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2011年10月24日 (月)

沢田研二 「流転」

from『いくつかの場面』、1975

Ikutuka


1. 時の過ぎゆくままに
2. 外は吹雪
3. 燃えつきた二人
4. 人待ち顔
5. 遥かなるラグタイム
6. U・F・O
7. めぐり逢う日のために
8. 黄昏の中で
9. あの娘に御用心
10. 流転
11. いくつかの場面

-----------------------------

本題の前に・・・まずは小さなお知らせから。

残念ながら、大宮に一緒に参加する予定だったJ友・YOKO君が、仕事の都合でどうしても当日時間がとれなくなってしまいました。
直前にならないと予定がハッキリしないYOKO君(さすがにドームの時は親戚をお一人お亡くし・・・という手段に出ていたらしい)・・・毎年、彼の家に近い会場の開催日を狙って僕があらかじめチケットを手配し、あとはひたすら当日彼の身体が開くのを祈って二人して待つ、というパターンで、2009年大宮、2010年川口と、何とかうまく運んでまいりましたが・・・。
今年はダメでした~。

YOKO君は本当に残念がっていました。
昨年ジュリワン川口の打ち上げの段階で「俺はイットクのベースが聴きたい!」と言っていたくらいですからね・・・。
僕も自信を持って「絶対間違いないライヴだから!」と伝えていましたし、是非観て欲しかったですけどね・・・。まぁ男の仕事のことですから、仕方がありません。

幸い、代わりに参加してくださる方がすぐに見つかりました。
そういえば大宮は抽選でしたものね。YOKO君の代わりに、本当に「行きたい!」とお考えのタイガース・ファンの方にチケットをお譲りできることは、何よりです。
ますます老虎ツアーの人気を実感しましたよ~。

そんなこんながありながら、もう10月もあと少し。
老虎ツアーは初日から2ケ月経とうかというところまで来ました。

僕は、初日を迎える直前、本当にタイガースしか聴いていませんでした。
それが・・・いざツアーが始まったら、ジュリーのソロやら洋楽やらも普通に聴いております。
タイガースももちろん聴いていますが、それはセットリストのナンバーを振り返って噛みしめる、という、まぁ後追いファンとしては避けては通れない復習として、ですね。
自宅で、「よし!」と構えて聴きこむわけです。
ただ、タイガースについては、やはり気持ちがレコーディング音源よりも生の演奏に向かっていますよね・・・。
なにしろライヴツアー真っ最中なのですから。生が一番良いに決まっています。

一方で、通勤時や移動時などのいわゆる「日常」のリスニングは、ジュリーのソロ・アルバムに切り替わっています。
ちょうど夏も終わりまして、「寒くなってきたなぁ」と感慨深く冷たい空気の中でしみじみと聴くにふさわしい2枚が、最近のヘビロテ。
いずれ劣らぬ大名盤・・・『いくつかの場面』と『チャコール・グレイの肖像』です。

「秋だなぁ」というのが『チャコール・グレイの肖像で』、「いよいよ冬がやってくるなぁ」というのが『いくつかの場面』。
僕にとっては、そんなイメージかな・・・。

さて、そこで。
先日、拙ブログは有難くも累計100万アクセスを数え、畏れ多くもキリ番記念リクエストなぞ募集をいたしました。
残念ながら100万ジャストのお方は見つかりませんでしたが、999,999番と1,000,001番をヒットなさったhayami様より、アルバム『いくつかの場面』収録曲からニアピン記念リクエストを頂いております。ありがとうございます。

アルバム全体のイメージに大きく貢献する、加藤登紀子さん作詞・作曲作品2曲のうちのひとつ。
「流転」、伝授です~。

僕が『いくつかの場面』から受ける全体像に学生運動のイメージを強く持っていることは、これまで及川恒平さん作詞の3曲の収録曲お題の記事で何度も語ってきました。
しかし、当然ながら僕の持つイメージは及川さん以外にもう一人、加藤登紀子さんの存在に強く影響を受けています。

