2013.9.7渋谷公会堂 沢田研二『Pray』セットリスト&完全レポ
9月19日、ようやく記事が完成しました。例によりまして、記事更新カレンダーの日付を執筆終了日に移動かせて頂きます。
今回のレポはなるべく簡潔に、スピーディーに、と思っていたのですがやっぱりLIVE当日から10日以上もかかってしまいました・・・。みなさまには毎度毎度長々とおつき合い頂きまして、ありがとうございました!
☆ ☆ ☆
9・7渋谷公演、大いに盛り上がってまいりました!
有り難いことに僕は、先月の和光市公演に引き続いての良席を澤會さんより賜りまして・・・10列目センターブロック、いわゆるトチリ席。しかも暴れ放題の上手寄りの通路沿いという、大変恵まれたお席。
もう、年末のザ・タイガース再結成公演の席運は完全に使い果たしてしまいました!
開演前には、自力で年代分別整理ができていなかった若きジュリーのお宝ショットや資料を40点ほど、3人の先輩にご鑑定頂きました。みなさま、さすがの目利きでいらっしゃる・・・衣装や撮影時の服装、髪型などから、ズバリズバリと年代を鑑定されていました。
まぁ、鑑定のお言葉よりも悲鳴や嬌声がメインの状況ではありましたけどね・・・。
貴重なお宝画像は、少しづつでも今後関連するお題記事の際に、ブログで紹介していけたら・・・と考えております。
その時飲んだコーヒーが効いたのか、開演直前のブザーのあたりでトイレに行きたくなり、コソコソと移動してしまいました。そうそう、渋谷公会堂でのジュリー公演時には、1階の入り口右手奥の男性トイレが女性用として開放されるのが今では通例化されているようです。女性ファンのみなさま、並ぶなら右手ですよ~。
ほぼ定刻に照明が落ち、大きな拍手が沸き起こります。
開演!
1曲目「あなたに今夜はワインをふりかけ」
拍手が鳴り止まない中、暗かったステージにパ~ッ!と照明が射す瞬間・・・何度観ても良いものです。
そして軽く手を上げて駆け込んでくるジュリーが視界に入ると、無論会場は総立ち。
その意味で今回のツアーは特に、1曲目のインパクトが強いです。「立て!」と言われているようなものですからね。
さてさて、早くも大盛り上がりの中力強く始まりました「あなたに今夜はワインをふりかけ」。
ジュリー、声の調子はなかなか良さそうです。すべてのセットリスト通して振り返ると、曲によっては時折高音で苦しげな表情になるシーンはありましたが、声がひっくり返るようなことは最後までありませんでした。
今回の10列目センターブロック席、やっぱり最高!
ジュリーが出てきても「うわぁぁぁぁ!」とビビって頭真っ白になるほど至近距離でもなく、でもジュリーや鉄人バンドの表情、細かい動きはハッキリ見てとれる・・・ステージ全体が一望して近くに感じられるのです。メンバーそれぞれの立ち位置とアクションが、ひとつの光景としてダイレクトに視界に飛び込んでくる感じです。
で。
和光市公演の時の自分を、少し後方から見ていたらこんなふうに見えたんだろうな、ということがよ~く分かりました(汗)。
ジュリー、1番Aメロはずっと上手ブロックの最センター寄りの席の前で、目の前のお客さんに向って身体を折り曲げんばかりの姿勢で歌うと決めているようですね~。和光では、決して僕をチェックしに来たわけではなかった、と(←当たり前です!)。
ともあれ、先月はこの「あなたに今夜はワインをふりかけ」1番Aメロでの、あの途方もないオーラと威圧感を僕自身が真正面で受けていたことは確かな記憶としてまだ鮮明に残っていて、今宵の渋谷でターゲットとなった小柄なお姉さまの、戸惑い交じりの至福の数十秒・・・そのお気持ち、手にとるように分かります。
間奏の柴山さん、「じゃらん♪」の部分も弾いている、と和光市レポで触れましたが、この日はそれがひとさし指と中指のスライド奏法であったことも確認できました。下山さんはコード・カッティングでしたね。
エンディングの尺(『Pleasure Pleasure』ツアーと比べるとかなり短くなっています)にも、3度目の体感でようやく慣れてきました。
2曲目「Rock 黄 Wind」
僕はこの日の渋谷公演がお盆明け最初の参加会場でしたから、『Pray』ツアーでのこの曲は初体感です。まぁお正月に2度聴けているのですが。
やっぱり、セットリストのツアー途中の入れ替えは刺激的です。まさか「Rock 黄 Wind」が来ることになるとはまったく予想していませんでした。
阪神の方のタイガースですが・・・これはもうジュリーだって長年プロ野球ファンをやっているわけですから、さすがにシーズンの逆転優勝が無理そうだ、とは考えているでしょう。
これはね・・・
セ・リーグのペナントレースとしての優勝はもう巨人で仕方ない、ただし、クライマックス・シリーズを勝ち抜いて日本一になるのは阪神ってことで!
という、祈願のセトリ入りじゃないかなぁ。
先日、3代目”代打の神様”桧山選手が引退を発表しました(初代は川藤選手、2代目は八木選手)。
1985年の優勝以後、成績がふるわず「暗黒の時代」とも言われた頃の阪神タイガースにあって若手として台頭し、ファンがすがるような思いを寄せた桧山選手。「やり尽くした」という感じの爽やかな引退発表でしたが、ただひとつ。
「悔いは残っていないか?」という記者の質問に
「日本一」
と応えたのでした。
そう、阪神はずいぶん日本一から遠ざかっています。
ジュリーの「Rock 黄 Wind」が後押しして(?)、圧倒的な強さでペナントを制した2003年の星野タイガースも、日本シリーズには敗れました。長い間阪神を支えてきた桧山選手も、日本一の美酒は経験していないのです。
何としても、桧山選手を思い残すことなく有終の美をもって送り出したい・・・。
ここはひとつ、クライマックス・シリーズではちょっと苦手意識のある中日さんにはシーズン4位にてご遠慮頂き(はちべー様はじめ、ドラゴンズファンのみなさま申し訳ありません!)、3位は組しやすそうな広島さんにおいで頂き(星のかけら様はじめカープファンのみなさま申し訳ありません!)、最終的にはニックキ読売(この球団については、さん付けもできませんし申し訳ありませんとも言えません、すみません!)と雌雄を決し日本シリーズに進み出て、背番号24に声援を送ろうではありませんか!
・・・という厳粛な思いを持ちつつ、僕は嬉々として「エイ!」「エイエイ!」に参加してきました。
間奏、3番の直前でのジュリーの語りは
「さぁ、和田!さぁ、和田・・・さわだ!」
でございました。
和田現監督も、苦しかった頃のタイガースを桧山選手と共に支えてきた一人。引退する桧山選手のためにもクライマックス・シリーズは・・・!という強い思いは、当然持っていると思います。
お正月には何人かの方が「ちょっとテンポが遅いような気がする」と仰っていたこの曲・・・言われてみますと今回の渋谷では、お正月と比べてずいぶんテンポが速く聴こえたような・・・。気のせいかなぁ。
3曲目「ハートの青さなら 空にさえ負けない」
ジュリー、最初のコーラス部の時点でクイッ、クイッとネクタイを緩めます。汗で喉元がテカっています。暑そうです!
アンコール前のMCで最近の気候に触れ
「だいぶん涼しくなってきて・・・今日も最初の3曲くらいまでは、おぉさすがに違うな!と感じたんですが、次第に「全然(暑さは)変わらんやないかい!」と思った」
と言っていました。
僕が10列目から観ていた感触だと、「やっぱり暑いな~」とジュリーが改めて意識したのは、この曲からだったんじゃないかな。
和光市公演と比較すると、例の”腰クイッ→右腕ブン回し”アクションは控え目だったでしょうか。それでも、1番下手、2番上手でのキメポーズには大きなインパクトがあり、お客さんも沸きます。
この日は最前列上手ブロック、センターから数えて3、4人目くらいのお席に、周囲のお客さんより頭ひとつ背の高いロマンスグレーのおじさまがいらして、ジュリーはそのおじさまが気になったみたい。渋谷って、お客さんの振り付けとか拍手とかが異常なくらい合ってるから、違う感じでノッている人が最前列にいると(ジュリーから見て)目立つのでしょうか。「勝手にしやがれ」や「TOKIO」での様子を見ていると、そのおじさまは終始手拍子での鑑賞でした。ジュリーとしては「おっ!初めてですか?」みたいな感触だったのかもしれません。
おじさまへの最初のアピールは、この曲の聴かせどころのひとつ・・・「Wowaah、Wowaah♪」(最近ファルセット気味に歌っている箇所)を歌いながら真正面から見つめた時だったかな。
その後もジュリーは、何度かこのおじさまへのアピール・シーンを見せてくれました。一番凄かったのは「A・C・B」でしたがそのお話はまた後ほど。
あとね、2番の”腰クイッ→腕ブン回し”直前に大変なことが起こった!てか、ジュリーファンならではの”勘違い舞い上がり”パターンではあるんですけど。
2番のあの箇所、今ツアーのジュリーは(僕が観た限り)必ず下手側でやります。この日もそのキメのシーンに向け、俊敏な足どりで下手端の方まで歩いていったジュリー・・・僕も含め、ほとんどのお客さんが「腰クイッ」を待ち構えていると、その直前の
「僕たちの行く未来に♪」
のトコで、突然クルリと向き直って「ビシ~~~ッ!」と僕の席のあたりを指差したのですよ!
