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2012年5月27日 (日)

ザ・タイガース 「タイガースの子守唄」

from『THE TIGERS CD-BOX』
disc-5『LEGEND OF THE TIGERS』


Tigersbox

1. タイガースのテーマ
2. スキニー・ミニー
3. 白いブーツの女の子
4. 愛するアニタ
5. 南の国のカーニバル
6. 涙のシャポー
7. 涙のシャポー(別テイク)
8. 傷だらけの心
9. 730日目の朝
10. 坊や祈っておくれ
11. Lovin' Life
12. 誰もとめはしない
13. 夢のファンタジア
14. ハーフ&ハーフ
15. 遠い旅人
16. タイガースの子守唄
17. あなたの世界
18. ヘイ・ジュード~レット・イット・ビー
19. 明治チョコレートのテーマ
20. あわて者のサンタ
21. 聖夜
22. デイ・トリッパー
23. アイム・ダウン
24. 雨のレクイエム
25. ギミー・シェルター

--------------------

お久しぶりでございます。
ずいぶん間が開いてしまいすみません・・・。月末に向けて更に忙しくなることは分かっていたのですが、10日間更新していないと、さすがにアクセス数も減ってきますね~。

本日のお題はタイガース・ナンバーです。
タイガース繋がりの別の話題から先に書いておきますと・・・先日、ビージーズのロビン・ギブが亡くなってしまいましたね・・・。

カミさんはビージーズの中ではロビンが好きだったようで、DVDを持っていました。訃報が届いた日の夜、夫婦でそれを鑑賞し哀悼を捧げました。

Sn390356

2005年の公演を収録した作品で、カミさんはこれを香港の旅先で購入したとか。
観ると、客層はやはり年配の方々で、特に「マサチューセツ」でお客さんが相当盛り上がっているのがよく分かります。
バンド+コーラス隊+オーケストラという豪華な構成のステージです。でも、「ニューヨーク炭鉱の悲劇」はオリジナルアレンジには勝てないなぁ、と思いながら観ていました。

まだまだ知らないことが多いけれど、僕にとっては初めての”タイガースに教わった洋楽”ビージーズ・・・ロビン・ギブの声を、これからも大切に聴いていきたいと改めて思います。
合掌・・・。

それでは本題。
今年の『3月8日の雲~カガヤケイノチ』ツアーに限らず、ジュリーは真・タイガース実現の日まで、自らのソロLIVEでタイガース・ナンバーを封印するのではないか、というのが僕の考えです。

とは言っても所詮それは僕の予想・・・本記事は”今度のツアーでは絶対聴けそうもない曲”シリーズのシメでもありますし、念には念を入れ、ファン以外にはまったく知られていない”隠れた名曲”を採り上げたいと思います。
「タイガースの子守唄」、僭越ながら伝授!

これまで交流させて頂いていたジュリーファンの先輩方を当然含めて、なのですが・・・昨年から今年にかけて、本当に多くの”タイガースファン”の先輩と出逢いました。
みなさん、ほとんどがタイムリーでタイガースを知る、僕にとっては年長の方々でいらっしゃいます。
で、女性ファンの方と男性ファンの方では、僕の中での存在イメージが微妙に違うんですよね~。

男性ファンの先輩は・・・これは正に、”将来の自分”というものをそのお姿に重ねてしまいます。
例えば、武道館のレポにコメントをくださったことがきっかけで交流させて頂くようになったYOU様には、そのご家族への愛情、音楽への愛情、タイガースへの愛情を僕自身の現在のありようと重ね、「自分はまだまだだなぁ」と感じます。
YOU様は通常の人よりも相当にシンドイ道を歩んでおられますが、これまでまったく弱音を聞いたことがありません。
その前向きな生き方が、思いもかけぬ喜びや信じられないほどの素晴らしい出逢いをもたらすのだということを、最近のある出来事で実感させて頂いたばかりです。
模範とすべき先輩としてリスペクトしています。
それが・・・男性ファンの先輩。