不勉強な僕は、加藤さん=お登紀さんの作品を、アルバム単位では知りません。
ただ、その比類無き生き方(しかも女性ですからね)は、ずっと以前から「凄い人だなぁ」と琴線に触れるところでもあり、何かで名前を見かけると敏感に反応していましたね・・・。
そして数年前、他ならぬジュリーのアルバムでそれを久々に体感したというわけです。

『いくつかの場面』収録のお登紀さんの2篇、作詞・作曲のアプローチはかなり趣を異にしていますね。特に詞。
「黄昏の中で」は、同じ志を持つ若い男女の危ういまでの純粋な情愛を官能的に描いており、「流転」では、志を己一人のものとして流浪する男を客観的に描きます。
個人的に、2曲の持つ「志」に学生運動の影を感じてしまうのは共通していますが、主人公の年齢設定はずいぶん違うと考えらえます。

その年齢設定の幅がまるで荷になっていないジュリーのヴォーカルに、まずは注目すべきでしょう。
ソロ・デビューし、いわば「歌わされている」という形の中でその驚くべき歌唱センスを発揮してきたジュリー。しかしそんな”歌の神”の存在には、本人も、周囲のスタッフもすぐには気づけずにいたように思われます。

「許されない愛」「危険なふたり」「追憶」などのヒット曲をカッ飛ばしたジュリーを、ようやく素晴らしいヴォーカリストとして周囲のスタッフ全員が確信を持ち、その気になって丁寧に作りこんだ最初の作品が『いくつかの場面』かもしれません。
この時点でジュリーはまだまだ、自分で「歌が上手い」とは思っていなかったかもしれませんが、楽曲が要求するヴォーカルのレベルが、格段に上がってきていることが周囲の期待を証明しています。

そしてジュリーは見事にそれに応えている・・・加藤登紀子さんの2曲をそれぞれの作詞コンセプトに沿って解釈し歌い切った、ということは、『いくつかの場面』収録曲の中でも特に目を引くところです。
「どうやらジュリーはどんな曲調、どんな詞でも歌えてしまうようだ」と気づいたスタッフ、「流転」のヴォーカルにも大いにうなったことでしょうね。

「流転」は歌メロが昭和歌謡的というのか演歌的というのか、一見、若い時期のジュリーにそぐわないような雰囲気ですが、これが当時のジュリーの声と素晴らしくマッチしているのです。
それには、楽曲構成とアレンジの趣向が大きく関係していそうです。
と言うのも、実は「流転」は『いくつかの場面』収録曲の中でも、特に井上バンドの色が濃いナンバーのひとつに仕上がっているからです。

まず歌メロの楽曲構成ですが

♪ 男が一人で見る夢は 
  Cm                    G7

  風にふかれてさすらいの
  Fm               B♭      E♭

  旅の波間に身をあずけ
  G7            A♭       E♭

  ただひとりきりで生きること ♪
  Fm       Cm       G7       Cm

この1節を「1番」と捉えると

イントロ→1番→2番→間奏→3番→4番
→間奏→5番→6番→エンディング

という非常にシンプルなものであることが分かります。いわゆる「ブリッジ部」「サビ部」という展開が無く、歌メロは最後まで1番の繰り返し。
これは逆に風変わりではないか、と考える方も多いでしょうが、実はこのパターンは、あのボブ・ディランの必殺技なのです。
「寂しき4番街」「メンフィス・ブルース・アゲイン」・・・他多数のナンバーは、展開部の無い”最初から最後までAメロで押しまくる”という構成なのですね。


このように、「流転」は昭和歌謡のベースもありながら、意外と過激な洋楽エッセンスもありそうだ、というのが僕の見方です。
だって、当時の加藤登紀子さんがボブ・ディランを聴いていないはずがないですもの・・・。

