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2012年8月16日 (木)

2012.8.11 渋谷公会堂 沢田研二『3月8日の雲~カガヤケイノチ』セットリスト&完全レポ

8月16日、執筆完成いたしました。
例によって記事upの日付を移動させて頂いております。
今回は(僕のブログとしては)簡単な短めのレポとさせて頂きました。その分これから、ツアー参加の合間合間に、通常の楽曲考察記事をまた少しずつ頑張って書いて参ります!

☆    ☆    ☆

『3月8日の雲~カガヤケイノチ』、8.11渋谷公演に行ってきました。
ジュリー曰く、「ツアー前半のシメ」でございます。

ツアーが始まった6月後半から、拙ブログ通常モードの楽曲考察記事がまったく書けておりませんので、今回は短めのレポになります。
(と言うより、びわ湖のレポ執筆に全精力を使い果たしてしまった感が)

無論、ジュリーの素晴らしさには変わりはなかったですし、2階席ならではの楽しみもありましたので、一応1曲ずつ、少しでも何か書いていこうと思います。
それでは、早速まいります!

1曲目「SPLEEN~六月の風にゆれて」

Panorama

出だしAメロからいきなり歌詞に詰まり、早口で追いかけるジュリー。
その後も何度か歌詞が出てこない箇所がAメロ頭、という重要な部分に集中、「ジュリー、どうしたのかな?」と思っておりましたら、後のMCでオリンピックのサッカー男子3位決定戦の話題を熱く語り始めた際
「頭の中はこの話でいっぱい。今日も、ず~っと歌いながらこのことばかり考えていたんですから!思い当たるフシがあるでしょ~?」
と。
「思いあたるフシ」というのが歌詞忘れのことを指しているわけです。

しかしこれはおそらくジュリー一流のウィットで、さすがにサッカーの脳内映像で歌っていたなんてことはないでしょう。
「今日は何回か目立つトコでやっちゃったなぁ・・・」という照れ隠しのような発言だったのではないでしょうか。
まぁ、午前3時に目覚ましかけて起きた、という影響は少しあったのかな・・・?

2曲目「そのキスが欲しい」

Reallyloveya

こういう曲ですぐさま2階まで総立ちとなるのが、渋谷公会堂の醍醐味。
お隣の父娘連れとおぼしきお二人も、ガバッとスタンディングでの大盛り上がりです。小学生か中学生か、という娘さんがフリをちゃんと合わせているのが凄い・・・。お父さんの教育が行き届いているのでしょう。
そのお父さんは、「飾りはいらない♪」のトコの指差しがやりたくてやりたくて仕方のないご様子。ちょっとフライング気味にキメていらっしゃいました。

イントロをはじめとする伴奏部での指差し乱れ撃ちに、今ツアーからジュリーがこの曲を少しイジり始めたのかな、という印象を受けました。

3曲目「お嬢さんお手上げだ

Konndohakareina

いつになくBメロのステップに切れがあるジュリー。間奏後の3番「ふざけてもみるけど♪」では両足同時に「えいっ!」と膝を畳んだ状態で左右1度ずつ飛び跳ねる、というハジけっぷりでした。
間奏の泰輝さんのピアノ・・・音階はオリジナル音源と同じですが、同一音のトレモロ反復による余韻効果を加味した箇所がありました。この日だけのアドリブなのか、初日からそうしていたのかは分かりません。

4曲目「1989」

Boukyaku

今ツアー初の、上から見下ろすステージ。
間奏、やっぱり柴山さんはさほど前方までせり出してる感じではありません。びわ湖が特別だったのか、それとも渋谷のステージの広さ(地方会場に比べて横に長い、という感覚はステージ上でも強くあると思います)が照明の当たるポイントなどに影響しているのか・・・。
間奏の照明は、紅く染まる柴山さん意外は漆黒、というイメージがありましたがそこまでではありませんでした。

今月末に還暦の誕生日を迎える柴山さん。
永遠のファニー・フェイス・柴山さんも、50代でステージに立つジュリーLIVEはこの日がラストです!

5曲目「届かない花々

Croquemadame

蛍光灯の輪っかのような形の照明がステージを直射。2階席後方センターにいる僕の位置からは、その影が天井に大きく映し出されるのが見え、少し気になってしまいました。
下山さんのアコギと柴山さんのエレキの音量バランスは、過去ツアー含めこの日が一番良かったように感じました。音の良し悪しで言うと渋谷公会堂はさほど、という感じではありますが、やはり2階センターの各楽器のバランスの良さについては得した気分。
柴山さんのフィードバック、この曲ではナシでした。

ジュリーのヴォーカルはこの曲から好調モードに入ったようです。指を次々に握る仕草は、いつもより念入りだったかな?

