沢田研二 「薔薇の門」
from『LOVE~愛とは不幸をおそれないこと』、1978
1. TWO
2. 24時間のバラード
3. アメリカン・バラエティ
4. サンセット広場
5. 想い出をつくるために愛するのではない
6. 赤と黒
7. 雨だれの挽歌
8. 居酒屋
9. 薔薇の門
10. LOVE(抱きしめたい)
-------------------------
今年のジュリー・ソロ・ツアー『3月8日の雲~カガヤケイノチ』、前半スケジュールの澤会さんへのチケット申し込みも、締め切りが迫っていますね。
みなさまはもう参加会場は決まりましたか?
僕の周りのJ先輩やJ友さんの中には、本当に締切日直前になるまで熟考する方々(最近、ギリギリズと命名された模様です)が結構いらして・・・毎度毎度「万が一間に合わなかったら・・・」と、何故だか我が事のようにハラハラさせられております。
僕は今回、びわ湖への遠征を決めました。
先の老虎ツアーでも随分遠征にお金がかかってしまったし、節約の意味もあって、ツアー前半の申し込みは初日渋谷と合わせ2会場だけに絞りました。
いずれも第2希望の記入が必須。まずは無事に希望通り当選することを願っています。
後半にはきっと東北での公演もあるのでしょうね。
前半スケジュールでは、北関東の会場の多さが目立ちます。北関東も、昨年から苦しい思いをしている土地です。そしてジュリーはその中に「さすがジュリー!」という、皆の意表を突いた、しかしジュリーからすれば行くのが当然、という会場を組み込んできましたね。
そのお話はまた、次の機会に。
本当はこの前半で、YOKO君(『ジュリー祭り』参加の相方であるバンド仲間)を誘える日程があると良かったのですが・・・お目当ての川口公演が平日だったため、後半スケジュールでの大宮公演実現に期待をかけることになりました。
しかし困った・・・。
というのも、毎回のジュリー・夏~秋ツアーに際し、僕のブログはLIVEレポのネタバレ禁止期間を設けており、解禁までは別館のside-Bの方に記事を上げているのです。
それもこれも、YOKO君が「絶対にセットリストを事前に知りたくない」派であるため。
そこに気を遣うとなると、拙ブログのネタバレ禁止期間は最低でも9月まで続くということに・・・。それはいくら何でも長期ネタバレ禁止が過ぎるのではなかろうか。
僕としては、できればびわ湖のレポからは本館に執筆し、ネタバレ解禁にしたいところなのです。
ちょっと彼と相談しないといけませんね・・・7月末からはブログ読んでくれるな、とか。
さて、僕とYOKO君はジュリー・ナンバーの中でもかなりマニアックな曲を好む点では共通していますが、意外や猛烈に好きなアルバム、激烈に好きな曲というのはバラけています。
そんな中で互いに激賞、語り合い出すと止まらなくなる不思議な魅力を持つアルバム『LOVE~愛とは不幸をおそれないこと』から、本日のお題を採り上げたいと思います。
圧倒的に冬が似合うアルバム、ということで・・・3月ながらまだまだ寒い季節のうちに、この名盤から1曲書いておきたいなぁ、と。
(昨日、今日と暖かい日が続きましたが、明日からまた寒い冬の気候に戻ってしまうようですね。せっかくですから、ジュリーの真冬~なアルバムを楽しまれてはいかがでしょう?)
阿久さんの”やり過ぎ度”MAXな歌詞を、大野さんとジュリーがノーガードで正面から迎え撃った名曲。
「薔薇の門」、伝授~!