同一メロの繰り返しでどのようにして展開性を持たせるかと言えば、それは歌詞、ということになります。
ディランもそうなのですが、曲が進行するに従って、主人公の居場所、時間が次々に移動、経過していくのですね。

・やみくもに夢を語った盛り場
・逃げるようにして飛び乗った朝の汽車

転々と流浪し、いくつもの別れを重ね、気づけば主人公はずいぶん年齢を重ねているようです。
歌詞の5番までは、哀しいながらも”人”との関わりや想い出が描かれてきたのに、
6番では、「ひたすら歩いている」主人公が遂に”ただ一人”となって、何らかの終局に対峙していることを思わせ、果てのない孤独に埋もれるようにして、楽曲は終わります。
ジュリーのヴォーカルは、その”終局”ギリギリまで表現してくれているように感じます。

また、歌詞以外の観点に立ちますと。
6度繰り返されるAメロの間隙に散りばめられた楽器演奏部に工夫があるのです。
Aメロとはまるで違う、一筋縄ではいかないコード進行のヴァリエーションが、「流転」を飽きのこない名曲に仕立て上げていると言えます。

そこで「流転」の楽器編成を見てみますと

・ドラムス
・ベース
・アコースティック・ギター(左右2トラック、同フレーズ)
・エレキギター(リード、右トラック))
・エレキギター(サイド、左トラック)
・ピアノ(左右2トラック、別フレーズ)
・キーボード

となっています。
アコースティック・ギターとピアノは左右に分かれた2トラックのレコーディングで、ピアノは右と左で異なるフレーズを弾いていますが、アコギはまったく同じフレーズのテイクをわざわざ2回録って、それを左右に分けてミックスしています。
この”アコギを同じように2回弾いて左右に分ける”というのは70年代前半の流行なのです。ジョージ・ハリスンやデヴィッド・ボウイが好んだ手法です。

「流転」の楽器編成に話を戻しますと・・・曲調から見過ごされがちになっているかもしれませんが、編曲が大野さんということもあって、これは純粋なバンド・サウンド。
メロディーだけとって考えれば、ストリングス装飾などが考えられて不思議ではないところを、敢えてロック・バンドの楽器編成に纏め上げています。
この点から見ても「流転」は、いわゆる「歌謡曲」っぽい、「演歌」っぽいというイメージと切り離して考えるべき面がありそうです。

特筆すべきは、この大きく分けて3つの歌唱部を繋いでいる4つの演奏部(イントロ、1・2番と3・4番の間のピアノ・メインの間奏、3・4番と5・6番の間のリード・ギター間奏、そしてエンディング)が、単にAメロとは違う、というだけではなくて、それぞれまったく異なるコード進行であることです。

これは・・・大野さんが考えた進行なのでしょうか。
僕は「流転」にお登紀さん自身のヴァージョンがあるかどうかすら知らないのですが、もし楽器演奏部のコード進行がアレンジャーの大野さんに手によるものならば、ジュリーの「流転」には、お登紀さんの作曲とは別個の作曲部が、4つのアイデアぶん存在していると言ってもよいでしょう。

イントロとエンディングについては、それでもまぁ歌メロ部のイメージを逸脱するほどのブッ飛んだコードは登場せず、「流転」のキーであるハ短調によく使用される王道のコードを、歌メロ部は違う組み合わせ方にした、という変化の範疇に留まっていますので、身を委ねて自然に聴いていられる進行ではあります。
ですからここで耳を奪うのは、和音進行よりもキーボードのテーマ・メロディーでしょうか。
イントロでは

♪ソドミ♭レ~ドド~♪

エンディングでは

♪ソファソファソドソ~♪

という切ないメロディーが、ホイッスル系のキーボードで奏でられます。和音進行のアイデアよりは、このメロディーの方が目立っていますね。

ところが、2つの間奏部についてはそうではありません。
無論、それぞれの間奏の主役であるピアノ、リード・ギターの演奏とメロディーは素晴らしいものですが、聴き手が一瞬「うん?」と引っかかるような和音が登場するのです。
これは、理屈ではなく誰しもが耳に捕えることができるでしょう。ある一瞬で、
「ん?今なんか変わった音が入ったな」
といった感じに聴こえるはずです。

