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2014年1月16日 (木)

沢田研二 「あの娘に御用心」

from『いくつかの場面』、1975

Ikutuka

1. 時の過ぎゆくままに
2. 外は吹雪
3. 燃えつきた二人
4. 人待ち顔
5. 遥かなるラグタイム
6. U.F.O.
7. めぐり逢う日のために
8. 黄昏のなかで
9. あの娘に御用心
10. 流転
11. いくつかの場面

--------------------

さぁ、お正月コンサート『ひとりぼっちのバラード』初日・渋谷公演まで、もうあと僅か。
ジュリーのスケジュールとしては従来通りなんですが、年末にザ・タイガース復活ツアーという特別な公演があり、インパクトが濃かったからでしょうか・・・鉄人バンドと一緒のソロ・コンサートはずいぶん久しぶりのような感覚があります。
待ちかねましたね~。
あの感動の東京ドーム公演から1ケ月も経たないうちに、また新たなドキドキ感を味わえるとは・・・いやいや、本当に贅沢なことです。

澤會さんからは、1階の後方席を頂きました。
まったく不満などありませんよ!激戦の初日チケット抽選に無事当選・・・それ以上何を望みましょう。
それ
に今回は、まだ知らぬセットリストへのドキドキ・ワクワク感がいつにも増して大きいんです。

思えば昨年、お正月の『燃えろ東京スワローズ』、そして恒例の長期全国ツアー『Pray』ともに、ジュリーはセットリストで”誰もが知る大ヒット曲”を多く採り上げ
「みなさまご存知のこの曲達を歌っている沢田研二です。今も元気にやっています。年末にはザ・タイガースをやります!」
といった感じで、お客さんに宣伝活動を展開してくれました。
ジュリーのタイガース復活に向けての尽力は、ツアー・パンフの制作、『ホワイト・クリスマス』のトラックダウン、そしてステージ後の打ち上げ幹事(笑)・・・そればかりではないんですよね。
抜群の知名度を誇るジュリーがツアーを回り、その都度お客さんにタイガースの話をしてくれたこと、自分の足でもって全国各地に赴いての広報・・・その効果はとてつもなく大きかったことでしょう。もちろん、その他僕らファンの目に見えない部分でのジュリーの尽力は、さらに凄まじいものがあったと思いますが・・・。
結果、年末のザ・タイガース復活ツアーは、集客もステージも大成功に終わりました。

で、ここで思い出されるのが、昨年ジュリーがポロリと語ったと伝え聞いた言葉です。
「タイガースが終わったら、もうやることが無い。徐々にフェイド・アウトする」
というね・・・。
この「やることが無い」というのは、「世間的に」という意味だと僕は解釈しています。「歌う」ことへのジュリーの渇望は、フェイド・アウトどころかますます募っているのではないでしょうか。

そこで、今回の『ひとりぼっちのバラード』では、ジュリーに良い意味でのザ・タイガースの反動が来て、大ヒット曲を期待して参加したお客さんが呆然と立ちつくすようなワケの分からないセットリスト(笑)を僕は予想(と言うか希望)しているわけですが・・・さてどうなるでしょうか。

拙ブログでは、タイガースの武道館、東京ドーム両公演のレポート執筆に力を注いだこともあり、お正月のセットリスト予想についてはここまで「銀の骨」1曲しか記事に書けていません。
でも・・・その方が良いでしょう。なにせ”全然当たらない”ことにかけては確かな実績のある(泣)僕のセトリ予想・・・みなさまご期待の曲をガンガン予想記事として書いてしまっても、残念な結果になるのが見えていますからね。
そのぶん今回は”セットリストを振り返る”シリーズに力を入れたいと思います。

まぁそうは言っても、有名シングル曲も多少はセットリストに組みこまれるでしょう。そこで僕は前々から、もし初日までに楽曲考察記事執筆の時間がとれたら、セトリ予想として「許されない愛」を書こうと考えていたんですが・・・この度、急遽予定を変更します。
一応、”全然当たらないセットリスト予想”としてツアー直前のこのタイミングで書こうと決めた曲・・・でも、予想的中の可能性はかなり低いんです。
ただ、昨年末突如訃報を知らされた大瀧詠一さんへの個人的な思い入れもあって、ツアーの前に「この曲を書いておきたい」という強い気持ちを抑え切れず・・・。今日は、大瀧さんが唯一ジュリーに提供した名曲「あの娘に御用心」を採り上げたいと思います。

以前、お二人のJ先輩から執筆リクエストも頂いていたこの曲・・・でも今日は、考察記事と言うより、個人的な思い出話がメインとなってしまいそうです。
日本が誇るポップ・クリエイター、大瀧詠一さんの旅立ちに心からの哀悼の意を込めて。
僭越ながら伝授です!

