沢田研二 「君が泣くのを見た」
from『架空のオペラ』、1985
1. 指
2. はるかに遠い夢
3. 灰とダイヤモンド
4. 君が泣くのを見た
5. 吟遊詩人
6. 砂漠のバレリーナ
7. 影 -ルーマニアン・ナイト
8. 私生活のない女
9. 絹の部屋
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7月です。
先日、故郷・
鹿児島で大雨の被害がありご心配頂いていましたが、僕の実家は立地的に心配ありません。
ただ、実家の最寄駅から電車で2駅ほどの町では痛ましい被害もあったようで・・・一刻も早くこの極端な天候が落ち着くことを祈るばかりです。
このところの拙ブログでの矢継ぎ早の記事更新は、元々熊本、大分をはじめとする九州各地の震災に思うところあり、「ジュリーのツアーが始まるまではペースを上げて頑張ろう」と始めたことでした。先月の「act月間」を終え、1週間ほど更新が空きましたが、今日から再びギアを全開にしていきます。
そう、いよいよ今月26日には『un democratic love』全国ツアーが開幕ですね。
拙ブログでは今回も”全然当たらないセットリスト予想”シリーズを開催いたします。僕自身はあくまでも「当てる気満々」で張り切って書いていきますよ~。
予想は現時点でお題6曲ぶんの構想を持っています。
今回はその6曲の中で、2曲ずつをそれぞれ3つのコンセプト(予想の理由)に分けてみました。
①ジュリー自身が好きな曲
②依知川さん久々の全国ツアーに向けて
③僕が未だLIVEで体感できていないシングル曲
この3つ。今日と次回は、①に基づいたセットリスト予想のお題となります。
「ジュリーの好きな曲」をファンが判断する際、大いに参考となるのが2008年のラジオ番組『ジュリー三昧』ですね。還暦までの歌人生を振り返り、すべてのオリジナル・アルバムからジュリー自身が少なくとも1曲ずつを紹介してかけてくれるという贅沢な内容でした。
どのアルバムからどの曲をかけてくれたか、という点だけでも貴重な考察材料となります。
『ジュリー三昧』でかけられた多くの曲は、そのまま年末の2大ドーム公演『ジュリー祭り』で歌われることになりました。しかし中には外れていた曲もあります。
そんな曲達も『ジュリー祭り』以降のステージで歌われるものが多いのですが、今日採り上げるのは未だ僕が生で体感できていない「ジュリーが好きな曲」。
長らく廃盤状態が続き「ジュリーのオリジナル・アルバムの中で最も入手困難」と言われながら、先達の評価が高く、後追いファンが再発を切望していた名盤。
昨年の再発実現は本当に嬉しい出来事でした・・・アルバム『架空のオペラ』から、「君が泣くのを見た」。『ジュリー三昧』では、ジュリーが「僕はこの曲が大好きです」と言ってからオンエアされています。
まずはこの名曲を、今回のセットリスト予想シリーズの1番手に採り上げたいと思います。
僭越ながら伝授!
昨年EMI期のアルバムが再発され、後追いファンの僕もめでたくジュリー・オリジナル・アルバムのコンプリート成りましたが、キチンと実物を手にして特に感慨深かったアルバムが『架空のオペラ』。
入手困難とされていたEMI期の作品の中でも、これはオークションなどでものすごい値段がついていました(ちなみに初版CDについては未だプレミア価格をつけ『まんだらけ海馬店』さんで販売されています)。
『架空のオペラ』に限りませんが、再発CDを実際に手にすると、音源のみ所有していた時とは違う気持ちで作品に臨むことができます。
まず目が行ったのは裏ジャケの曲目クレジット。「君が泣くのを見た」と「吟遊詩人」の間が1行空いていることに気がつき、今さらながら「あぁ、この頃はまだレコード・リリースだったんだなぁ」と。
レコードで発売された作品はレコードで聴くことが一番。遅れてきたファンである僕はそれが叶いませんので、せめて「この曲がA面ラスト、この曲からがB面」と脳内で確認しながら鑑賞しました。するとやっぱり印象が違ってくるんですよ。
全9曲収録の『架空のオペラ』は今までA面B面の感覚を考えたことすら無く(奇数収録曲のアルバムって、だいたいそうなっちゃうんですよね)、改めてとても新鮮に聴きました。そうかぁ、リアルタイムでこのアルバムを聴いた先輩方は「君が泣くのを見た」を聴き終わって一度盤をひっくり返していたんだなぁ・・・と想像してみると、不思議にそれまでより曲の理解度が増したような気がするものです。
A面が4曲ということで、3曲目「灰とダイヤモンド」の重心が変わったようにも感じました。
さて、ジュリーが「大好きです」と語っているにも関わらず、最近のステージではすっかりご無沙汰となっている「君が泣くのを見た」(と言ってもいつ以来なのかまでは調べきれていないのですが)。
