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2014年2月 4日 (火)

2014.1.29渋谷公会堂 沢田研二『ひとりぼっちのバラード』セットリスト&完全レポ

今回は比較的サクサクと執筆を終えましたよ~。
例によりまして、更新日付を記事完成日に移行させて頂いております。今回も途中更新の加筆進行の長文におつき合い頂き、ありがとうございました!

☆    ☆    ☆

ファイナル渋谷公演にご参加のみなさま、お帰りなさいませ~(うらやまし過ぎる)。
いかがでしたか?
オマケのオマケはあったのかな~。1日の大阪公演も合わせ、みなさまのご感想、お待ちしております。


こちらは最近ねぇ・・・なんだかココログさんがアクセス解析のシステム・リニューアルですったもんだしていまして。ユーザーによりけりらしいですが、僕のブログはモロにその影響を受けてしまったみたいで・・・。アクセス解析のサイド・バーへの反映に時折不具合が生じまくっております。
アクセスカウンターが突如表示されなくなったり、『人気記事ランキング』がず~っと以前の日の結果のままになっていたり(まぁでもこれはネタバレ禁止の方々には却ってラッキーだったのかな)。かと思えば、トップページやカテゴリー閲覧が、単体の記事閲覧としてカウントされていたり・・・。
(本日2日は、アクセス地域ランキングも変)
別に記事更新にまで不具合があるわけではないので困ってはおりませんが、何とも言えない違和感が続いておりますので、そろそろココログさんにはキチンと原因究明の上、安定を維持して頂きたいところです。
ココログさんを使っていらっしゃるじゅり風呂のみなさま・・・そちらは大丈夫でしょうか?

などと、どうでも良い個人的な愚痴はこのくらいにいたしまして・・・さて、拙ブログではようやく『ひとりぼっちのバラード』セットリスト・ネタバレ禁止期間を終えることとなりました。
みなさまの長らくのご協力、ありがとうございました。

ネタバレ解禁・・・その皮切りとしまして、僕の今ツアー2度目の参加となった1・29渋谷公演のレポート記事を執筆させて頂きます。ファイナル渋谷や1日の大阪フェスが終わったばかりですから、時期を逸した古い話と言えばそうなんですけどね。
でも、もちろん29日も、初日に劣らず素晴らしいステージ、歌、演奏でした。

で、レポなんですが・・・今回はあまりくどくどと大長文にはせず速やかに書き終え、その後すぐ、今回歌われた素晴らし過ぎる曲達の中から”恒例・セットリストを振り返る”シリーズとしてなるべく多くのナンバーを採り上げ、楽曲考察記事に全力で取り組んでいくつもりです。通常このシリーズは2、3曲を採り上げていますが、今回は最低でも5曲は書きたいところです。
ジュリーの今年の新譜がいつリリースになるのか分かりませんが、やはり3・11の可能性は大です。そうなった場合、3月中旬からはそちらに気持ちが集中するでしょうから、2月にこそ『ひとりぼっちのバラード』セットリスト・ナンバー考察に心血を注がねばなりません。
頑張りたいと思います。

29日渋谷、特筆すべきは何と言っても、客席にサリーとタローの姿があったことでしょう。
お隣の先輩が「サリー達が来てる!」と気づかれ、僕がサリーの右隣の眼鏡のおじさまを見て「大竹まことか?」と騒いでいましたら、後ろのお席のお姉さま方が、山崎イサオさんだと教えてくださいました(恥)。ありがとうございました。
僕は見つけられなかったのですが、すわ親治さんもいらっしゃっていたようです。
ともあれ、サリーとタローが観にきていたことで、MCの内容はまぁ当然にしても、歌へのスイッチの入り方が初日とはまた違っていた(特に「いくつかの場面」)のも、改めて年末のザ・タイガースの大成功を経てジュリーがこの場に辿り着いていることを思わせました。

先日お話させて頂いた先輩が仰っていました。ジュリーの雰囲気が『ジュリー祭り』の後に似ている、と。
無邪気なほどに、大きなステージでの成功を糧とし自信とし、その充実の「気」を自らの「歌いたい歌」にぶつけてくるジュリー・・・ということでしょう。

僕の席は13列目の下手側最端。部分的には観にくかったりするのかな、と思って臨みましたが、いやいや結果的には素晴らしいお席でした。ジュリーも近くに感じましたし、演奏では下山さんの細かな動きを中心にじっくり観ることができました。

平日ですが会場は当たり前のように満員。初日同様、最初に入場する鉄人バンドにも大きな拍手が送られます。
少し遅れてステージ前方に進み出たジュリーの影。サリー達の見つめる前で、今回はどんな歌声を聴かせてくれるでしょうか。
開演です!


1曲目「鼓動」

Iikazeyofuke

お隣の先輩は、この日までネタバレ我慢を敢行。数曲は漏れ知ってしまったらしいですが、レアな曲はほとんどネタバレせずに臨まれたようで・・・イントロの柴山さんの「じゃら~ん♪」のオーギュメント・コードだけで「きゃ~」となってました。お~、いきなりのビビッドな反応。楽しいです。

Aメロ、泰輝さんのベースが効いています。
また、間奏リード・ギターの直前にリズムが激しさを増すリフ部がありますが、そこは柴山さんと下山さんがユニゾンで弾いていたんですね。

この日もジュリーの声は絶好調のようです。静かな部分も激しい部分も、演奏に左右されずステージ全体でヴォーカルが一番前に出ていました。
最後のサビのリフレイン部の転調ヴォーカルが特にスリリング。続く「Oh~♪」ハミングは正に絶唱で、ハードかつ美しいヴォーカルでした。初日と比べ距離の近さもあったせいか、1曲目からただただ圧倒されます。

2曲目「ひとりぼっちのバラード

Julie1

いやぁつくづく名曲です。
お隣の先輩はLIVE後、「安井かずみさんが亡くなってから、もう20年が経つんですね・・・」としんみりしていらっしゃいました。
長いジュリーファンの方ほど、この曲を今のジュリーが歌って、思いを馳せることは色々とあるでしょう。あのジュリーのなんとも優しい歌声を聴けばね・・・。

この曲、途中で細やかなフレーズのピアノだけが残って全体の演奏の音量が下がり、ジュリーの一人語りみたいな感じになるブリッジ部があるじゃないですか。
そこで
「たった一度の人生だから♪」
とじっくり語りかけるように、ジュリーが歌いながらゆっくりと下手側に歩いてきてくれて、ドキッとしました。
その後、上手側にも歩いていったんだっけ・・・いずれにしても、「一番イイところ」でこっちに来てくれて、嬉しかったなぁ。

~MC~


(例のごとく、完全に記憶だけで書いております。細かい言い回しの間違いはもちろん、最初のMCとオマケ前のMCがゴッチャになっていることもあり得ます。あくまで雰囲気と、ジュリーの発言で僕が特に心に残ったことを書き出す、ということでお楽しみくださいませ)

今思うと、初日のここでのMCは例外的なまでに怒涛に長かったんだなぁ。立ってスタンバイしていた柴山さんと下山さんも、あれは想定外だったのかも。
この日は普通に「最初のご挨拶」という感じでした。

「インフルエンザが流行っている中をお越し頂き、ありがとうございます!」
が最初のひとこと。

「昨年はザ・タイガースをやりまして、先日の1月24日に放送もありましたが・・・みなさんご覧になられましたか?」(拍手)「あれ、なんかおかしいな、って気づいたかたはいらっしゃいますか?」
(「色つきの女でいてくれよ」のトッポのコーラスのことでしょうね。あれは確かにビックリしました。明らかに、現場では聴こえていない音でしたからねぇ。しかも、ミックスはかなり強めの設定と見た!)