まずは、大瀧さんの作品群についての僕の思い出話から語り始めることをお許しください。
とにかく年末の突然の訃報に際し、自分がこれほどショックを受けるとは・・・。僕にとって大瀧さんが特別な存在であったことを、改めて知らされる思いでした。

大瀧さんと言えばまずは「はっぴいえんど」でありましょうし、また世間的には、森進一さんの「冬のリヴィエラ」、小林旭さんの「熱き心に」、太田裕美さんの「さらばシベリア鉄道」、稲垣潤一さんの「バチェラー・ガール」などの作曲者としても大変有名です。
しかし僕にとっての大瀧さんは、年齢的にも最も多感だった頃(10代半ば)、しかも楽器を嗜み始めた頃に洗礼を受けた『A LONG VACATION』(大瀧さんの超ロングセラー・アルバム)と『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』(大瀧さん、佐野元春さん、杉真理さんの3人の提供曲による企画盤)の2枚のレコードに完全に集約されます(はっぴいえんどを邦楽ロックの伝説として知ったのは数年後・・・大学進学で上京してからのことでした)。

ビートルズに夢中になったことに始まる、”絶対洋楽主義”が身体に染み付きかけていた当時の僕が、突然虜にされた邦楽の魅力。
当時、何故あんなに大瀧さんやその周辺のアーティストに惹かれたのか・・・自力でうまく言葉を探せないでいた時、同世代のジュリーファンでいらっしゃるkeinatumeg様が、やはり大瀧さんのことを記事に書いてくださいました。
その中に、こんな素敵な文章があります。


「ロンバケ」の涼しげな曲と永井博さんのジャケのイラストは、 大人になる事への淡い期待と明るい未来を感じさせてくれた

まったく、その通りでした。
keinatumeg様、凄い。僕らが何故大瀧さんや佐野さんや杉さん達の音楽に惹かれたのか、ピタリと書き当ててくださいました。
そう・・・あの頃僕らは確かに、大瀧さん達の中に「素敵な大人」を見ていたんだよなぁ。
大瀧さん達の楽しげな「大人」感覚に、そして彼等の作る音楽の世界に、僕も自らの成長していく理想の姿を重ねるようにして、憧れていたのでした。

今はどうなんだろう。現代でも、10代の音楽好きの若者に「大人になるというのは素敵なこと」と教えてくれるアーティストは存在するのでしょうか。
ひょっとしたら僕やkeinatumeg様のような、80年代に中学・高校生活を過ごした「ロンバケ世代」ほど、その意味において音楽に恵まれていた世代は無かったのかもしれません。

『A LONG VACATION』『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』を聴いていた高校のクラスメート同士で「バンドを組もう」という話になった時、そのアルバム2枚の中からカバー曲を採り上げたのは、必然の流れ。
『A LONG VACATION』から「君は天然色」「恋するカレン」「さらばシベリア鉄道」、『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』から「A面で恋をして」をカバーしました。
鍵盤担当のメンバーが大瀧さんのピアノ弾き語りのスコアを購入し(おそらくkeinatumeg様が記事に書かれていた本と同じものと思われます)、ギター担当の僕はそのスコアのコードを書き写し、練習に励みました。

『A LONG VACATION』の収録曲の多くはとにかく転調が凄くて、ローコードだけでは絶対に演奏不可能。
当時の僕は「さらばシベリア鉄道」の「じゃんじゃかじゃかじゃか♪」という高速ストロークをハイ・コードで弾き倒すことで、ずいぶんアコースティック・ギターの腕を鍛えられたと思います。なにせ「さらばシベリア鉄道」の練習だけで、指先がメチャクチャ硬くなりましたから。シャーペンで指先を刺したら、「プス」とか言って芯が突き刺さったりしてました。それで、痛くも痒くも何ともないんですからね。
ちなみに、指紋って一度消えてもある程度なら復活するんですよ。これ豆知識ね(byシロー)。

