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2013年2月22日 (金)

沢田研二 「確信」

from『耒タルベキ素敵』、2000

Kitarubeki

disc-1
1. A・C・B
2. ねじれた祈り
3. 世紀の片恋
4. アルシオネ
5. ベンチャー・サーフ
6. ブルーバード ブルーバード
7. 月からの秋波
8. 遠い夜明け
9. 猛毒の蜜
10. 確信
11. マッサラ
12. 無事でありますよう
disc-2
1. 君のキレイのために
2. everyday Joe
3. キューバな女
4. 凡庸がいいな
5. あなたでよかった
6. ゼロになれ
7. 孤高のピアニスト
8. 生きてる実感
9. この空を飛べたら
10. 海に還るべき・だろう
11. 耒タルベキ素敵

--------------------

いや~参りました。
今回の記事、本当はもっと早くに更新できるはずだったのですが、結構日数が空いてしまいました。
それには理由があります!(キッパリ)

去る19日、ココログさんのログイン管理画面のリニューアルがありました。
すいぶん前から告知されていたことで、僕も一応準備はしていて(とは言ってもIDとパスワードの再度入力に備えてメモしておくだけですが)・・・なかなか切り替わらないなぁ、という感じで。
すっかり忘れかけた頃にようやくリニューアルとなりました。僕は問題なくログインし、今回記事の下書きの総仕上げにかかりました。

LIVEレポートなど特殊な記事を例外として、楽曲お題の記事については、基本僕は以下のような流れで書いています。

①お題曲を採譜し、実際に弾いて歌ってみて、どのあたりについて書きたいかを決め、該当部の歌詞を下書きしておく
②下書きにコード進行のメモをしておく
③同様に、書きたい内容についてひとことずつランダムにメモしておく(例えば今回で言うと、「CD紛失の顛末」とか「千夜一夜から引用」とか「ヘ長調からニ長調」といった短い言葉を羅列していました)
④それぞれのメモの前後を整え、文章の流れを決めたら、ひたすら長文を書く(意外とこの段階になると筆は速い)
⑤細かい修正、チェックをし、下書き→公開へと記事設定を変更して完成

今回記事、19日以前に③までの作業は終わっていたんです。リニューアル当日は張り切って④を頑張って・・・いやいや書きまくりました。
お題というのが、僕が堕ちた”人間・ジュリー”そのものを象徴するような大名曲ですから、筆の運びも速い速い。
で、かなりの文量を書いたところで「今日はここまでにしとくか」と、下書き保存したら・・・いきなり見たこともないエラー画面が出て。
書いた文章、全部が消えました。

その時は原因も分からず、ただただ放心し「あの文量を改めてもう一度書くのか・・・」と、気が遠くなる思いでした。
翌20日に、ココログさんのトップ画面に

一部に不具合が生じましたので、ログインページの管理画面を旧版に戻しました

とのインフォメーションが。
どうやら僕のブログは、「一部」の中に入っちゃってたみたい・・・。

それにしても・・・同じ文章を2度書くのって、何故1回目より2回目の方が大変なんでしょうね。
気持ちの問題でしょうか。
ということで、僕は今回記事の80パーセント程度の文章を、2度に渡って書き直す破目になったという・・・。

そしてそんなことをしている間に、『Pray』ツアーのインフォが来た来た~!
まずは新譜について、収録4曲すべて震災がテーマの作品であることがハッキリしました。
ツアー日程は・・・うわ、11月までの全公演一括振込ですか。参加回数は欲張らず、自分にとってのピンポイント4~5公演に絞ることになりそうです。他の諸々の予定と重ねて考えると、遠征までは無理かな・・・。
申込締切がほぼ一週間後の3月1日ですから、あれこれ悩んでいる時間的余裕もありません。ここはもう第六感で即断しないと・・・焦る~!

