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2016年9月20日 (火)

沢田研二 「感じすぎビンビン」

from『忘却の天才』、2002

Boukyaku

1. 忘却の天才
2. 1989
3. 砂丘でダイヤ
4. Espresso Capuccino
5. 糸車のレチタティーボ
6. 感じすぎビンビン
7. 不死鳥の調べ
8. 一枚の写真
9. 我が心のラ・セーヌ
10. 終わりの始まり
11. つづくシアワセ

---------------------

長らく更新間隔が空いてしまいました。

10月に予定している「脱出性内痔核」の切除手術に向けての術前検査として、先の13日「大腸内視鏡検査」を受けてまいりました。
いやぁ・・・辛かったです。
僕の周囲の検査経験者のみなさんのお話を聞く限りでは、「胃カメラよりは楽」との意見が多かったんですが、個人的には胃カメラの数十倍辛かったなぁ・・・。

まずは、大腸を空っぽにするために飲む下剤が身体に合わなかったこと。
早朝8時半から、当日同じ検査を受ける患者10人で一斉に飲み始めた結果、早い人は数回のトイレでOKが出て検査可能となるのに、僕はとうとう最後の1人まで残ってしまいました。
いや、出ないわけじゃないんです。計16回もトイレに行った(渡された用紙に自分で回数を書き込んでいくのです)にも関わらず、その都度看護士さんのチェックが入るもなかなか便の色が透明になってくれない(汚い話ですみません)・・・その度に「もう1杯飲みましょうか」と再度の下剤、このスパイラルですよ。
しかも、回数を重ねるごとに痔の具合が悪くなってきて(「脱出」度が上がるのですな)、午後2時過ぎにようやく検査となった頃には既にお尻が激痛状態でした。

いざ検査が始まってしばらくは「このくらいの痛みなら何とか」と思ってひたすら検査終了を待ち望んでいたところ、ポリープが発見され急遽切除手術に移行。
先生が「ポリープがあるねぇ」と言った瞬間に、取り囲んでいた看護士さん達の動きが慌しくなり、新たな管を準備するやら何やらで突如周囲の雰囲気が急変したのが怖かったこともあってか、切除の時にお腹を圧迫する痛み、いや痛いのはお尻の方なのか、などとワケが分からなくなって苦しみ悶えてしまいました。
次いで2個目のポリープも見つかり、当然それだけ手術時間も長くなって。
摘出したポリープはその場で僕に見せてから(そういう決まりがあるんでしょうね)次の処置へ、という感じでね・・・いやいや大変な思いをしました。

お腹の圧迫感は術後も数時間続きました。入院などはせず流動食を貰って(当たり前ですが、おいしくないですねぇあれは)、数日自宅で安静に。
ポリープについては先生が「悪いものではないでしょう」と言ってくれましたが、そちらの検査結果を聞くのが痔の手術本番の日という・・・色々な意味で今はなかなか不安な日々を送っているところです。

そんな最中ですが、ひとまず気をとり直して。
今日は恒例の”セットリストを振り返る”シリーズとして、今年の全国ツアー『un democratic love』に歌われた曲の中、唯一これまで考察記事を書いていなかった「感じすぎビンビン」をお題に採り上げての更新です。
いつもより短めの文量となりますが、よろしくおつき合いくださいますよう・・・。
アルバム『忘却の天才』から、伝授!

この曲にまつわるエピソードと言えば・・・数年前に先輩に教えて頂いたんですけど、これ、ジュリーの作曲の原型はTEA FOR
THREE活動期にほぼ出来上がっていたのだそうですね。ジュリーがラジオでそんな話をしてくれたことがあったのだとか。
しかもジュリーは「サリーのヴォーカル曲」を念頭に作っていたという・・・とても興味深い逸話です。