また、大瀧さんはファルセット・メロディーの達人で、多くの曲では、ファルセット・ヴォーカルを自在に操れる人でないと歌うことができない作りになっています。
僕はそのバンドでヴォーカルは担当していませんでしたが(「A面で恋をして」で杉さんのパートを歌っただけ)、自宅ではギターに合わせ、懸命に声をひっくり返しながらファルセットの練習までしたものでした。
「さらばシベリア鉄道」のサビ部「12月の旅人よ♪」は、その決定版とも言うべき素晴らしいメロディーです。
(今回の訃報を受けて、作詞者の松本さんはこの部分の歌詞を引用、突然の大瀧さんの出発を「12月の旅人よ」とコメントされていました。松本さんの胸中、いかばかりでしょうか・・・胸が詰まります)

時は流れ90年代。
トレンディドラマ・タイアップ曲「幸せな結末」の大ヒットを機に、再び巷での大きな再評価を得た大瀧さん。
その頃には「大人」となり社会人となっていた僕が勤務先で、他でもない、大瀧さんの代表作として認知度がさらに上がっていた『A LONG VACATION』のギター弾き語りスコア発売に微力ながら関われたことは、予期せぬ喜びでもありました。

さて、そんな個人的な大瀧さんへの思いを経て「大人」となった僕が、それこそ「大人買い」真っ最中のジュリーのポリドール期アルバム群の中で、大瀧さんが作った未知の楽曲と出逢うことになります。
それが今日のお題曲、「あの娘に御用心」。
収録アルバム『いくつかの場面』がリリースされたのは1975年。しかし僕がこの曲と出逢ったのは、何と30年後の2005年のことでした。クレジットを見て「えっ、大瀧詠一・作詞作曲?」と驚いたのを覚えています。

大瀧さんには、大きく分けて2つの作曲パターンがあります。
ひとつは『A LONG VACATION』に代表される、はっぴいえんど時代からの盟友・松本隆さんを作詞に迎えた黄金コンビで作られる、涼やかでキャッチーな完全無欠のヒット性に満ちたポップチューン。
もうひとつは、自身が作詞・作曲両方を手がけ、大瀧さんが深くリスペクトしていると言われているクレイジー・キャッツの楽曲さながらの、コミカルで畳みかけるような詞曲による、どこか昔懐かしい感じのするナンバーです(『A LONG VACATION』にも1曲だけこのタイプの「Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba物語」というシンセ・ドゥーワップ・ナンバー(!)が収録されています)。
いずれのパターンも大瀧さんの「趣味性の高さ」が特筆されますが、「あの娘に御用心」は、後者ですね。

この曲の作曲にまつわる逸話、そしてジュリーファンの間では有名な、デモ・テイクと正規テイクの『いくつかの場面』収録への取り違えの話などについては、こちらのブログ様が詳しく書いてくださっています。いやぁ、ジュリー以外の記事もとても素晴らしいブログ様でした。
(実はこのブログ様を僕がJ先輩に教えて頂いたのは、今からひと月ほど前のことです。もちろん、その直後の大瀧さんの突然の訃報など夢想だにしていませんでした。楽しい記事を拝見し、僕も及ばずながらいつか「あの娘に御用心」の考察記事を書きたいものだ、と漠然と考えておりました。まさかこんな形で執筆することになろうとは・・・)
僕が驚いたのは、この曲、まず打ち込みのリズムボックスである程度の演奏をレコーディングののち、ドラムスの林さんは後録りだったんですね!
プロのドラマーにとっては何てことない作業かもしれませんが、素人からしますとその技量、恐るべしです。

誤ってデモ・テイクが『いくつかの場面』に収録され、ジュリーの発声が今ひとつ不明瞭ということでシングル・リリースを見送られた、というお話はジュリーの歴史的にも大瀧さんのキャリア的にも実に残念なことではありますが・・・その一方で、本来陽の目を見ないはずのデモ・テイクが今でもこうしてアルバムで聴けることで、ジュリーの類稀なる才能が推し量られることを見逃してはならない、と僕は考えます。
その才能とは・・・まるで作曲者でもあるヴォーカリストの個性が乗り移ったかのように「歌い慣らし」をしてしまう、ジュリーの底知れぬセンスです。

