沢田研二 「永遠に」
from『第六感』、1998
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熊本地震から1ヶ月が経ちました。
今も余震が続いています。ずっと離れた都心で暮らしていても、熊本や大分で余震があると、すぐにテレビで速報が出ます。それを見て、「なんだ、たった震度2か」などと言う人が会社にいます。恐ろしいことです。想像力の欠片も無い、と言わざるを得ません。
例えば、僕らが実際に「震度2」を体験した多くの機会を思い起こしてみましょう。
まず「どん!」という「始まり」があって、グラグラと揺れ始めます。その揺れを感じて「さほど大きくはないぞ」と身体の緊張が解けていきますが、一番最初の「どん!」の瞬間には誰しもが「あっ、地震だ!」と心体をギュッとこわばらせるはずです。
震度がどうであれ、この瞬間を体感する際の熊本や大分、九州のみなさんの緊張が今どれほどのものなのか・・・少し想像すれば分かるでしょう。
中止となってしまったジュリー全国ツアーの熊本公演・・・会場となるはずだった熊本市民会館の現在の様子を、大西市長が知らせてくださっています(こちら)。
何度もこの会場を訪れたことのある長崎の先輩が教えてくださった悲しい写真ですが、まずは被災者の生活再建から。本当に、1日も早く余震が無くなり、平穏な毎日が戻ってくることをお祈りするばかりです。
僕にできることはありませんが、ブログ記事の更新頻度を上げてゆくことを頑張っています。
今は”大好きなジュリー・ナンバーをお題にガンガン更新するシリーズ・女性作詞編”として、様々な時代を翔けながら名曲の旅をしているところ。
GRACE姉さんの「未来地図」に始まり、
桃井かおりさんの「桃いろの旅行者」、岡田冨美子さんの「アンドロメダ」と採り上げてきてちょっと脳内整理し、女性作詞作品の旅を5月いっぱいと決めて、月内に書けそうな記事本数を逆算。「ジュリーに関わった女流作詞家さんとして、この人だけは外せない!」というお名前が、今僕の頭の中で5人挙がっています。
なんとか月内にこの女性作詞作品テーマであと5本の記事更新、頑張ります!
5人のうちの1人・・・今日採り上げる女流作詞家さんは、「超」ビッグネームの岩谷時子さんです。前々からずっと岩谷さんのことを書きたいと考えていました。
ジュリーが今もステージで歌い続けているファースト・ソロ・シングル「君をのせて」を宮川泰さんとのコンビで提供された岩谷さん。その後の偉大なキャリアはご紹介するまでもないでしょう。
2013年に天国へと旅立たれた岩谷さんですが、1998年には「君をのせて」と同じく宮川さんとのコンビで、御年82歳にしてあまりにも素敵な至高のラブ・ソングをジュリーに再び提供してくれました。
ということで今日のお題は、アルバム『第六感』から「永遠に」。伝授です!
最初に・・・みなさまご存知の通り、この曲には2つのヴァージョンがありますね。
まずは、アコースティック・ギターのアルペジオ1本(左寄りにミックスされ、ヴォーカル・トラックとの分離を図っています)で歌われるシングル・ヴァージョン。
岩谷さんの描いた「生身の人間力」による普遍的真実=愛のコンセプトを、余計なものをすべてそぎ落としてジュリーの声に託すというアレンジ・コンセプトです。
一方アルバム・ヴァージョンでは白井さんの変態性(褒めてます!)、冒険心が炸裂。
クイーンのブライアン・メイを意識したであろうギター・サウンドが全編に楽しめる『第六感』にあって、「永遠に」は白井さんのエレキギター多重録音による「ギター・オーケストラ」・・・ジュリー史上他に類を見ない斬新なロック・バラードへと変貌します。
甲乙などつけ難い2つのヴァージョン、みなさまはどちらがお好みでしょうか。いやいや、そんなの決められっこありませんよね。
アコギ1本、エレキの多重録音。
いずれも「究極」な岩谷さんの歌詞を受けた白井さんが、ギターでもってアレンジャーとしての「究極」を体現させた手法です。凡人では到底思いつかない「究極の1篇に、2つの究極解釈あり」というアイデアは、岩谷さんの詞と何ら乖離するところはありません。
