沢田研二 「Snow Blind」
from『greenboy』、2005
1. greenboy
2. atom power
3. Snow Blind
4. 永遠系
5. 笑う動物
6. ふたりの橋
7. GO-READY-GO
8. リアリズム
9. MENOPAUSE
10. 君の笑顔が最高
-------------------
いやぁ・・・世間では6月からのツアー『3月8日の雲~カガヤケイノチ』の初日チケット抽選の落選通知が送られてきているそうですね。
何人かの先輩方が、落選の憂き目に逢っていらっしゃいますが・・・僕の自宅にはまだ何も届いていません。
大丈夫かなぁ・・・。
しかも、今の時点で落選通知が来ているかたは、第二希望を記入していないか、もしくは第二希望まで落ちてしまった、というパターンに限られているわけですから、現段階ではまだ僕も初日に当選しているかどうかは分からないのです。第二希望に回ったかどうかは、チケットが送られてくるまで明らかになりません。
毎度のこととは言え、スリル満点ですねぇ・・・。
それもまた、ツアーを待つ楽しみのひとつと考えることにします。6月に入ったら完全にLIVEモードのスイッチを入れますが(お馴染み”全然当たらないセットリスト予想”シリーズの記事を開始するってことね)、それまでは粛々と、様々なジュリーナンバーに思いを馳せながらゆっくり朗報を待つとしましょう。
それでは。
今回から3曲ほど続けて、『ジュリー祭り』セットリストからのお題を採り上げようと思います。
ジュリーの70越えまでに、僕がジュリー本格堕ちを果たしたあの宝物のような『ジュリー祭り』のセットリスト全曲をこのブログで記事として網羅する・・・ささやかながらも大きな、個人的目標です。そのために、『ジュリー祭り』セットリストから年に10曲前後をピックアップして執筆していく、というノルマを自らに課しているのです。
まぁ単純計算だと、もう年に5、6曲のペースで充分間に合うところまで来ているんですけどね・・・。
今年はこれまで『ジュリー祭り』セットリストから「君だけに愛を」「勝手にしやがれ」という超有名なナンバー2曲を執筆しました。
6月からはツアーが始まります。そうなるとなかなか自由課題の執筆時間がとれなくなる可能性も出てきますから、この4月にまとめて3曲ほど書いておき、今年前半の5曲、ということでノルマのメドをつけておこうと思います。
まず今回は・・・。
前回記事「四月の雪」からの「雪」繋がりでもあり、「ジュリー作詞作品」繋がりでもありますバラードを選びました。
アルバム『greenboy』から「Snow Blind」、伝授です~。
まぁ一応「伝授」などと言ってはみたものの、僕としては冷や汗モノのお題です。
かなり以前から拙ブログへお越しくださっているみなさまは、僕がそう書いていたことを覚えていらっしゃるかもしれませんが・・・実は僕は少なくともドーム直後くらいまでは、この「Snow Blind」という曲がどうにも苦手だったんですよ~。
近年のジュリー・ナンバーへの圧倒的知識不足の状態で臨んだ『ジュリー祭り』で生で聴いた時には「へぇ~、面白い進行、アレンジの曲だな~」と思いました。その後の大人買い期でも、この曲との再会は楽しみにしていたのです。
ところがいざCD『greenboy』を購入し、初めて歌詞の細かい部分を把握して・・・歌詞カード読みながら聴いていると、とにかく
「まじ I love you」
このフレーズをどうしても受け入れることができず、途方にくれました。