いや、決して僕を狙ったわけではないでしょうけど、僕の周囲半径5メートルくらいのお客さん全員が間違いなく「うわっ、あたしだ!」と思って飛び上がったんじゃないかな(笑)。
で、その後の「何が待ってても♪」で通常の腰クイッ!へ移行。
いやいや、僕は男だからまぁ大丈夫ですけど、センターブロック上手寄りから上手ブロックセンター寄り付近のトチリ席にいらしたお姉さま方・・・ジュリーに「僕たちの行く未来」な~んて指差されて、その後ご無事だったでしょうか・・・?
~MC~
「『Pray』、2回目の渋谷公会堂です。お天気の悪い中を(註:この日は雨こそ降っていませんでしたが、どんよりとした曇り空でした)、このような涼しいところへ(笑)ようこそお越しくださいました!」
ひとまずの挨拶に続いて、今ツアー定番となっております年金のお話をこの日も・・・。
「6月25日をもちまして、65才になりました。前期・高齢者でございます(笑)。基礎年金も受け取りました。厚生年金は、収入が多いのでまだ頂けません。いつになったら頂けるのでしょうか・・・まぁ、別に頂かなくとも大丈夫でございますが(笑)」
「本当にたくさんのお客様・・・ありがとうございます!」
と三方にお辞儀の後
「それでは、鉄人バンド共々、張り切って参ります!」
4曲目「カサブランカ・ダンディー」
お正月からこの曲をずっと観てきて、ジュリーの霧吹きのタイミングがキチンと決められていることに今さらながら気づく次第・・・お恥ずかしい。タイムリーでこの曲が大ヒットしていた頃と同じ箇所でやってるんですっけ?後追いファンの僕はその辺りが・・・。
イントロで「ぶあ~っ!」と豪快に吹いた後、「つ~っ!」と歯の間から出すサービス(?)がいつもながら見事です。LIVE翌日夜、どんな具合になってるのかな、と僕も風呂場で試しにやってみましたが全然できませんでした(←アホ)。
さて間奏。和光市では、目の前にせり出してきた柴山さんを見ればよいものやら、ジュリーの霧吹きを見ればよいものやら大変困ったものでしたが・・・こういう時トチリ席は素晴らしい!ステージを一番程よい近さから一望できるのですね。
下手から下山さん、ジュリー、柴山さんと横一列のような感じで楽しむことができました。記憶が曖昧なのですが、この時は下山さんも定位置より少し前に出てきているんでしたっけ?
ただ・・・僕の席からだと、鉄人バンドの中で唯一GRACE姉さんだけが、ジュリーが定位置にいる時には隠れてしまっていました。サビ部でのハイハット・ペダルのエイトビートを見たかったんですけどね・・・。
サビ部と言えば、ジュリーは多少高音に苦労している表情(「あんだの時代♪」の「だい♪」の時には顔を上げて眉間に力を込めての渾身のヴォーカルでした)も見受けられましたが、初日のように声を裏返るようなことはなく、かえって迫力が増しているように聴こえましたね!
5曲目「勝手にしやがれ」
和光市では壁塗りが高速ワイパーなどの変則ヴァージョンが炸裂していましたが、この日は正調ヴァージョンで攻めてきたジュリーです。う~ん、これは会場で変化するのか、それともジュリーの気分なのか・・・。ともあれ、ジュリーと渋谷のお客さんの揃いまくった振りが、見ていてとても楽しいのです。
一方で、僕もそろそろ参加組に復帰しようか、などと考えてしまいます。『Pleasure Pleasure』ツアーでは普通にやってたし・・・見る方に回ったのは、いつからだったのかな。
GRACE姉さんの情熱のラテン・パーカッションがジュリーに隠れて見えなかったのは残念。
あと、腕を舞わせるジュリーの右手に黄色いリストバンド。リストバンドに最初に目が留まったのはこの曲の時でした(遅っ!)。
6曲目「”おまえにチェック・イン”」
ジュリーはイントロが始まったタイミングで、ハンドマイクに持ち替えジャケットをスタンドにかけます。
セクシー・イヴは上手ブロックで軽めにスッと。
「ほみたい、うん!」のキバリ拳は、派手ではなかったもののすべての箇所で披露してくれました。今考えると、和光市での最後の最後のあの悪戯っぽい寸止めポーズは何だったんだろ・・・?
で、この曲で「あれっ?」と思ったのが間奏の柴山さん。もちろん最高にカッコいいソロだったんですが、定位置で弾いてたんですよね。これって、普段からそうですっけ・・・?
和光市では、僕は柴山さんの下半身のイメージ(膝から下で足踏みするようなアクション)が強烈に残っているんです。すごく近くで見えた感覚だったので、和光市のレポでは「せりだしていた」と書いたはずですが、あの時はなにせ最前列でしたからね・・・柴山さんが定位置でもそこまで見えたのかもしれない。記憶がハッキリしなくなってきました。それとも、会場によってせり出す時と定位置の時があるのでしょうか。
初日についてはもうその点全然覚えてないですし・・・。
とにかく、この日の席からですと、定位置の柴山さんは靴先までは見えません。ほとんどフレットを見ずに弾く、軽やかな上半身をガン見いたしました。
間奏の最後の2小節は、アドリブの高速フレーズでしたね!元々のフレーズも結構な速弾きですが、それとは違う演奏になっていました。この日の柴山さんは、他の曲でもアドリブが多かったです。
この曲の下山さんのコーラスにも、今ツアー初めて注目してみました。本当だ・・・噂通り、マイク食べちゃいそうな勢いでしたね。
7曲目「サムライ」
この曲、お正月から今ツアーに引き続いて、なんだか凄く進化していませんか?
僕がその魅力に気づいたのが遅かっただけでしょうか・・・。
思えば今年お正月の『燃えろ東京スワローズ』初日、僕は最後のサビでジュリーがハラリとジャケットを床に落としたシーンを良い意味でのアクシデントだと勘違いし、「凄いカッコイイ偶然があってね~!」などと騒ぎ立ててしまいました。
すぐに周囲から「百戦錬磨のジュリーを分かっていない!」とお叱りを受け、今に至る・・・無論今回の渋谷でもジャケットプレイは炸裂。
この曲は最後にサビのリフレインがありますが、その1回目の「背中に人生を♪」で左肩のジャケットを落とし、続くリフレインの「片手に、ピストル♪」は左手を使っての変則アクション。いやはやこれだけのことを完全認識するのに、僕はえらく時間がかかったものです。
お正月初日のレポでは、最後の「片手に、ピストル♪」で腕を上げた時にジャケットが落ちた、と書いていますがそれも自信無くなった・・・これまでずっと「背中に人生を♪」での所作だったのかな。ジュリーはそういうタイミングにこだわりがありそうですし・・・。
ともあれ、僕が参加した最近の2公演・・・和光市も渋谷も、まったく同じタイミングでの華麗なジャケット落としでございました。
細かい動きでは、和光市との違いも見られました。「心に花束♪」から「唇に火の酒♪」への移動過程ですとか。
もう、何度でも近くで観たい曲。それが今ツアーの「サムライ」です。
同じようにお感じのファンもきっと多いのでは?今のジュリーの「サムライ」は神がかっていますよ!
もちろんヴォーカルもね・・・これまでのレポでは「新曲になるといきなり声が伸びやかに」といった感じのことを書いてきましたけど、訂正します。今回のセットリストで、ジュリーの声に神がかった変化が手にとるように伝わってくるのは、この7曲目「サムライ」からではないでしょうか。
鉄人バンドの演奏も、いよいよもって素晴らしい!
柴山さんのなめらかな突き放しから、下山さんの繊細かつサムライ的なガツン!としたカッティング。
あと、この日は面白い光景に気がつきました。
2番のサビ「部屋から~♪」のあたりで、一瞬泰輝さんが向かって左側のキーボードに手を伸ばしたように見えたんです。今回泰輝さんはキーボード3台体制で臨んでいて、僕はまだ「3台目」の活躍の場を見つけられずにいます(次回大宮では必ず発見する!と決意を新たにしているところです)。
で、その時は
「おおっ、サムライで3台目を使っていたのか!」
と注視したのですが・・・あれっ、別段変わった音色は出していないぞ・・・何だ?
よ~く見てみますと、泰輝さんは右の肩をキーボードの右端スレスレのところにまで下げ、顔までもが鍵盤にくっつきそうなくらいに、右前傾姿勢に傾いていたというわけですよ!
これが噂に聞く、「気持ちがグッと入ってきた時に見せる泰輝さんのクセ」に違いありません。
和光市公演の「あなたへの愛」でも「これがそうかな?」と思うシーンがあってレポにもそう書いたんですけど、いやいや渋谷でのこの「サムライ」2番の傾きは半端ではありませんでした。
例えば2階席からだと、キーボードに右半身を乗っけて音を出してるんじゃないか、なんてふうに見えたかもしれません。そのくらい傾いてた!
きっとGRACE姉さんは、「お~、やっとるやっとる!」と思いながらそんな泰輝さんを見ていたでしょうね。
(追記)
お正月はやはり最後の「片手に、ピストル♪」の箇所でのジャケット落としだったそうです。
そして、今ツアーでも先の福岡公演でそのパターンが復活したとのこと・・・さぁ、今後どうなるでしょう。次回参加の大宮公演の「サムライ」が一層楽しみになってきました!