6曲目「涙色の空

Namidairo

この曲のジュリーのヴォーカル、鉄人バンドの演奏は初日と比べても良かったと思います。ただ・・・やっぱりびわ湖の強烈なイメージと比べてしまうなぁ、イカンイカン・・・。
下山さんのアコギは髪を振り乱しての熱演。柴山さんのギターの導入部や、エンディングの全体のアレンジは、CD音源とは微妙に変わってきていますね。

照明は緑を基調としていました。
ステージ後方の・・・何ですか、4つのツリーみたいな形の模様が青と緑に染まるのも見えました。

この曲のあたりで、2階席センターブロックは7割ほどのお客さんが座って鑑賞という形になりました。渋谷にしては珍しい光景です。

7曲目「3月8日の雲

38_3

僕の気のせいではないと思うのですが・・・初日以上にテンポ速くなかったですか?
「D7+9」の箇所の単音で、下山さんが危うく引っかかりそうになるほどに。

ただ、そういったことが曲の感動の邪魔になる、ということではありません。そこは何と言ってもジュリーのヴォーカルの威力です。
この日も「こんな目にあうなんて」の「て」で、ギリギリと伸ばすジュリード迫力の声が炸裂していました。

さて、びわ湖で気が付いた泰輝さんの1番でのオルガンの噛みにこの日も注目。音色はCDと比べ、同系統ながらも若干太めの音を選んでいるのですね。
フレーズはCDのような伸ばしが無く(CDでは、鍵盤を「押す」という感覚のコンマ数秒の”長さ”がある)、スパ~ン!と叩き斬る感覚。びわ湖のイメージ通りでしたから、これは初日からそういうふうに演奏されていたのでしょう。カッコイイですね、泰輝さん!

8曲目「恨まないよ

38_2

歌に入る前の、メロディー・ガイドのための「E♭m」コードの「じゃ~ん♪」は、やっぱり柴山さんの役目。
どうやら初日の僕の記憶が間違っていたようです。

この曲はエンディングの照明に注目しました。
びわ湖ではほとんどジュリーだけを見ていましたので、下半身から徐々に消えていくジュリーがステージ全体でどう見えているかまでは分からなかったのです。
意外でしたが、ジュリー以外の鉄人バンドメンバー全員に通常の光が当てられているのですね。
ジュリーを狙った照明だけが、ステージ全体が明るいままに、少しずつ消えていくという演出でした。
最後の1音と共に、ここで初めてステージすべてが闇に包まれます。

9曲目「F.A.P.P

38

先述の通り、僕のいたブロックは着席率が高くて・・・。
しかも僕の前のお客さんはほとんどが座って聴いていらして、視界が前方まで開けています。で、僕より前方の席でお立ちになっていらっしゃるお二人連れは・・・顔馴染みの先輩、ミカン@姉さんとひいきゃん姉さんでした。
「F.
A.P.P」のエイトビートにお二人で身体を揺らし、ひいきゃん姉さんの方は手拍子もなさっているのが嬉しかった。
僕ももちろんやりましたよ~。あと、右斜め前でも手拍子のお客さんがお一人。

高い「ラ」の音を振り絞り歌うジュリー。
でも、必死さとか無理に出してる、とかいう感覚は一切ありません。ゴキゲンなメロディーを歌っている、バンドの音に身を委ねている、という感じです。押しつけがましさがまったく無いのです。
この曲でそれができるのが、ジュリーなのだと思います。

柴山さんのコーラスもよく聴こえました。やっぱり渋谷公会堂の音量バランスは、2階の方が全然良いみたいですね!

10曲目「カガヤケイノチ

38_4

下山さんがアコギを放す直前の「ブレ続けても♪」のトコの柴山さんの単音がカッコイイ!
で、エレキに持ち替えての下山さんのソロももちろんカッコイイ!

下山さんの間奏フレーズは、CD音源とはかなり違っていました。隙間を少なくするために意図的に変えているように感じました。
初日、びわ湖の記憶が不確かなのですが、徐々に変化してきているのかもしれません。

ジュリーのタクトに従い、客席も声を揃えて歌いました。着席率こそ高いけれど、前のお姉さまが歌っているのも分かりました。
歌っている自分の声が自分で聴きとれたのはこの日が初めて。2階席、という環境のせいなのでしょうか。

~休憩~

例によって、ここでレポもひと息つかせて頂きます。

この日はLIVEの前に、恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館地下1階にて開催されていた、鋤田正義展『サウンド&ヴィジョン』を観てきました。
鋤田さんの作品展については、最近ジュリーファンの間でも話題になっていましたね。

Sound_and_vision

ジュリーの写真はみなさまよくご存知のパルコの1枚だけなんですが、僕の場合は、展示作品メインとなっているデヴィッド・ボウイやYMOも大好物ですから、とても楽しい時間を過ごすことができました。

『アラジン・セイン』から『スケアリー・モンスターズ』までのボウイは、ヴィジュアル的にもサウンド的にも突き抜けていると思っていますが、鋤田さんの写真をじっくり観ると改めて凄いなぁ、と。
1978年のエルヴィス・コステロのシニカルなショットも素晴らしかったですね・・・。