それでは、気をとり直して。
『燃えろ東京スワローズ』、”セットリストを振り返る”シリーズ。今日はいよいよラスト3曲目のお題です。

先日の2つのお題、「ヤマトより愛をこめて」「静かなまぼろし」の記事中で書いてきたことの繰り返しになりますが・・・今回のこのシリーズは

①「こんなに素晴らしい曲だったのか!」と、今さらながら改めてジュリーに打ちのめされたナンバー
②「LIVEで初めて聴けた!」という新鮮な感動に打ち震えた、新規ファンにとって垂涎のナンバー
③ドーム堕ちヒヨッコ組の特権、”『ジュリー祭り』ポカン曲”リベンジで盛り上がりまくったナンバー

というそれぞれのテーマに沿ってお題を採り上げていて、今日のテーマは③になります。

あの宝物のような『ジュリー祭り』セットリスト。ドーム堕ちの僕にとっては、『ジュリー祭り』参加の時点では心底盛り上がるには至らなかった(楽曲に対する無知故のヒヨッコ反応しかできず)名曲の数々を、その後のソロLIVEで少しずつ復習できることが本当に幸せなのです。
今回の『燃えろ東京スワローズ』(当然、人によってはタイガースだったりドラゴンズだったりするのですが)にも、そんな1曲がありました。

以前から、K様、wine様よりリクエストを頂いていたナンバー。他にも何人かの先輩から「この機に記事になるのが楽しみ」と、嬉しいお言葉を頂いています。僕の記事で何処まで期待にお応えできるか分かりませんが・・・頑張って書こうと思います。

アルバム『耒タルベキ素敵』から。「確信」、伝授です!

(註:今回の記事執筆は、僕の力量不足を露呈することになりました。「確信」・・・予想通り和音構成がメチャクチャ手強い曲でした。転調部で採譜に苦労しそうだな、とは予想していましたが、まさかAメロ部でいきなり途方に暮れるとはなぁ・・・。
記事を書く際、一度分析して歌ってみる、ということを課しているので無理矢理コードを当てはしましたが・・・まったく自信の無い箇所がいくつかあります。ギター1本で歌うくらいならさほどおかしな事にはならないまでも、CDに合わせて弾くと時折の違和感は否めません。才が無いので仕方ないことなのですが、無念です・・・)

これまで何度か書いたことがありますが、僕には『ジュリー祭り』以前の数年間、”第1次ジュリー堕ち”という時期があります。
たまたま『ROYAL STRAIGHT FLUSH 2』のリマスター盤を聴く機会があって、子供心に覚えていた大ヒット曲群のあまりのレベルの高さに驚き、そこから怒涛のアルバム購入が始まったのです。長いつき合いだったバンド仲間のYOKO君が『A面コレクション』を持っていたこともその頃初めて知り、二人で競うようにしてポリドール時代のアルバムを聴きまくりました。

で・・・ポリドール期のアルバムをすべて聴き終えたところで、僕もYOKO君も一度トーンダウンしているんですよ。

1995年以降のアルバムは、アマゾンさんのレビュー評価を参考に『REALLY LOVE YA』『単純な永遠』と買って(当時はまだ普通に市場在庫があったんです)、じゃあ今度は最近の作品を、と思い購入したのが、レビュー評価も抜群だった2枚組・・・『耒タルベキ素敵』。

僕のジュリー・アルバム収集への情熱は一旦ここで途絶えます。
「なんだか、全楽器の音圧が一様にデカい・・・」
初めてこのアルバムを聴いた時、そう思ってしまいました。YOKO君にも「さほどでもないよ」などと話したり・・・今となっては本当に信じ難いことですが。

何度か通して聴いて、そのうち気にいった曲だけ(当時)を聴くようになり、いつしか手にとらなくなって・・・遂に部屋の何処にあるのかすら分からなくなってしまいました(当時は散らかし放題の部屋だったのです。YOKO君はよく「アンタの部屋に行くと体調が悪くなる」などと言っていたものでした)。
僕にとって『耒タルベキ素敵』は、”ジュリーを追いかける最後のアルバム”になる、と考えていました。
とんでもないことでしたね。

そこで改めて思うのですが・・・よくぞ自分は『ジュリー祭り』に参加したものだなぁ、と。
あの日、一応ヒヨッコなりには気合入れて参加したつもりではありましたが、初めてのジュリーLIVE・・・ジュリーはあらゆる意味で僕の甘すぎた認識を覆してくれましたし、僕自身にまさかその後、こんなにも濃いジュリーファンとしての日々が待っているなどとは想像だにしていませんでした。