「にぎやかなタイガースが終わりまして・・・ひとりぼっちのバラード(笑)。しかし・・・おいらには、鉄人バンドという強ぇ味方があったのさぁ~!」
と、例のお芝居口調でゴキゲンなジュリーです。
でも続く
「淋しくなんかありません!」
と言った時は、「強がってます」みたいなニュアンスを滲ませていました。このあたりは、サリーやタローが観ていたからこそ、のジュリーだったのかな。

そうやって、タイガースが終わり、お正月コンサートも渋谷2日目を迎え・・・次々に仕事が進んでゆく。
「ここまで年をとってきてしもうたら、止まった時が終わる時やからね!」
というのは冗談でしょうが、ジュリーはさらさら止まる気は無いようで・・・
「もう、来年のお正月コンサートの日程が決まってしまったんですよ」
と。
先日発表されたという渋谷2days、名古屋、大阪2daysに加え、この日は〆が20日の国際フォーラムAで開催されることを知らせてくれたジュリーです。
なるほど、今年の例を見ても、渋谷楽日のチケットがもの凄い競争率だったみたいですからね。その点フォーラムなら、そこまでの心配はありません。

「最後までゆっくりとお楽しみください」
ということで、”新年ご挨拶”MCは終わりましたが・・・改めて、初日のあのMCの異常な長さを思いました。タイガースのインパクトが、ジュリー自身にとっても大きかったということでしょうね。

3曲目「涙のhappy new year」

Oretatisaikou_2

凄い熱唱ですよ・・・ツアー前とは思いっきり掌返したこと言いますけど、これ大名曲です。畳みかけるヴォーカルのバラード。歌声からジュリーの思いが溢れ出ています。

下手側の最端席ということで、開演前は下山さんの姿が死角にならないか心配していましたが、メチャクチャ良く観えました。
最後に汽笛みたいな音を出している部分は、左手でスライドバーをネックの上からあてがい(マイク真下から霊力で瞬時に取り出してました)、右手はピッキング・スクラッチ。ピッキング・スクラッチというのは、ジュリーwithザ・ワイルドワンズのツアー『僕達ほとんどいいんじゃあない』の時の「TOKIO」のブリッジ部で加瀬さんがやってた奏法ね。
でも、それだけじゃああんなに汽笛っぽい音までは出せないはずなんだよなぁ。下山さんがあそこでどんなエフェクターを使っていたのか気になります・・・。

4曲目「緑色の部屋」

Sur

泰輝さんの音、ピアノには違いないんだけど、例えば「ひとりぼっちのバラード」の音とは全然違うんですよね。ラジオを通して聴こえてくるような、くぐもった暗い音。どういう設定なのかはさっぱり分からないのですが、とにかく素晴らしいです。
また、あのピアノ・アルペジオを弾きながら、途中からはこの曲の重要な隠し味である「ボボボボボ♪」というベース音も同時に入れてくるという・・・泰輝さんの”神の両手”、今ツアーでも全開です!

だいぶ曲が進んだ頃になって、side-Bの初日レポに頂いていたwine様のコメントを思い出し、遅ればせながら照明をチェック。アップテンポに移行した瞬間に、暗いオレンジ色がパ~ッと広がっていました。覚えているのはそこだけ・・・。

プツン、と曲が終わってからのお客さんの拍手のタイミングが、初日同様心地良かったです。ちなみに初日後にDVDで確認したら、『あんじょうやりや』(丸一日、勘違いでロッカンツアーと表記してました。ごめんなさい)のこの曲では、CDと同じくレコードの擦り切れたノイズ音まで続いて演奏を終えていたのですね。

5曲目「そっとくちづけを

Ikitetarasiawase

イントロのアルペジオ、初日はCDと同じタイミングで満を持して繰り出された柴山さんのハンマリング・オン→プリング・オフが、この日は最初の2小節目からいきなり登場。痺れました。
柴山さんがスライド・ソロに切り替えた(タイミング的には下山さんの霊力以上の早業のはずですが・・・見逃しました)瞬間、下山さんが違う音色のアルペジオのバッキングで噛んできます。完璧ですね、鉄人バンド。
エンディング最後の柴山さんの1音は、信じ難いほどのハードな慟哭のビフラートですよ!あれ、一体どうやってるんだろう?基本「横移動」のスライドバーを、縦に震わせてるのかなぁ。近くで観たかった・・・。

ジュリーのヴォーカルには、もう言葉がありません。歌声に身を委ね、じっと聴いていると・・・自分の「弱さを照らされる」ような感覚。それが何故こんなにも心地良いのか。
この日も泣かされた「そっとくちづけを」。数年後、また生で聴けるような気がしています。

6曲目「Don't be afraid to LOVE」

Panorama

「緑色の部屋」「そっとくちづけを」と続いた悲しみを洗い流す、渾身の直球、至高のラヴ・ソング。やはり「歌ありき」、なんだなぁ、ジュリーのバラードは。
この日は、一番最後の「LOVE♪」が一段と凄いロングトーンでしたよね。

もちろん、鉄人バンドの演奏も最高。
GRACE姉さんのスネアは、「つ、つ、たん、つ、たんたん!」で切る箇所と、「つ、つ、たん、つ、たんたん、か~ん!」と最後にシンバルで固い音を出す箇所とを使い分けているんですね。
最後の「I love you more and more♪」で”くノ一ロール”のシンバル・ヴァージョンも炸裂します。

Aメロでは、下山さんのアコギのクールな「じゃら~ん♪」に続いて、柴山さんが2小節ごとにピッキング・ハーモニックスと通常の単音弾きを交互に繰り出します。
ハーモニックスは、ずいぶん高いフレットで鳴らしてたなぁ。

7曲目「PEARL HARBOR LOVE STORY

Samosutatto

本当に素晴らしい、凄まじいヴォーカル。
「神にすべて♪」の「か」の発音なんて・・・「ジュリー、あなたこそ神です!」と言いたくなるくらい、打ちのめされました。

まるで長編映画を1本観たくらいの充実のヴォーカル、演奏。そして照明・・・。
この照明、僕は初日レポートで間違ったことを書いてしまいました。直射のライトが客席を鋭く照らしたのは、GRACE姉さんのドラムス乱打の箇所ではなく、「大人たちの後悔は重く」から繋がる泰輝さんの重厚なシンセストリングス・ソロ部でした。
ちょうど13列目最下手端の僕の席には、対角線に設置された上手端のライトが稲光のように閃くたび、光が直接目に飛び込んでくるようで、凄い臨場感でした。

GRACE姉さんの華麗な乱打では、最後の1打で珍しくも「おっと!」というシーンが。
僕はたまたまその時ドラムスを観ていたので気づいたけど、音自体に違和感は無かったはず。それでも、バンドのメンバーなら気づいたのかなぁ・・・。

そうそう、一番最後の「Ah~♪」のコーラスは、下山さんも全開で参加していたんですね。この日初めて気がつきました。

8曲目「我が窮状」

Rocknrollmarch

22日の大阪公演では、歌詞飛び→歌い直し→土下座というハプニングがあったと聞きましたが、渋谷では問題無し。この日も素晴らしい入魂のヴォーカルでした。

2014年が明けてすぐに、『東京新聞』にてドナルド・キーン氏がジュリーの「Uncle Donald」「我が窮状」に触れた寄稿があり、ジュリーにキーンさんの言葉が届いたのかどうか、と考えましたが・・・ひょっとしたら「我が窮状」のセットリスト入りはジュリーなりのキーンさんへの応えだったのかもしれませんね。もちろんそれだけではないでしょうけど・・・。

9曲目「時の過ぎゆくままに」

Ikutuka

後のMCでジュリーが


ここまで小難しい曲ばかり歌って・・・みなさんの気が休まるのは「時の過ぎゆくままに」くらいでしょうか。いや、むしろ「時の過ぎゆくままに」で「えっ、それやるの?」みたいな雰囲気すらありますが・・・いや、やるんですけどね!