♪ 恋は嵐 愛は命 そして二人は
Am Em C B7 Am Em
薔薇の 門 薔薇の門 ♪
Am B7 Em
一体これはどういう状況の物語なのか。
それがよく分からない、その不可思議な言葉の群れが妙に心を高揚させるという・・・これはアルバム『LOVE~愛とは不幸をおそれないこと』全曲に満ち満ちている魅力。
で、その「不可思議」という点においては、「薔薇の門」が収録曲の中で最も秀でているのではないでしょうか。「不可思議が秀でている」というのも変な言い方ですが、とにかく「ワケわからん、それが素晴らしい!」というのが僕にとっての「薔薇の門」なのです。
サビの歌詞のワケわからなさが、楽曲全編に物々しい影を落としているような。
「恋は嵐♪」
ここはまぁ、分かる・・・と言うかさほど珍しい表現でもなく、「あぁ、激しい恋なんだなぁ」と。
ところが
「愛は命♪」
阿久さん、命ですか。
愛は命・・・?命とは何ぞや・・・分かるような気もしますが、言葉の並びが豪快で、瞬時に咀嚼できません。
これは・・・要は「愛>恋」と並べて「命>嵐」ということかなぁ。「嵐」よりも激しい漢字1文字3音のフレーズとしての「命」でしょうか。
「そして二人は♪」
そして・・・?
何がどうして「そして」なのでしょうか。「薔薇の門」が分からない以上にこの「そして」の耳当たりは、強烈過ぎます。
おそらく、「断言」とか「不変の事実」としてのフレーズでしょう。「ゆえに」とか「だから」という理由づけの意味をも含みつつ、淡々とした時間経過がそこにあります。
結局、この愛(どういう愛だ?)に嵌ったからには、その激しさは嵐であり代償は命であり、行き着くところは「薔薇の門」なのだと。
「オマエはもう堕ちている!」的な、クールな必然としての「そして」。そう考えますがいかがでしょうか。
「薔薇の門、薔薇の門♪」
ここが、僕にとって一番の謎であり、興味深い点でもある最大のヤマ場です。
「薔薇の門」を2度念押しして繰り返す威力の凄まじさ。
もしも阿久さんの歌詞が最初からリフレインになっていたとすれば、そのセンス、整合性たるや神技の域だと思いますし、また可能性のひとつとして、阿久さん作詞の段階ではただ単に
「そして二人は薔薇の門」
となっていたのを、大野さんがメロディーの盛り上がりに付随して言葉数を合わせたのではないか、とも考えられます。
アルバム『LOVE~愛とは不幸をおそれないこと』収録曲では、「24時間のバラード」にも謎の歌詞繰り返しパートが登場します。
「24時間のバラード」が阿久さんの計算された豪快なレトリックであるのに対し、「薔薇の門」は大野さんの作曲段階の脚色で後付けのリフレインとなったのではなかったか・・・とても興味を惹かれるところです。
「薔薇の門」というのは、「行き着くトコまで行き着いた情愛の在り処」みたいな意味かとは思います。
しかしまぁやっぱり「薔薇」の響きからでしょうね・・・怪しからんことも普通に想像されるわけで。
考えてみればYOKO君ってのも、何という曲好みの傾向を持つ男なのか・・・。
大好きなジュリー・ナンバーということで話を振るとすかさず「バタフライ革命」や、この「薔薇の門」のタイトルが口を突く男。
あと、アルバム『JULIE WITH THE WILD ONES』の中では「僕達ほとんどいいんじゃあない」が一番好きだと広く公言。しかも好きな理由というのがね・・・。
僕はその点、あまり深く考えないようにしています・・・。
さて、「薔薇の門」はホ短調王道のメロディー。
阿久=大野=ジュリーのトライアングルで固められたアルバムとしても3枚目ということで、「薔薇の門」も、すっかり円熟した大野さん作曲の真骨頂的な作品。実はその進行は、「LOVE(抱きしめたい)」とかなり似通っています。
そんな2曲がアルバムのラストに続けて収録。初めてCDでアルバム通して聴いた時には、こんな曲順の纏め方もあるんだなぁ、と感心させられたものです。
アルバム全編そうなのですが、針の穴を通すような正確な演奏が聴かれますね。アルバムの制作期間が短かったのでしょうか・・・そのせいか、いかにも譜面片手にプロが演奏しました、といった感じです。
