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2012年5月12日 (土)

沢田研二 「バラを捨てて」

from『JULIE』、1969

Julie1

1. 君を許す
2. ビロードの風
3. 誰もとめはしない
4. 愛のプレリュード
5. 光と花の思い出
6. バラを捨てて
7. 君をさがして
8. 未知の友へ
9. ひとりぼっちのバラード
10. 雨の日の出来事
11. マイ・ラブ
12. 愛の世界のために

-------------------

締切日が過ぎてから書くのもナンですが・・・みなさま、ジュリーのツアー後半戦の申し込みは無事お済みでしょうか?
僕の周囲にはギリギリになってから申し込みをなさる方々が多くて、「よく焦らないでいられるなぁ」と、いつも感心してしまいます。

僕は八王子、大宮、フォーラムを申し込みました。
前半戦で申し込んだ初日渋谷、びわ湖と併せ、すべて第一希望通りとはなかなかいかないのでしょうが・・・どの日も外れたら困る~。
初日は絶対行きたいし、びわ湖はもうすでにその日に合わせてカミさんの実家にお邪魔することを決めてしまったし、大宮はYOKO君今年唯一のチャンス日だし。
外れてもどうにかあきらめがつくのは、ファイナルのフォーラムだけかもしれません。
それに、後半戦初っ端の八王子が第二希望記入欄無し、って大丈夫なのかな。関東圏のファンはドッと押し寄せるような気がするけれど、8月の渋谷と間隔がさほど空いていないし、そんなこともないのかな・・・。

いずれにせよ、楽しみです。久しぶりのソロコンサートですからね!

そしてもうひとつの大きな楽しみ・・・真・タイガースの復活の話題も盛り上がってきましたね。まだ具体的には何も決まっていないようですが、ジュリーの東西トークショーではタイガースのことも大いに語ってくれたそうで、いよいよか!という感じです。
(トークショーは、7月31日の横浜が追加になったらしいですね~。ツアーが始まってからの日程ですし、また新しい話題もあるのでしょう。ご参加希望のみなさま、電話予約のご健闘をお祈り申しあげます!)

とにかく、5人が揃って色々と話しているらしいことが分かり、とても嬉しく思っています。
先の老虎ツアーは本当に楽しくて、武道館まで半年充実したタイガース・ナンバーづくしの日々が送れて、実はLIVEそれ自体はもうかなり満足させてもらった感があります。
でも・・・やっぱりセットリストに「廃墟の鳩」が無いっていうのは、完全なタイガースではなかったとは思いましたし、若輩の身で恐縮ながら、曲によっては「これで、トッポのコーラスがあればなぁ」と思ったナンバーもありました。
それがいよいよ実現に向かって動き始めているんですね・・・。

メンバーそれぞれのスケジュールを合わせることは、演奏曲目のリハだけでも相当難しいのでしょうが、僕個人的には、タイガースとしての新譜リリースにも期待したいんだよなぁ・・・。
そんなことしたらLIVEで昔の名曲がその分はじかれちゃう、という心配の声も大きいとは思います。だから、フルアルバムでなくても・・・5曲入りとかでもね。
トッポの曲、ピーの曲。王道のタローの曲。
サリーの詞。ジュリーも当然作詞するかな。
そして、体調のこともありレコーディング参加となると難しいシローにも、詞を書いてもらって、作詞者として新譜に参加という形はどうかな・・・なんて、僕は以前から勝手に考えたりもしています。

ジュリーとしては「急ぎ過ぎずに」ということのようですね。
僕はジュリーファンだからだと思うけど、ジュリーの発言を色々なブログさんで知って・・・まったく違和感が無いんです。その通りだなぁ、と思うばかり。
トッポのことも・・・CMなんて出なくっていいじゃん、僕はトッポの音が、曲が聴きたいよ!と、そう思うわけです。LIVEのことはジュリーに任せておけば、最終的にはメンバーすべてのファンが会場に集まってくれるよ!と・・・こんなところで書いても仕方ないんですけど。

まぁ贅沢を言えばキリがありませんが・・・楽しみを色々と膨らませながら次の情報を待ちたいと思っています!

