ザ・タイガース 「花の首飾り」
from『THE TIGERS SINGLE COLLECTION』
original released on 1968、single
disc-1
1. 僕のマリー
2. こっちを向いて
3. シーサイド・バウンド
4. 星のプリンス
5. モナリザの微笑
6. 真赤なジャケット
7. 君だけに愛を
8. 落葉の物語
9. 銀河のロマンス
10. 花の首飾り
11. シー・シー・シー
12. 白夜の騎士
13. 廃虚の鳩
14. 光ある世界
15. 青い鳥
16. ジンジン・バンバン
disc-2
1. 美しき愛の掟
2. 風は知らない
3. 嘆き
4. はだしで
5. スマイル・フォー・ミー
6. 淋しい雨
7. ラヴ・ラヴ・ラヴ
8. 君を許す
9. 都会
10. 怒りの鐘を鳴らせ
11. 素晴しい旅行
12. 散りゆく青春
13. 誓いの明日
14. 出発のほかに何がある
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『THE TIGERS 2013』は、ファイナル・東京ドームの素晴らしいステージを以て無事終了いたしました。
いや、本当に素晴らしかった。何よりステージの空気が良かった・・・激しい曲でも、何か暖かい空気感がありました。
僕が選ぶMVPは、やっぱりジュリーかな。演奏陣だと間違いなくピー先生でしょう。
この先ザ・タイガースが全員揃って何らかの音楽活動をする機会があるのかどうか・・・それは分かりませんが、今回の2013年のツアー大成功を経て、やっぱりこれまで以上のメンバー同士の人間関係が互いに築かれたのではないでしょうか。音楽的にも、プライヴェートにおいても。
還暦をとうに超えて、昔の仲間誰ひとり欠けることなくそれができる、というのは本当に奇跡です。シロー登場直前、東京ドームでのタローの感極まりながらも爽やかなMCには、そんな気持ちが込められていたんじゃないかなぁ・・・。
さて、そんな東京ドーム公演の詳しい様子については、年明けに執筆を開始するLIVEレポートをお待ち頂くとしまして・・・今日はひと足先に”『THE TIGERS 2013』セットリストを振り返る”シリーズにて楽曲考察記事を書きます。これが拙ブログ2013年最後の更新です。
今回の”振り返る”シリーズは、ずっと以前から「この1曲!」と決めていました。
はからずも、拙ブログ2013年最後の更新にこのお題。ザ・タイガース復活のメモリアル・イヤーの締めくくりとしてふさわしい曲かと思います。
「花の首飾り」、僭越ながら伝授!
ザ・タイガース最大のヒット曲であり有名曲。
「ファンが選ぶザ・タイガースこの1曲」という観点ならば、おそらく「君だけに愛を」にその座を譲るでしょうが、世間一般の認知度、或いはタイガースの音楽性を浸透させた貢献度、そして何より素晴らしい詞曲の良い意味での大衆性において「花の首飾り」は群を抜いています。
例えば、『懐かしの歌謡○○』とか『R45指定の○○』といった感じのオムニバスの楽譜なんかには、ザ・タイガースから必ずこの「花の首飾り」がセレクトされるわけです。どんな楽器を嗜む人にも、敷居高くなく受け入れられるというのは「花の首飾り」の持つ、他のタイガース・ナンバーには無い傑出した魅力なのですね。
過去・現在・未来・・・世のヒット曲の流行り廃りに左右されないタイプの名曲と言えます。
さて、この曲についてはピー先生の新著『花の首飾り物語』で、これまでファンが正確な情報を持ち得なかったレコーディング当時の状況や、すぎやま先生の作曲秘話、そして原作詞者である菅原房子さんについてなど、様々なことが分かってきました。
特に「タイガース屈指の大ヒット曲であり、これだけ多くのカバー・ヴァージョンを生んでいる有名な曲なのに、誰も原作詞者の菅原さんについて知らないのはおかしい」という当然の疑念が、ピー先生の探究心と努力、自身の足を使っての取材で紐解かれた意義は、とてつもなく大きいと思います。僕はこうしたいかにも先生らしい研究意欲を持つピーの姿勢、キャラクターはとても好きです。
(また、ピーはその後「白夜の騎士」原作詞者である有川正子さんとも遂に対面を果たしたようで、12月24日付の『北海道新聞』記事がピーのオフィシャル・サイトにて紹介されています。有川さんは、タイガースのメンバーよりお姉さんでした。「白夜の騎士」の詞を思うとそれも、なるほどお姉さん視点の詞なのかなぁという感じがします。ともあれ、ピーの探究心と行動力がザ・タイガースの歴史を次々と検証し光を当てていきます。素晴らしい・・・さすがは先生です!)