そうした作品は味気なく感じる場合もあり得ましょうが、このアルバムではそのいかにも歌謡曲的な手法が逆に冬の冷たさ、寂しさを表現しているように聴こえ、ジュリーの歴史の中でも異色の名盤たらしめています(これは、阿久さんが真に歌謡曲の申し子であり、天才作詞家であったことも大きな成功要因かと思います)。
従って、楽器構成も王道。
ジュリーのヴォーカル以外のトラック内訳は
・ドラムス
・ベース
・ピアノ
・エレキギター(コード・カッティング)
・アコースティックギター(左右2トラックに分けての2度弾き)
・ストリングス
・パーカッション
となっています。
それぞれ淡々としながらも上品で隙のない演奏ですが、細かいことながら僕が特に惹かれるのは、要所で渋く絡んでくるパーカッション(おそらくマラカスにエフェクター処理を施したトラック)です。
噛んでくるのはBメロから。
♪ 心もからだも唇も 凍えて冷たくなっている ♪
Am Em D G
ゾッとするほどの正確さで「しゅしゅっ!」と、小節2拍目の裏拍に16分音符の連打で不気味に鳴ってます。
鬼気迫る冷酷さ、とでも言いましょうか。
歌詞やメロディー、それにジュリーのヴォーカルの影響もあるのでしょうが、甘美を越えて、何か危ない魅力も感じるんですよね・・・。
これらのことから僕が「薔薇の門」で頭に浮かべる絵は、冬の郊外。都会は都会ですけど、にぎやかな場所からは少し離れた、人通りの少ない住宅街の夜。
その一角にある洋館で、何やらよくは分からないけれど、怪しい情事が繰り広げられようとしている・・・そんな光景です。
洋館の門前に音もなくすべりこんだ外国車から、二人連れの男(←おいおい)が降り立ち、館内へと姿を消していく・・・。
で、夜の闇に沈みこむようにして止められたその車のトランクには、人知れずポケット小僧が潜んでいるというわけですよ!(意味わからない人、多いかと思いますごめんなさい)
このように、僕が「薔薇の門」はじめ、『LOVE~愛とは不幸をおそれないこと』収録曲の暗い闇の部分に強く惹かれるのは、幼年時代に愛読していた怪しげな書物のエッセンスを感じるからなのかもしれません・・・。
といったところで・・・。
いよいよ11日が迫っています。考えてみれば、去年もまだまだこの頃は寒かったんですよね。
何とかジュリーの新譜『3月8日の雲』全曲の考察記事を、3月が終わるまでにすべて書いておきたいと考えています。
まずはしっかり聴き込むことから・・・多くのみなさまもそのようにお考えかと思います。
その前に、”これぞ真冬なジュリー!”『LOVE~愛とは不幸をおそれないこと』を聴いて、しばし浮き世から離れ、怪しい世界を彷徨ってみるのも良いと思いますよ~。
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コメント
Dy様 こんばんは
ダメだ。読みながら怪しげな妄想が頭のなかうろうろし出しちゃった。
薔薇族、少年探偵団、ショタコン、妙にエロチックな怪奇小説、
個人的にはホモよりはバイセクシャルなイメージが強いのですが。
「危険なふたり」で自分を好き、と歌わせたzuzuに対抗して歌わせたのが「僕達ほとんどいいんじゃない」ならば納得しちゃいますし。
当時は濃すぎてついていけなかった曲でした。
投稿: nekomodoki | 2012年3月 8日 (木) 00時15分
DYさん、お邪魔します。
ジュリーの曲ではありませんが、タイトルと歌詞に、花の名前が入った楽曲を貼っておきます。70年代後半の歌謡界で、常にジュリーと対をなす存在であったモモエさんの曲です。
http://youtube.com/watch?v=fcyoho7VQ_4
この曲が収録されたアルバムが発売されたのは、ジュリーの「LOVE~愛とは不幸をおそれないこと」から、約半月後です。昭和歌謡史を俯瞰で見ると「薔薇の門」における詞のパワーは必然であったとも言えます。歌詞に出てくる“薔薇の門”も、当時としては、男女のエロスを隠喩する言葉としては、正統派であったと思われます。
投稿: 74年生まれ | 2012年3月 8日 (木) 01時04分
すみません、歌わせた、じゃなくて自分で歌っちゃたんですね。
投稿: nekomodoki | 2012年3月 8日 (木) 07時20分
nekomodoki様
ありがとうございます!