いえ、「君が泣くのを見た」ばかりではありません。『ジュリー祭り』がLIVEデビューの僕は、CO-CoLO期の名曲(ここでは『架空のオペラ』収録曲もCo-CoLO期の楽曲としてカウントします)をまだ僅か4曲しか生で体感できていないのです。
体感順に、「明星」「アリフ・ライラ・ウィ・ライラ」「砂漠のバレリーナ」「きわどい季節」の4曲。「灰とダイヤモンド」ですらまだなのですよ。
(後註:実際には僕は計5曲を体感済みでした。今年のお正月に聴いたばかりの、あの素晴らしい「女神」をカウントし損ねていたのは痛恨の極み。遊様、ご指摘ありがとうございました)
今回の『un democratic love』ツアー・インフォにはわざわざ「ジュリーの好きな歌」との明記があり、そろそろ「灰とダイヤモンド」はどうなんだろう、と期待すると同時に、ジュリー自身が「大好き」と語る「君が泣くのを見た」は、セトリ入りの可能性大と見ました。
CO-CoLO期のジュリー・ヴォーカルについては多くの先輩方が絶賛されていますし、さらに押し進めて聴き込むと、それぞれのアルバムが「他のアルバムでは聴けない」ような特殊なヴォーカルであると分かります。
最も明快なのは、「た行」「か行」の発音に特徴のある『告白-CONFFESION』。
では『架空のオペラ』は?
僕は『架空のオペラ』に楽曲提供した大野さんのロングトーンのメロディーに「この1枚」のジュリー・ヴォーカルの個性を感じています。
何て言うんだろう・・・それこそ「オペラ」。もちろん、いわゆるオペラ歌手のそれとは全然違うんですけど、大野さんの提示したメロディーにさらに抑揚を加えて母音を伸ばしていますよね。70年代後半の阿久=大野時代とはヴォーカルの印象がまったく違います。
特筆すべきはその透明感です。アルバム全体を通して歌詞はかなりきわどかったり内省的だったりするのに、ジュリーの声が驚くほど澄んでいて、それが逆に曲の妖しさを増しているような・・・これは一体どういうマジックなのでしょうね。
「大好きです」と言うからには、松本一起さんの詞についてもジュリーのお気に入りと考えて良いでしょう。
『架空のオペラ』のクレジットは何と言っても「阿久=大野」コンビの完全復活というのがリリース当時まずファンの目を惹いたと想像しますが、この作品が初の作詞提供(ですよね?)となった松本さんの存在、その作風はジュリーにとって大きかったようですね。
松本さんの作詞作品「指」「砂漠のバレリーナ」いずれも名篇ですし、『架空のオペラ』は松本さんの詞と大輪さんのプロデュースによってそのコンセプトを際立たせている1枚のようにも感じます。大輪さんの「オペラライク」の発想が、松本さんの詞によって愛憎入り乱れる「官能の日常」という人間劇を引き出しているのです。これがもし阿久さん1人の作詞作品で固められていたら、「歌謡オペラ」の要素が強くなっていたはず(それはそれで大傑作となったでしょうが)。
ジュリーは松本さんの描く「日常」の空気感が気に入っていたんじゃないかなぁ。
ただ、切ない歌詞であることは確かです(それが松本さんの個性、素晴らしさでもあるでしょう)。
男性視点での恋人への思いが「出逢った頃」と「今現在」、2つの時間軸で入れ替わりながら綴られます(Aメロは1番、2番ともに「2つの時間」が語られます)。
つきあい始めて最初の頃は、彼女が待ち合わせにどれだけ遅れてこようがまったく気にならず
一緒にいたいから 毎日約束して
Gm7 Am7
二時間待たされても 苦にならない
Gm7 F
雨が降りだせば 君に胸を痛め
A7 Dm
あやしげな夢を 逆に期待した ♪
E7 A7
(ちなみにAメロは1回し目と2回し目で和音が違うのですが、この1回し目の「Gm7→Am7」はザ・タイガースの大名曲「風は知らない」のイントロとまったく同じ理屈。「君が泣くのを見た」をリアルタイムでアルバムを購入し聴いた先輩方も、本当に初聴時の導入イメージは「爽やか」であったはずです)
待っている間に妄想を膨らませるのでしょうな~。ときめきばかりを感じ愛は深まっていきます。
しかしいつしか「君がいることが当たり前」となり
だけど君が泣くのを見た
B♭ F
流したものは とても貴重な涙
C F A7
そしていつか
B♭
二人でいることに麻痺していった ♪
F A7 Dm
といった状況が起こってきます。熱い心が冷たくさめていく無常な時間と空間。ジュリーの「この1枚」の声のリアルさに驚嘆させられます。
松本さんが描いた恋人同士はきっと
「僕が彼女に求めているものは何なのか、彼女が僕に求めているものは何なのか」
