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2017年4月11日 (火)

沢田研二 「今、僕は倖せです」

from『JULIEⅣ~今、僕は倖せです』、1972

Julie4

1. 今、僕は倖せです
2. 被害妄想
3. 不良時代
4. 湯屋さん
5. 悲しくなると
6. 古い巣
7. 
8. 怒りの捨て場
9. 一人ベッドで
10. 誕生日
11. ラヴ ソング
12. 気がかりな奴
13. お前なら

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昨日、ツアー後半の申し込みを済ませてきました。
ジュリーファンの先輩方は、肝が据わっていらっしゃると言うのか・・・締切日近くまで熟考される”ギリギリガールズ”な方が多いようです。
反して僕はうっかり者かつ小心者ですから、日数の余裕があるうちに振込みたい派なのですよ~。

いや、今回は凄い枚数になりました。と言ってもその半分以上が、声がけさせて頂いた一般ピープルのみなさまの代行申込みなんですけど。
お正月に初ジュリーLIVE参加となったカミさんの仕事絡みのお姉さま4人のうち3人までもがリピ決定!『祈り歌LOVESONG特集』セットリストの洗礼を受けたのち、今年の有名シングル・オンパレードなジュリーを生で観てしまったら・・・もうジュリーの魅力からは逃れられないでしょう。してやったり、でございます。
あとは、前々から「一度はジュリーを観てみたい」と話してくれていた同世代の面々もこの機に大挙参加が決まり、こちらは反応が楽しみなようでもあり、怖いようでもあり・・・。
そして、年明けのNHKホールをサッパリと断念し決意した熊本遠征。
この時期に来年の予定など話すと鬼が笑うどころではないでしょうが、本当に楽しみですし、「熊本に行く」という特別な気持ちを今からしっかり整えていきます。


それでは、『この曲のこの演奏にシビレる!』シリーズ、第4弾は『エレキギター編』です。
これこそ幾多のジュリー・ナンバーに幾多の名演、数限りなくありますが、今日は僕自身の「音楽への目覚め」への原点回帰として、井上堯之バンド最初期(当時は「井上堯之グループ)での堯之さんのギターについて掘り下げてみたいと思います。
採り上げるのは、アルバム『JULIE Ⅳ~今、僕は倖せです』からタイトルチューンの「今、僕は倖せです」。
僭越ながら伝授!


①「今、僕は倖せです」あれこれ

エレキギターと言うと、個人的な好みではあるのでしょうが、僕の場合は「速さ」や「ハードさ」だけでは心はピクリとも動きません。
例えば、王道のエイト・ビート、16ビートであったり、調号の変化がオーソドックスな進行に載せてリード・ギターがソロをとる際、フレットのスケールを覚えているギタリストが「速弾き」を披露することが素晴らしい技術とは思えません。
極論するならそれは「指の運動」であるからです(もちろん突き詰めていけばそれも神技たりえますが)。

ところが、コードやリズムが変則の進行の楽曲だと、ギタリストはセオリーのスケールから外れて楽曲が求めている音階を探り、新たに自分なりのフレーズを考案、構築する必要が生じます。堯之さんはこの「構築力」に秀でたギタリストだと僕は感じます。
しかも、王道進行の曲でも堯之さんは同じように「楽曲の吟味」から単音を組み立てていきます。だからこそ堯之さんは「時の過ぎゆくままに」のフレーズに、自身が考案した「オリジナル」の拘りを語るのです。
スタイルは違えど、ジョージ・ハリスンもエリック・クラプトンもジミー・ペイジもそう。僕は絶賛の意を込めて、彼等を「古いタイプのギタリスト」と呼びたいです。
後年「速く弾ける」新たなタイプのギタリスト達が一世を風靡していきますが、僕にはいまひとつ響かない。「確かに凄いよ。でも楽曲愛や歌心は何処へいった?」と思ってしまうんですよね・・・。
僕はやはり、「ストイックに作りこむ」古いタイプのギタリストを好むようです。

