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2015年9月21日 (月)

沢田研二 「ビロードの風」

from『JULIE』、1969

Julie1

1. 君を許す
2. ビロードの風
3. 誰もとめはしない
4. 愛のプレリュード
5. 光と花の思い出
6. バラを捨てて
7. 君をさがして
8. 未知の友へ
9. ひとりぼっちのバラード
10. 雨の日の出来事
11. マイ・ラブ
12. 愛の世界のために

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長らく更新が滞ってしまいました。
12、13日の東北旅行の後にちょっと体調を崩してしまったからなのですが、僕の体調はともかく、この2週間ほどの間、色々なことがありましたね。
また大変な水害が起ってしまいました。ちょうど旅行前のことだったものですから、こんな時に呑気に観光なんて良いんだろうか、とも考えてしまったものでした。

19日には、安全保障関連法案の成立。
僕は、あの時国会前にいた前向きな若者達に惚れこんでしまったようです。だから、法案が成立してもふさぎこんだりはしていません。
ジュリーブログである限り、このことについてはこの先もここで色々と書く機会があるかと思います。
来年から数年が正念場となるでしょうから、ジュリーが次のお正月LIVEでさらに気合を入れ直してくることは必至。「若者よ」を歌ってくれるんじゃないかな?


さて、今日は楽曲考察記事ではなく、旅行後恒例の(汗)旅日記です。
「初秋の東北を満喫してきましたよ~」ということで、ジュリーのファースト・アルバムから、秋の風の匂いのする名曲「ビロードの風」をタイトルにお借りしました。
しょうもない個人的な忘備録日記ですが、よろしければおつき合いくださいませ。



☆    ☆    ☆

僕にとっては、新幹線の車内販売アルバイトをしていた大学生時代以来となった東北の地。
懐かしい思い出の一方で、あの震災からずっと「行かなければ」と思いつつ長々と延びてしまっていた悔恨、さらに今回の大雨の被害直後ということで複雑な思い入り乱れる出発となりましたが、「行くからには楽しんでこよう」と自分に言い聞かせました。

今回利用の新幹線は、行きは『やまびこ』、帰りは『はやぶさ』を選びました。
僕のアルバイト時代、東北新幹線で最も速かったのが『やまびこ』で、あの頃はそれ以外に上野-仙台間を各駅で走る『あおば』というのがありました。東海道新幹線になぞらえると『ひかり』が『やまびこ』で『こだま』が『あおば』となります。今はもう『あおば』は無いのかなぁ?たまたま見かけなかっただけかな?
東海道新幹線に『のぞみ』が登場したように、東北新幹線も今では『はやぶさ』『はやて』といった超特急があり、僕が今回乗った『やまびこ』は、仙台駅以北は各駅停車となっています。
往路はそれら駅の風景を20代の思い出と共にゆっくり楽しみたいと考え、『やまびこ』を利用することにしたのです。

郡山駅を過ぎるとすぐに、アルバイトで日々見ていた頃の印象深い記憶の風景・・・懐かしい思い出に出逢えました。
とにかく山、山、山です。僕の故郷である九州・鹿児島本線の車窓も山並みは多いんですけど、東北の山々はそれがひとまわりもふたまわりも大きい!そして広い!
懐かしさ、自然の素晴らしさに癒されます。
ただ、いくつも横切る川がことごとく水位を増していて濁流となり、轟々と流れているのも目にしました。改めて、この度の大変な被害の大きさ、自然の怖さを感じずにはいられません。

福島、仙台、一関・・・2011年のあの大震災の爪跡は、新幹線の車窓からでは確認できません。
やはり、それぞれの地に降り立ってみないと分からないことは多いのでしょう。またいつか必ず、と思うばかりです。

さて、『やまびこ』は無事に盛岡に到着。
で、すぐに乗り換え・・・秋田新幹線『こまち』に初乗車します!
実は今回の盛岡行きを決めてチケットも購入した後に、じゃあどの辺りをうろつこうか、と話していて、僕が「ローカル線に乗り換えて角館まで行く時間はあるのかな?」と言い出したんです。
歴史好き(ほとんど戦国専門ですが)の僕は、角館が武家屋敷で有名なことは知っていましたし、だいたいの位置(内陸部で岩手県に近い)ことも分かっていましたから。ただ、肝心のことを知らなかった・・・まさか、秋田新幹線が盛岡駅からローカル単線の田沢湖線に乗り入れて延びていたとは!
これまで僕は、秋田新幹線って普通に山形から奥羽本線を北上しているものとばかり思い込んでいました・・・(恥)。