と語ってくれました。
お正月コンサートは東京、大阪、名古屋だけだから小難しい曲ばかりでもまぁ大丈夫だろう、と。ヒット曲は少なめで・・・と考えていたジュリーが、本編『ひとりぼっちのバラード』部で唯一採り上げたのがこの大ヒット・シングル。

この日は席の恩恵を受け、下山さんのアコギのフォームを追い続けました。すべてローコードでの演奏です。「ふたり冷たい♪」の直後の「Bm」も、1弦ひとさし指2フレット、2弦中指3フレット、3弦小指と4弦薬指が4フレットのローコード・フォームで、カッコ良く突き放していました。
また、コーダ部の「男と女が♪」では、1小節と2拍だけ瞬時にアルペジオに切り替えています。ここをアルペジオにすることによって、次の最後の「堕ちてゆくのも♪」の盛り上がりにグ~ッと感情が注入されるのです。細かいことながらこれは、プロフェッショナルが共感し得る、「時の過ぎゆくままに」がリリース当時から持っている最大の演奏の肝なんだろうなぁと感じました。
楽曲へのリスペクトなくしては、そこまで細かいことはやらないでしょう。

10曲目「いくつかの場面

Ikutuka_2

初日とこの日のジュリーのヴォーカルで、セットリスト中最も印象が違っていたのがこの曲でした。
初日は美しい声で無心に歌っていたジュリーが、この日は冒頭の「いくつかの場面があった♪」からすでに感情が溢れ、嗚咽するようなヴォーカルとなったのです。
いずれも、素晴らしいジュリーの歌声です。

完全に泣いてしまうようなことは無かったものの、この日の「いくつかの場面」に涙まじりの感情が入ったのは、やはり客席にサリーとタローの姿があったからなのでしょうか・・・(いや、1日大阪公演ではさらに大きな嗚咽があったと聞きましたが)。
この曲が終わった時に、客席のサリーがひときわ大きな拍手を送っていたのだそうです。

この日も「はなれ~ない♪」で登場する最高音にスパ~ン!と届いていたジュリーのヴォーカル。
今ツアーの演奏は、オリジナル・キー通りのヘ長調ですから(下山さんのフォームを確認したので、間違いありません。下山さんはドミナントの「C」からトニック「F」への移動部では「F」をローコードで弾くので、長い指の形が美しいです)、これは高い「ラ」の音ということになります。凄いぞ、ジュリー!

柴山さん、この日は最後に定位置に戻ったので一瞬ビフラートが途切れ、改めて音を伸ばす、というシーンがありました。初日は最後の最後までせり出したままで指を震わせていたのですが・・・。

11曲目「耒タルベキ素敵

Kitarubeki

今回のバラード・セットリストは、最後にサビのリフレインがあって、そこでジュリーのヴォーカルが頂点に達する・・・そんな曲が多いように思います。そして本割〆の「耒タルベキ素敵」は、その最高到達曲。
ダメ押しの「夜に注げよ、星屑のシャワー♪」からのヴォーカルの出し切り方、表情も含めたジュリーの表現力の凄まじかったこと。ヴォーカルが終わってから、3度の咆哮も。

柴山さんの2度のソロも凄かった。「あうあう・・・」と悶えながら、フレットを見ずに弾きまくるんです。
あと、2番直前にピタッ!と演奏が止まる箇所で、たった1人残るGRACE姉さんの繊細な1打・・・あれは、タンバリンの音じゃなかったですか?
低めにセッティングしてあったのか、僕の席からは何を叩いているのかまでは観えなかったんですけど・・・。これまた気になります。

~MC~

ジュリー、着替えて再登場。
キュートな牛柄、ということでみなさまに支持されている(?)この衣装、初日レポでは「いや、あれはむしろ馬(午)なのでは?」という貴重なご意見も紹介させて頂きましたが・・・その後「犬」説、「ホワイトタイガー」説、「ロールシャッハ」説など入り乱れております(笑)。
2日渋谷千秋楽公演にご参加のみなさまのファイナルアンサーや、いかに?

さてこの日のMCは、サリー&タローを前にして多少は控え目ながらも、やっぱり「ザ・タイガース、ここだけの話」が大爆笑の中披露されました。本当に笑わせて頂きました。
ジュリーが、ピーの「老虎再来」をメロつきで丸々ワンフレーズ歌ってくれたシーンは貴重でしたねぇ。

「ここだけの話」ですから内容についいては詳しくは書けませんが・・・冗談めかしながらも、各メンバーの現在の活躍、これからの活動予定などを目一杯宣伝してくれたジュリーなのです。

では、それ以外の話題から少々、ご紹介しましょう。
まず、これはその後無事解決、のお知らせが大阪、渋谷のMCで語られたようですが、『THE TIGERS 2013 in 東京ドーム』のDVD化にあたり、ビートルズ・ナンバーの許可がなかなか下りずに往生している、というお話。
ビートルズの曲って、ただのスコア収載ですら色々と大変なんですけど、映像だとさらにややこしいみたいですね。「どういう人が歌っていて、その前後にどういう話をしているか」まで翻訳して許可をとらないといけないんですって・・・初めて知りました。
「悲しみはぶっとばせなんて、歌ってるのピーですよ・・・」
と、さも「心配」といった表情で笑わせてくれるジュリー。

スコアとかの場合だと、例えばオムニバスの中にどのくらいの割合でビートルズの曲が収載されているか、その割合によっては使用料だけでオッケ~な場合もあったり、1曲だけのために曲を差し替える必要が生じたり、様々なややこしさがあるわけですが・・・一番難儀なのは「海の向こうからの返事がなかなか来ない」という状況がよく起こるんですよね。許可が下りるのか、下りないのか、それ自体が時間が経たないと分からない、という・・・。
ジュリーもその状況に陥ることが一番心配だったんじゃないかな。「ダメならダメで、しゃ~ないじゃないですか!」とこの日語っていたのは、そういうことだったんだと思います。

