沢田研二 「この炎は燃えつきず」
from LP『沢田研二大全集』、1977
LP-5th
side-A
1. ヘイ・ジュテーム
2. 気になるお前
3. ウィザウト・ユー
4. 叫び
5. アイ・ビリーヴ・イン・ミュージック
side-B
1. 夜汽車の中で
2. この炎は燃えつきず
3. 熱いまなざし
4. マイ・ラヴ・イズ・ユア・ラヴ
5. いくつかの場面
--------------------
from 『ライヴ・セレクション 1976-1994』
1. マイ・ラヴ・イズ・ユア・ラヴ
2. 熱いまなざし
3. この炎は燃えつきず
4. 夜汽車の中で
5. 愛の出帆
6. WE ALL FALL DOWN
7. 美しすぎて
8. ウィザウト・ユー
9. ヘイ・ジュテーム
10. ジェラス・ガイ
11. ユア・レディ
12. 悪い予感
13. アモール・ミオ
(2枚とも、ジャケ画像が手元にありません・・・)
--------------------
平和への祈りの8月。
敬愛するJ先輩も書いていらしたけれど、そんな祈りの8月に入って早々に、怒りを通り越えて底知れぬ恐怖を感じるほどの某与党政治家の発言のニュースが飛び込んできて、せっかくのジュリーのツアー初日へのワクワク感に水を差された思いです。
普通の、当たり前の思いからの若者の行動すら、権力者によって弾圧される時代が来たのか、と。
でも大丈夫・・・と、すぐに思い直します。
志ある若者達は、あんな恫喝まがいの上から目線の発言で怯んだり、心折れたりはしないでしょう。
ジュリーが「君達がボスを選べよ」「目覚めろ、若者!」と歌ったのは、2010年。
特に2000年以降のジュリー・ナンバーには、まるで「ジュリーには10数年後の今の世の中が見えていたんじゃないか」と思わせるような曲(歌詞)が多くて今さらのように驚くばかりですが、確かに不安な世の中は今現実にやってきてしまったけど、ジュリーはそんな時代を見越して「嘆く」「憂う」一辺倒ではなかった・・・頼れる若者達の出現をも予感して歌っていた、ということなのかな。
「若者よ」・・・ツアーで是非聴きたい1曲になりました!
それでは本題です。
「ジュリーの歌ったKASE SONGS全曲記事制覇」も、遂にラスト2曲となっています。今日はいよいよ「この炎は燃えつきず」を採り上げますよ~。
この度のツアー日程変更により、はからずも充分な時間ができたことで大それた目標を掲げてしまった際、僕自身が一番書くのを「ビビっていた」名曲。
アルバム収録曲でもなく、音源はLP『沢田研二大全集』と限定販売CD『ライヴ・セレクション』にしか収録されていないという「この炎は燃えつきず」の考察記事執筆は、新規ファンである僕にとってはとにかく情報も少なく敷居が高い、と感じていました。
こんな状態で記事なんて書けるかなぁ・・・と心配でしたが、いざネット検索してみますと多くのブログさん、サイトさんがこの曲と収録作品の詳細、時代背景から当時の逸話まで書いてくださっていて、結局僕はただ楽しく拝見して勉強すれば良いだけでした。
加えて拙ブログに頂いたコメント、また数人の先輩方に色々とお話を伺ったり資料を紹介して頂いたりしたことなども併せ、どうにかこうにか今回「考察記事」の体を為すことができそうです。
名曲を残してくれた加瀬さんと、偉大なジュリーの歴史を知りつくした先達のみなさまに感謝しつつ・・・。
「この炎は燃えつきず」、僭越ながら伝授です!
考察対象音源は、76年日本武道館のライヴ・テイク。
最初に音源化されたのは、先述の『沢田研二大全集』(77年リリース、5枚組)だったそうです。
早速今回も、記事更新直後に長崎の先輩がお手持ちのブツの写メを送ってくださいました。いつもありがとうございます!
改めてLPの曲目クレジットを見てみると、いやはや凄い。『大全集』の看板に誇張はありませんね。
「この炎は燃えつきず」はその中の5枚目のレコード盤、裏面2曲目の収録となっています。
僕が先輩のご好意で音源を耳にしたのはこの『沢田研二大全集』ではなく、ずっと後に限定制作された『ライヴ・セレクション』。こちらではCD3曲目の収載。
こちらも長崎の先輩が送ってくださった写メです!
当初僕は各収録曲の演奏年月日データも持っておらず、例えば「ユア・レディ」が94年のツアー・テイクであることすら把握していませんでした。
様々な年代の至高のライヴ・テイクを収載したオムニバス盤・・・こちらも贅沢な1枚ですね。
ちなみにこの『ライヴ・セレクション』、先の『まんだらけ海馬店』さん開催の「ジュリー生誕記念」庫出し販売期間に訪れた時、僕が目にした商品の中では一番お高い値段がつけられていました。
さて、『ライヴ・セレクション』の音源だけでしかこの曲を知らない僕がどこまでジュリーの歌、加瀬さんのメロディーの素晴らしさを理解できているのか分かりませんが・・・僕が「この炎は燃えつきず」をひとことで言い表すとしたら、「崇高なバラード」。
ジュリーが歌う多くのバラードにみなさまも崇高なイメージをお持ちかと思いますが、「この炎は燃えつきず」はその点、頭抜けているような気がします。
何と言ってもジュリーのヴォーカルがね・・・竜真知子さんによる「悲しみ」のフレーズをも超越した、ある意味喜怒哀楽を越えた普遍的な崇高さ、ただジュリーの存在そのものを感じさせる「歌」です。
もちろん、詞の悲壮感を素晴らしいと感じた上で。
「負」のフレーズ、シチュエーションをジュリーの歌がねじ伏せてしまっている、切実な愛の悲しみさえも、この時のジュリーの前ではひれ伏してしまう・・・う~ん、うまい言葉が見つからないなぁ。
「愛のダメージ・ソング」はジュリーの必殺パターンですが、「この炎は燃えつきず」は「許されない愛」「死んでもいい」のような72年のKASE SONGSとも、また阿久=大野コンビの作品群とも違い、ジュリーの歌に「主人公のダメージへのシンクロ」を感じません。
表現者としてあまりにも自然に物語を「歌って」いるジュリーの声に、歌の主人公への感情移入を見出せないことはとても不思議な感覚ですが・・・そう感じているのは僕の聴き方が甘いのかな?