拓郎さんの番組で、ドーム公演についてジュリーがこんな感じのことを言っていましたね。
「まだ僕のLIVEを観ていない人がたくさんいるんじゃないか。”あの沢田研二が還暦だと。一度観てみるか!”・・・ということでお客さんが集まった」
と。
あれは正に、僕や、『ジュリー祭り』に共に参加したYOKO君のこと・・・いやいや、僕達と同じような気持ちでドームに集まった人が他にも本当にたくさんいらっしゃって、その多くが今、ジュリーのLIVEに万難排して足しげく通っているという、これはまったくジュリーの言葉通りのことなんです。
拓郎さんの番組で語った二大ドーム公演について、ジュリーは何の誇張もしていない・・・それは奇跡のような事実なんだ、と『ジュリー祭り』堕ちのヒヨッコだからこそ大きくうなずくところなんですよね・・・。

「一度観ておくか」・・・僕も実際、そういう気持ちでした。参加する前は。
それが一転、初LIVEのジュリーに堕とされ→未購入のアルバム大人買い→素晴らしい楽曲群にひたすら感銘を受け→2008年末には早くも「ジュリーのLIVEが観たい」という禁断症状に陥り→親切な先輩方の助けもあって『奇跡元年』参加・・・という怒涛の流れから、一体その後何度のジュリーLIVEにこれまで参加してきたことか。
最早正確に数えることすらままなりませんが、だいたい30回くらいなのかな。まぁ、YOKO君は僕の10分の1の3回ですけどね!(←だからこそ、彼は毎回ビビッドな反応ができるわけですが)

大人買いで知った、近年のジュリー・アルバムでのヴォーカルの素晴らしさ、楽曲のクオリティ・・・それは当然、僕が本格的にジュリー堕ちする大きな要因であったとは言えましょう。
でもそれだけならば、ポリドール時代のアルバムをすべて聴いている、というだけのことで自らをジュリーファンだと自惚れていた、2008年12月3日以前の僕にも当てはまってしまうことです。
僕は『ジュリー祭り』で、何よりもまず”人間・ジュリー”に堕ちたのでした。それが自分にとって最も大きく、最も大切なことです。

当時、自分のその気持ちをうまく説明することができませんでした(東京ドームのレポで、一応それらしきことはちょろっと書いてはいるんですけどね)。
僕が惹かれたジュリー最大の魅力とは何なのか。僕が心底惚れこんだ”人間・ジュリー”とはどういうアーティストなのか・・・。
でも現在は、わざわざ僕の下手な文章をこねくり回さずとも、それらを明快に説明することができます。今日のお題「確信」のGRACE姉さんの歌詞に、そのほとんどが詰まっているからです。

さて、僕がその真髄を理解し得ぬままに2年ほど放置してしまった(恥)大名盤『耒タルベキ素敵』がリリースされたのは、2000年。
「確信」・・・長くファンを続けてこられた先輩方にとっては、ジュリーファンとしての指標のような新曲だったことでしょう。
そして何より凄いのは、「確信」の歌詞がその後何年経っても、右肩上がりでジュリーの活動や生き様とリンクし、ますます真実を持って輝き続けていることではないでしょうか。

今、2013年。
ジュリーは「確信」の歌詞そのものの歌人生を、ステージから僕らファンに見せてくれています。


♪ カッコイイとかワルイとか
  F                 A7+5

  そんなこと       もうどうでもいいよ
              B♭maj7(onD)  C7

  負けない気持ちが有りさえするなら
  F                    Am7      A7       Dm

  ただそれだ けで ♪
           Gm   C7

これは決して、”カッコ悪さの肯定”ということではないんですよね。

僕のような凡人がロックに目覚めた場合に一番陥りやすいのは、「カッコ悪くたって構いはしないんだ」という無頼漢のような思考。
簡単に言えば、素行や身だしなみが悪いことを逆に誇り、好き勝手に振舞うことが自由な生き方なのだと勘違いすることです。

『ジュリー祭り』を体験して、漠然とではありますが「自分の考え方はとんでもない勘違いではなかったか」と気づかされた僕は、いきなり部屋の掃除など始めたわけですが(あまりに低次元の話でお恥ずかしい・・・)、その甲斐あってCD『耒タルベキ素敵』は無事に発掘され(数ケ月を要しました汗)、まずは『ジュリー祭り』セットリスト曲の本格的な復習です!
歌詞の記憶もおぼろげだった、『ジュリー祭り』に選ばれし名曲達。「A・C・B」「世紀の片恋」「遠い夜明け」「君のキレイのために」・・・そして、「確信」。
「確信」の歌詞カードを初めてじっくり読んで・・・そりゃもう、打ちのめされましたよ・・・。『ジュリー祭り』で僕の心を鷲掴みにした”人間・ジュリー”がそこにいました。
そして改めて、『ジュリー祭り』参加以前の自分を恥じました。

