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2013年9月26日 (木)

原辰徳 「恋はうたかた」

from『Something』、1982


申し訳ありません。
タイガース再結成に向けてのセットリスト予想シリーズを1回お休みさせて頂きます。今日は、”ジュリーをとりまくプロフェッショナル”カテゴリーの記事です。

もはや懐かしい感覚すらある、今年お正月のジュリーのソロ・コンサート。
ツアー・タイトルは、東京公演が『燃えろ東京スワローズ』、大阪公演が『燃えろ阪神タイガース』、名古屋公演が『燃えろ中日ドラゴンズ』という、ある意味歴史に残るもの(?)でしたね。
僕と同じく、”アンチ巨人の阪神ファン”であるジュリーが

なんとかあの巨大戦力を擁する巨人を、他5球団で包囲網を敷き寄ってたかってボコボコにして、その漁夫の利で阪神が優勝

という壮大なプランを以って命名したもの。
ツアー・タイトルの情報が解禁された時、僕は「我が意を得たり!」と舞い上がって調子に乗り、昨年末に執筆した「キャンディー」の記事冒頭で、こんなことを書いてしまいました。


もしも来年ね、ジュリーの発議した「虎竜燕による巨人包囲網」が打ち破られ、ジャイアンツが連覇を成し遂げたとしたら・・・仕方ない、「敵ながらあっぱれ」ってことで、不肖DYNAMITEが「恋はうたかた」の考察記事を執筆し、ヤケクソで優勝のお祝いをしてあげようじゃあないの!

「言霊」って、あるんですね・・・。
いや、そうなる可能性が非常に高いことは、昨年の時点でも覚悟してはいましたが。

ということで。
阪神ファンの僕が悔し涙を堪え、”男の中の男”ジュリーから学んだ「有言実行」の志を胸に、”巨人の大選手=大監督”原辰徳さんの「歌手」としての面を採り上げ、楽曲考察記事を今こそ書かせて頂きます。

作詞・藤公之介さん、作曲・ジュリー。
作曲家・ジュリーのキャリアの中で、これぞ”隠れた名曲”と呼ぶにふさわしいナンバー、「恋はうたかた」・・・読売巨人軍セ・リーグ優勝ヤケクソお祝い記念伝授!

(註:最初にお詫びをしておかなければなりません。楽曲考察記事を書こうとしているにもかかわらず、僕はこの曲の音源を所有していないのです。音源については完全にこちらのup主様にお世話になっている状況です。
考察過程で歌詞も一部抜き出して書きますが、すべて聴き取りによるものです。漢字仮名使いに誤りがあるかもしれません。また、もしもとんでもない聴き取り違いがあったとしたら、本当に申し訳ないです・・・。
また、僕は阪神ファンですので、どうしても文中に、巨人ファンの方々が読まれた際に不愉快に感じられる表現を使ってしまっている場合があり得ます。ごめんなさい)

「恋はうたかた」・・・1982年、当時「若大将」のニックネームと甘いマスクで絶大な人気を誇った現役時代の原辰徳選手(現巨人監督)の歌手デビューに際し、何とジュリーが原さんのアルバムに自作曲を2曲も提供したという・・・そのうちの1曲。
(もう1曲の「いくつもの季節」については、ネットで音源を見つけることができませんでした)


原さんは当時、巨人入団2年目の超新星。その爆発的な人気と実力、加えての美声で、「歌手デビュー」という話に世間が違和感なく流れていったことは、おぼろげながら僕も記憶しています。
まぁ、どういった経緯でジュリーが原さんに楽曲提供することになったのか・・・後追いジュリーファンの僕はその辺りが全然分からないんですけど、「恋はうたかた」は本当にジュリーらしい斬新な進行を擁する、素晴らしいポップ・ナンバーです。

ウキウキするような明るいイントロから


たそがれ 摩天楼 心ジグザグ
D                 A       G         A

と、軽やかにAメロに突入。
うんうん、明快なニ長調のポップス王道進行ですね。
と思いきや

都会は蜃気楼 夢がユラユラ
    F#m    G#m     B          E

は?
何これ、今、何がどうなった・・・?

「都会は♪」の箇所の「F#m」というのはニ長調の王道進行に登場するコードですから、「ええっ?」と感じるのは次の「蜃気楼♪」の「G#m」の地点なんです。
でも実際にはこの曲、「都会は♪」の時点でホ長調に転調しているのです!