一方、タイガースの歴史やエピソード、メンバーの発言、貴重なお宝などについて細かく教えてくださるのは、女性ファンの先輩方です。
男性ファンとは違い、そのタイガースに対する愛情は真っ直ぐで無垢で、正に無償。
(男性の場合、ファンとして学んだことを自身の活動や主張、矜持に生かしていこう、という考えが無意識に働くのです。無論僕もその一人です)

しかも、後追いのファンに対しても、可能な限りのことを教えてくださる。
その無心無償の愛情は普段は無形であるのだけれど、それが”作品”という素晴らしい形で残されている場合もあります。
そのひとつが、「作詞公募」によるタイガース・ナンバーと考えてよいでしょう。それらはいずれも、タイガースに無垢な愛情を持つ女性ファン独特の手法、視点による作品のように思われます。
「これで世に出てやろう」などといういかにも男性的な”野心”はまるで感じられず、ただひたすら「タイガースに歌って欲しい」と願う愛の形が素晴らしい作品として昇華、成就しているのです。

有名な「花の首飾り」「白夜の騎士」はもちろん素晴らしい。
加えて、『THE TIGERS CD-BOX』に収録された、明治チョコレートとのタイアップによる5作品・・・これがまた素晴らしい名編ばかりです。
ある意味、プロの作詞家では書き得ない、ファン視線のタイガースへの愛情が根底のテーマとして作品を成立させているのは、驚くべきことです。

中でも「タイガースの子守唄」は、”「タイガースに歌って欲しい」度”の無垢な愛情のパワーが抜きんでています。

♪ 少女はいつも 忘れっぽいのさ
  Em      F         Dm     G7     C

  夢見ることで忙しいから
  Em     F        B7       E7

  歌ってあげよう あなたの耳に
  Am     Em                         Am

  朝には忘れる子守唄 ♪
  F        Dm         F  Am

なんという素晴らしい逆転の発想!
いや、逆転も何も、「ファンからタイガースへ」という視点であればこれは自然な直球の作詞ではあるわけですが、こうして歌詞となって美しいメロディー、ヴォーカルで歌われると、ミステリアスな雰囲気の物語になります。

「子守唄」と言えば、タイガースファンがまず思い起こすのは「忘れかけた子守唄」でしょう。
戦場から帰還する息子のために、必死で子守唄を思い出そうとする母親。そう、子守唄というものは、歌う側からすると、かつての”絶対に忘れてはいけない”もの。それが幼い子への愛情の証。

では、唄を聴く側はどうかというと・・・。
さて兵士ジョニーは、母親の子守唄を覚えていたでしょうか。
もちろん、母親が子守唄を歌ってくれていたことは生涯忘れないでしょう。しかし唄の歌詞、メロディーまでキチンと刻み込まれていたかどうか。

無償の愛を受ける幼い子は、朝になると子守唄のことなど忘れて目を覚まします。眠っている間に、素敵な夢を見ることで忙しいからです。
無償の愛をタイガースに捧げる女性ファンにとっての、これ以上ない歓びとは・・・そんな母親が子に尽くすような無償の愛を、逆にタイガースから実感すること。
その象徴としての「子守唄」。
それを
「朝には忘れてます」
と子供らしく正直に言うところがまた、何とも痛快です。このあたりの潔さこそが、優れた詞というものだと僕は考えます。
朝にはあなたの歌を忘れるくらいに、夜に見るあなた(タイガース)の夢は素晴らしい・・・ということでしょうか。

作詞の藤本泰子さんは、老虎ツアーをご覧になられたでしょうかね・・・。
僕のブログには老虎ツアー直前、「タイガースの子守唄」という検索フレーズでのアクセスが頻繁にあったので、ひょっとしたらセットリスト入り?と思っていましたが、結局それはありませんでした。
真・タイガース実現の暁には、是非この隠れた名曲にも光を当てて欲しいところです・・・。

それではここで、こちらもタイガースに無償の愛を捧げていらっしゃる先輩からお預かり中の、素晴らしいお宝をご紹介しましょう。

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「タイガースの子守唄」のミニレコードです。
ちょうど今のCDと同じくらいのサイズ。紙ジャケ仕様といったところですね。このジャケ部裏面が、そのまま封筒の宛名となっておりまして、先輩のうるわしきお名前が記されております。