今となっては、「何故そんな細かいことに引っかかっていたんだろう」と不思議にすら思うほどですが、当初は本当に違和感バリバリで。
思うに、自分のヒヨッコ加減・・・つまり、ジュリーを全然知らなかった、ってことなんだと思います。
まず、『ジュリー祭り』以前の僕にとって、ジュリーは”往年のスーパースター”でした。
もちろんずっと現役でいることは承知していたけれど、僕の認識の中では、阿久=大野ナンバーで歌謡曲のトップに立ち、その後エキゾティクスを率いてカッコいいロックをド派手にカマしていた、良い意味で偶像、虚飾を貫いたジュリーの姿があったのです。ですから『ジュリー祭り』に臨んでも、80年代までのバリバリの時代の曲でほとんど固められることを期待していました。
なにせそれまで全くLIVE参加の経験が無く、ほんの数枚を除いて、熱心に聴いていたのはポリドール時代のアルバムばかり。とにかく「人間・ジュリー」を知らなさ過ぎたこと・・・それに尽きます。
つまり当時の僕の感覚からすると、あのスーパースター・ジュリーが「まじ」なんて俗っぽい言葉を使うわけがない、というわけ。
僕の中にいたジュリーは「まじ、好き」などと言って女性を口説くなんてあり得ない・・・女性には愛されるのが必然、自分から愛を訴えることなどしない。そんな必要はない、と。
・・・なんという勝手なイメージですかねぇ~。
でもそんな感じで、ジュリーのことをよく知らずにイメージ固定している僕と同世代の人は、きっと多いんじゃないかなぁ。
しかも「まじ」ですからね。
そんな下々の言葉(というイメージでした)をまさかジュリーが、と考え、スーパースター像とのギャップに僕は悩んだワケです。
さらに言うとこれがもし「超・アイラヴユ~♪」だったら、「まじ」の数倍凹んだでしょう。ジュリーには、いわゆる僕等世代より後の若者から派生した言葉は似合わないと決めつけていました。
先述の通り、アルバム『greenboy』を購入した頃の僕は激しい大人買いの真っ最中で、ジュリーの話ができる唯一の友人(だったのよ、この頃は)であるYOKO君に、聴いたアルバムの感想をその都度真夜中の電話で報告する、というのがお決まりのパターンになっていました。
それまでは、『サーモスタットの夏』を聴いては「凄ぇぞ!」と騒ぎ立て、「PEARL HARBOR LOVE STORY」の歌詞全文をメールに書き起こして送りつけたり、『sur←』を聴いては「時計/夏がいく」の勝手な脳内振り付けを細かく説明したり、という怒涛の「オマエも聴け!」攻撃が続いていたのですが・・・。
『greenboy』の時は、だいたいこんな感じの会話になりました。
D「今度は『greenboy』を買ったんだけどさ・・・」
Y「ん?テンション低いな。どうした?」
D「”Snow Blind”って、ドームでやった曲が入ってて・・・」
Y「あぁ、シングル攻勢の後にやったヤツね。イイ曲だったじゃん」
D「うん・・・イイ曲だとは思うんだけど・・・ジュリーが”まじ、アイラブユー”って言ってるんだよ~」
Y「は?」
D「だから、これはジュリーの詞なんだけど、ジュリーが”まじ”って言ってるのが、素っ頓狂な感じで受けつけないんだ・・・」
Y「何だそりゃ?」
まぁ、その後なんだかんだと言いまして、僕の言ってることは伝わったと思うのですが、YOKO君にしてみれば自分が音源を聴いていない状態なわけですから、何のこっちゃ感はあったんでしょうね。
最終的に彼は、しょげかえるDYNAMITEをこう一喝しました。
「ジュリーが”まじ”だっつ~なら、マジなんだろ!100回聴いて乗り越えろ!」
で、100回・・・聴いたかな?