僕もこのアルバムは大好きになるまでかなり時間がかかりました。
本当に濃いですからね~。
阿久さんの世界を表現した名盤として、ジュリーファン以外の方々にも聴いて頂きたい作品。奇跡のような一枚だと思っています。
ところで今朝の毎日新聞はゲットなさいましたか?
大きく読み応えのあるインタビュー記事で、ジュリーが今の気持ちを語ってくれていますよ~。
☆
一度切ります。細切れすみません…
投稿: DYNAMITE | 2012年3月 8日 (木) 11時28分
ありがとうございました!
休憩コーナーに置いてあった毎日新聞をソッコーで確保しました。
いい記事ですね。インタビュアーのジュリーへのリスペクトが感じられました。「3月8日の雲」の意味もわかったし。
発売が楽しみです。
投稿: nekomodoki | 2012年3月 8日 (木) 18時21分
DYNAMITEさま こんばんは♪
まさにジュリー王道シリーズですね。
「薔薇の門」って、ダンテの「神曲」からじゃないかとずっと思ってましたわ。
「天上の白い薔薇、この世を動かすものは神の愛」くらい深い愛ってことかしら。
ロマンティックな阿久悠さんですからね~
投稿: みゆきママ | 2012年3月 8日 (木) 20時58分
調べたら、このアルバムを20代半ばで聴いていました なんと幸せ者、いろんな意味で凄いことだと思います
投稿: kei | 2012年3月 8日 (木) 23時26分
74年生まれ様
ありがとうございます!
昨日ちょっと忙しくしていて、まだ映像を観ていませんが楽しみにしています。
「薔薇の門」はもちろん王道の愛かと思いますが…なんだかそこに留まらない怪しい魅力が
アルバム全体そうなんですけどね…。
☆
nekomodoki様
ありがとうございます!
僕はジュリーのインタビュー記事が掲載されているというだけで新聞や週刊誌を自分で買うことは滅多にありませんが、今回は新曲について語っているとのことで、情報を得てすぐに買いに走りました。
結局、言葉よりもすべて歌に、ということですね。
歌詞の内容が分かり引き締まる思いです。
あとは、どんなメロディー、アレンジなのか…楽しみです!
☆
すみません、一度切ります~。
投稿: DYNAMITE | 2012年3月 9日 (金) 09時26分
>二人連れの男(←おいおい)が降り立ち、館内へと姿を消していく・・・。
・・・ようわかってはるやないですか(笑)
リアルタイムその時もみんなそう思ったもんです。
nekomodoki様のゆ~とおり、真っ先に思い浮かんだのは薔薇族でした。
その頃ですよ、今で言うBLのハシリ、当時は少年愛と言いましたが
そういうの流行って、当然の如くジュリーはその対象になってたっつー。
ところでジュリーは「24時間のバラード」を
「ごっつええ歌やからね!」と言ってました。自分的にはお気に入りだったのかな?
でもライブで歌ったことはなかったですね。
てか、当時のライブは海外のカバーばっかで、
自分の持ち歌はシングルリリースの歌以外ほとんど歌いませんでしたけど。
「TWO」「アメリカン・バラエティー」「サンセット広場」くらいだったように思います。
(記憶、かなりあやしい・・・)
投稿: ちゃちゃ | 2012年3月 9日 (金) 21時31分
DY様、ご無沙汰しておりました。
武道館以来、余りに感動が大きすぎて、ご伝授拝見するばかりで、言葉にならない状態でした。
今回、毎日新聞のジュリーの記事を読み、その中の"大丈夫"が、DY様が武道館伝授の中で書かれていた、ジュリーがシローにかけた言葉"大丈夫" と繋がるように思いました。
ジュリーの"大丈夫"は、深~い気持ちがこもってるの感じます。
自分の気持ちを自分のやり方で、というのももちろんですし、ある俳優さんと仕事がしたい、というコメントも…流石です!
新曲、ますます楽しみです。
投稿: yurachan | 2012年3月10日 (土) 01時22分
記事のお題とは全く関係ありませんが、速報です。
4月の荒吐で、泉谷しげる With Loserが再結成されます!