まず、ピアノ・メインの1度目の間奏部。
ピアノのメロディーは途中までイントロのメロディーと同じなのですが、コード進行は全然違っていて

A♭→F#dim→G7

となっています。
聴き手を引っかけるのは、「F#dim」の部分ですね。崖を駆け降りるような感覚が襲います。

そして次に、リード・ギターをフィーチャーした2度目の間奏部。
野太い音の迫力あるギターが堯之さんなのか速水さんなのか、僕には聴き分けることができないのですが、素晴らしい熱演で、間奏の尺も1度目より長くなっています。
この辺りはアレンジャー・大野さんの人柄、センスが出ていますね。
自分の演奏楽器メインではない箇所でアレンジの一番の見せ場を作るという・・・これは以前「RED SUMMER」の記事でも書いたことがあります。

で、このギター・ソロ部の進行は

A♭→Cm→D♭→E♭
Fm→Cm→Fm→Dm7-5→G7

となっています。
最後の「Dm7-5→G7」は字面ほど変化球ではなく、ここで聴き手を引っかけるのは「D♭」の部分。
これはいかにもロック的、ハードな変化で、60年代初頭までのいわゆる「昭和歌謡」には見られないコード進行です。
ビートルズ・ナンバーだと、「今日の誓い」が最初の進行採用曲例になるかと思います。

このように、「流転」は加藤登紀子さんの楽曲として魅力的なだけでなく、当時の井上バンド・サウンドの傑作とも言え、その意味でも重要なナンバーでしょう。
僕には、この「流転」があってこそ、次作『チャコール・グレイの肖像』収録「桃いろの旅行者」の完璧なアレンジ、演奏が生まれたのではないかと思えます。この2曲のアレンジ、演奏のアプローチは本当に似通っているんですよ・・・。

また、これは全然別の話になってしまいますが・・・アルバム『いくつかの場面』の歌詞カードの中で、僕は「流転」のショットが大好きなのです。
ひなびた感じの波止場から、座り込んで海を見つめるジュリーの背中・・・歌の内容とも一致したショットですよね。

さて。
100万ヒット・ニアピン記念リクエストは、1,000,002番をゲットなさった、ぴょんた様からもhayami様に負けず劣らずの渋~いお題を頂戴しております。
ヒントは、オールウェイズ時代の曲。こちらは11月のシメに書かせて頂く予定です。

まずは、月末の大宮LIVE。
「相変わらず」の方針でネチネチと時間をかけてレポートを書き、その後に、今ツアーのセットリストから「ピーのドラムスに注目して欲しい!」ということであの曲を採り上げて書き(てか、YOKO君は大宮行けなくなったもんで悔しさの余りネタバレに走ったはずだから、もうハッキリとタイトル書いちゃってもイイような気がするんですけどね・・・)、さらに「老虎再来」を書き、そしてぴょんた様のリクエスト曲へと進みます。

そうしたら、あっと言う間に『ジュリー祭り』記念日が来て、あっと言う間に誕生日が来て、あっと言う間に横浜LIVEが来て鹿児島LIVEが来て、ファイナル武道館が来るんだ~。
無事、予定通りに運びますように・・・。

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コメント

DY様こんばんは

今思うと不思議なアルバムですよね。
この時期にこの作家陣って・・。

「お登紀さん」というと、「知床旅情」や「琵琶湖周航の歌」が有名ですが、私が真っ先に思い浮かべるのは「黒の舟唄」や「灰色の瞳」なんです。
生々しい情念の世界は演歌もブルースもロックもフォークもないまぜの深く暗い海。

