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2013年3月13日 (水)

『ロックジェット』 51号!

前回記事でコメントを閉じる設定にさせて頂いていたからでしょうか、なんだかちょっとお久しぶり・・・な感じがしています。

みなさま、もうジュリーの新譜『Pray』はお聴きになりましたか?
僕はもう軽く50回以上は聴きました。昨年に続き、素晴らしい大名盤です。確かに重い・・・でも素直に「これは凄い!」と思います。

今、東日本大震災後を採り上げたテレビ番組では、風化の問題が報じられています。
阪神の震災を経験しているカミさんは、「震災からたった2年で風化の問題なんて、あの時は聞いたことがなかった」と驚いています。
それが今回は・・・。

何故でしょう。人の心が変わってしまったのでしょうか。

そんな時、もし自分がジュリーファンでなかったら、とハッとする思いがよぎります。でも、少なくともジュリーファンにとっては、東日本大震災の風化などありえません。
風化する世間の流れに立ち向かった新譜・・・ひとことでは言えませんが、『Pray』にはそんなコンセプトがあるのかな、とも思います。

その分、楽曲考察記事を書くのは大変です。
今、1曲目「Pray~神の与え賜いし」の下書きに取り組んでいます。書きたいことも大体固まってきて・・・記事完成まで、もうひと息といったところ。
いずれにせよ、この先の新譜4曲のお題記事は、やはりそれなりに重い内容になるかと思っています。

今日はその前にひとつ、楽しい話題で一旦更新をしておきますね・・・。

明日14日の発売日を多くのタイガース・ファンに待たれている、『ザ・タイガース再結成』を巻頭特集に組んだシンコー・ミュージックさん発行のムック。

『ロックジェット』 51号!


この素晴らしい本を、強力プッシュいたします!
(註:本の具体的な記事内容や掲載フォトについて、ここではネタバレしておりません。その点、安心して読み進めてくださいませ)


Rockjet51

僕はいち早く入手し、読むことができました。
この若造が畏れ多いことではありますが、音楽書籍に関してだけは、仕事上の恩恵に預かることができます。先輩方に先んじてしまい、申し訳ありません。
今日のうちに市場流通されたという情報を得ましたので、僭越ながらいざご紹介!とさせて頂きます。

『ロックジェット』というのはかなりカルトな本で、タイガース・ファンの先輩方の間では馴染みが薄いらしく・・・特集内容や記事構成について不安視のお声も聞きますので、僕なりにその辺りを簡単に説明して、払拭できれば・・・と。

まず気をつけて頂きたい点・・・これは、決して若虎の写真やデータが満載、という類の本ではありません。カルトなロック雑誌の巻頭特集にタイガースが採り上げられている、という感じ。
全体のページ数の3分の1ほどが特集として組まれていて、そのほとんどがロック・パーソンなプレイヤー、アーティストやライターさんのインタビュー、評論です。
それぞれの観点から浮かび上がるタイガース像は、これまで僕がタイガース関連の書物で目にしたことのないほど、ロックに特化した記事となっています。

後追いの僕には信じられないことですが、タイガースは活動当時「あんなのは音楽じゃない」などと大人達から言われていた、と先輩方から聞いています。
しかし今・・・こうした形で”ロックバンド、ザ・タイガース”が正当に評価される時がやってきました。当時”少年”だったロッカー達が”大人”となり、少年のままの熱い思いをもって語り始めたのです。

『ロックジェット』のカルト性について少しお話しますと・・・例えば我が家には『クイーン特集号』(31号)がありまして。

Rockjet31_2

これがただ単にクイーンについて、という切り口ではなく、トコトンまでファースト・アルバムについて考察、検証しているという・・・。
『オペラ座の夜』でも『華麗なるレース』でも『世界に捧ぐ』でもなく、またマニアックなクイーン・ファンの間で支持の集中するセカンド・アルバムや『ジャズ』でもなく、ファーストを語り倒す・・・これをカルトと言わずして、何と言えましょうか。