72年、同様のテーマ(禁断の愛)を歌うジュリーには、「あきらめるのは嫌だ!あなたは僕のものだ!」という少年の幼さ故の激情を思わせますが、「この炎は燃えつきず」になると、主人公が年齢的にも対象女性と対等になっているイメージがあります。
これは詞の違い、と言うより歌い手であるジュリーの変化(色々な経験で大人の男になった)が歌に表れてきているように僕には思えるのですが・・・。
少なくとも、この曲を歌うジュリーにはもう「少年」の脆さは無いですよね。
76年というのは、実際の人間・ジュリーにとっても変化の年だったのかもしれません。よく先輩方が70年代のジュリーの魅力を語る時、「ガラスのジュリー」という表現をされます。もしかするとそれは、76年にはいったん打ち破られているのではないですか?
いずれにしても「この炎は燃えつきず」は、ジュリーはLIVEだなぁ、と真の意味で思わせてくれる1曲。
今さらのように音源をじっくり聴いただけの僕がそう思ってしまうということは、実際ステージをご覧になった先輩方はいかばかりだったか・・・想像を絶します。
この曲は武道館公演だけでなく76年の全国縦断コンサート・ツアーのセットリストとしての1曲だったようで、僕がお話を伺った先輩は、地方の神席で生の「この炎は燃えつきず」を体感し感激され、後に武道館の音源を聴いて「ずいぶん印象が違うな」と感じたのだそうです。もちろん、武道館の歌も素晴らしいと感じた上で、会場によって異なるジュリーの歌を実感されたわけですね。
うらやましい限りです・・・。
先輩方のサイトなどでこの曲についての加瀬さん自身のコメントなどを勉強していますと、どうやら加瀬さんは「悲しみを超越して歌う」ジュリーの崇高な姿を、「この炎は燃えつきず」を作曲しながら既にそのメロディーに重ねていたのかなぁと思えてきます。
演奏時間にして6分を超える大作。
曲想は、はからずも前回記事で採り上げた「二人の肖像」と同じ短調のバラードです。
しかし、受けるイメージはまったく異なります。
何がどのように違うのでしょうか。その点僕が感じていることを、ここでお話していきましょう。
まずは(当たり前ですが)ライヴ音源とスタジオ・レコーディングの違い。
「この炎は燃えつきず」での、良い意味で隙の多い(無心で身を晒している)ジュリーのヴォーカルは、LIVEテイクならではの圧倒的な魅力で耳に迫ってきます。
次に曲想ですが、同じ「短調のバラード」でもこの曲が「二人の肖像」或いは「燃えつきた二人」と決定的に異なるのは、サビのメロディーが平行移調により完全な長調として作られていることです(上記2曲のサビにも長調のニュアンスは登場しますが、着地点はマイナー・キーのトニック・コードです)。
悲しく切ない愛の痛みを歌っているはずのジュリーのヴォーカルに、むしろ「明るさ」すら感じてしまっている僕は、間違いなく加瀬さんのメロディーにしてやられていると思います。
あの人は坂道を ゆっくり降りてゆく
Fm D♭maj7 C7 Fm F7
窓越に追いかけて 今日も暮れてゆく
B♭m Fm(onC) D♭ C7
あの人に近づけば それだけあの人 を
Fm D♭maj7 C7 Fm F7
苦しめてしまうのは わかっているのに ♪
B♭m Fm(onC) D♭ E♭7
Aメロは明快な短調(ヘ短調)です。
この段階ではジュリーの歌に「大きな悲しみ」を予感させられます(ジュリーが直後の転調の種明かしをしないまま聴き手を焦らしている、とも言えます)。
ところが
I fell in love I fell in love ♪
A♭ C7
サビはハッキリとした長調(変イ長調)。
しかも、長調へと平行移調してすぐに「万国共通・泣き進行の伝家の宝刀」であるコード進行が登場する完璧な構成。この点は、前年の大野さん作曲による大ヒット曲「時の過ぎゆくままに」と共通しています。
時の過ぎゆくままに ♪
A♭ C7
(註:ひと目で分かり易いように、オリジナルキーを変イ長調へと移調して表記しています)
ね?
「時の過ぎゆくままに」のサビ冒頭と同じ理屈なのです。
加瀬さんは「明日では遅すぎる」で先にこの進行を採り入れていることは6月6日の記事で書きましたが、現地の歌手に提供した「I
Fell In Love」が作曲されたのは、それよりもさらに前だったのかもしれません。
どなたか、海外での原曲リリースの時期や歌手についてご存知ないでしょうか・・・。
人知れずあふれる いとしさにふるえて
Fm A♭7 D♭ A♭ F7
長い午後はすぎてく ♪
B♭m7 E♭ E♭7
サビが進行して「あふれる♪」のA♭あたりになると、本当に明るい感じがしてきませんか?
