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2013年10月12日 (土)

ザ・タイガース 「真赤なジャケット」

from『レア&モア・コレクションII』
セットリスト的中自信度★★☆☆☆


disc-1
1. 君だけに愛を
2. モナリザの微笑
3. 花の首飾り
4. 真赤なジャケット
5. 星のプリンス
6. こっちを向いて
7. シーサイド・バウンド
8. 銀河のロマンス
9. シー・シー・シー
10. 君だけに愛を
disc-2
1. リラの祭り
2. ジンジン・バンバン
3. 光ある世界
4. 廃虚の鳩
5. 青い鳥
6. 真赤なジャケット
7. 美しき愛の掟
8. はだしで
9. Lovin' Life
10. 風は知らない
11. はだしで
12. 嘆き

from『世界はボクらを待っている』、1968
original released on 1967、single『モナリザの微笑』B面


Sekaihabokura

1. 君だけに愛を
2. 銀河のロマンス(インストゥルメンタル)
3. モナリザの微笑
4. 花の首飾り
5. 僕のマリー
6. 落葉の物語
7. 真赤なジャケット
8. イエロー・キャッツ
9. 星のプリンス
10. こっちを向いて
11. シーサイド・バウンド
12. 銀河のロマンス

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セットリスト的中自信度
5段階内訳

★★★★★・・・絶対やります!
★★★★☆・・・おそらくやると思います。これからタイガースの勉強を始めようという方々は、ここまでは予習必須です。
★★★☆☆・・・かなりの有力候補ではありますが、全体の曲数や演奏形態の特殊性などの事情により、オミットされる可能性もあるナンバー達です。
★★☆☆☆・・・個人的にやって欲しいと考えている、渋い選曲群です。セットリストのサプライズとして、密かに期待しています。
★☆☆☆☆・・・おそらくやりません。この機に僕が個人的に記事に書いておきたい、というナンバー達です。

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さて、一般発売のチケットが完売続出の報を受け、そろそろ12月のザ・タイガース再結成本番ステージに向けてCDなどを聴き、みなさまそれぞれの思いで予習を始めていらっしゃることかと思います。

みなさま、どの作品を重点的に予習されていますか?

まず、『THE TIGERS SINGLE COLLECTION』。
特に後追いファンにとってこれは外せないですね。この2枚組さえ聴いていれば、年末セットリストの半分以上は確実に網羅できるでしょう。文字通り「完全無欠」のシングル集は、基本中の基本。

一方で、「いや、今なら『赤盤』『青盤』でしょう!」と仰るかたも多いでしょうね。
ピー先生監修、究極のザ・タイガース・レパートリー。「ラヴ・ラヴ・ラヴ」と両A面扱いのシングル曲「君を許す」が容赦なくオミットされている(笑)ことに象徴されるように、この2枚こそが「真のザ・タイガース・ベスト盤」と言えるのかも。
12月いっぱい、という年末再結成のツアー・スケジュールから考えますと、『青盤』収録「あわて者のサンタ」あたりは意外と要注意ナンバーではないでしょうか。僕はこの曲、セトリ入り「星3つ」と予想していますよ~。

或いは、2012年の武道館DVD。
トッポ以外の老虎4人の現在の姿・・・ヴォーカル、演奏をあますところなく楽しく予習できてしまう必聴、必見盤。「あの頃と変わらない体型を保っているのは、ピーだけです!」とのジュリーの言葉も、40年という時の流れを経て実現した奇跡のステージの証として、謹んで今一度受け止め胸に刻んでおこうではありませんか。

レコーディング・アルバムだと、やはりトッポ在籍時の大名盤、『ヒューマン・ルネッサンス』は押さえておかねばなりません。
個人的には今回「星5つ」の鉄板予想としている「忘れかけた子守唄」をはじめ、「朝に別れのほほえみを」「生命のカンタータ」などのアルバム収録曲もセットリストの有力候補だと思います。

さらに・・・先日のオールナイトニッポン・ゴールドの放映を機に、「オリジナル・メンバー5人だけの演奏」による真・タイガースへの期待に完全にスイッチが入った僕としては・・・。
老虎ツアーで実際に生で体感した、ピーのドラムス、サリーのベース、タローのギター。最後に残った1ピース・・・僕がまだ生で耳にしたことのない、トッポのギターに大いに期待を高めています。
タイガースのステージ演奏を予習するならば、オリジナルLIVE盤は『ザ・タイガース・オン・ステージ』『ザ・タイガース・サウンズ・イン・コロシアム』『フィナーレ』と3枚ありますが、僕としてはトッポのギターを重視して、『ザ・タイガース・オン・ステージ』を聴き込むことが肝要。オールナイトニッポン・ゴールドでピーが「僕らはライヴバンド」とハッキリ語っていたのは、やっぱりトッポ在籍時のLIVE演奏の感覚を持っての発言だったように感じるんですよ。