大瀧さんの曲をよくご存知の方ならお分かりと思いますが、この『いくつかの場面』収録のテイクでジュリーが聴かせてくれる、ちょっとルーズにしゃくりあげるような歌い方は、実は大瀧さんご本人のヴォーカル・スタイルにそっくりなんですよ。
きっと、大瀧さんが録った仮歌を聴いたジュリーが、まずは曲の雰囲気と、作曲者の歌に対するアプローチを咀嚼しようとして歌ったのが、このデモ・テイクのヴォーカルなのでしょう。それがいとも簡単にできてしまうジュリーは、天才という他ありません。
このことは、吉田拓郎さん作の「いま、このときめきを」や、佐野さん作の「THE VANITY FACTORY」などのヴォーカル・テイクからも垣間見ることのできる、ジュリー天賦の才だと思います。

大瀧さんの曲には、侘びしさや儚さはあったとしても、「暗さ」がありません。それが例え短調の失恋の歌であっても、どこか涼やかで、爽やかなのです。
長調のポップ・チューンならば、当然その特色は明快。

毎日あの娘の夢ばかり 催眠術にかかって
A                 F#m         A           F#m

覚めるのに5年はか かるよ
A             D       A  D

何はともあれ (御用心、御用心)
D       E             A

あの娘に逢ったら (御用心、御用心)
D          E                A

逃げた方がいい 心を奪われる前に ♪
B7                     E

「あの娘」の魅力にはどうにも困った困った~、というこの曲の心躍るテーマは、そんな大瀧さんの持つ底抜けの楽しさ、趣味性の高さがモロに反映されていて、歌手・ジュリーとの組み合わせは正に奇跡的。
天才と呼ぶにふさわしい二人が、それでいてさりげなく、肩肘を張らずに作り上げた「あの娘に御用心」は、”キュートなジュリー”の代表的名曲と言えるのではないでしょうか。

そして、この曲はジュリーの中で「イカレポンチ的に楽しげな恋の曲のパターン」として無意識に血肉となっていたのでしょうか・・・82年にアルバム『A WONDERFUL TIME』に収録されたジュリー作詞・作曲のナンバー「氷づめのHONEY」で、曲のイメージはまったく異なる中に、「あの娘に御用心」のメロディーの起伏やリズム感と不思議な共通点を見出せるんです。
その辺りにつきましては、いずれ「氷づめのHONEY」の楽曲考察記事にて触れたいと思います。

先述した通り、一応セットリスト予想として今回この曲を採り上げたとは言え、『ひとりぼっちのバラード』で「あの娘に御用心」が歌われる可能性は低いです。何故なら、今回のセットリストはもう12月の中頃の時点で決定していたようですから(saba様ブログの、GRACE姉さんの元に「ドサッ」と(笑)譜面が送られてきたらしい、との情報より)。
もし「あの娘に御用心」がセットリスト入りしたら、ジュリーのヴォーカルはもちろん、鉄人バンドのコーラス・ワークにも大注目。万が一下山さんが「御用心、御用心♪」と歌ったりしたら、これはかなりの事件なんですけどね・・・。”全然当たらないセットリスト予想”の意外な実現は、ちょっと可能性薄いかなぁ。
逆に言えば、やはり昨年に亡くなられた岩谷時子さんを送る「君をのせて」、或いは「永遠に」のセットリスト入りは既に確定しているのでは・・・とも推測できますが、さてどうでしょうか。

ともあれ、ジュリーが常に「歌」で故人を大切に送ってきたように、僕としてはこの場で、大瀧さんの隠れた名曲「あの娘に御用心」について書き、他作品への思いも込めて発信することでしか、大瀧さんを送るすべがありません。
大瀧さんのアルバム『A LONG VACATION』は、日本ポップス史上1、2を争う金字塔作品だと僕は考えていますから、是非多くのかたに聴いて頂きたいです。また、その続編的要素を持つ『EACH TIME』というアルバムもあります。こちらも名盤です。