歌詞2行目でいきなり1音上がりの転調って!

で、次に

時は澱むことなく流れ
D                F#m

ここはコードだけ拾うと、先述の「ニ長調の王道進行」に当てはまるわけですが、何とジュリーはこれをホ長調のスケールのままメロディーを載せています!
斬新過ぎる・・・。

そして

恋はいつもうたかた
   G        A         D

ここでようやく(と言うか早くも、と言うべきか)ニ長調に舞い戻ってキレイに着地。
つまりこの曲のAメロは、僅か16小節の中で

ニ長調→ホ長調→ニ長調進行のホ長調→ニ長調

と、目まぐるしく展開しているんですね。
こんなの、理論や定跡に囚われていては絶対に作れない曲ですよ。ジュリーの個性、発想の自由度が際立っています。

続くサビ部は素直にニ長調のまま進行するんですけど、先のAメロでここまで曲想に抑揚をつけられていると、歌い手としては「さぁサビです!」というスイッチを入れるのが非常に難しい。
しかもね。サビ冒頭の

生きてゆくことは  愛することだと
D                 Em    A               D

の音階が、低い「ラ」の音からダダダ~ッと高い「ファ#」の音まで一気に駆け上っていくという・・・。
そりゃあ極上のメロディーだし、ジュリーはギター片手に歌いながら「おぉ、エエのがでけた!」と思ったかもしれないけど、素人さんに歌ってもらうにはちょっと高度すぎやしませんか・・・?

原さん、歌入れでは苦労したと思いますよ~。ジュリーもレコーディングに立ち合ったりしたのかな?
ん・・・まさかジュリー、「にっくき巨人の若大将を、阪神ファンを代表してワイがちょっとイジメたろか」という狙いで、敢えて難易度の高いメロディーを用意したとか・・・?
(←冗談ですよ!)

そんな曲ですから、原さんのヴォーカル・テイクには「上手く歌えてるのかな~」といった疑問形の雰囲気を感じないでもありませんが、それでも音程がうつろったりしないのがさすが!
この「恋はうたかた」1曲だけでは分かりにくいですが、原さんは本質的に歌が上手いんですよ。声自体も、爽やかな美声ですしね。
藤公之介さんのペンによる2番の歌詞に、「愛は伝説♪」という大胆なフレーズ(笑)があって、そこで若干照れくさそうなニュアンスのヴォーカルになるのがまた逆に良くて・・・当時、特に女性のファンは原さんのこの曲にキュンキュンしていたでしょうね~。

さて、このように「恋はうたかた」は、コード進行やメロディーについては「いかにもジュリー」な、独創的な曲。
では、アレンジ(編曲クレジットは大野さんです!)についてはどうでしょうか。

パッと聴いた時に印象深いのは、キュートに飛び跳ねるようなリズムです。ただ僕は、このリズムについては完全に大野さん主導ではなく、ジュリーが作曲段階である程度練っていたものではないか、と考えます。

というのは、実はこの「恋はうたかた」と近い時期に、リズム・エッセンスが共通するジュリーの作曲作品があるのです。
『A WONDERFUL TIME』収録の「氷づめのHONEY」。
ボ・ディドリー風のリズム・アンド・ブルースにルーツを持つビートを応用したリズムです。

このリズム・・・「恋はうたかた」でも各楽器にそのニュアンスが採り入れられている中で、トラックで言うと、原さんのヴォーカル部に入ってからのAメロ部で、左サイドにミックスされているサイド・ギターのカッティングが最も聴き取り易いでしょうか。ベースも特徴的ですごくカッコイイんですけどね。

ジャングル・ビートのジュリー・ナンバーとして代表的な作品は、まず「晴れのちBLUE BOY」が挙がるでしょう。
さらに、そのビート解釈を拡げ、ポップなロック・ナンバーへと応用させた曲として挙げられるのが「緑色のKiss Kiss Kiss」と「氷づめのHONEY」。特に「氷づめのHONEY」はジュリー作曲作品という点で興味深く、同時期に原さんに提供した「恋のうたかた」を知ってしまうと、「ジュリー、当時はコード進行やメロディーだけでなく、曲の基本リズムについてもアイデアを練り込んでいたんじゃないか」と思えてきます。
自宅でギターをつまびきながら「こういうリズムはどうだ、こういうメロディーはどうだ」と、無心で作曲に取り組んでいるジュリーの姿が目に浮かぶようではありませんか。