数年前、この曲のシングル盤の歌詞カードにコード表記があると知り、ことあるごとにブログで「見たい、見たい」と駄々をこねていましたら(汗)、いつもお世話になっている先輩がスキャンしてくださったのですが、その後、断捨離された大分の先輩(地震は大丈夫でしょうか・・・1日も早く平穏な日々が戻りますようお祈りしています)からシングル盤の実物を授かってしまいました。
もちろんギターを片手にジュリーと一緒にこのコードで歌ってみましたが、結論から言うと、いわゆる「完コピ」の採譜ではありませんでした。コードもところどころCDでの実際の演奏とは異なります。
でも、「間違っている」のではなく「易しく噛みくだいた」解釈なんですよ。ギター初心者のジュリーファンが、曲を覚えて一人で弾き語るのに適した採譜。貴重な簡易コード譜は、スコアフェチの僕にとっては宝物です。
今日はそんな歌詞カードのコードを叩き台にしつつ、歌詞引用部については自力で採譜したコード表記で頑張っていきたいと思います。
とにかく、何と清らかな歌なんだろう、と。
繰り返しますが、この時82歳の岩谷さんが書いた愛の歌・・・こんな素敵なことはありません。つくづく、女性の感性には敵わない、と思います。
世の中の男性が、こうした女性をリスペクトし従順に生き、なんとかその女性の思いを世に反映させようと考える人ばかりだったら、戦争なんて起こりようがないと僕は思うんですけどね・・・。
君 どこか 遠く へ
C Em7(onB) Am Am7(onG)
ただ二人だけで
F C C(onB) Am7
でかけないか 何も持たず
Dm7 G7 C Am7
風のように 旅をしよ う ♪
D7 Gsus4 G7
こんな歌詞をジュリーがあの声で歌っているのを聴くと、日本語って女性的で、とても柔らかな言語なんだなぁと改めて感じさせられます。
「永遠に」に登場する言葉や表現には奇をてらったものはいささかも無いし、シンプルに、真に「日本語」ですよね。この国の愛すべき言葉の魅力・・・岩谷さんの「永遠に」はその意味でも名篇です。
岩谷さんは「訳詞」の巨匠でもいらっしゃいます。
僕の勤務先から発売中の本に『レ・ミゼラブル』のピアノ・ヴォーカル・スコアがありまして
これは、「HAL LEONARD」という海外スコアの大手メーカー出版本を、ご存知ナベプロさんが輸入、発行してくださっているスコアを販売させて頂いているのですが、天下のナベプロさんは、輸入した本をそのままの形態で国内販売、という野暮なことはいたしません。
そう・・・収載曲の日本語訳詩がキチンと添えられていて、その訳詞者こそ岩谷時子さんなのです。
少しご紹介しますと、収載1曲目は「一日の終わりに」。
歌詞全編を添付すると問題がありますので、一部トリミングさせて頂いています。
岩谷さんの紡ぐ言葉には、別に難しい意訳があるわけでもなんでもないんですよ。ほぼ直訳です。
それなのに、何と自然で美しい言葉並びでしょう。
シンプル・イズ・ベストとはよく言いますけど、それは決して「容易い」ということではないのですね。優れた才能を持つ感性豊かなプロフェッショナルが用い実践してこそ、の至言・・・岩谷さんには、訳詞であれ作詞であれその極意があります。
「君をのせて」然り・・・そして当然、「永遠に」もそんな名編ではないでしょうか。
宮川さんの作曲がまたシンプル・イズ・ベスト。
この場合も「容易い」のではなく、ただただ美しく純粋なメロディーを生み出す稀有な才能、その偉大なキャリアを感じるばかりです。
久々のジュリーへの楽曲提供で、王道・ハ長調のバラードを提示した宮川さん。ここに僕は、後の2008年に大野さんが提供した「我が窮状」との類似を見ます。
それは、「ジュリーの曲を作る」にあたって、奇をてらわない直球勝負のメロディーで挑む作曲家の矜持です。「我が窮状」がピアノ1本、「永遠に」(シングル・ヴァージョン)がアコギ1本という究極のアレンジ形態にしても、それぞれ作曲者の気迫から導かれたアイデアのように思えるんですよ。
また「我が窮状」と「永遠に」では、双方美しいサビ部の異なるメロディーで、代理コードのディミニッシュを採り入れている共通点も見逃せません。
君 信じて欲しい 君 泣いているの
Am F D7 G
君 僕はいつも君の ものさ ♪
E7 F F#dim C
この「F#dim」ね。
これが「我が窮状」では
我が窮状 守りきれたら ♪
C E7 F F#dim
というふうに使われているのです。