歌詞はこんなに悲しいのに・・・それを超えて僕らを惹きつける「陽」のメロディー。もしかすると加瀬さん、「世界で通用する曲を」ということで、シャンソンやカンツォーネの要素を採り入れたのかなぁ。
今回色々と調べて初めて学んだ(恥)こと・・・73年末からのジュリーの海外戦略に同行していた加瀬さんは、単にジュリーのプロデュース統括の役割だけでなく、現地のアーティストへの楽曲提供という重要な仕事も任されていたのですね。
改めて『ヤング』バックナンバーなどで勉強しますと、海外進出はナベプロさん上げての一大プロジェクトで、当然メインはジュリーだったのでしょうが、他歌手や各部門の精鋭それぞれが才をつぎ込み取り組んだグローバルな戦略だった、ということが分かってきました。
例えば、世界進出の足がかりの時期では、『ヤング』74年3月号に、このような記事があります。
ジュリーが「歌」で世界に羽ばたいたように、加瀬さんは「作曲家」として世界へ挑戦し、音楽的貢献を果たされていたのですね。
「この炎は燃えつきず」は元々、加瀬さんが現地の歌手に提供した曲の中のひとつだったとのこと。
加瀬さんはこの曲を作りながら「これは沢田っぽいなぁ。沢田が歌ったら素晴らしいんじゃないかなぁ」と考えていたそうで、それが76年に竜真知子さんの切なくも叙情的な愛の葛藤をテーマとした訳詞(作詞?)を得て、日本語の曲としてジュリーが全国ツアー・セットリストの1曲としてカバーする運びとなった・・・そうした経緯もまた、僕は今回先達の方の愛情溢れるサイトさんなどを通じて初めて把握したのでした。
では次に、76年武道館公演音源での井上バンドの演奏についても語りたいと思いますが・・・これこそ時を経た今、鉄人バンドでの演奏再現が想像しやすい曲ではないかと個人的には思うんですよね。
井上バンド期のLIVEテイクでここまで鉄人バンドの音とシンクロする曲は、他に無いんじゃないかな?
メンバーの配置の違いはベースの有無のみ、といっても過言ではありません。
僕は以前から『ライヴ・セレクション』の音源だけは持っていて、当然この曲も聴いてはいましたが、今回じっくり聴きこんで改めて認識したのは、これは完全にバンド・サウンドによるバラードなんだなぁ、と。
何となく、ストリングスがバリバリに入っている豪華なアレンジ、との印象を抱いてしまっている人もひょっとしたら多いかもしれないけれど(すごく高尚な感じに聴こえますからね)、実は楽器編成はいたってシンプルなロック・バンド・スタイル。
鳴っている音は、音源のミックス左から
・ピアノ
・シンセサイザー(ウィンド系の音色設定)
・アコースティック・ギター
・ベース
・ドラムス
・エレキギター
ベース以外のパートは、そのまま鉄人バンドへとスライドできそうな編成です。
この曲での井上バンドの素晴らしい演奏の中でも僕が特に推しておきたいのが、アコースティック・ギターです。これは堯之さんなのかなぁ?
技術的にも気持ち的にも、真の名演。
Aメロがアルペジオでサビ手前からストロークへと移行しますが、まずこのアルペジオが素晴らしい!
単にコード・アルペジオではありません。まるで「チェンバロ或いはハープを導入したオーケストラ・アレンジだったらこうなるだろうな」と思わせるような緻密な音階移動を聴かせてくれます。
また、2番サビ直前のストロークは正に鬼。
3連符のフィルを弦も切れよとばかりにかき鳴らしています。これは新しいファンにとっては、鉄人バンドの演奏で何度か体感しているバラード「涙色の空」のブレイク部、やはりサビ直前で下山さんが魅せてくれる狂乱のストロークを連想させてくれます。
一方、エレキギター(速水さんかな?)の聴きどころは、やはり間奏。
中でも2’49”近辺の音ですね。ジャストのピッチにほんの少しだけ届かない、微妙に低い音までの上昇に止めたチョーキング・・・これが最高に痺れます。
こうしたチョーキングもまた、鉄人バンドで柴山さん、下山さん2人ともに得意とするロック・ギタリスト独特のセンスであり技術でもあります(「Pleasure
Pleasure」の間奏などが分かりやすいかな?)
後註:この曲では、正しくは堯之さんがエレキ、速水さんがアコギを演奏されていたようです。
細部までストイックに凝った音階によるギター・アンサンブルは、井上バンドの強烈な個性であり、それはそのまま当時のジュリーLIVEの真髄とも言えるのでしょう。
さらには、竜真知子さん・・・ビッグネームの素敵な女流作詞家さんですよね。
今回の記事執筆に向け、頼れるJ先輩が『沢田研二大全集』の歌詞カードを写メしてくださいまして、竜さんの詞もバッチリ頭に叩きこむことができました。
先に、この曲ではジュリーのヴォーカルが詞の世界を超えてしまっている、と書きましたが、それは「素晴らしい詞をジュリーが歌う」からこそ起こり得たこと。
僕の世代ですと、竜さん作詞の「Mr.サマータイム」「すみれ September Love」は誰もが知っている曲だと思いますし、個人的には浜田省吾さんへの作詞提供を知った時、衝撃を受けたものでした。
竜さんは旦那さんがNOBODYの相沢さんですから、ジュリーへの作詞提供が見当たらないのは意外だなぁと常々感じるところではありましたが、いやいや70年代にこんな名篇があったんですね・・・。
タイプとしては、自らの個人体験を作品に昇華すると言うよりも、理知的で俯瞰力の高い、それでいて女性らしい鋭い感性で「ワンシーン」の刺激を切り取る作詞家さんなのかな、と思っています。
ジュリーとの組み合わせは、良い意味で「ガチンコ勝負」という感じですね。
さて、これほどの曲をジュリーが忘れているはずはないのですが、この先(特に今年のツアー)再びLIVEで採り上げられることは、あるのかどうか・・・。
と言うか、僕は今回例外的に「セットリスト予想」というものをせずにツアー直前まで来てしまったので、頭の中が今ゴチャゴチャになっているんです。冷静な考え方ができなくなり、「何でもアリ!」なセットリストを夢想することに終始してしまうのですね。
先週の日曜日に久しぶりに音楽仲間で集まって、最後にカラオケにも行ったんですが、YOKO君に
「ジュリーのツアーの前に、まずはアンタが今ここで歌っとくべきでしょ!」
と、強引に「恋のバッド・チューニング」を歌わされました。すると・・・キー高っけぇ!
