沢田研二 「ラジカル ヒストリー」
from『第六感』、1998
1. ホームページLOVE
2. エンジェル
3. いとしいひとがいる
4. グランドクロス
5. 等圧線
6. 夏の陽炎
7. 永遠に(Guitar Orchestra Version)
8. 麗しき裏切り
9. 風にそよいで
10. 君にだけの感情(第六感)
11. ラジカル ヒストリー
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え~と。
まずはお題と関係なく、いきなり宣言させて頂きます。
「拙ブログはネタバレいたしません!
たとえほんの数曲であろうと、誰もが知る大ヒット曲であろうと・・・ネタバレはイヤだぁぁぁぁ!!」
そう・・・みなさまもうご存知かと思いますが、何でも12月5日付の読売新聞に、お正月コンサートの予定曲として数曲の掲載があったのだそうで・・・。
まぁ、「予定」ということですから掲載された曲すべてセットリスト入りするかどうかは分かりませんが、『秋の大運動会~涙色の空』ツアーの前にも似たようなことがありまして、その時僕はうかつにもホイホイと情報確認しに行っててしまい、そればかりかJ友さんの前で口を滑らせ、後でひどく後悔したものです。
ちなみにこの時は「予告」されていた曲はほぼセットリスト入りが実現していました(唯一「サムライ」が例外。おそらく直前になって、予告には無かった「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」に差し替えられたものと考えられます)。
それにしても読売さん・・・いくらコンサート・タイトルからジャイアンツが外された恨みがあるとは言え(違)、なかなかえげつない攻撃を仕掛けてきましたね・・・。
いや、実際のところ、特に地方にお住まいのジュリーファンの先輩方には、「ネタバレ大歓迎!」と仰る方も意外と多いですから・・・ドド~ン!と曲目付きでLIVEの新聞広告が載った、というのはジュリー界的には嬉しいお話なのでしょう。
しかし僕は負けませんよ~。
細心の注意を払って、その情報だけは1ケ月間シャットアウトします。コメントくださるみなさま、そのあたりを汲んで頂いてどうかお慈悲を・・・。
何卒、一切の予備知識も無い状態で、僕にお正月コンサート初日を迎えさせてくださいませ~。
それでは本題。
今日は、『3月8日の雲~カガヤケイノチ』ツアー、”セットリストを振り返る”コーナー第2弾です。
何度も書いてきているように、僕はあの『ジュリー祭り』がジュリーLIVEデビューの新規ファンですから、まだまだ生で聴けていないジュリー・ナンバーが多数。毎回ツアーを迎えるたびに、「今回はどんな曲と新たに巡りあうことができるのか」というのが何より大きな楽しみなのです。
今ツアー、「生で初めて聴く」ことになったナンバーは、「SPLEEN~六月の風にゆれて」「お嬢さんお手上げだ」(ツアー前半のみ)、そして本日お題に採り上げます「ラジカル・ヒストリー」の3曲でした。
3曲というのは・・・改めて考えると意外や少なかったんだなぁ。ジュリーLIVE歴4年とは言え、僕も『ジュリー祭り』以降すべてのツアーに欠かさず参加していますから、次第に「初めて聴く」曲も減りゆく運命にある、ということでしょうか。
ともあれ、「生で体感できた」というそれだけで、その曲のお題記事執筆の意欲は倍増。
”セットリストを振り返る”コーナー・・・今回はアルバム『第六感』から、「ラジカル ヒストリー」の伝授です~!
セルフ・プロデュース期以降の作品で、あの『ジュリー祭り』セットリストに1曲も選ばれなかった、というアルバムは2枚あります。
『第六感』と『新しい想い出2001』。
僕は最初、ジュリー自身の評価が低いアルバムということなのかな?と考え、CD大人買い期にもあまり期待せずに購入したものでしたが、その後のジュリ勉で、むしろこの2枚、ジュリーお気に入りの曲が多い方なのでは、という考えに変わってきました。
『ジュリー祭り』のセットリストに無い、ということは、僕が以降のソロコンで聴いたその2枚のアルバム収録曲はどれも「初めて聴いた!」という興奮を共にするものであり、そんな感動のせいか、アルバム自体もどんどん好きになっていきました。
両アルバムとも、来たるお正月コンサートでも何かまた未体験の曲が採り上げられる予感もあり、楽しみにしています。
(『新しい想い出2001』からは「Good good day」、『第六感』からは「グランドクロス」に期待!)