それでは本題です。
”今度のツアーでは絶対に聴けそうもない曲”シリーズ。今日は、ジュリーのファースト・アルバム『JULIE』からお題を採り上げます。
「バラを捨てて」、伝授です~。

Julie1

アルバム『JULIE』収録曲については、参考資料としてこちらのスコアが手元にございます。

Sn390345


ショイン・ミュージック・刊 『沢田研二のすべて』より

曲によってはキーが変えられていたり、かなり手抜きの採譜だったり、曲のタイトルに誤植があったりと、なかなか一筋縄ではいかない(?)スコアブックなんですけど、それがかえって研究心をかきたてますし、何より収載曲が貴重で愛すべき1冊。
で、「バラを捨てて」は、せっかくジュリーがゆったりとした3連符のニュアンスで、音符を跳ねるように歌っているのが、メロディーの採譜ではスルーされている粗さはあるものの、コードについては比較的順当な感じの表記です。キーも原曲通りのト長調になっていますしね。

さて、アルバム6曲目の「バラを捨てて」。レコードだと、A面のトリの位置に収録されているのですね。
これは、つい最近になって「おおっ!」と突然好きになった曲。僕は未だに、ジュリーのアルバムを聴いていて、それまで見過ごしていた楽曲の魅力に突如憑りつかれる、というパターンがしばしばあります。最近執筆した曲だと「Silence Love」なんかも、そう。
ちょっとしたことで聴こえ方がガラリと変わり、劇的に好きになる、という・・・。
LIVEで生で体感することがそのきっかけになることが多いのですが、「バラを捨てて」の場合は・・・ジュリーとトッポの”仲直り”の噂のおかげでした。

「は?なんじゃそりゃ?」
みなさま、そうお思いでしょうね。

言うまでもなく「バラを捨てて」は、日常の断片を安井かずみさんの美しい感性で愛の歌に昇華させたナンバーで、トッポとはまったく関係がありません。
僕は前回記事のシメで、「当時、歌詞からジュリーとトッポのことを連想した先輩、いらっしゃらなかったですか?」と書いてしまいましたが・・・よく考えればそんなことはあり得ませんね。リリース時の状況、年代から考えてもね。
そう、この詞からそんなことを連想してしまうのは、正に「今」だからこそ。
ひょっとしたら、タイムリーなタイガースのことを何も知らない新規ファンだからこそ、の感想なのかもしれませんし。

これまで僕は「バラを捨てて」という楽曲タイトルについて深く考えたことがありませんでした。
情けないことに僕の脳内では、幼少のTVで観ていたジュリーの記憶・・・そのスーパーアイドル的イメージがそのまま残っている部分が自然にあって(それも悪いことばかりではないけれど)、例えば、あのジュリーが若い頃に「バラを捨てて」なんて歌を歌っていたんだなぁ、と認識すると、その瞬間脳内ではバシッと白スーツか何かでキメたジュリーが、口に咥えていた一輪のバラを「プッ!」と吐き捨てる、とかね・・・そんな映像が浮かぶわけです。
詞の内容とは関係なく、ほとんど無意識でそんなふうに捉えているわけですよね・・・。困ったことです。

♪ バラを捨てて 意地を捨てて
  G    Gsus4 G         Gsus4 G 

  帰ってくる 許しあお     う
  Am7     D7    G B7(onF#) Em  G7(onD)

  君はもう離れない ♪
  C       D7  G      

(註:上記紹介の参考スコアとは一部コードが違います。弾き語りならば僕はこう弾きます、ということです)

この曲での「バラ」というフレーズが、まぁ一般的な、「美しいけれど棘がある」という心情的な象徴として描かれていることは、分かってはいました。
ただ、たまたま最近”ツアーで聴けそうもない曲”探しということでアルバム『JULIE』を聴いていて(僕は、このファーストアルバムからはしばらくLIVEのセットリストに採り上げられる曲は無いのではないか、と考えています)、2番の「バラを捨てて♪」に続く「意地を捨てて♪」、そしてその後の「許しあおう♪」という箇所で、ハッとなったのです。
これは、いわゆる”仲直り”の歌だよなぁ・・・と。