『ロックジェット』って、そういう本なんです。
ですから、タイガース特集号の告知には正直驚きや不安もありましたよ・・・。でもいざ読んでみて、何も心配することはなかったんだなぁ、と。
ザ・タイガースは、『ロックジェット』の切り口で語られるにふさわしいバンドでした。まぁ、当然と言えば当然なんですけどね。

さて、今回の『タイガース再結成特集号』・・・もちろん目玉は、我らがピー先生のロング・インタビューです。
インタビュー自体も読みごたえ充分ですし、現在のピーの写真がカラー、モノクロ合わせて14枚。老虎武道館でのショットに加え、”哲人・ピー”といった印象の、撮り下ろしと思われるショットも数枚掲載されています!
今回の特集のきっかけになったであろう、ピー監修の『赤盤』『青盤』のみならず、ピーのソロ・ワークス3枚のCDがしっかりディスコグラフィー紹介されているのも嬉しいんですよね~。

ピーのインタビュー記事以外で僕が特にみなさまにお勧めしたいのは、名うてのロック・ドラマーお二人がタイガースについて語っているインタビューです。


お一人は、河村”カースケ”智康さん。
ジュリーのアルバムにドラマーとして参加されている、あのカースケさんです。「インチキ小町」や「ゼロになれ」「1989」「オーガニック・オーガズム」などのハードなナンバーでゴキゲンなドラムスを聴かせてくれたカースケさんが、少年時代、タイガースというバンド、ドラマーとしてのピー、そしてジュリーにこんな思いをお持ちだったとは・・・。
ザ・タイガースに憧れた少年は成長し、プロのドラマーとなり、遂にジュリーのアルバムに参加することになりました。その時カースケさんは・・・というお話。
カースケさん、熱いですよ!

もうお一人は、杉山章二丸さん。
タイガースについてのお話自体は少ないんですが・・・とても素敵なインタビューです。
忌野清志郎さんが中心となって結成された、GSパロディ・バンドの”タイマーズ”をみなさまご存知でしょうか。彼等の「デイドリーム・ビリーバー」カバー・ヴァージョンは、今でもCMなどでよく耳にしますね。
”タイマーズ”から”タイガース”を連想することは容易く、加えてタイマーズのメンバーにはそれぞれ、いかにもそれっぽい”愛称”がついていました。ドラムの杉山さんの愛称は「パー」。言うまでもなく、「ピー」をもじったものです。
タイムリーなタイガース・ファンのみなさまには信じられないことでしょうが、僕は「パー」の愛称元ネタとして、かつて「ピー」というドラマーがいた、ということを初めてその時知ったんですよ。順番がメチャクチャですね。
タイマーズが活躍した頃、僕は20代前半だったのかな・・・。

ドラマーお二人の他にも、何処から見ても”ロック・パーソン”としか言いようのない名プレーヤー達が、少年に戻ったかのように熱く語るタイガース。
『ロックジェット』という本だからこそ、そうなったのです。
そして、普段からこのムックを愛読しているタイガース世代のロックなおじさま達が、この号を読んで忘れかけていた少年の魂を再び燃え上がらせ、年末のザ・タイガース再結成ツアー会場に駆けつける姿が、今から目に見えるようです。

ジュリーがお正月コンサートで
「あの当時、タイガースを見たくても見られなかった人達・・・特に男の人達が(12月のツアーでは)来てくれるんじゃないか」
と言った意味が、この本を読むと分かるような気がするのです。

さらに。
佐藤睦さんによるジュリーの新譜『Pray』についての投稿が素晴らし過ぎます(自分がブログでジュリーについて書いている文章が恥ずかしくなります)。
僅か2ページの記事ですが、僕はこの短い記事のためだけにでも、多くのジュリーファンにこの本を読んで頂きたい、と思ってしまいます。

さすがは天下のシンコーさん。
そして、さすがは『ロックジェット』!

百聞は一見に如かず。
すべてのタイガース・ファンのみなさま、ジュリーファン、ピーファンのみなさま。是非、お読みくださいませ。
おススメです!