~MC~
「みなさまにも、多少は耳馴染みのある(笑)、シット曲をお送りいたしました。(シット曲は)他にもまだまだございますが、今日はこの辺で勘弁・・・(「勘弁しといたる」的な強気の言葉だったのか、「勘弁してください」的な懇願の言葉だったのか、よく聞き取れませんでしたが、お客さんは大ウケでございました)」
「それでは今度は、新曲をやります(拍手)。東日本大震災被災地への祈りをテーマに、鉄人バンドのメンバーに(と、バンドメンバーに手をかざします)1曲ずつ曲を書いて貰い、それに僕が詞をつけました。すべての被災地に、祈りを込めて歌います」
大きな拍手の中、泰輝さんのキーボードと下山さんのギターが始まります。
8曲目「Uncle Donald」
今回の『Pray』ツアー、僕は1ケ月に1度の参加でスケジュールを組みました。
そのおかげで、現在『東京新聞』に毎月第1週の週末に連載で1面掲載が続いている『ドナルド・キーンの東京下町日記』を、毎月参加するジュリーの『Pray』ツアーのレポートで、みなさまにタイミング良くご紹介することができています。
「Uncle Donald」の歌詞でジュリーが切望した「あなたの言葉の続き」・・・ドナルドおじさんの今月の言葉を、まずはどうぞ。
2013年9月8日『東京新聞』朝刊1面より
「時間を厭わない。遂げる日まで」
「粘り切り拓ける。時は味方」
別の曲の歌詞だけど・・・ドナルドおじさんの言葉に、そんな思いを読み取ってしまうのは僕だけでしょうか。
さて、和光市では見逃してしまった、下山さんのこの曲の前のセッティングの様子ですが・・・さすがは10列目ですねぇ、今回もMCとなると完全にジュリーばかりに注目していたのに、左隅の怪しげな動きは自然に視界に飛び込んできたのでした。
アコギのスタンドは、「サムライ」が終わってジュリーがしゃべり始める、その前の段階で「ず~ん!」と運ばれてきていましたね。
演奏が始まると、やっぱり注目してしまうのは下山さん。はじめは「どんなふうに持ち替えているのかな」という点に興味を持っていたのですが・・・すぐさま、そのアコギの音色と演奏の素晴らしさにただただ見惚れてしまいました。いやぁ細かい!
「忘れちゃいけない♪」の「D→E」の箇所は、「D」のローコード・フォームからそのまま4フレットにスライドするんです。でも、同進行の「3・11♪」では「E」はローコード。
これは、その次に来るコードが「F#m」であるか「A」であるかによって弾き分けているのだと思います。
こういうシーンを見せられると、サビのクリシェのアコギを下山さんがどんなふうに弾くのか知りたくて仕方ない!
でも、それは今回の鉄人バンドの演奏態勢では叶わないのですね・・・。仕方ありません。
CDではフェイド・アウトのこの曲、LIVEヴァージョンのエンディングもすっかり耳に馴染んできました。
楽器の音が消えてから少しの間残る、ジュリーと鉄人バンドのコーラスが美しいですね~。
そうそう、コーラスと言えばこの日の「Uncle Donalld」では、ジュリーと柴山さんがてんで違う歌詞を歌ってしまった箇所がありましたね。
見ている側としてはそんな時「あっ!」と思ってしまうのですが、慌てず騒がず、微動だにせず「絆は、絆は♪」と高音でハモる柴山さん、凛々しかったです。
9曲目「Fridays Voice」
やっぱりこの曲のヴォーカルは今のジュリーの声質、声域にピッタリだと思います。説得力だけではない・・・そのテーマ性は何も難しいことではなく、シンプルに伝わってくるものがあります。
1番が終わって、泰輝さんのピアノとユニゾンする柴山さんのリード・ギターに感動。
楽曲考察記事に書いたように、柴山さんの奏でるフレーズはギター特有の運指により、泰輝さんのフレーズよりも音数が多くなっています。その流れるようなハンマリングは、最早トリル奏法かと見まごうほどの華麗な指さばきです。
そして2番に入るとエイトビートの武骨なバッキング。変幻自在の小さな巨人。素晴らしい!
あとは、毎回触れますがGRACE姉さんのドラムス。
エンディング・コーラスが「Fridays、 Fridays」に変わった直後の”鬼姫ロール”は目立ちますからみなさまも自然と耳を奪われることでしょう。でも僕はその次の
「つたん、つたん、つたん、つたん!」
という、スネア裏打ちを矢継ぎ早に繰り出すフィルが最高にカッコイイと思います。GRACE姉さんの頭の中で、エイトビートのバラードがこの瞬間だけ、16分音符で構成された3連符に転換されているのが、このフィル・アイデアの秘密。粘り強さ、激しさ、決意の高まりなどを表したものでしょう。
CD音源でも同じ演奏になっていますので、是非是非注意して聴いてみてください。
10曲目「Deep Love」
この曲のジュリーのヴォーカル、今ツアー3度聴いていますが・・・その度に打ちのめされます。いくら言葉を尽くしても、こればかりは実際に生で体感しないと伝えられないと思う・・・。それは「Fridays Voice」や「Pray~神の与え賜いし」についても同様ですが、やっぱり「Deep Love」は特に凄いと毎回感じます。
単に「悲しい」とかそういうことではないのです。歌にしか出来ない表現がある、ということだと思います。
「髪一本を見つけたい」のロングトーン。ジュリーはハッキリと、決死の覚悟で声を伸ばしているのが分かる・・・でもそれは、慟哭の表現を押し付けるようなものではありません。瑞々しく邪気の無い、ただ身体ごと心ごと「歌」に入り込む自然体のジュリー。
一昨年の『3月8日の雲』リリースに際してのジュリーの言葉、「これが僕の気持ちだもの」の意味がよく分かる、そんなヴォーカルじゃないかなぁ。
またこの日は、柴山さんの間奏が凄くて。
ゆっくりとステージ前方にせり出しての渾身のソロ。フレーズも変えてきていました。2回し目の「Fmaj7」からは一層激しく狂おしく、そしてジュリーのヴォーカル同様に瑞々しい速弾きかつメロディアスなフレーズへ。速いだけじゃない、メロディアスなのです!
本当に素晴らしかった・・・後で聞くところによれば、あまりの素晴らしさに、ステージ上の柴山さんから1階最後方席に向けて、真っ直ぐな白い橋がかかっていたんだとか(笑)。いや、でもそれ、僕にもちょっと見えたような気がした・・・そのくらい素晴らしかったということです。
僕は何故だか柴山さんの新曲でのソロ・パートについて、「Deep Love」は定位置でのソロ、「Pray~神の与え賜いし」がせり出してのソロ、と開演前に思い込んでいました。実際は逆です。
終演後にお会いしたしょあ様(白い橋の終着点のお席で参加)に「柴山さん、Deep Loveではいつも前に出てくるんでしたっけ?」と確認してしまいました。これまでの2公演で一体何を記憶してきたのか、DYNAMITE。
で、進化する鉄人バンドの演奏、おそるべし!
この曲はCD音源でも、間奏が終わってジュリーの「薄情になんてなれない」のヴォーカル部まで、リード・ギターの音が残っています。
しかし定位置に歩み戻ったこの日の柴山さん、その最後の最後の1音をさらに粘って粘って、音が切れそうになったら何とフィードバック奏法まで繰り出して感情と演奏を持続させ、次のジュリーのロングトーン「涙を瓶に集めたい」直後の官能、慟哭のフレーズにまで、ひと塊のギター・ソロとして繋げていました。
それは、ジュリーのヴォーカルと奇跡のように絡み合った、今ツアー初めて魅せてくれた(というか僕が初めてそれに気づいた)柴山さん入魂のギター。
「集めたい」の後のリード・ギターは、CDでは左サイドにミックスされていることから、レコーディングでは下山さんが弾いているのでは・・・と今でも思ってはいるのですが、LIVEではこの箇所も柴山さんの担当。考えてみれば、この曲の生演奏・・・「どちらが弾くのか」ということも含め事前に見所として挙げていたこの箇所、しっかり確認したのは3度目の参加となるこの日の渋谷が初めてでした。
最後の『Pray』ツアー参加となる大宮でも、この曲の柴山さんに是非注目したいと思います。
ともかく、柴山さんの中でこの曲の”間奏リード・ギター”は決してミドル・エイトだけではなく、ジュリーのヴォーカルが後に続く、「集めたい」のロングトーンの部分まで途切れることなく表現として繋がっているのだ、ということを確認させられた、渋谷の「Deep Love」でした。
11曲目「Pray~神の与え賜いし」
和光市最前列ではハッキリと聴こえた、GRACE姉さんの鉄琴を使ってのコーラス隊音合わせと、マレット・カウント。渋谷10列目でも、微かな音量ながら聴き取ることができました。
さて、この鉄琴。
僕はこれまでのレポで「ヴィブラフォン」という名称で書いてきましたが、例の高槻公演での「ヤマトより愛をこめて」アンプラグド・ヴァージョンの話題に絡んで、ジュリーはハッキリ「グロッケン」と言ったそうです。
不勉強なDYNAMITEはここで初めて、「グロッケンとビブラフォンって、どういうふうに違うんだろ?そもそも両方鉄琴なのか?」と思い立ち、ちょっと調べてみました。
手元の『実用・音楽用語事典』という本でまず「鉄琴」を引いたら、ただ1行
「→グロッケンシュピール」
と書いてあります。
そこで「グロッケンシュピール」を引くと・・・
どうやら、「グロッケン」とは「グロッケンシュピール」の略称であり、「鉄琴」とはイコールのようですね。
一方、ヴィブラフォンは・・・。
なるほど・・・これはいわゆる「鉄琴」とはまた違う別の楽器のようですね。
ちなみに・・・話が逸れますけど、みなさまは「鉄琴」と言われてどんな形状のものを真っ先に連想しますか?
