前回放送では『B面ベストテン』も開催されています。
これがまた面白い!
いずれシングルB面曲のお題記事の際に書きたいと思っておりますので、気長にお待ちくださいませ。
では次回更新は、松戸公演のレポートです。8月の大宮以来のジュリー・・・待ち遠しかったです。
今回はYOKO君も含め音楽仲間(&その奥様2名)を誘い、総勢7名での参加。
この人数だとどんなふうにチケットが来るんだろう、と思っていたのですが、前後2列に3名、4名ずつで固まるパターンでした。
YOKO君が「DYNAMITEの真後ろ希望」と言っておりまして、どうやら彼は今セットリスト中で熱烈推しの「STEPPIN' STONES」のイントロで後ろから僕の首を絞めようと企んでいるらしい・・・なんとかその着席配置だけは避けたいです(笑)。
1階の、前過ぎず後ろ過ぎないセンターブロックということで、初めてのジュリーLIVEとなる面々を引き連れて参加するには絶好の席を頂けたと思います。
皆のビビッドな反応、感想が楽しみです。
50曲すべてのレポを書くとひと月かかってしまうことが分かっているので、何か別のスタイルで、とは考えていますがまだ具体的なことは決めていません。
こればかりは、実際終わってみないとね~。
何はともあれ、気合入れて行ってまいります!
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コメント
DY様 こんばんは
早速「カサノヴァ」の確認をしていただきありがとうございました。管楽器のソロで始まるアレンジなのでクラシカルな雰囲気がありますね
。
小さな会場が「インクスティク芝浦」を指すのかは分かりませんが、確かに小さいです。ここは倉庫を改装して三年間限定でロックライブを開催した、スタンディング形式のディスコ会場だったと思います。ドリンク付きで。私は参加できなかったので、後にYouTube映像で観たことがあります。もしかしたらまだ観られるかも知れません。
当時私は、出来たばかりの赤坂ブリッツでスタンディング形式を体験したことがありますが、ディスコブームもあり、バブル時期でもあり、そういう新規の会場でライブをしたことは、ジュリーにとっても楽しい思い出だったと思いますよ。4日間連続だし、珍しく二人の女性コーラスがついたようですし、全国ツアーはこの後に始まりましたから。
投稿: BAT | 2017年11月 2日 (木) 01時26分
BAT様
ありがとうございます!
そう言えば、『インクスティック』では女性コーラスがついていたのでしたか。
その上でセットリストを見てみると、「なるほど」という曲並びになっていますね。
僕は映像は観たことがありません。探せばまだあるかなぁ?
ジュリーはどんな会場でもステージは全力で、集中してやりたい、そうすることで自らも気持ちよくなれる、高まるという信念がありようですね。だから「初めてのお客さん」が混ざった中での緊張感を求めるのでしょう。
明日の松戸、僕は「ジュリー初体験」の5人と共に参加。ジュリーの鉱物「ビビッドな反応」に期待しています!
投稿: DYNAMITE | 2017年11月 2日 (木) 09時13分
DY様
昨夜、BARAKA20周年ライブ東京国際フォーラムC無事終了しました。
おかげさまで1、2階まで客席はほぼ埋まり20周年にふさわしい素晴らしいライブとなりました。
DY様にはこちらで何度も紹介してくださり、本当にありがとうございました。
さて、今日は松戸でジュリーのコンサートですね。私も参加いたします💕
今日もDY様はじめこちらをご覧の皆さまと、素晴らしい時間をともに過ごせることを楽しみに、松戸に向かいますね。
投稿: NON | 2017年11月 3日 (金) 08時22分
DYさま
おはようございます。
今更ですが『50周年記念LIVE 2017-2018』完全レポ、ありがとうございます!すごく楽しんで味わって読ませていただいています(今も)。
「STEPPIN' STONES」は「さあ遥か見つける HALLELUJA ♪」のところが、とくに好き。ジュリーは止まってなくていつも手の届かない先を目指してるライブな感じが素敵です。
松戸、妹nekoと参戦します。
運よくお目に書かれたら、ラッキー♪
投稿: チャコ | 2017年11月 3日 (金) 10時58分
NON様
ありがとうございます!
昨夜はカミさんがフォーラム参加でしたが、お客さんの入りもよく、BARAKAの20周年記念ライヴ、無事に皆でお祝いできたようで良かったですね。
依知川さんもお疲れでしょうが、今日はジュリーの松戸公演、素晴らしいパフォーマンスを期待しましょう!
☆
チャコ様
ありがとうございます!
数日前まで天気予報を心配していましたが、いやぁ今日は気持ちの良い秋晴れとなりましたね!