数えていたわけではないのでひょっとしたら50回くらいなのかもしれないけど、YOKO君の言う通り、何回も何回も聴きましたよ~。
ちょうど『ジュリー祭り』の年が明けた2009年お正月、僕は幸運なご縁があって、参加をあきらめていた『奇跡元年』に行けることになり、2000年代のジュリー・ナンバーを必死で予習した時期があります。「Snow Blind」もその頃に相当集中して聴いたんですよね・・・。
2009年末には、もうすっかりこの曲が大好きになっていました。完全に乗り越えたのです。
今では、いかにもジュリーらしい歌詞だなぁと思えてきています。
一途に、その身を相手の中に深く沈みこませよう、という詞ですよね。
前回記事「四月の雪」で、ジュリーは季節外れの雪に違和感、とまどいを覚えながらも、「たったひとつ信じられるもの」「自分の中に存在する確かなもの」として愛を描き、相手(聴き手)に無防備なまでに身体を預けるという、ジュリー作詞の今も変わらぬ本質を考察しました。
「Snow Blind」の50代のジュリーも、20代の若きジュリーと全く本質は変わっていないと思います。
♪ 降り積もるよ 君の 謎が
Fm B♭m7 E♭7 A♭
愛のように 雪のように ♪
Fm B♭m C7 Fm
「謎」とは、ジュリーが抱くちょっとした違和感。それが降り積もる雪にシンクロしています。
ほんの少しのすれ違いが、「君」の中に雪を重ねる瞬間をジュリーにもたらし、確かな「愛」も謎となって深く積もっていったのでしょうか。
しかし
♪ 君の知らない僕も いるよ
F C B♭m F
僕の知らない君がいようと ♪
G C B♭ Am G(onD)
「君」が謎であろうとどうであろうと、「僕」はこうなんだ、という強い意志ですね。
「僕」の思いは確かであるということ。君の知らない僕がいたとしても、「僕」は「僕」の愛が確かであると知っている。
ならば「君」もそうに違いない、という歌なのでしょう。
相手のことをすべて知ってから好きになるなんてあり得ない、とジュリーは言っているのですね。
「知る」ことよりもまず、「まじ I love you」の気持ちの方が先。それが当たり前だし自然だろう、ということなんじゃないかなぁ・・・。
歌詞の作り的には、Aメロで謎を投げかけサビで悟る、という仕組み。
これがまた、伊豆田洋之さんの作曲とマッチしまくっています。
「Snow Blind」は基本ヘ短調ですが、サビ部だけヘ長調に近親移調しています。転調の理屈としては、「魅せられた夜」や「追憶」と同パターン。サビのメロディーでいきなりでパ~ン!と視界が開けたように明るい感じになるのです。
いざ好きになってみると、何と素晴らしい曲かと思います。
まず、伊豆田さんの曲が最高に良かった、という『ジュリー祭り』の生の感想へと立ち返り、さらにそこから、自分がこれからずっと勉強していこうと決めたジュリーという人間は、こんな人なんだ・・・そんな思いがプラスされれば、「Snow Blind」ほど無敵なバラードというのもなかなかありません。
ジュリーが「ドームで歌いたい」80曲にこれを挙げたのも、今となっては大納得なのです。
そして、ここまで「信念」あるが故に心を晒せるのがジュリーの強さ、優しさだと思いますし、だからこそ今年の新譜がああいう作品になったのだ、とも・・・。
こうして、今では大好きになった「Snow Blind」。
ただし白状しますと、僕にはこの曲の他に、乗り越えなければならない曲がまだ残っていたりします・・・。
これまでにも何度かコソッと書いたことがあるのですが、不肖DYNAMITE、未だに好きになれていないジュリー・ナンバー・・・通称”三大壁曲”と呼ばれるものが3曲存在するのです。
まず1曲目は、この曲がダメだ、と言うと多くの先輩方から「え~っ?!」とブーイングを浴びまくるというナンバー・・・おそらくジュリー界ではかなり人気の高い「素肌に星を散りばめて」。
ただ、名曲であることは認識していますから、1度でも生のLIVEで聴くことができたら必ず好きになるだろう、とは思っています。
とにかく僕みたいな奴の悪いクセ、というか陥りやすいことなんですが・・・どんな曲でも、初めて聴く際にはまず全体の作曲構成やアレンジに耳を向けてしまうんです。
で、初めて「素肌に星を散りばめて」を聴いた時
「あれっ?これは光○○NJIの「パラ○○ス銀河」にそっくりの構成じゃないか?」
と思ってしまって・・・。
無論、作曲の順序は銀次兄さんの方が全然先であることは分かっています。でも不幸にして僕は知る順番が逆でした。
