沢田研二 「エンジェル」
from『第六感』、1998
1. ホームページLOVE
2. エンジェル
3. いとしいひとがいる
4. グランドクロス
5. 等圧線
6. 夏の陽炎
7. 永遠に(Guitar Orchestra Version)
8. 麗しき裏切り
9. 風にそよいで
10. 君にだけの感情(第六感)
11. ラジカル ヒストリー
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何だか最近、仕事が怒涛に忙しくなってきています。有り難い事です。
と言いつつ、ゴールデン・ウィークはカレンダー通りにお休みもさせて頂いて、それなりに遊ぶ予定もあったりするんですけどね。
そんなこんなで今回から拙ブログでは、”6月からのツアーではとても聴けそうもない曲”シリーズへと突入いたします。
まぁ、「とても聴けそうもない」というのはヒヨッコの後追いファンである僕が何となくそう思っているだけのことで、意外やそういう曲こそサプライズのセットリスト入りがあるのかもしれませんが、5月は一応そんなテーマでやっていきます。
6月に入りましたら、”恒例・全然当たらないセットリスト予想”シリーズを開催します。
しばらくは何かと忙しい中での執筆、更新になりますから、ちょっと対策を講じました。
最近の拙ブログの壮絶な大長文傾向を見直しまして、なるべくサクッとした記事を書いていこうか、と・・・。
その分更新間隔をできるだけ空けないようにして、なるべく多くの曲を採り上げていければなぁと考えています。
5月、6月と、そんな感じでおつき合いくださいませ~。
さて、”今度のツアーでは聴けそうもない曲”シリーズ第一回は、アルバム『第六感』からお題を採り上げます。
2曲目収録、「エンジェル」伝授です~!
僕が思うに、90年代以降のジュリー・アルバム・・・特にセルフ・プロデュース期に入った1995年以降の作品というのは、膨大な収録曲のいずれもが、ツアー・セットリストにいつ何時降臨するのか、まったく油断がなりません。ほとんどの曲にその可能性を感じます。
1998年リリースの『第六感』にしても同様です。
ジュリーが少しずつ押し進めてきた”自作詞を核としたアルバム制作”が(CO-Colo時代を除いて、ですが)ハッキリ形にできた最初の1枚がこのアルバムだったのでは、と僕などは分析していますから、ジュリー自身の収録曲への思い入れは強く、LIVEで歌いたい曲は多いんじゃないかなぁ、と想像しています。
ですから、『ジュリー祭り』で1曲も選ばれなかったというのはいまだに不思議なんですけどね・・・。
来たるツアーでは特に、「グランドクロス」「風にそよいで」「ラジカル・ヒストリー」あたりが要注意、というのが僕の予想。
まぁ、他のどの曲でもそれなりに違和感なく歌われそうに思うのだけど・・・そんな中で、どうも「コレだけは、今年ジュリーが歌っている絵が浮かばない」という曲が、1曲だけ。
それが「エンジェル」なのです。
いや、素晴らしい曲です。
でも、今年のセットリストに入るにはちょっとフットワークが軽過ぎるイメージなんですよね~。
軽快なポップ・チューン。川村結花さんのセンスが光る、畳みかける躍動感が持ち味のメロディー。
そして拙ブログ的に特筆すべきは、白井さんの大胆なアレンジです。これは、クイーン・サウンドなんですね~。
以前の記事で触れたように、『第六感』には何故だかクイーンを意識したアレンジの曲が多くて、中でもズバリ!なのが、「いとしいひとがいる」と、この「エンジェル」の2曲です。
タイプの違う2曲がいずれもクイーン、というのが白井さんならではの遊び心でしょうか。
「いとしいひとがいる」の方は、「ボヘミアン・ラプソディー」などに象徴される王道のクイーン・バラードを思わせますが、「エンジェル」はもっと渋いパターンで・・・クイーン・ナンバーで言うと一番近いのは「懐かしのラヴァー・ボーイ」という曲ですね。
あのフレディ・マーキュリーが「グッド・オールドなファションのカワイイ坊や」と言うからには、そこに深~~~い意味(というか下心)が充満しているんだろうな、と高校生だった僕はそんな不謹慎なことを考えながらこの曲を覚えたワケですが・・・まぁそこんトコは置いといて。
重要なのは、「エンジェル」は川村さんの作曲段階ではおそらくクイーンとはまったく関係なく、リズムパターンが共通するくらいだったと思われることです。それが白井さんのアレンジや各楽器の音色選択によって、見事にクイーン化しているという・・・。