では、そんなギタリストが真価を発揮するのはどんな楽曲でしょうか。
それはズバリ、「変な進行の曲」です。「あれっ?普通こうはいかないよね」という戸惑いに際して心燃やし、歌メロを吟味し、オリジナルのフレーズを考案して「応える」ことができる楽曲。

「沢田は、普通では考えられないようなコード進行の曲を作る」・・・堯之さんの有名な言葉ですね。これは「自分がギタリストとしての本懐を遂げられる」という賛辞、親愛の言葉ともとれるのではないでしょうか。
「許されない愛」シングル・ヒットのご褒美的な感じで製作の許可が出た、とのいきさつを聞く、全編ジュリー作詞・作曲によるアルバム『JULIEⅣ~今、僕は倖せです』。ジュリー自身は自然に作っているのでしょうが、バンドメンバーからすれば「え~っ、そう来るのか!」と感じる「普通では考えられない進行」の名曲がギュッと詰まったこのアルバムを、僕が堯之さんのギター名演1番手に挙げる理由はそこにあります。
その中でも、楽曲全体が世に2つと無い「オリジナル」のギター・フレーズで散りばめられ凝縮されたタイトルチューン「今、僕は倖せです」を、「堯之さんのギターと言えばこれ!」というテーマで今日は僕なりのアプローチで紐解いていきましょう。

②楽曲全体の考察

そんなわけで、ここでは何を置いてもジュリーの「普通では考えられないコード進行」について書いておかねばなりません。
参考資料となるスコアは手元に3つ。
まずは『沢田研二のすべて』。

Imabokuhasiawasedesu1

この本の採譜の大らかさはある意味凄い(笑)。
YOKO君とよく話すのですが、こういうスコアを使ってギター弾いていた世代のフォーク好きな先輩って、逆に斬新な感性が育つよね、と。
まぁでもこのスコア通りに弾いて、「今、僕は倖せです」でのジュリーの作曲の醍醐味を味わうのはちょっと無理ですわな~。

次に『沢田研二/ビッグヒット・コレクション』

Imabokuhasiawasedesu2

さきほどの『沢田研二のすべて』については、キーを「C」(ハ長調)まで引き下げることによって、初心者のプレイヤーに「歌いやすさ」「弾きやすさ」を提示した採譜だったのだ、と強引に解釈もできます。
しかしこちらは・・・何故かオリジナルより1音高いヘ長調で採譜、難易度を上げているにも関わらず、スコア通りに弾いていると非常に無気味なバラードに。
「僕が少年時代に憧れた会社、シンコーさんにもこんな時代があったんだなぁ」と逆に感慨を抱いてしまうほどメチャクチャな採譜です・・・。

最後に『深夜放送ファン別冊・沢田研二のすばらしい世界』。

Imabokuhasiawasedesu3

このスコアも収載曲によっては相当いい加減な採譜だったりしますが(先日ご紹介した「淋しさをわかりかけた時」など)、この曲についてはほぼ完璧でした。

と、色々書きましたが、3冊とも本当に貴重な資料なのです。これらを比較参照、研究して自分の楽曲理解度を深めることこそが肝要。
早速、ジュリーの「普通では考えられないコード進行」を挙げていきましょう。

ジュリーの個性が最も際立つのはBメロの転調。
ホ長調からト長調という理屈で、それ自体はよくありがちな転調なんですけど

理解ある人々に いつも囲まれて ♪
C               G     C                 B7

僅か4小節で「あれっ、今何かありましたか?」とでも言わんばかりに、涼しい顔であっという間に元のキーに戻ってくるという、これがジュリー流。
さらに、理屈上は「ホ長調からト長調」という同じ転調が、まったく違う形で登場するのがCメロです。

けど僕は欲張りなのです
      Am           G

いえいえまじめな話です
Am                   B7

欲張りな事は 罪深い事なのに ♪
Am         C        F#7           B7

ここは凄いですよ。「Am」の箇所までは、ジュリーが他の作曲作品でも多用する「サブ・ドミナントをマイナーに転換」のパターンでキーそのものは変わっていないと思わせておきながら、次に「G」に行っちゃうのですから。この「G」で初めて聴き手は「あっ、また転調したのか」と気がつきます。
これをもしホ長調のまま進行させるなら