加えて、このブログを読んでくださっているジュリーファンのみなさまには『NIAGRA TRIANGLE Vol.2』もおススメです。佐野元春さんがこの企画アルバムに寄せた「彼女はデリケート」は、冒頭セリフ入りのヴァージョン。「彼女はデリケート」を作者の佐野さんが歌うとこんな感じなんだ、ということが分かる名テイクです。
もちろん、大瀧さん作の収録曲も名曲揃いですし、このアルバムの制作前に佐野さんと杉さんは「巨匠・大瀧さん対策」として2人だけで会談(笑)、持ち寄せる曲について案を交し合ったという逸話が示す通り、佐野さん、杉さん共に大瀧さんの作風を意識したメロディアスなポップ・ナンバーを提供しているのも興味深いところです。

「日本の音楽だって素敵なんだよ」と、10代の生意気盛りの僕に教えてくれた大瀧さん、そしてその後、ジュリー・ナンバーで再び出逢うことになった大瀧さんの楽曲に、僕は今とても感謝しています。

大瀧さん、どうぞ安らかに。素敵な曲達と、得難い思い出をありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。合掌。

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コメント

DY様 こんばんは

東京ドーム記事UPお疲れさまでした。非常に細やかな観察なので、鮮やかに思い出されます。そして続けて、「あの娘に御用心」の記事をありがとうございます。ライブ演奏に少しだけ期待してみましょう。

それと、大瀧詠一さん関係の記事掲載の雑誌が続々と出て来ました。その中で『昭和40年代男(オレたちシティポップ世代)』が、とても良いです。『A LONG VACATION』の詳細が分かります。二十歳になった私の青春そのものの記憶が、「君は天然色」のイントロと共に蘇って来ます。

さて本題について、1975年当時、私は中学二年生でした。レコードはまだ買えませんでしたが、ジュリーのラジオ番組を聴いていたのでアルバム『時の過ぎゆくままに』の全曲を知ることが出来ました。

「あの娘に御用心」は、何故かテレビコマーシャルのBGMに使われていたのでびっくりした記憶があります。内容は、ハチマキ、眼鏡の少し冴えない受験生の男子が部屋で勉強してると思いきや、好きな女の子の妄想をし始めると頭の上に吹き出しが現れ、そこに女の子が登場。意外とコマーシャルは長く、♪御用心、御用心♪の歌に乗って、男の子が女の子に追いかけられ必死に逃げるというコントでした。今でも覚えていますが、果たして何のCMだったんだろう?ローカル?ミュージック・ビデオのような作りにも似ていたような?

10数年ぶりの渋公参戦は、初日前側席となりました。楽しみです。

投稿: BAT | 2014年1月16日 (木) 04時00分

BAT様

ありがとうございます!

実は僕は70年代の大瀧さんには詳しくなくて、只今遡って勉強中です。アーティスト名と作家名で「滝」「瀧」と漢字表記を分けていらしたことも、今日になって知りました。
とても奥が深そうな世界にワクワクすると共に、今回の突然の旅立ちに悲しさもつのります。

「あの娘に御用心」がCMタイアップだったとは…いやいや一体何の商品だったのでしょうね。
受験生が登場するということは、何か夜食系なのかなぁ…。

投稿: DYNAMITE | 2014年1月16日 (木) 11時24分

DY様 こんばんは。

「あの娘に御用心」
急遽リストアップされないかなぁ。

「さらばシベリア鉄道」も「A面で恋をして」も大好きです。
「さらば~」なんて今でもフルスコア空で歌えるのに作者をあまり気にしてなかったかも。
鉄人バンドの「ごよ~じん、ごよ~じん」
のコーラス聴いてみたいです。

投稿: nekomodoki | 2014年1月17日 (金) 00時06分

おはようございます。
2014年がスタートして、Dy 様の渾身?のThe Tigers 「東京ドーム」観戦記、あの時の感情を反芻しながら、皆様のコメントを含め、堪能させて戴きました。
ありがとうございました♪

さて、Dy 様、今日は「東日本大震災」同様、私達日本で暮らす人間が忘れない「阪神淡路大震災」の日ですね。
朝、黙祷させて戴きました。
阪神淡路では、東日本大震災発生時間にも黙祷が予定されているとのこと、J-wave の川平さんがおっしゃっていました。