おそらく歌詞はできていなくて(サリーに作詞を依頼するつもりだったのかなぁ)メロディーとコードだけの状態だったと思われるのですが、僕らは今、完成した「感じすぎビンビン」を知っていますから、エンディングの「ばばば♪」「びびび♪」を脳内でサリーの声に変換したりして思わず笑みがこぼれてしまいます。
2002年にリリースされた「感じすぎビンビン」と、97年の「TEA FOR THREE」。僕の知っている両者のイメージには、結構なギャップがある、ということなんですね。そのギャップにまた萌えたりもするわけで。

でも、曲を改めて突き詰めて聴いていくと、「なるほど」と腑に落ちる点も出てきます。
メロディーの要所要所に、声をひっくり返すようなニュアンスがありますよね?
そのあたりをサリーの声に換えて想像してみると・・・おぉ、ちょっとタイガースっぽい!と。

ジュリーはきっと、サリーの「ファンキー」な部分を引き出そうと狙っていたのではないでしょうか。
ザ・タイガースのメンバーの中で唯一「黒っぽさ」の資質を持つサリーのヴォーカル。例えば初期のローリング・ストーンズは黒人のリズム&ブルースをお手本に少しずつオリジナル曲を作り始めたわけですが、「テル・ミー」なんてサリーの歌の方が本家ミックより黒っぽさという点では秀でているくらい。
また、タイガース・オリジナルには「ハーフ&ハーフ」といったファンク・ナンバーもありますよね。これらの適性はジュリーすら持たない天賦のものです。
ジュリーは「自分自身のヴォーカルでは表現できない曲」として、ファンキーなメロディーをサリーに託したかったんじゃないかな。

残念ながらその時には曲はいったんお蔵入りし、2002年に改めて完成、正規リリースされた「感じすぎビンビン」は、TEA FOR THREEの世界観、サリーへの提供曲という要素を一掃するほどの過激なラウド・ロックへと変貌を遂げています。
白井さんの武骨なギター・アレンジには、ハードなリフや間奏で突然転調させるアイデアが織り込まれ(ちなみに「間奏での突然の転調」は白井さんのジュリー・ナンバー・アレンジにおける必殺技で、「感じすぎビンビン」の他に「明日は晴れる」や、今年セットリスト入りしている「お気楽が極楽」などにも見られる手法です)、ジュリーはストレートな性衝動で押しまくる官能的な歌詞を載せました。

君の形が綺麗で 声の響きも抜群
G    B♭ F     G   G    B♭    F   C  G   

どんなしぐさも罪だし
G       B♭     F    G

ため息忘れ呆然 ♪
G     B♭    F   C  G    B♭

ただし。
「エロ」的な要素に限って言えば、一番最初の作曲段階からジュリーは考えていた、といいうのが僕の推測。
つまり、詞が載る前のメロディーだけの時点でこの曲には「エロ」があると思うのです。

見えないことばかり  感じすぎビンビン
B♭                F    G  A♭              C   D

I LOVE YOU BABY I LOVE YOU BABY
B♭                       C

好きにして ♪
D

このサビ部はかなりトリッキーなコード進行で、じりじりと昂ぶる衝動をそのままメロディーで表現してコードを当てたらこうなりました、みたいな進行なんですよ。
「I LOVE YOU BABY♪」以降、和音で言うと「シ♭・レ・ファ」→「ド・ミ・ソ」→「レ・ファ#・ラ」ですから。男っぽく愚直なまでに「上がっていく」という理屈です。

それにしても、最終的にエンディングのメロディーに「ばばば♪」「びびび♪」を載せたジュリーの感性は紙一重(笑)的に凄いです。
「ビビッと来る」という「ビンビン♪」からの連想擬音なのでしょうが、普通の人ならこのハードな曲をこんなふうにはしません。つくづくジュリーの創作に先入観や形式美からくる「縛り」なんて無いんだなぁと感じます。

ジュリーでしかあり得ないラウド・ロック・・・アルバム『忘却の天才』のハードなコンセプトならではの名曲、と言えるのではないでしょうか。
『un democratic love』ツアーでは「今年のエロ担当」ナンバーとして大いにお客さんを沸かせました。
ジュリーのヴォーカル、バンドの演奏とも正に入魂。この先も何度かツアー・セットリストとしてきっと生のLIVEで体感できる・・・そんなふうに思わせてくれる1曲です。もちろん、ずっと柴山さんのあのギターでね!