そんなジュリーの基本アイデアがあって、大野さんは正に曲想重視、「かわいらしく」「明るく」といったアプローチでアレンジを仕上げたものと思われます。
ラテン系のキーボードの音色が特徴的で、少なくともイントロについては、大野さんが後からしかるべき進行を考案、組み立てたのでしょう。

また、「恋はうたかた」は藤さんの詞が先にあって、後からジュリーが曲をつけるという順序の作業ではなかったか、と僕は考えています。
というのは

旅に立つ人の髪の乱れよ
G                     Bm

いずこへ いずこへ
      G     A        D

この「旅に立つ人の・・・♪」の部分で、メロディーが同音階の早口になってギュッと詰まっているような感覚がありますよね?
これ、豪華著名女性陣による詞先のジュリー作曲作品企画盤『JULIE SONG CALENDAR』収録曲で、似た感じを受けるナンバーがあるんです。
「ボンヴォワヤージュ」とか「ラストスパーク」とか。あらかじめ用意されていた詞を、箇所によっては自分の考案した譜割りに少し強引に詰め込んでいる、という感覚です。似た詞先の例は、ジュリーの作曲ではないけれど、阿久さん作詞・大野さんの作曲の「居酒屋」あたりも挙げることができます。
「恋はうたかた」の作曲時にも同様の過程があったのではなかろうか、というのが僕の考え。あくまで推測ですけどね。

最後に、楽曲考察からは離れますが、ジュリーと原さんの性格的共通点について語っておきましょう。
二人とも、甘いルックスの持ち主・・・パッと見だけだと、今で言うところの「草食系男子」かと思われてしまうかもしれません。
しかし実は原さんもジュリーと同じく、自分だけの矜持をしっかりと胸に置いた、とても男らしい性格。

原さんは「巨人の4番打者」という輝きと実力を保ったまま、華やかに現役を引退された(無論、本人は弱音は吐かずとも、幾多の怪我により身体は満身創痍でした)後、評論家活動期を経て、2002年に巨人の監督に就任しました。
でもね、そのまま今に至っているわけではないんですよ。2年間指揮をとった後、原さんは一度監督を辞しているのです。
勇退セレモニーすら球団に企画されることもなく、ほとんど解任に近いような形で・・・。

それなりの好成績を残した第1次原監督時代の巨人の2年間(就任1年目で優勝。翌年はリーグ3位)。しかし「常勝」に拘る球団最高権力者の某お爺さんの
「原の次は、堀内と決まっていたんだよ」
という、一般人の野球ファンからするとサッパリ意味が分からない言葉を受けて、志半ばで堀内監督にバトンタッチ。
まるで「もう用済み」といわんばかりの「解任」劇は、アンチ巨人の僕ですらニュースを見ていて気の毒に感じられるほどでした。

いや、某お爺さんの気持ちも分かることは分かるんです。だって・・・その時原さんが辞めることになったのは、あの2003年ですよ。
ジュリーファンのみなさまならピンと来ますよね。そう、『明日は晴れる』ツアーでジュリーが「Rock 黄 Wind」を歌い重ねるに連れて阪神が勢いを加速し、ブッチギリで優勝したその年なんです。成績的には3位だったとはいえ、巨人は夏にはもう追撃の士気を削がれてしまったシーズンでした。
某お爺さんとしては、阪神にコテンパンにやられておとなしく黙っているわけにはいかなかったんでしょうね~。

ところがその某お爺さん期待の堀内監督が、「仁志選手の再生」など「なるほど」と野球ファンを唸らせる新たな指針を掲げ奮闘するも、2年間まったく優勝に絡むことができず・・・”球界の盟主”を自認する巨人球団は、短期間のうちに次の監督を探さなければならない展開に。
次期監督候補として幾人かのビッグネームの名前が取り沙汰されますが、交渉は難航(今となっては信じらないことですが、当時阪神のシニア・ディレクターであった星野さんの外部招聘案が軸となっていました)・・・困り果てた球団は、つい2年前に「キミはもうこの辺でいいよ」と言い捨てたも同然の原さんに、再度の監督就任を要請するに至ります。

