沢田研二 「午前3時のエレベーター」
from『G. S. I LOVE YOU』、1980
1. HEY!MR.MONKEY
2. NOISE
3. 彼女はデリケート
4. 午前3時のエレベーター
5. MAYBE TONIGHT
6. CAFE ビアンカ
7. おまえがパラダイス
8. I'M IN BLUE
9. I'LL BE ON MY WAY
10. SHE SAID......
11. THE VANITY FACTORY
12. G. S. I LOVE YOU
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おかげさまで、術後の痛みは完全になくなりました。
先日の経過診察によると、切除した傷口はもう出血も見られずほぼ完治(先生が「早いな~」と仰っていました)、薬の服用からも解放され、今後は注射でやっつけた小サイズの方が根治するかどうか推移を診てゆくことになるそうです。
今さらながらではありますが、今回の手術の件では本当にお騒がせしました。今日は「DYNAMITE痔核切除手術顛末記」最終回ということでお届けしますが、お題の「午前3時のエレベーター」楽曲考察の方に文量を割くつもりですよ~。
よろしくおつき合いのほどを・・・。
病気や手術を経験して得る一番尊いものは、「他人の痛みが分かる人間になる」ことだと言います。
今回の僕の場合は、確かに手術としては大掛かりなものではなく重篤な病気ではありませんでした。むしろ、「痔を切ることになりまして・・・」と言うとちょっとした笑い話にもなり、そのおかげで2週間の療養欠勤の許可もすんなり出た、という経緯もあるくらい。
それに、もし重篤な病気、手術だったらこうしてブログでありのままを書けていたかどうか・・・。おそらくメンタルの非常に弱い(と、今回痛感させられました)僕では無理だったでしょう。「人の痛みが分かる男」になれたとは言え、まだまだヒヨッコのDYNAMITEなのです。
そんな僕が偉そうに言うのもなんなのですが・・・闘病で一番大事なのはやっぱり本人の「気持ち」なんだなぁ、と実感することがこのひと月で多くありました。
今日はアルバム『G. S. I LOVE YOU』収録曲から大トリの記事執筆となる名曲「午前3時のエレベーター」のお題にあやかり、困難を乗り越えるための「気持ちの持ち方」をちょっと考えてみたいと思います。
生涯初の外科手術を経験したことで、僕は「大きな病気に敢然と立ち向かい、前向きに発信している」世の多くの方々への尊敬の念が格段に強まりました。彼等、彼女等の「気持ちの強さ」・・・本当に頭が下がります。
「午前3時のエレベーター」の作曲者である、かまやつひろしさんがそんな中のお1人です。
大変なご病気が発覚しての入院にもまったく怯まず、仕事への意欲も衰えず「絶対復活するから心配しないで」と発信。しかもその後ほとんど時を置かずに、自身のラジオ番組で早くも「復活宣言」をされるとは・・・。
どれほど心と体幹の強い人なのでしょうか。さすがはジュリーの兄貴分です。
ただ、かまやつさんのように心身ともに強靭な人というのは稀だと思います。病気や逆境に際して弱気になる人間・・・それが普通ではないでしょうか。
僕の場合もそうで、術後延々と続く激痛に苦しめられる中、それでも最初の2、3日は歯を食いしばって頑張るんですよ。ところが術後4~5日経っても一向に激痛が治まらないと悟った時、「痛みに耐える気力が削がれる」という「心の危機」に見舞われました。
痔の手術ごときで情けない話ですが、「これ以上はもう無理だ」と思ってしまう一瞬があるんです。
でもね、人間それが普通なんだとも思います。
そんな時に心の支えとなるのは何か・・・それは「未来の楽しみ」を見つける、その楽しみを夢見ることだと今回僕は学んだように思います。
闘病の期間によっても違いは出てくるでしょうが、その場合の「未来」って、近すぎず遠すぎず・・・というのが良いようです。つまり1年先、2年先くらいの「楽しみ」に思いを馳せることで、「今は辛いけど頑張ろう」という気力が湧いてくるのではないでしょうか。
僕はその点「ズバリ」だったんですよね。