ただここで、今回のお題曲「真赤なジャケット」について・・・「オリジナル・タイガースの演奏」という観点から考えた時、ちょっと盲点のようになっている絶好の予習音源があります。
それはズバリ・・・『世界はボクらを待っている』の挿入楽曲演奏音源です!
LIVE音源ではないとは言え、これは正しく「タイガースの音」。シングル・レコード音源とはまったく別の魅力、ライヴ感、ガレージ感漲る好演です。特に当時のトッポのギターに着目するなら、必聴の音源と言ってよいのではないでしょうか。
演奏自由度の高さ、一発レコーディングの荒々しくハイテンションな雰囲気を感じさせてくれるゴキゲンなロック・ナンバー・・・改めて聴いて、「うわ、これLIVEでやって欲しい!」と個人的に盛り上がっているところです。

ということで本題。
「真赤なジャケット」、僭越ながら伝授です!

予想的中自信度は、控え目に「星2つ」としました。
有名曲をひと通りやるとしたら、なかなか「真赤なジャケット」までは手が回らないのかなぁ、と・・・。
でも、もしメンバーがこれから稽古を重ねていき、予定していたセットリスト候補の中で「ちょっとこの曲はうまくいかないね。他の曲に差し替える?」という話が出るようなことがあったとすれば、代替案として「真赤なジャケット」は相当有力なナンバーではないか、と僕は思っています。
パッ、といきなり音を合わせることができるタイプの曲なんですよ、これは。

まず僕はこの記事を書くにあたり、「真赤なジャケット」の映画ヴァージョンをじっくりおさらいしようと考え、アルバム『世界はボクらを待っている』を仕事の移動BGM用に持参し、「あ、あれっ?!」と基本的なミスを犯していたことに気づきました。このアルバム、映画タイトルのサウンドトラックを謳っているにもかかわらず、収録されているのは、単に正規のレコード音源に劇中の音声をオーヴァーダブしたものなんですよね。現代ではちょっと考えられない商売です・・・。
まぁでもこのアルバム、「イエロー・キャッツ」1曲のためだけにでも持っておく価値はありますけどね!
(ちなみに「イエロー・キャッツ」は年末のセットリストとして要注意ですよ~。ピーが『赤盤』に採り上げているということもありますし、おそらくタローは、この曲の人気の高さを充分心得ているはず)

で、肝心の映画挿入音源ですが・・・CDで楽しむ、ということになると少なくとも「真赤なジャケット」については、『レア・モア・コレクションII』を聴くしかないです。
ただ、『レア・モア・コレクションII』をお持ちでない方々でも、『世界はボクらを待っている』DVDは持っているよ、と仰るかたはかなり多いでしょう。実は僕もその一人。『レア・モア~』については音源しか持っていません。
ここはひとつ映画を観返しながら、純粋な「タイガース5人だけの音」で演奏される「真赤なジャケット」に着目し、年末に密かな期待を持っていざ予習と行こうではありませんか!

Sekai01

真赤なジャケットが 僕は好きなんだ
C7

真赤なジャケットが 恋を結ぶ
C7

あの娘をさそって 町へくり出そう
F7

真赤なジャケットは 踊りたいのさ
C7

このAメロの歌詞部、1行1行にトッポのオブリガート(細かい単音)が噛んでくるのが、「真赤なジャケット」映画ヴァージョン最大の聴きどころ。
荒々しいフレージングは、ロックそのもの・・・上手いとか下手とかではないんですよ。とにかく血が沸き立つようなカッコ良さなんです!
これがオリジナル音源ですと、トッポの単音該当箇所にティンバレスが入ってきます。それはそれで味があり、曲想にも合っているんですけど、やっぱり「シーサイド・バウンド」とイメージがダブってしまいますよね。

