沢田研二 「世紀の片恋」
from『耒タルベキ素敵』、2000
disc-1
1. A・C・B
2. ねじれた祈り
3. 世紀の片恋
4. アルシオネ
5. ベンチャー・サーフ
6. ブルーバード ブルーバード
7. 月からの秋波
8. 遠い夜明け
9. 猛毒の蜜
10. 確信
11. マッサラ
12. 無事でありますよう
disc-2
1. 君のキレイのために
2. everyday Joe
3. キューバな女
4. 凡庸がいいな
5. あなたでよかった
6. ゼロになれ
7. 孤高のピアニスト
8. 生きてる実感
9. この空を見てたら
10. 海に還るべき・だろう
11. 耒タルベキ素敵
--------------------
澤會さんからインフォ来ましたね!
7月13日に開幕するジュリーの全国ツアー・・・一昨年、昨年以上とも言える凄まじいハード・スケジュールです。
新譜『三年想いよ』の内容も、ほんの少しではありますが明らかになってきました。
インフォにはタイトルと作詞・作曲クレジット。さらに、毎日新聞さんの3日夕刊のジュリーの記事は、もうほとんどのみなさまがご存知でしょう。
ジュリーは、残された歌人生を何に捧げるのか、覚悟を固めたようです。
独立して、自らの信念と矜持に正直に向き合って、ある意味頑固なやり方でこれまで歌ってきたのはこれをやるためだったんだ、と考えているかもしれません。
ジュリーはこの険しい道をゆく。切り開く。
凡人にできることではありません。しかしその一方で、僕自身は「凡人だから」と理由をつけて逃げていないか?とも考えます。これは、今回の新譜を聴けば間違いなく突き詰めさせられると思う・・・。
今年の『三年想いよ』で終わることなく、ジュリーは同じコンセプトの新曲をこの先もどんどんリリースしていくのでしょう。
そして、だからこそ逆に、今後のLIVEで採り上げられることになる、過去にジュリーが歌い生み出してきた比類なきラヴ・ソングやロック・チューン・・・等々、幾多の名曲群もまた、ひときわ眩い光を放つことでしょう。
そんなステージをこの先タイムリーに観ていけるというのは、何と素晴らしいことか。何と誇らしいことか。どれほどのことを考えさせてくれることか。
僕らは、本当に稀有なアーティストの歌人生をこの目で見ているのですね。
新譜リリースに向けて、夏からのツアーに向けて・・・さらに身が引き締まる思いです。
まぁ新譜につきましては、拙ブログではおそらく3月中旬から1ケ月ほど相当暑苦しく語り倒すことになると思いますし、今日のところはこのくらいに致しまして・・・それでは本題。
本日更新の第5回を以て、”『ひとりぼっちのバラード』セットリストを振り返る”シリーズを締めくくりたいと思います。
本当はあと1曲予定していたんだけど・・・いよいよ3月に入って、もう限界。まだ耳にしてもいない新譜『三年想いよ』のことばかり考えてしまうからです。
そんな中、”振り返る”シリーズの最後に本日のお題記事を楽しく執筆できたのは、(観に行けないけど)来日公演中のローリング・ストーンズのおかげ。
まったくの偶然なんですが、今日は少しだけストーンズ関連のお話も交えながら書ける曲を採り上げることとなりました。
『ひとりぼっちのバラード』渋谷初日に参加して
「あれっ、この曲『ジュリー祭り』以降も結構頻繁にセットリスト入りするなぁ。ジュリーの中ではもうLIVE定番の曲なのか!」
と、今さらながらに認識させられたナンバーです。
アルバム『耒タルベキ素敵』から。
「世紀の片恋」、伝授!