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レコード盤面。こちらはA面です。
今ではもう当たり前のように把握していますが、こういうショットを見るたび「あぁ、タイガースの人気No.2はピーだったんだなぁ」と勉強していた日々を思い起こします・・・。

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B面は今でいうところのカラオケ・ヴァージョンでございます。

そういえば、この「タイガースの子守唄」は相当ひっ迫したタイトなスケジュールでレコーディングされたと推測できます(キーがジュリーの声域よりかなり低めなのです。移調して演奏する時間の余裕が無かったのでしょう)が、演奏はタイガースなのでしょうかね?
結構怪しいんですけど、どちらとも判断がつきません。

この曲の最後の、オープン・ハイハットで「しゃしゃしゃ~ん♪」とシメる手法は、老虎ツアーでの「銀河のロマンス」のエンディングを思わせますから、ドラムスはピー本人かな?
これでバスドラの「とっ」という優しい一発があれば、「おおっピーだ!」と断言できたところなのですが・・・。

Sn390355

そして何と、歌詞カードの裏面には・・・出血大サービスのコード付メロディー譜がついてます!
何という素晴らしい特典でしょう・・・。
(そういえば、時を経て1998年リリース、ジュリーのソロ・シングル『永遠に』にもスコアがついていたと聞いていますが、お持ちの先輩方、いいなぁ・・・)

しかもですね。70年代前半までのタイガースやジュリー関連のスコアって、これまで色々見てきましたけど、コード採譜についてはどれも結構適当だったりするんですよ。
しかし、この譜面は完璧です。これは下手すると、作曲・村井邦彦さんの監修があったのかもしれない、とすら思えますね~。

さきほども少し触れましたが、「タイガースの子守唄」で返す返すも惜しいのはキー設定です。
イ短調のメロディーのこの曲の最低音は低い「ラ」の音で、キチンと声は出しているものの、さすがのジュリーも少し苦しそうです。
一方、最高音・・・ジュリーをもってすればまだまだ余裕があります。レコーディングに時間をかけ、1音半キーを上げてハ短調あたりで演奏すれば、ジュリーの美声がもっと際立ったはずなのですが・・・。
もしも”近い将来”にステージでこのナンバーが採り上げられるならば、おそらくキーは上げてくるでしょうね。

さて、最後にちょっとタイガース関連の別件です。
先日の夕刊フジさんにトッポのインタビュー記事が掲載されたことは、みなさまご存知かと思います。色々な見方あるようですが(ため息の先輩方も多い・・・)、僕は「トッポ、やる気満々だな~」と思いましたし、メンバーそれぞれある中で、トッポなりの譲歩の雰囲気を感じましたよ。

で、記事中では”タイガース”命名の件についての言及がありましたね。
僕はこれまで、「関西だからタイガース、と押し通され、ジャイアンツファンのメンバーから顰蹙を買っていた」という知識しかありませんでしたから、「えっ?」と思ってしまったわけです。
しかし、本日お昼にたまたま門前仲町は富岡八幡宮開催の骨董市にて発掘購入したタイガース・タイムリー時代の歌本に、トッポの発言を裏打ちするような記述を見つけましたので、この機にご紹介しておきましょう。

Sn390360

これは・・・連載なのでしょうか。読者の質問に『平凡ソング』が答える、というコーナーのようですね。
質問はズバリ

色々なバンド名があります。どんな意味でどんなことからつけたのでしょう。

ということで、GSを代表するバンドについて誌の答が書いてあります。当然、タイガースはイの一番に記載。

(本文抜粋)
ザ・タイガース(虎)
この名前は、ヒットパレードのナマ本番10分前に決まったもの。タイガースの曲をいってにひき受けている、作曲家すぎやまこういち氏が、アメリカのモンキーズに対抗しようというので”ザ・タイガース”が良いと言ったところ、真っ先に反対したのが、ジュリーです。しかし、サリーの「人気が出れば、かっこがつくよ」のひとことできまった。

ジュリーが真っ先に反対した、というのはともかくとして、「モンキーズからヒントを得て」ということは、実際あったのでしょうね。

ちなみにこの歌本は、昭和43年7月号『平凡』の付録です。
40年以上も前の本ですので、かなりボロボロの状態で発掘しましたが、これはなかなか貴重な号ですよ!

