沢田研二 「糸車のレチタティーボ」
from『忘却の天才』、2002
1. 忘却の天才
2. 1989
3. 砂丘でダイヤ
4. Espresso Cappuccino
5. 糸車のレチタティーボ
6. 感じすぎビンビン
7. 不死鳥の調べ
8. 一枚の写真
9. 我が心のラ・セーヌ
10. 終わりの始まり
11. つづくシアワセ
-------------------
申し訳ありません・・・。
今日の更新は、予定していた『昭和90年のVOICE∞』の”セットリストを振り返る”シリーズのお題記事ではありません。
また、先日のフォーラムのレポート完成に寄せてくださったみなさまのコメントへのお返事と前後しての記事更新となること、いったん個人的な思いを吐き出すためだけの身勝手な緊急更新にて、当記事へのコメント入力欄を閉じさせて頂いていること・・・。
どうかお許しください。
今、色々な思いを持つ人がいます。
そのひとつひとつが、とてつもなく重い。
ただ・・・ジュリーの案じていたことは、最悪の形で現実となってしまいました。それが今つきつけられています。
「ひとりひとりが、他人事ではなく自分のこととして考える時が来ましたね」
「それこそ、オリンピックなんて本当にできるのか」
ジュリーが1月20日に語った言葉が思い出されます。
幾多の、本物の涙を前に、誤解を怖れず採り上げる曲。
僕が個人的に今こそ聴きたい、歌いたいと思うジュリー・ナンバーの1曲は、「糸車のレチタティーボ」。
糸車廻れ カラコロ廻れ
C F
青 空抜けて 響けよ
Dm Dm7 G7 C
糸車廻れ 乾いた大地の
C F
彼等に届 け カラコロと
Dm Dm7 G7 C
憎しみは捨てるもの
Fm C
情けは厚いもの No Revenge
G7 F C
愛し 愛し 愛し 愛し 愛して 愛そう
Am G7
生かし 生かし 生かし 生かし
G7
生かして 生かそう
Am
許し 許し 許し 許し 許して 許そう
Am G7
WAR WAR WAR ♪
C E7 G7
僕だって、いざ自分の家族や友人に万一のことが起こったら、こんな記事は絶対に書いてはいられない。
「決して許さない。罪を償わせる」・・・それは国として当然の態度だとは思っています。
でも・・・その上で僕は今、この曲で祈りを捧げたい。
昨日はジュリーのことを話題にした芸能トピックの番組もあったようですが、僕は見ていません。
「大手のテレビ局が、日刊ゲンダイ記事の予想外の世間の反響に着目し、ジュリーをネタにした」
・・・どんな内容であれ、それ以上でもそれ以下でもない、と思っています。そこで誰が何を語ろうと、ジュリー本人とはまったく関係の無いことだろう、と。最初から見る気はありませんでした。
それでも、案じていたような内容ではなかったらしくむしろ評判は上々で、ご覧になった先輩方の中に「見て良かった」と仰るかたが多かったことは、ひとまず本当に良かった。
僕のスタンスはこの先も変わりません。
動くもの(メディア)に惑わされず
動かないもの(ジュリー)を見る
と言いつつ・・・。
本当にもう終わりにしたい話だけど。
日刊ゲンダイ様。
あの記事に、1月20日東京国際フォーラムの会場にいたお客さん・・・それぞれ、「観客のひとり」「60代の女性」「別の60代の女性」とした上で3つの「感想」を掲載しているけれど、あの場でランダムに3人だけのお客さんに声をかけて、たまたまあの3つの話が聞けたとすれば、その記者さんは途方もなく奇跡的な確率を引いたことになりますね。
百歩譲って、あなたが会場で1000人のお客さんに話を聞いた、と言うならば、あの3つの「声」は辛うじて拾えたかもしれない。でも、残りの997人の声は紹介しないのですか?
まぁそんな中、タイガースファンの大先輩であるYOUさんが、優しくこう諭してくれましたけどね。
「何を騒いでいるの?(あの)『日刊ゲンダイ』の記事だよ?」
と。
本当に・・・偉そうなことばかり言っておきながら、こうして引っ張りまくって感情まかせに記事を書いてしまい、ごめんなさい。
次の更新からは、いつもの感じで復活しますから。
次回は、恒例の”セットリストを振り返る”シリーズ。
「明日」に続く第2弾は、「僕がせめぎあう」を採り上げます!
| 固定リンク
「瀬戸口雅資のジュリー一撃伝授!」カテゴリの記事
- 沢田研二 「コインに任せて」(2022.12.29)
- 沢田研二 「WHEN THE LIGHTS WENT OUT」(2022.05.20)
- 沢田研二 「痛み」(2022.04.08)
- 沢田研二 「護り給え」(2022.03.25)
- 沢田研二 「ひぃ・ふぅ・みぃ・よ」(2021.12.20)
最近のコメント