以来、この曲を聴くと脳内にローラースケートをはいた少年達が登場してしまって・・・大変困っているのです。誤った脳内映像を払拭するには、直に、強烈に「これはジュリーの曲なんだ!」という新たなシーンを植えつけるしかありません。
いつか、生で体感できますように・・・。
2曲目は「お気楽が極楽」。
これは、なんだかバックでビョンビョン言ってる雰囲気と、ちょっと長尺なのが引っかかっているだけ。
要は、聴き込みが足りていないのでしょう。アルバム『いい風よ吹け』はこの1曲を抜くとちょうど通勤時間にピッタリの長さになるので、そうやって編集して聴いていた時期(2008年末)があってね・・・印象がそのままになっちゃってます。
生で聴いたらたぶん普通に盛り上がるかな・・・自信はないですけど。
そして3曲目・・・「涙のhappy new year」。
こちらも先輩方の人気が高い曲なのに、僕はどうも落ち着いて聴くことができません。そしてこの曲がダメな原因が、かつて「Snow Blind」がダメだった理由にとても近いんです。
つまり、歌詞に馴染めていないということ。特に
「携帯の機種が古すぎるから」
ってのが、どうもイカンのですよ。
何故イカンのかは、自分でもよく分かりません。ただ、こんなドラマティックなメロディーにその歌詞はないだろう!と感じた初聴の印象を、未だにずっと引きずっているのです。
これも、100回聴いたら乗り越えられるのかな・・・?
ちなみに私事ですが、今のDYNAMITEの使用している携帯は機種が古すぎ、今年の7月に強制的に通話が不可能になることが決まっています。それまでに機種交換しないと、それこそ猫や犬までに馬鹿にされそうです。
面倒な操作を覚えることが苦手なので、今時「携帯から携帯への機種変」などという稀有なパターンをやってしまいそうですが・・・一応お尋ね申し上げます。
みなさま、スマホって正直どうなのですか?
メリットあります?
「涙のhappy new year」の話に戻りますけど、思えば昨2011年は大変な1年で、年が変わる際も厳粛な雰囲気と、やりきれない思いと、祈りがありましたね。お正月といっても、浮かれた感じではいられませんでした。
そんな年の迎え方をした中で・・・ツアーを控えたジュリーの頭の中に「涙のhappy new year」という楽曲がもしかすると浮かんでいるかもしれませんね。
「Snow Blind」がセットリスト入りしたなら、今では大喜びの僕も・・・「涙のhappy new year」が来たとするなら、これは正直かなりの試練です。
でも、きっとその後、何とか好きになろうと100回でも200回でも必死に聴くでしょう。
だって・・・僕は「まじ I love JULIE」なんですからね!
降り積もる謎が解けていくほどに、どんどん好きになっていくのかもしれませんし・・・。
さて、最後に。
多くの先輩方はとうにご承知でしょうが、「Snow Blind」はいくつか映像作品が残っていますね。
『ジュリー祭り』の「Snow Blind」ももちろん素晴らしいのだけれど、僕は2004年のクリスマス・コンサート『師走-ROMANTIX』でのこの曲のシーンが大好きです。
翌2005年リリースのアルバム『greenboy』から先がけて披露されたこの「Snow Blind」には、いかにもクリスマスらしいステージ演出があって、歌うジュリーに雪(材質は紙?発泡スチロール?)が降り注ぐのです。
大量の雪にちょっととまどったような表情で熱唱するジュリー、本当に愛をむき出しにして晒すようなヴォーカルです。
まぁ「大量の雪」とは言っても、夜ヒットの「ダーリング」の紙テープほどではありませんけどね・・・。
まだ観ていらっしゃらない方々は、是非!
それでは次回も、『ジュリー祭り』セットリストからのお題更新です~。
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コメント
これは大好物!
タイトルを聞いただけで映像で蘇るほどです^^
あのですね「マジで」と歌う曲がもうひとつあるのです。
みんなの歌でおなじみのTEA FOR THREEの名曲「あなたが見える」のカップリング曲は「君を真実(マジ)に愛せなくては他の何も続けられない」 というのです。(1997年http://www.youtube.com/watch?v=uptRmT3-m_g)
この曲のとき私も「え゛マジでってマジに変^^;」って思いましたから、「Snow Blind」のときには慣れておりました(笑)
もう一曲増えても大丈夫かな?