あと、余談を少しだけ。
このブログは「沢田研二」のフレーズだけでネット検索してもなかなかヒットしないんですが、何か任意の楽曲タイトルで検索すると途端にヒット率が高くなる、という特色があるようです。それがまだ記事に書いていない曲のタイトルだったとしても、同じアルバム収録の他の曲の記事が早々に見つかるみたい。
そうした類の検索フレーズが多く集中するのは、やっぱりツアーが始まったばかりの時期なんですね。

ココログさんには「アクセス解析」なるサービスがあり、それを見ればどんな検索フレーズでブログが閲覧されているか、が分かります。なかなか面白いので僕もたまにチェックしているのですが、今回のツアー初日直後に、こんな検索フレーズがありました。

「沢田研二 感じすぎてビンビン」

どうです?
個人的には、「て」が入るだけでイメージがガラリと変わったようでウケまくりました。なんか、別の方向のいやらしさが語感から滲み出てきちゃうと言うか・・・。

で、その話を先輩方にしていたら、ぴょんた姉さんが「私もやってしまった!」と。
ご自身のブログでセットリストを書き出した際、まったく同じように「て」を入れてしまっていたのだそうです。その後すぐに修正されたそうですが(笑)。
これはどうやらスマホなどの「予測変換」による偶然のイタズラらしいですね。「すぎ」と入力すると「すぎて」と変換してしまいそのまま気づかないでいるパターンがあるのだとか。なるほどなぁ~。

参考までに、思わず頬が緩んでしまった”「惜しい!」タイトル検索フレーズ”のこれまでのおもな例をいくつか挙げてみましょうか。

「立ちどまるな ふり抜くな」
「バイバイゼラシー」
「こっちの水苦いぞう」

このあたりは「感じすぎビンビン」と似た感じで変換誤植であったりキーボードの打ちミスなどのパターンかと思いますが、そうではなさそうなのが

「沢田研二 君にのって」

これは文句なしにナンバーワン、極めつけです。見た瞬間に爆笑させて頂きましたよ。
検索があったのは、何年前のことでしたか・・・当時放映されていたドラマ(タイトル忘れました汗)の凄く良いシーンで、瑛太さん(映画『サマー・タイムマシン・ブルース』が大好きだったので、応援している俳優さんです)演じる主人公がカラオケで「君をのせて」を歌ったことがあり、その直後だったんです。ですから、特別ジュリーファンではない一般のかたがドラマを観て曲に興味を持ち、「どんな曲なんだろう」とタイトルをうろ覚えの状態で調べてくださったものと思われます。
いや、とても有難いことなのですが・・・笑いました。
まぁ僕もこれまで「霊人」「我が醜状」など、酷い誤植をしばらくの間晒しっ放しにしていたこともありますから、人のことは全然言えないんですけどね・・・。


それでは、オマケです!
大分の先輩から授かりました、2002年9月30日付の『読売新聞』夕刊(たぶん関西版)。
ちょっとバラけてスキャンしてしまっていますが、3つの画像を合わせて関連紙面をすべて網羅しています。

200209301

200209302

200209303


では次回更新ですが・・・手術日までに最低でもあと1本は考察記事を書きたいと思っています。
やっぱり、こんな状況の時に聴くからこそ沁みる、新たな解釈で聴ける・・・そんな魅力を再発見できるジュリー・ナンバーって、たくさんあるんですよ。
そうした曲達の中から、まだ記事にしていないものを何か選ぼうかなぁ、と。