アルバム『第六感』からこれまで生で聴けていたのは、昨年のお正月コンサート『BALLAD AND ROCK'N ROLL』での「君にだけの感情」(この時も、”セットリストを振り返る”コーナーで記事に採り上げました)。「ラジカル ヒストリー」はそれに続いて2曲目ということになります。
ツアー初日、この曲を聴けた時は嬉しかったなぁ。初日の時点ではお客さんの反応がイマイチだったかもしれないけど、それまでバラードが4曲続いていたこともあってか、飛び跳ねながら歌うジュリーのアクションがすごく大きく見えました。
ドラム・ソロ直前にビシ~ッ!とGRACE姉さんを指差す動きも、初日からやってましたね。あれは本当にカッコ良かった・・・。
この曲、アルバムではラストに収録されています。
激しいアップテンポのパワフルなロック・ポップ・ナンバーが大トリを飾る曲順配置は、ジュリーのセルフ・プロデュースとしては珍しい構成パターンです。おそらくタイトル・チューンの「君にだけの感情」が実質的なラスト・ナンバーで、「ラジカル ヒストリー」はアンコール的な意味合いがあるのでしょう。
作詞・覚和歌子さん、作曲・吉田光さんは言うまでもなくジュリー・ナンバー最強の組み合わせのひとつ。
覚さんの詞は特に『第六感』以降ジュリーの分身のようなスタンスになっていき、後追いファンがパッと聴くと「ジュリーの作詞作品では?」と思ってしまうようなナンバーが増えていきます。「ラジカル・ヒストリー」で言うと
♪ ドラマな恋を 越えてきて
B B♭7
犬も食わないわけ だ ♪
B D♭ B♭7
この辺りが、僕の中ではジュリーっぽいフレーズのイメージかな・・・。
一方で
♪ ほかの誰にもわからない ♪
D♭ G♭ B♭7
で締めくくられる「誰が何と言おうと」的な愛情表現は、いかにもジュリーが好きそうな覚さんっぽいフレーズ、という感じ。
そんな覚さんのフレーズが、16ビートのリズムに速射砲のように前に前にと乗って乱舞しているのが素晴らしいです。この独特の語感・・・これは曲先じゃないかなぁ。
吉田さんの手がけた数多くのジュリー・ナンバーの名曲群同様、これもやはり作曲段階から仕掛けがが多いです。変ホ長調のキーで「G♭」を登場させるあたりが特徴的で、こういった吉田さん好みのコード進行は、2年後の「耒タルベキ素敵」で集大成的に突き詰められているようです。
また、アルバム・ヴァージョンとは別にDVD作品でも大いに楽しめるこの曲・・・僕のお気に入りは何と言っても『1999正月コンサート』。「ラジカル ヒストリー」は何とセットリストの初っ端、1曲目です。
前年が『第六感』のツアーですから、明けてすぐのお正月コンサートの時点での最新アルバム『第六感』から数曲を採り上げるのは、自然な流れと言えます。
『1999正月コンサート』の「ラジカル ヒストリー」は、1曲目という特別なスタンスから醸し出される緊張感、ジュリー・ヴォーカルの意気込みもさることながら、何と言っても間奏ギター・ソロ部でのちょっと珍しいシーンが特筆モノです。これは何度観ても飽きませんね~。
粗いスキャンですが、画像と共に順を追ってそのシーンを見ていきましょう。
今ツアーで体験した通り、この曲の間奏ギター・ソロは下山さんから柴山さんへのリレーとなっています。
下山さんのソロ部の後を受け、ステージ前方にカッ飛んできた柴山さん。ジュリーはそんな柴山さんの背後に回り込み、両足でギター・シールドを跨いだ体勢でシャウト一閃!