秋田新幹線『こまち』は基本『はやぶさ』と合体した状態で盛岡まで行き、そこで西の秋田方面と北の青森方面に分かれているのですね。つまり、東京から直で角館まで行く新幹線があったのです。
それを今回の旅では、わざわざ盛岡で新幹線同士を乗り換えざるを得ない事態に(汗)。
まぁやらかしてしまったことは仕方ない、ということで結局盛岡駅構内で乗り換えの角館行きの特急券と乗車券を購入したんですけど、そこでまた驚愕。なんと、全席指定の新幹線にもかかわらず、指定席をとる必要が無い!という・・・。
駅員さんも普通に「空いてるお席に自由にお座りくだされば」と。
実際乗車すると
「指定席のお客様がいらっしゃいましたら、席をお譲りください」
との車内アナウンス・・・まるで「そんなことはないと思うけどさ~」みたいな感じの大らかな雰囲気です。
れっきとした新幹線なのに・・・いやぁ素晴らしい!これが田舎(失礼)旅の醍醐味です。

盛岡に着いたのがちょうどお昼どきでしたから、『こまち』車内で駅弁ランチとなりました。
もちろん僕もカミさんも、地元っぽいお弁当を選びましたよ~。

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↑ 僕が選んだのは、『岩手のおべんとう』

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↑ カミさんは『鶏めし弁当』

それにしても、田沢湖線ののどかな景色の中を、普通に信号を越え、小さな無人駅を通過して「新幹線」が埼京線くらいのスピードで走っていくというのは、不思議な感覚でした。

そんなこんなでさぁ角館に到着!
僕はこれが「人生初・秋田県」でございます(これで未踏の都道府県は石川、富山、島根、鳥取の4県になりました)。

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↑ 駅校内で頂いた小冊子

いやぁ歩きました・・・この地図丸々歩いた感じです。

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角館で2時間ほど過ごし、『こまち』で盛岡にUターン。ホテルのチェック・インを済ませて市内に繰り出しました。

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↑ 地元のゆるキャラたち
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盛岡ではこの日は偶然『材木町よ市』という市が開催されていて、歩行者天国の通りに露店がひきめきとても賑わっていました。普通のお母さん達がグビグビとビールを飲みながら野菜や精肉などを選んだりしていましたね~。

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↑ 最初「ぶ市」と読んでしまいました。「よ市」です!

さらにあちこち歩き回って夕方6時頃に、盛岡城址近くの『ハタゴ屋』さんで早めの夕食。
カミさんが食べログで下調べしていた小さなお店で、本当に路地裏にひっそりとあって見つけるのに苦労しましたが、若いお兄さんが2人で調理、接客している素敵な雰囲気の小料理屋さんでした。

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おでんが美味しいとの評判で、大根、竹輪、玉子などを頂きました。他にカツオ刺身、豚のほほ肉焼きなども美味しかった!
料理の写真を撮り損ねたのですが、1枚だけ、壁に貼ってあったポスターに目が留まり撮影させて頂いたのがこれです。

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宮古、久慈などの地域はこうした多くの人達の努力で少しずつ復興の道を歩んでいます。
まだまだ道半ば・・・しかし「前よりも良い町に」と今も頑張っている地元の人達がいらっしゃることを、あれから4年経とうと、またこの先何年経とうと僕らは忘れてはなりません。


しばらくしてホテルに戻り・・・昼寝ならぬ夕寝(笑)。起きたのが午後9時過ぎで、「まだ閉店には間に合う!」ということで、こちらは僕が食べロクでチェックしていたラーメン店『柳家』さんへ!
僕はお店イチオシの「キムチ納豆」を注文したんですけど、カミさんが注文した「はやぶさ」というのが抜群に美味しくて、途中で交換してもらって結局そちらばかり食べました(笑)。

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↑ 「キムチ納豆」

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↑ 「はやぶさ」

いずれも中太麺のストレート、バリカタです。
「はやぶさ」は一見モヤシソバのようですが、濃厚な醤油味のスープが絶品。東京の有名店で例えると、『野方ホープ』さんのスープをちょっと甘めにしたような感じかな~。
とにかく「歩いて、食べて」の初日でしたね・・・。

翌日。宿泊したホテルでは、朝食バイキングがついていました。

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カミさんが少し体調を崩したので、予定していた小岩井農場訪問とランチのわんこそば体験はまた次の機会にと断念し(実は、わんこそばの男性平均が30杯~40杯と聞いて、普段から小食の僕は若干ビビっていたのでちょっと安堵したという汗)、これまた偶然開催されていた市内のお祭り(厳密にはその前日祭)を見学。

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盛岡は、このお祭りを機に「秋が来る」のだとか。

午後3時前の帰りの新幹線『はやぶさ』に乗る直前には、地元に住んでおられる先輩(昨年、ジュリーの『三年想いよ』盛岡公演の申し込みを代行させて頂いたかたです。あの時は何とかギリギリ1桁席に恵まれてホッとしました・・・)がわざわざ見送りに来てくださり、イクラとホヤのお土産まで頂いてしまいました。ありがとうございます!