「F#dim」はギター初心者には少し難しいコードですが、ここは下山さんを倣って
・ひとさし指=1フレット4弦
・中指=1フレット2弦
・薬指=2フレット3弦
・小指=2フレット1弦
・親指=2フレット6弦
というフォームがお勧め。
親指をネックの上からカマす、というのがまぁ掌サイズの大きい人限定の押え方なんですが。指の短い人は親指を割愛しても鳴り自体に問題はありません。
でも、アコギの「永遠に」はアルペジオですからね・・・できれば6弦ルートの音が欲しいところです。
最後に、アルバム・ヴァージョンでの白井さんのギター・オーケストラについて書いておきましょう。
シングルとはただ単にアレンジ違いというだけでなく、細かな工夫がたくさんあります。鳴らしているコードもシングルとは微妙に違うんですよ。
僕も多重録音が好きで(この点についてだけはYOKO君からも「変態」認定を頂いています)、素人ながらその30年のキャリアで推測しますと、このヴァージョンの白井さんのエレキギターは十中八九「後録り」です。
つまり、まずアコギをバックにジュリーが歌ったテイクがあって、その上から白井さんがエレキギターのトラックを次々に重ねていきます。最後にアコギのトラックをOFFにして改めてミックスすればこのアルバム・ヴァージョンになる、という仕組み。
Bメロのトレモロ奏法、サビ部でジュリーの「おいで♪」を追いかけるフレーズの音色など、本当にブライアン・メイのようで個人的にはとても癒される演奏です。
あと、2番Aメロで噛んでくるアルペジオは、「ギター・オーケストラ」のクレジットが無ければ僕はシンセの音だと勘違いしていたかもしれません。よく聴くと、ミュート奏法とエフェクターをかけ合わせて音作りしているようです。凝ってますね~。
やっぱり白井さんは筋金入りの変態(しつこいようですが、褒めてます)です。
それにしてもこの曲のジュリーのヴォーカル・・・特に一番最後、「ふたりは変わらない♪」の語尾の「い♪」の情感は本当に凄くてため息が出ます。
優しさだけでなく、何か確信のようなものを感じさせる声。もっと言うと、永遠の眠りに就く直前の睦言のような・・・いや、さすがにそれは考え過ぎかな。
大きな声を出すことだけが歌の感情表現ではないのだ、と思い知らされます。
詞曲、アレンジ、演奏、歌、すべてにおいて90年代のジュリーを代表する名曲のひとつですね。
後追いファンの僕が生のLIVEでこの曲を聴ける時が、いつ来るのかなぁ・・・?
☆ ☆ ☆
蜷川幸雄さんが亡くなられました。
舞台の演出というジュリー絡みももちろんそうですけど、故郷・鹿児島で一人暮らしをしている父親と同い年での訃報ということもあって、胸が詰まりました。
今日のオマケは、記事お題とはまったく時期が違いますが・・・蜷川さんのご冥福をお祈りする意味も込めまして、『ヤング』バックナンバーの75年4月号から、『唐版・滝の白糸』特集ページを添付させて頂きます。
『唐版・滝の白糸』については、いつもお世話になっている先輩が、観劇された時のことを色々とお話くださったことがあります。その先輩は当時の一般の新聞、雑誌の関連記事の小さな切り抜きもいくつか保管されていて、そちらも見せて頂きながら・・・。
頭の固いメディアの「大人」達がジュリーという彼等にとって未知の若い魅力をどう受け止めてよいか分からず、上から目線の論評を弄しつつも、ジュリーにある種の脅威を感じていた様子が垣間見られました。
麗しく、素敵な舞台だったのでしょうね・・・。
それでは次回更新、ご指名の「ジュリーを語る上で外せない女流作詞家」さんは、三浦徳子さんです。特に80年代前半のジュリーの健全なロック性を振り返るには、欠かせない存在でいらっしゃいます。
みなさまそれぞれお気に入りの三浦徳子さん作詞のジュリー・ナンバーがあると思います。僕もこれまで多くの曲を記事に採り上げてきましたが、まだ未執筆の三浦さん作詞の大名曲、いくつか残っているんですよ。
次回記事で書きたいと思っている曲は、一般的には知られていない「隠れた名曲」的スタンスと言ってよいでしょう。ただ、新規ジュリーファンとして僕は、「アルバムの中でこれが1番好き!」と仰る先輩がとても多い曲なのでは?と想像しています。
だって・・・ジュリーが歌うエロいバラードが好物ではない先輩はいらっしゃらないでしょ?