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瀬戸口雅資の乱れ撃ち一発伝授!」カテゴリの記事

コメント

フラゲ読みですか!いいな~。実は、私、ロックジェットの存在は、かなり前から知っていたのですが、恥ずかしながら「ロックジェットが巻頭特集で、ザ・タイガースを取り上げる」という情報を知ったとき、なぜか自分が知っている“ロックジェット”を思い出さなかったんです。雑誌のイメージと、ザ・タイガースが結びつかなかったので…。でも、DYさんのレビューを読んで、はっきり内容をイメージできました!『Pray』の評論記事も含めて、とても楽しみです。
DYさんは「Pray~神の与え賜いし」の考察記事に着手しているのですか…そのハートの強さに脱帽です。すでに北の大地からも、素晴らしいレビュー記事がアップされていますね。今回の新譜は、男性の風呂主さんのほうがしっかり受けとめられるのかなぁ…。女性ファンは、まだ音楽作品として鑑賞できる心境に達していない方が多いかもしれません…。

投稿: 74年生まれ | 2013年3月13日 (水) 23時17分

74年生まれ様

ありがとうございます!

フラゲと言ってもほんの2、3日ですよ(汗)。狭い業界ですし、こんな底辺にいる僕でも、ジュリーやタイガースを好きなことは割と知られているものですから…ありがたいことです。

実は僕は「新譜は3.11まで聴かない」と考えていたのですが、正にkeinatumegさんの北の大地からのご感想の記事を拝見して、どうにも我慢ができなくなり、砂嵐のあの日曜日に銀座まで出かけてしまいました。

ズシリときました。
音楽的にも前作とはうって変わった別の素晴らしさがありますし、書きたいことは山ほどあります。あとはジュリーの歌詞、そしてあの歌声を、感受性に劣る僕がどれだけピュアに感じられるか…。
とにかく考察記事には僕なりのベストを尽くします!

投稿: DYNAMITE | 2013年3月13日 (水) 23時31分

DY様 こんばんは。

「ロックジェット」やっと買ってきました。
近くの書店じゃないんだもん。やっぱりマニアック系ですか。
今読んでる最中ですが、当時女の子にしか人気が無いと思っていたタイガースが男の子たちにも影響を及ぼしていたんだな、と意外にも感じました。

PYGも当時のロック界からは「GS崩れの体制派」的なイメージで疎外されているように感じていたので、ちゃんと見ている人は見ていたんだな、とうれしかったです。

新曲、何回も聴いてます。
媚びず、恐れず、真正面から自分の想いを歌にぶつけている、その姿勢こそ本物のロックだと今なら確信できます。


投稿: nekomodoki | 2013年3月14日 (木) 21時59分

nekomodoki様

ありがとうございます!

今日は音楽劇初日ということも手伝ってか、あの紀伊国屋さんが発売日当日に品切れに追い込まれる、という売れ行きだったようですね。
しかも、amazonさん予約については、発送が遅れるということで…各所で悲鳴が上がっています…。

ジュリーの新譜『Pray』を買った日に思ったのですが、都心、その周辺の関東圏に暮らしている僕などの場合は、やはりnekomodoki様達を見倣って、足を使ってお店を回るべきなのですね。ネット予約は地方のみなさまのためのものなんだなぁ、と思ったりしました。

新譜…本当に聴き手の真正面にジュリーがいますね。
下書き中の1曲目「Pray~神の与え賜いし」の記事は、大部分を書き終えました。明日更新できるかと思いますが…書いてみるとやっぱり心も身体も大変のようです、今年も…。

投稿: DYNAMITE | 2013年3月14日 (木) 22時51分

♪危なかったです~

いつも定期購読で頼んでる雑誌と共に受取りに予約した本屋へ~レジに行く前に何気なく音楽雑誌コーナーに行ったら1冊だけ陳列されてるじゃないですか
「何だ。わざわざ頼まなくてもちゃんと入ってるじゃないの」とルンルン気分でレジに向かったのですよね

レジには馴染みの店員さんが私に気がついてすぐに専用の棚から取り出してくれたのですが肝心な「ロックジェット」が無い\(;゚∇゚)/
いつもは必要のない予約控を出して「ご連絡は?」「遅れたり入荷できない場合だけお願いします。でも入荷したら定期購読の分と一緒にしておいて下さいネと話してあったのですが」と説明(予約控にも記されてた)