自分で自分用のお土産はそれほど買わなかったんですが、個人的に気に入っているのがこれ。

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↑ 八戸産「一味にんにく」


1泊2日の慌しい日程ではありましたが、東北の地・・・まずは盛岡の空気を堪能できました。
また機を見て仙台、福島と訪れてみたいものです。
ジュリーのLIVE日程と僕らのスケジュールが合えばそれが一番いいんですけどね・・・。

楽しい旅でしたし、お祭りの雰囲気もあってか盛岡はとても元気な街だという印象を持ちましたが、やはりあの震災について、その後の復興の道のりについて、関東に住んでいる僕らとは比較にならない強い思いというものが地元の人々の心の中にはハッキリとあるようです。
『ハタゴ屋』さんにあったポスターにもそれを感じましたし、駅構内の本屋さんにはこんな手作りポップのコーナーも。

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(許可を頂き撮影しております)

僕が目にしたのはこれらほんの少しだったかもしれませんが、改めて思うのは、地元のみなさんが今最も恐れているのはやはり「風化」なのだと。忘れられてしまうことなのだ、と。
ジュリーは「襲い来る風化」と歌っています。それだけは防がなければなりません。
僕らひとりひとりが、いかに「当事者」として物事を考えられるか。今、それがつきつけられているような気がします。

☆    ☆    ☆

最後に、今回の旅日記のタイトルを借りたジュリーの「ビロードの風」について少しだけ。
フォトポエムでのジュリーは完全に冬の格好ですね。


Taleofwind

でも

通りすぎて    ゆくものは 人生
A          Bm7(onA)  A           D(onA)

風の  ささやき はかない夏のうた ♪
Bm7(onE)  E7           A            E7

安井さんのこの詞は、ちょうど今くらいの季節のことを描いているんじゃないかなぁ。
「TALE OF WIND」の英タイトルも渋いです。

トニック、add9、sus4が入れ替わるギターコード・カッティングで導入するあたりは、アルバム5曲目収録の「光と花の思い出」と同じアレンジ手法。
今、ジュリーファンは全国ツアーと共にZUZU=KASE作品にシビレっ放しの日々を送っていますが、安井さんと村井邦彦さんのコンビもまた素敵ですよね・・・。


それでは、次回更新は”『こっちの水苦いぞ』ツアー・セットリストを振り返る”シリーズ。
今回のセットリストは全曲記事としては書き終わっているのですが、中にひとつ「あまりに酷い」内容のものがありますので、懺悔改稿したいと思います~(汗)。

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瀬戸口雅資のジュリー一撃伝授!」カテゴリの記事

コメント

おいしそうなお弁当の写真を見ると、旅行に行きたくなりますね。
この連休はいい天気なので、横浜でもイベントがたくさんあるようです。
日曜には山下公園前の道路で学生主体のデモもありました。
国会前の若者たちに連動したものだと思われます。

カラフルな風船を手に、誰でも参加しやすいよう明るく歩いていました。

コンサートの記事では、皆さんの書き込みを読ませて頂くだけで楽しく感心することばかりです。

いつも読ませて頂くばかりですが、
旅行の記事も楽しく拝見しています!


投稿: m・h | 2015年9月21日 (月) 22時39分

♪DYさん

懐かしい~(^◇^)
このコートとロングマフラー!
明日からの関西行きの準備で忙しいのに思わずコメント入れちゃいました(笑)

明日はピーの誕生日!そしてジュリーの神戸公演♪翌23日は大阪・西成区民センター(岸里)でのピーのバースデーイベント。

初の遠征してきます!ホントは神戸のジュリーと連チャンでと思いましたが大千秋楽として東京国際フォーラムが追加で入りましたのでピー1本にする事にしました。

明日は京都の友人宅に泊りイベント当日は大阪に1泊。中々会えない関西のジュリー&ピー友さんや普通の友達(爆)等にも可能な限り会ってこようと思ってます。

そして何と言ってもファニーズ時代にメンバー全員で生活を共にした「明月荘」をバッチシみてきますよ(^^♪

投稿: hiko | 2015年9月21日 (月) 23時59分

m・h様

ありがとうございます!