これは「いとしいひとがいる」についても同じことが言えまして、例えば間奏。本編には登場しないコード進行、或いはギターの旋律にクイーンのエッセンスが満ちています。白井さんがアレンジ段階で工夫した進行なのでしょう。
「エンジェル」の間奏、左右のギターが追いかけっこするような絶妙のフレージングが本当に「懐かしのラヴァーボーイ」のような小気味よさで、ジュリー・ナンバーでの白井さんのギター・トラックの中でも僕は一、二を争うほど好きですね~。
クイーンのギタリスト、ブライアン・メイのレコーディング演奏の大きな魅力のひとつは、緻密かつ華麗なオーヴァーダビングです。
リードギターの主旋律を幾重にも取り巻くオーヴァーダブ。主旋律とはまったく別のメロディーによる裏リードのパートを重ね、さらにそれにもハモりのフレーズを足していく徹底ぶり。バッキングの低音部も、まるでキメのリフ・フレーズのような存在感があります。
「エンジェル」での白井さんのギター・レコーディングにもその手法が歴然とあり、特に間奏はフレーズそのものからしてブライアン・メイっぽいのです。
ちなみに「エンジェル」のギターは4トラック。とは言ってもそのうち3トラックまでは、ハーモナイザー(自動的にハーモニー音を生み出してくれるエフェクター)を使って演奏していますから、これがもし70年代のブライアン・メイ奏法をそのまま踏襲するなら、本来7トラック分のギターが重ねられていることになるわけです。
また、クイーンの代名詞とも言うべき分厚いコーラスがいきなりのイントロから採り入れられていたり、Aメロのピアノ4拍連打も、フレディ・マーキュリーの得意なパターンのひとつです。
さらにBメロではドラムスに注目。この飛び跳ねるようなウキウキのポップ・チューンに、何故か重厚な後ノリのハードなドラミングがバッチリ合っている・・・それこそがクイーンのドラマー、ロジャー・テイラーの凄味を彷彿させるのです。
↑ 昨年12月、『東京タワーQUEEN展』に展示されていた、ロジャー・テイラー・モデルのドラムセット。写真右手前に注目。フロア・タムが2個並びというのがカッコイイのです。
ところで、今回僕がこの「エンジェル」をお題に選んだのは、個人的に最近ちょっとクイーン・モードになっていたから、という理由もあります。
昨年から、フレディ・マーキュリーのアニヴァーサリー・イヤーに合わせたクイーンのイベントも頻繁に開催され、僕もあちこち出かけました。上の写真を撮った(撮影自由!というイベントでした)東京タワーもそのひとつです。
たまたま、カミさんもクイーン好きなものでね・・・。夫婦で音楽についての会話と言えば、ジュリーかクイーンか、という感じですから。
で、つい先日。
ちょうどゴールデン・ウィーク前半の4月30日には、クイーンのトリビュート・バンド『QUEENESS』の川口でのLIVEに、夫婦で参加してきました。彼等のステージを観るのは、3月の渋谷に次いで2回目となります。
レパートリーの中で僕が気に入っているのは、「デス・オン・トゥ・レッグス~キラー・クイーン~バイシクル・レース~アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー」の4曲メドレー。これ、適当にメドレーにしているのではなく、キチンとアレンジの関連性を持たせて繋げているのが素晴らしいのです。
例えば、「デス・オン・トゥ・レッグス」は途中ピアノの連打がソロで残る箇所がありますが、それは「キラー・クイーン」のイントロにも同様にあり、イカしたギター・リフ転調(この転調はQUEENESSのオリジナル・アレンジ)を足場にして、スパ~ン!とピアノで繋げています。
また、「バイシクル・レース」には途中テンポダウン&リズムチェンジで一瞬3拍子になる箇所があります。QUEENESSはそのリズムチェンジのイメージを残したまま余勢を駆って、ヘヴィー・ワルツ・ナンバーである「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マイ・カー」のイントロへと繋いでゆくのです。
クイーンというのはルックス的にも完璧なバンドだったりするので、日本人のトリビュート・バンドがそれこそ完璧にステージ再現しようとすると逆に嫌味になったりするのでは、と案じてしまう人も多そうですが・・・QUEENESSの場合、その心配は無用!