男って多かれ少なかれ、他人から見たら「何をそんな頑固な」という「意地」がありますよね。
ジュリーにも、トッポにもあるでしょう。と言うか、この二人は大いにある・・・のでしょうね。タイガースのメンバーで言うと、ピーもそうかもしれませんが。
それは、男にとって大切な「矜持」を支えているもののひとつであるわけです。

「矜持」は、プライドであったり、考え方であったり、環境、人生経験・・・色々な要素で出来上がっていて、その中に「意地」というものも確かにあります。
ただ、ふとした瞬間に「意地」だけを取っ払った方が上手くいく、むしろ自分の矜持がスッキリする、ということがあるのではないでしょうか。
「意地」を捨てたジュリーとトッポが、残ったお互いの矜持をぶつけ合いながら、タイガースについて正に今、色々と話をしている・・・そう想像しただけでワクワクします。ぶつかり合うことも多い二人だけに、いざこの二人の意見が揃った時には、相当強い色が出てくると思いますしね。

そんなふうに考えて、「バラを捨てて」が単に男女の物語ではなく、男同志、女性同志の友情の歌とも解釈できることに、僕は今さらながら気がついた次第なのです。
ZUZUは、普通に同性の友達のことを詞にしたのかな、とも思えてきます。

タイガース在籍期間にリリースされたということもあってか、『JULIE』というアルバムには腰を据えてじっくり制作した、とは言い難い粗さもあり、全体のイメージとしてロック色が薄い作品でもありますが、ジュリーのみずみずしいヴォーカル、ZUZU=村井邦彦さんという旬な才能による曲作り、東海林修さんのプロフェッショナルなアレンジそれぞれに統一感もあり、名盤と言えるでしょう。
今まで通して聴くことが比較的少なかったアルバムですけど、今回ちょっとしたきっかけで「バラを捨てて」が大好きになったように、まだまだ僕の気づいていない魅力が多く隠されている作品のように思います。

まぁ、美しいけど棘は無いですよね・・・このアルバム。

それでは、次回更新はエキゾティクス時代のナンバーに飛ぶ予定です。
最近の記事、文量は若干短めになってきていますが、その分できる限り多くの曲を書いていきますからね~。

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瀬戸口雅資のジュリー一撃伝授!」カテゴリの記事

コメント

こんばんは!お久しぶりです。元気に仕事しております。
さて、加橋さんも加えてのタイガース…進んでますか。
実現の暁にはいっそのこと『ヒューマン・ルネッサンス』全曲演奏…したらどうかしら。当時も全部はステージで演奏はしてないと思うのですよ。

アルバム『ジュリー』はオリジナルのアナログ盤を中古で持ってます。ジャケットワークや付録のサイケなポスター、すごいです。甘い曲ばかりに感じて苦手でしたが、これを機会に再聴いたしますね。「光と花の思い出」がまずまずかな♪トッポの名前があるとコメントしやすくなる私です。

投稿: 秀和 | 2012年5月12日 (土) 23時19分

DY様 こんばんは。
正に「は?」でした。
トッポを思い起こす曲としては中期以降ならいくつか思い当たるんですが(I am Iとか)
初期では・・・。
しかし、「バラを捨てて」とは・・・そーきたか!・・・です。
私はバラというのは「華やかだけど虚飾という棘にまみれた生活」などど考えてしまってましたが、考えてみればZUZUがそんなありきたりなシチェーションを歌にしないかもですよね。
「魔少年」ジュリーを最初に見出したひとり、「恋してるのはボク 愛し合うのはネコ」なんて詩を普通に創ってしまう方ですから。
後半ツアーは八王子・松戸・フォーラムを申し込みましたが、フォーラムは外れたら困るんですぅ。今回初めて参加する30代の方の分も申し込んでるんで・・・。第2希望も書きようがなかったし。

投稿: nekomodoki | 2012年5月13日 (日) 00時57分

*ダイナムさんの深読み、今回は「ガッテン」な部分がありますょ。
〔バラ〕が比喩している概念が、〈ゴージャス〉〈虚飾〉〈見栄〉〈美意識〉〈理想〉…だとすれば、
『サムライ』で阿久悠さんが使った〔心に花束〕も同じものを表現した言葉ですよね。あれもきっと、バラの花束でしょう。

*若いジュリーの甘いハスキーな歌声は、ゆったりしたロングトーンにも合いますね。
但し、今回の御題曲のように、
『背中まで45分』もアルバムに収めておくだけで良かったのに笑。

*オマケ記入~
加橋かつみ:「《世界はボクらを待っている》というサイアクな映画を撮影してた頃に[もう絶対、タイガースをヤメルゾ]と思ってたんだよ。」
(数年前のソロライブでの発言.…会場で鉛筆も聴いてた笑)

投稿: 鉛筆 | 2012年5月13日 (日) 05時58分

秀和様

ありがとうございます!