自分を甘やかしていただけの、強弁に過ぎない「個性」。
ズボラな生き方を誤魔化す、「ロック」という名の「鎧」。

それはすべて僕の浅はかな見栄でした。そんな「個性」や「鎧」は、男の矜持とは程遠いものだったのです。
そうではない高い志、生身の人間としての姿勢を、ジュリーは「確信」で歌っているのですね。これがロックなんだ、と思います。ハッキリ自覚していますが、僕が「ロック」という言葉から感じ取る思いは、『ジュリー祭り』参加前と後では、まるっきり違います。

『耒タルベキ素敵』がリリースされた2000年というと、GRACE姉さんはジュリー・ナンバーの作詞提供を始めたばかり・・・それでいきなり「確信」はじめ”人間・ジュリー”の真髄を描くような作品を生み出したのですから凄い。
例えば「まっすぐすぎる心」とか「心の眼の正しさ」といったフレーズです。
決して目新しい言葉ではないんだけど、ジュリーが歌うことによって意味が何倍も膨らみ深みを増すフレーズを採り入れていて・・・これは女性ならではのセンスなのでしょうね。
刺激的な飾りつけのアプローチではなく、ストレートで素直な作詞。それは、ジュリーと同じステージを経験したからこその「確信」でしょう。GRACE姉さんの作詞姿勢もまた、女性の矜持に満ち満ちていると思います。

おっと・・・「確信」について書こうとするとどうしても、歌詞やジュリーの生き方のことばかりに文量を費やしてしまいますが。
もちろんこれは、メロディーもアレンジも素晴らしいんです。
作曲が吉田建さんということで、最初の購入当初からその辺りは結構じっくり味わっていたんですよ。

Bメロで大胆な転調があるんですよね~。
全体の構成は、まず躍動的なサビがド~ン!と来て、ポップなAメロが続きます。ここまでがヘ長調。そして意表を衝くニ長調への転調からBメロへと繋がっていくのです。
ヘ長調からニ長調って・・・並行移調の行き先がマイナーだと暗いと思ってメジャーにしてみました、みたいな感じ?

♪ まっすぐすぎる心が
          D           Bm

  周りを敵に仕上げた でもたったヒトツだけの
   F#m           G    A            D           Bm

  大切を守ることが出来ればいい ♪
   B♭                                  C   A7

まぁ、2小節に渡って「B♭」で強引に押し通すあたりに今回の採譜の苦しさが滲み出ていますが(1小節単位でルートが移動しているのは確かなのですが・・・)、それにしてもこの進行、サビやAメロからはまったく予測不能な展開です。
しかも元の調への戻り方がまた変化球で・・・せっかく「出来ればいい♪」でヘ長調のドミナントである「C」に辿り着いたのに、「A7」で再度叩き斬ってしまうのです。
戻った先のサビは「B♭maj7→Fmaj7」のリフレインですから、「A7」で「さん・はい!」とメロディーを頭出しするのは、理屈で考えるだけでもいかにも難しそう・・・。
みなさんは、「出来ればいい♪」から「あの頃の生き方は♪」の繋がりのメロディーを、CDと一緒にうまく流れるように歌うことができますか?
ジュリーは楽々歌ってますけどね!それもまた、ジュリー天性の音感の良さでしょう。

でもジュリーは今、大ヒットを連発していた頃の自分のことを「生き急いだ英雄(ヒーロー)」だと思っているかな・・・?。
そこまでは、ファンからは分かりませんね。


長くなってきましたが、アレンジのお話も少しだけ。
アルバム『耒タルベキ素敵』の各曲アレンジについて白井良明さんは、「洋楽などのオマージュをあちらこちらに散りばめてある」と語っていますね。
「アルシオネ」がデヴィッド・ボウイの「スターマン」、「無事でありますよう」がエルトン・ジョンの「僕の歌は君の歌」、「everyday Joe」がジミ・ヘンドリックスの「パープル・ヘイズ」、「キューバな女」がサンタナの「哀愁のヨーロッパ」・・・と、これまでこのブログ記事でもその辺りについては書いてきましたが・・・じゃあ、この「確信」は何でしょう?