何せヴォーカル(&ピアノ、ギター)のフレディ・エトウさんのキャラが・・・ただただ和みます。いかにハードなナンバーでも、ニコニコとステージを観てしまうのです。
どんなキャラなのかは文章では説明し辛いので、興味のあるかたはエトウさんのブログへど~ぞ!
http://blog.goo.ne.jp/annan
ちなみに、ジュリーファンにもお馴染みのナンバー、「ウィ・アー・ザ・チャンピオン」で大団円となったLIVE終演後、メンバーのみなさまはわざわざ客席に御礼の挨拶に来られ、僕等夫婦はエトウさんと握手をさせて頂けました~。
・・・話が逸れました。
このように、白井さんの渾身のアレンジによってすっかりクイーン化している「エンジェル」ですが、川村さんの元々作ったメロディーがまず素晴らしく、良い意味で過剰なアレンジをものともしない凛とした名曲であったことも忘れてはなりません。
凝っているのに自然体で、しかも王道な進行もあって、誰もが親しみやすい曲ですよね。
例えばAメロの
♪ 天気予報 はずれ 突然雨
D Daug D6 D7 G Gsus4 G
今日も日が悪いよね ♪
A
この可愛らしいAメロ初っ端のコード進行は、ウキウキするようなポップ・チューンとしては王道の手法。和音の2つ目の構成音が半音ずつ上昇していく、という理屈です。
ジュリー関連ですと例えば、キーは違いますが「渚でシャララ」の「傷つけ合うよりホホエミ選んで♪」の部分などが、まったく同じ理屈の進行となっています。
で、毎度のことながら、極上の曲を用意されてなおその上を行くほどに素晴らしいのがジュリーのヴォーカル。
「エンジェル」の場合は、とにかく楽しそうに歌っている・・・若々しくどこか照れたような感じもあるヴォーカルが良いんですよね~。
ヴォーカルから推測できるのは、ジュリーの有無を言わせない「楽しさ」です。
「君の嫁いだ景色」もそうなんですが、ジュリーは理屈関係なく無邪気に楽しいシチュエーション、というものを詞で表現しようとすると、キツネとタヌキが脳内に登場してどんちゃん騒ぎするみたいですね。
「キツネのヨメイリ」
「タヌキのオマツリ」。
と来て、「ワァオ!」ですから・・・。
「Snow Blind」の「マジ、アイ・ラヴ・ユー♪」に怯んだヒヨッコが言うのもナンですが、ジュリーのキツネ&タヌキ・シリーズ、僕はとても好きで、ほのぼのと味わっておりますが・・・苦手なファンのかたもいらっしゃるかな?
フレーズとして唐突と言えば、唐突ですからね・・・。
最後に。
アルバム『第六感』は、作品的にはある意味70年代、80年代のジュリーとイメージを重ねることもできる大名盤だと、個人的には思っています。
実は僕は購入当初このアルバムをあまり集中して聴いていなくて(大人買いの弊害ですな)、ある日突然その魅力に気がつく、という始末でした。
今では、好きなアルバム・ベスト10には入ります。
覚さんの詞とジュリーの詞のシンクロが本格化し始めたのも、このアルバムからだと思うなぁ。
そんな中、「エンジェル」は”昔のジュリー”っぽい作詞だと思うんです。キツネやらタヌキやらは別にしてね。
これは・・・”不良時代”を書いたジュリーだからこそ書ける詞とは言えないでしょうか?
Z2飛ばす”君”をモノにしようという不良少年。
『第六感』を作った50歳のジュリーの中に、ロックンロール世界共通の礎である「不良少年のイノセンス」という志がしっかり残っているように思うのです。何とも痛快ではありませんか!
そしてそれはきっと、60歳を超えた今でもずっと続けてそうなのでしょう。
それにしても・・・「ホームページLOVE」と「エンジェル」の作詞アプローチの落差は凄いですね・・・。
それがまた、ジュリーなのでしょうか。
え~、そろそろシメますが、執筆開始時の心づもりよりも長めの記事になってしまいました。
まぁ・・・長文にすることには拘らないけれど、結果的に長くなってしまう場合もありうる一例、ということでどうかひとつ。
サクッとした感じで、色んな曲を次々に書いていければなぁ、と思っています。
次回はたぶん、久々のタイガース!