そんな「お登紀さん」の世界に及川さんや阿久さん大滝さんに河島さんときてるんですからアルバム全体がまるでカオス。

でもジュリーが歌うとなんの違和感もなく「ジュリーの世界」になってしまうのは、「素材」としての透明感ゆえでしょうか。

YOKO 様残念でしたね。お会いしたっかたのに。

大宮まであと5日(^O^)/

投稿: nekomodoki | 2011年10月25日 (火) 20時48分

DYさま、こんばんは。

この曲を聴くと、なぜかいつも「黒の舟歌」を連想してしまいます。
記憶にあるのは野坂さんバージョンですが、nekomodokiさんのコメントを拝見すると、登紀子さんも歌っていらしたのでしょうか。
とすると、私の連想もあながち的外れではなかったのかも…?

実はロックのアプローチがたくさん織り込まれた楽曲なんですね。
勉強になります。聴き直してみます。

YOKO君氏は無念でしょうね。
武道館には参加できますように。

投稿: だんぼ | 2011年10月25日 (火) 21時23分

DYさん、お邪魔します。
個人的には、この曲のジュリーの歌唱は、素晴らしいと思っています。ジュリーファンではない人にも、良さをわかってほしい!と、願っているのですが、その素晴らしさを語る言葉が、いまだに見つかりません…ゆえに、私にとって、この作品は“課題曲”のような存在です。激リピして、研究したこともあるのですが、自分の知識と語彙のなさを痛感するばかりです…。現時点で、わかることは、この曲でのジュリーは、メロディーを表現することに徹しているように感じます。メロディーを丁寧に歌いながら、歌詞に、水彩画のような淡い色づけをしているところが素晴らしいと思います。うーん、やっぱり、これでは抽象的だなぁ…。

投稿: 74年生まれ | 2011年10月25日 (火) 21時42分

DYNAMITEさま

リクエストに答えて下さってありがとうございましたm(__)m
「流転」本当に大好きな曲です。
ことさらに歌い上げる訳でもなく、無感情にも聴こえるほどにさらっと歌っているにもかかわらず、ずっしりと心に響いてきて、聴いていると涙ぐんでしまいます。
”最初から最後までAメロで押しまくる”といえば、ジュリー作曲の「東京の女」もそうですね。
この感じ、好きです^^

74年生まれさんのおっしゃること、わかります。
私もジュリーファンでない知り合いにジュリーの歌の上手さを知ってほしい時に、この曲を聴いてもらったことがありました^^
センセーショナルな曲や奇抜な衣装に眉をひそめる人たちに、これならどうだ!文句ないでしょう、ジュリーはこんな曲も歌えるし、こんなに上手いんですよ、と^^;

この記事を読みながら、アルバム「いくつかの場面」をヘッドフォンで聴いています。
歌唱はもちろんですが、アレンジ、井上バンドの演奏も本当に素晴らしいですね。
その事に改めて気付かせてくださるDYNAMITEさんに感謝です。

投稿: hayami | 2011年10月26日 (水) 00時09分

DY様

なんだかお久しぶりです。
ジュリーの楽曲について、私が何か言うことなどありませんので、読ませていただくばかりです。
1か月くらい前に、近所の十字屋さんがレコードセールをやっていて、「チャコール・グレイの肖像」を見つけたんですよ。大きなLP盤だと、シックなジャケットがとても綺麗で、ちょっと眺めていたのですが、後で、かつみさんの1969があったので、そっちを買ってしまいました。針が飛ぶような酷いもので(でも高かった)、でも、CDと違う優しい音で、涙が出るほどすてきだったので、ジュリーのも買えばよかったかな、と、今になって思います。
「チャコール・グレー」は、ジュリーの自作曲ばかりなんですか?
十字屋さん、よくセールをやるので、今度、ご縁があったら買いますね。なにより、ジャケットが気に入ったので。

投稿: アン | 2011年10月26日 (水) 14時07分

nekomodoki様

僕も『いくつかの場面』を聴くたび、凄い作家陣だなぁ、と毎回改めて思います。
ジュリーに色々なタイプの曲を…というコンセプトがあったのでしょうか。

お登紀さんは、以前勤務先でベスト版のスコアを発行していたので今回資料本を見てみました。
思いのほか、知っている曲が多くて驚きました。

yoko君は残念でしたが、大宮でまたお会いしましょう!