と、そんなふうに考え込む時間が増えていったのでしょう。おおむね、そういうことが分からなくなった(分からずとも全然問題でなかった頃とは気持ちが違ってきた)時、恋人は別れるものなのでしょうね。
でもそれをすんでのところで引き返すことができたとするなら・・・それは「君が泣くのを見た」時だったのではないか、と主人公は後悔するのです。もう彼女は涙も枯れ、「無関心」となってしまったのですから。
「好き」の反語は「無関心」だとよく言われますが、哀しいシチェーションを歌っているんですねぇ・・・。
では、メロディー、アレンジについてはどうでしょうか。
この曲の大きな特徴は、その調性の曖昧さだと僕は考えます。いや、明快に「ヘ長調」ではあるんですよ。しかし松本さんの歌詞のイメージも大きいのか、メロディーや鳴っている音は何処か哀しげで、アレンジも良い意味で「ぼんやり」しています。
これは流行りと言えば流行りで、前作『NON POLICY』あたりから顔を覗かせていた「ソフトなソウル・ポップ」のテイストを押し進めたところもありましょうが、「君が泣くのを見た」はちょっと「ぼんやり」感が突出しているように僕には感じられます。
例えば歌メロの最後は
君の無関心が何よりツライ ♪
B♭ A7 Dm
曲中何度か登場する「Dm」は、この箇所だけニ短調への明快な着地和音として使われます。イントロなどで聴かれるキラキラしたシンセの陽性のフレーズとはまったくの好対照で、不思議な印象を受けますね。
聴く時の気分によって、とてつもなく悲しく聴こえたり、爽快に聴こえたり・・・そんなメロディーではないでしょうか。完全に「こう」と結論を出すには、僕はまだ人生経験も知識も足りないかなぁ。
楽器パートで個人的に気に入っているのは間奏のストリングス・アレンジ。
もしこの曲が今回セトリ入りを果たした時には、泰輝さんの演奏に注目したいです。エンニオ・モリコーネの映画音楽のような美しいストリングスの音階は泰輝さんも絶対に好きなパターンだと思いますので、入魂の「斜め45℃体勢」が見られるのではないでしょうか。
最後になりますが、実は僕は初めて(音源のみで)アルバム『架空のオペラ』を聴いた時、今ひとつピンときませんでした。昔から、例えばビートルズのアルバムなども最初は良さが分からず、聴き込んでいくうちに好きになっていくパターンが多い僕のことですからそのこと自体は別段珍しくもないんですけど、『架空のオペラ』の場合はあることがきっかけで劇的に印象が変わったという点が特別です。
2009年、僕がしゃかりきになって後追いでジュリーの勉強をしていた頃、ある先輩が「是非」と『架空のオペラ/正月歌劇』のLIVE音源を聴かせてくださいました。
もちろんアルバム『架空のオペラ』収録曲が歌われていて、その「神々しい」としか言いようのないジュリーの歌声に僕は本当に感動させられました。
その上でレコーディング音源として『架空のオペラ』を聴くと、それまでとはジュリーの声がまるで違って聴こえたのです。理屈ではなく、LIVEのジュリーの声を聴くことで、歌の深い部分にまで僕の気持ちが入っていけるようになったのだと思います。こんなことがあるんだなぁ、と思ったものでした。
僕にはそんな頼もしい「先達」の方々との出逢いを機とする「気づき」が他にも多くあり、新規ジュリーファンとして本当に恵まれていると感じます。
僕と同世代、或いは年下のかたも長いキャリアを誇るジュリーファンは多くいらっしゃいますが、僕の場合はスタートが遅れたぶん、本格的にジュリー堕ちして以降はそうした「気づき」の連続です。
考えてみれば僕は『ジュリー祭り』以前、主にポリドール時代のCD音源を聴き込んでいるというだけで「自分はジュリーファン」だとうぬぼれていましたが、あの東京ドーム6時間半のステージを体感し、初めてジュリーの「歌」を身にすることができた、と思っています。
一度でもLIVEを体感しないまま、2012年以降のジュリーの新譜をCDだけで聴いていたら・・・と想像するとゾッとしますよ。本質を見ないまま、ジュリーを「反体制の旗手」扱いし、先輩方が眉をひそめるレビューをこのブログに突発的に書いていたことでしょう。
今、「平和」をロックするジュリーはカッコ良い・・・でもそれは、愛の機微を歌わせたら他に比類なき歌手であるジュリーだからこそ、説得力があるんですよね。
僕はずいぶん遅れてきたファンだけれど、今年もジュリーの全国ツアーが始まる・・・毎年変わらずそれがある、ということの奇跡、凄さをようやく身に沁みて感謝する境地に達したところ。
今年はどんな曲を歌ってくれるのか・・・セットリスト予想の楽しみは尽きません。
そろそろこのヒヨッコが、名盤『架空のオペラ』から一発レアなやつをお見舞いされることになるのか、どうなのか・・・。ジュリーも「大好きです」と断言する名曲「君が泣くのを見た」、期待しています!