僕はブラスバンドをやっていたせいもあって、マーチングバンドで使う、縦に持つ軽量のタイプ(先の事典に説明がある「ベルリラ」というヤツですね)を思い浮かべてしまいます。
卒業した小学校で、毎週土曜日の朝礼の後に全校生徒が校庭内を練り歩く慣わしがあって、毎年6年生の中からマーチングバンドが選出結成され、行進を先導していました。バンドメンバーは音楽の先生が生徒の適性を見て、生徒は否応なく担当パートを割り振られて選ばれます。
バンドの先頭は総指揮(男子)。続いて大太鼓(男子)。その後ろから隊列は3人並びとなり、中央にシンバル(男子)。左右2人が鉄琴(女子)です。
で、鉄琴の2人は必ず背の高い女子が選ばれていました。楽器の適性だけではなく、身長も選出のポイントだったようです。
ですから僕は今でも「鉄琴」と言うと「マーチングバンドにおける女子の花形」というイメージがあります。
GRACE姉さんはそのイメージにピッタリです。大太鼓ではありません。鉄琴です!
蛇足ですが隊列はその後ろが小太鼓隊(男女各3人の6名体制)で、まぁその中に僕がいたわけです。
そのままずっとドラムだけに邁進しても良かったなぁ、と思うことが時々あります。僕は楽器については本当に浮気性でした・・・。
おっと、関係ない話を長々とすみません。
この日のジュリーのヴォーカルも、これまで通り・・・いや、これまで以上に神々しく、透き通っていました。正に「祈り」です。そして、「Deep Love」の哀しみがス~ッと浄化されていくような感覚・・・改めて、今セットリストでの新譜4曲の演奏順に感激。
そして、この曲も柴山さんの間奏が凄かったな~。
定位置で弾いていたんですけど、音以上にその表情が印象に残りました。何度も口を開き、GRACE姉さんのドラムスと下山さんの激しいユニゾン・リズム、泰輝さんのオルガンに身を預けながらの、恍惚と情熱のギターソロ。そうかと思えば歯軋りするように顔を歪めたり・・・。曲想重視の職人技、かつ職人顔です!
穏やかなメロディーを擁するこの曲も、間奏だけは昨年の「3月8日の雲」のようなギリギリとしたやるせなさ、憤りを感じさせます。それは鉄人バンド渾身のアレンジと言えますし、それがLIVEではCD音源以上の迫力をもって再現されているのです。
実はちょうどこの項を書いている9月12日午後、職場でかかっていたNACK5のラジオのCMで、突然この「Pray~神の与え賜いし」が流れたんです。
「神の与え賜いし・・・苦難ならば」
と。
大宮公演のCMでした。
CD音源のこの曲をラジオでワンフレーズ聴くだけでも素晴らしいと思うのは、僕がジュリーファンだからということも確かにあるでしょうが・・・ホント、多くの人に生でこのヴォーカルとジュリーの志を聴いて欲しい!と強く思った次第です。
それにしても、仕事仲間が周囲にいる場でふいにラジオでジュリーの新曲がかかると、何故か照れてしまう・・・何故だ?
12曲目「溢れる涙」
この曲はツアーが終わったら考察記事を書く予定なんですが・・・その構成のレベルの高さに改めてビビっているところです。ちょっと、マトモな採譜までは出来そうにない・・・一応頑張りますけどね。
だって、和光市公演に続いて、この日もギタリスト二人の演奏がバッチリ見えるお席で鑑賞できたと言うのに、もう「あれ?あれ?今何のコード押さえた?」みたいな状態でして。予想もしないトリッキーな進行をするんです。CD音源からキーが1音下げられているせいもあるけど、僕のレベルでは全然追いつけない・・・本当に緻密、大胆、凝りまくった曲なんですよね。
イントロをはじめ数か所でギター兄弟によるリード・ギターのハモリがありますが、その他の箇所では下山さんは基本的に4弦から6弦を使っての演奏。印象的なリフを担うと共に、低音でリズムをリードしている感じです。
一方柴山さんはクールなコード弾きが多いです。Aメロでは
「ちゅく、ちゃ~ん♪」
と弾いてます。「ちゅく♪」がブラッシング、「ちゃ~ん♪」が和音です。
あと、間奏では泰輝さんのエレクトリック・ピアノ・ソロにスポットが当てられます。この照明パターンは決まっているみたい。
なめらかなジュリーのヴォーカル。
渋谷ではサビ部が印象に残ったなぁ。「Cry of Love」のロングトーンが、「Deep Love」のそれとどう違うのか説明が難しいんですけど、まったく違った表現になっているんですね。「溢れる涙」の場合は「涙色の空」に近いヴォーカルなのではないか、と僕は思っています。
「Love」の「ve」をハッキリ発音するのがジュリーらしさ。この日もたっぷり堪能いたしました。
13曲目「greenboy」
今ツアー、初日からジュリーのヴォーカルがどんどん進化しているなぁ、どんどん凄くなってくなぁ、と僕が感じているのは(新譜4曲は当然として)、まず「サムライ」。そしてこの「greenboy」です。
決して歌い易い音域の曲ではないはずです。にもかかわらず「きれいな大人夢見てた♪」ですとか「空から落ちるように年をとる♪」といった、かなりの高音から急上昇、或いは急降下するメロディーを、魔法のように自然に、力強く繰り出すジュリーのヴォーカル・・・やっぱりジュリーは「自分の言葉で」歌う曲、自分の人生や考え方をストレートに投影させた曲について、歌う術を知り尽くしているのではないでしょうか。
下手側で、ほんの一瞬だけ歌詞に詰まった後で歌った「覗いてみてやれ」の”覗き穴(?)ポーズ”がキュートでした。グリグリ、と念入りにやっていましたね。
「greenboy」は、過去に僕が記事を書いた時点での考察が甘過ぎた、と自分で恥ずかしく考えている曲の代表例。
僕は、ジュリー自作詞の「風」というフレーズに爽やかなイメージを持っていました(「いい風よ吹け」や「風にそよいで」など)。だからこそ昨年の「3月8日の雲」で歌われた「そよ風に疼きます」が大変な衝撃でもあったわけですが・・・「greenboy」に登場する歌詞「風に向かって」の「風」は、ジュリーにとってどんな「風」なのでしょうか。
リリースした時のイメージと、2013年の今歌っているそれとでは、変わってきているのかなぁ・・・。
14曲目「若者よ」
初日フォーラム、先月の和光市と比べても・・・本当にお客さんの一体感、と言うかフリの揃い方が凄い渋谷公会堂。この「若者よ」ではほとんどのみなさまが見事に拳突き上げと手拍子の切り替えを合わせてくるという・・・。
サビ部で会場一体となってのピッタリ揃った拳突き上げは、なかなか凄い光景ですね。こういうのは渋谷ならではです。
柴山さんの間奏、この曲でもアドリブ入れてきました。初日もそうだったんですけど、あの時は「咄嗟に」。この日は計算ずく・・・かな。
あと、柴山さんはこの曲も間奏でステージ前方にせり出してませんか・・・しょあ様?
泰輝さんが渋いエレクトリック・ピアノを弾いていますね。ひょっとしたらこれが「Uncle Donald」と同じ音色かな・・・。これまでのレポでは、「Uncle Donald」と「「溢れる涙」のオルガンが同じ音色かも、と書いてきましたが・・・「溢れる涙」はこの日、もっとキラキラしている感じを受けたので、全然違う設定なのかもしれません。
15曲目「ROCK'N ROLL MARCH」
GRACE姉さんのドラム・ソロに加え、この日も泰輝さんが頭拍4つ打ちの手拍子を煽ってスタート。
『ロックジェット』53号で佐藤睦さんが今ツアーのセットリストについて、新譜4曲を挟んで「動くジュリー」から「走るジュリー」への明かなスイッチの切り替わりを感じたと書いていらっしゃいました。なるほど・・・前半のロック・ショーと後半のロック・ショーでは何か受ける感じが違うとは思っていましたが、これまで僕はうまく説明できていませんでした。「動く」と「走る」の違いか~!
ジュリーの中では「greenboy」がフックになっていると思うけど、お客さんからすると、「若者よ」から間髪入れず繰り出されるこのロックンロール・ナンバーで「さぁ、ジュリーが走り始めるぞ!」と覚悟(?)する構成と言えるのではないでしょうか。
それにしても、会場一糸乱れぬ「ヘイ、ヘイ、ヘイ!」のレスポンス。さすがは渋谷公会堂です。
16曲目「A.C.B」
「ハートの青さなら 空にさえ負けない」の項で、最前列にロマンスグレーのおじさまがいらして、ジュリーの猛アピールをさかんに受けていたと書きましたが、それがピークに達したのがこの「A.C.B」でした。
まずは手慣らしとばかりに上手で地図を描きます。和光市では上手ブロックのセンター寄りギリギリ(つまりその時の僕の席の真ん前)で”A.C.B道案内”をしていたジュリーですが、この日はそのおじさまに何か仕込みたかったのか、さらに奥までの進出となりました。
その後も曲のポイントポイントでアピールを重ね、遂に
「君たち関西?初めてでしょう?」
と、おじさまに向かって「初めてですかね~?」と露骨に尋ねる仕草を入れてきました!
おじさまとしては、それがどれほどの僥倖であるかすら分からなかったかもしれませんが・・・とても羨ましいシーンでしたね。
この日は、Aメロひと回し目で足を拡げ大きく振りかぶって頭上手拍子を煽る柴山さんの姿もハッキリ見ることができました。手拍子はノーマルな裏打ちパターンですが、いやいや噂通りの激しさです。
柴山さんのSG、両手を離しても以前のように「でろ~ん」となっていませんね。ひょっとして足を拡げることでネックの傾きを防ぐ、という新技を開発したとか・・・?