だんぼ様

「黒の舟歌」…すぐには思い浮かびませんでしたが、なるほど「流転」のイメージがありますね。

「流転」の場合はやはり演奏、そしてジュリーのヴォーカルが、いわゆるジャンルを超越していると思います。

yoko君、1月はたぶん平日に休みはとれないんじゃないかな…。
毎年、お正月ライヴの彼のチケット購入を見送っているくらいですからね…。

すみません一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2011年10月27日 (木) 08時58分

DY様
ライブレポも楽しませていただいております。

さて「流転」ですが、このアルバム小学生の時に始めて購入したLP盤だと思うのです。以前も書いたのですがここに描かれているジュリーの世界に少女だった私は激しく恋焦がれておりました。
その中でも「流転」は一番聴いた回数が多かったかもしれません。ピアノの音も大好きで細かいとこまで鼻歌で再現できると思います。
そしてここでコメントされた方と同様に、友人たちが家に遊びに来ると「ジュリーはこんな歌も歌っているんだよ」と聴かせるのがこの歌でした。
ちょっと派手目でくねくねした動きと何より年齢で皆に敬遠されていましたので・・
今思えばたかだか30歳くらいなのにね。
女の子達はこれならかっこいい!と聴き惚れていましたよ。
ちなみに対極が「ママ・・」でしたね。
皆ひいてました(^^ゞ
CDも買いましたが、これはやっぱりLPですよ!歌詞カードの写真が素晴らしいものばかりです。CDだと小さくなってしまって残念です。
30年以上の時を超えて「流転」について語れるなんて泣けてくるほど嬉しいです。
ありがとうございます。

今読売新聞で加瀬さんが「時代の証言者」として取り上げられています。
ご存知ですか?

投稿: 空桜 | 2011年10月27日 (木) 21時15分

74年生まれ様

「流転」のヴォーカルは僕の認識よりずっと、ファンの人気が高いようですね…。

このメロディーだと、例えば演歌系の人ならこんな感じになるんだろうな、というのが見えるように思いますが、ジュリーの歌い方はそれとはまったく違いますよね。
やはり歌詞の主人公に歌を重ね、静かな意思を表現しようとしているのかな…。

hayami様

こちらこそ、リクエストをどうもありがとうございました!

以前リクエストを頂いた「立ちどまるな ふりむくな」とは、短調の曲で、孤高の意思を持つ男、というシチュエーションが共通し、何より70年代の雰囲気バリバリですね~。

「流転」は、無理に歌いあげるようなヴォーカルでは伝わらないと思います。
そういうセンス含めて、ヴォーカリスト・ジュリーの素晴らしさが光りますね。

演奏が意外やロック、というのは僕もしばらくは見逃していました。
他の曲でもたまにありますが、やはり最初はジュリーのヴォーカルばかりに耳が行ってしまいます~。

投稿: DYNAMITE | 2011年10月28日 (金) 09時31分

DY様

このアルバムには特別な思い入れがあります。年末忙しくなくじっくり聞けましたし名曲ぞろいでジャケットの写真穴が空くほど見つめながらメランコリックな気分を満喫してました。

流転はジュリーを下手だって言う人に聞かせてみたいなとふと思った曲でした。

大宮ですね!!
サリー タロー ピーの応援してきて下さい
ジュリーはいいよね ほっといても頑張るしピー ピーって声援大きいと焼きもち焼くからその顔しっかと見て報告お願いします
なんて冗談です 笑