欲張りなのです ♪
Am     E
(ミミファ#ミシシシソ#)

というコードとメロディーになるでしょう。
全然イメージ違いますよね。どちらが「今、僕は倖せです」という詞と合致しているかは言わずもがな。
これは、詞曲ともにジュリーのペンならではのメロディー、コード展開を擁した名曲なのですね。

それにしても、まだ20代前半の時点で

今、僕は倖せです 何よりも歌 がある ♪
E          A     B7    E          A   B7   E7

ジュリーのキャリア中最もプライヴェート色が強い、と言っても過言でない曲を、このフレーズで締めくくったジュリーの素晴らしさよ!
大げさに見得を切っているわけではない・・・ただ「僕が倖せなのは、歌うことと出逢えて、今も歌えているから」とのフレーズが、45年後の2017年現在のジュリーにそのまま纏っている奇跡。
いや、本当に「奇跡」と言う他ありません。その歌詞1行だけとっても、「今、僕は倖せです」は唯一ジュリーという歌手しか生み出せなかった名曲であったことを、ジュリー自身のこれまでの歌人生がそのまま証明しているのではないでしょうか。

③圧倒的な構成力と献身力、まるで第2の歌メロ・・・堯之さん渾身のリード・ギターを聴けい!

このアルバムのジュリーの詞曲には、つい数年前のジュリー自身の言葉などからも「あぁ、当時は拓郎さんみたいなスタイルへの憧れもあったのかなぁ」と思わせるものがありますが、堯之さん、大野さんがそれを「ロック」としてアレンジし仕上げている印象です。
「今、僕は倖せです」のアレンジは大野さんで、これは最初の1発録りの段階で「小節割り」と、ジュリーが作った以外の箇所(イントロや間奏など)の進行を決めたのが大野さんだったということでしょう。
後録りのリード・ギターについては、堯之さんがジュリーの歌、大野さんのアレンジを踏まえて自ら「作り込んだ」フレーズと見て間違いなさそうです。

少年時代の僕が初めての洗礼を受けた音楽が『太陽にほえろ!』のサントラであることは、これまで何度か書いてきた通り。
大野さんのペンによるすべての時代、すべての挿入曲に思い入れがありますが、特に好むのはやはり最初期の名曲群。堯之さん、大野さん、サリー、原田さんの4人編成時代ということになります。
この頃のサントラは、PYGの音と手法をそのままスライドさせ、ヴォーカリスト(ジュリーとショーケン)の代わりに管楽器のソリストを迎えて作り上げられたインスト、というスタイルでした。速水さんが加入した「テキサス刑事」以降はソロがギターとなる曲が増えていきますが、最初期は堯之さんが単音とバッキングを一手に担い、正に「楽曲ありき」の素晴らしい「オリジナル」なギター・フレーズを聴かせてくれます。サックスやトランペットの主旋律をどう生かすか・・・堯之さんってラジカルなイメージも強いですけど、ギタリストとしては「良妻賢母型」と言うべき卓越した献身性を秘めていて、それが僕の好みと合うのです。
「今、僕は倖せです」での堯之さんのエレキギターにも同じことが言えます。

アルバム『JULE Ⅳ~今、僕は倖せです』の井上バンド(グループ)の演奏は、まずジュリーのヴォーカルも含めて「せ~の!」で録られた後に、堯之さんと大野さんがそれぞれ1トラックずつを追加する、というレコーディング手法だったと考えられます。
ミックス処理から推測すると、「今、僕は倖せです」についてはセンターに配されたドラムス、ベース、アコギ、オルガン、ヴォーカルをまず一発で録り、堯之さんのエレキギター(右サイド)と大野さんのピアノ(左サイド)を追加したのでしょう。
この「追加トラック」での堯之さんの作り込み、練り込みが尋常ではないのです。