17曲目「愛まで待てない」
そして、「走るジュリー」の真髄。
後のMCでは
「周りから見たら歩いているように見えるかもしれないけど、本人としては走ってるつもり」
なんて(あくまでも)日常生活のお話もありましたが・・・「愛まで待てない」のジュリーは「走る」という言葉すらをも凌駕しているような。
ステージ下手側の見せ場は、歌いだしの直前、お客さんばかりでなく下山さんまで挑発するような”その場駆け足”。
上手側の見せ場は、「カラダが加速してる♪」での”二の腕大車輪”
いずれも「走る」以上の疾走アクション。そこまでしなくていいのに、ジュリーは「これまで以上に」「昨日以上に」という感じで、全力全開でやってしまうんですよね。
”「愛まで待てない」が加速している”・・・これは、リスペクトするJ先輩が『秋の大運動会~涙色の空』のツアー終盤でズバリこの曲の核心を突いた時のお言葉ですが、今ツアーにおいてもそれは当てはまりそうです。
「走るジュリー」と言えば、かつてこのような雑誌記事があったことを最近初めて知りました。
(Mママ様ありがとうございます!)
後追いファンの僕はタイムリーな時代認識がまるで無いですから、この記事タイトルを見て・・・「走れ、ジョリィ!」をもじったのかな、とトンチンカンなことを考えましたが、調べてみたらこれは『名犬ジョリィ』放映よりもずいぶん前の記事のようですね(汗)。
それにしても、まさか40年経ってもステージで走り回るジュリーが見られるとは・・・この記事の時点で一体どれほどのジュリーファンが予想できたでしょうか。
この日の「ダーリン・ユー!」の指差しは、遠く2階席を狙っているような感じに見えました。その度に、会場全体から凄まじい悲鳴が上がっていましたね~。
サビ部でのお客さんの頭打ち手拍子もキレイに揃い、曲のスピードに拍車がかかった渋谷の「愛まで待てない」でした。
18曲目「TOKIO」
柴山さんの神技”「愛まで待てない」の最後に飛び上がって着地した瞬間が「TOKIO」のイントロ1拍目”攻撃(長い技名ですみません)はこの日も豪快に炸裂。
これ、素人には到底マネできませんよ。「愛まで待てない」「TOKIO」いずれもアップテンポの曲想とは言え、リズムも速さも全然違う曲なんですから。
おそらく柴山さんはもう、「TOKIO」のテンポが身体に完全に刻み込まれているのではないでしょうか。
S.E.部のジュリーのアクション・・・この日は和光市公演と違って、あまり空手っぽくはなかったなぁ。
剣を受けるような動きもあったから、植芝流の合気道?いや、特にジャンルにこだわらないジュリー独自の体操表現でしょうか。
ラストのサビ直前の”正拳突き連打→最後の一打を自分の顔に当てる”アクションはどうやら定番化したようです。和光市公演と違ったのは、この日はちゃんと声が拾われるようにマイクを構えて
「あちょお~~~~っ!!」
と絶叫していたこと。
和光市ではその部分のシャウトがオフマイクでしたから前方席のお客さんだけ得をしたような感じでしたが、渋谷ではジュリーの雄叫びが会場の隅々にまで届けられたことでしょう。
19曲目「君をのせて」
和光市の最前列では、ジュリーの向こう側を遠慮がちにチラリチラリとチェックしていた下山さんのアコギを、この日はガン見。毎度のことながら、本当に美しいフォーム移動です。
「おおっ!」と思ったのは、「粋な粋な歌を歌い~♪」の「歌い♪」の箇所に登場する「B♭」を、直前の「F」の1フレットのフォームからス~ッと移動して6フレットのローコードで弾いたシーンです。これは今回初めて気がつきました。『歌門来福』で観た「スマイル・フォー・ミー」や、『ジュリー祭り』第2部の鉄人バンドのインストにも共通する、いかにも下山さんらしいフォーム移動だと思いました。
あと、「皮の靴をはいて♪」の直後に、1拍ずつの細かいコード・チェンジがあった!更なるスコアの復習、研究の必要がありそうです。
間奏での会場の拍手も心地よく感じましたし、ジュリーのヴォーカルはもちろん素晴らしかった・・・セットリスト後半、あれだけ走り回り暴れまくった直後だというのに。
やっぱりジュリーは超人ですね!
(追記)
下山さんのアコギフォームについて、1番Aメロ1回し目の歌詞を引用しましたが、僕が気づいたのはもっと後・・・少なくとも1番2回し目以降の同進行箇所だったかと思います。
何故かと言いますと、この日の「君をのせて」は冒頭で下山さんのギターにアクシデントが発生、急遽メンテナンスが必要となり、アコギが実際に演奏に噛んできたのはジュリーのヴォーカルが始まってしばらく経ってからのことだったのです。
メンテが終わりローディーさんに、「(音が)出た、オッケ~!」と右手を上げて合図する下山さんの仕草が印象に残りました。
~MC~
和光市公演ほどではないけれど、渋谷でも結構長い時間喋ってくれたジュリーでした。
期待していた”ザ・タイガース再結成珍道中”シリーズが無かったのはちょっと残念でしたね。あの時点で新しいネタが無かったのかな。
その点では、先の九州シリーズではタイガース関連の爆笑ネタ満載だったとのことで・・・うらやましい限りです。
もちろん不参加の僕はその内容を詳しくは知らないんですけど、チラッと聞いた話で個人的にとても気になってしまっていることがあります。それについては次回更新の”ザ・タイガース再結成・セットリスト予想”シリーズのお題の中で少しだけ触れたいと考えています。
さて渋谷のMCに戻りまして。
記憶も薄れてきていますから、思いつくままごく簡単に書いていきたいと思います。
なにせ話のほとんどが体型ネタ・・・と言うか、ジュリーの大食い自慢などに費やされたという(笑)。
ファニーズ時代に、ライヴハウスのマスターと言ってたかな・・・とにかく音楽業界の先輩に餃子をご馳走になったことがあったそうで。
「好きなだけ食え!」と言われたジュリー、どのくらい食べたかというと・・・。
「12枚食べましたよ!当時は(餃子一皿が)5コとか6コじゃないですからね。(一皿)8コですから。8コ掛ける12、ハイ計算して!」
僕も含め、会場のお客さんは即座に暗算、頭の体操。
って、96個・・・マジですかジュリー?!
ジュリーとしては「まだまだ食べられた」とのことですが、12枚食べたあたりでマスターが自分の財布を見始め(笑)て・・・
「行くぞ、沢田!」
ということで打ち止めとなったそうです。
とにかくその頃はいくら食べても太らなかった、と。
ところが
「30を過ぎたあたりから、お腹の上のプニョッ、としたのが気になりはじめて・・・」
と、実際にお腹の上を「プニョ」「プニョ」と言いながらつまんでみせるジュリーに、会場からは爆笑と共にかすかに悲鳴も。
で、この辺りで”腹の上のプニョ”という名言が飛び出したそうですが、僕はそれ、聞き逃していたみたいで・・・後になってから知りました。
そうして現在、”ジュリーの体型は一日にして成らず”ということで、「突然こうなったわけじゃないんだ」と力説。
「この年になって美しい容姿のままだったら、人の妬みを買いますよ!それにワタシ自身が人生間違えてしまいます」
と、アンコールのために着替えてきたストライプのスーツ(カミさん曰く、ジュリーはああいうマフィアっぽい服が抜群に似合う、のだそうです)を指で示すと
「今、ステージではこんな派手な衣装を着ていますけど、普段からこんなのを着ているわけじゃあないんですよ(笑)!ちゃんと、年相応の服を着てるんです。もしこれが痩せて美しいままだったら、普段からこんな服を着てしまっているかもしれない・・・(考えるだに恐ろしい、といった感じの表情です)。人生間違えるわけですよ。さらに(年をとってもこういうのを着ていいんだ、と勘違いさせて)、周りの人達まで人生を間違えてしまうかもしれません!」
う~ん、説得力ある言葉だと思う・・・。
あとは、オリンピックの話も少しありました。
ちょうど選考結果が出る前日のことで、タイムリーな話題だったのですが・・・そこはジュリー。
「明日の夜明けには、落選が決まるでしょう」
とおどけるように言ったものですから、会場からは「え~~~っ?」という反応。
でも僕は、その後のジュリーの言葉を待たずとも、ジュリーが今回のオリンピック招致についてどんなふうに考えているか分かりました。それについては横浜のトークショーでも掘り下げて語ってくれたようで、多くの先輩ブロガーさんが書いてくださっていますからここでくどくど語るのは控えますが、僕はまったくジュリーと同じように考えていました。
たまたまLIVE前日、例の「コントロールされている」発言報道などについて
「ジュリー怒ってると思うよ。でも渋谷(のMC)でその件には触れないだろうね」
とカミさんに話していたのが・・・意外やMCでも採り上げた、ということは「みんな、考えてみ」というメッセージだと思うのです。
ジュリーは決して開催自体が悪いと言ってるわけではないので・・・結果、招致が決まったからには、僕ら一般の人達もそれぞれ考えることがあるはず。「やっぱりダメです」というのは許されない状況になったのですから。
いや、開催は僕も楽しみにはしていますよ。マラソンやバレーボールが観たい(この好みはジュリーとは全然違う)のです。
「7年後・・・たぶん、まだ歌っていると思いますが」
とは、何と嬉しいジュリーの言葉。
「でも、(オリンピックを)やるとなったらその頃は渋谷公会堂も使えなくなってるだろうし、いつものようにツアーはできないかな。その時は休みにして、ゆっくり旅行したい」
のだそうです。
少し前まで、「なんとか70超えを見届けて」という感じのMCが多かったけど、こうしてジュリーはその先まで見据え、「歌う」ことに意欲満々です。
他会場MCの情報では、とりあえずの目標を「喜寿に8千円のコンサートをやる」ことに定めたみたいですし、これからも歌い続ける、という自然体で力みのない、それでいて力強い意欲、気力・・・ファンとしても本当に嬉しいですね!