最後になりましたが、ここへきてまたしても台風の被害が発生しています。どうぞ各地みなさまの生活が、平穏無事でありますよう・・・。

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瀬戸口雅資のジュリー一撃伝授!」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!
私はフォーラム、相模大野、八王子、NHKと今までにない短期集中型、大いに楽しませていただきました。
さて、痛みに関するお話の方ですが・・
私、内臓の手術を2回、怪我による緊急手術を2回経験しており、80歳の母親より手術、入院経験が豊富な身でございます。
何科の手術であれ術後の痛みは辛いものです。
でもそれは、病気や怪我の痛みではなく、確実に治る方向に向かっている痛みだと自分に言い聞かせ、耐えるしかありません。
痛いし、気持ち悪くなるし、夜も眠れないし、ひとりぼっちだし・・。
でも、DYさんのことですから入院生活も楽しいレポに変わる時が来ることを期待しています。

投稿: 空桜 | 2016年9月21日 (水) 00時53分

空桜様

ありがとうございます!

ツアー・スケジュールによって短期集中参加になったり、ほどよく等間隔になったり、それだけでも毎年ツアーの楽しみ方が変わりますよね。

そうでしたか・・・大変な経験を積んでいらっしゃるのですね。
僕の場合は本格的な外科手術が未経験。正直とても怖いです。
今回は全身麻酔ではないので意識を持ったまま手術を受ける、というのがまた怖くて・・・ただ、術後の痛みについては空桜様仰るように「徐々になくなっていく、快復していく」と自分に言い聞かせて耐えるしかありません。

今この状況下、あらゆる時代のジュリー・ナンバー、これまで特に歌詞について深く考えていなかった曲に大いに励まされることに驚きを感じています。
これから手術まで、その後の療養期間、それらの曲達について少しでも書いていけたら、と思っています!

投稿: DYNAMITE | 2016年9月21日 (水) 09時19分

DY様 こんにちは。

まだしばらく落ち着かないでしょうが、私の鼻の手術の時のように、長年の憂いを今年解消!を目指して下さい。
ストレッチやりながら久し振りに
「師走Romantix」を観てたらこの時の「感じすぎビンビン」のギターソロ、プリンスだったんだなぁ、としみじみ。
次回のかつしかでは音の違いを楽しみたいです。
しかし、サリーのヴォーカルだったら確かに相当黒そう・・・。

投稿: nekomodoki | 2016年9月22日 (木) 13時30分

今回の、ツアーで、1.2争うくらい好きです。ジュリーの代表曲になると思います。
以前は下山さんですごかったですが、和さんも素晴らしくなってきて、とてもいいです。
検査の苦しみ、私もやったのでわかります。手術はしていないのでわかりませんが、穏やかに迎えてください。

投稿: keik | 2016年9月22日 (木) 19時01分

nekomodoki様

ありがとうございます!

激励のお言葉、感謝感謝です。
ジュリーがくれたチャンスと前向きに考えて、「今年中」の完治を頑張ります。

下山さんのこの曲のソロは、変態炸裂的な素晴らしさでしたね。柴山さんはオラオラ系なのですが、それでもどこか繊細でオリジナル音源への配慮が見えるところが素晴らしいです。
今回はそれに加えて依知川さんの低音バックアップがあり、原曲の魅力がストレートに反映されていると感じました。大宮ではヴォーカル・エフェクトも完璧だったなぁ。

かつしか公演も近づいてきていますね。ご感想楽しみにしております!

細切れのお返事すみません。一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2016年9月23日 (金) 08時49分

DYさま

ファンキーなサリーを あのお年にして聞いてみたい気はしますが、
tea for threeは やはりあの郷愁を誘うサウンドで…
遅くなりました 金沢 神戸と終わって 今日は狭山ですね
長野は新築の会館で、中に入ると新建材の匂いがちょっとキツかったです。
一瞬ジュリー喉大丈夫かな と思ったのですが、
DYさま 声がきれいに出ていた(^^) ホントいい声だったー
やっぱり 宇都宮は声がまだ硬かったんですね
暗転した中メンバーが出て来る時の拍手が少なかったから ちょっと心配したと 最初のMC で言っていましたが
ジュリーが前に歩み出ると拍手が巻起こり 安心した と言ってました。
LIVEは 本当に一つ一つが違うものですね