元気にお仕事なさっている、ということで…体調もずいぶん良くなられたのでしょうね。何よりです!

まだ正式の発表も無く、ファンとしてはじっくり待つしかありませんが、タイガースは実現濃厚のようです。
そういえばジュリーのこのファーストはタイガース在籍時にリリースされたのでしたね。
僕も最初に聴いた時は全体的にちょっと甘めかなと思いさほど聴きこんでいませんでしたが、今はなかなかの名作だと思い直しています!

nekomodoki様

ありがとうございます!

やっぱり「は?」ですよねぇ
本当にたまたまのタイミングでこのアルバムを聴き、たまたまこの曲の歌詞にドキッとして…というただそれだけなのですが、結局は、メロディーも美しいし名曲だなぁと再発見できたのが一番嬉しかったんです。

しかし、やっぱり八王子は申込殺到してるっぽいじゃないですか~。
抽選無しで、全員入りきれるのかなぁ…。

毎度すみません、一度切りますね。

投稿: DYNAMITE | 2012年5月13日 (日) 10時29分

こんにちは
何十年という時間を行ったりきたりして
記事を書いていらっしゃるので
初期の曲になると、
その度に曲を確認している状態です。
それが楽しいです。

まだまだ勉強中です。
ネットを見ていて
「サリーのひとこと」というのを見かけ、
これが、「ロング~」の三番の歌詞にかかるのかと、
歴史を紐解いていたりします。

タイガース映画も去年ようやく見ました。
今見るとすごくゆるくておかしいのですが、楽しいです。
本人たちは、演じていて
恥ずかしかったかもしれませんが。

投稿: m・h | 2012年5月13日 (日) 16時23分

鉛筆様

ありがとうございます!

確かに…これまで具体的に考えたことがありませんでしたが、「サムライ」の花束はバラのイメージですね。

タイガースのメンバーは、映画イヤだったんでしょうかね…何だかすごく楽しそうに見えてしまうのですが…もちろんトッポも含めて。
忙しかった、大変だった、ということじゃないですかねぇ…。

それに、文字にだけで読むと「えっ?」という感じですけど、加橋さんも冗談っぽいMCだったんですよね?
そういうことでしたら、ジュリーのライヴでのMCにも、文字だけでは伝えられないニュアンスもありますから…。

m・h様

ありがとうございます!

僕も…自分で書いておきながら、読んでくださる方々、時代をあっちこっちに飛ばされて大変じゃないかなぁ、なんて考えることがあります(汗)。
でも、記事を読んで改めて曲を聴いてみた、と仰って頂けるのは何より嬉しいことです。

「サリーの一言」…本当に仰る通りですね。ジュリーの心にずっと残っている言葉なのでしょう。
この言葉は「greenboy」のジュリーの詞にも登場しますね。僕は「greenboy」の記事を書いた時にはそこまでは思い至らず、先輩方に教えて頂いて「あっ、サリーのあの一言か!」と気がつきました。