「こんなに高かったんだっけ?」とビックリしました(男と~女~♪のトコ、最後は息も絶え絶え)。
加瀬さんはこの曲をリリース音源通りのホ長調で作曲していると思いますから(同キー、そして部分的に同進行が登場するビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」が隠れたオマージュ元だと考えています)、加瀬さん自身もハイトーンの持ち主だったのでしょう。
もちろん他の曲もね・・・4月から、なるべくツアー・セットリストのことは考えずに、ということで加瀬さんの曲だけを書き続けてきましたが、書いているとやっぱりどの曲も生で聴きたくなってしまいます。
本当に今だから思えること・・・「この炎は燃えつきず」という日本語タイトルって、もちろんジュリーにピッタリなんですけど、作曲者である加瀬さんにもピッタリのフレーズなんですよね。
誰もが知る「想い出の渚」や「危険なふたり」から、マニアに愛される隠れた名曲まで、加瀬さんの作ったメロディー、冒険心、音楽への愛情は不朽不滅です。
今なお激しく美しく燃え続けている加瀬さんの輝かしい名曲達・・・17日からいよいよ始まる『こっちの水苦いぞ』全国ツアーでは、たくさん聴けるのかな?
「この炎は燃えつきず」は・・・?
万一歌ってくれたら、会場のお客さん全員がウットリ状態になるのは間違いないんだけどな~。
それでは、オマケです!
今日は、先日「マザー・ネイチャー」の記事でご紹介した『GS&POPS』等と一緒に、ピーファンの先輩からお借りしている資料の中から、76年『沢田研二ショー』(1月8~13日、日本劇場)のパンフレットをどうぞ~。
「外は吹雪」「U.F.O.」の生歌・・・うらやましい!
最後に。
あと1曲残っているので少し気が早いんですけど、今回の拙ブログでの「ジュリーが歌ったKASE SONGS全曲記事制覇」がなんとか達成できそうな見込みとなり、これまでコメントやお言葉を頂いていたみなさまに、この場を借りまして心からの御礼を申し上げます。
その大トリとなる次回更新の「海にむけて」の記事では、コメント欄は閉じる予定です。
それは、記事の内容が楽曲考察とは言えない、個人的な思いを綴った加瀬さんを送る文章になりそうだ、ということももちろんあるにはあるのですが、実は更新が本当にツアー開始ギリギリになりそうで・・・そうしますと、お読みくださったかたからコメントを頂いた時には既にツアーが始まっていて、初日に参加する僕は「海にむけて」がセットリスト入りしたかどうかを知っている状況にある、ということが考えられるのです。
いつものように拙ブログではしばらくの期間ネタバレ禁止体制としますので、僕はその事実を隠しながらお返事しないといけません。他の曲ならいざ知らず、「海にむけて」という曲だけは、今ツアーで歌われたにしろ歌われなかったにしろ、その意味はとんでもなく深いと思うんです。
僕個人は、「ジュリーはまだこの曲だけは歌う気持ちになれないのではないか。もう少し時間が必要なのではないか」と「海にむけて」のセットリスト入りは今回は見送られる、と予想していますが、あくまで勝手な予想ですし実際どうなるかは分かりません。
今回「海にむけて」がセットリスト入りした、或いはセットリストから外れた、というのは、初日参加後に僕が個人的に一番考え込む点だと思っています。
そう考えると、「海にむけて」の記事に頂いたみなさまのコメントに、ネタバレしないようにと表面だけのお返事をすることができそうもないのですよ・・・。
と言うか、僕のことですからボロが出て、あっけなくネタバレしてしまう可能性が大ですからね。
ということで・・・経験、知識豊富なみなさまからのコメントがあってこそ完成する「考察記事」としては、今日の「この炎は燃えつきず」をもって、「KASE SONGS」執筆をやり遂げた、という思いです。
次回はただひたすら加瀬さんへの感謝を綴るのみの記事となりますので、ひと足先に今日の記事でみなさまに感謝をお伝えしておかねば、と・・・。
4月末からの拙ブログの一連の加瀬さん作曲作品のお題記事におつきあいくださり、時に激励、声援まで頂き本当にありがとうございました。
ほんの5年前にお元気な笑顔を何度も見たばかりだった加瀬さんの突然の旅立ちを知らされた時、僕は大変なショックを受けました。
その時ちょうど加瀬さん作曲の「SHE SAID・・・・・・」の考察記事の下書きを終えていたところで、何とかその記事は更新したものの、すぐに「次に僕はどうすれば良いのか?」という悩みに直面することに。
加瀬さんにまるで関係ないことを書く気持ちにはなれなかったし、その一方で「僕のような新しいファンが、加瀬さんのことをあれこれ書く資格があるのか」と畏れも感じました。カミさんにも「先輩方は(加瀬さんについて)あなたとは比べものにならないほどの思いを持っていて、私達が想像もできないほどショックを受けているのだから、あなたはでしゃばったことだけは書いちゃダメだ」と言われました。
どうすれば良いのか数日悩んで出した結論は、「個人的な悲しみや、つたない思いは文章ではできるだけ封印して、しばらくはこのブログらしく純粋に加瀬さんの曲の素晴らしさについて書いていこう」というもの。
恒例の”全然当たらないセットリスト予想”シリーズ(加瀬さんのことがある前に、既に「書こう」と決めていた5曲があったのだけれど)も今年はやめて、ジュリーのツアーが始まるまで、ひたすら加瀬さんの曲だけを書き続けていこう、と決めました。