DYさまも 引き続きご自愛ください。

投稿: ぷー  | 2016年9月23日 (金) 11時11分

keik様

ありがとうございます!
お名前、最初のコメントの方に加筆しておきました。お知らせくださりありがとうございました。

「感じすぎビンビン」はジュリーならではのロックですから、「代表曲」と言って良いですね。ジュリー自らの作詞・作曲作品としても重要なナンバーですし。

今回、この曲の柴山さんのギターは素晴らしかったです。曲を生かすギターであると同時に、柴山さんの魅力が生かされる曲でもあります。曲と相思相愛状態ですね。
僕は今年のツアーはもう参加できませんが、この曲についてはまた聴けるツアーがある、と思っています。

度々すみません。またここでお返事一度切ります。

投稿: DYNAMITE | 2016年9月23日 (金) 19時59分

ぷー様

ありがとうございます!長野のご感想嬉しいです。

長野は今年新会場ということで、ジュリーが気にいってくれるかどうか…と地元の先輩方はやきもきしながら、待ちに待った公演だったそうです。
そうですか…新築の匂いがしましたか。そういうのも良い想い出になりそうですね。参加されたファンにとっても、ジュリーにとっても。

僕の身体をお気遣いくださりありがとうございます。
手術の日が刻一刻と迫りますが、今は仕事が忙しいので気がまぎれています。引き続き頑張ります!

投稿: DYNAMITE | 2016年9月24日 (土) 12時21分

DY様、検査に手術にと、内心穏やかならぬ日々をお過ごしかと思いますが‥スッキリさっぱりして来年&再来年の記念yearを迎えることができる!と無理やりポジティブに捉えるしかないでしょうか。。
局部麻酔も怖いですが、私、網膜剥離の手術をしたことありまして(怖)、メスが迫ってくるのを見るのはこれ以上ない恐怖です!

さて、神席・狭山のご報告を。
席についてびっくり。。中央左寄り、と思ってたら、ど正面でした!
もぉ何回ジュリーと目で会話したかしらっ(※本人談)
狭山の盛り上がりはアツイ!登場時の拍手すごい!
で、そんな熱気にご満足いただけたのか、最初のご挨拶で、
「上機嫌でまいります!‥もぉ既にご機嫌やけどな
な感じのお言葉を頂戴しました!
終始ええ感じのご様子で、MC最初にも「いひ」(ん?えへ、だったかな?)とご機嫌さんが溢れ出てしまう笑顔で、ご本人も「今日はなんかヘンやー」とにこにこ
MC自体は他会場の内容と似たお話だったんですが、「年とって白い歯はもろいからアカン!芸能人は歯が命ゆーてるけどナ」と言ってイーっと歯を見せてくれました。
「後ろの人、判らんよなー」と気遣っておられましたが、はい、自然なかつ健康そうな(歯茎が痩せてきているそうですが)キレイな歯を拝見しましたよ。
なんか全体にゆるーくてその辺のおっちゃんなリラックスしているところが嬉しかったです。関西の地方会場ならではの空気でしょうか。
2着目の衣装がまた白髪、白鬚、色白お肌によく映えること!緑の大きめチェックのスーツは張りのある素材みたいですっきり見え、紫の花柄ネクタイとチーフ代わりのお花が色気を添えてますね。格好いいのはもちろん、カワユさMAX!でした。