元々「真赤なジャケット」はいかにもB面的な作りと言うのか、当時多忙を極めていたすぎやま先生とタイガースが、シングルB面用に「シーサイド・バウンドみたいなスリー・コード基調のノリの良いヤツを」と狙いを絞ってササッと用意した曲、という印象です。
実際Aメロ途中までは、それぞれの演奏に合わせて「シーサイド・バウンド」「真赤なジャケット」いずれも入れ替えて歌えてしまうという・・・。キーは違いますけどね(「シーサイド・バウンド」はホ長調、「真赤なジャケット」はハ長調)。
ただ、そういう曲こそがLIVE向き。ザ・タイガースがライヴ・バンドである、ということを是非「真赤なジャケット」で年末、このヒヨッコに思い知らせて欲しいなぁ、と考えているのですが・・・どうなりますか。

さて、映画『世界はボクらを待っている』挿入曲の使用手法には、大きく分けますと3つのパターンがあったようです。

・オリジナル音源をそのまま映像に当てはめて使われているもの(例・「君だけに愛を」)。
・根底からすべてのトラックをレコーディングし直しているもの(例・「モナリザの微笑」)。
・演奏トラックはオリジナル音源で、ヴォーカルとコーラスのみを差し替えているもの(例・「星のプリンス」)。

で、お題の「真赤なジャケット」ですが・・・これは僕が聴いた感じですとちょっと変則のパターン。
まず、ベーシック・トラックについてはオリジナル音源そのままのものを、再編集及びピッチを上げて採用しているのではないでしょうか。
オリジナル音源のレコーディングでは後録りの別トラックであったと思われるティンバレスのパートを割愛し、映画のためにジュリーのヴォーカルとトッポのギターをオーヴァーダブしたんじゃないかなぁ。
聴けばお分かりの通り、オリジナル音源の歌声、コーラスが残っていますでしょ?ジュリーの新たなヴォーカル・テイクとの分別は容易に聴き取り可能です(音量レベルとエフェクトのかかり具合が全然違います)。

ともあれ、分刻みのスケジュールの中でのこうした作業、メンバーはさぞ大変だっただろうなぁと思います。
しかもどうやらそれらのレコーディングは、たった1日で敢行されたようなのです。

参考資料としまして、P様所有の超絶お宝『第35回ウエスタン・カーニバル』パンフレット巻末の『世界はボクらを待っている』撮影特集記事から、メンバーの日記をここでご紹介しましょう。

(考察の参照とするのはトッポの日記ですが、せっかくですから5人分すべてをどうぞお楽しみください!)

Sekaij

Sekais

Sekaita

Sekaip

Sekaito

楽しそうですね~。
ジュリーの「おさみさん♪」発言に(一瞬)萌えた人、手を上げて!
あと、ピーが入れたのは「ちゃち」ではなく「ちゃちゃ」でしょうけど・・・。

新規ファンとしては、タローの言葉にビックリ。
老虎ツアーで魅せたピー先生の「投げキッス」「お茶目」は、この頃から既に馴染んでいたキャラだったのか!
いやいや、勉強になります・・・。

さて、トッポの日記について。
1日で11曲のレコーディングですか・・・それは大変だ~。まるでビートルズのファースト・アルバム並みじゃあないですか。
映画で使われている「花の首飾り」はシングル音源と同一ですから、少なくとも「花の首飾り」についてはこの日・・・つまり映画撮影の合間に行われていた、ということになるのでしょう。
ジュリーとトッポの二人は、特に疲れたでしょうね・・・。
そりゃあ、毎朝の早起きは辛かったでしょう。はからずも今日のお題曲「真赤なジャケット」が流れるバスのシーンで、トッポが半分寝てしまっている、というのはファンの間では有名なお話のようですね。

劇中、サリーがメンバーを叩き起こして回るシーンが、偶然ながら何やら象徴的。
起こす順番にも気を遣う心優しきリーダー、サリー・・・考えてみますと、今はもう世間で知らない人はいない、というくらいの人気俳優・岸部一徳の原点がここにあるんですねぇ。
完全な棒読みで「そうだろ、ジュリー?」とたどたどしくセリフをこなしていたサリーが、今や国民的大俳優です!