さぁ、お暇な方はお題を当ててみてください(笑)。
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コメント
DY様 こんばんは。
JULIEには珍しい(?)正統派のラブ・ソング。
と思ったら、岩谷・宮川コンビでしねか。
さすがです。バックの音の斬新さがきわだってます。
「貧民倶楽部」「唐版・滝の白糸」
観ました。特に「滝の白糸」はいろんな意味で衝撃的でしたね。
「状況劇場」「アングラ劇」「怪しげな芝居小屋」土の上にゴザを敷いたような客席。神聖かつ淫らな異次元空間に迷い込んだ気分でした。
そう言えば蜷川さんがパンフレットに書いていたコンセプトは
「闇の女王と白昼の王子の密会」でした。
この芝居の中でJULIEは主題歌を歌ったんですよね。
「夏のカンカン」作詞 唐十郎 作曲 井上堯之 もう一度聴きたいなぁ。
投稿: nekomodoki | 2016年5月14日 (土) 22時33分
DYさま ごめんなさいm(_ _;)m
夏のカンカンに食いついて申し訳ございません。
ツベでUpされています。
私も、この40年間 ふと思い出しては 呟くのです。
あれから あれから どうしたろ〜 ぼくの カンカン帽子〜 と
去年 ツベでこの曲を聞いた時 もう一度あの歌声を聞けるとは思ってもいなかったので 感涙しました。
実は私 リハーサルから見ています。キャッ٩(♡ε♡ )۶
衝撃的な舞台でした。
でも 暗い夜の薄明かりの中で輝く白い花の様な ジュリーさまのお姿だけしか 覚えておりませ〜ん(~_~;)
お題の曲 まだ CD購入しておりません。 というか、売っておりませんよね。
でも アコギ一本の 永遠に 聞いてみた〜い
(*´﹃`*)うっ (´;ω;`)エッ (´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)アッ (T_T)あぁ〜 _| ̄|○どぅア〜〜
もう一度反省した方がいいみたいです……
投稿: ぷー | 2016年5月14日 (土) 23時18分
DY様 こんばんは
まだ8cmシングルCDの頃でしたね。買いましたよ。何しろカラオケやライブ付きでしたからね。貴重です。
さてお題曲ですが、当時はギターアレンジに馴染まず敬遠していました。シングルなら尚更何故にフルバンドでなかったのでしょうか? 『君にだけの感情(第六感)』みたいなアレンジならと思ったりもしました。でも今聴くとジュリーのボーカルがとても楽しめます。音楽劇のようです。
『我が窮状』との相似点についての解説が興味深く納得しました。どちらもボーカリスト・ジュリーの魅力が発揮される曲なので、歌い続けていくと思います。
蜷川幸雄さんの演出と言えば、私は『架空のオペラ』ツアーライブを思い出します。特に「夜のヒットスタジオ」でも歌った『指』は忘れることがありません。雨が降り、水溜まりの中で泥だらけになり、泥を掴みながらクライマックスを迎える場面は、実際にライブでも見ましたが圧巻の一言に尽きます。マイクで感電しないかと心配していたのは私だけだったでしょうか? とにかく、この時に蜷川幸雄さんが一流演出家だということを知りました。因みに、NHKテレビで判明した格闘家・武蔵さんのルーツヒストリー先祖に、あのお馴染み「蜷川新右衛門」さんがいて、その末裔が蜷川幸雄さんになり武蔵さんとは遠い親戚になるそうです。新聞の訃報記事にも紹介がありました。ダイナマイトさんも格闘技好きですからご存知ですよね?
『アンドロメダ』は大好物でしたよ。♪ほそくしなる〜こゆびの〜つめにかいたくろば〜ら♪抑揚の無いメロディーなのに、か行のKa、Ku、koがアクセントになってリズミカルに聴こえるのだから、岡田さんの言葉使いにまんまとはまってしまいました。『怪獣のバラード』の思い出は中1の時です。校内合唱コンクールで、この歌をギター2本の伴奏で歌った三年生のクラスが優勝しました。
投稿: BAT | 2016年5月15日 (日) 04時04分
nekomodoki様
ありがとうございます!
確かにここまでの直球ラヴ・ソングは意外やジュリーとしては異色なのかもしれませんね。世紀末が迫った98年というリリース年を考え合わせても、鮮烈な名曲です。
『滝の白糸』はみなさまのお話を伺うたびに「とんでもない衝撃だったんだなぁ」ということは伝わってきます。時代の空気、何より現実に舞台を観ていないとそれもほぼ分からないことは当たり前で…先輩方がうらやましい限りです。
☆
ぷー様
ありがとうございます!