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/03/10/kiji/K20120310002793900.html
投稿: 74年生まれ | 2012年3月10日 (土) 15時16分
みゆきママ様
ありがとうございます!
ダンテの神曲…なるほど天上の薔薇ですか、それは阿久さんがインスパイアされた題材として大いにありえますね!
ジュリーは実はそうではないと思うんですけど、阿久さんも大野さんもこの頃はとにかく大上段なスタンスで作品に取り組み、互いに挑発し合っているような感覚があるように僕には思われます。
阿久さん、大野さんそれぞれの哲学…やはり阿久さん時代のジュリーの3枚は存在だけで意義深いです。
☆
kei様
ありがとうございます!
20代でこのアルバム…色々な意味で凄いです。
作品世界を考えると20代でもちょっと早熟な感じ…?
そう考えるとこの後のオールウェイズ期はリスナーもジュリー世界の年齢に追いつく感じだったのでしょうか。タイムリーなファンのみなさまがジャストで聴いてピタリ、と言いますか。
阿久さん時代の3枚はやはり特殊ですね…。
☆
細切れすみません~。
投稿: DYNAMITE | 2012年3月10日 (土) 16時00分
ちゃちゃ様
ありがとうございます!
う~む、やはりそちらの話に…。
それにしても、ジュリーが「24時間のバラード」を気に入っていたとは驚きです!
僕としても聴けば聴くほど、なスルメ曲として大好きなナンバーですが、ジュリーはたぶん気に入っていないだろうな、と何となく考えていたものですから…。
どんなところが好きだったのでしょうかねぇ。
大野さんの、うねりのあるメロディーかな?
☆
yurachan様
ありがとうございます!
いまだに武道館レポへアクセスしてくださる方が多いようで、あらためて凄いファイナルだったんだなぁと思います。
そんな中、ジュリー達タイガースのメンバーも、次の活動へと進んでいますね。
ジュリーが仕事をしたいという某俳優については、僕は好きではありませんので何とも言えませんが、毎日新聞の記事は最初から最後まで筋道が通っていて、ジュリーらしいなぁ、と思いました。
ジュリーの新譜はまだ手にしていませんが、好きなアーティストの新曲が聴けるというのは幸せなことです。
ピーやタローも新曲作ればいいのになぁ…。
☆
すみません、また一度切ります~。
投稿: DYNAMITE | 2012年3月10日 (土) 20時55分
74年生まれ様
ありがとうございます~。
な、なんとそれは凄い!
これまで何度かブログでも書いているように、僕は20歳の時に泉谷しげるwithLOSERを観ているのです。
あれから25年…本当にあのメンバーが揃うのでしょうか。揃うとすれば、さすがさすが泉谷さん!です。
行きたいなぁ…。
僕はやっぱり、いつでも「本物」が観たい…。
投稿: DYNAMITE | 2012年3月10日 (土) 21時03分
恋は~あらっし~~♪
歌謡曲っぽいなぁ~と最初に聞いたときは好きではなかったのですが、
最近改めて歌謡曲、悪くないと思い始めています。
耳に残る音楽!
だって自分は日本人ですもの。にゃ~
まだ武道館の思い出をひきずっていて
「もう1回やってくれないかなぁ」
と思っている今日この頃です。
投稿: ぬこ | 2012年3月11日 (日) 21時55分
ぬこ様
ありがとうございます!