楽曲全体を通してほぼ休みなく鳴っている右サイドのエレキは、すべての音が徹底して
「ジュリーの歌がこうだから、こう弾くんだ!」
という「必然性の高い」フレーズに仕上がっています。ギタリストとしての主張よりも、「ジュリーの曲を弾いている」主張の方がずっと強いんです!
なおかつ完璧にヴォーカル・メロディーの間隙を突く構成力。演奏者がその腕をふるう以上に大切な、本当に成さねばならないこととは何なのか。この曲の堯之さんのギターにはそれを思い知らされます。
戦国武将好きの僕が勝手に例えるならば、堯之さんは越後の上杉謙信。謙信にとっての毘沙門天が、堯之さんにとってのロックであり、PYGであり、ジュリーであり・・・その音にはストイックな聖将の風格と威厳を感じます。真に「音に自らの心身一体と成す」ギタリストではないでしょうか。
ちなみに柴山さんは小早川隆景。誠実と人望の知将です。2つの巨星に甲乙つけようなどというのは、僕にはとてもできない話です。

名フレーズが次々と繰り出される中で個人的に「今、僕は倖せです」のギターで最も好きな箇所は

友達もいるし 適度に忙しいし
E     F           E        F

両親も健在だし ♪
E     A       B7

ジュリーの歌と「追いかけ合う」フレージング。
実はこの曲のジュリーの作曲で特に「変テコ」なのがこの箇所です。トニック・コードからいきなり半音上がって、また戻って、を繰り返す進行。堯之さんのギターは「いかにトリッキーなメロディーを秩序づけるか」に心血注がれ「作り上げられた」もの。
僕はそんな構成力と献身力こそ、ギタリスト・井上堯之さん最大の個性と見ますがいかがでしょうか。


それでは、オマケです!
72年『女学生の友』連載のフォトポエムから、季節は今と全然違いますが、第12回『愛の出発』をどうぞ~。


Photo101

Photo102_2

Photo103


では次回更新は、『この曲のこの演奏にシビレる!』シリーズひとまずの締めくくり、『ピアノ編』です。
お題は引き続き70年代ジュリー・ナンバーを予定。
とりあえず次回更新まではこのままのハイペースでまいります。どうぞお楽しみに~。

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コメント

DY様 こんばんは

記事の更新が楽しみで読んでいますよ。『噂のモニター』はライブバージョンの乗りの良さが好きです。『ジャンジャンロック』もライブバージョンの方が、ロカビリーの楽しさが出ていて気に入っています。動画サイトに、スリーピースバンドがクラブで演奏しているのを観ました。ロカビリーバンドにとっては、「ストリッパー」と共にバイブルなのかも知れませんね。「卑怯者」の曲は好きなんですが、大活躍を期待していた時期なので、「どん底」同様にタイトルに拒否反応がありました。

さてお題曲ですが、こちらはタイトルが素晴らしいと思います。特に「倖」の字が。実はこのタイトルで「倖」の字を知りました。アルバムを通して、歌、ジャケット、写真、すべてから楽しさが伝わって来ますし、何よりもジュリーのきれいな手書きがアートなので貴重な一枚となっています。

『太陽にほえろ』の放映開始と同時期なので、このアルバムがinstrumentalで『太陽にほえろ』のサントラ盤ですと言われたら、きっと疑わないでしょうね。

お題曲で私が好きな箇所は、「両親も健在だし」の歌詞ですね。大スターになる前の健全な人なりを感じて、不思議な気持ちになりました。因みにアルバム購入は『チャコールグレイの肖像』と同時期でした。

アルバムジャケットの黒い縁取りの文字は解析出来ていますか。早口言葉の「東京特許許可局」「青巻き紙赤巻き紙黄巻き紙」や曲目の「あなただけでいい大好き許されない愛君をのせて嫌い贅沢!」「〜金時計」など、ジュリーの嗜好が分かって楽しめます。

堯之さんのギターは音色も魅力です。私は「古い巣」が一番好きです。

投稿: BAT | 2017年4月13日 (木) 01時35分

BAT様

ありがとうございます!