『滝の白糸』をリハからご覧になっている…凄いですね!
新規ファンが後追いで色々調べるだけですとどうしても『滝の白糸』には、「蛾」のイメージであるとか、淫靡で退廃的なアングラ独特の情景ばかりを想像するのですが、「暗い夜の薄明かりの中で輝く白い花の様な」ジュリーですか。なるほど~、こればかりはもう、実際に観劇されたかたでないと分かりませんね。
「夏のカンカン」、You Tubeにあるのですか。探してみます!
☆
すみません、ここで一度お返事切りますね。
投稿: DYNAMITE | 2016年5月15日 (日) 15時02分
BAT様
ありがとうございます!
「歌い続けていくと思います」とのお言葉、頼もしい限りです。
近年、いつか歌ってくれるのではないか、と思い続けていますが新規ファンの僕はまだこの曲を生で体感したことはなく・・・ひょっとしたらこのまま、と弱気になっていたところでしたから(笑)。
今歌ってくれるとしたら、やはり柴山さんのギター1本のアレンジとなるでしょうか。
蜷川さん演出の「指」については夜ヒットの映像で観ていますが、やっぱり85年のLIVEを生でご覧になっている先輩方にとってそのインパクトはいかほどだったか・・・想像できません。
武蔵さんのお話は知りませんでした。そうだったんですか!
武蔵さんの試合は、結果惜しくも敗れてしまいましたが、レミー・ボンヤスキーとのK1決勝戦が特に印象に残っています。
アタックの瞬間に気合の叫び一発、というファイト・スタイルに元気を貰ったものです。
投稿: DYNAMITE | 2016年5月16日 (月) 12時51分
どうしてでしょうか元気が満ちてきました。何でもやるぞという気持ちになってきましたよ。不思議不思議。きっと、ジュリーに逢ってDY様のご伝授に目を通したからだと思います。
そうですか、この曲の作詞作曲は「君をのせて」以来のお二人なんですね。全然気付いていませんでした。この曲は私の中では少し影が薄かったのですが、DY様のご伝授でよくよく聴き直してみました。
ジュリーの曲の歌詞に「君」という表現が出てくると、私は、誰のことかなとつい考えてしまいます。「君をのせて」の「君」を自分勝手に私たちジュリーファンと読んでいる私は、この曲の「君」にも同じものを感じてしまいました。音に詳しくない私ですが、私にとってこの曲は「君をのせて」の第二章です。
君のために粋な歌を歌うよ。僕を支えた君に僕を今からも信じて欲しいよ。永遠に。と歌ってくださっているようです。
ジュリー熱病が相当重症化しているようです。
投稿: 澤會佐賀県支部支部長(自称) | 2016年5月16日 (月) 15時44分
澤會佐賀県支部支部長(自称)様
ありがとうございます!
今、九州のかたからそのように仰って頂けること・・・本当に嬉しく、僕の方が元気が出ます。万人力です。ありがとうございます。
ジュリーは「君をのせて」をもう本当に数え切れないほどの回数歌っているわけですが、込められる思いは変わってきているのでしょうね。
仰る通り、最近のジュリーはお客さんに向けて「君」と歌っているように感じます。まぁ僕の場合は初めて生で聴いたのが『ジュリー祭り』でしたから、その時からずっと、というふうにも思いますけど。
きっと、もしこの先「永遠に」がLIVEで歌われることがあれば、「君をのせて」同様にジュリーの歌は、お客さんに向けた「君」だと感じられるのではないでしょうか。
実現を願って、ずっと待っていようと思います!
投稿: DYNAMITE | 2016年5月16日 (月) 17時53分
DYさま
五年前の地震の 時も余震があいつぎ、TVや携帯からの警戒音に怯える毎日でしたね。
揺れてもいないのに 身体に揺れを感じる状態は一年程前まで残っておりました。
九州地方の 皆様におかれましては、少しでも心安らげる時を持てますよう願うばかりです。
さて 夏のカンカン 検索しても見つかりませんね。
私 非公開で 動画持ってはいるのです。 一時的に一般公開にすることはできますが、どうしたらいいでしょう?
投稿: ぷー | 2016年5月16日 (月) 19時58分
ぷー様
ありがとうございます!