詳しいことは、みなさまにも是非『花の首飾り物語』を購入して実際に読んで頂きたいので、ここでは簡単な引用に止めつつ、僕なりの楽曲考察に取り組んでいきたいと思います。
新著にてまずピーは、残念ながら2011~12年のツアーには不参加となってしまったトッポのライヴハウス演奏を訪ねるところからプロローグ導入し(この冒頭のシーンはとても良いです。ステージでは無心に暴れ回りハジけまくるピーですが、物書きとしては「熱いハートをクールに俯瞰する」素晴らしい一面を魅せてくれます。これは先の日記形式で書かれた『老虎再来』では後追いファンには感じるまでに至らなかったピー先生の新たな魅力で、その点も『花の首飾り物語』を僕がみなさまに強く一読をお勧めする理由のひとつです)、そこから「当時の回想」という形で本篇が始まります。
ピーはレコーディング当時を振り返るにあたり、雑誌『明星』の記事を引用してくれているのですが、これが偶然、今回のツアーが始まる直前に、僕がいつもお世話になっているJ先輩のP様からお借りした貴重な切り抜き資料集にあったもので、「あっ、これはついこの間読んだ資料だ!」と興奮したものでした。
スキャンさせて頂いたものをご紹介しましょう。
ピー先生によりますと、メンバーの会話などの記述については正確さを欠く(まぁそうでしょうね笑)・・・のだそうですが、これは初めてリード・ヴォーカルの重責を担うトッポが何度もテイクを重ね、ジュリー達が時にアドバイスしながら盛り立てた、という様子が伝わる貴重な資料なのですね。
ピーはレコーディングの場所や環境まで自分の足で現地に赴くなどして『花の首飾り物語』にて検証してくれています。
こうしてレコーディングされた「花の首飾り」は、当初はシングル『銀河のロマンス』のB面曲に過ぎなかったものが、あれよあれよという間に好評を博し、タイガース最大のヒット曲となってしまったのです。すぎやま先生達制作スタッフや、ヴォーカルのトッポはじめタイガースのメンバーに手応えはあったにせよ、これはリリース時の制作サイドの予測を遥かに超えるセールス実績となったのではないでしょうか。
では何故、「花の首飾り」というナンバーがそこまで世間の支持を得たのでしょう?
それは、すぎやま先生の作曲が素晴らしかったことは当然としても、やはり「一般公募」の期待想定を大きく凌ぐ菅原さんの原作詞にある物語世界と、耳新しい個性的なトッポのリード・ヴォーカルをフィーチャーしたことが、いわゆる「それまでのザ・タイガース」とは異なる新たなイメージを鮮烈に生み出したからでしょうね・・・。
ここで、僕が先程使った「それまでのザ・タイガース」という言葉について語らねばなりません。これはまったく後追いファンの想像に過ぎないにせよ、いつもお世話になっている先輩も同じ思いをお持ちのようですから、安心して書かせて頂くのですが・・・。
「花の首飾り」以前・・・ザ・タイガースは圧倒的な人気を誇りながらも、一方では「やっかみ」的に彼等の成功に疑念を持つ大人達、一部の教育者、知識人という「敵」も大きな存在としてあったと思われます。
まったく的外れな評価・・・「騒音」「なんの深みも無い」「あんなのは音楽ではない」などといった、「未知の脅威」に怯えるに等しい不当な言葉の数々。そのターゲットとなっていたのが、あの5人がロック・ナンバー演奏時に醸し出していた途方もないエネルギーであり、動きであり、「花の首飾り」リリース直前で言えばそれはジュリーの「君だけに愛を」における「指差し」アクションに集約されていたかもしれない・・・世の中の少女達を惑わす、たぶらかす「不良の振る舞い」という強引な理屈だったのでしょう。