『ひとりぼっちのバラード』ツアーでは、後半ロック・コーナーの初っ端に配され、「オマケです~!」のジュリーのシャウトに引き続いてお客さんが一気に総立ちとなった、ゴキゲンなこのロック・チューン・・・まずは、アレンジについての考察から書いていきたいと思います。
アルバム『耒タルベキ素敵』収録曲の白井さんのアレンジには、邦洋様々な楽曲のオマージュが散りばめられているとのことで、「君のキレイのために」が「”おまえにチェック・イン”」だったり、「ブルーバード ブルーバード」が「青い鳥」だったりするのは、ジュリー自身の楽曲の歴史を振り返って、というコンセプトもあったようですね。
また洋楽ですと、「アルシオネ」がデヴィッド・ボウイの「スターマン」、「無事でありますよう」がエルトン・ジョンの「僕の歌は君の歌」、「everyday Joe」がジミー・ヘンドリックスの「パープル・ヘイズ」といったように、かなり有名な曲をオマージュ元としているものが多いようです。
では、「世紀の片恋」にもそれはあるのでしょうか。
ハッキリ「これ!」とは分からない・・・最近まで僕は、デヴィッド・ボウイの「ダイアモンドの犬」あたりじゃないかなぁ、と思っていた(つべはコチラ。イントロとか、何となく似た雰囲気あるでしょ?up主様ありがとうございます)のですが、昨年に初めて目にした資料を読んで、考えが変わりました。
早速、その資料をご紹介しましょう。
2000年発行の『音楽倶楽部』・・・『耒タルベキ素敵』アルバム&全国ツアーの特集が組まれていて、その中にアレンジャー・白井良明さんのインタビューが掲載されているのです(ジュリーのインタビュー・ページについては、以前執筆した「A・C・B」の記事をご参照ください)。
CD『耒タルベキ素敵』がリリースされた直後の、白井さんによるいくつかの制作秘話・・・僕のようなアレンジ・フェチにとっては、大変興味深いインタビューです。
中でも目を惹いたのが、アルバム完成後に(おそらく打ち上げの席か何かで)ジュリーから
「たまにはこちらのリクエストを裏切って欲しい」
との感想があった、というくだりでした。
ジュリーはその例えとして「ストーンズ風に、と言ったものをワイルドワンズ風にしちゃう、とか」と・・・。
そんな凄いことをサラリと言うジュリーの様子が目に浮かび、ニヤニヤしてしまいます~。
これにはさすがの白井さんもビックリ!したでしょうが・・・この逸話をして『耒タルベキ素敵』の中に、白井さんがジュリーのリクエストを受けて「ストーンズ風」にアレンジした曲が存在する、ということになります。
1曲ずつ念入りに見渡していくと、それは「世紀の片恋」以外考えられないんですよ。
このインタビューで白井さんは『耒タルベキ素敵』収録曲のみならず、過去にアレンジを担ったジュリー・ナンバーにまで広く語ってくれているのですが(例えば、「イントロだけ転調している」曲というのは、アルバム『第六感』収録の「麗しき裏切り」を指しています)、1995年から2000年までの白井さんのアレンジ作品で「ストーンズ風」ということで曲を探すと、「世紀の片恋」しか見当たらないのです。
ストーンズの「どの曲」とは言えません。
それは、銀次兄さんの「アルシオネ」のように作曲者とアレンジャーが同じオマージュ元を得て制作した、というパターンではなかったからだと思います。つまり、下山さん作曲の時点では全然ストーンズではなかった曲が、ジュリーと白井さんのアイデアによって「ストーンズ風」に形を変えた、ということじゃないのかな。
ベタベタ~っとしたサイドギターのリフとスライド・リードの絡み、カウベル(やかんみたいな音の打楽器)の導入、ニッキー・ホプキンス調で噛み込むピアノ、粘っこい譜割展開、前の小節を思いっきり食ってキメるサビ部ヴォーカルのロングトーン・・・これらの要素が、60年代後半から70年代にかけてのストーンズ・ナンバーを想起させます。
それにしても・・・インタビューにあるジュリーの発言がもしもレコーディング過程の途中で語られていたとすれば、「世紀の片恋」は湘南サウンドとして仕上がっていた可能性もあるわけです!