いつものように鉄人バンドの紹介があり
「それでは、オマケです!」
20曲目「あなたへの愛」
本当に素晴らしいヴォーカルです。
今ツアー、この曲に向かうジュリーのスタンスは、良い意味で初日からずっと変わりませんね。
大きな感情表現は抑え、歌詞とメロディーの素晴らしさ、完成度の高い楽曲構成をそのまま素直に、至高の「歌」として届けてくれます。僕は最近1973年の色々なジュリーの資料を手にとることが多いですが、きっと「当時」に近い歌い方をしているんじゃないか、と思えます。『ジュリー祭り』の時と比べ、その辺りどうでしょうかね・・・先輩方?
この日も泰輝さんの”神の両手”が大活躍。音としては目立ちませんが、下段左手で演奏される繊細なベースラインが全体のバランスをしっかり支えています。
ジュリーの言う
「LIVEではキーボードがベースを弾く。ドアーズみたいでカッコイイ!」
という鉄人バンドの真髄が、この曲では際立っていると思います。
21曲目「ヤマトより愛をこめて」
多くの先輩方から高槻公演の「ヤマトより愛をこめて」アンプラグド・ヴァージョンのお話を聞いて・・・僕はその後初めてこの曲を改めて生で聴くことになりました。
もちろんこの日は”いつも通り”のスタイルでの演奏だったわけですが、僕は鉄人バンドのそれぞれの音に集中し、食い入るように見つめながら、「高槻ではどんなふうに聴こえたのかな」と考えていました。
「イントロのピアノの音・・・泰輝さんはこの右手の音階をグロッケンで弾いたのかな」
とか。
「下山さんのアコギは最初から噛んでいたのか、それとも通常のアレンジ通りの2番からかな?」
とか。
「ああっ、今日もまたGRACE姉さんのタンバリンチェックを忘れてた!いや・・・でもここまでのセトリでタンバリンは使ってないように思うなぁ。高槻会場にたまたまタンバリンがあったのか、それとも姉さん、常に持ち歩いてるのか、ひょっとすると近くのカラオケ店から急遽借りてきたのか?」
とか。
そして。
僕も本当に聴いてみたかった・・・高槻での柴山さんの、電気を通していないエレキギターの単音。
本来、絶対にお客さんが、いや、バンドメンバーですらそうそう聴くことのできない音。柴山さんが自宅で「ふんふ~ん♪」と楽しげに軽く稽古している時の音。
それが実際、高槻のステージでは聴こえた、というのですから・・・そりゃあジュリーも歌いながら「おお~っ!」と思ったでしょう。
「あんな拍手は初めて」とジュリーがトークショーで振り返ったという高槻公演を経て、ジュリーの中でこの「ヤマトより愛をこめて」は特別な思い出の1曲になったのかな・・・もちろんこれまでも思い入れはあったでしょうけど。
当然渋谷も素晴らしいヴォーカル。このヴォーカルがオフマイクで聴けた高槻公演のあった『Pray』ツアー・・・この先「ヤマトより愛をこめて」の逸話のひとつとして、ファンの間で語り継がれていくでしょうね。
22曲目「さよならを待たせて」
今ツアーの定番・・・フェイントで一度ステージから完全に姿を消した後、ゆっくりと再入場するジュリー。
「ヤマトより愛をこめて」のイントロでは「は?まだやるの?」みたいなおどけた仕草がありますが、この「さよならを待たせて」では、男が何かに立ち向かうような、それでいて穏やかにも感じられる表情で、口を結んで歩いてくるんですよね。
「ノッシノッシ」という表現がふさわしいかどうかは分かりませんけど、僕にはそういうイメージがあります。厳粛な雰囲気のイントロなんですよ。それは曲想からもそう感じさせるところがあるのかもしれませんが・・・。
ここでも「涙色の空」や「溢れる涙」同様に「Love♪」のロングトーンが登場します。この曲の場合は音域が低くしっとりと歌う箇所での登場ですので、最後の「ve」は本当に息をそっと吐くくらいの表現になっていて、それがまたとても良い!かえってその方がエロ度は上がっているような・・・?
サビなどでは万感込めて、腕を軽く広げるようにして歌っていましたね・・・。何か言いようのない感情が伝わってきます。いやぁ改めて名曲です!
柴山さんのソロも、特にエンディングが素晴らしかったなぁ。ジュリーが凛と立ちつくして、柴山さんのギターに感情を合わせているのが分かりました。
☆ ☆ ☆
ジュリーはお客さんの声援に応え、三方に頭を下げ、改めて鉄人バンドの紹介をした後、”おじいちゃんポーズ”でのお辞儀で〆て、にこやかに退場。
最後まで残っていた柴山さんは、会場の電気が灯った後もお客さんに手を振ってくれました。
今ツアー、僕は最初で最後の渋谷公会堂でしたが、やっぱりこの会場は盛り上がりますね~。
新曲4曲をはじめ、素晴らしいジュリーのヴォーカルとステージ、鉄人バンドの演奏、コーラスでした。
和光市公演に続いての恵まれた席での参加となり、感謝、感激。次回参加の大宮公演からは、身の丈に合った”あさきゆめみし席”に戻ります。
最後になりますが・・・みなさま、『ロックジェット』53号(特集・表紙はポール・マッカートニー)で佐藤睦さんがジュリーに寄せた文章は最高ですよ!
本当に素晴らしい。
発売されたばかりの雑誌の内容をそのままブログにupすることは業界的にご法度ですから、その素晴らしさをここで具体的にお伝えできないのが残念ですが・・・僅か2ページの文量で、見事に『Pray』ツアー・初日フォーラムの魅力・核心を纏め上げ語ってくださっています。
佐藤さんはこの日が初のジュリーLIVEだった、とは意外でしたが、逆に言えば初めてのジュリーLIVEでここまで今のジュリーの真髄を正当に評価し語れるというのは凄過ぎます。
さすがはロックひと筋の佐藤さん、ロック・ステージを見る目は確かですよ。新譜4曲のコンセプトについては当然、鉄人バンドの演奏についてもひと言ずつ的確に触れていらっしゃいます。
機会がありましたら、是非書店さんで手にとってみてくださいませ。
それでは、次回更新からは再びタイガース・ナンバーの楽曲考察記事に戻ります。
(1度途中で、若き日の原監督の曲の記事に寄り道することになると思いますが・・・まぁ仕方ありません。ジュリーファンならば有言実行しなければ涙)
『Pray』ツアーについては、僕の千秋楽・大宮公演のレポでもう1回だけお会いできる予定です。
朝晩は肌寒いくらいになってきましたね。でも、明日からは日中だけ真夏の暑さが戻ってくるとか・・・。
どうかみなさま、お身体に気をつけて!
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コメント
渋谷は熱かったですよね~。
あの、間違ってたら申し訳ないのですが、DY様は背丈だけでなく幅もあります?
一階後半の席で、上手10列目位にとても目立つ男性がいらしたものですから。。。
その延長線上だったのですが、かなりジュリーの指差しを受けたような幸せな勘違いを
しておりまして、あれはまだまだ少ない男性向けのサービスのおこぼれだったのでは、
とも思ってるんです^^。
投稿: stmaur | 2013年9月11日 (水) 01時13分
stmaur様
ありがとうございます!
いえいえ、そのかたは僕ではなさそうです。僕は、体型だけは70年代ジュリーなんですよ~。身長体重ほぼ同じです。
最近本当に会場に男性の姿が増えてきましたからね。奇跡元年やプレプレの頃と比べますと、男子トイレの人口密度が明らかに違ってきています。
渋谷のジュリーは、最前列のおじさまにアピールしまくっているように見えましたが、他にもジュリーの気になる男性のお客さんがいらしたのですね。
僕は、宮川彬良さんに似ていると言われることが多いです。
いつか会場で見つけてくださいませ~。
投稿: DYNAMITE | 2013年9月11日 (水) 10時10分
DY様 こんばんは。
お会いできてうれしかったです。
さすが渋谷、盛り上がりましたねー。
オリンピックも決まったし。
オリンピックスタジアムの建て替えで渋谷公会堂が飲み込まれる・・・現実になっちゃったりして。古い建物だからなぁ。
大宮のチケット来ましたが、微妙な席。
お会いできますよね、多分。
投稿: nekomodoki | 2013年9月11日 (水) 22時11分
nekomodoki様
ありがとうございます!
色々と御礼やら申し上げなければならないことがありましたのに…短い時間しかお話できずすみませんでした…。
さて、渋谷公会堂ですが…
http://mainichi.jp/select/news/20130911k0000m040062000c.html
どうやらこのようなことになりそうですねぇ。
まぁ仕方ないこととは言え…立て直すとなったら当然オリンピック開催場としても視野に入れてのことになるのでしょう。
僕はトークショーにも参加していませんし、詳しいことまでは分かりませんが、渋谷公演のMCを聞いた感覚では、オリンピック招致に関する、特に報道の点について僕はジュリーととても似た考えだと受けとりましたよ…。
チケットはまだ我が家には来ていません。
いずれにしろ土曜日に再配達をお願いすることになりますけどね。席の贅沢はもう申しません。
また大宮でお会いしましょう!
投稿: DYNAMITE | 2013年9月11日 (水) 22時55分
DY様
建て替えですか!良かったー。
・・・でも、3年くらいかかるんですね。
当たり前か・・・。その間どうすんでしょう?
中野サンプラザはジュリーあまり好きじゃないみたいだったし。
オリンピックの招致、私も似たような考えです。
必ずしも招致賛成派でなくとも、理不尽な言いがかりが世界に通じた、なんて結論に勝手に持っていかれるのは納得できませんから。
7年後、ジュリーはまだまだ歌いたいことがある!と体ごと心ごと新しい渋谷で訴え続けていると信じます。
投稿: nekomodoki | 2013年9月12日 (木) 00時04分
nekomodoki様
ありがとうございます!