パッと思いつくのはELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)というバンドのアレンジです。ロックの疾走するリズムとストリングスの融合。それが初期ELOナンバーの売りでした。
例えば、彼らの最高傑作と言われるアルバム『ディスカバリー』から、この曲はどうでしょう?

http://www.youtube.com/watch?v=3v6MBHpzZg8

「ロンドン行き最終列車」。曲調は違うけど、「確信」のシンセ・ストリングスの絡み方とイメージが重なる印象が僕にはあります。
でも、特定はできないなぁ~。ひょっとしたら、僕の知らない曲で、別のオマージュ元があるかもしれません。

あと、「確信」は上記シンセをはじめギターもベースもカッコイイけど、生のLIVEを観て改めて思ったのは、ドラムスが最高だ!ということ。
初っ端のソロは言うまでもなく、イントロ伴奏部などで「たかたか!」と炸裂する16分音符のフレーズが、フィル・インではなくアレンジ・アクセントとして採り入れられているのがメチャクチャ渋いです。
もちろんGRACE姉さんは、先のツアーでもCD音源通りのフレーズを再現してくれました。

といったところで、今回も長文になりましたが・・・『燃えろ東京スワローズ』”セットリストを振り返る”シリーズは、今回で終了です。
気持ちは早『Pray』リリースへと向かい、いてもたってもいられない感じなのですが、新譜を手にするまでの間、自由課題でどれくらいの記事が書けるかなぁ・・・。ともあれコツコツと頑張るつもりです。

今年も、祈りの3月がやってきますね。

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コメント

DY様 こんばんは。

「確信」このアルバムで一番よく聴く曲です。GRACEさんはジュリーを何処から見て詞を作ったのかな、と思ったり。

ジュリーをずっと見てきたけれど、いつも「最高!」なんて思ってた訳ではなく、2.3回聴いただけで仕舞い込み、DY様のレクチャーで慌てて掘り出して聴き直し、(私、あの時何を聴いてたんだろう・・・)なんてアルバムも何枚もありました。

今から思うとファンが出して欲しいと思う曲(つまり売れ線の)とライブ重視になっていたジュリーの歌いたい曲に齟齬が生まれていたのかな、と思います。ただ、ジュリーがこれからどうなろうと歌っている限りは最後まで見届けようと決めてました。

「ジュリー祭り」のあとDY様のようなジュリーの「音楽」をきちんと解説・評価してくださる方達のブログの存在を知り、
「ジュリーはライブなんだ!なんだかんだ言っても離れることができなかったのはこのライブゆえだったんだ。」と今更ながら気付いたのです。

DY様のブログに辿りつかなかったらジュリーの歌も鉄人バンドの演奏も私には文字通り「猫に小判」状態でした。
ありがとうございました。

投稿: nekomodoki | 2013年2月22日 (金) 23時10分

DY様がドーム堕ちで改めて名曲と位置付けたこの曲。オンタイムで購入した際は初のオリジナル2枚組、それまでにジュリーとタッグを組んできたミュージシャンとの再タッグが話題となったアルバムです。建さん、彰さん、大澤さん、銀次さん、そして加瀬さん大野さんと…(元春がラインナップされてない!?)。ジュリーから波及して聞きファンになった方々との再タッグは心踊りました。
余談ですが、当時、建さん拓郎さんが番組のテーマ曲を作成するコーナーがあり拓郎さんの「あざとい」という一言で建さんの曲が却下になったエピソードがあります。キンキの「全部抱きしめて」の次回作です。その曲だったのでは?という先入観が個人的にはあったりします。 何か似てません?

投稿: クリングル | 2013年2月22日 (金) 23時46分

 DY様 ようやく? 春めいて…
 待望の新曲発売も目の前…&?
3月1日迄にソロ・コンの申し
込みを完了させるって!?
 ファンには堪らない、心忙しい?(笑) 嬉しい季節がやって参りましたね。
 併しながら、実のところは?
☆参戦したいと考えていた会場での公演日が、予想以上に(!!)“平日感”を与える様な!?(爆)曜日ばかりでして…少し萎えてもいます… ワタシ、週末がイイナ〜
 これは、日帰りコースしか…?
☆いくつかの条件をクリアして、“1回でも多く参戦”できる様、期限ギリギリまで、悩みながら…(*泣く泣く諦めざるを得ない?
会場も多々…) 後ろ髪を引かれる思いで?(爆) 参戦会場決めをすることになります。