僕もタイガースの映画は好きですよ!
『ハーイ!ロンドン』だけは、ちょっと微妙ですが…。

投稿: DYNAMITE | 2012年5月13日 (日) 19時45分

こんにちは。

以前「ロンリーウルフ」でコメントさせて頂いたものです。
 そうですか!タイガース、ついにオリジナルメンバーでの再結成!同窓会とか、ゲスト扱いとか、サリー、ジュリー、タローのタイガースに対する思いがひしひしと伝わってきましたよね。それがついに!タイガースを名乗れる。ある意味かたくな、というか頑固な人たちですね。それがジュリーの魅力ですけどね。妥協が無い。
 タイガース初期のツインギターとタンバリン(マラカス)、リズムセクション・・・この音的なところとルックスがとても好きです。そして、あの絶妙なコーラス。シローには申し訳ないけど、オリジナルメンバーのあの(チープな言い方で申し訳ないけど)ガレージ感覚がとてもいい。ライブは田園コロシアムもぶっ飛んでいるけど、ファーストのあのロックな音!そして急にリリースされた「マイ・ジェネレーション」の未発表ライブなんて、もうたまんないですよね。山口冨士夫がタイガース初期のグルーブが好きだった、みたいな事を言ってたけど、わかる。というか、その当時見たかった(禁句ですね)。
 実は今ロンドンで暮らしているのでジュリーのライブどころか、新譜すら聞けない状況なのです。レコードでずっと聞いていたので渡英寸前に好きなアルバムだけピックアップしてCDを買い、ipodで聞いている状況です。そんな時にこのサイトを知ってしまったのでとても感動したのと、正直くやしい!ピーの復活はぜひ目撃したかった。でも、詳しいライブのレポートで状況が目に浮かんできました。ぜひ、ソロライブでの詳細なレポート期待してます。
 タイガースが復活したら帰る、とこの記事を読んでかなり本気で考えてます。またソロツアー記事で「月の刃」「We bigan to start」(これのライブは別格だった)をやったと確認出来て、さらにまだツアーは続くようだったら、帰ります。

 この、ジュリーのファーストはほとんど聞いていなかった、というより好きでなかったので「君を許す」「ひとりぼっちのバラード」「バラを捨てて」ぐらいしか印象に残ってません。この曲を聴いた後なかなかB面にいけなかった。可哀想にレコードはジャケットの中に戻ってました。でも、こう伝授されちゃうともう一回ちゃんと聞きたくなってきちゃいました。日本食は全く恋しくなりませんが、ジュリーでホームシック状態です。

 長々と申し訳ありませんが伝授のリクエストを。既にしていたらすみません。ライブに行ってこの曲をやってくれるとかなり得した気分になる「Candy」。それと「素敵な気分になってくれ」(これはCDを買いそこねたので音源が無い。でも、アタマの中でしっかり鳴ってます)。昔バンドでやっていて結局最後までしっくりこなかったので。(多分コードを拾いきれなかった)気長にまってます。

 サリーはタイガース、というかミュージシャンで活動する時は「修三」を名乗ってほしい。
 

投稿: Keiji | 2012年5月13日 (日) 21時29分

keiji様

ありがとうございます!

そうでしたか…現在はロンドンにお住まいとのことで、それではジュリーLIVEへの参加もままなりませんね…。
ピーの復活は多くのタイガースファンを呼び戻し、ツアー各地は熱狂に包まれました。僕のレポで少しでも雰囲気が伝えられていると良いのですが。

しかしながら、keiji様の仰るタイガースのガレージ感というものを、僕はまだ味わっていません。
それはおそらくトッポのギターが加わって初めて味わえるものなのでしょう。そういう意味でも、これからの真のタイガース復活は楽しみです。

リクエスト、承りました。
2曲とも、まだ執筆していません。実はずっと以前に「CANDY」の方は他の先輩からもリクエストを頂いているのですが、まだ考察が不完全で書けていません。もう少し時間がかかりそうです。

一方、「素敵な気分になってくれ」…これは完全に盲点になっていました。
しかしよく考えればこれこそ隠れた名曲と呼ぶにふさわしいですよね。「出来心でセンチメンタル」と甲乙つけ難い、玄人好みのロック・ナンバーです。
燃えてきました。こちらは何とか近いうちに…。

投稿: DYNAMITE | 2012年5月13日 (日) 22時10分

ダイナムさんが、拙コメ文末に〔?〕を御感じになるのも当然ですょネ。
*もちろん、加橋さんは冗談半分で喋ってらっしゃいました。ミッキー・カーチスさんの年下の相手との結婚をネタにして、笑いを誘ったりしてましたしね。

*映画《世界はボクらを待っている》に関して拙が推察すれば…
加橋さんは絵心の持ち主で芸術家肌ですから、映画の内容が気に召さなかったんでしょうね。
沢田さんは「あの監督さんは、アイドル映画を撮らなきゃならないという仕事を与えられたせいで落胆してたかもしれへん(笑)」というような発言をしてますよね。