・・・と、話を「真赤なジャケット」に戻します。
年末にこの曲が歌われるなら・・・と考えるなら、上記の通り予習すべきはこちらの映画挿入音源で間違いないところですが、正規シングル・ヴァージョンも当然ながら素晴らしいものです。

Aメロで、歌メロをストリングスが追いかける箇所がありますよね。スリーコードのバンド・サウンドのロックンロール進行に、ブルー・ノート音階のストリングスを絡ませるアレンジって・・・ひょっとしたら世界初なのでは?
サイケっぽいロック・ナンバーであれば、ビートルズなどに先例がありますけど。

すぎやま先生と言えば、この曲ではシンプルなロックンロール構成の作曲に留まらず、コード進行にフックがあったり。
例えば

あの娘の笑顔が一番 さ
G                        F   B♭  G7

の「B♭」とかね。
きっと特急でサ~ッと作曲した感じなんでしょうけど、この辺りはさすがすぎやま先生です。

最後に。
『世界はボクらを待っている』の挿入音源それぞれについて、僕はまだすべてを細かく分析できているわけではありません。
例えば「シーサイド・バウンド」は、トッポのリードギター・トラックがシングル・ヴァージョンと違うことは明らかですが、ベースやドラムスなどについてどうなのかは、更にじっくり聴き込む必要があります。

トッポの日記にある「11曲」という具体的な数字も気になっていて・・・これは挿入歌の曲数と合致する数なんですけど、トッポが言っているのは純粋に新たに吹き込んだ曲数なのかな、「銀河のロマンス」は何曲分のカウントかな(映画中盤に披露される制作途上設定のヴァージョンがなかなか良い!対して、一番最初に披露されるインスト・ヴァージョンは、タイガースの音ではないような気も・・・)とか、色々とね。
また、挿入曲には歌無しのインスト・ジャムセッションもあり、それら含め今後ゆっくり検証していきたいと考えていますが、現段階でこれらの中から「聴くべし!」と強く推しておきたい曲は、今日のお題「真赤なジャケット」以外ですとやはり「モナリザの微笑」「星のプリンス」の2曲でしょう。

「モナリザの微笑」はすべての楽器についてまったくの新録ヴァージョン。リードギターとハーモニカが美しく絡むアレンジが最高です。
また、1箇所ピーが勢い余って「ばこ~ん!」とクラッシュ・シンバルを強打している所があります。こういう演奏は「レコード」としては録り直しの対象かと想像しますが、「ザ・タイガースの音」としてはむしろこの方が素晴らしい、と思います。相当目立ってますから、じっくり聴けば分かりますよ~。
僕としてはこの強打部は、サビ後のコーラス部の一転して今度はシンバルを撫でるように演奏する”剣舞”箇所と合わせ、2011~2012年で実際に生で体感したピーのドラムス・・・その姿がありありと目に浮かんできます。
「モナリザの微笑」は今年末も必ずセットリスト入りするでしょうから、そこで実際に聴くことになる演奏に近い音源として、この映画ヴァージョンは予習には最適じゃないかなぁ。

「星のプリンス」は、みなさま映画のストーリーは完全に頭に入っているでしょうから、この曲が流れるシーンに合わせてジュリーが一部歌詞を変えたり、最後にいきなりトッポのソロ・ヴォーカル・パートが登場したり・・・という聴きどころは僕などが言うまでもないでしょう。

ちなみに今回の記事執筆にあたり改めて鑑賞してみて・・・映画自体で僕が一番印象に残った、と言うか「ウケた」シーンは

「今度は音波もたいしたことはない!」

のトコ。
シルヴィの円盤は、元々タイガースの歌・音楽が発する途方もないパワーの音波に引き寄せられて地球に落下してきたワケですよね。
で、いざシルヴィ達がジュリーを攫って地球から飛び立とうとする時に、ちょうどジュリー以外の4人によるコンサートが始まっていて、それを聴きながら従者ヘラクレスが言い放ったセリフです。
要は、タイガースは5人全員揃っていないとそのパワーも格段に落ちる、ということなんでしょうけど・・・なんだか「こっちを向いて」を歌うサリーのヴォーカル音波が「たいしたことない」と言われているように僕は一瞬錯覚してしまい、思わず笑ってしまったのでした
(←失礼にもホドがあります汗)

結局その後、円盤内のジュリー、それに会場のお客さんも加わってのタイガース・フルパワー音波で、敢えなく円盤は地球に吸い寄せされていくんですけど、まぁそのあたりのストーリーはみなさま当然ご存知ですか・・・。

DVDをお持ちでないみなさま、底抜けに楽しいタイガース・ムービー・・・ただ曲を聴くだけとしてもこんなに楽しめるんですから、これは購入しておきましょうね!

それでは、恒例のオマケです!
まずはMママ様所有のお宝切り抜きから1枚。

Img313


ジュリーの色は「赤」系なんですよね。『ゴレンジャー』に始まる東映戦隊シリーズでも、「真ん中に立つ主役の色は赤!」と決まっていますが・・・。
「真赤なジャケット」の歌詞は、ジュリーのキャラクターを想定したものなのかなぁ。

続きまして、先にメンバー5人の日記でご紹介した、P様所有の『第35回ウエスタンカーニバル
』パンフレット掲載のショットを3枚!