 私は、時間があると、『耒タルベキ素敵』のアルバムをよく聴いてます…『遠い夜明け』と
『確信』は、ジュリーの様々な時代とリンクする歌詞で… どうしても、聴いていると、
目頭が熱くなり、時には涙も…
 ジャケの写真は、「う~ん??」でしたが(笑)、中身は、本当に、好ましい楽曲ばかりで、これもまた、珠玉のアルバムです
 GRACE さんのドラムも私好みなので? この方が、バンドメンバーに入ったことで…ジュリーの“耳”と人間性にも? 惚れ直し…改めて、ジュリーの人間力の凄さを“確信”した…最強の、“ほんまもんのアルバム”です!

投稿: えいこはん | 2013年2月23日 (土) 14時34分

DYさん、お邪魔します。
今回の“確信”も、DYさんの伝授で初めて、曲の構成を知りました。詞に関しては“耒タルベキ素敵”に限って言えば、どうしても覚さんのほうに惹かれてしまいます。大変傲慢な言い方になってしまいますが、初めて、この曲を聴いたとき『わかってますよー』と思ったのも事実です。ちなみに、ジュリーは、89~90年頃「(大ヒットを連発していた頃は)馬車馬のように働いた」と、よく言っていたので“生き急いだ英雄(ヒーロー)”という言葉は、当たらずとも遠からずではないかと思います。
で、この曲を私が歌えるか?と言えば、音程はともかく、なんとかそれなりに歌えます。何故なのか、自己分析をした結果、おそらく中学生の頃、アニメ主題歌として、週1回、TMの“Get Wild”を聞いていたことが大きいのかもしれない、という結論に至りました。
http://youtube.com/watch?v=hsDzUP5l-5Y
そして、あらためて“確信”を聴いてみて、建さんはベース奏者ではあるけど、作曲・アレンジはシンセでやっているのでは?とも思いました。

投稿: 74年生まれ | 2013年2月23日 (土) 15時37分

nekomodoki様

ありがとうございます!

いやいやとんでもないです。
例えば『ジュリー祭り』…大成功に終わった後、ジュリーばかりかファンのみなさまも「どんなもんや!」という気持ちだったと後に知りました。
僕は「どんなもんや!」と言われた側になりますね。

ずっとジュリーを見続けていたみなさまあってこその『ジュリー祭り』です。僕がジュリーに堕ちたのも、先輩方の存在あればこそです。
いつも感謝しております…。

クリングル様

ありがとうございます!

建さんの曲にそんなお話がありましたか。調べてみたいと思います。
当時の楽譜業界は、拓郎さんがグ~ッと第二のブームを迎えた頃でした。懐かしいです。

それにしてもアルバム『耒タルベキ素敵』で唯一、当時ファンのみなさまからすると心残りだったと考えられるのが、佐野さんとのタッグ復活が無かったことでしょうね。

銀次さんとのタッグは復活しているし、銀次さん繋がりで何とかならなかったのでしょうか。
それとも佐野さんが辞退したとか…。
佐野さんの場合は「詞も自分で」というのは必ずあるでしょうから、これから先もタッグ復活は厳しいような気もしますが、僕としても一度、佐野さんの新曲を歌うジュリーに出逢いたいです…。

すみません。一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2013年2月24日 (日) 10時25分

DYさま、
お待ちしておりましたっっ!

私の、じゅり堕ち決定曲です…そして生で聴くまで約4年、お預け期間の長かったような短かったような(もっと長期のお預け曲もいっぱいですけどね)。
「たったったかたか♪」を耳にした時の狂喜乱舞は言葉に表せません。

私も、「一生に一度、生ジュリーを見ておくのもいいか」と軽い気持ちで参加し、知らない曲2曲続いた事に一抹の不安を覚えた3曲目。
金色のライトの中、歌いながらずんずん歩いている姿、「♪まっすぐすぎる~…ズタズタにされても」の歌詞がすとん、と落ちて、
(あぁ、これはジュリー自身のことなんだ、私の知らなかった間に、こうやってずっと歌い続けて待ってくれてたんだ…)
と、ビビビッと(笑)きたんですねー。
で、何曲か後で、ジュリーから
「知らない曲ばっかりでごめんねー。でも、私はこういう曲も、ずっと歌ってきたんです!」
と、まさに思っていたそのままズバリ言われ…。
そこで、この人についていこう!と決心したのでした。