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コメント
沢田さん、作詞のの勉強を続けて、ヒットするような曲を作ってくれるとうれしいなあ。
投稿: ごん | 2012年5月 3日 (木) 11時53分
DYさん、お邪魔します。
「第六感」の中で“好きな曲ベスト3”に入る作品です!ちょっとエロくて、かわいいジュリーのボーカルが大好き。今年のライブで歌われない可能性が全くないとは言い切れないとは思うのですが…むしろ、その軽さゆえに、サプライズになるかも。でも、歌われるとしたら、昨年の新年ライブでの「ミネラル・ランチ」のように手拍子を煽る可能性も高いです。手拍子付きの「エンジェル」は…個人的には微妙です…。キツネとタヌキに関しては、初めて聴いたときには、ずっこけましたが、ジュリーらしいと言えば、ジュリーらしいので、すぐに慣れました。で、歌詞については、もう1つツッコミどころがあるんです。私、1時期、ジュリーを題材にした同人誌を購読していたことがあったのですが、作者の方が、コラムで「エンジェル」について“ポニーテールのまま、ヘルメットをかぶることは無理”と指摘していらして、私も、ものすごく納得しました。でも、絵的にはポニーテールのほうがいいですよね(苦笑)。そこも含めて、とてもかわいい作品です。
ちなみに、私は「ホームページLove」も大好きです。かなり危険な歌詞ではありますが、そこが好きです。
追伸:前にも、コメに書きましたが、QUEENESSのライブは、テレビで少し見たことがあるので、雰囲気は、とてもよくわかります。キャラは和み系ですが、演奏とボーカルは、本当に素晴らしいですよね!洋楽に疎い私でもわかるレベルの高さです。
投稿: 74年生まれ | 2012年5月 3日 (木) 12時37分
DY様
エンジェルですか〜
完全に意表をつかれました〜。去年のGWにおける「クイーン」→「第六感」のパターンを忘れてました〜(爆)
でも確かに納得です。いい曲なんですが、確かにジュリーがこの曲を次のライブで演ってる絵は私の頭にも浮かびません(笑)
このアルバムからの私のセトリ予想(というか願望)としては「等圧線」か「風にそよいで」ですね〜

単なる直感ですが、特に「風にそよいで」は可能性が高そうな気がします。
ただ両曲とも大好物ですが、1曲だけと言われれば、私の聴きたいのは「等圧線」だったりします
曲のコンセプトも今年のジュリーに合ってる気がしますし(あくまで硬派路線を妄想中(爆))
あぁ、ソロコンを前にして聴きたい曲がどんどん積み上がっていきます(苦笑)
投稿: Mr.K1968 | 2012年5月 3日 (木) 13時02分
DY様 こんにちは。
ジュリー、好きですよねぇ、キツネ・タヌキ・それにネコ。
私も好きです。
犬や馬と違って言うこときかないし、実務的に役に立つってわけじゃない。でも見かけるとほのぼのする・・・日常にすべりこむ小さな異世界の案内人みたいな感じかな。
この歌の女性もなんか猫的ですね。適当にあしらうと爪を立てたり甘噛みしたりするし。
こういうタイプが好きなのかも。マジで。
投稿: nekomodoki | 2012年5月 3日 (木) 17時14分
お久しぶりです。
これ生で聴いたな~~と調べてみますと、やっぱり「俺たち最高!」でやってましたね。
歴史が浅いから調べるのも簡単だわ。
投稿: 遊 | 2012年5月 3日 (木) 19時01分
DY様
大好きな曲です
シーンを思い浮かべて聞いていて わぉ!!でしょ 笑っちゃいますよ
でもそれが許せる かわいいって思っちゃう
仲良いのはいい事だなんて思っちゃう
ジュリーだからなんでしょうね
でもカラオケで歌うのはちょっと恥ずかしいかな? 笑
投稿: キミちゃん | 2012年5月 4日 (金) 06時42分
ごん様
ありがとうございます!
僕はジュリーの詞、好きです。中には「???」な作品もあったりしますが…。
最新作『3月8日の雲』は詩人・ジュリーの作品とも言えると思います。
テレビで流れるだけがヒットではないと思っているのですが…甘いのかな?
☆
74年生まれ様
ありがとうございます!
確かにこの手のリズムで手拍子はキツいですね~。
しかし…そうか、ポニーテールでメットは無理なのか!まったく思いいたりませんでした。
でも、不良少年の相手はポニーテール、と昔から相場が決まっていますからねぇ~。ジュリーにとってもそうだったのかな。
QUEENESSの演奏、色々と細かいですよ。
「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・マー・カー」で、ロジャー・テイラーが左手でサイド・シンバルをガシャ~ン!と叩いた直後に右手でスッとミュートする神技があるのですが、それを再現していたのには驚きました~。
☆
すみません、一度切りますよ~。
投稿: DYNAMITE | 2012年5月 4日 (金) 11時51分
Mr.K1968様
ありがとうございます!