Wc35th02

Wc35th03

Wc35th10

トドメに、同じくP様所有のお宝切り抜きから2枚!

Img1942

Img1943

↑「撮影所ならではみられない光景だ」ってのはちょっと日本語としておかしいですが…。撮影時には、パジャマ衣装でウロウロしたりすることもあったんですねぇ。


さて次回更新では、今回の”セットリスト予想”シリーズに臨むにあたって秘かに目指していたある目標・・・それが達成の運びとなります。まぁ特に大したことではないんですが・・・。
予想としてはまた「星2つ」になるかなぁ。

次回更新が終わったら、その次は『Pray』大宮公演のレポ執筆が控えています。
タイガース・ナンバーの考察とジュリーのソロ・ツアー・レポートの同時進行は、切り替えもなかなかに大変。

ともかく全力で頑張るのみです!

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コメント

こんにちは。
『レア&モア・コレクションⅡ』は持っていないので、映画を観ながら音楽を聴いていますが、レコードVer.との違いなど面白いですね。個人的にはタイガースオリジナル曲で、今回のライヴでぜひ聴きたいのは「イエロー・キャッツ」。でも★は2つくらいかなあ、と控えめな期待をしています。

ところで、1982年3月16日(火)(TG同窓会コンサート初日・武道館公演の前日)オンエアのラジオ『日産ミッドナイト・ステーション 夜は気ままに』という番組で、ジュリーが、リスナーからの質問ハガキに答える形で、タイガースの演奏について話しています。(以前書いておいたメモもあるのですが、戴き物のラジオ音源を聴き直して先ほど確認しました)
曰く、<レコード>で、タイガースが実際に演奏している曲は、「僕のマリー」「モナリザの微笑」「君だけに愛を」「廃虚の鳩」など。
タイガースが演奏していない曲は、「シーサイド・バウンド」「花の首飾り」「銀河のロマンス」など。「シーサイド・バウンド」のソロギターは、ジャズギタリストの沢田俊吾さんが弾いている。
後期の「風は知らない」はかつみ、「嘆き」「誓いの明日」などはタローがアコギを弾いている、と思う。後期の曲のアコギで、タローが弾いていないのは石川鷹彦さんが弾いていると思う。後期はほとんど自分達で演奏していた。と。
<レコードで>と言っているので、映画の劇中使われたトラックなどはまた別かもしれませんね。

投稿: ちこ | 2013年10月12日 (土) 22時30分

DVD、家族がプレゼントしてくれ持ってますが、カワイイですよねえ〜。
私のジュリーのイメージは「芸がすごい、大スター、コントもおもしろい」でしたので、初めてタイガースの映像を見た時はひっくり返りそうでしたよもう。
「P様のお宝切り抜き」のシーン(サリーが4人を叩き起こすシーン)がお気に入りです。

演奏を注意深く聴いたことはありませんでしたが(映像があるとそちらにくぎ付けですので〜)、ナルホド打楽器の代わりにギターが! で、サウンドトラックにはバイオリンが入っていて、シングル版にはさらに女の子のキャーも・・・と随分違うものですねえ。バイオリンが入るとちょっと作られた雰囲気になる一方、DVDには勢いがありますね!
それから「君だけに愛を」がオリジナル音源とはびっくり。舞台で本当に歌っているように見えます。キャーも臨場感あるし。言われてみるとコーラスがきれい過ぎるかなと思いましたけど・・・。

DY様の今回の密かな目標・・・もしかしてシングルコレクション制覇(花の首飾り以外)でしょうか!? もうリストが真っ赤だな〜と思って拝見していたので。

投稿: A.F | 2013年10月13日 (日) 16時13分

こんにちは。
今回のオリジナルメンバーでの再結成が発表された時点からこの曲と「スキニー・ミニー」は間違いなくやる!という妄想がつきまとっているので、★は4つです。小心者なので5にしないですが。。。
 妄想では、オープニングは「タイガースのテーマ」です。で、カバー曲が続いて(その中に「スキニー・ミニー」も)「シーサイド・バウンド」。でもこれじゃあピーとカツミがいるロックバンド、タイガースじゃあないですよね。で、本来なら?「シーサイド・バウンド」のところにこの曲がくるんじゃないか?というのが私の期待が大きく入った妄想です。なんせ、この曲は初期タイガースの魅力がガンガン入ってますからね。
 そこに来ないと、恐らくライブ後半か、2部からはキーボードだけは入るんじゃないかと思うので(情報がないので申し訳ありませんが、全部5人なんですかね?)、そうすると「ジンジン・バンバン」とメドレーなんてのもアリなのか?と思ってます。
 ながながと私の妄想に付き合って頂き申し訳ありません。話す人が居ないんで・・・