そこからは、ネットで情報を漁り、DYさまにたどりつき、DYさまの怒涛の大人買いと鼻息荒い(笑)記事に自分の判断の正しさを「確信」し、アルバム購入後は鬼リピートで聴きまくった…そういうのもセットで思い起こされる、特別な曲。

思い入れが強いと、いざ演奏されると頭真っ白になるんですねぇ。こっそりコーラス参加+2番リピート部の、「金色の~(♪たかたかたーん!)」をエアドラム?したことは覚えてますが…(汗)
憧れのセンパイに告白しようとして、いざ目の前に突然現れると隠れる、みたいな。
(なんか、イタイです、わたし…)

構成とか、楽器の知識のない私ですが、歌声の他に惹かれるのはドラム!それとコーラスです。
コーラス部分の歌詞も、歌詞カードに入れて欲しいなぁ…「ヒトツだけの」と「きっとそうさ」の後が、何て言ってるんだろう??

最後になりましたが、DYさまの文章は、読んで背筋が伸びる思いがします。
「まっすぐすぎる心」とか「心の眼の正しさ」…DYさまにもあてはまりますよ~!
新譜の伝授、心待ちにしております。

投稿: wine | 2013年2月24日 (日) 23時15分

えいこはん様

ありがとうございます!

まだまだ寒い毎日ですが…確かにこうしてジュリーのLIVEインフォメーションが届きますと、気持ちが春めいてきますね~。

ジュリーの「人間力」…正に仰る通り、僕はそこに堕ちました。
「確信」そしてえいこはん様が挙げてくださった「遠い夜明け」ですよね。僕はこれらの歌がドームに選ばれた意味を、後になって知りました。
この2曲はこの先も必ず聴く機会はあるでしょうね!

74年生まれ様

ありがとうございます!

なるほど…「Get Wild」とは…。何となく分かるような気がします。

僕は覚さんの詞ももちろん好きですが、GRACE姉さんの「確信」もやっぱり凄いですよ!身近にいながらにして、逆に凄い、と思います。

仰るように建さんの「確信」の作曲、アレンジは鍵盤かもしれませんね。
でも「FOXY FOX」はベース、「噂のモニター」はギターでの作曲だと思いますよ~。

度々すみません、また一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2013年2月25日 (月) 20時08分

wine様

ありがとうございます!

いやいや、僕など「確信」の歌詞には程遠い凡人ですよ
そのくせすぐ理屈で音楽を考えてしまうので、ずっと後になってから本質に気づくことが多いです。
その点、ドームで初体験だった「確信」にすぐさまジュリーの本質を見たwine様は素晴らしい!

あと、正に仰るようにこの曲はコーラスも最高ですね。
確かに歌詞カードにコーラスパートまで載せて欲しいかも…。

新譜の記事はまた今年も大変な思いで書くことになるかもしれませんが、ベストを尽くして頑張ります!

投稿: DYNAMITE | 2013年2月26日 (火) 17時38分

DY様

ジュリー祭りで『ロッケンロール・マーチ』他にノックアウトされ、その後、怒涛の大人買い期に、この曲の詞を改めて読んで衝撃を受けました。

いつも『時代の偶像』か『架空の男』を歌っていたジュリーが、ココロ時代の私小説的なアプローチでもないロック的アプローチで自分自身を歌っていたからです。

しかも、私が時間を共有してきた『あの時代』を、この年齢になってから歌っていたので、説得力が桁違いで心底感動しました。

ただ、当然ながらドームではポカン状態でしたが…

投稿: Mr.K1968 | 2013年5月 7日 (火) 22時27分

Mr.K1968様

ありがとうございます!

「確信」は、ドームに足を運んだ新規ファンや中抜けの先輩方に、その後特に人気が高まった曲のように僕には思われます。
ホント、「ドームではポカ~ンと聴いていたけど、後から大好きになった!」と仰る方が僕の周囲にも多いんですよ。
何故か…それはもう、Mr.K様仰る通り、同じ気持ちですよ~。

お正月セトリはその意味でも感動しましたね!

投稿: DYNAMITE | 2013年5月 8日 (水) 22時38分

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