でも、数日後にはめでたく「全曲収録」が決定したとのことで・・・本当に良かったですね。発売が楽しみです。

あと、個人的に「おおっ!」と思ったのは、アン・ルイスさんの「ラ・セゾン」のお話。
自作の曲がカラオケで歌われると「ちゃり~ん!」と(ふところをポン!と叩いて)お小遣いが入るらしいんですけど
「ワタシはストリッパーくらいしか(自作曲が)無くてねぇ・・・」(いや、「麗人」とか「渚のラブレター」とかまだまだあるんですけどね。最近歌ってないから、忘れちゃった、なんてことないよね、ジュリー?なんでしたら僕、今度カラオケ行った時に「恋はうたかた」とか歌ってきましょうか?
←あればね
という話から繋がって
「ストリッパーは(歌うのが)難しいんですよ。みなさん、カラオケならラ・セゾンにしてください。(歌う時に)キーを上げようが下げようが、そんなん関係なく”ちゃり~ん!”ですから」
「あれは、あまり知られていないけど、三浦百恵さんが作詞して、ワタシがそれに曲をつけたんですよ。アンちゃんに「お願い!」とか言われてね~」
と。

「ラ・セゾン」については、以前に拙ブログのコメントでみなさまと「百恵ちゃんとジュリーと、どういう作業順だったんだろうね」とお話していたことがありました。
どうやら詞が先だったようですね!
この曲は海の向こうからkeiji様にリクエストも頂いておりまして、いつか書こう、ということで楽曲のバンドスコアや70年代のジュリーとアンさんの対談など、考察資料も準備万端、用意済。
今回ジュリーのMCで触れられた、というのも良い機会です。夏のツアーのネタバレ禁止期間にでも是非採り上げてみたいと思います。

もうひとつ、今回のMCで「おお~」と思ったのが、ジュリーの「最近の土下座歴」のお話。
『財界さっぽろ』に掲載された土下座写真から、お姉さま方の間で「つむじ萌え」ブームが起こっていることも、ジュリーご本人は承知のようで(?)、この日もお辞儀をしながら頭頂をクシャクシャとかきむしって(2度、そんなシーンがありました)、お客さんの黄色い悲鳴を浴びていましたが・・・。
ザ・タイガースの札幌公演での「青い鳥」、今ツアーの大阪公演での「我が窮状」のお話に引き続いて

「あとね・・・ジュリーwithザ・ワイルドワンズというのをやってた時に・・・これはハッキリ覚えてる、八王子や!「フレンドシップ」という曲で、繰り返し部を歌っているうちに、迷子になってしまったんですよ。加瀬さんとの友情が壊れてしまうところでした」

と、あの懐かしいジュリワン八王子公演の話が~!
僕、今でもあの素晴らしい「FRIENDSHIP」を思い出してウルウルしてしまう時がありますからね。
何と言っても当時、LIVEレポート本編とは別に、その時の「FRIENDSHIP」1曲だけに絞って大長文記事を書いてしまったくらい、強烈な思い出として残っているんです。ジュリーも忘れてないんだなぁ、と・・・このMCにはメチャクチャ感動しました。

「加瀬さんは、もうすべて分かってくれていて、「いいよジュリー、好きなところで戻っていいよ」みたいな感じで待っててくれてるのに歌詞が出てこない・・・客席からは「頑張れ!」とか声がかかって、「分かっとる、今頑張ってるんやからそんな声かけんといて!」とか考えたりしてるとますますワケ分からなくなってね・・・歌が終わったら、即土下座ですよ!」

と。
いやいや、あの時の「FRIENDSHIP」は、変な言い方かもしれないけど・・・ハプニングがあったからこその素晴らしさ、得難い感動があった、と僕は今でも思っています。この顛末を詳しくご存知ない方々は、僭越ながら当時の拙ブログ記事を、この機に是非目を通して頂ければ・・・。

MCの〆は
「歌える限りは歌い続けます!と宣言いたしまして・・・ワタシの短い(爆笑)挨拶とさせて頂きます!」
からの、鉄人バンド・メンバー紹介。

「それでは、オマケです~!」

12曲目「世紀の片恋」

Kitarubeki

LIVEで聴くと、本当に語感がノリノリですねぇ、この詞と曲の不思議な絡み合い。
『ジュリー祭り』のセットリスト入りは当然、と今にして思います。これからも数年おきに採り上げられていくことになるであろう、ジュリーとジュリーファンにとっての「定番曲」でしょう。

さて、下山さんのギターモデル・・・近くで観ても実はよく分からなかったんです。僕は「スティール・ギターにはフレットの観念が無い」と思い込んでいましたから
「普通にフレットがある・・・もしかしてドブロ・ギター?でもボディーは全然違う・・・」
と。
LIVE後、「ラップ・スティール・ギターだよ」と教えて頂きましたが・・・それならなおのこと、何故だ、「君は~何故~、歯を食いしばり~、立って弾くのか~、そんなにしてまで~♪」
(←「若者たち」の節で)と思いましたが、まぁ答は簡単。曲が「世紀の片恋」だから・・・でしょうね。
下山さん自身作曲の、泥臭いロック・ナンバー。きっと、「立って弾きたい」衝動があったのでしょう。それにしても、よくスライドバーをネックの上からカマした状態でスタンディングで弾けるよなぁ・・・。

初日の反省を生かし、アウトロの”おいっちに体操”では少し体力をセーブしながらの参加。それでも疲れた~!

13曲目「忘却の天才

Boukyaku

初日よりはジュリーの歌詞も安定・・・していたとは言え、まぁ充分怪しかったんだけれど、ジュリーのサービス・アクションを観ていますと、そんなことまったく気にはなりませんよね。
歌詞のフレーズごとに、「忘れた」ポーズ、「3歩歩く」ポーズなど、矢継ぎ早に繰り出して、楽しげに動き回るジュリー、最高です。目を奪われます。
泰輝さんのベースラインもカッコ良かったなぁ。

あとね、壁席なので気がついたんですけど、ひっきりなしに「渦巻き」照明が登場。席のすぐ横で、壁がクルクル回っているんですよ。
なるほど「忘却の天才」をコンセプトにした演出だなぁ、と思いました。こういう曲ごとの照明演出って、やっぱりジュリー側からのリクエストがあるのでしょうねぇ。

さて余談ながらDYNAMITE、この日はこの「忘却の天才」の途中あたりで「いかん、暑い!」となりまして・・・さすがに曲の途中でガバッとセーター脱ぐわけにはいかず、セーターの下からモゾモゾとシャツを引っ張り出します。
これは何かって言うとね・・・最近僕はジーンズの下にタイツ(メンズですよ!)を愛用してるんですが、実は普段、シャツまでその中にインしているんですよ。
で、初日「ポラロイドGIRL」の後でセーターを脱ぎ散らかした際にはそのことをすっかり忘れていて、しばらくの間、ジーンズの上部からシャツをインしたタイツが覗いている物凄い格好で盛り上りまくっていたという・・・(大恥)。
今日は同じテツは踏まん!という準備だったのでございます・・・。

14曲目「神々たちよ護れ

Rocknrollmarch

ということで、無事にシャツをタイツから引きずり出し、セーターを脱ぎ捨ててからこの曲。
後で気がつきましたがこの「忘却の天才」→「神々たちよ護れ」の流れは、”間奏リード・ギターでいきなり転調する曲!”繋がりでございます。白井良明さん十八番のギター・アレンジ曲を連打、ということですね。

キメのサビ部「神々たちよ~♪」をこの日のジュリーは
かあみがみたちよ~♪」
と発声していました。最初の「か」で吐息をぶつけて、続く「あ」で音に辿り着く、という感じ。
この箇所は特に高音部、というわけではないので、ジュリーの中でこの日の鉄人バンドの演奏、或いは会場の雰囲気から感化された表現が沸いてきて、それが歌い方に反映された、ということだったのでしょうか。

15曲目「F.A.P.P.