それとも”四大壁曲”になっちゃうのかも。
それと、師走-ROMANTIXで降りそそいだのは本物の雪(霙)でした。
久しぶりに出てきて姑のようなダメだしでごめんなさい~~~
投稿: かの | 2012年4月17日 (火) 22時30分
かの様
早速のコメント、ありがとうございます!
そうそう、TEA FOR THREEのマジ、ありますねぇ。
僕がTFTを知り実際に曲を聴いたのは2010年のことでございました。ですからその時にはもう「マジ」に免疫はできておりましたのです~。
しかし、かの様のコメントで納得です。
僕は当時(ジュリー祭り直後)、「みなさん、マジアイラブユ~に違和感ないのかなぁ」なんて考えていたのですが、ずっと前に「マジ」の試練が訪れる人には訪れていたというわけですね。
僕は「Snoe Blind」を生で聴いたのはまだ『ジュリー祭り』1回きり。
ジュリー自身も好きな曲だとは思いますから、今後体感する機会はあるだろうな、と確信しています。その時が楽しみです!
投稿: DYNAMITE | 2012年4月17日 (火) 22時47分
DYさん、お邪魔します。
この作品は、歌詞もジュリーの歌唱も好きです。伝授記事を読むと、DYさんのいろんな部分が見えてきますね。「まじ」でつまづいたというところが、私にとって意外でした。この曲でのジュリーは「まじ」を前置詞のように発音して歌っていて、♪まじ I love you♪という歌詞も、2番の♪でも I need you♪に対応していて、韻を踏んでいるので、正直、私から見るとDYさんがつまづくほうが不思議なのですが…人の数だけ聞き方があることを再確認しました(ちなみに、Tea For Threeの「君を真実(マジ)に~」は、もろに“マジ”と歌っていますが、個人的には、想定の範囲内で『ジュリーらしいな~』と思いました)。で、もう1つ不思議なのは…DYさんの「素肌に~」に対するイメージが、いまだ、光○○NJI「パラダ○○銀河」のままであることです…。これも、私には分からないです。ジュリーが、オンリーワンであることは、もちろんですが、「パラダ○○銀河」のときの光○○NJIもオンリーワンです(爆)!混ざるなんて、考えられません。やはり、中学生の頃のアイドルは、ファンであってもなくても、特別な存在であることを実感しました。
投稿: 74年生まれ | 2012年4月18日 (水) 00時56分
DY様 こんばんは。
何だか読みながら笑っちゃいました。
私も「マジ」がダメ?へ?何で?
ローラースケートがどーのこーのなら武道館、と聞くとタイガースよりローラーゲームを思い出してしまう(高校のころ売り子のバイトしてまして、なぜかいつもローラーゲーム・・・知ってます?東京ボンバーズとか・・・その録画中継のときばかり呼ばれたんです。)私の立場は?