裕也さんや、YMOの3人の近影もありました。
あと、昨2011年にブレイクを果たした高橋優さんの、2010年の時点での刺激的なショットがあったり、ブランキー・ジェット・シティの浅井さんの写真などもとても良かったです。

そんな中で、ひときわ目を惹くのがジュリーの裸の上半身、というワケなのですよ!
この作品展は9月30日まで開催されておりますので、興味のある方は是非足を運んでみてくださいませ~。

11曲目「約束の地」

Beautifulworld

格子縞と言えばいいのかな・・・パッと見、横断歩道のような模様がステージを照らしていました。
前半、蛍光灯の輪っかのような、という照明の説明をしたシーンがありましたが、この後どの曲だったか忘れましたが”蛍光灯”と”横断歩道”が交互に出現し斜めに素早く動く、という演出の曲もありました。

びわ湖で見とれたエンディングの神々しいまでのジュリーの動き。2階から観るとそのスケールの大きさや情感が伝わりにくいのですね・・・。
先輩方がLIVEにオペラグラスを用意する気持ちが分かったような気がします。

ただ、ヴォーカルの素晴らしさは、ステージから遠く離れた席でも充分に伝わります。そこがバラードの良さなのかもしれません。

12曲目「君をのせて

Acollection

サビの「ああ~♪」を下手側のステージ前方に進み出て歌ったシーンが印象に残りました。

この曲の最後で優雅にお辞儀をするジュリーですが、この日はお辞儀の位置が随分ドラムセットに近かった(ステージの奥に下がっていた)ように感じました。

13曲目「我が窮状」

Rocknrollmarch

コーラスが噛み込む瞬間の、鉄人バンドがスッと浮かび上がる照明が綺麗で、『PLEASURE PLEASURE』初日の感動を思い出しました。
あの時も2階席だったのでした。前曲の「明星-VENUS-」でアコースティック・ギターのトラブルが発生し、柴山さんが急遽エレキギターで演奏を敢行した、その余韻が残っていて・・・柴山さんの動じない、自然体の立ち姿がコーラスをとる時でも変わらずカッコ良かった、そんなふうに思ったことを覚えています。

サビ最後の「許しあい、信じよう♪」のジュリーのヴォーカルには、いよいよ何か降りてきている感じですね。あれだけ気持ちが入っているのに、まったく力みなく声が自然に出ているのは凄いです。

14曲目「時の過ぎゆくままに」

Ikutuka

何人かの先輩が仰っていたのですが、イントロのドラムスのフィル・インがオリジナル・ヴァージョンより2拍分長いのですね。これが今ツアーからなのかどうか、僕の記憶では分からない・・・情けないことです。
もしも今ツアーからだとすると、テンポの問題からそういうアレンジなっているのかな・・・。前曲「我が窮状」とまるっきり同じにならないように。
びわ湖ではまったく気にならなかったのですが、2階席で観ていると、そんなこともチラリと考えながらの鑑賞となりました。

ここまで後半4曲、ジュリー・ヴォーカルの無心の魅力を堪能しました。アコギとエレキのバランスも素晴らしかったと思います。

15曲目「ラジカル・ヒストリー」

Dairokkan

「盛り上がる・・・かな?」は、もうお約束になったんですね。渋谷ならば盛り上がるに決まっているのですが・・・ここで再び、2階席まで当然の総立ちです。
ジュリーは、伴奏部のおいっちに体操をはじめ、サビ前のGRACE姉さんのソロへの指差し、サビで「愛!」の拳突き上げなど繰り出し大暴れですが、息はまったく乱れません。

下山さんから柴山さんへと繋ぐ間奏も見事。
演奏にも観るべきポイントの多いこの曲、ツアー後半でも大いにお客さんを楽しませてくれそうです。

16曲目「気になるお前

Julie6

初日の時点からそうでしたが、この曲ではジュリーの激しいジャケット・プレイがあります。
ジャケット半脱ぎ状態での躍動は、ジュリーとしても力の入るところなのでしょうか・・・合間合間に半分脱いだジャケットにバシンバシンと気合注入していたら、そっちに気持ちが入り過ぎたのか、サビ部のヴォーカルに出遅れたジュリー。
まったく動じずに「きっといつかは♪」のコーラスを余裕のソロでキメる柴山さんが素敵でした(泰輝さんの声は聴き取れませんでした)。

ところで僕は、この日のLIVE翌日にセブンスター・ショーの映像を観てしまい、この曲を歌う今ツアーのジュリーの脳内映像が数十年前の容姿へと上書きされてしまいました。
次回八王子、心して臨みたいと思います・・・。