そうそう、ジュリーが「7年後はたぶんまだ歌ってると思いますが…」とサラッと言ってくれた時は本当に嬉しかったですね~。
ところで、ご存知かもしれませんが、『ロックジェット』53号に、佐藤睦さんが初日フォーラムについて文章を書いてくださっているようです。
巻頭特集がポール・マッカートニーなのでどのみち僕は購入するつもりですが、佐藤さんの文章にも大いに期待しているところです!
投稿: DYNAMITE | 2013年9月12日 (木) 17時34分
DYさん、こんにちは!
(ごめんなさい、ついつい長文になってしまいました)
今回も詳細なレポをありがとうございます。引き続きの良席でよかったですね!
(『ロックジェット』53号の情報もありがとうございます)
私も参加していたのですが、観方がアバウトなので、DYさんのレポを読みながら再度楽しみたいと思います☆
あ、DYさんは霧吹きを試されましたか! 私は高速その場駆け足をトライ、、(←ここにもアホがいます)
あれって全身の筋肉を締めないとカッコよくできないのですね。ジュリーと同じ速さでなど到底できません。
何気に芸達者なジュリーです。
私は例年、初日と最終日あたりに足を運ぶくらいのツアー参加率で、
今回の『Pray』ツアーも当初はその予定でした。しかし。
『Pray』ライブはしばらく聴かないとと禁断症状が出る感じに陥るため、
プレイガイドで数公演のチケットを追加購入し、リピート参加しています。
座席はほとんどが後方のリラックス席ですが、「とにかく彼らの音を聴きたい!」という気持ちにかられ・・。
何かに取りつかれているみたいです。
ジュリー & 鉄人バンド、ますます凄くなってきたと思いませんか!
新譜における歌唱・演奏が回を重ねるごとに練られていく様子を体感できるのって、リピート参加の醍醐味かと思いますが、今ツアーほどそれを実感したことはありません。
ジュリーの歌い方や表現力、4人構成のバンドながらあのサウンドの厚み。
そして曲作りとレコーディングを共に行った5人の結束の強さと、曲の完成度の高さ。
彼らは一歩高いステージに足を踏み入れたのですね。
6月あたりは、「店仕舞い準備」発言や「ザ・ダイガース以降の予定はなし」発言に、
マジで暗~くなっていましたが、ジュリーも今後の生き方を模索していたのでしょうか。
その後、8月の渋谷では、お馴染みのヒット曲から新曲に移る間合に、
「シット曲はこれくらいにしまして・・ 来年のこともありますし」
とボソッとおっしゃられたので、“来年もツアーをしてくれるんだ!”と気持ちが一気に舞い上がりました。
そして今回は、「できる限り長く歌っていきたい」と明言してくれましたね。よかったー!
ビジネス面でもバンド運営面でも、限りなくシンプルなシステムへの移行を選択してきたジュリー。
それがこのような素晴らしい形で実を結んでいることは、本当に凄いことです。
華美な部分をそぎ落としても成立するのは、コアがしっかりしているからこそ。
今、このメロディーが頭の中でリフレインしています。
「歌いたい 自分のために 歌いたい 声が枯れるまでも
死にたい いつか舞台で 死にたい 歌を枕にして」
歌への情熱はゆるぎないのですね。ジュリーのひたむきさに涙が出ちゃいます。
投稿: Gin Rickey | 2013年9月12日 (木) 20時08分
DY様 こんばんは
『…ラジオからジュリーの歌が流れて来ると何故か照れてしまう…何故だ?』
…よーく分かりますよ、その気持ち。私の場合は、仲間が話題にしてくれることが多いので、ついついマシンガントークに変わってしまいます。
さてさて、昨日の朝は完璧に裕也さんにノックアウトされましたよ。まさかの『あさイチ』出演でしたが、とても楽しみにしていました。パワフルな『power to the people』とリズミカルでご機嫌なロックンロールナンバー『コミック雑誌なんかいらない』の2曲を自身のバンドで披露、永遠のロック少年のごとく楽しさに溢れていましたね。
もし紅白出場が叶ったら、ロック仲間100人位をバックコーラスに、名曲中の名曲『ローリング・オン・ザ・ロード』を歌って欲しい(夜のヒットスタジオの再現)と直ぐ思いました。
とにかくこれで、ジュリーの70才超えでの歌声が、本当に楽しみになりましたね。
渋公の振替、大宮に参戦予定です。
投稿: BAT | 2013年9月14日 (土) 04時40分
Gin Rickey様
ありがとうございます!
仰る通り、ジュリーと鉄人バンドの、進化と言うか「特化」は素晴らしいと思います。まずは新曲。思えば彼等のこの道は「涙色の空」から始まっていて、そしてこの2年の東日本大震災被災地への祈りをコンセプトとした2枚に繋がっていますね。
ジュリーの信じる「歌」というものには、やっぱり力があったのですね。もちろん歌うのがジュリーであればこそです。
トークショーでジュリーは、来年も新曲CDを出し、ツアーをすることを、ごく当たり前のように話してくれたそうです。こんな嬉しいことはありません!
☆
BAT様
ありがとうございます。
申し訳ありません…実は、多くのジュリーファンが裕也さんに対して好意的な中、僕はちょっと…なのです。もちろん、ロックを聴く者としては、長年ずっとリスペクトしている人ではありましたが、この間の事件というのがあまりに…「男」たる者のすることではない、「ロック」を口にする者のすることではない、と感じ完全に心が離れてしまいました。すみません…。
こんなことを書くと、ジュリーファンの先輩やバンドの仲間から怒られてしまいますけどね…。
職場などで、ラジオから流れるジュリーの歌に照れる、というのは、どうやら女性ファンの先輩方がよく仰る「オカン状態」に近い感覚のようですね~。
投稿: DYNAMITE | 2013年9月14日 (土) 18時46分
DY様 こんばんは。
『ロックジェット』53号の情報、ありがとうございました。
早速銀座にすっとんでって最後の(多分)1冊をひったくるように(笑)買ってきました。
ついでにDVDコーナーへ。
「あんじょうやりや」
これもってなかったよなぁ・・・。とまたまたついフラフラレジへ。
で、今見てますが、「わ、髪ド・ピンク!」
ライヴで見てるでしょうが、自分!状態。
裕也さんはねぇ、しょうもないのは今に始まったことじゃないし。と、思うのは私が女だからでしょうか。(笑)
続き楽しみにお待ちしてます。
投稿: nekomodoki | 2013年9月14日 (土) 21時34分
DYさん、渋公レポをありがとうございます。レポとは関係ないコメントになってしまうのですが、28日にリリースされる“THE TIGERSのWhite Christmas”について、ジュリーファンの間で「ほぼ虎の横浜公演で歌ったものにトッポの歌声をあとから被せたもの」という説が広まっております。それは違いますよね!?ホントにそれをやったら、かなり変な代物になっちゃいますよね!?実際に、ほぼ虎 With 鉄人さんの歌唱を聴いた私は、あの完成度が高いハーモニーに、トッポさんの歌声を被せるのは技術的に困難ではないか、と思っております。DYさんは、どう思われますか?
投稿: 74年生まれ | 2013年9月15日 (日) 08時10分
nekomodoki様
ありがとうございます!
佐藤睦さんの文章、本当に素晴らしいですね!たった2ページで、書くべきことをすべて書いていらっしゃる…その説得力に感激します。無駄に大長文の自分が恥ずかしくなりますよ…。
しかし、佐藤さんが今年ジュリーLIVEデビューというのは意外でした。でも、初めてのLIVEであれだけジュリーのステージの核心を突くというのは凄いですよね。
で、佐藤さん…たぶんこの先ツアーの度に一度はLIVEに足を運ぶことになりそうですね。一度観てしまったら、そこはもう行く道行くしかないですからね~。
裕也さんにつきましては…多くの先輩方がそんなふうに見ていらっしゃることは承知しています。ジュリーやジュリーファンと裕也さんとは、長い歴史があるのですものね…。
☆
74年生まれ様
ありがとうございます!
技術的に不可能、ということはないですよ~。ごく簡単なことです。
でも、わざわざそんなことをするとは思えませんよね。
僕の推測では、ジュリーが泰輝さんに依頼して、泰輝さんがピアノ・トラックを先に作成し、タイガースのメンバーと鉄人バンドが集まって歌のトラックをレコーディングしたのではないでしょうか。
ひょっとしたら歌のトラックもスケジュールによって各自別録りかもしれませんが、それはさして驚くことではありません。
いずれにしてもまだ聴いていない段階ですので何とも…。
聴きさえすればある程度まではレコーディング形式が分かると思います。リリースを楽しみに待ちましょう!
投稿: DYNAMITE | 2013年9月15日 (日) 21時12分
DYNAMITEさま
お久しぶりです。
14日の熊本、そして今日16日の福岡に参戦して先ほど帰宅したところです。
これでやっと皆様に追いつきました。
熊本では2列目中央という、私のファン歴の中で最良のお席をいただいて、勘違い光線を浴びまくってきました^^(福岡は22列目でしたが)
ジュリーのボーカルの素晴らしさ、特に新曲の魂が揺さぶられる感じを生で体感してきましたよ
実際に自分の目で、耳で感じてきたので、もう一度じっくりと DYNAMITE さんのレポを読ませていただきますね。
投稿: hayami | 2013年9月16日 (月) 22時52分
hayami様
ありがとうございます!
お久しぶりです。お変わりありませんか?