スマホは、時々パソコンがネットに繋がらなくなった時の救世主です。
パソコンでコメント打ってると猫がキーボードの上をてくてく澄まし顔で歩いて「またしょーもないこと書きこんでるんでしょ、書き直してあげる。」とばかり意味不明のカキコミをしてくれます。
そうそう、「15の時」は100%事実だと思います。当時男性誌(女性誌ではありません)でジュリーがインタビューでそんな風に答えてましたから。
すみません。「Snow Blind」
ロマンチックな歌なのにしょーもないコメントになってしましました。四月の雪は「天にかかりて色あり 地に落ちて声なし」ということで。失礼しました。
投稿: nekomodoki | 2012年4月18日 (水) 00時58分
DYさま
こんばんは~
♪降り積も~るぅよ~君の~謎がー~
ジュリー祭りの前、
おそらくセトリ予想というので
つべに「明星」があがっていました。
美しい星々の編集と、♪君は~旅の空~というジュリーの声。
自分はそれを、
「地味な曲だ」と、なんと素通り。
というかココロ三部作、ちらりと聞いて、ダーク加減に放置していたのでした。
自分、バカバカ。
生で聞いたときの「明星」と、
その前曲のこの「Snow Blind」の流れ。
「あ゛、負けました。やっぱりジュリーだね♪」
しみじみ思った思い出の曲です。
伝授、ありがとうございました。
それにしても「素肌に星を散りばめて」が、
「パラダ○○銀河」とそっくりはないっしょ。
♪夢はフリーダムフリーダムの「ス○ーライト」と「パラダ○○銀河」、ローラースケート履いて歌ってみたいけど、「素肌に~」は思いませんもん。
投稿: ぬこ | 2012年4月18日 (水) 02時49分
DYNAMITEさま
お久しぶりでございます。
いつも、温かい伝授ありがとうございます。
今回は、あんまり面白くって出てきました~
だって、私も「マジ」を初めて聴いた時、
え。。。う。。。ここが惜しすぎる…
私が歳とったから現代語に違和感?…でも、ジュリーは私より年上…
と、混乱したものです。
DYさん、乗り越えたんですね。。。いいな。私、まだダメです(泣)
「マジ」のところは、心の耳を塞いでやり過ごし、この素敵なバラードを聴くのです。
『ロンリーウルフ』といい、シツコイ性質なのかしら、とも思いますが。
投稿: りんだ | 2012年4月18日 (水) 18時21分
74年生まれ様
ありがとうございます!
いやいやお恥ずかしい…僕の場合た○きん世代なので、件の曲とは年代的にズレがあり、どうも軽く見てしまいます
もう少し年をとってからだとアイドルソングも平気になるんですけどね…20代前半のバンド男はそういう意味で始末が悪いと言うか…。
「まじ」はおそらくずっと続けてジュリーを観てきている方々にとってはむしろ自然なのかも。ただ、YOKO君は最初から平気だったらしいので、やっぱり僕の感覚が変なのかな…。
☆
nekomodoki様
ありがとうございます!
高校生の時に武道館でバイトですか~。
いやぁ都会育ち、って感じです。僕の田舎なんて、高校生でバイトなんて問題視されるほどでしたからね…。
ただ、「素肌~」は一度生で聴けばすべて解決するはずなんです。
セットリストで出逢えた時には、速攻で記事にとりあげるんだろうなぁ、と思っています!
☆
すみません、一度切ります~
投稿: DYNAMITE | 2012年4月19日 (木) 12時21分
ぬこ様
ありがとうございます!
ドームのセットリストで「明星」を当てたかたがいらっしゃるのですか…凄い!
さすが、としか言いようがありません。
僕も東京ドームでは「こんなに自分が知らない名曲があるのか!」と自らの不明を恥じるばかりでした。
「素肌」と「パラ○イス」については…う~ん普通は分からないものなのかなぁ。コードとかアレンジの噛み方の感じなんですけどね…。
☆
りんだ様
力強いご賛同(笑)、ありがとうございます!
りんだ様もそうかと思いますが、中抜けの先輩方には僕の感覚も伝わるかなぁ、とは思っておりましたので…。
ただ、僕は完全に乗り越えましたよ!
歌詞も曲も、クセになってしまう良さがあって…ジュリーのバラードの中でも説得力のある名曲と、今では大好きになっています~。
近い将来、また生で聴ける日があるといいなぁ…。
投稿: DYNAMITE | 2012年4月20日 (金) 12時35分
DY様
「素肌」と「パラ○イス」についてはおっしゃる通りだと思いますよ〜
ただ私の場合は「素肌」は中学性の頃、リアルタイムで聴いてましたんで結構好きでしたが。
逆に「パラ○イス」の方は「素肌」の後から聴いたんで、リアルタイムで大ヒットしてた頃は「な〜んかどこかで聴いた曲だなぁ」と思ってました(苦笑)
ただ、ドーム後に完全にジュリー熱が復活してから、十数年ぶりに「素肌」を聴き直した時の印象はDY様と全く同じです。完全に記憶が「パラ○イス」に上書きされてました(爆)
ちなみに発表当時、ジュリーは「素肌」を「ミュー○ックフェア」かなんかの出演時に唄ったりしてましたよ〜。
追伸
今回のお題の曲は、ドームで初めて聴いたはずなんですが、ドームの時ですら「ずっと前から知ってる曲」という印象でした。なぜなんでしょうか(苦笑)?