まず「許されない愛」を書いて、「このままいっそ(ジュリーが歌った)加瀬さんの曲をツアー初日までに全曲書いてしまおうか?」との考えがよぎりましたが、「スケジュール的にちょっと時間が足りなそうなのでそこまでは無理だろう」と(その時点で、「自分が書くには知識が足りなさ過ぎる」と自覚していた今日のお題「この炎は燃えつきず」は執筆構想から外していました)。
5月、6月、7月と加瀬さんの名曲を書き続けているうち、僕自身の加瀬さんを送る気持ちに変化があったり、何より(あくまで短期間でのことではありますが)加瀬さん作曲の名曲群への理解度、加瀬さんへの尊敬の念が一層深まっていきました。
特に、ジュリーと共にあった70年代、80年代の加瀬さんの活動を考えることで、歌手・ジュリーの本質的な部分にジュリーファンとして立ち返れたことがすごく良かった、と今思っています。
最近の僕はジュリーの社会観への大きな傾倒があり、見る人から見れば、少し偏ったファンになりつつあったのかもしれない、とも気づかされました。
もちろん僕はこの先も「ジュリーの社会観への共感」の姿勢は断固持ち続けるでしょうけど、今回、加瀬さんの作った幾多の名曲を通じて「歌手・ジュリー」の魅力の基本にスッと立ち戻った、という感じかな?
「KASE SONGS」全曲制覇、なんて言うとずいぶんな大風呂敷ですけど、実は僕はまったく大したことはできていません。色々な偶然も機会も重なって、たまたま記事を積み重ねることができただけのこと。
当たり前ですが、凄いのは僕などではなくて、加瀬さんでありジュリーであるわけですからね。
それに、コメントやメッセージで応援してくださるかたがいなかったら、7月の時点で力尽きていたと思うんですよね・・・。中でも今日の「この炎は燃えつきず」の記事執筆にまでこぎつけられたのは、本当にみなさまのおかげです。僕一人の力では絶対に無理でした。
ありがとうございました。
17日の東京国際フォーラム公演、迫ってきましたね。
みなさま、暑さでバテていませんか?
僕は今週水曜日、仕事中の夕方頃から身体に熱がこもっているような嫌な感じになってきて、帰宅して強引に夕食をとった後、そのままダウンして朝まで寝てしまったということがありました。
軽い熱中症だったのでしょうか。朝起きたら何ともなくなっていたんですけどね。
もし、ジュリーのLIVE当日にそんなことになったら大変です。気をつけないとなぁ。
次回お題「海にむけて」の更新は、お盆の終わりくらいになると思います。
世間では、今日から9連休という方も多いようですね。僕はカレンダー通りで13日からの4連休です。
我が家は今年のお盆の連休ではとりあえず遠出はしないつもりでいますが、みなさまはどう過ごされるのでしょうか。まぁ、ツアー初日参加予定のジュリーファンの方々は「お盆が終わったらいよいよ・・・」との思いで、何事にも身が入らないかもしれませんね。
それでは、よい連休を!
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コメント
DY様 こんにちは。
自分の想いが先走る「少年」から相手の気持ちや立場をまず考える「大人」へと成長した歌ですね。
ほんとに今の鉄人バンドでそのままやって何の違和感もなさそうです。
当時のTV映像で確認してみました。
おっしゃるとおり、アコギは堯之さん、エレキが速水さんだと思います。
向かってジュリーの右に堯之さん、左に速水さんが座って演奏してました。
ただ、この曲の時はジュリーのアップが多く、なかなかバンドのメンバーを映してくれない上、画像がひどくてどっちから音が来ているかもあやふや、確認に手間取りまして・・・。多分堯之さんが持ってるの、アコギだよなぁ?(後からの映像で推測)程度の根拠なのですが。
このライブも実際に見ているのに、ジュリーに釘付けで音楽的な凄さとかはあまり考えずにいたのはもったいなかったかな、と今さら思います。
投稿: nekomodoki | 2015年8月 8日 (土) 17時24分
DY様、お暑うございます。76年武道館の演奏は、私は堯之さんがエレキで速水さんがアコギと見ました。速水さん、ストロークしていました。しかし、あの時のジュリーは、本当に王子様のようで、あのままガラスの宝石箱にしまっておきたい位です。
「海にむけて」については、磯前順一先生が著書「死者のざわめき」の中で、昨年の南相馬でのステージでの印象を書いていらっしゃいました。今年は、ジュリーにとっても、ファンにとっても更に意味深い曲になってしまいました。
投稿: しぶ姐 | 2015年8月 8日 (土) 18時28分
nekomodoki様
ありがとうございます!
夜ヒットなんかもそうですが、70年代のジュリーの映像はカメラがとにかくジュリーを追いかけまくりますよね。あの美貌ですからね…それは当然のことだったでしょう。
だからこそ、支えていたバンドの音にジュリーは敬意を持っていたのではないでしょうか。76年武道館の「この炎は燃えつきず」は、正に「音にシンクロした」歌だと思います。声がとても気持ち良さそうです。
本当に、ベース以外はそのまま鉄人バンドにスライドしても自然にアレンジが想像できる曲…一度は生で聴きたいですけど、さすがに無理でしょうか…。
☆
しぶ姐様
ありがとうございます!