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表紙は三田明さんと中村晃子さん。
掲載されているタイガースのスコアは、まず「花の首飾り」「銀河のロマンス」・・・ちょうどこのシングルが大ヒットしていた時だったのかな?
巻頭にはこんなデータも。

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しかし、この2曲のスコア自体はさほど珍しいものではありません。実際、僕も何種類も持っていますし・・・。
貴重なのは、この曲!

Sn3903662

「いとしのデラ」のスコアです。これは珍しい!

ちなみに、この号には橋本淳さんのインタビューも掲載されていますから、いつか機を見てご紹介したいと思っています。

といったところで・・・。
”今度のツアーでは聴けそうもない曲”シリーズは今回で終了。本当はもう1曲、「素敵な気分になってくれ」を書く予定でいましたが、時間が無くなってしまいました。こちらは夏に改めて執筆したいと考えています。

次回の更新・・・いよいよ6月を迎え、ジュリーのソロツアー『3月8日の雲~カガヤケイノチ』開幕までのカウントダウンが始まります。
まずは来週あたりチケットが届く・・・のかな?僕も含め多くの方々は、初日が当選しているかどうか、チケット到着まではまだ分からない状態なのですが・・・。

果たしてどんな曲を歌ってくれるのか。
一番の関心はそこですね。

僕の予想は、直球。
新譜のテーマとリンクするような内容のナンバーが多く採り上げられるのではないか、と考えています。

拙ブログでは次回記事から、恒例・”全然当たらないセットリスト予想”シリーズへと突入いたします!
書きたい曲は10曲くらいあるんですけど、さすがに全部の執筆は無理。5曲を目標に、予想ナンバーを楽しみながら、初日を待ちたいと思います。
みなさま、よろしくおつきあい下さいませ~。
 

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タイガース復活祈願草の根伝授!」カテゴリの記事

コメント

DY様

ソロコンのセトリ予想が直球願望派の私としては、ニアリータイガースツアーで演った、あの2曲はテーマ的に封印して欲しくはないですがね〜(笑)

ただ、昨日たまたま聴いた中で直球派の私にビビっときたコンセプトの楽曲がありました…

「光線」

いかがでしょう?

投稿: Mr.K1968 | 2012年5月27日 (日) 22時59分

DYさん、お邪魔します。グッドタイミングのタイガース伝授です。
今日、ピーさんのトークライブで、発表されたことなのですが、BSフジで放送されている評論家・福田和也さんの番組に、ピーさんが出演し、福田さんとの対談を収録。6月9日にオンエアされるそうです。で、私、毎週、福田さんの週刊誌連載をチェックしているのですが、福田さんは洋楽にも、かなり造形が深い方です。ひょっとしたら、マニアックで深い内容になるかもしれません。見たいのはやまやまですが、我が家はBSが見られず…。DYさんのお宅は、どうですか?できれば、このブログで、ピーさんと福田さんの対談レポを書いてくださるとうれしいのですが…どうでしょうか?オンエアから数日後でもいいです。

投稿: 74年生まれ | 2012年5月27日 (日) 23時46分

訂正です。
造形→造詣
です。

投稿: 74年生まれ | 2012年5月27日 (日) 23時47分

DY様 こんばんは。
甘ーい募集チョコソングの中でも一番好きな曲です。
やっぱり「少女はい~つ~も~わすれっぽいのさ~」や「あ~さに~は~忘れ~る~」の拗ねたような、だけど突き放してもいるような、甘いけどひんやりと濡れた声に乙女はやられてしまうのです。
「おやすみ世界の子供たち おやすみ夢見る恋人たちよ おやすみ可愛い僕の恋人 さよなら知らない天使どの」
この歌詞もシュールでした。
そこらの子供もどこぞの恋人達も自分の恋人も天使もさらっとまとめてオヤスミ、ですもん。
この歌詞書いた人はタイガースの本質を感覚で見抜いていたんだなぁと感心します。
コンプリート・タイガースでもし歌ってくれたら脳みそ溶けるかも。

投稿: nekomodoki | 2012年5月28日 (月) 00時17分

Mr.K1968様

ありがとうございます!