投稿: Mr.K1968 | 2012年4月20日 (金) 22時20分
Mr.K1968様
ありがとうございます!
「素肌」と「パラ○イス」説につきましては、YOKO君に続く2人目のご賛同者となります…。
まぁポップ・ロック・チューンとしては王道の構成とも言えますから、最初は偶然似ちゃったんだろうな、と思ったのですが、後に「パラ○イス」の作曲者の飛○さんがジュリーファンであることを知り「はは~ん」と思い直したり…。
「Snow Blind」は良い意味で新時代っぽくないんですよね。80年代、90年代の作品と言われても納得のナンバーです。
おそらく『ジュリー祭り』でMr.K様も、そんなことを感じながらお聴きだったのではないでしょうかね…。
HN洩れは修正しておきます~。
投稿: DYNAMITE | 2012年4月21日 (土) 09時27分
DY様
HN修正ありがとうございました。
賛同者がそんなに少数派だとお聞きして少々不安に思い、再度「素肌」を聴き直してみましたが、イントロと間奏のアレンジの組み立てなど、やっぱり後発の「パラ○イス」の方は「素肌」に対するオマージュとして作られたのでは?などと妄想してしまいます(苦笑)
初めて知りましたが、作曲したAS〇KAさんはジュリーのファンだったんですね。なるほど〜、詞先だったのかなぁ(笑)
ただ聴き直してみて思いましたが、アレンジより先に、ジュリーのヴォーカルから「素肌」が脳内にインプットされた皆様にとっては「パラ○イス」とは全く別物というのも分かる気がします。
「パラ○イス」はあのヤンチャなメインヴォーカルの少年を中心としたローラースケートを履いた少年達が歌って踊るのも含めたパッケージで、作品として大当たりしたんでしょうから。
追伸
お題の楽曲の考察もありがとうございました。
「なるほど」です。
ドームでは「このタイトル何だっけ」と思ってたくらいですから、それほどジュリーに合った名曲だと言うことですね。
投稿: Mr.K1968 | 2012年4月21日 (土) 16時30分
Mr.K1968様
ありがとうございます!
そうそう、正しく仰る通りで…。
「素肌」を無心でジュリーのヴォーカルを追うように聴いていれば、両曲の関係に思い至ることはなかったはずで…多くの先輩方が「え~~~っ?」と仰る方が実は正しいジュリーの聴き方だったりするんでしょうね…。
こういったことは僕にとっては職業病のようなもので、陥りやすいパターンです。
気をつけなければなりませんねぇ…。
投稿: DYNAMITE | 2012年4月21日 (土) 23時42分
*ダイナム様に無関係ながら、パケット代金節約かつ自分の思う処あって数ヶ月間ネット利用しないその前に、
御助言を乞うコメントを記します。
*《カガヤケイノチ》の歌詞中に有る、
「ブレる・ブレない」
…この言葉が、僕の拘りに引っ掛かっちゃうんですょ。
ダイナムさんが「マジ」へ拘ったのと同じ理由です。
*これを乗り越える考え方を教えてくださいませんか?
、マジで(笑).
投稿: 鉛筆 | 2012年5月30日 (水) 22時05分
鉛筆様
う~ん…何でしょうね。
「ブレる」「ブレない」いかにもジュリーらしく、しかもフレ-ズとしての違和感も僕はまったく無くむしろ一番感動する部分でもありますが…。
まぁ、乗り越えるためにはそれこそ100回聴くしかないです。
曲それ自体が気に入っていらっしゃるかどうかで、時間のかかり方は違ってくると思いますが。
僕の場合、「Snow Blind」という曲自体は最初から好きだった、というのが大きかったと思います。
投稿: DYNAMITE | 2012年6月 2日 (土) 19時44分