痛みに耐える日々の中で矢継ぎ早に入ってくるジュリーの情報。来年はデビュー50周年、再来年は古希・・・「こんなことをやろうと考えている」とあの会場でチラリ、この会場でチラリ、とジュリーが話してくれたことを、ブログのコメントなどでみなさまから伝え聞くたびに「よし!」と痛みに立ち向かうガッツが戻ってくるという・・・本当に、本当に有難いことでした。
その意味でも、「ジュリーのメモリアル・イヤーの前に手術」の決断は大正解だったと思います。
加えて、「近々の目標をしっかり持つ」ことも大きい、とも実感しました。
僕は術前「『楽器フェア』までに仕事に復帰、ピーの横浜LIVEまでに完全復活」との目標を置きました。
幸いこれはピタリと嵌り、しかも「少しは楽になってきたのかなぁ」と感じるようになった頃にちょうどピーのチケットが届きました。とても嬉しかったですし、「もうひと踏ん張り!」とパワーが出ました。
結局「気持ち」って、そうしたことに助けられていかようにもなるものなんですね。
まぁここまで書いたことは、たかだか痔の手術程度で僕が辛うじて感じとった思いに過ぎません。もっと厳しい現実を真に想像できてはいないはずです。
それに僕は本当に根性無しで、手術中の自分の脈拍音(テレビドラマなどのシーンで見る「ピッ・・・ピッ・・・」と鳴っているアレですな)にすらビビっていたほどですから(恥)。感覚が大げさな面はあるでしょう。
そんな僕もこの先の人生、今回とは比較にならないほどの試練に立ち向かわなければならなくなる可能性は充分考えられます。
できるかどうか分からないけど、少しでもかまやつさんのような心の強さに倣い、僕などより大変な経験をされているジュリーファンの先輩方にも倣って、それでも苦しくなったら何か「未来の楽しみ」を見つけて頑張れたら・・・そんなふうに思っているところ。
できるかな・・・どうだろう?
ひとつ言えるのは、術後の辛い時期にはまったくそうは考えられなかったこと・・・「手術をして良かった」という気持ちに今の僕がなっている、ということ。
この気持ちを今後に生かしたいです。
とにもかくにも、もう二度とあの術後の激痛の日々は体験したくありません。
療養中にネットで見つけた
「人間のプライドを破壊してしまうほどの排便時の激痛に耐えかね、少しでも楽に出せる方法はないものかと思案した挙句、湯船にお湯を張ってその中で用を足し、その都度奥さんを呼びつけてプカプカ浮いているナニを掬って片付けて貰っていた」
という大変な猛者のかたのブログがあるんですけど(まぁその方法でも「いくらかはマシ」という程度でメチャクチャ痛いことは痛いみたいですけどね)、そのかたは10年後に再発してしまったらしくて・・・。
僕はそんなことにならないよう、今後も特に食事には気を遣っていきます。
お刺身もワサビ抜きで食べますし、これまでせいろ蕎麦を食べる際つゆに大量に投入していた唐辛子の量も、ほどほどにします(←それでも入れるんかい)。
さぁ、いつまでも闘病回記を引っ張っていてもなんですし、ここからは今日のお題「午前3時のエレベーター」について張り切って書いていきましょう。
本当に考察ポイントの多い名曲です。
参考スコアは当然の『ス・ト・リ・ッ・パ・-楽譜集』!
まずは「原曲」について。
「午前3時のエレベーター」にザ・スパイダースの原曲「ビター・フォー・マイ・テイスト」が存在すると僕が知ったのはほんの数年前のこと(『ジュリー祭り』以後)。そちらを聴かずして考察記事は書けない、と常々思っていたこともあり、アルバム『G. S. I LOVE YOU』収録曲ではこの曲が大トリ執筆となった次第です。
昨年でしたか、改めてJ先輩にコメント欄で楽曲タイトルを教えて頂きアマゾンで検索、収載曲を確認の上、満を持して購入したCDがこちらです。
よく分からずに購入しましたが、これはザ・スパイダースのファースト・アルバムとセカンド・アルバムが合体した大変お得な1枚なのでした。
ファーストは邦楽ロックの歴史的意義からして間違いなく大名盤です。そのあたりについては、みなさまご存知の中村俊夫さんが素晴らしい解説を書いてくださっています。「知りたいことがすべて分かる」名文ですので、ここでもご紹介しておきましょう。
これぞ国産オリジナル・アルバム第一号