38

手拍子しているお客さん、少ないですね・・・。
確かにアンコール8曲の中で、この曲だけ雰囲気が違うんですよね。リズムだけなら、ノリの良い曲なんだけどなぁ。ジュリーの動きが他7曲と比べるとおとなしめだからなのかな。

ジュリーが今回この曲を歌おう、と決めたのはどのくらいの時期だったのかな、と考えます。『3月8日の雲』収録曲から、「カガヤケイノチ」ではなくこの曲を選んだ、ということをね。

もちろんジュリーは熱唱です。しかも、一昨年の『3月8日の雲~カガヤケイノチ』ツアーの時よりも、高音がスパ~ン!と出ているんです。
この曲の最高音は「Happiness Land♪」で登場する、高い「ラ」の音。「いくつかの場面」の最高音と同じです。もちろんこの曲も、キーを下げたりはしていません(下山さんのフォームで確認)。この最高音を出す、というのがジュリーの思いなのだ・・・と、僕は何度もそう書いてきました。

僕はこの曲を今でも、歌詞カードを見ずにスラスラ歌えますし、自力で作成したスコアも見ずにギターを弾くことができます。何度も何度も歌詞を読み、歌ってみて、ジュリーの込めた思いは何だろう、と考え、かつてないほど真剣に対峙した曲です。その時に体験したこと、考えたことは、まったく忘れることはありません。
それでも、こうしてジュリーが歌っているのを生で聴くと「忘れるんじゃないぞ」と喝を入れられているような気がしますし、自分は「あぁ、覚えてる」と再確認させられるのです・・・。

16曲目「危険なふたり

Royal

ノッケから、見渡す限りのお客さん全員が頭上手拍子の盛り上がり。「僕には、できない♪」からは手拍子が拍打ちになるもんだから、ジュリーもお客さんも走る走る!
ちなみに過去の「危険なふたり」のLIVE映像を観ますと、だいたいここで走ってますね。一番凄いのは『ZU ZU SONGS』かな。あのポンタさんがあそこまで走っちゃうんだから、お客さんの盛り上がりがどれほどのものかが知れようというもの。
もちろんこの日の渋谷も相当だったと思います。

僕自身は、初日と比べるといくらか冷静だったのかな。そのぶん、演奏にも耳が行きました。柴山さんは絶好調でしたし、泰輝さんの歌メロ部のオルガンが心地よかったです。

17曲目「ダーリング」

Konndohakareina

さぁ、これです。初日に生で観て・・・その後の大阪、名古屋公演でも引き続き披露されたと聞いていた
「だ~りん、ポポポポン♪」
の腹太鼓がこの日も降臨なるか?

いやいややってくれました。
該当箇所すべて・・・1番から最後まで(初日と比較すると多少遠慮がちにはなっていましたが)、両手交互に、例のキメポーズの瞬間の、開いていない方の手でしっかり「ポポポポン!」とお腹を4つ叩きまくるジュリー。
これ、僕としてはDVD『greenboy』の「”おまえにチェック・イン”」で”キバリ拳闊歩”を観て以来の衝撃、いや笑撃なんですが・・・みなさまはどうでしょう?

ジュリーと一緒になって張り切って真似しているのは、視界の限りでは僕一人しかいなかったなぁ・・・。
後で思い出しましたが、この日がツアー初参加のお隣の先輩に「アレ、どう思います?」と感想を伺うのをすっかり忘れておりました。

間奏で、泰輝さんのシンセから柴山さんのリード・ギターへと繋ぐソロも最高にカッコ良く・・・やっぱり何度聴いても大名曲ですし、LIVEでは一層盛り上がりますね!

18曲目「ポラロイドGIRL」

Karehanemurenai

もうイケイケです。隣の先輩も凄いことになってます。
後半のアップテンポ・ナンバーの連発・・・「この曲でセットリストは〆かもしれない」と、次々に繰り出される1曲1曲に集中して気合を入れ直して盛り上がっていた初日を思い出しますな~。

この日僕は下手最端席ということで、できるだけ壁に張り付くような位置どりで立っていました。後方のお客さんの視界を邪魔してしまう心配が無いので、腕を高々と上げてのハンドクラップ、掌ヒラヒラに参加できましたし、ジュリーや下山さんに合わせてのジャンプにも遠慮なく参加できましたね。

最後は豪快な水しぶきを数回、オマケに「つ~っ」と水芸でこの曲を締めくくったジュリーでした。

19曲目「単純な永遠」

Sinpurunaeienn

とうとう最後の曲。もちろん会場はイントロから頭上手拍子です。
まるで、前方のお客さんの熱狂的に突き上げられた両腕の上にジュリーが身体ごと乗っかって歌っているように観えました。素晴らしい光景だと思いました。

イントロが終わると、みなさん一斉に手拍子を胸の位置まで下ろし、サビで再び頭上へ・・・先輩方は長年そうやってこられたのでしょうが、本当にこの「単純な永遠」という曲のメリハリ、構成を目一杯楽しむすべを知っていらっしゃる。驚くばかりです。

と言うのも・・・どう考えても「単純な永遠」というのは”難しい”タイプの楽曲なんですよ。
アプローチはグラム・ロック・・・敢えて類似例を出すとデヴィッド・ボウイの「ジーン・ジニー」あたりが思い浮かぶのですが、いわゆる「敷居の高い」ロックなナンバーなのです。ゆったりとシャッフルで、クールな進行のメロディーとアレンジ。ロック好きにはウケても、一般的にはどうか・・・そんなタイプの曲のように思えます。
ジュリーが当初この曲をシングルに推していたのに実現しなかった、という逸話を聞いたことがありますが、それは「大名曲には違いないが、ヒット性、キャッチーさに欠けるのではないか」との最終的なスタッフの判断があったのではないでしょうか。

ところが、ジュリーが好んでステージで採り上げていることと比するように、この曲は多くのジュリーファンのお姉さま方の熱烈な支持を勝ち取っています。それこそがジュリーならではの魔力・・・「単純な永遠」、なんとも痛快な人気曲ではありませんか。

それにしても・・・みなさん、最後のダメ押しリフレイン部の頭上手拍子、疲れないのですか?
僕が情けないだけでしょうか、この日はイントロからガ~ッと飛ばして盛り上がってしまったせいか、最後には何度か左腕を下げて肩を休めてしまいましたよ。2011年夏に発症した四十肩の影響が残っているのか・・・いやいや、確か『奇跡元年』の時も途中で「いてて・・・」となっていた記憶が。
要は、根性が足りないのでしょう。
お姉さん達だって、シンドイには違いない。それでも頑張っていらっしゃるはず・・・ですよね?