「さっき棚をみたら1冊だけ並んでたけど、もしかしてあれがそうだったのかしら」と言ったら「申し訳ございません!」と2人ほどすっ飛んでゆき蜂の巣つつくような大騒ぎに…

でも無い所を捜してるので「スミマセン。ここにあるんです」といって再びレジへ。
「買われてなくて良かったわァ」の一言にレジの馴染みの店員さんは平謝り状態。初めての事でした。

でももし私が行く前に売れてしまっていたらこんなに冷静ではなかったでしょうね
という事で感想はまた改めてにさせて下さいね(ピーは昨日から北京に行ってるんですって。PM2.5で騒がれてるこの最中にどうして~?)
早く帰って来てくれないと心配じゃないですか!いつもなら何て身軽なのなんて笑えるけど今回はそんな流暢な事、言えませんよね(^^♪

投稿: hiko | 2013年3月14日 (木) 23時59分

DY様

「ロックジェット」と一緒にタレント本コーナーにあった「老虎再来」も買い、今読み終えました。ザ・タイガースって、やっぱりいいなあと思いました。変わらぬ友情とロック魂、本当に羨ましいです。またPYGの記事では、「やすらぎを求めて」に言及されているところが、個人的に嬉しくなりました。サリー&ジュリー作品の原点にして最高傑作と思っているので。

編集者のあとがきでは、特集のいきさつにジュリーファンを熱くさせてくれる一文もあって、読み応えがありました。

「3月8日の雲」と「Pray」でのジュリーの詞について、これは私の思い込みと思って下さい。もし阿久悠さんが生きていたら、きっと同じような詞を書かれた気がしました。スポーツ新聞に連載されていた高校野球甲子園大会での敗者に向けた、あの数々のエールの詩。それと、ダイナマイトさんが伝授して下さいました「ヤマトより愛をこめて」の記事が何故か頭をよぎり、寄り添う思いと時代を切り取る普遍な言葉のスタイルが漠然とながら似ているなと思ったからです。

特に「寡黙の人の声 耳澄ませば 復興を宴にするなと嘆く 嗚呼」、「深情けだ 動画が哀しい」の部分です。「我が窮状」から脈々と続いているジュリーの詞のスタイルが、私には阿久さんを彷彿させ、堪らなく心に響きます。

投稿: BAT OUT OF HELL LOVE | 2013年3月15日 (金) 01時05分

hiko様

ありがとうございます!

ともあれ無事のご購入、良かったですね。Amazonさんの予約は発送が遅れるようですから、店頭予約は正解でしたね!

今回の売れ行き次第では、月を空けてタイガース特集第2弾も…シンコーさんなら企画してくれるかもしれません。

ピー先生、北京なのですね。
次に何をやる、と色々考え突き進む人ですから…行動力が凄いですねぇ。確かに大気汚染など心配ですが、すぐに次なる元気なメッセージを届けてくれるのではないでしょうか。

BAT OUT OF HELL LOVE様

ありがとうございます!

PYGの記事も良かったですね。タイガース特集ということで、サリー作詞、ジュリー作曲の「やすらぎを求めて」が熱く語られていたことは僕も嬉しかったです。

阿久さんのお話…僕も「そうだったかもしれない」と思います。

僕は、社会に対する物の考え方で、ジュリーととても似たところもあれば、違うところもあります。
しかし、ジュリーがジュリー自身の考えをメディアで語ったり、何よりそれを歌でメッセージにしよう、とする姿勢については100%支持します。
本当はもっと多くのアーティストが、それぞれ違った観点からそれをすべき、むしろそれが自然かと思いますが、現状は…。

投稿: DYNAMITE | 2013年3月15日 (金) 11時03分

DY様

いい特集記事でしたね〜。

『タイガース、ジュリーは日本創世紀からのロックバンド、ロッカーである』という私の持論が独りよがりなものではなく、プロのミュージシャン達が証言してくれているように感じられ、楽しくて一気に読み切ってしまいました。

また、中抜け組の私がROCK好きになって、再びジュリーに原点回帰して、そのヴォーカルやアルバムの素晴らしさに打ちのめされた結果、ジュリー熱が昔より高まったのも当然の帰着だと大いに納得しました。

それにしても佐藤さんの編集後記は素晴らしい

投稿: Mr.K1968 | 2013年3月16日 (土) 21時38分

Mr.K1968様

ありがとうございます!