なんか、出来上がった音源を聴いて、ギター片手に完全に固まってしまっている下山さんの姿が目に浮かんじゃうんですけど・・・(冗談ですよ!)。
それでは、その下山さんの作曲について。
下山さん、ジュリーへの提供曲だけで見ても、幅広い作曲センスを持っていることが分かりますねぇ。
少し前に星のかけら様が、「鉄人バンド作曲作品」についてブログで記事を書いてくださいましたが、改めてその多彩な楽曲群に驚かされました。僕も、鉄人バンド作曲のジュリー・ナンバーは何となく泰輝さんの作品が一番多いような気がしていましたが、実際には下山さんが断トツだったのですね。
ジュリーに楽曲提供を開始した当時は、いかにも下山さんのイメージ通りの、ハードかつ、ひとクセ含みのあるギター・ロック作品が多いように感じます。
「世紀の片恋」もその1曲です。
キーはロ長調。ギタリストの作曲作品特有のキーです。
ブルーノートのメロディーも採り入れられていて、コード進行も武骨。ゴツゴツしています。
聞いておくれよ またフラレたよ俺ら
B A7 E7 D7
つきあわないで フラレたはないよってか
B A7 E7 D7
王手かける 相手はおなじ
A♭7 A7 B A♭7 A7 E7
君でなくっちゃ 意味ないもんね ♪
A♭7 A7 B A♭7 A7 E7
(覚さん、「王手」なんてフレーズを使ってるけど、将棋好きなのかなぁ。実は僕は大の将棋ファンです!)
ロ長調の曲なのに、ドミナントの「F#7」が登場せず、Aメロはまるでホ長調或いはイ長調のような和音構成でバリバリ、ゴリゴリと循環しています(このあたりは、ストーンズの「ギミー・シェルター」に似ていなくもないかなぁ)。
かなり攻撃的な歌詞が載っていたとしても、違和感は無かったでしょうね~。
そんな中で突発的に優しげなポップ・メロディーがひょいと顔を出すのが、下山さんのセンスの高さだったり。
この先も まとまりはなくていい ♪
C#m A B A♭7 A7
の、「この先も」のあたりとか・・・本当に一瞬だけマイナーコードを挿し込んで、ポップに柔らかくして見せる何気ない工夫が良いと思うのです。ギターについてもきっとそうだと思うど、下山さんって、ちょっと見えにくいトコがカッコイイ人なんだと思います。
ジュリーがこの曲を気に入りLIVEの定番としているのは、まずアクションを繰り出し易い曲想であること(ジュリーの”おいっちに体操”ナンバーの中で、この曲が一番お客さんがついていくのが大変のような気がする・・・)や、白井さんも語っているように、「ギター・サウンドが好き」であること。それに加えて、やはり覚和歌子さんの歌詞にもジュリーは大いに惹かれているんじゃないかなぁ。
とにかく下山さんのメロディーに載せたフレーズの語感が最高なんですね、この曲は。
元々、「明るいフラレ男」のテーマを得れば無敵!のジュリーです。覚さん、そこは計算して・・・と言いますか、書きながらジュリーが歌うイメージをかき立てられてワクワクしていたのではないでしょうか。
似たようなテーマ「どうして朝」での岡田冨美子さんの作詞もそうなんですけど、女性ならではのブッた斬るような潔さが、一途なフラレ男を歌うジュリーに破天荒な魅力をバシバシ注入しています。
僕は2番のAメロが特に好きですね~。
「それだけ待てりゃ何だってできる、とか♪」
「別のところへそのパワー使え、とか♪」
この、歌詞カードだけ読むと一見「え?」という感じの「とか」なんてフレーズの語感が本当に素晴らしい!