仰る通り、歌謡曲は「耳に残る音楽」としてとても良いものですし、やっぱり阿久さん時代のジュリーはその王者だったと思います。
そんな中で、ちょっとした変わり種のこのアルバムは本当に貴重な作品なのではないでしょうか。
ところで…この場をお借りして愚痴のようになってしまいますが…。
楽しみにしているジュリーの新譜、僕はまだ聴けていないのです~。
現時点で、予約していた密林さんからの発送メールすらありません。つまり、明日になっても届かない可能性が…。
とにかく曲を聴かないことには何も語れませんので…早く聴きたいです~。
投稿: DYNAMITE | 2012年3月11日 (日) 22時22分
DY様
発送の連絡こそ来ましたが、私もまだ新譜を手にしてませ〜ん
せっかく午後から予定空けたのに〜(泣)
ああぁ、F.A.P.P他早く聴きたい……。
投稿: Mr.K1968 | 2012年3月11日 (日) 23時09分
Mr.K1968様
発送メール…僕のところには今朝になってもまだ来ていないのです…。
どうやら密林さんでは、『ジュリー祭り』DVD発売時と同じ状況(予想を大きく上回る予約に対処できていない)が起きているのかもしれません。
いつになったら聴けるのか…。
今回は内容的にもレビューを書くのも簡単ではなさそうだと考えていますので、一刻も早く聴きこんで、3月中の全曲考察記事執筆を目指したいのですが…難しくなってしまったかも…
投稿: DYNAMITE | 2012年3月12日 (月) 10時19分
いつまでも来ない、ジュリー新譜の発送メール…。
そして本日昼間…仕事の移動中、足が勝手にCDショップへ
早速聴いて、電車の中で涙が流れた…。
驚愕の完成度、素晴らしい演奏とアレンジ、気魄のヴォーカル…。
ただ、確かにこの作品をレビューするのは容易なことではありません。
ジュリーが踏み込んだことをひとつひとつ考えなければなりませんし、鉄人バンドの演奏も、『涙色の空』とはまったく別のベクトルで深く練られています。
これが短期間のレコーディングとは信じ難い…。
考察記事執筆までは、少し時間をくださいね…。
邪気を払い、この素晴らしい1枚について、自分が思ったことが書けるように、今日から頑張ります。
あ、いつになるのか分からない、密林さんから送られてくるもう1枚は、yoko君に引き取ってもらうことにしました~。
投稿: DYNAMITE | 2012年3月12日 (月) 17時34分
DYさま
無事入手おめでとうございます。
やっぱり泣いちゃいますよね。
何もかもすごいです。
歌詞も曲もヴォーカルも演奏もアレンジも。
どうかじっくりと考察記事を御執筆あれ。
楽しみにしています。
この曲たちに、さてどんな曲たちを組み合わせてくるのでしょう。
セットリストも相当に楽しみです。
音楽劇モードになれない。
せっかくの前方センターなのに。
投稿: mimina | 2012年3月12日 (月) 18時08分
mimina様
仰る通り、すべてが凄いです…。
本当はこの作品を「語る」ことはナンセンスだと思います。聴いて欲しい、と…ただそれだけの気持ちがまずあります。
ジュリーの詞、ヴォーカル、鉄人バンドの作曲、演奏、アレンジ…ジュリーと鉄人バンドの本気、全力はこれほど凄いのか、と、ある意味打ちのめされます。
しかし僕も、こうなったらこの素晴らしい作品を全力を尽くして語ろうと思っています。
必死で、奮いながら前に進む気持ちがなければ語れないような作品ですが、なんとかやってみます!
投稿: DYNAMITE | 2012年3月12日 (月) 20時55分
DY様 ア○ゾンは随分遅かったみたいですね。
私は10日に山野で買いました。チャコ姉はセブンネットで9日に来たそうです。帰りの電車でフィルムを破り、帰宅と同時にパソコンにセッティング。聴きながらダウンロード、もちろんスマホにも。で、皆さんのブログを見たら11日まで封印されていた方が多くて・・・。
相変わらずこらえ性のないnekomodokiです。もう何十回もこればかりリピートしています。
このCDは4曲でひとつの組曲のように思います。伝授、心してお待ちします。
投稿: nekomodoki | 2012年3月12日 (月) 23時07分
nekomodoki様
いや、遅れたどころか、密林さん予約組は僕の知る限り、まだどなたのところにも届いていないんですよね…。
みなさん我慢なさってますが…辛抱できず店頭で購入したDYです。
採譜を始めました。
驚きました…ジュリーがレコーディング音源の新曲で高い「ラ」の音をファルセットでなく地声で出したのは一体いつ以来でしょうか。
本当に凄い…隠れたところでもさらに気合が入りまくっている…ジュリーと鉄人バンドが妥協無き姿勢を貫いた作品、まだまだ奥が深そうです。
しばらくは、じっくりと考察させてくださいませ…。
投稿: DYNAMITE | 2012年3月12日 (月) 23時28分
DY様
一回通して聴きました。
凄い…言葉がありません。
最後のコーラス、自然と心の底からグッと来ました。
僅か4曲ですが見事なアルバムです。
1曲だけ抜き出したり、シャッフルで聴くと、この世界観が伝わらなくて、本当にもったいない気がします。
LIVEのクライマックスのセトリでは、「割れた地球」「怒りの鐘を鳴らせ」と組み合わせられ、更に壮大な世界観がつむぎ出されるのでは?と直感的に思いました。
本当にLIVEが楽しみです。(もう当選したことが前提になってますが)
投稿: Mr.K1968 | 2012年3月13日 (火) 00時04分
DY様
アマゾンからメール来ました?遅れます!!