いやいやまたしても自慢になります(汗)が…「光線」は一昨年のお正月コンサート『歌門来福』の1曲目(!)生で聴くことが叶いました。
あまりのカッコ良さに、すぐ記事を書いてしまいましたよ~。
この時のセトリは本当に素晴らしかったです!
是非もう一度「光線」、聴きたいですね…。結構ライヴ率の高い曲のようですし、可能性はあるのではないでしょうか。

74年生まれ様

ありがとうございます!

そうですか…僕は観られるかどうか分かりませんが、ピーのトークショーで告知されたのでしたら、既に多くのジュリーファンにも情報が行き渡っているでしょう。
きっと何人かのブロガーさんが記事を書いてくださると思いますよ!

毎度すみません、一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2012年5月28日 (月) 12時46分

*♪眠れ眠れ母の胸に~
《シューベルトの子守唄》のごとく、ピアノで作ったメロディー。
+、日本の民謡ふう二六抜き音階でしょうか?(四七抜き音階ではないでしょ).
*過去、友人(←マッカートニーとクラプトンを敬愛)に、
《淋しさをわかりかけた時》を演奏候補として聴かせたら「演歌っぽいな」と拒絶された。
なぜ演歌がキライなのかと問えば「演歌は2拍子でさオッサンが酒飲んで前拍に両手を揉むように打つ感じが耐えられん」と説明されたので、
《与作》とか嫌いか、と訊くと「あれは好きだな」とのこと。なので、
《与作》は二六抜き民謡演歌だょ、おまえは四七抜きのメロディーに拒絶感を持ってるんだろうな、でもブルースも5音階だろ?という僕に、
「確かにそうだけどね」と彼のひとことで議論終結。
*…バンド仲間って、お互い気付かなかった自我が表面化して、ぶつかるんですよねぇ。ジュリーとトッポの関係、我が体験上わかりますわハハハ(笑)。
*さて、拙は来月から暫くネット情報絶ちをする所存。
ダイナムさん、コメ返し御負担、ひとりぶん減って助かりますデショ?(笑)〆.

投稿: 鉛筆 | 2012年5月28日 (月) 17時33分

DYさん、再びお邪魔します。前のコメでは無茶なリクエストを書いてしまい、失礼いたしました。
で、シングル盤「永遠に」にスコアがついていた、という噂の件ですが、手持ちの品を確認した結果、ついていたのはスコアではなく、コードのみでした。つまり、DYさんが伝授記事で書いているのと同じように、コード記号が書き添えてある歌詞です。私は、ギター演奏のことは、よくわかりませんが、シングルバージョンの音源とワンセットで楽しむものだと思われます。

投稿: 74年生まれ | 2012年5月28日 (月) 19時52分

あの~、Eテレで夕方放送されてる「忍○ま乱○郎」で、淋しい場面などで流れる曲が、
♪おーやすみーせかいぃのー
…の部分のメロディーだと思うのは、私だけでしょうか?
お子様アニメ見て、公園で遊んだり昼寝するジュリーを思い浮かべてニヤニヤ~

投稿: wine | 2012年5月28日 (月) 22時10分

DY様

一昨年に演ったのは、さすがに勉強済ですが、ひとこと、うらやましいで〜す(爆)

「彼は眠れない」「単純な永遠」は私にとってダイブ曲の宝庫なんですが、正直、今までは楽曲のカッコ良さに惹かれてた面が大きいです。

ただ、今回の新譜を知った後に聴いた「光線」は、今まで数えきれないほど聴いたはずなのに、その紡ぎだす世界が今までとは全く違ったものに思えました〜。

いや〜音楽ってホントにスゴいですね〜o(^∇^o)

投稿: Mr.K1968 | 2012年5月28日 (月) 23時09分

DY様

懐かしくてコメントします。
このタイガースの子守歌持ってます
他のはないです。一枚だけなのはどうしてなのか覚えてないです
チョコを食べ過ぎた記憶はかすかにあるんですけど 笑

ハーフ&ハーフもゲットしとけばよかったと今は思います

そっか~CD買えばいいんだ
失礼致しました~笑

投稿: キミちゃん | 2012年5月29日 (火) 09時08分

nekomodoki様

ありがとうございます!