17曲目「時計/夏がいく

Sur

びわ湖では歌詞に引っかかっていたジュリーでしたが、この日は完璧。

そして、2階席からステージ全体を俯瞰していて初めて気づいたこと・・・それは、下山さんの怪しげなステップ!
おそらくブルース進行でのギター・プレイに身体が自然に反応しているのでしょう。
下山さんのこの曲での演奏は、ストーンズの「ホンキー・トンク・ウィメン」のようなルーズなバッキングが肝。プレイしながら、細い両足をうねうねと旋回させる姿に釘づけになってしまいました。この曲の下山さん、こんなに動いていたのか、と。

この曲ではギター兄弟にリードとサイドの分担は無く、互いが違ったスタイルで伴奏のバッキングをし、曲中3回登場する2小節のリード・ギター・パートは、呼吸を合わせての単音ハーモニーとなっています。
この時、柴山さんは優しそうで、下山さんは嬉しそうです。鉄人バンド・ファンのみなさまにとってはかなりの萌えポイントかと・・・。

18曲目「サーモスタットな夏

Samosutatto

ジュリーのジャケット・プレイはこの曲でも炸裂。何故この曲であんな着方になるのか謎ですが・・・。

びわ湖同様、イントロで泰輝さんが両手を頭上に掲げての手拍子の煽りがありました。
そうそう、手拍子と言えば、僕の2、3列前のお姉さまが、きちんとGRACE姉さんのアクセント通りの手拍子をなさっているのが凄かった!Aメロやサビなど、基本「2・1」でやっていらっしゃって、嬉しくて思わず追従してしまいました。

後ろから観ていますと、「LOVE & PEACE」のポーズに乗り遅れているお客さんが多かったなぁ・・・。ここはひとつ、夏休みの間にバッチリ予習・復習して、ツアー後半に乗り込みましょう!

19曲目「マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!

Samosutatto_2

僕がびわ湖で失神寸前にまで追い込まれた、間奏部でのジュリー、柴山さん、下山さんが一団となってステージ前方で暴れまくるシーン・・・渋谷では観られず!

間奏・・・3人はステージ前方に並ぶようにしてせり出しては来ていましたが、くんずほぐれつ一塊になって、という感じではありませんでした。均等に距離を保っていましたからね。
これは、各会場のステージの広さによる変化なのでしょうか。返す返すも、僕のびわ湖本神席はラッキーでした。

ただ、やはりこの曲はどの会場でも盛り上がります。
セルフ・プロデュース以降のジュリーの作品制作スタンスをすべてこの曲の覚さんの歌詞が予見しているよ言っても過言ではないような・・・。ジュリーファンとして、こんなテーマの楽曲があることはとても誇らしいことです。

20曲目「君をいま抱かせてくれ」

Hello

歌詞の間違いは無し。この日のジュリーはセットリスト後半へと進むに従って、自然に歌詞がバシッ!と口から出てくる感覚があるようでした。
(ただし、「この日もカズだけで男を語っていた」と仰るかた、多し!僕の聴き取りが甘かったですです・・・)

イントロ、3、4小節目と7、8小節目の両手同時の裏拍パンチをジュリーと一緒にやってたら、隣のカミさんに笑われました。
そんなにおかしいかな・・・?確かに他のお客さんでそこまでやっている人は少ないけど・・・。

「そのキスが欲しい」「サーモスタットな夏」に続き、間奏リードギターは下山さんの今ツアーでの大きな見せ場です。かなり前方まで進み出て弾いていましたね。

21曲目「明日は晴れる」

Asuhahareru

こちらは変わって柴山さんが大活躍。
間奏では2階をキョロキョロ見上げるような感じでギターを弾きながら前へ前へと進み出てきました。「明日は晴れる」のこの間奏リード・ギターのフレーズを「弾きながら前へ」というのはかなり凄いことなのです。「ギターは顔を上げて弾こう」と柴山さんが意識し出したのはいつ頃からなのだろうか、と考えてしまいます。

ジュリーのヴォーカルもどんどん良くなってきます。
セットリスト前半で震災についての新譜4曲を歌い、後半最初に「約束の地」で”夜明け”を、本割ラストにこの曲で”明日”を歌うジュリー。
日常の尊さを感じさせます。すべての人に穏やかな日常が帰ってくることを祈らずにはいられません。

~長いMC~

ジュリーの「ありがとうございました!」に、左隣のお父さんが「こちらこそありがとうございました!」と大声でお返事なさったのにはビックリしましたが・・・。

この日も、びわ湖ほどではありませんでしたが、長いMCでした。しかもその9割がオリンピックネタという・・・。

サッカーについては、男子に対して辛口、女子に対しては称賛の言葉。「女子の決勝は惜しかった」と言っていましたね。例のハンドでPKになっていれば先制できていたわけだから、と。
それを、PKというのが「基本、点が入るもの」であることを、数少ない失敗例の知識を披露しつつも丁寧に説明していました。

あと、「アメリカのキーパーは百戦錬磨だ」と。
「自分、ここにいるんだから(いない方の)こっちに蹴るよね。こっちに蹴るよね・・・そら見てみい!」
と、キーパーの動きを完璧に再現。「そら見てみい!」でシュッ!と横移動するジュリーの素早さよ。