キャンセルになるかもなんて書いてありますよね
そんな~
それはないやろ!!
今日レコード店に行く?もう遅い?
入荷はいつになるかわかりませんとか言われそう?
予約する!!昔はそれが当たり前だった ポスター貰えたから
ポスター貰えなくても今のジュリーのCDのありがたみは何百倍です
サザンシアターで澤田商店から買います
早めに行って並びます 頑張ります
薔薇の門 なぜか歌詞覚えてますっていうか忘れません 好きかどうかと聞かれると微妙
当時は詞を理解する事がむつかしかったです。
でも忘れてないのは一際印象深い曲だったという事でしょうね
投稿: キミちゃん | 2012年3月13日 (火) 09時24分
「3月8日の雲」10日の朝、届きました。
私は悩んだんですけど、楽天○○で頼みました。いや~悩んで良かったわ。
11日に開き、ずーっと聴き続けています。
一回目より二回目、二回目より・・・と心に沁みてきます。
聴いて、聴いて、DYさんの伝授を受けたいと心待ちにしています。
投稿: kanae | 2012年3月13日 (火) 09時47分
DYさん、ついに聴くことが出来たのですね。どうやら届かないのはA○azonだけのようですね…残念です。
たぶん、今回は、DYさんのブロガー生命を賭けた伝授になるでしょう。心してお待ちしています。
投稿: 74年生まれ | 2012年3月13日 (火) 10時48分
Mr.K1968様
本当に「言葉がない」という…みなさんがこの作品を聴いて最初の印象は、その一言に尽きていますね。
仰る通り、シャッフルするとか、1曲取り出して聴くとかいうことができない作品…曲並びには、第1楽章から第4楽章、という感じを受けます。
ツアーのセットリストは、かつてないストイックな選曲になるのかもしれません。
新譜以外で僕のセットリスト予想として「これ!」と思いつく曲は今の時点では「無事でありますよう」ただ1曲、という状態です…。
☆
キミちゃん様
ありがとうございます!
密林さんは今、重版待ちの状況なのでは…。
密林さん、今回ばかりは予約数設定を大幅に見誤ってしまったのでしょうね。
僕も昨日は1軒目のタワレコが品切れで…2軒目のHMVさんで見つけた時はホッとしましたよ~。
キミちゃん様がサザンシアターで無事に購入できますよう、お祈りしています。
☆
すみません、一度切ります~。
投稿: DYNAMITE | 2012年3月13日 (火) 14時16分
DY様も手にされたのですね。
我が家には10日に届きました。
楽天で予約したんです。
最初に聴いた時は、うーーむ・・・&ため息
2回目、3回目・・・涙が・・・
聴き込むほどに、良くなっていきます。
するめ曲ですね。
聴く前は、もう少し言葉を濁したり、
遠回りな歌詞だったりするかと思ってたんやけど、
ど直球!でしたね。
思いをそのままに伝えたい、
ひねったり、オブラートに包んだりしたくないと・・・・
ストレートで真っ向勝負なんですね。
楽器の事や、アレンジの事は全然分からないので
伝授を心して待ちたいと思います。
投稿: くすくす | 2012年3月13日 (火) 17時01分
こんばんは。
今回の新曲の記事がでたら、
すごいコメント数になると思い、
いまのうちにコソっと
小さな情報を投稿しようと思ったのですが、
すでにかなりのコメント数。
昨日届きました。
曲のむこうに満身創痍の人が
見えるような気がします。
(立っているのか倒れているのかわからないけれど)
耳にイヤホンさして通勤しながら
眼が赤くても鼻がグズグスしてても
この時期なら花粉症だと
いいわけができるかも・・・。