ところが、「花の首飾り」には、そうした大人達のあらさがしのような攻撃を受ける要素が無かったわけです。
クラシカルなアレンジ、切ないメロディー、幻想的な歌詞。
これは、なかなかビートルズを正当に評価しようとしなかった有識者(?)達が、「イエスタデイ」を聴いて掌を返した状況とよく似ています。
「あぁ、今度のタイガースの曲はマトモな音楽じゃないか」と・・・その程度の認識ではあったにせよ、また一部に根強い社会の反発を残していたにせよ(レコード大賞とか紅白とかね)、「君だけに愛を」では到底納得しなかった頭の固い連中をして、おおむねザ・タイガースが「音楽」として普通に語られ始めた・・・そんな状況の第一歩が「花の首飾り」によって踏み出されたと言えるのではないでしょうか。
つまり、本来正当な評価であったはずの「君だけに愛を」までのザ・タイガースへの少女達の熱狂が、「花の首飾り」でようやく一般的市民権を得た・・・と、言い方は微妙かもしれませんが、そんな感じのことが起こったんじゃないかなぁ。
・・・いや、そこまでは行ってないのか。学校の先生あたりが「タイガースは認めん。でも花の首飾りは良い曲だ」くらいの反応に留まっていたのかも・・・後追いの勝手な憶測で、タイムリーなタイガース・ファンのみなさまに、かえって辛い思い出を呼び起こさせてしまったのであれば申し訳ありません・・・。
しかしそんなふうに考えていくと、世間のジェラシーを一身に浴びていたジュリーが「花の首飾り」を歌っていたら、この曲は「シングルB面の隠れた名曲」というファンの間だけの評価に留まっていたかもしれません。それまではあまり社会の不当な攻撃に晒されにくいスタンスにあった、芸術思考の強いトッポが一躍「主を張る」ことで、頑なだった受け入れる側のスイッチが切り替えやすかったことも、「花の首飾り」の大ヒットに繋がったのではないかと思います。
ある程度は「いける!」と踏んでいた制作側にとっても、ここまでの大ヒットは考えていなかったでしょうね。もしかすると、「花の首飾り」の驚異的なセールスに一番ビックリしていたのは、原作詞者の菅原さんだったかもしれません。
それではここで、「花の首飾り」で菅原さんが描いている情景について、トッポのヴォーカルと合わせて考えてみましょう。
後追いファンの僕もようやく生で聴くことのできた、トッポの「花の首飾り」。やっぱり唯一無二なんですよ。この曲はもう、トッポそのもの。
トッポ自身はクールに「一度歌になってしまえば、歌は聴き手のものだから」と語っていますが、この曲をトッポの歌と切り離して考えることはできないですね。
もちろん、2011~12年のツアーでのジュリーのヴォーカルにも、違った素晴らしさがありました。ジュリーがこの曲を歌うのを何度も生で聴き、DVDにも残されたこと・・・ファンとしてはとても嬉しいことでした。
でも
やっぱりいい歌だよね。
切ないよね。好きだとか、愛しているということは言わなくても、気持ちはよくわかるよね。歌い方も、かつみもそうだろうけど、感情をそんなに乗せなくても、感情が伝わる歌だよね。