6月にツアーが始まってから、九州シリーズまで…地元のファンのみなさまはさぞ待ち遠しかったことでしょう。
そしてジュリーもそれに応えるかもように…参加なされた方々のお話では、ステージの素晴らしさはもちろんのこと、MCも充実の九州シリーズだったようですね!
hayami様は熊本が神席でしたか!2列目センターでしたら、「カサブランカ・ダンディ」の霧吹きなど、迫力満点だったことでしょう。
新曲のヴォーカルは本当に凄いですよね。
佐藤睦さんは『ロックジェット』53号で新譜4曲のLIVEについて、「なんという圧倒的な歌だろう。生まれて初めてこんな歌を聴いた」とまで書いていらっしゃいます。僕も本当にその通りだと思います。
僕もまたいつか九州のジュリーを見に行きたいです!
投稿: DYNAMITE | 2013年9月17日 (火) 20時31分
DY様 こんばんは。
レポ完成おめでとうございます。
佐藤睦さんのライヴ評、私もうれしかったです。
(ページを開けた瞬間、目に飛び込んできた「下山純」の名前に「・・・ってダレ??」とよけいなツッコミがアタマに浮かんでしまったのはともかく)
渋谷の翌日泰輝さんのソロライヴに行きました。こちらも最高でしたよ!
歌も「君は薔薇より美しい」布施さんより上手いし・・・いや、マジで。
これまでのマイヒストリーをピアノで語る、ということでジュリーのことも少しは出るかな、と思ったんですが、やはり無しでした。自分の音楽を語るのに「沢田研二」の名を使わないのが彼の矜持なんでしょうね。
でもオープニングメロディはなにげに「太陽のひとりごと」でした。(笑)
大宮は・・・今ツアー、私の指定席は上手一番端っこになってるんでしょうか?な席です。結構前ではありますが。
柴山さんをガン見すべし、という啓示と思って楽しみたいと思います。
投稿: nekomodoki | 2013年9月19日 (木) 21時54分
nekomodoki様
ありがとうございます!
まぁ僕も「ジュリーこと」に「ああっそれはダメなんです!」と軽くツッコミしてしまいましたけど…とにかくジュリーファンとしては感激しかない、素晴らしい佐藤さんの文章でしたね。
「Deep Love」で涙が止まらなくなり、「Pray~神の与え賜いし」を聞かなければ泣きやむことはできなかった…この一文が僕は特に心に残りました。
大宮は端ながら良いお席なのですね!
お会いするのを楽しみにしております!
投稿: DYNAMITE | 2013年9月20日 (金) 19時52分
DYさん、レポ執筆、お疲れ様でした。
ここまでの流れだと、佐藤睦さんのライヴ評について触れないわけにはいかないのですが…個人的には「一般的な感想だな~。」と思いました。私には、今のジュリーを見て、過去のジュリーの姿を思ってしまう、という感覚が理解できないのです…すいません。新作での歌唱が素晴らしいのは、当たり前と言えば、当たり前のこと。「サムライ」での歌唱の素晴らしさにも気づいてほしかったです。
「Rock 黄 Wind」は、たしかにテンポが改善されていました!イントロを聴いた瞬間『あっ、新年ライブより良くなってる』と思いました。ビートを刻むCD音源とも違っていて、躍動感あふれるサウンドでした。
「さよならを待たせて」でのジュリーの佇まいは、まさしくDYさんが書かれておられるとおりです!ただ、歌唱については、セクシーというより“慈愛”を感じました。
私の次回の参戦は、11月の渋公です。大宮レポ、楽しみにお待ちしております。
追伸:「恋はうたかた」の考察もお待ちしております。
投稿: 74年生まれ | 2013年9月21日 (土) 01時08分
74年生まれ様
ありがとうございます!
佐藤睦さんの文章について、その考え方は僕とはまるで違います…。
あの文章の何処を読めば「今のジュリーを見て、過去のジュリーの姿を思ってしまう」点にこだわる必要があるのですか?
「サムライ」のお話にしてもそうです。もし佐藤さんの文章が、新譜4曲については「良くて当然」で済ませ、「サムライ」のヴォーカルについて文字数を費やしていたら、その方が良かったと仰る…?
そんな文章が、『ロックジェット』53号の積極的購買層となるであろう、ポール・マッカートニーや洋楽ロックのファンに何かの印象を残す、とも思えません。
一般的な文章がマニアックな考察に劣る、とする考え方は、まぁ僕にも過去に覚えがないではありませんが、それはマスターベーションに過ぎなかったなぁと思っています。
線の中から点をあげつらうようなことは、マニアだからこそできることではありますが、それでジュリーの本質を語れるでしょうか?
佐藤さんは見事、あの限られた文字数で「一般的に」ジュリーの本質を突いています。
多くの読者にジュリーの印象を残したと思います。一般読者へのとっかかりは「あのジュリーが」で良いのですよ。
さて、「恋はうたかた」…とうとう採譜を済ませましたよ…。
非常にジュリーらしいトリッキーなコード進行でした。さすがに巨人優勝と同時更新というわけにはいきませんが、書く覚悟は決まっています(泣)。
投稿: DYNAMITE | 2013年9月21日 (土) 09時59分
再び、お邪魔します。配慮のないコメントになってしまって、申し訳ありません。私としては、佐藤さんには“今のジュリーもカッコいい”と書いていただいて、その上で新曲の歌唱も絶賛してほしかったのです…ついマニア心が出てしまいました。でも、私の視点はあくまでもマニアからの視点であり、DYさんのおっしゃることのほうが正論です。深く反省。
「恋はうたかた」の記事をアップするのは、連休明けの報道が落ち着いた頃でいいと思います。
投稿: 74年生まれ | 2013年9月21日 (土) 11時03分
74年生まれ様
いえいえ、畏れ入ります。
佐藤さんは「今のジュリー」をカッコイイ、と書いていらっしゃいますよ。それはロックとして、という佐藤さんのような人にとっては最も重要な観点からのことです。よく読めばきっとお分かりになるはずです。
さすが、マジック1ともなるともう余裕ですね…。まぁ僕ももうこうなったら巨人には早く決めて欲しいですけど。
「恋はうたかた」の記事は次々回の更新とさせて頂く予定です!
投稿: DYNAMITE | 2013年9月21日 (土) 19時59分
DY様〜
神戸から帰還しました
ジュリーの真正面の前から6列目という、私的にはジュリーLIVE史上、最良の席でした
何度、ジュリーと見つめ合ったことか(違)
新曲4曲の桁違いの素晴らしさ…、ロックジェットのLIVE評の正しさを改めて再確認してきました
この日はMCでいろいろ聞けましたよ。
・大阪のFMココロでタイガース全員が出演するラジオ番組を録音した
・ホワイトクリスマスはトッポの発案で東日本大震災のチャリテイーCDとして録音したものを発売する
・タイガースの東京ドームLIVEはDVDになる
・来年も正月LIVE、新譜を出しての全国ツアーをやる
次回は京都府城陽に参戦します
投稿: Mr.K1968 | 2013年9月22日 (日) 10時33分
Mr.K1968様
ありがとうございます!
神戸公演密航お疲れさまです~。
6列目センターでしたら、ジュリーは確実にMr.K様の存在に気がついていますね~。
新曲は観るたびに素晴らしくなっていきますね。ジュリーと共に鉄人バンドの演奏も変わってきていますし…。
MCは嬉しい言葉ばかりですが、やはり「来年も新譜を出してツアーをやる」…この当たり前のようにジュリーが言ってくれることが、ファンにとって本当に奇跡です。
僕の次回参加は、Mr.K様の京都の1週間後の大宮です。『Pray』ツアーの僕のラストです!
投稿: DYNAMITE | 2013年9月22日 (日) 12時08分
DY様、こんにちは!
以前、渋谷は娘の行事と重なったため、断念・・と書いたのですが、やはりあきらめられず、両方参加しました。
渋谷は椅子に着席と同時に立つ!みたいなぎりぎりセーフでしたよ。
隣の方がジュリーと同世代位の男性で「あなたに・・」のさびの部分で一緒に歌っていました♪
そして28日府中に行ってまいりました。
とても男性率が高かったです。
帰り道の後姿の群れで観ても男性が多くて、どんな風に思ったのかな・・聞いてみたいなあ、って。
女性の会話で「・・(聞き取れませんでした)は、今も格好いいのに研二さんはだめねえ・・」というのが聞こえちゃいましたけど。
席がよかったせいかも知れませんが、今回のジュリーの声はまた一段と素晴らしかったと思います。
新譜4曲を凄まじく歌い上げた後にあんなに素敵な「溢れる涙」が歌えてしまうなんて・・
どの曲を思ってもみなそうなのですが「サムライ」「ヤマト・・」ジュリーの歌としてこの世に存在する事に心から感謝したくなりました。
お話は加橋さんの事が中心でした。
ジュリーが幸せそうなのが嬉しいです。
7日の日に「ママ、ジュリーのライブに行かなくちゃ!」と言ってくれた娘と東京ドームに行きます。
タイガースナンバーでは「怒りの鐘を鳴らせ」と「散り行く青春」を口ずさめる娘ですが、ドームに参加するにあたり絶対あり、は「廃墟の鳩」ですかね・・?
ソロライブのレポはもちろんですが、そちらの予想も期待してますのでよろしくお願いします!
投稿: 空桜 | 2013年10月 1日 (火) 10時45分
空桜様
ありがとうございます!
府中は良いお席だったのですね。
歌も素晴らしかったとみなさまから聞いています。
新曲の後の「溢れる涙」、いいですよね~。
年末、娘さんとご一緒に東京ドーム参加とは素晴らしい!
「廃虚の鳩」は間違いないでしょう。それに加えて2012年の武道館DVDで予習しておけば娘さんも大いに楽しめるのではないでしょうか。
当日は是非、「シーサイドバウンド」のステップをお二人で!
投稿: DYNAMITE | 2013年10月 2日 (水) 16時06分