それでは、オマケです!
ジュリー独立直後の資料については、福岡の先輩からお預かりしているものがたくさんあります。
今日はその中から、85年の『PENTHOUSE』9月号掲載のジュリーのインタビュー記事をどうぞ~。
では、次回更新も『ジュリー三昧』でのジュリーの言葉を元に、「ジュリーの好きな曲」という観点から予想するお題です。こちらも長い間セットリスト入りを果たしていない曲なんですけど、後追いファンの僕もなんとか間に合って、1度きりですが生で聴いています。
でも、「久々」には違いありません。
曲調は一転、ハードなロック・ナンバーです。
今月もガンガン更新してゆくつもりですので、よろしくおつきあいのほどを・・・。
いよいよ夏本番!のような感じで、関東は今日も暑い1日でした。体調を崩さないように頑張りたいと思います。みなさまも充分お気をつけください。
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コメント
DYさま
ジュリーが大好きだ と言いながら DYさまがまだ体験したことのない曲!
君が泣くのをみた 私も 聞きたいです
う~ん♡♬ 可能性大💓💓💓 期待大💓💓💓
私はこの歌 女性目線から聞いていたので
すれ違いの日常に 流した涙 気付かぬふりして過ぎてゆく毎日に諦めが募り
やがて女は無関心によって 自分の心の均衡を守ろうとする
男が気付いた時には もう終わりが目の前に みたいにうけ取ってましたー
いずれにしても 秀逸です!
今月取り上げる三つのコンセプトも 興味津々です
暑さに対処されながら 励んで下さいませ(^o^)/
投稿: ぷー | 2016年7月 3日 (日) 10時45分
DYさま、こんにちは。
私は2004年に、ジュリーライブ復活しました。
その時、知り合ったジュリ友さんに、これ絶対おすすめよ、と言われて購入したのが、1991年の武道館ライブ、ジュリーマニアのDVDです。
この中で歌われている、君が泣くのを見た、を聴いて、大変感動しました。
この曲好きかも…
でも、架空のオペラのリリースも知らず、ましてやココロ時代など露知らず、20年以上も離れていましたから知らない曲がたくさんありました。
DYさんがジュリーに本格的に墜ちたジュリー祭り、
こちらで勉強させていただいて、今では沢山のジュリーの歌が分かるようになり。
本当にありがとうございます。
さて、ジュリー三昧で、
ジュリーが、ぼくはこの曲が大好きです、って聞いて嬉しかったです。
あぁ、やっぱりジュリーはこの曲が好きだったと、、
でも好きな曲でも歌ってくれないんですよね〜
好きだから歌わないのかなぁ〜
ジュリー確か、夢を語れる相手がいれば♪も大好きって言ってるのに歌ってくれないんですよね。
私は、毎年のライブで、
今年こそは…と楽しみにしているのですが、なかなかうまくいかないですね〜
今年は好きな曲を歌う、とのことらしいので、期待大ですね。
梅雨明けしたら、初日が始まりますね、
私は初日はパスして、なんと初めての遠征で京都に行きます。
京都の夏は、とんでもなく暑いらしいけど、この歳になっても夏大好きなので、ジュリーライブに観光に楽しんで来ますね〜
DYさんも、夏バテしませんよう、ご自愛くださいませ。
次回も楽しみにしています。
投稿: のりぴー | 2016年7月 3日 (日) 11時50分
ぷー様
ありがとうございます!