曲が終わるとジュリーは改めて鉄人バンド・メンバー紹介に続いて、お決まりの「ジジ~でした!」の後、何度もにこやかに手を振り、最後はプルプルとジジイお辞儀をキメて退場。
この日も、場内の照明が灯った後も最後まで手を振ってくれたのが柴山さんでした。

僕の『ひとりぼっちのバラード』参加はこの29日でおしまい・・・淋しい。淋し過ぎる。このレポを書いている時点では既にすべての公演が大成功、大盛況に終わり、ジュリーLIVEが夏のツアー初日の7月まで待たねばならないことも分かりました。
何度でも・・・叶うならばすべての公演に参加したい、と思えた2014年のお正月コンサートでした。
セットリストが最高だったこともあるけど、ジュリーのヴォーカルが、ここ数年で特に素晴らしかったように感じました。いつもその時々で「最高」なジュリーですが、やっぱり今回は何か違った、と思っています。

「歌いたい歌」への思い、それ以上に・・・これ以上ない自信と歓びに漲る、完全無欠の歌手・ジュリーを観た気がします。僕の個人的な感想だと、「歓び」というのがキーワードだったかなぁ。
もちろん、社会性の強いメッセージ・ソングも数曲ありながら、ジュリーがそれでも楽しそうに、幸せに見えました。ザ・タイガースの成功と無関係ではないでしょう。『ジュリー祭り』を成功させ、タイガース復活を成功させ、ジュリーは今、自ら望んだ歌人生を、奇跡的なまでに自然に歩んでいるのではないでしょうか。

これからしばらく、ジュリーLIVEの無い日々を過ごさなければなりませんが(半年近くもあるのか・・・)、春には音楽劇、そして具体的な日程はまだ分かっていませんが、新譜のリリースもあるそうです。毎年新譜を届けてくれ、そのツアーがある・・・なんと贅沢なことでしょう。
そうなのです。ジュリーファンでいる、というのは他では味わえない、とても贅沢なこと、幸せなこと。
『ジュリー祭り』でジュリーLIVEデビューを果たした僕は、今回の『ひとりぼっちのバラード』で、先のザ・タイガース含め、計13回目のツアーを体感しました。2008年暮れから2014年お正月の間で、13回ですよ。ちょっと考えたら、大変なことです。有難いことです。

ですから、夏まで粛々と日常を励みます。
新譜を引っさげての夏のツアー、今度はどんなステージを魅せてくれるでしょうね。やっぱり「いつも最高だけど、今回は特に最高!」と思うのかな。

29日の会場にて、お久しぶりのみなさま、「はじめまして」のみなさま、新年のご挨拶ができましたこと、嬉しく思います。ありがとうございました。
今回お会いできなかったかたも、耒タルベキ夏のツアーでお会いしましょう。

拙ブログでは次回更新から、今回の『ひとりぼっちのバラード』で採り上げられた素晴らしい楽曲群の中から、恒例”セットリストを振り返る”シリーズの執筆に突入いたします。
今、頭にあるのは6曲です。頑張って書きます!


最後に。
ジュリーwith鉄人バンド・・・最高の歌、最高の演奏、最高のセットリストとステージをありがとう~!

20140129

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伝授・特別編 灼熱ライヴレポート」カテゴリの記事

コメント

DY様
渋谷から帰還しました。

最高のフィナーレでした。
演奏はバッチリ!
歌詞は何曲かグダグダ。といっても想定の範囲内で(笑)
声は曲が進むにつれて調子を上げるのもジュリーならでは。

「ひとりぼっちのバラード」
当時は好きな曲ではなかったそうです。
もう今後歌うこともない、とも思っていた。でも今こうして歌っている、今のほうがあっていいるみたいだとも。

タイガースはまたやるかもしれない。
今年、来年ということはないが、みんなトシだからそう遠い未来でもないだろうという感じでしたね。

新曲はこれから、ということなので、今回は3.11にこだわるわけではなさそうです。

DVDはどうやら全曲OKで、あちこちプチ整形(?)がはいりそうな・・・。

再アンコールではミニ337拍子の中メンバーが退場して行きました。

午後4時始まり、4時半・5時と勘違いて遅刻された方が少なからずおられたようです。
(私もお昼にチケット確認してあわてて支度始めました。)

投稿: nekomodoki | 2014年2月 2日 (日) 22時34分

DY様渋谷から先ほど帰りました
 
・・・と言いますのも、帰りの<あずさ>が途中 小淵沢過ぎたあたりで 鹿(車内アナウンス)をはねたとやらで、30分程停車していました。ジュリーが最初のMCで、本日4時の開演という事で、遠征の方は宿泊せずに最終に間に合う なんとも中途半端な開演時間であります・・みたいな事そのままであります。
今日はジュリーソロライブ初参加の友人と行ってきました。友人発言はおばさん達が、全員総立ちで凄い盛り上がりとびっくりしていましたが、いつもは最初からずっと立っていると言いました。
昨日大阪連日でしたが、声もとても出ていてすばらしかったです。
夏からのツァーは、岩手も南相馬市?も行くと言ってました。

投稿: えいちん | 2014年2月 3日 (月) 00時11分

DY様、今晩は。
お正月ライブ、終わってしまいました。
私は1日のフェスのみの参加でした。
素晴らしかったです。ジュリーも鉄人バンドも・・・最高のステージでした。バラードばかりなので、最初はどんなステージになるのかなあと思ってましたが、なんとも熱くて情熱的なバラードでした。私はまだまだ聞き込んでない曲も多いので、セットリストは事前に知りたい方です。
ので、DYさんの熱~いレポはとても有難いです。 会場に向かう電車の中でもレポ、読んでました。今回は2階のバルコニー席(初めて)だったのですが、ステージ全体が見渡せて、美しい照明も存分に楽しむことができました。
それにしてもジュリーの声はなんで、あんなに素敵なのでしょうか。いつもですが、今回は本当に聞き惚れてしまいました。最近、JULIE,
JULIEⅡを毎日通勤時に聞いてまして、若き声になんて甘い、優しい声なんだろうと思ってましたが、

投稿: れいこ | 2014年2月 3日 (月) 04時29分

ごめんなさい、途中で送信してしまいました。続きです。(笑)
今の声は一段と深みを増して、今までのジュリーの生き様がすべて歌声に表れてますね。こんなに年と共に魅力的な声に変化してく歌手なんて本当に少ないと思います。今回のバラード、もう一度聞きたいです。夏でもバラード、同じセトリでやってほしいくらいです。
今回だけなんて、もったいない。。
あっ、でもでも夏はお正月とセトリ、被ることが多いんですよね。だったら、楽しみです。

長々と熱く語ってしまいました。それほど、素晴らしかったです。5人だけの、シンプル過ぎるほどのシンプルなステージが一層、輝きを増したライブでしたね。

投稿: れいこ | 2014年2月 3日 (月) 04時49分

DY様こんにちは!
終わってしまいましたね・・もっともっと聴いていたかったです。
昨夜今回の構成を「やめとけばよかった・・」的な発言がありましたが(バラードばかりで・・みたいな感じで)そんなこと言わないで、と思いました。
初日はうっとりと曲に身をゆだねて・・そうしたらジュリーがどんどん若い頃の姿に変わっていく、不思議な感覚になっていきました。
昨夜は犬とネコがしゃべっている姿を始めいくつかの歌の情景が見えてきました。
「君はどうしたいの?」って私に聞いているジュリーが見えたりね。
圧巻は「PEARL HARBOR LOVE STORY」
15歳と17歳、私の子どもたちの年齢です。かわいそうで、痛ましくて涙が止まりませんでした。
演奏終了後私の視界に入る範囲内で3人の方が眼をぬぐうしぐさをしていました。
本当に素晴らしかった。
いつか聴きたいと望んでいる曲もたくさんありますが、特に好きだと思っていなかったのにライブで歌われると「やられたっ
」と、はまるものもありますよね。
突然無性にあれが聴きたい、と思うものも
、CDで聴き流している時にも「ん?」と思い激リピしてしまうものもある。
30年前から知っている曲なのに今意味が分かった、というものもある・・ジュリーは永遠に楽しめます。永遠に止められない。
昨夜の帰路から「Aurora」をもう一度ライブで聴きたいなあ・・とおもった私でした。
幸せな2ヶ月間でした。
早く7月にならないかなあ~

投稿: 空桜 | 2014年2月 3日 (月) 09時18分

DY様〜 こんにちは!!