おぉ、BAT様もYOKO君と同じく「古い巣」推しですか~。
やはりギターの素晴らしさですか。「古い巣」での堯之さんのギターは、『太陽にほえろ!』サントラを思わせる、という点では収録曲中1番手ではないかと僕も思っています。

お題曲については、やはり「自分にとって何が倖せなのか」という、あれほどの人気を誇る大スターがまったく気どらず本心を吐露し作品に昇華させるアルバムのタイトルチューンに真にふさわしい名曲と考えます。
そこに堯之さんはじめ信頼のおける井上バンドのメンバーの献身が加わるわけですからね~。

ちなみに僕は「倖」の字を、いちいち「僥倖」と打ってから「僥」を消す、という面倒なやり方を今も続けております~。

投稿: DYNAMITE | 2017年4月13日 (木) 09時14分

DY様 こんばんは。

「幸せ」と「倖せ」
どう違うんだろう?とまずそう思いながら聴いてました。その後、「仕合せ」という言葉もある、と気づき、自分なりに考えてみました。
「幸せ」は現状に満足していること」
「倖せ」は「人」が隣に寄り添って支えてくれている状態、なんでしょうか。
「仕合せ」は中島みゆきさんの歌によれば、
「逢うべき糸に出会えること」いい巡り合わせのことですね。
この歌のJULIEはやっぱり「倖せ」が一番ぴったりきます。
コード進行なんて気にして聴いていたわけではありませんが、どこかプロ離れ(?)している(失礼)この曲に合わせてこの伴奏は
「さすが、プロ!」
とヘンなとこで感心してました。(あわわ、重ね重ね、失礼)

投稿: nekomodoki | 2017年4月15日 (土) 18時34分

nekomodoki様

ありがとうございます!
お返事遅れてすみませんでした。

にんべんの付く「倖」の字を使うのがジュリーらしいですね。
この曲だけでなく他収録曲でも、ジュリーの周りに人がいて、近しい人も、少し距離がある人も、そのすべてに囲まれて「今、僕は倖せです」というタイトルの自作曲アルバムを製作・・・スーパースターとしても、また20代前半の一青年としても、それはなかなかできることではないですよね。

ジュリーの作曲は確かに「プロっぽく」はないです。でもジュリー自身は無意識ながら、プロを「喜ばせる」「火をつける」曲作りなんじゃないかなぁ。
このアルバムの堯之さんのギターを聴いていると、そんなふうに思えます。

投稿: DYNAMITE | 2017年4月18日 (火) 09時00分

DY様
 こんにちは。皐月賞は大外れ、いつものペースにずるずる戻って行きそうです。今週はGⅠひと休みですね。
 お題曲、2枚組ベスト盤『FOREVER』で最初に聴きました。その時はヒット曲、代表曲に混じって「こんな曲もあっていいなぁ」と思いましたが、後に『今僕は倖せです』買って聴いてみると「こんな曲」の連続でした。
 「こんな曲」というのは別にけなす意味ではなく詞、メロディー共、常識やセールスにとらわれないというかアイドル離れしたということなんですけどね。楽曲のクオリティー、音質等、正直他のアルバムと比べて高いとは思いませんが、なぜか割とよく聴く一枚です。レコードではB面終りに「くわえ煙草にて」というお題曲の弾き語りが一節だけ収録されていたのも何だか懐かしいです。
 手許にギターがあったので伝授に従ってコード追ってみましたが、「友達もいるし~」の半音上がる所とか独特というかちょっと不自然というか……(笑)。

投稿: ねこ仮面 | 2017年4月22日 (土) 15時10分

ねこ仮面様

ありがとうございます!

LP『フォーエバー』の存在は僕はつい最近知ったばかりです(確か一昨年だったと思います)。なるほど、この作品で「ジュリーはこんな曲も歌っているのか」と知ったファンは多かったのかもしれませんね。

ヒット狙いの曲ならばあり得ない進行・・・「今、僕は倖せです」で言えばそれは正にねこ仮面様ご指摘の箇所です。仰る通り「不自然な」コード進行です。
でも、その進行にキッチリ堯之さんの単音が裏メロを載せていて歌と噛み合っているのが凄いと思います。

投稿: DYNAMITE | 2017年4月23日 (日) 13時37分

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