1966年リリース。特筆すべきは、中村さんも書いていらっしゃるように「全12曲中10曲が、メンバーのかまやつさん、大野さんのペンによる純粋なオリジナル曲で占められている」という点。日本のバンド・サウンドが真に誕生した歴史的1枚、ということでしょう(つまり今年の12月で50歳となる僕は、「GSと同い年」なのです)。
「フリ・フリ」は「バッド・ボーイ」だなぁ、「リトル・ロビー」は「ユー・リアリー・ガット・ミー」みたいだなぁ、カッコ良いなぁ、と思いながら聴きました。
一方で、「ビター・フォー・マイ・テイスト」の英語詞はじめこのアルバムの作詞陣も、邦楽史に残るにふさわしい面々が名を連ねていたことが中村さんの文章からよく分かりました。
阿久さんの「ミスター・モンキー」のお話は、不勉強にてこの度初めて知りましたね。言うまでもなく、ジュリーの「HEY!MR.MONKEY」を連想させるタイトル・・・糸井重里さんはこの曲をご存知だったのでしょう。
「ミスター・モンキー」については音の面でも、ブリティッシュ・ビート直系のイン
トロ・リフが加瀬さんの名曲「SHE SAID...」に受け継がれていたり。
そうか・・・「午前3時のエレベーター」1曲に限らず、『G. S. I LOVE YOU』の原点を辿ることは、「GS50年」の出発点であるザ・スパイダースのこのアルバムに回帰することでもあるんだなぁ。
彼等のファーストが熱狂的に世に迎えられたことは、その後ほとんど間を置かずにセカンドがリリースされていることからも窺えます。
さすがに短過ぎるスパンでオリジナル曲を練り込む時間が無かったためか、セカンドは洋楽カバー・アルバムの趣となっていますが、そのラインナップがこれまた凄い。ビートルズ・ナンバーをリアルタイムに近いタイミングで採り上げているんですよ(65年リリースの『4人はアイドル』『ラバー・ソウル』からの選曲がメイン)。
「イエスタディ」「ミッシェル」「恋を抱きしめよう」「悲しみはぶっとばせ」といった、後にビートルズ代表曲として「誰もが知る」ことになる有名曲に加えて、「恋のアドバイス」のような隠れた名曲(『4人はアイドル』収録)を採り上げているのも嬉しい!
ロック独特の転調構成を擁する「恋のアドバイス」のカバーは、作曲家としてのかまやつさんのキャリアでも重要な血肉となっていること、疑いありません。
それでは、「ビター・フォー・マイ・テイスト」と「午前3時のエレベーター」の比較考察へと進みましょう。
まずはキーです。スパイダースはト長調でジュリーは1音低いヘ長調。「えっ、ジュリーの方がキー低いの?」と意外に思われるかたもいらっしゃるでしょうが、そこはひと仕掛けあるのですよ。
「午前3時のエレベーター」は最後の最後に変イ長調へと一気に跳ね上がる大胆な転調があるので(加瀬さんからや木崎さんの「もっと過激に!」というコンセプトに応えた銀次さんのアイデアではないでしょうか)、最終的にはジュリーはスパイダースより半音高いキーで歌っていることになります。転調部の最高音を設定してから、出だしのキーが決められたのでしょう。
さて、確かにこの2曲、「歌詞とアレンジのリメイク」関係ではありますが、メロディーそしてコード進行はそのままかと言うとそんなことはありません。
2曲ともご存知の先輩方は、一部メロディーの違いについては既に把握していらっしゃるでしょう。僕がその点に加えて「おおっ!」と思ったのは、「メロディーは同じなのにコードが違う」箇所があるということ。
『G. S. I LOVE YOU』制作には作曲者のかまやつさんも当然噛んではいたでしょうが、このコード・アレンジメントも、温故知新のポップ職人・伊藤銀次さんのアイデアではないかと僕は考えます。
例えばAメロ冒頭。
分かり易いように「ビター・フォー・マイ・テイスト」をジュリーの方に合わせてヘ長調に移調表記しますと
How could I fall in love How could I fall in love ♪
Dm F
↑ 「ビター・フォー・マイ・テイスト」
夜明けにLove with you 真昼にLove with you ♪
F Dm
↑ 「午前3時のエレベーター」
なんと、メジャーとマイナーがそっくり入れ替わってメロディーは変わらず、という。
いかにも銀次さんが考案しそうな手法です。メジャーから歌メロを始めることで
ハートにガンガン ビートでTiki-Tiki yeah ♪