確かに、この曲のアコギのアルペジオはかなり変則的で、堯之さんなのか速水さんなのかは僕もまったく自信が持てないです。僕も一度映像を観てみたいですが、鮮明なものは残っていないのでしょうねぇ…。
「海にむけて」は、加瀬さんのことがあってジュリーにとっては本当に辛い曲になってしまったような…。
ファンとしてはツアーで「海にむけて」も聴きたい、「FRIENDSHIP」も聴きたい、と色々考えてしまいますが、逆に言えば今年ほど「どんなセットリストになるか分からない」年も無いのではないでしょうか。
できる限り心をマッサラにして初日に臨みたいですが、果たして…。
投稿: DYNAMITE | 2015年8月 9日 (日) 19時13分
DY様
お題曲聴くために久しぶりにアナログ盤に針を落としてみました、「大全集」の5枚目のB面。「夜汽車の中で」「この炎は燃えつきず」「熱いまなざし」「マイ・ラヴ・イズ・ユア・ラヴ」「いくつかの場面」
「この炎は燃えつきず」、いい曲ですね。スタジオ録音は残ってないのでしょうか。竜真知子さんの作詞、翌年からは阿久さん大野さんコンビの楽曲でしばらく占められるので過渡期みたいな気がします。
ジュリーってシングル、オリジナル・アルバム、そのいずれにも収録されていない曲が結構あって、しかもこの曲のように名曲が多いですね。いつか全曲CD化されることはないんでしょうか。さしあたっては70年代のライブ盤のCD化なんか実現してほしいものです。
そうでしたか、言われてみればBメロはメジャーコード…納得です。
この曲、好きだったんですよね。発売からずいぶん経ってから中古レコード屋さんで見つけて半額くらいで買ったように記憶しています。中学生に当時1万円はちょっときつかったです。でもまさか、この歳になって(今日、誕生日です)「この炎は燃えつきず」のあれこれを人とやりとりすることになるとは思いませんでした。DYさん、ありがとうございます。
投稿: ねこ仮面 | 2015年8月 9日 (日) 22時10分
DY様 こんばんは
「作詞:竜真知子、作曲:加瀬邦彦」とクレジットがあっても私は、洋楽のカバー曲ではないかと思ってきました。なぜだろうなぜだろうと不思議に感じていた理由が分かりました。加瀬さんたちが世界進出に積極的で、お題曲が現地の人のために作った曲だったなどの話(ヤングのインタビュー記事)を今回初めて目にして、この曲を聴いた時の印象はそのためだったことを。そして、その話はユーチューブで、加瀬さんとジュリーの生声で聞くことができました。驚きました。
武道館映像は今改めてユーチューブで拝見しました。ステージ向かって左から、キーボード羽岡、エレキギター&アコースティックギター速水、ベースギター佐々木、ドラム鈴木、エレキギター井上、キーボード大野、という並びです。お題曲のアコギは速水さんでエレキが井上さんです。速水さんがストローク演奏している姿が確認できますよ。
5枚組LPレコードを中古屋さんで安価でゲット、歌詞カードと写真がきれいなので満足です。
投稿: BAT | 2015年8月 9日 (日) 22時48分
DYさま
加瀬ソングス全曲のご伝授ありがとうございました。
ソロで歌い始めた頃のB面曲は、特に懐かしく、ジュリーの声を加瀬さんが素直なままに歌わせながら、個性を引き出して成長させていったな~と改めて思いました。どれも小細工のない伸びやかで性格のいい曲達です(笑)
♪渚でシャララのアレンジの方がレコーディングに立ち合った時に、加瀬さんがジュリーの声を知り尽くしていると感じたと書いてらしたけど、ホントにそう思います。
「この炎は燃えつきず」は武道館で聴きました。放映されたTVからカセットに録音して、何度も聴いて特別な歌声だと思っていましたが、その後、TVの録画をいただいて、見た時に、あまりに歌の中に入りこんでいるジュリーの美しさとその歌の表現力と言うか、それ以上の、天からストンと落ちてきたものが取り憑いたようなジュリーの歌声と姿に鳥肌でした。
70年代のジュリーには、時々そんな感じが付きまとうことがステージにありましたが、この曲もそのひとつでした。
詞もステキです。初め、詞はジュリー自身かな、と思っていました。
わたしは「I fell in love」と思って聴いていたので、このタイトルはいま一つ馴染めないでいます。
「海に向けて」は歌われるような気がします。
一週間後、ジュリーはどんな歌を用意、準備してわたし達を迎えてくれるのでしょうか。楽しみですね!
投稿: momo | 2015年8月10日 (月) 14時05分
ねこ仮面様
ありがとうございます!
お題の「この炎は燃えつきず」をはじめ、「夜汽車の中で」「残された時間」などなど、素晴らしいライヴ・テイクを聴くと、僕もつい「スタジオ音源は存在しないのかな~」と思ってしまいます。
アナログ盤を聴きこんでいらっしゃるみなさまがうらやましい…『沢田研二大全集』は、数あるジュリーの企画盤LPの中でも特に贅沢な構成の名盤のようですね。収録曲の並びを眺めているだけで「凄いなぁ」と思います。
確かに中学生のお小遣いでは半額の中古とはいえ大変な出費だったのでしょうが…。
遅れてしまいましたが、お誕生日おめでとうございます!
良い1年になりますように。
☆
BAT様
ありがとうございます!