「いくつかの場面」と云うアルバムは、75年の発表で、やっと日本語対立も収まり、かなりジャンルの垣根が低くなり、製作者の自由と実験が繰り返され、それがリスナーに支持~つまり売り上げとして反映され~されていった頃でしたね。

「あなたにご用心」のリフレインは、あのメロディーと共に耳に残るアメリカンポップなイメージを、凄く感じさせられました。
発表時には、私的にははっぴーえんどのサウンドとは馴染めず来たこともあり、Julie もスタッフも新しい音楽性を感じられるミュージシャンとのコラボレーションを模索中だったのでしょう?と。

あの頃は、アルバムはコンセプトがはっきりしていましたから、ミュージシャンの自由が発揮しやすかったから私はアルバム中心に収集しておりましたわ。
だから、高過ぎ?とのJulie のsingle box はありがたく購入致しました。アルバムとsingleではバージョンが違っていることがありました。

「あの子にご用心」の場合はちょっと違ってますが・・・。
私は、「ヘイ!ディブ」をJulie がお正月concertのアンコールで唱われた時参加しておりました。最後にグラスを空に上げるパーフォーマンスに(涙) でした。


今回は、ドラムで参加されておられた林立夫さんも帰天されていることを含め、同時代同じく音楽に生きて来られたことへの敬愛の思いを、
歌でJulie は表現されるのでは、と期待致しております。

初日、私は2階からライティングの素晴らしさを堪能させて戴く予定です(^_^;)
長々…になりました。
Dy 様の「ひとりぼっちのバラード」観戦記又楽しみにお待ち致しておりますわ。

投稿: Lchia | 2014年1月17日 (金) 08時44分

Dy 様、「あの娘に御用心」でした。
こだわりの大瀧さんの作品です。間違いはdame dame ですわ。

改めて、大瀧さん、林さんのご冥福とその日本音楽シーンへの多大なご貢献を思い、今日19年前の「阪神淡路大震災」で被災された方々と残された方々の為に、祈り今、生かされていることに感謝しながら、意志的、意識的に暮らして参りたいですね。
Julie のように、喜びを探しながら。

投稿: Lchia | 2014年1月17日 (金) 09時28分

DY様
おはようございます!長くなりそうなのでこちらにもお邪魔します!
今回の記事はじゅり堕ち2年半の私にとっては、じゅりネタよりも興奮いたしました。(*^-^)いや~ホントに10代の感受性で浴びたものは根強いですな。
同じく洋楽絶対主義でスカしてた私も、大瀧さん周辺の音楽には、なんかこんなリラックスした素敵大人っていいんじゃない?と心踊らせ、ロンバケやナイアガラVOL、2を聴きながら田舎の海岸沿いを車走らせておりました。
 なるほど仰る通り、素敵な大人モデルを見せていただいていた幸福な世代だったのですね!

そして、あの娘に御用心 も当然大瀧さんバージョンを先に聴いてたので、じゅりバージョンを聴いた時には、陽水と同じように大瀧さんもじゅりに個人レッスンをしたんだな~大瀧さんもじゅりに・・と空想してました(^-^; ジュリーの「歌い慣らし」センスには脱帽です。ワタシ的にはデモテイクの方が正しい!と思いますが・・

素晴らしいブログ記事ありがとうございました。DY様にはぜひともエッセイを執筆していただきたいな~「ロック少年はいかにして沢田研二に堕ちて行ったか・・」的な、平安寿子さんの「あなたがパラダイス」の男性版みたいな~ 売れます!買います! 不躾なコメント失礼しました!

投稿: あおやん | 2014年1月17日 (金) 10時17分

nekomodoki様

ありがとうございます!

可能性は低いですが、もしこの曲のセットリスト入りが実現したら、やはりコーラスは要チェックですね。
普通に考えたら柴山さんと泰輝さんですが、泰輝さんが結構忙しいアレンジになると思うので、あの下山さんが「御用心、御用心」と歌う可能性も…と勝手に想像してニヤニヤしてしまいます…。

Lchia様

ありがとうございます!