ジュリーがピーの取材に対しこう語ったのは、正にそのツアー、トッポの代理で「花の首飾り」を歌っていた時期だそうですが・・・ジュリーはまた
ずっとかつみを意識しながら歌ってる。かつみほどじゃないな、と思いながら。
とも語っているように、「トッポが僕らをバックにして歌うのが一番いい」という考えはそのまま、ジュリーが「感情をのせなくても感情が伝わる」という、リリース当時のトッポの歌い方をリスペクトし、「自分もそう歌わなきゃ」と心を砕いていたことの表れだと思います。
トッポもジュリーも、余分な感情は載せずに、「花の首飾り」という素晴らしい歌をそのまま「歌」として歌っています。だからこそ、世の幾多のカヴァー・ヴァージョンと違い「ザ・タイガース」の「花の首飾り」になります。
ただ、そうした素直でてらいの無い歌い方は、極端なまでに違う2人の個性をキラキラと映し出します。
僕が感じるのは、端的に言うなら”ジュリーの「陽」とトッポの「暗」”。いずれも魅力的ですが、原作詞者の菅原さんが描いた本来の情景を表現しているな、と思うのはトッポの方です。これはピーの『花の首飾り物語』を読んで、なおさらそう思いました。
もともとこの曲は短調のバラードなのですから、曲想自体が切ないわけで、それをトッポが歌うと「白鳥(しらとり)の嘆き」が強調されます。これはトッポのキャラクターもあるけれど、まずは「声」でしょうね。
この要素はジュリーをしても持ち得ないもの。トッポのあの声で「素晴らしい歌をそのままの歌として歌った」時に醸し出される切なさ。ジュリーの語った「切ないよね。好ききだとか、愛しているということは言わなくても、気持ちはよくわかるよね」という「花の首飾り」の本質が最も発揮される・・・「かつみの花の首飾りが一番」とのジュリーの評価は、正にこのトッポの声が持つ天性の「切なさ」を指してのことではないでしょうか。
菅原さんは一般公募の際、ジュリーをイメージしてこの原詞を書いたそうです。それは何よりも「凛とした美しさ」であったでしょう。2011~12年のジュリーの「花の首飾り」のヴォーカルには、確かにそれがありました。
ただ、原詞の魅力としてあった「切なさ」・・・それは北の大地の「冷たさ」や「寒さ」の情景でもあり、すぎやま先生の短調のメロディーも相俟って曲の核となりました。
その冷たい湖の情景、白鳥に姿を変えた娘の切なさに、すぎやま先生はじめ制作スタッフは、トッポの声を求めたのですね。
さぁ、そんな菅原さんの素晴らしい着想を得てなかにし礼さんが本格的に歌詞の形を整えた「花の首飾り」。歌詞もさることながら・・・やはり僕のようなブログでは、すぎやま先生の作曲について及ばずながらも紐解く努力をしてみるべきでしょう。
『花の首飾り物語』、そして先に発売された『ロックジェットVol.54』でのトッポのインタビューによれば、最初のひらめきから非常な短時間ですぎやま先生は曲を完成させた、とのこと。
そしてどうやら、トッポがLIVEでビージーズの「ホリデイ」を歌っているのを観たすぎやま先生がメロディーのインスピレーションを得たことが、「花の首飾り」の作曲と密接に関係しているらしいのです。
そこで僕は「花の首飾り」の考察にあたり「ホリデイ」の伴奏和音を習得すべく、ビージーズのベスト版コード・ブックを購入。
僕はこういう時、安価で求めやすい洋書をネットで買うんですけど、届いた商品を見てビックリ。「ホリデイ」も「ジョーク」も載ってなかった!