しぶ姐様に頂いたコメントで「言われてみれば…」とは思いましたが、やはりアコギが速水さんでエレキが堯之さんでしたか~。
これぞ井上バンド!のアンサンブルですよね。
この曲のYOU TUBE、僕も観た映像があるんですけど、おそらくBAT様がご覧になられたものと同じだと思います。ギタリストの区別までは無理だな、と思いこんでいましたが、見直してみる必要がありそうですね。
ジュリーや加瀬さんへの愛情溢れる映像の存在には、今回の記事執筆で大いに助けられました。ジュリーファンの先達のみなさまは本当に凄いです。
余談ですが、この曲、右サイドで一瞬マラカスのような音が鳴る箇所があるんですけど、ギターの音かなぁ、と未だ結論が出せずにいます。
まだまだ、勉強する余地がたくさん残っている曲…一度は生で体感してみたいものです。
☆
すみません、ここで一旦お返事切ります。
投稿: DYNAMITE | 2015年8月11日 (火) 09時18分
momo様
ありがとうございます!
「性格のいい曲たち」…あぁ、正にそうですね。
僕はジュリーが歌う性格の悪い曲たち(笑)も大好物ですが、加瀬さんの曲は本当に性格のいい、純粋な曲たちですね。もちろんどの曲も大好きですが、今回記事を書いていて一層いとおしく思える曲がたくさん増えました。
「海にむけて」…もしセットリスト入りしたら、歌うジュリーも聴いているお客さんも泣いてしまうのではないか、いやそれともジュリーはあの美しいメロディーを爽やかに歌い上げてくれるのか…と色々と思いがうずまいている状態です。
ジュリーはどんなセットリストを用意してくれるのでしょうか。今はあれこれ考えてしまいますが、17日当日になればマッサラな気持ちで臨めるかなぁ、とも思っています。
あと1週間、楽しみですね!
投稿: DYNAMITE | 2015年8月11日 (火) 12時43分
DYさま、こんにちは。
長きに渡り、加瀬さん作曲の楽曲群の伝授をありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
今回の伝授により、これまで知り得なかった加瀬さんの数々の楽曲に出逢う事ができ、また新たなジュリーの歌の魅力を味わうことが出来ました。本当に感謝です。今回のお題の「この炎は燃えつきず」や現在激リピートしている70年代のB面名曲の数々、LIVEで聴きたい!って僕も思います。
ツアー初日まであと5日。ジュリーはどんなツアーに仕立て上げるのでしょうか。加瀬さんのこと、政治のこと、平和のこと、原発のこと…。多くは語らなくとも、おそらくジュリーは全ての感情を、ありったけの思いを歌に込めることでしょうね。
「海へむけて」、僕はセットリストへ入るようなそんな気がしています。
僕の初日は23日の山梨。万全の体調で臨めるよう、今から準備します。
DYさまもくれぐれもご自愛下さい。
投稿: goma | 2015年8月12日 (水) 13時50分
goma様
ありがとうございます!
7月にツアー日程の延期が分かり、一度は「どうしようかな…」と迷った時、goma様をはじめ何人かのかたが「このまま加瀬さんの曲を」と応援してくださったおかげで、僕も腹が決まりました。
「書けるかなぁ」と気にしていた「この炎は燃えつきず」の記事に臨む気持ちが生まれたのは、goma様達みなさまのおかげです。ありがとうございました!
ツアー初日まであともう僅かです。
どんなセットリストになるのでしょうか。本当に予想がつきません。
でも仰る通り、加瀬さんへの思い、平和への決意、そして被災地への祈り…そのすべてが「歌」に詰め込まれているステージとなることだけは間違いありません。
ツアーが始まってからgoma様の初日、山梨までにはそう長くは待ちませんね。とにかく楽しみですね!
投稿: DYNAMITE | 2015年8月12日 (水) 19時15分
がぜん、この炎は燃えつきず が聴きたくなりました。ベース以外は鉄人バンドで、、、もしかしたら歌ってくれるかもしれないと思いました。ジュリーが、全てでてる歌です、加瀬さんに感謝、伝授ありがとうございました。
投稿: keik | 2015年8月12日 (水) 22時06分
keik様
ありがとうございます!
聴きたいですね…。記事本文にも書いたように、もし歌われたら、会場のお客さん全員がウットリ状態となるのは間違いありません。
でも、あまりセットリスト入りへの大きな期待までは持てないかなぁ…。
keik様仰るように、「もしかしたら」と思わせてくれるのが今年のツアーなんですけどね…。
さぁ、どうなるでしょうか。
投稿: DYNAMITE | 2015年8月13日 (木) 17時48分
Dy 様、お久しぶりです。
いよいよ明日、待ちに待った2015[こっちの水苦いぞ]全国tuer が、東京フォーラムからスタート致します。
それに合して、昨年同様11/3文化の日に
Tuer Final も同所で開催するからね!っていうJulie 御大からの「お知らせ=請求書?」が参りましたね。
はい、もちろん喜んで参加させて戴きますわ。
「海にむけて」については、前に書いたかもですが、私は歌ってくれる、それも新曲に絡めた流れで、と勝手に予想致しております。
で、渋公のlast live か、tuer final のどちらかで、DVD の収録があるのでは?と、こちらに関しても勝手に期待を致しております。
加瀬邦彦の楽曲は、本当に人間の「善き面」に光を当て
投稿: Lchia | 2015年8月16日 (日) 19時33分
Dy 様、お久しぶりです。
いよいよ明日、待ちに待った2015[こっちの水苦いぞ]全国tuer が、東京フォーラムからスタート致します。
それに合して、昨年同様11/3文化の日に
Tuer Final も同所で開催するからね!っていうJulie 御大からの「お知らせ=請求書?」が参りましたね。
はい、もちろん喜んで参加させて戴きますわ。
「海にむけて」については、前に書いたかもですが、私は歌ってくれる、それも新曲に絡めた流れで、と勝手に予想致しております。
で、渋公のlast live か、tuer final のどちらかで、DVD の収録があるのでは?と、こちらに関しても勝手に期待を致しております。
加瀬邦彦の楽曲は、本当に人間の「善き面」に光を当てて制作されていると云うように思います。