地域限定の小さなお知らせ。
もうどこかにあがっているかもしれませんが
横浜ジャック&ベティで短編映画(20分)
「大地を叩く女」が18日16時から上映です。
GRACEさんが主演だそうです。
制作は2008年ということで
皆さんはもうずっと前に
ごらんになったのでしょうか。
残念、音楽劇と重なってしまいました。
春は忙しいですね。
投稿: m・h | 2012年3月13日 (火) 19時42分
kanae様
ありがとうございます。
僕も何度も何度も繰り返し聴いています。
心に突き刺さるヴォーカル…この新譜のジュリーのヴォーカルは、もしかすると過去最高なのではないでしょうか。
驚くべきは、最近の作品では見られなくなった高音域が普通に登場し、ジュリーが渾身の声で歌っていること…。
自分の持てる最高の限界で伝えたい、とそういうことではないのか、と僕は考え始めています。
もう少し聴き込んだら、下書きに進みたいと思います。
頑張ります!
☆
74年生まれ様
ありがとうございます。
いや、そんな大げさな…と言いたいところですが、大げさではないんですよねぇ…。それがこの作品の凄いところでもあるのですが。
僕は、ジュリーの新譜を1曲ずつ考察して記事を書く、ということに際してこんなに大きなプレッシャーを感じたことは未だかつてありません。
結局は、自分の言葉で書くしかないのです。
でも…演奏やアレンジで楽しい発見もありますし、いつものようにそういったことも熱く書いていこうと思っています。
☆
またまた一度切ります。
細切れ申し訳ありません~。
投稿: DYNAMITE | 2012年3月13日 (火) 21時06分
DYさま
ご心配おかけしました。
澤田商店で買うまでやっぱり待てなかったのでDY様がHMVのショップで買ったとの情報を参考にHMVオンラインで昨日ポチしました。
もよりの佐川急便さん配達に出発してるそうです。
出かけるので聞けるのは今晩!! よっしゃ
皆さんの感想が凄いので期待が気球みたいにふくらんでしまってます。
投稿: キミちゃん | 2012年3月14日 (水) 09時17分
くすくす様
ありがとうございます!
楽天さんは早かったみたいですね。
今、僕の周りでも密林さんをあきらめて楽天さんで改めて注文したら届いた!という方々が次々と。
本当に、大変な名盤が誕生しました。
震災がテーマというそれだけにはとどまらない…曲もヴォーカルも圧倒的に素晴らしく、ロック史上のの大名盤です。そんな思いが日増しに強くなっていきます。
毎日、少しでも時間があるとずっと聴いています。まったく飽きません!
☆
m・h様
ありがとうございます!
僕は仕事の移動時に店頭で購入し、初めて聴いたのが電車の中でした。
どんどん鼻水が垂れてきて、歌詞カードがにじんだ目で見えなくなって…。
下車したらまず豪快に鼻をかみました。
周りの人は、あぁ、花粉症なんだなと思ったでしょうかね…。
GRACE姉さん主演の映画なんてありましたか!
ジュリーファンの間では有名なんでしょうか…いつも思うことですが、僕はそういう知識がすごく欠落しているんですよ~。
教えて頂きありがとうございます!
☆
キミちゃん様
おぉ、良かったですね!
僕の周りでまだ聴けずにいた方々も、今日になって次々と無事に入手なさっているようで…それでもまだ聴けずにいる方もいらして…。
いやぁ、あちらこちらで予想以上に売れているんでしょうねぇ~。
もうお聴きになった頃でしょうか。
最高のロックと、気骨あるコンセプト。多くの方とこの素晴らしい作品を語り合いたいです。
投稿: DYNAMITE | 2012年3月14日 (水) 20時39分