お歌の方は思いつくまま。。

・喉の調子はGOOD!多少の擦れは色気、の範囲!
・カサダン2番、上着を相手に見立てて背中のジッパーつまんで下ろした後、なんか下の方でごそごそ手が動いてたのが・・(18禁)・・いやぁん
・アルシオネ絶唱!冬の透き通った空気と満天の星空が見える!間奏のカズさんエレキチェンジを見逃す程の気持ちの入りように、終了後号泣!
・窮状コーラス、フェスの時はちょっと違和感ありましたが、狭山はバランス良く美しい! カズさん耳あてポーズ復活。
・新曲は作曲者紹介が入ったんですね。「犀か象は『再稼働』に聞こえると思います」とはっきり
・TOKIOの間奏マイムは?? 行きたいけど行けない~みたいなフリから何かを担ぐのは、重たいだんじり?(会場周辺にだんじり通行規制予告看板が出ていたので‥参加された方、何と思われましたか?)
・緑色のKISS KISS KISSのご当地部分、やはり「狭山市の空から~」でしたが、サ行が言いにくいんじゃぁと思ってたら案の定?繰り返しのとこを早く終わりそうになって慌ててまた続ける(汗)
・ヤマトではスタンドマイクを両手で支えて歌われ、髭が隠れたのとお顔がシュッとされたのでめっちゃ若く見えて萌え

泰輝さんが痩せていてびっくりしましたが、ジュリーに刷り込まれているせいか、ちょっと心配になりました。単なるダイエット?
「痩せるつもりない!」と宣言していたジュリーでしたが、健康であればいいです(ついでに今回くらいのお顔シュッと具合で髭なしでもう少し髪が伸びていたら・・)。
まずは来年の趣向を少しずつ発表して下さることを楽しみにしたいです。

長々とすみません、以上ご報告でした。

投稿: wine | 2016年9月24日 (土) 17時31分

DY様
 こんばんは。この度は大変ですね。1日も早い「完全復活」を祈っております。私の音楽仲間に2、3、同じ手術経験者いますが、広くカミングアウトするのはなかなか勇気が要りますよね。故後藤浩輝騎手の著書に自身の「その話」の顛末が載っていましたが、内容が笑いあり、なかなかポジティブでした。
 お題曲の時期のキーボードレスの編成、とても好きでした(大山さんが居る今のメンバーももちろんカッコいいですが……(汗))。ライブで「勝手にしやがれ」のイントロのピアノパートがギターってなかなか大変そうでしたが、凄まじい?アンサンブルで観る側も緊張感ある、みたいな。「ヤマトより愛をこめて」も柴山さんの全編アルペジオ、すげーっ!って思いましたし、全く好きでなかった「ヤマト~」少しだけ個人的ポイント上がりました(何様や!)。
 大好きな『忘却の天才』の中では正直さほどお気に入りでもなかった「ビンビン」、ライブではなかなか映えてましたね。変則パッケージシリーズの中では比較的盤を取り出し易い『忘却~』、このあと久しぶりに聴いてみます。

投稿: ねこ仮面 | 2016年9月25日 (日) 10時46分

DYNAMITE様
手術前のこの時期、心静かに備えていらっしゃることと拝察いたします。 NHKホールでちょっとこのことお話なさってたのはこういう流れだったのか、と納得です。
私事ながら、ちょうど一年前にトリプル検査とティアラ江東をWブッキングしてしまい...
の時間が気が気ではなくて、胃カメラも「ええーい、早くチャッチャとやっちゃって」と念じまくってたせいか全く平気でしたのよ。痛みに特にお弱そうですが 気は心、気合い。励ましているつもりです。
さて、金沢ライブ行ってまいりました。ちょっとだけ」心配していたご機嫌のほうも、すこぶる良さそうで柔らかな笑顔に安心しました。 お題曲、いつにも増してロックして、もう、もう。。。歌詞もビンビン突き刺さり、もう、もう。。。わかってくださいますね?┗(^o^ )┓

投稿: りんだ | 2016年9月25日 (日) 12時22分

また出てすみません 金沢はチーム●津+幼なじみ、地元親戚夫婦で参加でした。幼なじみはファンではないけれどジュリーを評価していますが「君をのせて」は、彼女の金沢での10代の悲恋の想い出の曲でした。もちろん涙、涙。4列でのファンではない客の泣きっぷりに、じっと見つめて歌ってくれたのは偶然ではないかもです。隣の私もお相伴。
今回のセットリストは、ファンではない観客にもとても好評のようです。3回目の参加の親戚に、よかったわぁ。ほんといい歌ばっかりやじ~と感想もらいました。嬉し~( ´艸`)