 ♪夜に注げよ〜 星屑のシャワー〜〜 ♪輝くものが 弾け合うのが 耒タルベキ未来だろう〜~ …もうね、ずっと脳内リフレインしています!(笑)

 実は、愛知県芸術劇場…開場間際まで悩みましたが、行くことが出来ませんでした。
 ジュリーが11曲もバラードを歌ってくれる今年の正月コン…行かれなくなるなんて! って、暫く悶々と?(涙) してたんですが・・・ 這ってでも?(笑) 何とか行けそうになったので…今回、J友さんにチケット・ゲットに奔走して頂いて…2/1.大阪に行って参りましたよ。
 ジュリーの“生歌シャワー”を浴びて、節分前にやっと年が明けました〜(笑)

 6年前「ジュリー祭り」では珠玉の80曲…セトリに採用された楽曲がいちばん多かった筈の?
アルバム『耒タルベキ素敵』。
 タイトル曲がセトリに入ってなかったのが不思議でした。

 アラ還? を意識した頃から、『耒タルベキ素敵』の“奥行きある歌詞”…語彙群の豊かさに再び? 気づかされました。
 年をとると・・・ 確かに肉体は衰え…体は思い通りには動いてはくれなくなりますが、見えなかったもの? 見えづらかったものが、何よりハッキリ見え・・・
 ♪輝くもの・・・ 年齢・世代、性別を超越して「弾け合う」の“意”が遅蒔き乍、数々の実体験に於いて、漸く? 理解できたのかな?(笑)

 コンサート名『ひとりぼっちのバラード』と、最も? 繋がる楽曲として本編ラストに持ってきたこと・・・ 今ジュリーからのファンへの最高のメッセージだと・・・13歳からジュリーの歌と共に生きてきた私は、その様に受け取っています。

 それにしても? 最後までこの声量、歌いこなし方…手を抜かないね〜 上手なんてもんじゃない…圧巻過ぎて…それに加え、後半は何度もジャンピング〜
 私は、ただただ感心するのみ…この幸福感…何なのさ?(笑)

 フェスティバルホールに行かせて頂けて、ホンマ、感謝です!!

投稿: えいこはん | 2014年2月 3日 (月) 12時32分

DYさま、本文中にお名前出していただき、恐縮です!
勿体ぶったコメですみません..
私がおおっ~と思ったのは、床に映るたくさんの四角い光が、ジュリーと二人きり(萌)の部屋の窓のようだったこと、フェスの凸凹の壁に当たってできる光と陰がまるでステンドグラスみたいだったこと、でした。
ただ、床の光は1階23列からは小さい四角で窓っぼかったんですが、先日の2階2列だと長ーい四角..
でもでも、ジュリーとの間に何も遮るものがなく、いっぱい視線を浴びて参りましたぁ~♪
この記憶を胸に、夏のツアーまで歌うジュリーはお預け..辛い日々がやってきますわー

投稿: wine | 2014年2月 3日 (月) 17時24分

nekomodoki様

ありがとうございます!

やっぱり最高でしたか~ファイナル渋谷。
今回は僕の知っているだけでもファイナルチケットに落選された方が6名。そんな状況をジュリーも把握しての、来年のスケジュール(千秋楽がフォーラム)なのでしょうね。来年は僕もファイナルに参加したいです。

そうですか…新曲はこれから…ミックスなどの作業等まで考えますと、リリースは夏のツアー直前くらいになるのかなぁ。タイガースDVDもそのくらいだったりして。
『プレプレ』ツアー初日に新作CDと『ジュリー祭り』DVD購入のため行列したことを思い出しましたが、さて今回はどうでしょう?

えいちん様

ありがとうございます!

帰路、大変でしたね…。でもジュリーは、地方から参加の方々を気遣うMCもあったと聞いておりますし、えいちん様には心地良い1日だったかと推察いたします。

そうですか、夏のツアーは東北に…。
なるほど、「風化させない」ということでしょう。4年目で「皆、忘れてないか?」と僕のような非・被災地の人間に問うているような気もします。
さすがはジュリー、何年もかけて、ということは当初から考えていたのでしょうね。今回の『ひとりぼっちのバラード』以上にセットリストの予想が難しいですが、楽しみです!

れいこ様

ありがとうございます!

大阪も素晴らしい歌声だったと聞きました。そうでしたか、事前に僕の暑苦しい長文レポを…とても嬉しいです。

バラード11曲…本当に情熱的でしたね。あの歌声を聴いている時間は、本当に幸せでした。初日前半が終わったところではもう、誇張でもなんでもなく、セットリスト全部バラードがいい!とすら思いましたからね。

もちろん『JULIE』『JULIEⅡ』のヴォーカルは素晴らしく、そんな素晴らしいジュリーが40年後の今こうして歌い、今のジュリーらしい素晴らしさで魅了してくれること…本当に他にいない人だと思います。

僕も…夏のツアーでもう1度「ひとりぼっちのバラード」が聴きたいです。

すみません、ここでお返事を1度切ります。

投稿: DYNAMITE | 2014年2月 3日 (月) 21時14分

空桜様

ありがとうございます!

僕も、犬とネコに「だ~から、機種変しとかなきゃダメだって言われてたじゃん!」と馬鹿にされ涙するジュリーの姿が浮かびましたよ~。
こう書くとなんだか面白がっているようですが、いやいや歌詞全編通して情景がここまで浮かぶ曲なんてそうそうありません。仰る通り…年月が経ってから歌の意味が分かる曲、きっとこれから先、他にもたくさん出てくるでしょう。

本当に、7月のツアー、そして新譜が待ち遠しいです…。

えいこはん様

ありがとうございます!

えっ、お身体の不調ですか?
大丈夫でしょうか…でも大阪に急遽参加なされたとのことで良かったですね。

ジュリーはきっと年を重ねるに連れて、よりシンプルな、人間にとって一番大事な揺るぎないありようを歌っているのかなぁと思います。
2000年以降、次々に自作詞の深みが増していますね。

まだまだファンの幸せな時間は続くはずです。言葉にならないくらい凄い歌手ですね…。

たびたびすみません、また一度切ります。

投稿: DYNAMITE | 2014年2月 4日 (火) 09時26分

wine様

ありがとうございます!

「緑色の部屋」、そんなに細かい照明演出があったんですね。
僕は「オレンジは日暮れかなぁ」と思うのが精一杯で

照明の印象って、席によってだいぶ違う時がありますよね。2階席のチケットが来たら、「よし、照明を楽しもう!」と考えるのがジュリーライブ参加の常です。

夏まで…辛い日々が始まりますねぇ。
僕は、音楽劇にも参加してみる予定です。あとは新譜がいつ発売されるか…ですね!