そしてこのフレーズ遣いは、「曲先」制作のマジックでもあるんですね。下山さんが粘っこく2音だけを独立させて作ったメロディーが、覚さんの絶妙な言い回しを生んでしまったわけです。
アレンジの話にまた戻りますが・・・やっぱりこの曲の演奏の肝はスライド・ギターとカウベルだと思います。
『ひとりぼっちのバラード』ツアーでは、そのスライド・ギターを下山さんが何とラップ・スティールのスタンディング弾きという霊力・・・もとい、神技で再現してくれました。
定番曲の演奏もこうして少しずつ進化していくのですね~。過去のLIVEでは、下山さんはこの曲、普通にエレキ・ギターのボトルネック奏法でした。
↑ 『糸車のレチタティーボ』ツアーDVDより。
これが、『ひとりぼっちのバラード』ツアーで使用したラップ・スティール・ギターですと、下山さんの左手がギターのネックの上部からあてがわれることになります。この体勢は、「スティール・ギターは座って弾くもの」だからこそ理に適っているわけで・・・それを敢えてスタンディング状態でバリバリ弾きまくる下山さんの姿は、強烈な印象を残しました。
ちなみに添付画像は『糸車~』での「世紀の片恋」間奏シーン。
柴山さんからバトンを受けた下山さんのスライド・ソロに呼応し、お尻を突き出す謎のアクションでノリまくるジュリーです。
また、今回のツアーではCD通りのギター・リフ・イントロからの演奏導入でしたが、過去にはGRACE姉さんの長尺カウベル・カウントのソロから始まるアレンジもありました。
こうして、ツアーごとの細かなアレンジの違いを復習するのもまた楽し。次回「世紀の片恋」がセットリストに採り上げられる時、鉄人バンドはどんな演奏を聴かせてくれるのでしょうか?
そうそう、カウベルと言えば・・・例えばストーンズ・ナンバーですと、まず「ホンキー・トンク・ウィメン」が頭に浮かびます。
僕は、6月からのピーの全国ツアー・セットリストにこの曲への期待を持っているんですけど(中野サンプラザでのタローとのジョイント・コンサートでもやった曲ですし)、是非今回は、ピー先生のカウベル・セッティングのドラムスが見たいなぁ・・・。
さて拙ブログですが、次回更新からいよいよ新譜『三年想いよ』モードに突入いたします!
今回の”『ひとりぼっちのバラード』セットリストを振り返る”シリーズではあと1曲、「ダーリング」の執筆を予定していたんですけど・・・少し延期とします。実はこの曲、「”セットリストを振り返る”と言いつつ気の早い全国ツアー・セットリスト予想!」というテーマを掲げて書くつもりだったんです。
ほら、昨年はお正月コンサートのセットリストから、「みなさまにも多少は耳馴染みのある、シット曲」(byジュリー)4曲がそのまま夏からの全国ツアーにスライドしましたでしょ?
今年も「時の過ぎゆくままに」「危険なふたり」「ダーリング」あたりはその線があるんじゃないかなぁ、と僕は予想しているのです。ですから、この機に書くつもりだった「ダーリング」は、そのまま6月から開催予定の”『三年想いよ』ツアー・セットリスト予想”シリーズへとシフトさせたいと思います。
その日まで、しばしお待ちを・・・。
次回記事は、これまた恒例・・・”全然当たらないシリーズ・新譜楽曲内容大予想!”を書きます。
今年も3月11日リリースとなったジュリーのニュー・マキシシングル、『三年想いよ』。インフォメーションにも、東日本大震災への祈りや脱原発がテーマの作品であることが、ハッキリと記されていましたね。
収録曲のタイトル、作曲クレジットも公となり、毎日新聞夕刊の記事ではいくつか歌詞のキーワードも得ました。
どの曲がどんな切り口になっているのか、それぞれどんな曲想や演奏になっているか、いったことを僕なりに予想してみたいと思います。
まぁ、例年全っ然当たらないんですけどね!
更新しましたら、コメントにてみなさまの予想などもお聞かせくださると嬉しいです。
それでは近日!
☆ ☆ ☆
(オマケです~。『音楽倶楽部』より、まだブログでご紹介していなかった2000年全国ツアー特集ページの一部をどうぞ!)
下山さんが、好きなアーティストにトッド・ラングレンを挙げているのには驚きました。なんか意外~!
でも、トッド好きなら作曲作品のタイプがハードなロックからバラード、変態ポップスに至るまでバラエティーに富んでいるのもうなずけるなぁ・・・さぁ、「桜舗道」はどんな曲かな?