投稿: りんだ | 2016年9月25日 (日) 13時02分

wine様

ありがとうございます!
さすがは神席…臨場感溢れる狭山市公演のご感想嬉しいです!

wine様の文章で改めてジュリーの様子を想像していますが、本当に「どうかしちゃってる」くらいにゴキゲンだったのだそうですね。関西弁も全開だったそうで、楽しげな様子が羨ましいです。

MCについて詳しく書いてくださり有り難いです。
芸能人あるあるネタが、ジュリーの場合は「僕はちょっと違う」となるのがジュリーらしいと言うかファン本懐と言うか、そんなところもさうがは僕らのジュリー!と思ってしまいます。

網膜剥離の手術…想像すらできません。恐ろしい!
wine様の体験に比べたら…と自分に言い聞かせて手術に臨みたいと思います。

すみません、またここで一度切ります。

投稿: DYNAMITE | 2016年9月25日 (日) 18時48分

ねこ仮面様

ありがとうございます!

いやぁ、意外とこの手術経験者って多いのですね。日本人には多い病気なのでしょうか。

カミングアウトは、小心者の僕でもこの病気だからこそできたことです。
例えば勤務先にも単に「手術することになった」と言ったのではただ心配をかけるだけで、空気も重くなってしまうと思います。それが「痔を切ります」と言うと、ちょっと笑い話にもなると言うか、同僚も気兼ねなく「大変だねぇ、まぁ頑張れよ、ププッ」ということになるわけです(笑)。
こちらも気持ち的に楽ですよ。この際甘えさせて貰って2週間存分に休ませて貰おうかと。

僕もDVDで『CROQUEMADAME~』の「ヤマト」を観た時は衝撃を受けました。
ピアノの音階をほぼ完璧に拾ったアルペジオは、柴山さんのストイックな人柄をも思わせる名演でしたね。

細切れですみません。またまた一度切ります。

投稿: DYNAMITE | 2016年9月26日 (月) 09時01分

日本人に多いですよ。皆さん いちいち言わない、黙ってるだけで、そりゃあもう本当に多いです。
外国の事は知りませんが、似たようなものでしょう。
ほら、ボ〇ギ〇ールのCMにJK版もありましたよね。

投稿: かずぴ | 2016年9月27日 (火) 01時06分

りんだ様

ありがとうございます!
お返事遅れてすみませんでした。

毎年恒例となったりんだ様の金沢遠征、いつもご感想を聞かせてくださり感謝です。4列神席でしたか~。
金沢のジュリーがご機嫌かつエロエロなのは、やはり地元の食べ物が美味しいのではないでしょうか。
僕はまだ石川県って訪れたことがないのです。北陸新幹線も開通したことだし、スケジュールが合えばいつかご一緒させて頂きたいなぁ・・・。

NHKホールではご心配をおかけしました。
ちょうどあの日の終演後、「もう絶対手術する!」と決意を固めたところでした。臆病な僕の背中を押してくれたのは、間違いなくジュリーの歌の力です!

かずぴ様

ありがとうございます!

本当に多いみたいですねぇ・・・。
ちなみに、女性同士ですとこの病気について話をする際、上品に「地主」という表現を使うらしいですね。患部を複数お持ちの場合は「大地主」と言うんですって(笑)。

実は僕も今回の診察で「大地主」だったことが分かっています。
切除するのはメインの1つですが、あと2つ「予備軍がいる」とのことで・・・その2つは注射で治せる状態らしく、手術の日に一緒にやっつけてくれるそうです。
放置しておいたら「3個分切除」などという大変なことになっていた(痛みも3倍!)かと思うとゾッとします・・・。
やっぱり病気って「早め早め」の治療なのですね。

投稿: DYNAMITE | 2016年9月27日 (火) 08時56分

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