「STEPPIN'STONES」がまた生で聴けると思うと本当に楽しみです~。
僕は今出かけたところです。
会場でお会いしましょう!
投稿: DYNAMITE | 2017年11月 3日 (金) 12時58分
DY様 こんばんは。
松戸、ご挨拶出来て良かったです。
見るたびに進化しているのがすごいです。
インクスティック、行きました。
入るとき長時間並んだのと、なぜか前後左右でっかい男性に囲まれてしまって身動きも取れず、(見えないよ~💦)と半泣き状態でしたが。
ありのままの自分をさらけ出し始めたジュリーに戸惑いながら、これからどうなっていくのかな、と漠然と考えていました。
まぁ、予定調和なんて一番ロックからは程遠いハズだし、とりあえず先行き不透明のスリルを味わうのもいいか・・・と思えるほど余裕はありませんでしたが。
投稿: nekomodoki | 2017年11月 7日 (火) 22時38分
nekomodoki様
ありがとうございます!
松戸、素晴らしかったですね。
僕は今ツアーでステージ全体がちょうど良い感じで見渡せる席が初めてで、新たな発見も多くありました。
その後なかなか忙しい日々を送っていて、まだレポは手つかず状態・・・まぁゆっくりとあれこれ思い出しながら、来週までに更新できればと考えています。
今回何より嬉しかったのは、「初ジュリーLIVE」に誘った友人達がことごとく「来年も参加したい」と言ってくれたこと。個性派の面々に1度のステージでそう思わせたジュリーはやっぱり凄いですよ。
考えるに、ジュリー初LIVEに一般ピープルを誘う際、例えばインクスティックのような会場は狭すぎ、ドームなどは広過ぎ・・・今回の松戸のような「ホール」は一番適していたかもしれません。
僕としては、小さなライヴハウスでのジュリー、一度は観てみたいとは思いますが・・・もう叶わないでしょうねぇ。
でも、nekomodoki様はじめ、実際インクスティックに参加された先輩方のお話を直に伺えるだけで幸せだと思っています。
投稿: DYNAMITE | 2017年11月 9日 (木) 09時06分
DY樣
こんばんは。1ツアー中に何度も参戦される体力、気力、それに経済力に(笑)、ただただ羨ましく思うばかりです。私がツアー中2回観たのは『REALLY LOVE YA!』の時だけでした。
お題曲、今回初めて生で観ました。フルコーラスで次はお願いしたいのですがもう演らないかな?始まってしばらくは何の曲かわかりませんでした。私のセットリスト予想上、完全に盲点の選曲で逆にうれしかったですが。
ストーンズ大ファンの私の感覚からすると、タイトルとは裏腹にさほどストーンズっぽくはない気がします。私の考えではストーンズ・サウンドの肝はミック・ジャガーの声、チャーリー・ワッツの少し遅めのスネアと何とも言えないハイハットの間(開閉含めて)、それとキース・リチャーズのカッティングだと思うんですが、ツインドラムスからチャーリーのドラミングは連想出来ませんし、当時の石間さんはあまりコードをジャカジャカ弾いてらっしゃいませんよね。なるほど、ミック・テイラー的というのはなかなか言い得てると思います。
楽曲としては「女神」「きわどい季節」より断然カッコいいと当時思いました(またしても阿久さん、すんません)。というか、せっかくこのバンドと演ってるんだからやっぱりメンバーの曲で固めて欲しいな~とジュリーの自作曲というのがうれしかったです(でもヒットしませんでしたね)。
投稿: ねこ仮面 | 2017年11月 9日 (木) 22時52分
ねこ仮面様
ありがとうございます!
僕の場合は逆に、聴いた当初は「女神」「きわどい季節」に比べると軽視していた曲でしたが、今やすっかり大好物ナンバーに。
確かに・・・ジュリーの作曲、アクションは間違いなくストーンズ(と言うかミック・ジャガー)だと思いますが、CO-CoLOの演奏はそうはなっていませんね。
仰る通り、石間さんはコード・リフが真骨頂のキースとはタイプが異なります。でも、キースっぽい面もありますよ。メロディーに絡みつくようなベタ~ッとした肉感的な感触・・・例えば「ビースト・オブ・バーデン」のような楽曲ですね。
僕も「次はフルサイズで歌って欲しい」と切望しています。
今ツアーでジュリーが生き生きと楽しそうに歌っているのを見ると、また近いうちにセトリ入りするのでは?と個人的には考えているのですが・・・。
投稿: DYNAMITE | 2017年11月10日 (金) 09時08分