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コメント
DYさん、お邪魔します。
私は、この曲を『ストーンズへのオマージュだろうな~』と思っていました。洋楽に疎いがゆえに、なんとな~く、そう思ってしまいました。ちなみに、最近、Twitterジュリ友さんが(限定画像として)アップしてくださった89年のジュリーが(初来日直前の)ストーンズについて語っているインタビューを読みました(そして当時見落としたことを激しく後悔)。ジュリーは、89年も、86年と同じように“スティッキー・フィンガー”を好きなアルバムとして挙げていました。“ベガーズ・バンケット”が、その後に続くそうです。
投稿: 74年生まれ | 2014年3月 4日 (火) 23時57分
DYさん、おひさしぶりです。
毎日お邪魔はしていますが、コメントがなかなかできず失礼しています。
今回は名前が出てきてドッキリ。
DYさんのおかげで、Julieしか見ていなかった私が、鉄人バンドの魅力に気付くことができました。
この曲、気に入っています。
覚さんの詞には感心するばかり。
ピンクのストロー、私にちょうだい、Julie、と思ってしまう馬鹿なファンです。
下山さんの作る曲もいいですよね。
具体的に言えなくて残念だけど、そこをDYさんが教えて下さる。
半分はわからず読んでいるのですけどね。
こんな音楽的にゆるゆるなファンも楽しめるのは、Julieへの愛が一致しているからですね。
新譜の伝授、今から楽しみです。
投稿: 星のかけら | 2014年3月 5日 (水) 08時52分
74年生まれ様
ありがとうございます!
そうですか…ジュリーはやっぱり『スティッキー』そして『ベガーズ』が好きなのですね。僕も『ベガーズ』から『イッツ・オンリー』までの6枚が特に好きで、今回の来日公演でも(ミックテイラーが来ていることもあり)その時期の名曲がセットリスト目白押しのようです。
「世紀の片恋」のアレンジは、その時代のストーンズを思わせる部分が多くあります。
ジュリーは今回のストーンズ来日公演を観に行けたのかなぁ、と考えています。
☆
星のかけら様
過分なお言葉恐縮です。ありがとうございます!
やっぱり、ジュリーの使ったピンクのストロー欲しいですか(笑)。
以前先輩が教えてくださったのですが…73年にファンクラブ名古屋支部さんの主催でジュリー本人を招いたイベントがあったそうです(手作りの『レター』というパンフが本当に素晴らしいです)。
その時、ジュリーが退場した後に、飲みかけのコーラが残されていて、それがその後どうなったのか、先輩は気が気でなかったのだとか…
鉄人バンドと共に作った新譜、そして夏からのツアーが楽しみです。
ツアーは、カミさんの実家への帰省を兼ね、神戸公演を申し込みます。お会いできるかなぁ…。
投稿: DYNAMITE | 2014年3月 5日 (水) 12時36分
DY様 こんにちは
お題曲ですが、下山さんのギターに釘付けでしたので、良く覚えています。意外と私、下山さんの正面席が多いんですよ。今回も。
でも下山さん、今回はいつも以上に格好良すぎでした。私はギターは弾けませんが、クリスレアの影響で、ボトルネックを使ったスライド奏法の演奏が大好きです。正月コンサートでは、頻繁に観られたのでジュリーよりも多く観ていたかもしれません。
オマージュのお話、アルバム『耒たるべき素敵』の中で分かったのは、「月からの秋波」の間奏での、ファンク兄弟の登場曲『スピニング・トゥーホールド』だけでした。
それにしても、♪一途な片恋〜神様〜♪の部分の裏リズムが私には難しいですね。でも私、ブラスバンドで、このリズムと同じフレーズが登場するチャイコフスキーの『ロミオとジュリエット』を演奏したことがあります。今、書きながら思い出しました。
ジュリーは、そこの部分を楽しむかのように歌っているので本当に脱帽です。
投稿: BAT | 2014年3月 5日 (水) 17時50分
BAT様
ありがとうございます!
いやぁ、初めて気がつきましたよ…確かに「月からの秋波」には「スピニング・トゥホールド」入ってますね!!