佐藤さんの編集後記は感動的でしたね。
今回の『ロックジェット』は素晴らしい特集記事を読ませてくれましたが、こうなると、これはまだまだ序章に過ぎないのでは、という思いもしてきます。

例えば年末のタイガース再結成にはまだ時間がありますから、今年もう1本タイガース特集を組んでも良いくらいですし(是非サリーの音楽感などインタビューして欲しい!)、いずれ本格的な沢田研二特集号があっても良いのではないでしょうか。

反響次第では充分あり得ると思います。
みなさまのそんな声が実際シンコーさんの編集部に集まりつつあるようです。
もちろん僕も裏から(笑)熱くリクエストしておきます!
それが出来るのはやっぱり『ロックジェット』だと思いますから…。

投稿: DYNAMITE | 2013年3月18日 (月) 21時15分

TSUTAYA佐渡「佐和田」(私ったらいやらしい)店に予約して買いました。

ローリー寺西に目が釘付けで―そこから入っちゃいました。店内に立派な木製のチェアがあり、すぐにほとんど読んじゃった(笑)。

リッチな揺り椅子でアルバム(LPね)のダブルジャケットの歌詞を追い、掲載写真を眺めながらながらステレオの音楽を聴いている…そんな優雅な時代がその昔はあったと言います。

爺S秀和の昔話

投稿: 秀和 | 2013年3月20日 (水) 14時41分

秀和様

ありがとうございます!

佐渡のお天気はどうですか?
こちらは寒かったり暑かったりで大変です…桜もビックリしていますよ…。

僕も一応LP世代ですから…分かりますよ~。仰る通り、ダブルジャケットって良いですよね!
ただ…ジュリーやタイガースのファンとしては遅れてしまった僕は、どのアルバムがダブルジャケットだったのか…。
ステレオから聴こえるタイガースの音、最高だったでしょうね!
確かにそんなことをも思わせてくれる、今回の『ロックジェット』タイガース特集でした。

投稿: DYNAMITE | 2013年3月21日 (木) 12時44分

DY様

サリーの音楽感是非、読んでみたいです♪

それから、本格的な沢田研二特集は心底待望します

ROCK一辺倒の切り口で、ジュリーを語り倒してもらいたい

私の記憶では全盛期の頃でもそういう記事は目の当たりにしたことがありません。

歌い続けてきた今だから、また今こそ、その特集に大きな価値があると思います。

タイトルは『沢田研二とは何か』でいかがでしょう(笑)

追伸
新譜のご伝授お疲れ様です。
コメントしたいことは山ほどありますが、DY様と同じく、清志郎さんの不在は本当に現在の日本のROCKシーンにとっては痛恨ですが、『日本には今までずっとジュリーがいたし、これからもそうだ』というのが、まさに今の私の感想です。

投稿: Mr.K1968 | 2013年3月30日 (土) 01時24分

Mr.K1968様

ありがとうございます!

『ロックジェット』ジュリー特集号…その日は近い、と思いますよ。ジュリーをロックから語る時が来た、というよりも…それはずっとそうだったわけですが、今はもう、ジュリー抜きに日本のロックを語ることができなくなっています。
清志郎さんの不在が本当に残念で、皮肉です…彼は絶対に黙ってはいなかったでしょうからね。

投稿: DYNAMITE | 2013年3月31日 (日) 18時17分

DY様

『ジュリー抜きでは日本のROCKは語れない』今はまさにその通りだと思います。

ROCKとして当たり前の創作活動をずっと続けてきたジュリーですが、正直、TVに出まくっていた頃のイメージが強烈過ぎて、ROCKミュージシャンとして正当な評価を受けてきたとは言い難いことが、ずっと私には残念でならなかったのです。