「くあ~っ!」モードの柴山さんの後ろで、激しく動くジュリー。移動しようとして左膝にシールドを引っかけてしまいます(先輩方のお話では、わざとそうして遊んでいた説が有力)。
完全にジュリーは左足をシールドごと持ち上げる格好に。柴山さん、そんなことにはまったく気づかず陶酔のカメラ目線。
「カズ!助けろ!」
「カズ!いや・・・カズさん?そろそろ構って頂けないでしょうか?足上げっぱなしでかなり疲れてきたんですけど・・・」
渾身のソロに集中し弾きまくる柴山さんに何とか構ってもらおうと(?)、左足を持ち上げた体勢のままでの”おいっちに体操”という無茶なアクションを決行するジュリー。これは・・・1曲目から凄まじい体力の酷使です。
いよいよ焦れたジュリーは最終手段、シールドをグイグイと引っ張る!
これは危ない・・・万が一にでもギター側からシールドが抜けたりしようものなら、場内は大ハウリングに包まれます(ちなみに、アンプ側から抜けた場合はハウりません)。
「あれっ・・・沢田さん?何やってんすか!?」
柴山さんの右手に注目!ピックを持つそのままの手の形を利用して、ジャックの根元からシールドをたぐり寄せます。
たぐったシールドを伝い、無事にジュリーの靴先からシールドを取り除くことに成功。驚くべきはこの間、柴山さんのリード・ギターはそのまま続いているということ。サスティン箇所を利用した一瞬の神技(しかも笑顔)です!
ジュリーの方は、何故かずっと爆笑してます・・・。
シールドを離し、右手を定位置に戻した瞬間の柴山さんの”どや顔”。
フレットから目を逸らし、右手を一瞬弦から遠く離して、それでも何の問題もなく間奏リード・ギターを全うした柴山さん・・・これは素晴らしい!
そして最高にお茶目、かつ強靭な体力を誇るジュリーのアクションにお客さんは釘づけ・・・。
本当に楽しいシーンです。DVDをお持ちでないみなさま、是非この機に購入しご覧になってみてください。
『1999正月コンサート』はセットリストの他の曲も素晴らしいですよ~。「遠い旅」「ハッピー・レディー」「PLANET」「ママとドキドキ」「噂のモニター」「Courage」「夜の河を渡る前に」・・・新規ファンの僕からすると、ダイブ連発、垂涎のラインナップ。
あと、今回の記事執筆のために久々に観たら、下山さんの若々しさにちょっと驚きました~。
さて・・・DVDの過去映像を楽しんでいると、ジュリーのヴォーカルの切れ味、ハジケ具合もあり、いかにもLIVE向きでストレートなロック・ナンバーという印象が強い「ラジカル・ヒストリー」ですが、オリジナルのレコーディング音源は、ストレートどころか相当凝りまくっています。
アルバム『第六感』収録曲は白井良明さんのギターの鬼の多重トラックが特に変態的な作品(褒めてます!)で、「ラジカル ヒストリー」ももちろん例外ではないのです。
それでは、そのひと筋縄ではいかない正にラジカルなCDヴァージョン・・・レコーディング・トラックを詳しく見ていきましょう。
ミックスの内訳は以下の通り。
(左サイド)
・エレキ・ギター・・・エフェクト、音量共に絞り気味の音。サビで16分音符の細かい刻みを入れたり、「ふたり夜毎に・・・」からテンポを落とすブリッジ部で「じゃら~ん♪」と頭出しのコードを弾いたりしています。
・エレキ・ギター・・・歪み系のエフェクトがかかった太い音。Aメロでは2、4拍目の刻みを強調したバッキング。サビでは「ちゅくぎゅ~ん!」という導入から武骨な単音でせり上がっていきます。
・シンセサイザー・・・手持ちのKORGの鍵盤で言うと、「シンセ・ブラス」というパッチの音に近いです。
(中央)
・ベース
・ドラムス
(右サイド)
・エレキ・ギター・・・メインのリード・ギター。
・シンセサイザー・・・先述した左サイドのシンセと音色は同じ。ただ、音階は左右でハモったりして渋く楽曲全体を盛り上げています。
・オルガン