山下公園でもそんなことがありましたか。
若者達は前向きで熱いハートを持ちつつスマートでもあり、普通でもあり…自分の過去の政治的態度と見比べると我が身が恥ずかしく、刺激を受けることが多いです。
それにしても、今年はとうとう神奈川県民ホールのLIVEがありませんでしたね。何か事情があるのでしょうか…。

旅の醍醐味は駅弁ですよね!
僕が食べた「岩手のおべんとう」は、地元の小料理店のメニューをそれぞれ少しずつ数を集めたような感じで、ヘルシーかつ贅沢に頂けました。美味しかったですよ~。

hiko様

ありがとうございます!

よく考えましたらこの写真はタイガースのジュリーなんですね。
このマフラーは、他収録曲「誰もとめはしない」や「マイ・ラブ」のフォトポエムの方がバッチリ写っていますので、またの機会に…。

今日から京都、大阪の旅ですか~。
多くのピーファンの先輩方は、今回のバースデーイベントでピーの新譜をご購入とお考えだと聞いていますが、僕はひと足先に聴きましたよ!
JEFFさんのパワーポップなアレンジが素晴らしいです。

道中お気をつけて…。
関西のみなさまにどうぞよろしくお伝えください。

投稿: DYNAMITE | 2015年9月22日 (火) 10時20分

DY様 こんにちは。

角館かぁ。一度行ってみたいですね。
東北は本気で回ると一週間ぐらい必要ですから。猫が。。。

「ビロードの風」
JULIE1で最初に覚えた曲でした。
「ガラスのJULIE」そのもの。

安保法案、肝心な審議がちゃんとできてたのかどうか・・・若者が政治に関心を持つきっかけになったのはいいことだと思います。

神奈川県民ホールの件、近くに住んでるファンの方がおっしゃっていたのですが、あそこはJULIEの地元なんだそうです。
大きな会場ですから「JULIEの私生活を邪魔しない」という地元のファンの不文律を知らない「たまたま来て見た」的な方達がライブの後興味本位でたむろしてたことがあったとか。
とても閑静な住宅街だそうで、非常に気になったそうです。そんなことも関係あるのでしょうか・・・。

次は2日の渋谷(席はは入れりゃOKと思え席)、松戸はまた一階一桁席(第2希望は松席多し)最後のフォーラムで又お会い出来るでしょうか?

投稿: nekomodoki | 2015年9月22日 (火) 12時08分

nekomodoki様

ありがとうございます!

僕は今回の安保関連法案には悉く反対ですが、「反対」にせよ「賛成」にせよ若者が堂々と政治的な考えを持って発信するようになったことは素晴らしいと思いますし、それを一部の大人が分かったような態度で馬鹿にすることこそが一番恥ずかしいのだ、とも感じています。
僕はこれまでの自分を恥じ、惚れ込んだ若者達をこれから微力でも支えてゆきたいと思っています。

神奈川県民、そんな話もありましたか…来年からはしばらく渋公も無いわけですし、ちょっとジュリーのツアーの景色も変わるのかもしれませんね。

フォーラムのチケットが来るのはいつ頃でしょう…会場で無事お会いできると良いのですが…。何となく、2階の前の方じゃないかな、なんて予感(期待)しています。

投稿: DYNAMITE | 2015年9月22日 (火) 19時39分

DY様
 おはようございます。拝読しておりますとちょくちょく体調を崩されているようですが、大事になさって下さいね。
 旅、いいですね、時間がゆっくり流れている感じが。私の場合、社員旅行以外のいわゆる自分で行く旅は観光的なものはほとんどゼロ、ライブ参戦、友達に会うなどばかり、移動も飛行機が多く景色はほとんど見てないですね(反省)。
 アルバム「JULIE」、中3くらいの時に発売から10年後に再発盤を買いました。申し訳ないですが(誰に?)、何か歌がやたら大きくて楽曲もそう佳いとは思えずあまり聴き込まなかったですね。お題曲の「ビロードの風」「誰も止めはしない」くらいでしょうか、好きな曲は。(リリースの順とは逆になりますが先に聴いていた)「追憶」「悪い予感」「旅立つ朝」等々、安井かずみさんの詞の鳥肌もののすごさみたいなものも不発に感じました(すんません)。
 「JULIE Ⅱ」のようなミックスバランスだったら印象も変わったかも知れませんね。生意気言ってごめんなさい。