Gm E♭ A7 Dm
この「Dm」への着地が生きるし、「その方がビートルズっぽくなる!」と考えたのではないでしょうか。具体的には「ナット・ア・セカンド・タイム」みたいに。
とにかくビートルズ・フリークの僕としては、かまやつさんと銀次さんお2人のビートルズ愛が10数年の時を超えて合体している感じが何より楽しくて。
「午前3時のエレベーター」は、これまたかまやつさんの作曲作品である「CAFE ビアンカ」ほどビートルズ・ナンバーのオマージュ元が明快ではないにせよ、コーラス・アレンジひとつとっても、「ユー・ウォント・シー・ミー」(「Ooo la la la...♪」や「ガール」(「tu,tu,tu,tu...♪」を思い出させてくれたり、「Oh Yeah♪」のフレーズがキレイにメロディーに載っていたり、やっぱりこの曲もビートルズへのリスペクトありき、だと思います。それがGSの原点でもありますしね。
最後に、三浦徳子さんの作詞について少し。
コンセプトや物語(主人公の心境)は、「ビター・フォー・マイ・テイスト」を踏襲しています。
その上で80年代先鋭の邦楽ロック作品としての表現、フレーズ使いが素晴らしいですね。
正に恋する真っ只中の時も、恋が終わってしまった後も、主人公のハート・ビートは同じように激しく波打ちます。しかし、いくら「ハートにガンガン」と胸打つ鼓動や「ビートでTiki-Tiki」滾る血流は同じでも、それが主人公に与える感情は、恋の状況によってまったく違う・・・そんなアプローチは、さすが三浦さんならでは。
午前3時にフラフラとエレベーターに乗っている、というだけで主人公のダメージが窺い知れますが、「明るすぎるぜ♪」のフレーズはその点強烈なインパクトがあります。人が心閉ざしている時、「明るさ」ほど厳しくブチ当たってくるものはありませんから。
思えば僕も今回、ひたすら術後の痛みに耐える時には暗がりが必要だったような気がします・・・。
それでは、オマケです!
『G. S. I LOVE YOU』リリースの少し前・・・『ヤング』80年11月号からジュリー関連のページを。
シングル「酒場でDABADA」を歌っていた頃ですね。
ということで、「ジュリーのオリジナル・アルバム全曲のお題記事執筆」達成第1号は、大本命の『G. S. I LOVE
YOU』ということになりました。
これを機に、過去の当アルバム収録曲記事はすべてアルバム・タイトルのカテゴリーに移行させたいと思います。小さなことですが、僕は「少しずつ積み重ねる」ということが好きなので、なかなか感慨深いです~。
さて次回更新は、いよいよ明後日に迫った「瞳みのる&二十二世紀バンド・横浜公演」レポートの予定です。
と、ここまで書いてきて唐突に思い出したんですけど、僕は以前「三日月」の考察記事を書いた際、カップリングの「時よ行かないで」について「ピーのLIVEツアーが始まるまでには書きます」と宣言していたことをすっかり忘れていました(滝汗)。
さすがにもう間に合わない・・・いずれの機会に必ず書きますので、しばしお待ち頂ければと思います。
ちなみにピーのツアーは北京公演を皮切りに国内でももう始まっていますが、僕はセットリストのネタバレはしたくないので、一切の情報を断っています。
「三日月」や「時よ行かないで」を歌ってくれているのか、ザ・タイガースの曲はどんなラインナップになっているのか、サプライズ級の貴重な楽曲のセトリ入りはあるのか・・・本当に楽しみにしています。
昨年、一昨年と生で体感してきて確信を得ていますが、二十二世紀バンドの演奏も本当に素晴らしいです。今、一番「GS回帰」を体現しているバンドじゃないかな。
百聞は一見に如かず。みなさま、今からでも是非!
実はちょっと風邪気味なのです。なんとしても19日までには体調を戻さねば・・・。
みなさまもどうぞお気をつけください。
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「『G. S. I LOVE YOU』」カテゴリの記事
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コメント
DY様 こんばんは。
すっかり良くなられたようで良かったです。
スパイダースのカバーだったんですか!!