「ジュリーの好きな曲」ということで期待大!だからこそ予想したんですけど…問題は、僕のセトリ予想実績があまりに酷い、という(泣)。
> やがて女は無関心によって 自分の心の均衡を守ろうとする
なるほど…そうしないと壊れてしまうから、ということなのですね。
男はやはり、恋人が「泣く」時にしかるべきことをしなければならなかったんだなぁ。
それにしても今日は暑いです。全国的にそうなのでしょうか。
ぷー様もどうぞご自愛くださいませ。
☆
のりぴー様
ありがとうございます!
『ジュリー三昧』を聞いていると、2008年のあのドーム公演を「絶対に成功させる!」というジュリーの気持ちも伝わってくるようで、今でこそ「成功は当然」のような感じで僕もいますが、本当に蓋を開けるまでは分からなかったんですってね…。
のりピー様の「2004年に復活」というのは素晴らしいタイミングだと思います。2008年までの4年間だけでも相当濃厚だったでしょうね~。
今回のツアーは、「京都が初日」と仰る先輩方が多いようですね。
僕も都合が合えば新生会場の京都公演は行きたかったのですが今回は断念。地元でゴキゲンなジュリーの様子は、みなさまのご感想を楽しみに待ちたいと思います。
まだ夏バテまでは行っていませんが、本格的に暑くなってきました。
僕はフォーラムを楽しみにとりあえあずひと月乗りきります。のりぴー様も京都を楽しみに、どうぞご自愛ください。
投稿: DYNAMITE | 2016年7月 3日 (日) 12時31分
DY様 お暑うございます。
久しぶりに「JULIE MANIA」見ました。
この頃はセットもミュージシャンも豪華だったですね。
そういえばスポンサーとか協賛とか結構あったんですよね、当時は。
「いろんなものをひとつづつやめていく」中で一番最初に切り捨てたのがスポンサーだったののかな。本当の自由と引き換えに。
「君が泣くのを見た」
当時は(ジュリーを2時間待たせる女って誰よ)と勝手に怒ってましたが。(笑)
今はジュリーがこの曲を好きな理由が何となくわかります。
フォーラムまで一か月を切りましたね。
体調を崩されないよう、セトリ予想楽しみにしております。
投稿: nekomodoki | 2016年7月 4日 (月) 00時05分
nekomodoki様
ありがとうございます!
『ジュリーマニア』はやっぱり僕も、数あるDVD作品の中で『ジュリー祭り』の次にリピート率の高い名演です。セットリストも贅沢ですよね~。
『ジュリーマニア』も「ジュリーが好きな歌」が歌われているはずですが、意外と『ジュリー祭り』と重複していない曲もありますね。興味深いところです。
そうか・・・まだスポンサーがついていた頃なんだなぁと今さらながら。
今朝はいきなり涼しくなりましたね。この気温の急激な変化にはうんざりです。
暑いよりは良いのかもしれませんが、僕はこの記事で「体調を崩さないよう」と書いたその舌の根も乾かぬうちに早速体調を崩してしまいました・・・まぁ普通に働けてはいるので大丈夫なんですが、情けないばかりです・・・。
投稿: DYNAMITE | 2016年7月 5日 (火) 08時59分
DY様、こんばんは。
この曲も、ほぼ毎日の様に聴いてます。
何とも切ない歌詞とメロディですね。
ところで鹿児島ご出身なんですね!
主人も鹿児島市出身です。
今から22年前の集中豪雨で、甲突川?が氾濫し、平屋だった家は丸ごと浸水しました。悲惨な災害でしたね。
今は法事の時しか行く機会がなくなりましたが、火山灰さえなければ、とても良い所ですね~
いつも深い楽曲の考察に感嘆しております。貴重なお宝画像や記事なども初めて拝見する物も多く、ありがたいです。
残念なことに記事の文字を拡大しても小さ過ぎて、パソコンで見ても良く見えないのです^^; 出来たら一字一句、全て読みたいと思うのですが、、もう少し大きく載せていただく事は不可能でしょうか?
投稿: ムラサキシキブ | 2016年7月 5日 (火) 23時55分
ムラサキシキブ様
ありがとうございます!