久世さんや長谷川監督が、人間の「魑魅魍魎の禍々しさ」をユーモアで包み混んでJulie に演じさせたこともあり、その振幅の大きさが今のJulie ~rock' n entertiner
投稿: Lchia | 2015年8月16日 (日) 19時43分
Dy 様、お久しぶりです。
いよいよ明日、待ちに待った2015[こっちの水苦いぞ]全国tuer が、東京フォーラムからスタート致します。
それに合して、昨年同様11/3文化の日に
Tuer Final も同所で開催するからね!っていうJulie 御大からの「お知らせ=請求書?」が参りましたね。
はい、もちろん喜んで参加させて戴きますわ。
「海にむけて」については、前に書いたかもですが、私は歌ってくれる、それも新曲に絡めた流れで、と勝手に予想致しております。
で、渋公のlast live か、tuer final のどちらかで、DVD の収録があるのでは?と、こちらに関しても勝手に期待を致しております。
加瀬邦彦の楽曲は、本当に人間の「善き面」に光を当てて制作されていると云うように思います。
久世さんや長谷川監督が、人間の「魑魅魍魎の禍々しさ」をユーモアで包み混んでJulie に演じさせたこともあり、その振幅の大きさが今のJulie ~rock' n entertiner~を造り上げているように、私には感じれてなりません。
で、set last に関してはやはり、KASE 曲&
投稿: Lchia | 2015年8月16日 (日) 19時47分
Dy 様、お久しぶりです。
いよいよ明日、待ちに待った2015[こっちの水苦いぞ]全国tuer が、東京フォーラムからスタート致します。
それに合して、昨年同様11/3文化の日に
Tuer Final も同所で開催するからね!っていうJulie 御大からの「お知らせ=請求書?」が参りましたね。
はい、もちろん喜んで参加させて戴きますわ。
「海にむけて」については、前に書いたかもですが、私は歌ってくれる、それも新曲に絡めた流れで、と勝手に予想致しております。
で、渋公のlast live か、tuer final のどちらかで、DVD の収録があるのでは?と、こちらに関しても勝手に期待を致しております。
加瀬邦彦の楽曲は、本当に人間の「善き面」に光を当てて制作されていると云うように思います。
久世さんや長谷川監督が、人間の「魑魅魍魎の禍々しさ」をユーモアで包み混んでJulie に演じさせたこともあり、その振幅の大きさが今のJulie ~rock' n entertiner~を造り上げているように、私には感じれてなりません。
で、set last に関してはやはり、KASE 曲&新曲&震災&原発関連曲が中心に成らざるを得ないでしょう。
今、このメッセージを認めながら'08 の東京ドーム live を流しておりますが、あれから7年が過ぎて行っていることが、なにやら不思議な気持ちに駆られます。
私は、明日の東京フォーラム、20日北トピアに今月は参加させて戴く予定です。
Dy 様、
投稿: Lchia | 2015年8月16日 (日) 20時11分
Dy 様、何度か同じmail が行ってしました。申し訳ございません…。(--;)
色々書き込みしましたが、これ程set last が気になる年はありません。
では、明日東京フォーラムで。
Said-B にて、素敵なJulie fanの皆様、Dy 様のlive 感想を楽しみにさせて戴きますわ。(^_^)v
投稿: Lchia | 2015年8月16日 (日) 20時20分
Dy 様、何度か同じmail が行ってしました。申し訳ございません…。(--;)
色々書き込みしましたが、これ程set last が気になる年はありません。
では、明日東京フォーラムで。
Said-B にて、素敵なJulie fanの皆様、Dy 様のlive 感想を楽しみにさせて戴きますわ。(^_^)v
投稿: Lchia | 2015年8月16日 (日) 20時21分
Dy 様、何度か同じmail が行ってしました。申し訳ございません…。(--;)
色々書き込みしましたが、これ程set last が気になる年はありません。
では、明日東京フォーラムで。
Said-B にて、素敵なJulie fanの皆様、Dy 様のlive 感想を楽しみにさせて戴きますわ。(^_^)v
投稿: Lchia | 2015年8月16日 (日) 20時23分
Lchia様
ありがとうございます!
いよいよですね!
僕はもうこの日になったら、どんなセットリストになろうがただ無心で臨みたい、という気持ちに切り替わっています。
同時に『Pray For East Japan』に改めて立ち返らせてくれる…ジュリーの全国ツアー初日は、ファンにとって自然とそういう日になっていますね。今日の僕の移動BGMは当然『こっちの水苦いぞ』です!
あいにくのお天気となりましたが、Lchia様もみなさまも、無事にフォーラムに到着できますように。
それでは会場で!
投稿: DYNAMITE | 2015年8月17日 (月) 09時00分
この曲のタイトルを知りたかったのです。有難うございました。出来ましたら、もう一曲タイトルが分からない曲があります。正確な歌詞は覚えていないのですが、
一緒にいたいから毎日約束して 2時間待たされても云々の曲です。お分かりになりましたら、教えてください。
投稿: 須佐 いちえ | 2016年4月14日 (木) 14時07分
須佐 いちえ様
はじめまして。
コメントどうもありがとうございます!
いえいえ、僕もこの曲の存在はごく最近知りまして、昨年加瀬さんのことがありましたので、先輩方に色々と教えて頂きながら、こうして記事にすることができました。
見つけて頂きありがとうございます。
お尋ねの歌詞は「君が泣くのを見た」です。名曲です!
アルバム『架空のオペラ』に収録されています。長年、新規ファンにとっては入手困難な幻の名盤と言われていましたが、昨年再発され、今は普通に購入できるようになりました~。
お役に立ちましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
投稿: DYNAMITE | 2016年4月14日 (木) 15時06分