*喋りを文章にした場合にニュアンスが微妙に変化しますょね。
書籍『ザ・タイガースと呼ばれた男たち』の中での、〈加橋さん〉インタビューページには「タイガースでは、沢田とは仕事上だけのつきあいでしたね」というような言葉が文中に有りました。
そののち、週刊文春だったか阿川佐和子さんがゲストと対談する記事で、〈沢田さん〉は「トッポは[沢田とは友達じゃなかった]って言ってるけど確かにタイガース時代に話しかけてくれたのはサリーとタローだけだったかな」と語ってます。
つまり、発言の文面をどう解釈するかで、気持の擦れ違いが起きるんでしょうね。
*結局、面と向かって話せばワカル。ってことでしょうか…。

投稿: 鉛筆 | 2012年5月14日 (月) 01時32分

DYさま、こんばんは。
ちょっとご無沙汰してしまいましたが、記事は欠かさず拝読しておりましたよ!
会社のお弁当タイムに(笑)

ちらちらじゅり風呂さん巡りをして、来タルベキその日がついに実現するのかと、この何日かワクワクして、お弁当の味もわかりません~
できれば、同窓会の曲もやって欲しいな。まぁでも、今回は落ち着いて待てそうです。

そして今回のツアーpart2は、なんと河内長野においでになる!ということで、隣の市在住の私、「地元優先」に色めきたったんですが…。
なにをもって「地元」なんですかねぇ?
近隣の市町村名まで調べているわけでもないだろうし、茶話会さんの席決めって謎ですねぇ。
あ、田舎な河内長野ですが、ジュリーはきっと嬉々としておいでになると思われ(汗)

「天野酒」というお酒が名産だから。
(ラブリーホールのスタッフさん、もしジュリーが知らなくても決して話題にしたり、お土産を持たせなくてもいいですからっ)

で、河内長野に来る、というのを、ほぼ虎福岡に参戦したママ友さんのお母様(ジュリーのファンでした)に、インフォのコピーを添えてお伝えしたら、今日お会いした時、「やっぱりタイムリーに情報が欲しい!と思って、澤会に入会しちゃった」んですって!
いやぁ、布教活動はやってみるもんです、はい。

…えーっと、肝心の伝授の曲ですが、ヒヨッコの私が持っている訳がなく(号泣)、長々と個人的なことをすみません
いくら追い求めても、全てを手元に集められない、長くて深いジュリーの歴史の結晶。
その一つ一つがすべてキラキラ輝いているんだから、ジュリーファンはやめられません!

投稿: wine | 2012年5月14日 (月) 23時04分

鉛筆様

ありがとうございます。

やはりそんな感じの発言でしたか~。
でも、ある程度本音は本音なのでしょうね。
僕は『世界は~』の雰囲気は好きです。「イエロー・キャッツ」という名曲も誕生し、そのシーンだけでも楽しい…この曲は真・タイガース再結成の暁には是非演奏して欲しいナンバーですが、さすがに無理ですかね…。

とにかくジュリーとトッポが色々と話せる状況になったことは何よりだと喜んでいます。

wine様

ありがとうございます~。

このところ「大長文」ではなく普通の長文になっていますが、お楽しみ頂けているでしょうか。
ツアーが始まるとレポ執筆に時間をかけますから、今のうちに楽曲お題の記事をたくさん書いておこうと思っています。

澤会さん仲間が増えたのですね~。
そのお友達もきっと今頃、欲しい作品がたくさんあって悩んでいるでしょうね。

このファーストアルバムは名盤ですが、大人買いの最後の方にとっておくのも良い手かもしれません。
ちょっと他のアルバムとは雰囲気が違うように感じるのです。
たぶんそれは、後追いファンだからなんですけどね…。

投稿: DYNAMITE | 2012年5月15日 (火) 17時29分

DY様、はじめまして。
今日、ごちゃ箱さまのところにはじめてお邪魔させていただいて、はてなアンテナの登録はDY様がご自身でされているのを知りまして、、、私のブログもご登録頂いていたので、お礼を申し上げに参上しました。ありがとうございます。中抜け30年間の曲を、こちらでいろいろと勉強させていただいています。今回のバラを捨てて、、大好きで、TUBEにもUPしています。
DY様の独特の読み解き、とても為になります。
今後ともDY様の目線で、たくさんの曲を紹介してください