何と原さんは、それを即答で快諾!
「外部の星野に断られたから原でいいや、みたいな都合の良い扱いをされて悔しくないのか」
「あんな辞めさせられ方をして間もないのに、プライドは無いのか」
など、スポーツ新聞や世間のファンは、半分面白おかしく騒ぎたてたものでした。

そして迎えた、第2次原監督の就任会見。原さんは堂々とした態度で、こんな感じの決意表明をしたんです。

「自分には”ジャイアンツ愛”がある。ジャイアンツに何かあったら、自分はいつでも身を投げ打つつもりでいた」

と。
自分の見栄とか、世間への体裁はまったく関係ない。就任打診までの経緯などどうでもいい。愛するジャイアンツの危機に自分の力が必要とされているなら、それは男の本懐である、ということでしょう。

レベルの低い世間の揶揄のような声を、大きな器で丸ごと包み込み、真っ直ぐに顔を上げて臨んだその就任会見での原さんの姿は、アンチ巨人の僕ですら未だに鮮明に覚えているくらいですから、巨人ファンにとってはどれほど溜飲が下がったことか・・・。
そんな原さんの男気と矜持、ジュリーのそれに似ていると思いませんか?

それ以来ずっと、長期に渡り原さんは巨人の監督として指揮をとり続けています。

ともあれ・・・。
え~い、もう観念して賛辞しますよ。

今年の巨人、強かった!
多数の優れた「個」が「個」で終わらず、原監督の采配の元で皆が力を発揮、結集して、他球団は「総合力」で及ぶところがまったく無かった!
第1次原監督辞任の際に確執が噂されていたナベツネさん(あ、言っちゃった)も、原さんの手腕を絶賛!

選手では、去年「期待外れ」と言われ悔しい思いをしたであろう村田選手や、1年浪人してまで我を通し巨人に入団した新人の菅野投手・・・素晴らしい活躍でした。この2選手の今年の活躍は特筆すべきだと思います。頭を下げます。アンチ巨人の陰口を黙らせる結果を残し、実力を証明しましたね・・・。

(でもセ・リーグMVPはバレンティン、新人王は小川ってことで選考委員のみなさま、そこは冷静にヨロシク!)

読売巨人軍、優勝おめでとうございます!

ただし!
プロ野球に詳しくない方々にとっては「?」かもしれませんが・・・”リーグ優勝”と”日本一(=日本シリーズ優勝)”というのは別物なのですよ。
そういう制度が導入されたのは、割と最近のことなんですけどね。

ジュリーの提唱した「巨人包囲網」は空しく破れ、この度巨人は”セントラルリーグ優勝”を果たしました。ひと昔前の制度であれば、巨人はそのままパシフィック・リーグの優勝チームと日本一を賭けて日本シリーズへ進出するところ。しかし現行制度では「リーグ優勝=日本シリーズ進出」とはいきません。
”クライマックス・シリーズ”なる制度が導入されたことにより、「日本シリーズ進出」を賭けてセ・パ両リーグそれぞれの上位成績3チームが改めて戦うことになります。

まず各リーグの2位チームと3位チーム(セ・リーグだと阪神vs広島)が三番勝負(先に2勝したチームが勝ち)を戦い、勝ち抜いたチームが今度は1位チーム(巨人)と七番勝負(先に4勝したチームが勝ち。ただしリーグ優勝チームには1勝のアドバンテージが最初に加算されるので、巨人は3勝すれば勝ち)を戦い、それを制したチームが、パ・リーグのクライマックス・シリーズを勝ち上がってきたチームと「日本シリーズ」を戦うのです。そこで七番勝負を制して初めて”日本一”というわけ。

ですから過去にも、「リーグ優勝していない球団が最終的には日本一」という記録はいくつか例があります。そんなに多くはないですけど。
しかるに、セ・リーグ優勝は夢破れたとはいえ、ジュリーは阪神タイガースの「逆転日本一」を後押しするため、今ツアーのセットリスト後半に「Rock 黄 Wind」を抜擢したのですよ!
(←たぶんね)

これで本当に阪神の日本一が実現し、引退する桧山選手(3代目・代打の神様)に最高の花道を捧げることができたとしたら、「ジュリーの阪神応援歌に敵なし!恐るべきRock 黄 Windパワー」ということで僕は、『Pray』ツアーが終わった後の”セットリストを振り返る”シリーズで、「Rock 黄 Wind」を楽曲考察記事のお題に採り上げます。
今日の原さんの曲の記事は、その日に向けての露払いってトコですよ。そう、露払いです露払い
(←現時点では、完全に負け犬の遠吠え状態)
お楽しみはこれからです!