それにしても、あれだけ激しいセットリスト後半の熱唱でも全然息切れしないジュリーが、MCでハァハァ状態になるというのは・・・どれだけ「フンコ~し過ぎて」いるのでしょうか。

ところで。
アシックスタイガーの話からユニフォームの虎のデザインの話になり、「小さくて弱そうな虎」とジュリーが言った瞬間、野球の方のタイガースを思い浮かべてしまったのは、やはり阪神ファンだからでしょうね(ケンケンジ姉さんもそう言ってましたし)。
少し前にコメントにも書きました通り、僕は次に阪神がリーグ優勝した際には、記念に「Rock 黄 Wind」の記事を書こうと考えているのですが・・・それ、僕が生きている間に実現するのかどうか心配になってきました・・・。

22曲目「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」

Royal3

隣の幼い娘さんが最後の「ハイ!」までキッチリ合わせてくるのが凄い・・・。将来が大いに楽しみです。
こんなファンがいるのですから、ジュリーには70越えから先もずっと歌い続けて欲しいですが・・・。

びわ湖では、Bメロで左右に身体を振ってAメロと変化をつけているのが分かりましたが、遠目だとじっとしているように見えてしまいます。
ただ、足の角度のカッコ良さは離れていても分かります。
「例え鳥の被り物をしていても、立ち姿だけでスーパースターの雰囲気を醸し出してしまう・・・それがジュリーなのだ」と、2年前にある先輩から教わりましたが、「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」のシルエットは、まさにその象徴なのでしょうね。

23曲目「ス・ト・リ・ッ・パ・-

Stripper

バンドの音響のバランスの心地良さもあって、ラストのこの曲ではGRACE姉さんのドラムスを堪能しました。

「ス・ト・リ・ッ・パ・-」はドラマーにとって大いに腕の鳴るジュリー・ナンバーのひとつ。しかしGRACE姉さんのドラムスは派手な個人技に走ることはありません。
こういう演奏はひとつの優れた主張だと僕は考えます。僕の普段の好みからも、それを”楽曲主義”と表現しても良いのでしょうが・・・おそらくGRACE姉さんの場合それは”ジュリー主義”なのかもしれません。

ジュリーファン初心者とは言え、鉄人バンドの演奏に限っては『ジュリー祭り』から数えて僕も結構な数のステージを生で観てきていますが、GRACE姉さんのドラムスが、ジュリーのオリジナル音源と乖離した即興演奏の見せ場に走るシーンを、僕はただの一度も観ていません。
GRACE姉さんほどの腕前ならば、よしんば女性ドラマーというキャラクターならば、時にはオリジナルから逸脱した個人プレイに走っても良さそうなものですが、そういうことが無いのです。これはまごうことなき”ジュリー主義”ではなかろうか、と考える次第です。
『ジュリー祭り』で受けた、「コバルトの季節の中で」や「ヤマトより愛をこめて」でのGRACE姉さんのドラムスへの感動の思いは、ずっと変わらないまま。

耳に馴染んだオリジナル音源とまったく同じアクセントに身を委ね、僕はこの日も2階席から横揺れ参加でございました。

☆    ☆    ☆

ジュリーが最後に今一度鉄人バンドを紹介し、「ジジィでした~!」とシメて退場した後も、お客さんの拍手は鳴りやみませんでした。3度目のアナウンスでようやくみなさま席を立つ・・・そんな状況でした。
ツアー前半のトリ、場所は渋谷公会堂、ということで少しオマケの期待もあった、というのが僕の(あるいは、他の多くのみなさまの)正直なところでしたが、やはりジュリーはジュリーらしく、「普段通り」のステージをきっちりと変わりなく完結させて、夏休みに入ったようです。

今回も「はじめまして」や「お久しぶりです」がたくさんありました。
中でも特に嬉しかったのは、終演後に、びわ湖本神席でお隣だったお兄さん
と再会し直接ご挨拶と御礼を申し上げることができたのです。
若き先輩は精力的に多くの会場に参加されているようで、今後またご一緒する機会があるかと思うと、とても楽しみです。
それにしても・・・ジュリーLIVEの会場で男性のファンって、驚くほど見つけやすいんですね。自分に置き換えて考えると、なんだか焦ります・・・。

あと、ちょっと気になることがひとつ。
これはLIVE翌日に先輩方のいくつかのブログさんで知った情報なのですが、何ですか、売店でDVDを購入すると、オマケに「忘却の天才」のシングル盤がついてきてたんですって?
実は僕は、何かの機会があったら「忘却の天才」シングル盤を購入しよう、と考えていたのでした。最近になって、カップリングの「つづくシアワセ」がアルバムとはヴァージョン違いだと知ったものですから。僕の場合、ミックス処理までマニアックに聴き込むタイプですので、どうしても”ヴァージョン違いフェチ”になってしまうのですよ・・・。

しかしこれ、澤会さん、単独でこのシングルを販売することは止めてしまった、ということなのでしょうかねぇ・・・。とすると僕は、オマケ目当てにDVDを購入しなければならない立場になったのかな?