知らんかった・・・。
言われてみると納得の雰囲気です。
少なくともタイガースのイメージとは違う。
そーいえばデビューする時、いろんなところから声がかかって、その中にスパイダースのいた田辺エージェンシー(だっけ?)からも誘いがきたけど、スパイダースとキャラかぶってて、彼ら以上にプッシュはしてもらえないだろう、と判断して受けなかった、みたいなことを言ってましたっけ。
結構意外と(?)考えていたんだなぁ、と感心しました。
投稿: nekomodoki | 2016年11月19日 (土) 22時01分
DYさま
アルバム全曲のお題記事執筆達成第一号 おめでとうございます。
今後 続々と達成されていくのでしょうね
〉闘病で一番大切なのは気持ち と仰っていましたが 本当にその通りだと思います。
治すのは本人の気持ちと 本人の身体であって 医師はその手伝いをしているんだなっと...
また 自分の弱みを見せられるのは 本当の強さだとも…
スパイダースのファーストアルバムの日本の音楽シーンにおける意義に付いても、チョッピリ分かりました。
堯之さんと大野さん 凄いんだ とも。
昨日はぴーのLIVEでジュリーに会えたのでしょうか
タローのLIVEでは 2曲もやったんですね!!!
そのあたりも含めて 次回の記事も楽しみです。
投稿: ぷー | 2016年11月20日 (日) 10時58分
nekomodoki様
ありがとうございます!
おかげさまでお尻の方はすっかり良くなりました。
と思ったら強烈な鼻風邪をひいて、ズルズルの状態でピーの横浜公演に参加。でも、素晴らしいステージでそれも吹き飛びましたよ~。
スパイダースについては僕は本当に白帯なんですけど、このファースト・アルバムは色々と凄いです。僕が生まれた年に日本でこれほど歴史的なオリジナルのロック・バンドのアルバムがリリースされていたとは。
その意味でも、かまやつさんの邦楽ロックへの貢献は計り知れません。
その後、ワイルドワンズの「想い出の渚」の大ヒット、そしてファニーズの上京、と続いていくわけなんだなぁ・・・。
☆
バタバタしてすみません。
一度お返事切ります~。
投稿: DYNAMITE | 2016年11月21日 (月) 09時07分
ぷー様
ありがとうございます!
術前は本当に不安でしたし、術後の痛みは想像を遥かに越えていましたが、今になって考えると術前に先生の仰っていたことがピタリ、ピタリとそのまま経過し、やっぱり専門医は凄いなぁと思います。
たまたま家の近くに良い専門院があり、信頼できる先生に巡り逢えたことは幸いでした。
一昨日のピー&二十二世紀バンドの横浜公演ですが、僕はジュリーの来場に終演までまったく気づかなかったのですよ~。そういう雰囲気を感じ取る能力が無いようです。
みなさまのお話では、ジュリーは本当に楽しそうに最後まで観ていたとのこと。手拍子にも参加していたとか。
レポにも書くと思いますが、きっと二十二世紀バンドの演奏を気に入ったのだと思いますよ!
投稿: DYNAMITE | 2016年11月21日 (月) 18時50分
DYさまこんばんは
痛みが無くなりほぼ完治とのこと。本当に良かったですね。
お題曲に取り上げられると、いつもへぇ~そうなんだ!どれどれ~と、改めて聴いてみたくなります。好きかそうでないかだけで聴いていた曲が、急に特別な印象の曲に変わったり、何気なく聴き流していた曲がお陰様でとても新鮮に感じたりします。
今回のお題曲は私の勝手な予想が外れて、あらこっちでしたか~と思いながら、久々にiTunesではなくLPレコードを引っ張りだして聴きました。ムッシュはなんだかとてもおしゃれ。いい曲満載の1枚でした。
投稿: hina | 2016年11月22日 (火) 00時19分
hina様
ありがとうございます!