いえいえ、良いのですよ。いつか何かしらの縁があれば僕も曲を聴く機会があるでしょう。
You Tube巡りも、夏くらいにじっくりとやりたいと思っていたのです。ジュリーのツアーが始まったらゆっくりしようと思いますが、とにかく今は「飲んでる時間があるなら、書く!」ということを自分に勝手に課しまして(笑)、記事更新ペースの維持を頑張っているところですから。
昨夜はこちら関東で地震がありましたね。僕のところは震度4でした。
怖かったですが被害はなく、ひとまずホッとしています。
投稿: DYNAMITE | 2016年5月17日 (火) 15時47分
DY様
こんんちは。熊本に続き一昨日の関東でのやや強い地震、日本中地震に関しては安全な場所は存在しませんね。あきらめにも似た妙な納得をしています。
お題曲、シングル盤不覚にも購入しませんでした。ライブで演奏されたのがそのアレンジなんですね、多分。どちらのバージョンでも率直なところ好きでも嫌いでもなく、個人的にはスルーしている曲です。作詞作曲コンビがデビュー曲以来ということもあって期待して聴いたんですが、私の琴線にはさほど触れませんでした。
岩谷時子さんがジュリーに書いた詞と言えば「君をのせて」とタイガースの「風は知らない」、それにお題曲収録されている『第六感』の「夏の陽炎」ですね。どの詞も「英語がほぼ出てこない」私好みの作品ばかりです。この曲もっと好きでもいいはずなんですが(苦笑)。
オーバーダビングのお話興味深いですね。私もMTR愛用者の端くれですから、なるほどと大きくうなずいて拝読しました。今は16トラックのハードディスク使っていますが、一番最初はクロームテープの4トラックでした。ドラムスだけ録って一度ミックスして1トラックに戻して、またベースやギターダビングしてミックスしてステレオ「カラオケ」作って、そこに歌やギターソロやら入れて…一つ前の工程は音量のバランスやイコライジング変えれないという、リスクバリバリの録音でした(笑)。
投稿: ねこ仮面 | 2016年5月18日 (水) 13時09分
DY様
はじめまして。いつもこっそりと楽しく読ませていただいています。
「永遠に」はこの細長いCD買いました。福岡市民会館で聴いたとき、当時不安定な心状態だったせいか、会場で涙がとまりませんでした。
私にとって、自分の葬式の時に流してほしいと思うくらい大事な大事な一曲です。
先日の悪名の福岡公演、九州各地からお客様がいらっしゃる予定だったろうと思うと悲しくてなりません。
長々と申し訳ございません。しかもハンドルネームまで(汗)。小学生の頃からジュリー一筋で40年越え…(笑)。
投稿: じゅり子・福岡 | 2016年5月19日 (木) 16時34分
ねこ仮面様
ありがとうございます!
「風は知らない」も「夏の陽炎」も素晴らしい詞ですよね。いずれも名曲です。
僕は「永遠に」の詞も「本当にここまでピュアな日本語で書ける人がいるんだなぁ」という感動もあって大好きです。
4トラック・カセット時代の多重録音は大変でしたよね~。
僕はまず4トラをフルにして、それを2トラに纏めてステレオミックスしてから新たに2トラックを重ねる、さらにそれを・・・という「サージェント・ペッパーズ」方式でやっていました。「リダクション」の手法ですね。
一度ミックスすると元には戻れない・・・友人のYOKO君に「歌を録り直したい」と言われても「もう無理!」としか言いようがなく、迷惑をかけたものです・・・。
☆
細切れのお返事ですみません。ここで一度切ります~。
投稿: DYNAMITE | 2016年5月19日 (木) 17時08分
じゅり子・福岡様
はじめまして。
コメントありがとうございます!
僕も「永遠に」から「現世最後の時」を感じてしまっていることもあって、とても共感します~。こんな曲に送られて旅立つことができたら最高ですよね。
『ロッカン・ツアー』を福岡でご覧になられたのですね。羨ましいです。あのツアーのDVDは大好きでよく観ています。
『悪名』福岡公演では、ジュリーが「心は被災地に」と言ってくれたそうですね。参加できなかった九州各地のみなさまが1日も早く平穏な日常を取り戻すことをお祈りしながら、今は矢継ぎ早の記事更新を僕も頑張っています。
小学生の頃からジュリー一筋で40年越え・・・素敵です。九州のJ先輩にお読み頂けていること、とても嬉しく思います。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
投稿: DYNAMITE | 2016年5月19日 (木) 18時09分