投稿: DYNAMITE | 2014年2月 4日 (火) 18時37分

レポの完成、おめでとうございます。いつもながら、DYさんの細かい観察力には感服いたします。
(シャツをタイツにインしていらっしゃるというカミングアウトのくだりには笑いました~)
私など、じっくり聴きたいと思いつつ、ジュリーも見たいしギター兄弟も見たいし、、とキョロキョロし、結果、記憶を失っているという・・。
でも、声、音、演奏の素晴らしさは、全身でビンビン感じます。
やはり「いくつかの場面」はオリジナル・キー通りですよね! 凄いなあ。
サリーとタローには気づきませんでした~、残念!

20代後半のジュリーに堕ちた私には、“やっぱりジュリーwith井上堯之バンド、、”という期間もありましたが、今では“今のジュリーwith鉄人バンドが1番!”と胸を張って言えます。
私も2月2日落選組でした。一般発売開始を10分回った時刻にプレイガイドに滑り込みましたが、チケットは既に売り切れ。でもね、そこでちょっと嬉しいことが。崩れる私にプレイガイド嬢、「沢田研二さん、人気があるんですよ。さすがですね」と言ってくれたんです。もう一気に舞い上がりましたとも!

投稿: Gin Rickey | 2014年2月 5日 (水) 20時13分

Gin Rickey様

ありがとうございます!

いやぁお恥ずかしい…やっぱりタイツinシャツはあり得ませんか。幸いと言いますか何と言いますか、初日は後ろにあと1列しか席が無い場所におりましたので、たぶん多くても3人くらいの方々にしか気づかれていません(笑)。

プレイガイドのお姉さんのお言葉、現場ならではの実感がこもっていますね。たぶん問い合わせなども多いんだと思います。
でも、きっとこういうことがジュリーの言う、「還暦過ぎてからまた人気が出てきた」一例なのでしょうね…。一般の人が実感する人気。それはこの先、ジュリーが歌い続けていく限り続くでしょう!

投稿: DYNAMITE | 2014年2月 6日 (木) 22時19分

またまたお邪魔します。
シャツをインするのは恥ずかしくないですよ~(笑)。DYさんの文章がコミカルで面白かったんです。
そうそう、買わないつもりでいたザ・タイガースのTシャツ。私は東京ドームで黒の老虎ヴァージョン(ジュリーとお揃い♪)を買いました。
DYさんの「60歳を超えたジュリーの写真がプリントされているTシャツはメチャ貴重」という言葉が頭に強~く残っていましてね、後押ししてくれました。DYさんの言葉には説得力がありますね。“メチャ貴重”には同感です!
(今日、気づいたのですが、サイド・バーに人気記事ランキング、アクセス地域ランキングが載っているのですね。興味深いです。)
さて、次の生ジュリーは「悪名」ですね。今回は柴山さんが出演されるのも楽しみです!

投稿: Gin Rickey | 2014年2月 8日 (土) 11時05分

Gin Rickey様

ありがとうございます!

タイツinシャツで頭上手拍子するオッサンの後姿はやはりNGでしょう。今後、冬のジュリーLIVEは気をつけなければ…。

今ツアーで、どうやら『老虎ブラック』ヴァージョンのTシャツは売上を伸ばしたらしいですね。やはりジュリーとお揃い、とお考えのファンが多かったのでしょう。
で、ツアー途中からMCが「4種類ある」と強調するようになったという…(笑)。

サイドバーのランキングなんですが…最近ココログさんのアクセス解析の様子がおかしくて、何日か前の結果がそのままずっと反映されていたりして調子が悪いんですよ~。
まぁ記事更新にはまったく支障は無いのですが…。

投稿: DYNAMITE | 2014年2月 8日 (土) 11時31分

DY様

遅くなりましたが、2/1大阪フェス行ってきました〜

この日のチケットは2階1列目。到着後に確認したら、下山さん側で、なんと初のバルコニー席

いやぁ近い角度はあるものの、1階10列目よりステージに近い(嬉)

おかげでアンコールでジュリーが何度もこっちへ来て、バルコニーに向かって歌ってくれました少なくとも3回はジュリーと目が合いましたね〜(妄想)

セトリの復習をバッチリやってきて、この席でしたから、いやぁ、今回はホントに堪能できました

ネタバレをシャットアウトして臨むツアー初参戦の興奮を経験したら、どうしても、もう1回、今度はジックリ聴きたくなるのが、ジュリーLIVEの中毒的な凄さですねぇ。2年前のツアーで私も、衝動的に岡山のチケットをおさえて、在来線を乗り継いで、急遽密航したことを思い出しました。

個人的に今回のLIVEで1曲挙げるとすれば、『パールハーバー…』に尽きます。中抜け終了後にこの曲に出会った時は、ジュリー祭りの影響で「ギンギンにROCKなジュリー」にしか目が行っていない時期でしたので、今日まで完全スルーどころか、ちょっと苦手意識すらありました。

ところが前回フェスで生で聴いて「こんなにいい曲だったか?」と慌ててCD&DVDで激リピして、この日に備えました。

そうしたら、見えるんです。ジュリーの声と鉄人バンドのサウンドを通じて、タウマとマコトが真珠湾に向かって来る零式戦闘機の編隊が…

何て壮大な楽曲、映画のようです。もう1回、生で聴きたい〜。

暑苦しくてすいません

記事にあったGRACEさんの『素敵』でのプレイは、この席では死角で見えませんでしたが、あの音色はタンバリンだったと思いますよ〜。

長くなったので(汗)、いったんこのへんで終わります。

投稿: Mr.K1968 | 2014年2月 9日 (日) 21時39分

Mr.K1968様

ありがとうございます!

正に…「PEARL HARBOR LOVE STORY」はまるで大長編の映画を観ているようでしたね。
演奏、照明、そしてヴォーカル。「息をするのも忘れて」という言葉がただの比喩とは思えないくらい…ただただ聴き入り、酔いしれ、浸りました。

僕は以前の会場も含め、大阪フェスには行ったことがありません。バルコニー席はそんなに前に出っ張っているのですか。渋谷は割と後の方ですかね…。
名古屋芸術劇場はかなり前方のように感じました。どちらもまだ自分が座った経験は無いんですけどね。

音響の評判も良く、MCも特に楽しいと聞く大阪フェス…一度はジュリーLIVEで参加してみたいものです。

投稿: DYNAMITE | 2014年2月10日 (月) 20時13分

DY様

大阪フェスのレポの続きは、完全に時期を逸してしまったので(苦笑)、一言だけ。

『ダーリング』で秋が年に2回来てました(笑)

新譜、無性に楽しみです〜

投稿: Mr.K1968 | 2014年2月23日 (日) 21時46分

Mr.K1968様

ありがとうございます!

そうですか…大阪では「秋」が2回訪れてましたか…。

さて、新譜情報、来ましたね!
さすがジュリー、やっぱりジュリーです。
もちろん楽しみですが、その前に何か身が引き締まる思いがあります。
今年もまた、ジュリーの凄まじい直球を受け止めることになりますね。

夏のツアーでは、うまく日程が折り合えば、カミさんの実家に帰省がてら関西遠征ができればなぁ、と考えています!

投稿: DYNAMITE | 2014年2月24日 (月) 20時25分

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