おかげさまで痛みのない平凡な日常が戻ってきました。ご心配をおかけしました。
僕は、記事お題の曲を改めて聴いてみた、というコメントを頂くことが特に嬉しいです。
加えてhina様は「LP」!良いですねぇ・・・羨ましいですよ。僕はジュリーについては「レコードの曲順」の感覚がありませんから。
例えばかまやつさんのもう1つの提供曲「CAFE ビアンカ」にしても、CDで聴くだけだと単に「6曲目」ですが、LPですと「A面ラスト」。アルバム全体に対する役割が全然違うと思うのです。
やはり、元々レコードで発売された作品はレコードで聴くのが一番だと思います。
『G. S. I LOVE YOU』・・・正に「名盤」なのですね。
投稿: DYNAMITE | 2016年11月22日 (火) 09時09分
DY様
こんばんは。私は関西在住なんで人に教えてもらうまで地震のこの知りませんでしたが、みなさん大丈夫でしたか。『3月8日の雲』以降のジュリーの作品の歌詞の数々を思い出しました。
お題曲収録の『GS. I LOVE YOU』、確か初版は「ジュリーからのメッセージ」と「君だけに愛を」のソノシートが付いていました。多分実家に残っていると思います。そこそこの枚数流通しているので、いわゆるコレクター的な価値はそれほど高くはないでしょうが。
かまやつさんのジュリーへの提供楽曲はハズレがないですね。一番好きなのは(残念ながら)「港の日々」ですけど。お題曲は私の記憶では『ビューティフル・ワールド』のツアーで演奏された筈ですがまた聴いてみたいです。
PS.エリザベス女王杯は皮肉にもデムーロとルメールに「いいように」やられました。
投稿: ねこ仮面 | 2016年11月22日 (火) 22時32分
ねこ仮面様
ありがとうございます!
昨日の地震は揺れている時間が長く感じられ怖かったです。
幸い僕の住む地域に被害は無かったようですが、震源に近い地域にお住いの方々は今でも本当に怖く不安でいらっしゃると思います。これ以上余震が続かぬよう祈るばかりです。
『G. S. I LOVE YOU』の予約ソノシートの話は以前「先輩方はお持ちですか?」と書いたことがありまして、多くのみなさまが今も保管されていることが分かりました。
ジュリーファンの先輩方は総じて物持ちが良いようです。僕も見倣わねばなりません。
ちなみに、僕もかまやつさん提供のジュリーナンバーで一番好きな曲は「港の日々」ですよ!
投稿: DYNAMITE | 2016年11月23日 (水) 18時57分
DY様こんばんは
「大悪名」のお知らせが届きましたね。歴代マドンナに配役陣が勢揃い。更に、久し振りにcobaさんが登場し演奏陣も豪華だなと思います。ピアノの久保祐子さんと言えば、25周年記念番組でトークコーナーのBGMとしてピアノを生演奏(ジュリーの曲)されていて、この方も長いお付き合いになりますね。特別出演の土田早苗さんは意外ですが、ジュリーと同世代の大阪出身、美人さんですからジュリーとお似合いだと思います。
集大成に相応しい豪華キャストなので、是非楽しみたいなと思いますが、果たして参加できるでしょうか?
投稿: BAT | 2016年11月23日 (水) 23時38分
BAT様
ありがとうございます!
『大悪名』、正に音楽劇の集大成にふさわしい豪華なキャストが揃いましたね。
まさかcobaさんの生演奏が聴けることになるとは・・・ずいぶん遅れてactシリーズの魅力に嵌った僕としてはこれ以上ないビッグ・サプライズです。来年もジュリーの誕生月はactのお題で記事を書こうと思っていますが、僕の『大悪名』参加もどうやら6月。池袋は我が家からのアクセスも良いので嬉しいです。
参加の日どりはこれから考えますが、やっぱり楽を第1希望とし、抽選漏れを想定して第2希望をどこにするか思案することになりましょうか。BAT様とも会場で再会叶えば良いのですが・・・。
いずれにしても心躍るインフォでしたね。楽しみです!
投稿: DYNAMITE | 2016年11月24日 (木) 09時09分
DY様 全曲伝授読み返してました。お題曲はあとにもさきにも これだけ銀次さんの声がフューチャーされた曲はないと思います。当時このアルバムのあと銀次さんのアダルトキッズ3部作が発売され 当時 中学生だった私は夢中に聞いたものです。銀次さんは今年45周年で元エキゾのユカリさんともタッグを組み新作の発売も控え活躍中です。
投稿: クリングル | 2016年11月24日 (木) 23時19分
クリングル様
ありがとうございます!
銀次さんのコーラスもまた、アレンジ同様に一流の職人技ですよね。
佐野さんや杉さんを熱心に聴いていた僕が銀次さんの「声」を初めて意識したのは、杉さんの「Key Station」でのコーラスでした。
その後アルバムを聴き、5拍子のメリーゴーランド・ポップを自然に聴かせる作曲に驚嘆するなど、その多才なセンスをようやく知った次第です。
銀次さんも45周年ですか~。先の建さんとのトークイベントでもユカリさんの話題が出たそうですが、新作で組んでいるのですね。リリース情報チェックしてみます!
投稿: DYNAMITE | 2016年11月25日 (金) 08時47分