まったく仰る通りです。今生かされていることへの感謝あっての祈り…それしかありません。

『奇跡元年』は僕にとって2度目のジュリーライブで、印象は強烈です。レポも書きましたが、まだまだ知らない曲もあり、鉄人バンドのインストタイムを「休憩」などと表記、いまでは恥ずかしいだけの文章ですが、「ヘイ、デイヴ」の最後の「乾杯♪」の時のジュリーのことは書きました。
ジュリーってそういう人なんだなぁ、と思ったことを覚えています。

すみません、お返事一度切ります。

投稿: DYNAMITE | 2014年1月17日 (金) 11時36分

あおやん様

ありがとうございます!

今、これまであまり知らなかった70年代の大瀧さんを勉強中ですが…改めて、凄い引き出しの持ち主でいらしたのだと。
「ロックンロール・マーチ」というタイトルの曲があった偶然には驚きましたがsweat01

本当に…10代の感受性で聴いた音楽というのはいつまで経っても特別です。
それが、多くの先輩方にとってザ・タイガースでありジュリーであることを考えますと…まぁ僕などの出る幕ではありませんよ~。
でも、遅れてきたファンではありますが、もうジュリーは特別も特別ですよね、お互いに…。

投稿: DYNAMITE | 2014年1月17日 (金) 12時56分

DYさま
ケチをつけるわけではないのですが、ザ・タイガースの集客については、やはりもっと早くから大々的に広告すべきだったと思います。
ジュリーがいくらツアーで話しても、聞くのはジュリーのファンばかり。トッポも、タイムスリップとかでチラッと言ってたようですが、よそのステージで宣伝するのは制限があるでしょう。当時のファンでももう40年も離れたままの人たちは、知るすべもなく、実際知らなかったという人は多いでしょう。知ったときにはチケットは売り切れ、そんな切ないことありません。
もし今後、また機会があるなら、同じ人が何度も観に行くのではなく、観たい人がみんな来られるような方法を考えて欲しいな、と思います。
かく言う私も、トッポンのファンですからファンクラブもなくどうやってチケットを確保すればいいの?と不安でいっぱいでした。トッポとサリーにはファンクラブがないのに、他の3人は優先受付をするって、ザ・タイガースのライブなのにおかしくない?って感じないでもなかったです。もちろん、ビジネス的には理解できますし、ドームがガラガラなんてオソロシイことになる不安もあったんだから、ジュリーの功績は多大だとは、十分わかっています。
ただ、もし次回があるなら、今回チケットを取れなかった方が、きっと参加できますよう祈っています。

投稿: アン | 2014年1月18日 (土) 16時47分

アン様

ありがとうございます。

確かに、巨大スポンサーをつけ、タイアップがあった方が宣伝は完璧にできたでしょう。しかしあの素晴らしいステージはなし得たでしょうか。例えば機材ひとつとってもそうです。東京ドームや京セラドームをあの機材でやったからこそ、先輩方が「タイガースの音だ」と仰るあの音になりました。
みなさま、今流行の音響でザ・タイガースを聴きたかったかと言えばそうではないでしょう。それこそ「ビジネス」の話です。ですから真逆の手法の今回のツアーで「ビジネスとしてなら分かる」と仰るアン様のお考えは僕にはまったく分かりません。
また、連帯責任を負うスポンサーがついた状態で、果たして最終日にシローが登場できたか、ということもあります。
タイガースのメンバーが作ったコンサートだったから可能になったことというのは、このように数えきれないほどあります。

そうした手作りのLIVEで、ジュリーは最大限のことをしました。他のメンバーのファンへの配慮も凄まじいものがありました。理解されないであろうことは承知の上です。

すべての「行きたい」と考えていらしたみなさまへのチケットが行き渡らなかったことの要因を挙げるならば、それは宣伝ではありません。メンバー誰のせいでもありません。
別に問題があったと僕は考えます。
もう終わったことですからくどくど書きませんが、もし「次」があるならば…その時にお話しましょう。