次の八王子までに、その辺りも熟考してみます~。

さて、今回はレポもサクサクと書き終えました。このような簡易レポとさせて頂いたのは、拙ブログの根幹である楽曲考察記事の執筆意欲が溜まってきたからです。
ひとつのツアーを体験すれば、その分改めてジュリーを知り、ジュリーについて考える・・・僕はそこで、やはり楽曲について深く考えていきたいわけです。

八王子までの間、何曲か書きたいと考えています。
なかなか時間もとれないので、短めの記事になるかもしれませんが、その分なるべく多くの曲を採り上げ、ジュリーの膨大な持ち歌の数に少しでも迫りたい、という思いはいつも強く持っています。

まずは次回、”幻のセットリスト予想記事”とも言うべきナンバーを。
そして、頭にあるのはジュリーの歌モノばかりではありませんよ~。その後、27日up予定記事のお題には、鉄人バンドのインストを採り上げるつもりです。
キャンドルを灯すかどうかは、執筆時間がどのくらいとれるか次第ですが・・・。まぁ、ごくごく普通の記事になっても勘弁してやってくださいませ。

それではみなさま。
まだまだ残暑も厳しい日々ですが、ツアー後半に向け、しっかり日常を頑張りましょう!

20120811shibuya

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コメント

DYさん、レポ執筆をありがとうございます。
DYさんのレポは、鉄人バンドの演奏が、よくわかるので、ありがたいです。「3月8日の雲」は、たしかに、初日より少し早かったかもしれません。それに呼応して、ジュリーのボーカルも、さらにロック色が強くなっていましたね!これもまた、ジュリーらしくて、とてもいいと思います。
鋤田さんと言えば、ロンドン五輪閉会式で、鋤田さんのボウイの写真が、何点か使われていましたね。ただ、現在のボウイが登場しなかったのが残念です…。洋楽系音楽雑誌で、最近のボウイのインタビューを読みました。ボウイ本人曰わく、家庭生活が、とても幸せなので、あえてアートはやらないとのこと。幸せとアートは両立しない、という考え方は、ボウイらしいけど…正直、さびしいです。

投稿: 74年生まれ | 2012年8月13日 (月) 21時51分

ジュリー、お元気そうでよかたです。
足元をスニーカーから、サンダルにかえました。おかしな気分。

投稿: hiormi | 2012年8月14日 (火) 09時56分

新曲でそんなに着席されてましたか~、
あちゃ~、KYだったかしら~(汗)

「F.A.P.P」での手拍子はね、渋谷が初だったんですよ。
私なりに思うところがあってね、それまでしてなかったのです。
でもね、こ~んなにいい曲なのに手拍子もしないなんてカズさんに(ジュリーにもだけど)申し訳ないな~と思ったんですよ、
たぶん結城本神席あたりで<自慢です

暑い日が続いてますが体調崩されませんように、
後半の更新も待ってます。

投稿: ひいきゃん | 2012年8月14日 (火) 10時52分

DY様 こんばんは

ハーッ・・・。パート1終わっちゃいましたね、・・・放心状態。。。後半までが遠いっす。

渋谷はDY様始めおなじみの方々とお会いしてアフターも楽しかったです。

オリンピックも終わって、ジュリは高校野球モードでしょうか。プロ野球は・・・阪神ボロボロで、ジュリのMCにすら1ミリも出てこない(笑)

後半レポ、楽しみにしています。

投稿: nekomodoki | 2012年8月14日 (火) 20時57分

74年生まれ様

ありがとうございます!

やはり「3月8日の雲」、速かったですか。
ただ、初日はその速さに少しとまどいましたが、今はそれも含めて伝わるものがあります。
結局は受け手の気持ちなのですね。
ジュリーのツアーに何度も足を運んでしまう理由のひとつがそこに隠されているような気がします。

ボウイは既に「やり遂げた感」はあるのでしょうね。
鋤田さんの作品展は、やはりボウイがメインでした。素晴らしかったですよ。

hiromi様

ありがとうございます!

ジュリーはとても元気です。
疲れた様子など微塵もありませんよ。超人ですね…。

あと、これは九州シリーズまでには見られなくなってしまうかもしれないのですが、髪がかなり長くなっていて、カッコイイですよ!

すみません、一度切りますよ~。

投稿: DYNAMITE | 2012年8月14日 (火) 21時38分

ひいきゃん様

ありがとうございます!