・エレキ・ギター・・・左サイドの歪み系ギターと同音色にして、Aメロではほぼ同じフレーズを担当。その後左右それぞれのトラックで絡み合うような展開になっていきます。変態ギタリスト・白井さん(再び褒めてます!)ならではの、ギター版ダブル・トラック・レコーディングと言えるでしょう。
このように、エレキギターは4本重ねられているのです。
『第六感』では、「永遠に」が”ギター・オーケストラ・ヴァージョン”と、「あぁ、エレキがたくさん重ねて録音されているんだな」と聴き手に分かりやすく謳われているのですが、以前に「エンジェル」や「いとしいひとがいる」の記事で考察したように、白井さんは他の曲においても、クイーンのブライアン・メイを彷彿とさせる”鬼のエレキ重ね録り”に邁進しています。その趣味性がここまで徹底されているアルバムは、白井さんアレンジ作品の中でも『第六感』が頭抜けています。
この「ラジカル ヒストリー」のエレキギター・レコーディングにも、大いにそれが感じられるのです。
ただ白井さんのニクイところは、「永遠に」以外の曲はギタリスト二人で無理なく振分けができるような構成にしていること。
ジュリー・ナンバーはまずLIVE再現ありき!の精神で制作していたのですね。
キーボードも3トラック。シンセ・ブラスが左右でハモり、右サイドのオルガンはロック・ポップ・ナンバーには欠かせない薬味。
今ツアー、泰輝さんは1人三役でしたね。シンセ・ブラスのどちらの音階を弾くかは、曲の進行に応じて使い分けていたようでした。無論、オルガンとシンセ・ブラスを同時に弾く場面が多々あったはずです。その辺りを後からDVDで確認できれば最高なのですが・・・。
ということで、前回記事「約束の地」と合わせ、今回は”セットリストを振り返る”コーナーのお題が全2曲と少なめになってしまいました。
何かと忙しい師走ですが、もう来年早々のジュリーのお正月コンサート初日まで1ケ月を切っているのです。
間髪入れず次回からは、恒例・”全然当たらないセットリスト予想”シリーズへと突入せねばなりません。
待ちに待ったチケットを手にしたジュリーファンは、今や完全お正月モード・・・かな?
僕も、テンションが上がりまくってきました。
年末の大仕事、大掃除、ドンと来い!って感じです。
何人かの先輩からは「ハナから当てる気ないでしょ?」と言われておりますこの”全然当たらないセットリスト予想”シリースですが、本人的には毎回「よし、いいトコ突いてる!」という感じでして・・・。結構本気で当てに行ってるんですよ~。
今回も3、4曲・・・僕自身も大好きな曲の中からチョイスして書ければと考えています。頑張ります!
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コメント
DYさん、お邪魔します。えーっと…東京の読売新聞にはネタバレ広告はありませんでしたよ。代わりに「探偵 悲しきチェイサー2」の広告がデカデカと載っておりました。どこの地域に掲載されたのか、私が知りたいくらいです(私の場合、COCo-LO期~平成の曲は分かりますが、70年代のアルバムorB面曲を連発されたら、完全にポカン状態)。少なくとも、ネタバレは読売本社の意志ではありません。地方支局が、どう考えたかは…感知いたしません(爆)。
ライブDVDの名(迷?)場面はキャプ画で見たほうが、おもしろいですね(笑)。映像で観ると、ついノリノリになってしまうので。これが生で観るとまた違うんですよねぇ。聴きながら、脳内でコマ送りされているように感じて、笑えるんです。人間の脳は不思議だ…。
で、お題の曲ですが、白井さんの変態アレンジをキッチリ解説出来るのは、じゅり風呂界でも、DYさんだけだと思います。私には、さっぱり分かりません。もちろん、大好きなサウンドですが。CD音源でも、ジュリーが気持ちよく歌っていることが伝わってきて、なおかつライブ向きの素晴らしい曲だと思います!