「等圧線」はあるかもしれませんよ~。
ただ、僕は個人的に次作収録の「ティキティキ物語」が聴きたいなぁ、と思っていて…実はこの2曲はアレンジやその他楽器の噛みなどかなりかぶるんですよね。2曲ともやることは無いんじゃないかな~。
『第六感』と『いい風よ吹け』はそういう関係にある曲が多くて、ちょっと分かりにくいかもしれませんが「グランドクロス」と「鼓動」もそうです。いつか解説したいと思っていますが…。
☆
nekomodoki様
ありがとうございます!
男は、追われるより追いたいのですよ~。
だからよく女性を猫に例えるわけです。
しかし、キツネとタヌキというのはたぶん「周囲の盛り上がってる人」…つまりファンのイメージもあるんじゃないかなぁ、とは深読みしていますけどね~。
で、僕のこの記事がきっかけで、「ジュリー作詞で苦手なフレーズ」論議が先輩方の間で始まってしまいました。
「真夏・白昼夢」の「ゲットだぜ」が得票を伸ばしております…。僕は何とも思わないけどな~。
☆
細切れすみません~。
投稿: DYNAMITE | 2012年5月 4日 (金) 12時01分
DY様
お返事ありがとうございました。
「ティキティキ物語」も大好物ですんで聴き直してみましたが…確かにベースの感じとか、これは分かりやすい
両曲ともにモロに私の好みなワケがわかりました(笑)
おっしゃるとおり同じLIVEで2曲とも演ることは、まずないでしょうね〜(納得)
一方、「鼓動」と「グランドクロス」は両曲のテンポとイントロの印象が全く違いましたんで、最初お聞きした時は「えっ
」と思いましたよ〜。
そこで早速「鼓動」も聴き直してみましたが、正直、1番〜特にサビ〜では武骨なアコギが前面に出て来るため、ピンときませんでした
ところが間奏に入ってバンとエレキとベースが前面に出てきて…
「うん
」
2番のサビに到達。
再度、サビの「こ〜れだぁけ…」に戻りエンディングまで聴き終わると…
「なんとなくDY様の言わんとしたことがボンヤリと…
」
再度、エレキとベースに注目して最初から聴き直してみましたら…
「もしかして
アコギ以外の全編にわたるエレキ、ベース・ドラムスとヴォーカルの噛み方かな
」
特にサビでのエレキ、間奏や歌詞の語尾でのベースの鳴き方は確かに同じ原理かも
「鼓動」ではアコギが、「グランドクロス」ではイントロが、それぞれ印象的でしたので、今まで私の頭の中では両曲はつながりませんでしたが、こんな感じでしょうか〜
もし見当違いだったら笑い飛ばしてやって下さ〜い(爆)
ただここまでアレンジに注目して両曲を聴き比べたことはなかったので新鮮でした〜。

いやぁ〜まだまだ私には聴き込みが足りませんね〜
DY様のように作り手の視点からも楽曲に向き合えると、更に楽しみ方が深くなるんでしょうね〜。
またご伝授の中でこういったヒントもお願いしま〜す
長々と失礼しました〜
投稿: Mr.K1968 | 2012年5月 5日 (土) 00時55分
お返事遅れまして申し訳ありません
ただいま、伊豆におりまする~。
☆
遊様
ありがとうございます!
『俺たち最高』…比較的最近ではないですか!
あの年のツアー、結構珍しい曲…というか僕にとって「えっ?」という意外な曲をやっています。
今年も意表をつく選曲を期待したいところですが…。
☆
キミちゃん様
ありがとうございます!
この曲は「ワアオ!」がジュリーの気持ちをよく表しているような気がしますね~。
なるほど、お姉さま方にとってこの曲は「可愛い」、という印象になることが分かってきました…。
確かに、人前でカラオケで歌うのは無理そうですね~。
☆
すみません、またまた一度切ります~
投稿: DYNAMITE | 2012年5月 6日 (日) 07時21分
Mr.K1968様
ありがとうございます!
やはり「ティキティキ物語」もお好きでしたか~。
「等圧線」とはアレンジやヴォーカル処理、曲想がかなり近いですからね!
「グランドクロス」と「鼓動」…このうちいずか1曲も、今ツアーのセットリスト有力候補ではないかと僕は考えています。
共通するのはアレンジやミックスなのですが、なかなか一言では説明し辛いですが、Mr.K様ご指摘の通り、ベースラインなどもそのひとつです。
一番分かり易いのは、スネアドラムのチューニング、音色でしょうか…。
投稿: DYNAMITE | 2012年5月 6日 (日) 20時54分