ところが、日本のROCKシーンの現状をみると、平時にはROCK色を全面に打ち出し、それで評価を得ていたメジャーなアーティスト達が沈黙し続け、気が付けば、ROCKを黙々と続けてきたジュリー以外に誰もいなくなったような感すらあります。

この現状とジュリーの今までの軌跡をROCKのクラスマガジンが世間に知らしめ、記録として残してほしいと願っています。

ただ、今もし清志郎さんが存命だったら、そのクラスマガジンの表紙は『キ・マ・グ・レ』な二人が飾っていたでしょうが。

投稿: Mr.K1968 | 2013年3月31日 (日) 22時32分

Mr.K1968様

ありがとうございます!
お返事大変遅れました。
先月末から突然忙しくなりまして…「毎週金曜日の更新」にも黄信号が
なんとか新譜最後の1曲の記事を明日に、と頑張るしかありませんが…。

仰る通り、清志郎さんが健在だったら、ジュリーと2人で雑誌の表紙になったり、対談をしたり…ということがあり得たかもしれませんね。

ジュリーお気に入りの曲ということもあり、僕は今年のツアーで「KIMAGURE」がセットリスト入りするのでは…と予想しています!

投稿: DYNAMITE | 2013年4月 4日 (木) 12時26分

DY様へ

 遅くなりましたが、『ロックジェット』をめでたく(笑)、読破致しました。

 店頭に並んでいる殆どの雑誌は、厚みはなくても広告のために割くページ数だけは多くなり?
中身の“薄っぺら感”に? 辟易する昨今で、購読に至ることが本当に少なくなっていました。
 故に、このように“読みで”のある音楽雑誌が存在していたことに先ず驚きました。

 子どもの頃から、週刊、隔週、月刊と、何種類もの雑誌を定期講読していたのと、両親や兄弟姉妹の他、住み込みの人たちもそれぞれ何冊か定期講読をしていた雑誌があったので、私は、大家族のお陰で? 家に居ながら
にして、幾種類もの雑誌を読む機会だけは恵まれていて…
 特に中学生の頃は、別に命に関わることではないのですが、病気療養を何度も自宅にて強いられていた身で、暇をもて余していた由、大好きなタイガースの記事は多分、コアなものも? 人一倍読んでいたので!? 対談記事に関しては、全て? 既知感がありました。
 ※ 中国語にも興味があって、以前、人見先生の著作物の触りだけですが、目を通させて頂き、敬服も致して居ります。

 益々、ドラマー瞳みのるさんの魅力はアップされ続け、この人のお陰で、ザ・タイガースの
復活がより“格好いいもの”として語り継がれてもいるのだと、私は信じて疑いませんが…(笑)
 御本人の人生が忙しすぎて?
報道のされ方…ファンに既に伝わっていた細かいアレコレ(*真相だけじゃなくて?)を、やはり?理解されないまま、ジュリーの想いとは? 違う時間だけが流れていたことを再確認する内容でした。
 併し、素敵な“年の重ね方”をされているので、タイガースファンとして、この様な Pee の
生き方も後世に語り継がれて行くことを想像するだけで、嬉しくなります。

 他にも、微に入り細に穿った読み易い記事満載でしたでので、読後感は爽やかです!
 あとは? もう少し活字を大きくして頂けると、有り難いかな?
…でも、大満足してます!!

 DY様、編集者各位に、どうか宜しくお伝え願います。

 有り難うございました。

投稿: えいこはん | 2013年4月 8日 (月) 22時52分

えいこはん様

ありがとうございます!

いえいえ、僕は直接編集部さんにお伝えできるような立場になく…みなさま同様、次回は沢田研二特集を!と、今回のタイガース特集への御礼と反響をお伝えしつつ、手を尽くしてリクエストさせて頂くのみ…。

最近はロック雑誌もすっかり読む機会も減ってしまいましたが、久々に血が沸き立つような今回の『ロックジェット』でした。
ジュリー特集号の実現を期待しましょう!

投稿: DYNAMITE | 2013年4月 9日 (火) 13時03分

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