投稿: ねこ仮面 | 2015年9月23日 (水) 09時40分

ねこ仮面様

ありがとうございます!
お返事遅れてすみません…。

はい…僕は身体が強くないのです。
こういうことは日常茶飯事ですので、長くブログを読んでくださっているみなさまはもう慣れてしまっているかもしれませんが、よく考えたら僕はしょっちゅう「身体が~」とかそんな話ばかりしてますねぇ。情けない。

アルバム『JULIE』については僕も当初まったく同じ感想でした。アレンジも演奏も、そしてねこ仮面様仰るようにミックスも画一的で、よほど時間が無い中作ったのかなぁ、と思えて。

でも今は逆にそれがいとおしい名盤だと思っています。
村井先生のメロディーを丁寧に歌っている感じや、安井さんの歌詞に何か自らの境遇へのひっかかりを見出せないか、と探っているような感じが、当時のジュリーのひたむきな姿勢を表しているのではないでしょうか。『JULIEⅡ』以降の歌声とは違う魅力を感じます。
僕はこのアルバムですとまず「ひとりぼっちのバラード」(下山さんイチオシです!)、そして「雨の日の出来事」「光と花の思い出」あたりがたまらなく好きですね~。

投稿: DYNAMITE | 2015年9月25日 (金) 09時01分

DY様 こんばんは。

ねこ仮面様のおっしゃること、よ~くわかります。私も聴く順番が逆だったら同じ感想だったと思います。
まだ青くてせいいっぱい背伸びしていた頃のJULIEだからこそのアルバム、ですから。
「悪い予感」などを歌った後でこのアルバムが生まれていたはずはありません。
でも、このすべてに揺れ動く「青さ」が土台となってその後の魂を揺さぶるような歌の力が湧き出てきたんだと思ってます。

投稿: nekomodoki | 2015年9月26日 (土) 00時54分

nekomodoki様

ありがとうございます!

僕は実際、このファーストアルバムは「ポリドール期全アルバム購入」の一番最後の1枚でした。
「ずいぶんやっつけなプロデュースだな」ということをまず感じました。
おそらくねこ仮面様もそうかと思いますが、聴く順番が逆だとジュリーのヴォーカルとバックの音量バランス含めた音的な完成度が低い、と感じてしまうようです。

ただ、nekomodoki様仰るように

> このすべてに揺れ動く「青さ」が土台となってその後の魂を揺さぶるような歌の力が湧き出てきた

これは間違いないことですからね~。
だからこそ、ファーストのジュリーの「青さ」は愛おしいです。
そして、加瀬さんのような人がその後のジュリーのプロデュースに関わってゆくことになった奇跡をもまた、改めて思いますね。

投稿: DYNAMITE | 2015年9月26日 (土) 11時38分

nekomodoki様、DY様
 お二方、ありがとうございます。
 なるほど、「青さ」も含めて聴くべきなんですね、なるほど~。
 私の場合、男性ということもありますがジュリーが歌えばオールOKとまでは許容?出来ず、アルバム、楽曲によって好き嫌いが割とはっきりしていると思います。自分のイメージや好みからある程度以上逸脱したものは「好きじゃない」というくくりにしてしまっていますね、それはストーンズでもRCサクセションでも。
 最近このブログ(いろんな方のコメント含め)読ませていただくようになって、自分の好みは変わらなくても「そう言われればそうかも」とジュリーの曲に思いがけない再発見!も多々ありました。
 これからも生意気な新入り読者をよろしくお願いします。

投稿: ねこ仮面 | 2015年9月26日 (土) 16時20分

ねこ仮面様

ありがとうございます!

いえいえ、実は僕も曲の好き嫌いはあるのですよ~。
ただ、LIVEで生で体感するといきなり掌を返します(汗)。
ジュリーについて僕の場合は、聴き始めたのが遅れた(若い頃の「決めつけて」聴く感覚が年齢と共に無くなっていた頃にポリドール期のアルバムを聴き始めた)こと、少し期間を置いてあの『ジュリー祭り』に下手な予備知識なく参加し、ジュリーの魅力をただ真っ正直に受け止められたことが良かったように思います。

ただ、ジュリーのファーストは後追いで聴くのはなかなかハードル高い、とは今でも思いますよ~。

投稿: DYNAMITE | 2015年9月27日 (日) 18時29分

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