投稿: じゅ・かーこ | 2012年5月15日 (火) 18時24分

じゅ・かーこ様

はじめまして!
ようこそいらしてくださいました~。
僕も、かーこ様のブログにはいつもお邪魔させて頂いているのに、読み逃げで失礼しておりました…。

僕は不器用なのか検索が下手で…かーこ様のブログに出逢ったのは、つい最近のことです。
確か最初は、相互リンクさせて頂いておりますもじもじそわそわ様のブログのコメントのリンクから、まずnemigi様のブログに出逢い、そちらからさらに、かーこ様のブログに…と、次々にそれまで知らずにいたじゅり風呂さんに出逢ったのでした。
新鮮に楽しく拝見させて頂き、すぐにアンテナに登録させて頂いた次第です。以来、毎日のようにお伺いしております。

僕はジュリーファンとして数年しか経たない新米ですが、頑張って勉強して、たくさんの曲について書いていきたいと思っています。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます!

投稿: DYNAMITE | 2012年5月15日 (火) 21時15分

DY様
いつも勉強させていただいております。
拙ブログ経由で新しく出会いがあったと書いてくださり、
うちなんかでも一つくらい役にたったかあ(v^ー゜)ヤッタネ!!
と、嬉しくて出てまいりました。

すみません、この場をおかりして。
かーこ様、私も読み逃げしておりました。
またコメントさせていただきます。
よろしくお願い致します。

DY様「バラを捨てて」の伝授ありがとうございます。
あの頃のジュリーの声がちゃんと聞こえてきます。
泣きそうです。

投稿: もじもじそわそわ | 2012年5月16日 (水) 18時30分

もじもじそわそわ様

ありがとうございます!
こちらこそ、毎日楽しませて頂いております~。

もじもじそわそわ様のブログのおかげで、僕の知らないじゅり風呂さん、まだまだたくさんあるんだなぁ、と分かり、以来自分なりに探してはみるのですが…僕は相当検索が下手なようで、なかなか…。

投稿: DYNAMITE | 2012年5月17日 (木) 21時29分

DY様

ご無沙汰しております~。

名古屋以降、ジュリーライブ不足の禁断症状と戦っておりましたが(笑)、先日、禁断症状など簡単に吹き飛ばすビッグサプライズがありました。

何気なく密林さんを見ておりましたら、何と入手不可能だった「JULIE」「JULIEⅡ」がほとんど定価で入手できるではありませんか~!!

急いでポチり、昨日、届きました。諦めかけてましたが、これでオリジナルアルバムは完全制覇です!!

さっそく「JULIE」から一回通して聞きましたが、「誰も止めはしない」のソロバージョンに完全にやられました~。ファーストアルバムでもちゃんと、日本創世記のROCKER「沢田研二」を証明してくれてましたね~。

時間がなかったので「JULIEⅡ」はさらっとBGM的にさらりと一回聴きましたが、ファーストアルバムと比べてロック的アレンジへの傾斜ぶりが凄いですね~。

いったいファーストアルバムからセカンドアルバムの間に何があったんだと思ってしまいます(笑)

明日以降、2枚とも聴きこみます~(^^♪

投稿: Mr.K1968 | 2012年9月 1日 (土) 21時38分

Mr.K1968様

お返事がずいぶん遅れてしまい申し訳ありません。
先週から夏風邪をこじらせてしまいまして…

さて、ジュリー・オリジナルアルバム完全制覇おめでとうございます!
最後の2枚がファーストとセカンドとは…なにか長かった道のりを象徴するようですね~。

セカンドは、完全にアレンジと物語性を全面に押し出した作りです。
あれほどアレンジに凝ったアルバムはジュリーの歴史上でもなかなか他にありません。

しかし、聞き込むうちにジュリーのヴォーカルにやられる瞬間が来ますよ~。
最高のコンセプト・ロックアルバムだと僕は思っています!

投稿: DYNAMITE | 2012年9月 3日 (月) 18時56分

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