はい、鹿児島出身です。出張族だった鹿児島県人の父が名古屋勤務の時に母と出逢ったので生まれは名古屋、その後父の転勤に伴ってあちらこちらと移り住みましたが、小学校3年から大学進学で上京するまではずっと鹿児島でした。今も実家はあり、「故郷」は鹿児島です。
鹿児島市内をはじめとする豪雨被害、確かにありました。「床上浸水」という言葉を知ったのはその時でした。もう22年前にもなりますか・・・。
画像は記事編集の便を考え400KBを目安にスキャンしているのですが、やはり読み辛いですか・・・。
PC上で保存してから拡大して読んでくださっているかたが多いと思いますが、それでも文字が潰れ気味のようですね。
現在スキャンして持っている画像はほとんどその大きさなのです。今後新たにスキャンする資料については、もう少し大きめの設定にしてみますね。
投稿: DYNAMITE | 2016年7月 6日 (水) 08時49分
こんにちは。
つい最近、「女神」を聴いたような気がします。
女神ってココロ期じゃなかった?
前奏のボヨヨ~ンて感じがココロっぽいなって感じた記憶が。
「灰とダイアモンド」は生で聴けました。
確かいつかのお正月。
理論的なことはさっぱりわからず、記憶もあいまいで、記録も残してませんが、架空のオペラのライブ盤を聴いたときは、かなりの衝撃でした。
チケットまだかな。
今年も座席表を載せていただけるでしょうか?
そのために、体調管理をよろしく
投稿: 遊 | 2016年7月 6日 (水) 16時39分
遊様
ありがとうございます!
これはしたり・・・一番最近の、あの素晴らしい「女神」をカウントし損ねるとは痛恨です。
帰宅したら加筆しなければ。ご指摘ありがとうございました。
チケット、待ち遠しいですね。昨年がジュリーの誕生日に届けられましたから、今年はゆっくりしていますね。
初日フォーラムについては良席への過剰な期待はしません。参加できるだけで幸せだと偽りなく思っています。
座席表リンクはちょっと今回出遅れています。
自分の参加する会場くらいは、と思っていますが、全部となると今年は無理かもしれませぬ・・・。
投稿: DYNAMITE | 2016年7月 6日 (水) 17時54分
遊様
諸々、更新いたしました~。
投稿: DYNAMITE | 2016年7月 6日 (水) 20時31分
DY様
こんばんは。体調は回復しましたか?例の2チームは仲良く最下位に居座っていますね。狙えそうな個人タイトルもないと来れば私のプロ野球はシーズン終了宣言です。
「君が泣くのを見た」、『ジュリー・マニア』のライブテイクの方が断然好きです。全体的雰囲気はそう変わりませんが、私特有の偏見?楽器編成の問題でしょうか。
『架空のオペラ』って演奏者のクレジットありませんが、ドラムスは生ドラムスとは思えませんし、他の楽器もほとんど(大野さんの)シンセのような気がするんですが真偽のほどは?エキゾティクス、加瀬さん、ポリドール、渡辺プロ……いろんなものと離れてどんな(ロック色強い)アルバムがリリースされるのかと期待していたら、「何?この歌謡曲路線」とかなり肩透かし食ったのをよく覚えています。「指」「絹の部屋」「砂漠のバレリーナ」くらいでしたか、好きだったのは。
詞的には、2時間は待ちませんが、無関心が何よりつらいはなかなか心に響きますね。私もライブ未経験曲、一度生で聴いてみたいです。DYさんの予想が当たりこのツアーで演奏されますよう陰ながら祈っています。
投稿: ねこ仮面 | 2016年7月 6日 (水) 23時04分
ねこ仮面様
ありがとうございます!
僕が最初にアルバム『架空のオペラ』を聴いた時に今ひとつピンと来なかった理由は、おそらくねこ仮面様の仰るようなことが要因としてあったと思います。
どこまで、というのはハッキリしませんが、ほとんどがシンセの音。「(世間的に)こういう時代だったんだっけなぁ」と思ったものです。
ただ、それが故にジュリーの歌にマジックがかかった素晴らしい「ヴォーカル・アルバム」の名盤だと思いますよ。
まぁ僕は『正月歌劇』を聴くことでその点に改めて気づいた次第なのですが・・・。
阪神については・・・ちょっと言葉が無くなってきました。この時期に「シーズン最下位」を意識するのは久々です。
でも、それをボヤく楽しみ(?)というのも阪神ファンの醍醐味だったはず・・・と自分に言い聞かせるしかありません。
オリックスは、最終的にはイーグルスを捲くる気がしますよ。
投稿: DYNAMITE | 2016年7月 7日 (木) 09時11分