投稿: DYNAMITE | 2014年1月19日 (日) 13時09分

詳しくお返事いただいて、ありがとうございます。
えーっと、まず、スポンサーをつければよかったと言ってるんじゃないんですが、スポンサーをつけなければ宣伝することはできないと、いうことなんですね。そして、スポンサーをつけたら、大がかりな舞台にしなければならない・・・つまり、ショービジネスとして。
私にはそういうシステムのことはわかんなくて、ごめんなさい。
一般発売の前日に全面広告を出すのなら、もう少し早くから告知する方法はなかったのかな?というレベルのことを言いたかっただけなんです。
あの広告を見て初めて知って、明日チケット買わなきゃ!というのは、あまりにもたいへんでしょう(笑)
メンバー自身が手掛けた、お金のかからないツアーとしては、たしかに限界がありますから、これ以上は無理だったのですね。よくわかりました。
誤解されるとイヤなので、もう一度申しますが、気になったのは告知が行きわたらなかったんじゃないかな?という点だけで、その他の運営、ステージそのものには満足しています。ジュリーにも、ほんとに感謝しています。
だいたい、ここでDYさまに言っても仕方のないことなのに、申し訳ありませんでした。

次回があるといいですね。

投稿: アン | 2014年1月19日 (日) 17時25分

DY様へ

 こちらの記事を読まさせて頂き、遅ればせ乍、大瀧詠一さんのことを知りたくなり・・・ 本日、週刊現代(*1/25・2/1合併号) で大瀧さんの特集? 関係諸氏の対談記事を読みました。

 昔から名前は存じ上げていましたが・・・ こんなにも多大に、日本の音楽シーンに寄与されておられた方とは!!
 勉強をさせて貰いました。

 私は、さだまさしさんや河島英伍さんのコンサートにはちょくちょく足を運んで…
 妹は佐野元春さんや“大滝”さん派…妹の部屋からよく彼らの楽曲が流れていても、いつも私は「ふむ…」状態でした。

 notes『あの娘に御用心』が、めちゃんこ聴き込んだcdアルバム『いくつかの場面』に入っていたこと…忘れていました。
 CDが発売されてからも割りと聴いていたのに…(苦笑)
 名曲揃いで…他の楽曲のインパクトが強かった!?

 しかし、1975年の作品だったとは・・・ レベル高過ぎですね。
 あの頃、純粋に…「世の中の人〜 もっとジュリーの歌唱力を認めてください〜」 って、我が心の中で“常に”叫んでいたことを思い出しました。

 そう言えば? 私は太田裕美さんの隠れファンなので、cdアルバムに収録されているnotes『さらばシベリア鉄道』は昔からよく聴いてました〜

 大瀧詠一さんの御冥福をお祈り申し上げます。

投稿: えいこはん | 2014年1月19日 (日) 23時27分

アン様

ごめんなさい。
僕は読み方を間違えていたのですね…本当に申し訳ありません。

こちら本館はジュリーのお正月コンサートのネタバレ禁止なのですが、ひとつだけ…昨夜の渋谷MCのネタバレをここでさせてください。
ジュリーはMCで、かつてここまでタイガースのことばかりを喋ったことはないんじゃないか、というくらいにタイガースのことを語ってくれました。
それは単に裏話とかジョークとかいうことではなく、「本当に、僕らはタイガースをやったんだ!」という歓びに満ちたものでした。ステージからこれでもか、と溢れ出るジュリーの喜びのオーラは、間違いなく年末のタイガースがあってのことだと思います。

で、ネタバレさせて頂くお話とは…。
ジュリーはトッポと、最後の最後の打上げで別れ際に握手をしたんですって。
面白おかしくツッコミも入れてましたけど、本当に嬉しそうに話してくれました。もう、何の気兼ねもないんだな、と思えました。
ジュリーはそこまで言わなかったけど「僕は両手で握手したよ」と、言わんばかりでした。トッポはね、右手に大事な大事なカジノを持って、左手だったみたい。でも、トッポの方から手を差し出したんだそうです。
トッポとしては、「またな!」という感じだったのではないでしょうか。ジュリーはそんな2人の雰囲気を話してくれたと思います。

えいこはん様

ありがとうございます!

「あの娘に御用心」のセトリ予想が当たったかどうかは、こちら本館では置いておくとしまして…大瀧さん、僕も実はここ数日で多くのことを知り、改めてその音楽性、邦楽ポップスへの貢献について感動させられることしきりです。

太田さんヴァージョンの「さらばシベリア鉄道」もとても良いんですよね。
あんなふうに女性歌手に自然に歌ってもらえる曲を作る大瀧さん…やっぱり「さすが」のひと言です!

投稿: DYNAMITE | 2014年1月20日 (月) 21時22分

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