そうなんですよ…僕らのブロックは着席率が高く、新曲の時にはひいきゃん様達の後ろは僕の列までみなさま座っての鑑賞でした。
でもそれは、盛り下がっているということではなく、自然体、リラックスという感じだったのです。盛り上がるべき曲ではみなさまハジけていらっしゃいましたからね。

ただ、「FAPP」の時は淋しかったのも事実。あんなにポップな曲なのに…。
ですから、ひいきゃん様の後姿の手拍子は、とても頼もしかったです。

結城本神席は、さぞ凄かったことでしょう。
今度、お話聞かせてくださいませ~。

nekomodoki様

ありがとうございます!

ツアー前半、あっという間でしたね…。
僕は今回、完全月1回参加体制となっていますので、なんとかジュリー切れ期間をバランス良く乗り越えています。

阪神の方のタイガースの話…密かにあったんじゃないですか~。「弱そうな虎」って言ってたのは、きっと深みのある発言だと思うなぁ…。
僕は、次に阪神が優勝した日に合わせて「Rock 黄 Wind」の記事を書く!と心に決めていますが…果たして自分が生きてる間にその機会が巡ってくるのかどうか、不安になってきています…。

投稿: DYNAMITE | 2012年8月15日 (水) 11時54分

DY様
こんばんは。
渋谷では、ありがとうございました。
ジュリーのオリンピック話、ほんと熱かったですよね。
開会式&閉会式のご感想もお聞きたい気もしますが・・・w。

投稿: りい | 2012年8月15日 (水) 23時54分

りぃ様

ありがとうございます!

遠征でお疲れのところ、こちらこそお世話になりました。

閉会式の感想MCは聞いてみたかったですね…。
僕もレイ・デイヴィスが歌うシーンを久しぶりに見られて感動しました。
ジュリーも見ていたでしょうか…。

後半スタートの八王子ではどんな話が飛び出すか、楽しみにしています。

投稿: DYNAMITE | 2012年8月16日 (木) 12時22分

レポ執筆、お疲れ様でした。
DYさんが、先輩から教わった「例え鳥の被り物を~」は至言です。大いに共感いたします!しかも、ジュリーは、意識的にカッコつけようとすることはせず、ただ表現することだけに集中しているにもかかわらず、スーパースターの雰囲気を醸し出してしまう。そこが、ジュリーの持って生まれた器の大きさを実感させます。個人的には、この特性が、ジュリーに、表現者として驚異的な幅広さをもたらしているのだと思っています。幅広さ、と言えば、11日のジュリーのMCも、本当に面白かったです!私も、テレビでのスポーツ観戦が趣味なので、ウケまくり、笑いっぱなしでした。ただ、あまりにもMCが面白すぎて、アンコールの「6番目~」では、最初の♪ハッ!ハッ!ハッ!♪まで、脳内が楽曲の世界観についていけず、あせりました…。瞬時に楽曲に没入できるジュリーの集中力に、あらためて感服しております。
で、実は、私、終演後に、DYさんをお見かけいたしました。でも、そのとき、DYさんは赤ポロのお兄さんに熱く語りかけているところだったので、声をかけずに、そのまま帰ってしまいました。すいません。Part2では、私は、大宮かファイナルの国際フォーラムのどちらかです。そっちのほうで、きちんとお会いできることを願っています。

投稿: 74年生まれ | 2012年8月17日 (金) 08時48分

DY様へ

 相変わらず、偶々目についたところから過去記事を(牛歩で)読まさせて頂いて居ります。
 アクセスしても、横槍が入ると(!?)、そちらを優先させなくてはならず(…トホホ…)、なかなか老いたる脳で“音楽的にも精通した記事”をちゃんと読みこなすのは、大変な修行でもあります(笑)。

 * 恥ずかしながら、昔、ピアノの…(オバサン同士、趣味の仲間だけの)発表会の曲として、雑誌「ジュリー・ファン」に掲載された譜面から『君をのせて』に挑戦したことを思い出しました。
 (*_*)…バイエル終了程度では、とても歯が立たなかったことを。
 リズムを刻むというか、初級者レベルではカウントもとりずらく…
 で(…?)、カウントがとりやすく、黒鍵弾きの部分が少なくて済むように移調された ○・JAPANの『Forever Lo…』になり…
 さすが、大作曲家・宮川奏先生です。
 あの(…どの?…)1971年・23歳の沢田研二さんに(ソロ・デビュー曲として)、この様な壮大な曲をサラサラ…と。 本当にプロは凄い! と…改めて感謝してます。

 “ジュリー主義”…スッゴク 解ります。其れしか表現できないですネ!

 私、鉄人バンドに“気持ちよく身を任せて歌っている”ジュリーが、“今、現時点の全てのメッセージ”として…(新曲の4曲と観点は同種)、コンサートに来た人に対して放っているのが……
 最終曲として選んだ『ス・ト・リ・ッ・パ・-』の“歌詞の中”にあると思えてなりません。
 日々進化しているジュリーに乾杯!