チョコ応募ソングはどれも素晴らしい作詞ですね~。
それぞれ違った魅力がありますが、「タイガースの子守唄」は一番ジュリーのイメージに合った詞かなぁと思います。

僕はタイガースの再結成があるなら新譜を切に希望しますが、もしも作詞公募なんてことになったら、また大変な傑作が生まれるかも…。

鉛筆様

ありがとうございます!

ご友人の場合、メロディーもそうですが、短調、というのも関係ありそうですね。
表拍の短調が嫌なのでは…。その理屈だと「青い鳥」なども含まれてしまうかと思いますが…。

僕の中では外国の子守唄は長調、日本の子守唄は短調、というイメージがあります。無論そうでないものもありますけど。

記事本文に書き損ねましたが、「タイガースの子守唄」は短調なのに哀しい感じが無くて、長調のように聴こえるナンバーですね。
村井さんの作曲もやはり素晴らしいです。

74年生まれ様

ありがとうございます!

おそらくレポは複数の方が書いてくださると思いますよ。僕も他力本願で楽しみにしています。

そう言えば、「永遠に」のシングルヴァージョンはギター弾き語りだったんですよね。
あの時期にギター1本の曲をシングルとはなかなかの冒険です。イイですよね~。
僕はアルバムヴァージョンの、ブライアン・メイ奏法を極限まで突き詰めたような白井さんのアレンジも、それはそれで大好きですが…。

すみません、また一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2012年5月29日 (火) 19時32分

嬉しいな。ちょっと久しぶりの TGご伝授~♪

大キャンペーンの挙句 レコード化された時は、
せっかくの作詞が大幅に補作?され、
多感な中学生(私)は かなりガッカリしました。

今読み返せば やはりプロらしい素晴らしさなのですが 
特にハーフ&ハーフはアチコチに気を使ったとおぼしき
別物で こういうことも トッポやピーを飛び出させた遠因だろうかと 当時憤慨したものです。

それにしても原詩はどんなだったけ?とネットで調べたら、まぁ便利な世の中
「60年代通信」というサイト様の タイガース・○○製菓のCM~その3で読ませて頂けました。(有難うございます)

15万4000通(そうだったのか!)から選ばれただけあって
どれもその頃の少女達の想いのたけが感じられるキラキラした詩で こんな詩が書けた時代に青春を過ごせて 私達は幸せだったなぁと しみじみ。

なかにし礼をはじめ当代一流の才能と
巨大な資本が投入された 往時の彼らの人気の凄さをあらためて思います。

投稿: 真樹 | 2012年5月30日 (水) 10時27分

DY様、こんにちは~ お久しぶりです。
TG曲をご伝授うれしいです。
5枚の中で、一番タイガースらしくて、
好きな曲です♪。もちろん、1番にもらいました。で、次が、あなたの世界、2枚しか、手に入らなかったけど、毎日聴いてました。
ジュリーの声もあま~くてとろけそうですね。TGに出会って幸せな中学生でした。
タイガースが、ありそうなので、次回は、この曲もやって欲しいわ~。
生タイガースは、観れてないので、ほぼタイガースが、初めて、で、当時映像をあまり覚えてないけど、楽曲は、身についてますが。DYさんに語れないのが、残念ですけど、ご伝授で、思い出させてもらってます。ありがとうございます(*^_^*)。

投稿: マルコ | 2012年5月30日 (水) 18時17分

wine様

ありがとうございます!