そして…「世紀の片恋」サビ前のあの部分は「ロミオとジュリエット」ですか。ひゃ~、勉強になります。
あそこは刻みは難しいですが、強い心で脳内カウントして何とかついて行ってます。
BAT様、ブラバン経験者でいらっしゃいましたか~。
楽器は何を担当されていたのでしょう。ちなみに僕はドラムでした!
投稿: DYNAMITE | 2014年3月 5日 (水) 18時55分
DY様 こんばんは。
初日この曲が始まった時、真正面がプリンスで、うらなりひょうたん(ゴメン)みたいなスチィールギターがぱっと目に入っちゃったんです。
その指の動きを追っていて、気が付いたら最後までジュリーを全く見てなかった。(笑い)
でも、「カガヤケイノチ」といい、「Uncle Donald」といい、自分が作曲したナンバーではとことんこだわったプレイですね。
問答無用でノリノリになれる大好きなナンバーです。
投稿: nekomodoki | 2014年3月 5日 (水) 22時23分
DY様 こんばんは
ご返事ありがとうございました。
私、リズム音痴のチューバ吹きでした。因みに、『行進曲 秋空に』が一番のお気に入りでした。
78年、校内文化祭では、『サムライ』を演奏しましたよ。ポップス嫌いの顧問が指揮棒を降りました。でもその先生、『廃墟の鳩』は特別に好きだったようで、県民合唱祭では女声コーラスを披露してくれました。良い思い出です。
演奏のジャンルは違っても、ジュリー・ナンバーに縁がありました。
新譜記事を楽しみにしています。失礼しました。
投稿: BAT | 2014年3月 5日 (水) 22時24分
DY様
BAT様
横レス失礼します。
慌てて『月からの秋波』の間奏聞き直しました。確かに『スピニング…』です。しかも出だしじゃなくて、あの部分のメロディ
全く気づいてませんでした。ありがとうございました。
私は超獣コンビvsザファンクスが好きでしたね〜
お題に直接関係なくてスイマセン
投稿: Mr.K1968 | 2014年3月 5日 (水) 23時44分
nekomodoki様
ありがとうございます!
うらなりひょうたん…た、確かに
仰る通り、ここ2年の下山さん作曲の2曲いずれも、ステージでの下山さんはアコギにエレキにと大活躍。しかもそんな大変なことを涼しい顔で…やはりある意味霊力?
今年の「桜舗道」も楽しみです!
☆
BAT様
ありがとうございます!
おおっチューバでしたか!
ブラバンにおいて最強の肺活量を要する、絶対無くてはならないパート。素晴らしい!
しかしブラバンで「サムライ」とは…うらやましい体験ですね。
☆
Mr.K1968様
ありがとうございます!
いや、僕もビックリしましたよ~。
メインメロディーではないので気づかなかったのかな…うかつでした。
当時、暮れの最強タッグと言えばファンクス。シリーズ告知であの曲が流れてくるだけで興奮したものです。
しかし…いつか書く「月からの秋波」の記事が、プロレスネタ満載になってしまうかも
投稿: DYNAMITE | 2014年3月 6日 (木) 09時21分
おひさしぶりです 三年想い で すこしだけ
ジュリーは やはりジュリー でした 様々な 想いを経て 65歳の今 この想いなのでしょう
伝えたい 届けたい 気持 が 溢れ出る ジュリー いつでも いつまでも 応援しています
そんなジュリーだから そんな人 だと 信じてました やはり と
すみません この場をおかりしましての
ジュリー応援です
今回の ツァー 琵琶湖においでください
投稿: びわこジュリーの会 | 2014年3月 9日 (日) 19時09分
びわこジュリーの会様
お久しぶりです。コメントありがとうございます!
いよいよ『三年想いよ』発売ですね。
ジュリーの志、今年も、これからも応援したいと思います。
僕は、びわ湖公演が平日で今年は参加を断念しましたが、2012年に参加したびわ湖ホールの素晴らしい音、ステージの感動はいまだに覚えています。今年も素晴らしい公演になることでしょう。多くのみなさまが参加し盛り上がることを祈っております!
投稿: DYNAMITE | 2014年3月10日 (月) 12時26分