ライブの参加は絶対に不可能なので、ココでのレポートを楽しみにしています。
 

投稿: keiji | 2013年10月13日 (日) 18時16分

DY様 こんばんは。

私的には★4つです。
「ヤーヤーヤー」と「甘いキッスっが~」の初期タイガースのいい意味での脳天気さ。
せっかくトッポもピーもいてこれは外して欲しくないです。

あ、でも「イエローキャッツ」も聴きたいか。タローのおもちゃのピアノの「猫ふんじゃった」付きで。(笑)

メドレーじゃなく、じっくり聴きたいし。贅沢ですか?

投稿: nekomodoki | 2013年10月13日 (日) 19時47分

ちこ様

ありがとうございます!

ええっ、石川鷹彦さんがタイガースのレコーディングに噛んでいたんですか?
アコースティックギターの神様と言われる石川さんですが、どちらかと言うとフォーク畑のイメージがありました。
後期のタイガース・ナンバーは時折、相当な腕前のアコギの単音が入ることがあるので、誰だろうなぁとは思っていたのですが、なるほどという感じです。

「銀河のロマンス」は、映画のみで聴くことのできる「途中経過ヴァージョン」はタイガースの音のように聴こえます。正規レコード音源は「銀河のロマンス」と併せ、さすがにちょっと違うよなぁ、とは思っていましたね…。

「イエロー・キャッツ」、今回万を持してやってくれると思うけどなぁ~。甘いですかね…?

A.F様

ありがとうございます!

シングル・ヴァージョン、映画ヴァージョンとそれぞれ違った良さがありますね。
「真赤なジャケット」の場合はトッポのギターを予習するには映画ヴァージョンが最適、ということで今回のお題としましたが、「モナリザの微笑」の荒々しい映画ヴァージョンのドラムスもオススメです!

「君だけに愛を」は、ドラムスとか見てると結構モロ分かりですよ。でも、この曲と「こっちを向いて」は、それぞれのリードギターの見せ場と元音源の重ね方がバッチリ合っています。「君だけに愛を」はトッポ、「こっちを向いて」はタローがリードギターなんですね。

「秘かな目標」はA.F様の仰る通りです。分かり易すぎましたか…(汗)。

すみません、お返事一度切ります。

投稿: DYNAMITE | 2013年10月14日 (月) 19時00分

keiji様

ありがとうございます!

「真赤なジャケット」、星4つですか!
むむ…僕の「星2つ」予想は大甘なのかもしれません。やはり多くのみなさまが待ち望んでいらっしゃる曲のひとつなのですね。

「スキニー・ミニー」は僕も是非聴きたいです。先の老虎ツアー前には手拍子参加パートが曲中で計何回あるのか数えて準備していたくらいで…。

今のところジュリーはすべての曲を5人だけの演奏で、と考えているようですよ。しかし「真赤なジャケット」「スキニー・ミニー」はその条件にピタリです。「ジンジン・バンバン」もオルガン・パートをタローのサイド・ギター・カッティングにすれば大丈夫。

keiji様はじめ、地理的条件などで年末のこの一大イベントに参加できないファンも多くいらっしゃるかと思います。
僕の文章でどこまでお伝えできるか分かりませんが、全力でレポを書くことは今からお約束いたします!

nekomodoki様

ありがとうございます!

「星4つ」のかたがお二人続き、なんだかこの曲、やりそうな予感がしてきましたよ~。
詞曲カワイイけれども音は硬派!なのが「真赤なジャケット」の魅力だと思いますから、今の5人で大いにやる意義のある曲、と言えそうです。若い頃の演奏とはまた違った良さが引き出されるような気もしますしね。

「イエロー・キャッツ」は個人的にはやるような気がしてるんですよねぇ。選曲はタローが中心となって決めているんですよね?タローはファンとの交流があるそうですし、ファンに人気の高い曲を極力押さえてくるんじゃないかなぁ…。
ジュリーには施肥とも、映画のシーンと同じポーズや動きで歌って欲しいところですね~。

投稿: DYNAMITE | 2013年10月15日 (火) 21時21分

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