僕、この2曲はビージーズの「外せない」有名曲なんだと考えていたんですが、どうもそこまでではないようですね。有名シングルなんだけど、20曲のセレクトには入らない、みたいな位置づけのようです。
まぁ載ってないモノは仕方ない。スコアは他の名曲の勉強に役立てることにして、「ホリデイ」は自力でコード起こしをしよう・・・。幸い、そんなに難易度は高くないし、東京ドームでこの曲を弾き語るトッポのフォーム移動が割と頻繁にスクリーンに映っていましたから、だいたいの進行はもう把握できています。
Oh you're a holiday、 such a holiday
Am G F Am
イントロ2小節では、ニ長調(!)へミスリードするコード進行の仕掛けがあったりしますが、歌が始まってしまえばこの曲は明快なイ短調。
スクリーンでアップになったこの部分のトッポの左手・・・気がついたのは経過音として登場する「G」のコード・フォームが、鉄人バンドの下山さんと同じ(ちなみに僕とも同じ)ということで、薬指が1弦に配されるスタイルでした。
一方「花の首飾り」の出だしは
『グループ・サウンズ・コレクション』より
花咲く 娘たちは 花咲く野辺 で
Am Em Am Em Am
こちらも明快なイ短調。
「ホリデイ」(原曲)がオルガンの和音伴奏がメインであるのに対し、「花の首飾り」は単音アルペジオのギターが伴奏のメイン。ただし、両者ともストリングスがヴォーカルの裏メロとして噛んでくるという、聴き手の印象面としては大きな共通点があります。
すぎやま先生は『花の首飾り物語』でのピーとのインタビュー対談で洋楽ロック、ポップスの対位法について言及されていて、この「花の首飾り」のストリングスによる裏メロアレンジは、すぎやま先生のポップス解釈が表れた例だと考えられます。
ちなみにこの裏メロは2013年、タロー渾身のリード・ギターで演奏されることにより新たな「花の首飾り」の魅力として、進化を遂げることになります。
展開部にも共通点があって、かなりハッキリとしたニュアンスでハ長調への移調が登場します。
「ホリデイ」は
It's something I think so worthwhile
C G
If the puppet makes you smile
Am Em
If not then you're throwing stones
F C
throwing stones, throwing stones
G7 C
と、最後は主張強くハ長調に着地。
一方「花の首飾り」は
私の首に かけておくれよ
G7 C E7 Am
あなたの腕が
F Fm
からみ つ くように
Csus4 C E7 Am
ハ長調への並行移調を提示しつつも、着地はAmのイ短調。この曲でまず「悲しみ」「切なさ」が強調され、トッポの声にマッチするのはそのためです。
「Csus4→C→E7」の部分は、ギター・コードを弾いた時「ファ→ミ→レ♪」という下降の音階が目立つよう配慮された進行と考えられます。
あと、この曲の演奏についてですが・・・今はやはりCDの楽器パートについて書くより、ザ・タイガースの生演奏を語りまくりたいところですよね。このタイミングでは、どうしてもそちらに気持ちが行ってしまいます。
でもそれは、年明けの東京ドーム・レポートで語る方がふさわしいと思いますから、もうしばらくお待ち頂きましょう。東京ドームはとにかく、「君だけに愛を」「モナリザの微笑」「青い鳥」「廃虚の鳩」「ラヴ・ラヴ・ラヴ」、そして「花の首飾り」といった、「誰もが知る名曲」の演奏がとても良かったのですよ。
先述したように「花の首飾り」では、トッポのヴォーカルを追いかけるタローのリード・ギターが素晴らしかったなぁ・・・。
ともあれ、2012年1月24日の日本武道館公演の時点では、ジュリーが「近い将来」を約束してくれただけでまだ何も具体的なことは見えていなかった、「実際にトッポの”宇宙一”のヴォーカルを聴いてからこの曲の記事を書く」という拙ブログのひとつの目標は、2013年末に無事達せられました。
これで何と、『THE TIGERS SINGLE COLLECTION』という、僕がザ・タイガースの勉強に際し最初に聴き込んだ、基本中の基本とも言えるCD収録の全30曲をお題に採り上げ、楽曲考察記事として完全網羅することとなりました。
2009年に執筆した「淋しい雨」からおよそ4年半ですか・・・まったく予想外のスピード達成でしたが、これはその間ザ・タイガースに2度の大きな節目が訪れ、遅れてきたファンである僕が何とかそこに立ち合えたことの証しでもあります。
本当にありがたいことです。
そうそう、先輩に指摘されて気がついたんですけど、ありがたいことに拙ブログは間もなく閲覧200万ヒットの大台を迎えます(たぶん明日到達)。
実は100万ヒットが2011年、老虎ツアーの年で僕がタイガース・モードの只中・・・そんな状況下での到達でした。どうも拙ブログの大台キリ番は、ザ・タイガースの動きと縁があるようですね。
うっかりキリ番踏んじゃった方、よろしければキリ番ヒット記念の楽曲お題リクエストをお待ちしていますよ~。
それではみなさま。
今年もこんな所に遊びにきてくださりありがとうございました。大変大変お世話になりました。来年もどうそよろしくお願い申し上げます。
よいお年をお迎えくださいませ!
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