投稿: 74年生まれ | 2012年12月 8日 (土) 13時05分
74年生まれ様
ありがとうございます!
そうでしたか…地方版だけの掲載だったのですね。
確かに関東圏はいくら宣伝したところで渋谷公演のチケット自体は既に大人気、争奪戦状態なわけですからねぇ…。
それにしても74年生まれ様のようなジャイアンツファンの方々にとっては、何とも複雑なツアー・タイトルになりましたね…。
まぁそれだけ今年のジャイアンツが強過ぎたということです。タイガースファンとしては、「完全に手も足も出ない」と感じたシーズンは久しぶりだったかも…。
「ラジカル・ヒストリー」は今後も何度か生で聴く機会はありそうですね。やはり名曲です!
投稿: DYNAMITE | 2012年12月 8日 (土) 14時26分
少し前に一度だけコメントさせていただきました。コメントはうまく書けないので、いつも読ませていただくだけ・・・ごめんなさい。
「1999正月コンサート」で「ハッピー・レディー」やったのですか!大好きな曲です。DVDはもう売っていないみたいで残念ですが、歌っているところ見たかったなあ。
アルバムでもどすが効いているので、1999年のジュリーだったらどんなだったかなあ。「まるで役に立ちそうもない女よ」の「おんーなよー」のところに、男性の女性に対する愛情が滲み出ているように感じ、温かい気持ちになります。
投稿: A.F. | 2012年12月 8日 (土) 22時26分
A.F.様
ありがとうございます!
本当だ…amazonさんで確認してみましたが、入荷予定見込なし、の品切れ状態になっていますね。そんなことも知らず、記事中でオススメしてしまいまして…すみません!
しかし品切れとはとても残念です。貴重なセットリスト、素晴らしいパフォーマンスのLIVE映像ですからね…。
「ハッピー・レディー」は、「さよならをいう気もない」に続いて、後半2曲目に歌われます。
「南の魚みたい、飛びはねてるあなた♪」と歌った後、「ぴょん!」とその場跳びをするお茶目なジュリーですよ~。
投稿: DYNAMITE | 2012年12月 8日 (土) 23時01分
DY様 こんばんは。
後半、大本命来ましたー!
大好きなんですよね。
私もDVD買いそびれました。(泣)
基本現物買いしてるとちょこちょこ1本づつ買ってあとは次回にと思って、次回行ったらもうない・・・ってことが何回あったことか。
しょうがない、澤会でと思ったら、「完売」ですもんね。モ○に引いてDVDスルーしてた時代を今になって後悔してます。
無いとなるとよけい欲しくなる「私の悪いクセ」です。
正月ライブのセトリ、「第六感」からなら「いとしいひとがいる」
「新しい想いで」からなら「ハートの青さなら空にさえ負けない」を聴きたいなぁ。
投稿: nekomodoki | 2012年12月 9日 (日) 00時24分
DY様
コンサートレポも新しい考察記事も楽しく拝見しております。興奮状態が熱く伝わって来ます。
さて今回の記事は、吉田光作品ですね。ありがとうございます。「ラジカル ヒストリー」は、まず、イントロがライブ向きでとても好きですね。そして歌い出しの歌詞「サボテン 最後に投げつけ これで 痛み分け今日も キモチいい汗かいた」が個人的には大好きです。たぶん語感の良さからだと思います。
曲全体では、言葉数の少ないシンプルな所が、「等圧線」同様、私好みですし、合いの手の「チィッ!チィッ!チィッ!」やエンディング前に激しく鳴るドラムスのフィルイン、更にはエンディングの上昇を繰り返すアレンジに興奮させられます。
こんなに好きなのに問題点が1つあります。それはタイトル「ラジカル ヒストリー」の意味が分からないことです。辞書を引けば、【急進的な~、過激的な~歴史】となるのですが、今ひとつぴったりとしません。果してどんな日本語訳のタイトルが相応しいのでしょうか。お知恵を拝借したいと思います。
蛇足・私の好きな歌手Meat Loafのアルバム『BAT OUT OF HELL 3』の中で、ブライアン メイのギターソロが聴けます。意外な話題で、ジュリーとミートローフが繋がっちゃいました。共に還暦過ぎても新作を出してツアーを行っている大スターです。
投稿: BAT OUT OF HELL LOVE | 2012年12月 9日 (日) 04時12分
nekomodoki様
ありがとうございます!