そんなわけで。
「Rock 黄 Wind」を歌うジュリーの『Pray』ツアーは、11月まで続くのであります・・・「エイ!」「エイエイ!」

それでは、次回更新からは再びザ・タイガース再結成に向けてのセットリスト予想シリーズに戻ります。
お題は・・・そろそろ、かつてメンバー5人が馬に乗って登った富士山でも歌われたという、あの曲を書こうかな。
先日お会いしたJ先輩のP様が「今度はやるでしょ~!」と力強く予想していらしたので、的中自信度は「星4つ」を奮発しようと思っています~。

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ジュリーをとりまくプロフェッショナル」カテゴリの記事

コメント

DYさん、男前伝授をありがとうございます。私は巨人ファンですが、ファンだからこそ、原さんの長所だけではなく、短所も把握しているので、ジュリーと並べられるとかえってきまりが悪いです…。ジュリーは、基本的に理知的な人ですが、原さんは感情で動く人です。球団の図々しい復帰要請に対しても、今風に言えば“倍返し”を胸に期していたことでしょう。
「恋はうたかた」での歌唱も、ジュリーが思うままに個性を発揮した難曲に対して『出せる限りの声を出して、歌いきろう』という負けん気を感じます。一筆書きのようなボーカルです。それにリズム感の良さが加わり、楽曲の個性を引き出すという点では優れた歌唱だと思います。

追伸:村田選手も菅野投手も、大活躍しましたが、やはり今シーズンのリーグ優勝の立役者は、阿部捕手です!文字通りチームの大黒柱です!

投稿: 74年生まれ | 2013年9月26日 (木) 20時41分

DY様 こんばんは。

つべで聴かせてもらいました。
「???」なコード展開で原さんもさぞ面食らったんじゃないかと。
ジュリーが曲を提供したいきさつはわかりませんが、原さんがどんな受け止め方をしたのか、聞いてみたいような、聞くのが怖いような・・・。
でも、これしゃらっと歌っちゃうんだから結構スゴイですよね。

私も特に巨人ファンではないですが、あの当時からの巨人の上層部のやり方にはむかっとしてました。

「ROCK 黄 WIND」
まだクライマックスシリーズに望みはある!・・・のかな?

投稿: nekomodoki | 2013年9月26日 (木) 22時13分

74年生まれ様

ありがとうございます!

阿部選手は当然素晴らしいですよ。数字はもちろん、それ以外の部分で…。それは内海投手も同様です。
村田選手と菅野投手については、それこそ今でいう「10倍返し」を成し遂げた、という点で拍手を送りたいです。

原さんの「感情」は、勝負の世界、こと巨人のようなチームを指揮する際には大変な長所だと思いますよ~。加えてその「感情」の礎に「完全実力主義」という大義名分を置いた手法は、理知的とも言えます。

「静」の名監督は遡っても多いですが、「動」の名監督はなかなかいませんね。その点、原さんは凄いですよ…。阪神ファンからすると、本当に手ごわい!

でも日本一はタイガースってことで!
(本当は勝てる気がしないので、ジュリー頼み

毎度すみません。お返事一度切ります。

投稿: DYNAMITE | 2013年9月27日 (金) 09時14分

nekomodoki様

ありがとうございます!

> でも、これしゃらっと歌っちゃうんだから結構スゴイですよね

そうなんです。おそらく当時の原さんは、もちろん本業は野球ですし、レコーディングには時間をかけていないはずなんですよ。その状態でこのジュリーの手強い曲を結構「掴みかけた」状態で歌っているんですよね~。
声質から考えても、この曲は原さんのそんな状況が功を奏し、よりキュートに仕上がっていると思います。

とりあえずこれからクライマックスシリーズが控えていますから、タイガースはなんとかジュリーの「Rock 黄 Wind」にあやかって欲しいです。
和田×星野の日本シリーズが見たい!

投稿: DYNAMITE | 2013年9月28日 (土) 23時48分

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