ご指摘の曲、おそらく僕の検索能力が低いのでしょうが、見つかりませんでした…。
でも、「タイガースの子守唄」は、他によく似た曲がありそうなメロディーではありますよ~。

僕は、Aメロ直前とエンディングの伴奏のメロディーが「夢のファンタジア」のキメの箇所とゴッチャになってしまう時があります…。

Mr.K1968様

ありがとうございます。

名盤と名高い2枚ですね。
これまでの僕のLIVE体験では『彼は眠れない』から3曲、『単純な永遠』からは「光線」含め4曲に出逢っています。
まだまだ聴けていない名曲がたくさんありますよ…。

レコーディングの観点からすると、僕はこの2枚からは、デヴィッド・ボウイの70年代中盤の匂いを感じます。建さんも意識はきっとあったと思うなぁ…。

キミちゃん様

ありがとうございます!

当時、多くのタイガースファンの乙女達は一生分のチョコを食べたのだよ、と教えられ認識しております。

レコードを貰える仕組みが今イチよく分からないのですが…1枚ごとに応募、という形だったのでしょうか。
う~ん、商売だなぁ…。

この商売ッ気にメンバー自身が反発したのが、ファンクラブプレゼントの「あわて者のサンタ」だったりするのかな…。
タイムリーでないので空気感が掴めずあれこれ考えています…。

細切れになってすみません~。

投稿: DYNAMITE | 2012年5月30日 (水) 22時30分

真樹様

ありがとうございます!

ご紹介くださいました『60年代通信』様のサイト、初めて遊びに伺いましたが…この方、凄いですね!
そして、「ハーフ&ハーフ」の原詞にはド肝を抜かれました。しかも15歳…感性が凄いですね。
でも、リリースされた詞は、全然変わってしまっている…。
「タイガースの子守唄」も、だいぶ変わっていますね。逆転の発想部を、なかにし先生が強調し分かり易くしていたのですね~。

他3曲も、「元はこうだったのか!」と目を見張るものばかり。
なるほどリリースされた詞はいわゆる商業的とも言えますが、根底のテーマや、光るフレーズをうまく選び繋げています。さすがプロだなぁとも思います。
詞のアレンジ、といったところですね~。

マルコ様

ありがとうございます!

僕は「あなたの世界」ももちろん、他の3曲も大好きです。
でもマルコ様が仰るように、一番タイガースのイメージに合っている、しっくりくるのはこの「タイガースの子守唄」のように思います。

いよいよタイガースの再結成に向けてメンバーが動いているようですね。
まだ正式発表はなくどうなるか分かりませんが、もし実現したら、今回のお題曲のようにあまり一般的には知られていない名曲を少しでも多くライヴで採り上げて欲しいです。
シングルB面曲もまだまだ老虎ツアーでは聴けなかった曲が残っていますしね…。

投稿: DYNAMITE | 2012年5月31日 (木) 21時34分

DY様

なるほど〜70年代のデビッド・ボウイですか〜?

私は彼については語れるほど詳しくないないですが、さすがに『ジギースターダスト』ぐらいは聴いてましたよ〜。

確かに『ロックスターの憂鬱』を思わせるアルバムのコンセプトやジャケのビジュアルから察するに、『単純な永遠』製作時の吉田建さんにその意識があったのでは?と思わせますね。

ビジュアル路線まっしぐら時代のジュリーは、よく『和製デビッド・ボウイ』と称されてましたし。

そういえば、『来タルベキ素敵』にも白井さんによる『スターマン』へのオマージュがありましたね。『アルシオネ』だったかな?

投稿: Mr.K1968 | 2012年6月 2日 (土) 10時12分

Mr.K1968様

ありがとうございます!