え~っ!nekomodoki様がこのDVDをお持ちでないとは意外でした。セットリスト、お好きな曲並びだと思ったんですが。
まぁこの頃は毎年必ずツアーの度にDVDは発売されていたわけですからね。その都度その時の色々な状況から、買う、買わないの選択があったのでしょうねぇ。今はその楽しみが無くて…。
「いとしいひとがいる」!これは1度は生で聴いてみたい曲ですが…どうでしょう。可能性ありますかね?
「ハートの青さなら」は割と最近…『歌門来福』で聴けましたね。ジュリーは3連ロッカ・バラードになると身体のキレも増しますし、これまたいつでも聴いてみたい曲です!
☆
すみません、一度切ります~。
投稿: DYNAMITE | 2012年12月 9日 (日) 23時06分
DYさま、こんばんは。
「ラジカル ヒストリー」はひよっこファンの私が生で聴きたい曲リストに入っていたので、イントロが来た時は血が滾りました。
DVDでは、「21世紀初三大都市公演」のチェーンを噛んだまま歌う姿も、ジュリーの悪戯心が感じられて好きです。
ところで、大阪公演の新聞広告が掲載された地域は、単純に大阪本社版か東京本社版かの違いではないでしょうか。
全国紙といっても各本社ごとに記事等の紙面構成が異なることは、多くの方がご存じかとは思いますが、意外と認知されていないようなので…。
(読売は西部本社版もありますね)
さらに各本社版内でも細かく分かれていて、当地は大阪本社版の地域ですけれど、関西圏で載っている広告が載っていないことはよくあります。
差し出口をたたいて失礼しました。
ネタバレ我慢、完遂なさってくださいね!
私はついうっかり2曲タイトルが目に入ってしまいました。
ライブの度にうっかりしている気がいたします…。
投稿: だんぼ | 2012年12月 9日 (日) 23時25分
BAT OUT OF HELL LOVE様
ありがとうございます!
お返事遅くなりすみませんでした
タイトルの意味…そういえば深く考えたことはなかったです。いやぁ、難しいお題を頂いてしまいました…。
普通に「いっちゃってるヒストリー」みたいな感じなのでしょうか。「愛じゃなきゃ、何だっての!」という言い切り方にヒントがあるような…。
仰る通りこの曲は、詞のテーマやメロディーはもちろんですが、語感とアレンジが大きな魅力ですね。
この時ジュリー50歳、今なお健在のロック魂、新作リリースへの姿勢には本当に頭が下がります…。
☆
度々すみません、また一度切ります~
投稿: DYNAMITE | 2012年12月10日 (月) 20時15分
だんぼ様
ありがとうございます!
いやぁ…僕はじゅり風呂さん巡りにおいても、とにかく「読売新聞の広告」というところだけを完全にシャットアウトしてしまい、他の楽しい御記事に逃避しそれ以上情報を求めることをやめていましたので、全国に渡ってお正月LIVEの広告があったのだろうか、と勘違いしてしまいました。
さすがにそんなわけないですよねぇ…。ジュリーが横浜で「最近はまた人気が出てきて、広告を出す必要がないんですよ~」と言っていたのはプレプレツアーでしたか…。ん?ということは今回の大阪のチケットはまだ完売していない、ということでしょうか…。
「ラジカル・ヒストリー」のイントロで血が滾る…分かります分かります!
僕等のような遅れてきたファンは、「何故もっと早く」という思いはもちろんありますが、そのぶん「まだ生で聴いていない大好きな曲」との出逢いがたくさん残されているのがヒヨッコならではの特権と申しますか…。
お正月には、どんな新しい「初めての曲」との出逢いがあるのでしょうか。ワクワクしますね!
投稿: DYNAMITE | 2012年12月10日 (月) 22時02分