 次回からの楽曲毎の御伝授、楽しみに待ってます。
 
 時間的にも大変かと存じます。
 くれぐれも御体に気をつけて、無理をなさらないで、長くブログを続けてくださいね。

投稿: えいこはん | 2012年8月17日 (金) 10時00分

転職探しでおおいそがしです。中高年になるとむづかしいです。

投稿: ひろみ | 2012年8月17日 (金) 10時34分

DY様
いつも、的の外れた投稿をしている新米の私にまで
ご丁寧にご返事下さってありがとうございます。
F.A.P.P.では、二階片隅で、こそっと手拍子していました。
相模大野では、元気に手拍子してかなり浮いていましたので・・・。
でも「LOVE&PEACE」のポーズにはついていくこともできませんでした。
次回、地元県民ホールではすごくステージに近いので、
考えただけで緊張して固まってしまいます。
本当は、惚れ惚れとステージに見とれていたいのですが、
そういうわけにもいきませんね。
秋になるのを待ちながら、
DY様の記事を読ませて頂くのを楽しみにしています。

投稿: m・h | 2012年8月17日 (金) 21時24分

DY様こんにちは
渋谷11列、まあ後ろの方ね・・
と、特に確認もせずにいたのですが
到着してみたら、なんと2階最前列なのですね。
うわーい(*^_^*)と思ったのですが
始まってみたら見通しが良すぎて、他の人の動きが気になるという・・今までの私には考えられない事態が・・。
何度も目が合ったような気にさせる良席なのですが、確信が持てる距離ではないし、
1階の皆様が視界に入りすぎてしまって
自分の世界に入り込めなくなってしまいました。
私は手拍子はあまり好きではなくて・・自分が打つ事です・・曲によっては打ちますが、自分の手から音を出す事が邪魔に感じるものも多いのです。
なので、結構動き方も自分勝手な方かもしれません。
今回、みんなこんな風に反応するんだ~と
気になってしまったのですね。
相模大野では隣の方が、ある意味かなり入り込んだ方で、いろいろな事をつぶやくのですよ、「お願い!心でつぶやいて」と、
そしてなんと「時過ぎ」で思いっきり大きな音で、早いテンポの手拍子を打たれてしまい「お願い!止めて~」と心の中で叫んだのは私。
その方を責めるものではまったくありませんが、集中しきれない事が残念に思えてしまったのです。
相模大野も渋谷もジュリーのライブとしては充分楽しみましたし文句はありません。

さて次回八王子では何が起こるのでしょうか・・楽しみです。
そして、お見かけしましたよ~イラストに似た方で間違いないですよね。
座席的にも間違いないと思います。
面識のない方に話しかける勇気は出ませんでしたが・・
次曲の伝授も期待しております!

投稿: 空桜 | 2012年8月17日 (金) 22時39分

74年生まれ様

ありがとうございます!

ジュリーの”カッコつけようとしないカッコ良さ”は同性からしても大きな魅力で、特に近年ジュリーファンになった男性ファンの多くはその点を感じ取り心酔しているのではないでしょうか。

「6番目のユウウツ」の立ち姿は、その基本に加えてジュリーの「品」ですね~。”際立つ自然体”というのもおかしな表現ですが。
あの姿勢の良さは僕も見習わなければ。「ネコ背は反則に」とジュリーは言っていましたしね…。

えいこはん様

ありがとうございます!

お気遣い畏れ入ります…。
過去記事は…ドーム直後の頃はまだまだトンチンカンなことをたくさん書いているので恥ずかしい面もあります~。

「君をのせて」は、難しい箇所をアレンジして易しい和音だけで伴奏することも可能なんですよ~。2番までなら黒鍵は「ソ#」「シ♭」2音だけの部分的な登場で行けます。

大作曲家が作った名曲って、易しい伴奏から本当に入り組んだ高度な伴奏まで、解釈の幅がとても広いのです。
タイガース時代のすぎやま先生「星のプリンス」などもしかりですが、「君をのせて」はジュリーのソロ・デビュー曲だけに、特別な印象がありますね。
「歌」に捧げたジュリーの人生を象徴する名曲だと、今ツアーで改めて感じ入っています!

毎度すみません、一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2012年8月18日 (土) 19時45分

ひろみ様

お返事遅れて申し訳ありません~。

ただでさえ暑い中、大変ですね…。
ジュリーに会えるまでに落ち着かれますように…。

m・h様

ありがとうございます!

「サーモスタット」の「ラブ&ピース」は、その場で瞬時についていくのは難しいですから、自宅練習が必要ですよ~。

神奈川県民ホール、神席おめでとうございます!
体調万全で臨んでくださいね~。

空桜様

ありがとうございます!

確かに手拍子は曲によりますね…。
僕も「時過ぎ」の手拍子は2度体験があります。最初は「えっ?」と思いましたが、2度目は微笑ましい感じもしました
ただ、テンポが早いのは僕もさすがに…。

渋谷は楽しかったですね。
次回見つけてくださった時は、是非お声をかけてくださいね~。

投稿: DYNAMITE | 2012年8月20日 (月) 12時32分

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