『単純な永遠』で言いますと、「プライド」のイントロでのS.Eとのかませ方は、僕にとっては「ダイアモンドの犬」を思わせます。
ボウイは何と言っても初期ですが、僕は『アラジン・セイン』から『スケアリー・モンスターズ』までの変遷もとても好きなんですよ。建さんプロデュース期の最初の3枚には、その頃のボウイのエッセンスを感じます。

「アルシオネ」は、「これはスターマンだと思う」という記事を結構以前に執筆しました。
その後、作曲者の銀次さんがブログで同じ内容のことを書いてくれて、とても嬉しかった記憶があります。白井さんではなく銀次さんのアプローチじゃないか、と思っていましたから…。

投稿: DYNAMITE | 2012年6月 3日 (日) 12時46分

DY様

ご多忙の折り、お返事ありがとうございま〜す。

20〜30年ぶりにボウイをちゃんと聴き直したくなりました〜。

ソロコン第1弾の名古屋が終わったら、第2弾の神戸まで時間があるので(全て当選する前提)、図書館通いをしま〜す(大阪の図書館は洋楽CDが豊富でして、先日もKISSのベストをウォー○マンに落としました〜)

『アルシオネ』のご伝授も拝見しました〜。既に3年前に書かれてたんですね。ご多忙中、失礼しました〜(;^_^A

ただ、てっきり白井さんによるものだと思い込んでましたが、銀次さんだとは知りませんでした。

ということは、イントロはアレンジ段階の遊び心で追加されたのではなく、作曲段階で既に組み込まれてたんですかねぇ〜?

投稿: Mr.K1968 | 2012年6月 3日 (日) 16時51分

Mr.K1968様

ありがとうございます!

名古屋からスタートですか~。
セトリのネタバレ我慢期間としては厳しそうですねぇ。
僕は昨年お正月の10日間の我慢ですら、息も絶えだえでしたよ…。

銀次さんは素晴らしいアレンジャーでもありますから、「アルシオネ」の完成段階をある程度は頭に描いて作曲し、白井さんにアイデアを伝えた…という感じではないでしょうか。
歌直前のドラムスのフィルインには、特にニヤリとしてしまいますね!

投稿: DYNAMITE | 2012年6月 5日 (火) 19時15分

DYさま      川越執筆中申し訳ありません    松席だったとか、、、

8.11渋公カガヤケイノチ セトリ レポ まで読んで 戻って来てしまいました。
The Monkees と聞いて コメしないわけにはいきません !!
以前 The Monkees に言及して下さった時は じっと我慢しておりましたが、今回は DYさまが The Monkees を大文字にして下さったものですから、、、

The Monkees の商業的成功を考えるなら 売り出し方として 彼等を引き合いに出した事は 十分ありますよね。
タイガースのテーマは 当時 The Monkees fan としては 許せませんでした。
それで、ソロになってから まア見てやるか と 軽い気持ちで行ったコンサートが 運のツキ
そこから怒涛のジュリー堕ち でした。
だから DYさまが 堕ちてゆくさま 手にとるように分かります。 本神席で見上げるジュリ様 堪能されたんですね。

それで Monkees を語る時は The を付けなければいけません。
ちなみに ユア レディ The MonkeesのDavy Jonesが先に歌っていると思います。72年くらい、ソロで来日した時、もちろん生で聞いておりました。ツベでupされています。
それから Kicks  The Monkees の Micky Dolenz も 歌っております。なかなかロックしております。
これも89年頃 来日した時に 生で聞いております。
グーグル検索で Kicks The Monkees で検索できます。  一度聞いていただきたい。

ジュリーの艶っぽい Kicks に対して Micky の ハスキーなセクシーボイス 両方好きです。 
あっ 私 Micky のfanです。  
 

投稿: ぷー  | 2015年10月26日 (月) 19時32分

ぷー様

ありがとうございます!

> Monkees を語る時は The を付けなければいけません

しかと覚えました!今後は留意しますよ~。

何といっても、デイヴィ・ジョーンズの「ユア・レディ」が存在していたとは驚きました。初めて知りました。
僕は「ジュリー70越えまでに『ジュリー祭り』セットリスト全曲の記事を書き終える」ことを拙ブログ当面の大目標として掲げています。そんな中、「何を書けば良いのかなぁ」と考えあぐねている重要な曲がいくつかあり、「ユア・レディ」もそのひとつでした。

素晴らしい考察材料、楽曲を紐解くヒントを授かった思いです。
本当にありがとうございました!

投稿: DYNAMITE | 2015年10月27日 (火) 09時11分

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