私は週末息子と高専の文化祭&見学です。
受験ですよ ジュリー&ピーの滅茶クチャ無謀な受験話しましたよ
かなり刺激受けたみたいです 
ガッツ入って来ました。

投稿: キミちゃん | 2011年10月28日 (金) 12時32分

アン様

あの時代の作品は、絶対にレコードで聴いた方が良いのでしょうね~。
かつみさんの『1969』、僕は聴いたことがありませんが、以前調べて…。
「ディン・ドン」という曲がありますよね。
一瞬、ジョージ・ハリスンの同タイトル曲が浮かび、そこからつけたタイトルなのかな、と思ってしまいましたが、よくよく考えたらかつみさんの方が先だと気づきました!
素晴らしい~。

『チャコールグレイ』はアン様好みのアルバムかもしれません。
作曲はすべてジュリーですよ!

空桜様

ありがとうございます!

以前「めぐり逢う日のために」の記事にも書きましたが、やはりこのアルバムはレコードで聴いてこそ、なのでしょうね~。
歌詞カードも大きくて…本当に良い写真ばかりですから。
僕は「人待ち顔」の少年のような表情も好きです。

「流転」はみなさま仰るように、ジュリーのヴォーカルに説得力があります。
続く「いくつかの場面」が、悲しい曲ながら僕にとってはかなりすがすがしい印象なのは、曲並びの効果もあるように感じています~。

細切れすみません~sweat01

投稿: DYNAMITE | 2011年10月28日 (金) 15時48分

瀬戸口様今晩は!!
このアルバムは、僕には沢田さんの最高傑作で、その後のアルバムを含めても、これを超える作品には恵まれていない…、と思っています。
ある種、残念な断定です。

この曲は、このアルバムのなかでも、僕にはベスト3に入る歌曲です。タイトル曲と、時過ぎ、それとこの曲です。

加藤登喜子?さんの、彼女が歌った音源が有るかどうかは、存じ上げません。加藤さんのアルバムは、何枚か持っています。シャンソン歌手を素地に、時代のフォークナンバーから、当時の歌謡曲まで広くのジャンルを歌って来られた、シンガーですね。日本女性のシンガーソングライターの草分けと言っても良いと思っています。
ある時…、松山市で、ほろ酔いコンサートがあり、赤ちゃんだった子供を連れて、出かけた事があります。本編が終わり、アンコール…の時、僕は、この曲を声かけしてしまいました。
別の歌曲が歌われ、願いは叶いませんでした。

加藤さんのアルバムで、この曲の音源があるなら、是非入手したいものです!!

沢田さんも、このアルバムが発表されたあとのライブではしばらく歌われていましたが、いつの間にか歌う機会を目にしていませんね。残念です。

タイガースライブの後は、PYG ライブか?井上堯之バンド時代の歌曲のみのライブか?
堯之さんと、克夫さんがバックの、サリーも共にいた頃のライブを見たい!!

僕の夢!!

投稿: 船越誠 | 2011年10月28日 (金) 22時57分

キミちゃん様

ああ、このアルバムは年末に発売されたのでしたね。
ジュリーって、年末とか、真冬のアルバムリリースが多いですね。まぁ、合理的なスケジュールでそうなっていたのでしょうが、そのせいか、冬のイメージを持つアルバムが多いような気もします。
曲で言っても、お題の「流転」も冬のイメージですねぇ。

大宮が明日に迫りました。
カミさんが今日の甲府に行っているので、夫婦いずれかは下山さんのダンスを目撃するのではないかと思っていますが果たして…。
今回も2階席…タローの演奏を細かく把握することがまだできていませんが、その点はまだお預けかなぁ。
ステージの全員に声援を送ってきます!

船越様

『いくつかの場面』は圧倒的に名盤ですからね…。タイムリーでお聴きの先輩方には、このアルバムが一番、という方が多いのは分かる気がします。
「時の過ぎゆくままに」がサリーのベース最後のクレジットですし…。

しかし今回、多くの先輩方が「流転」を高く評価していらっしゃることが分かり、実は意外でした。アルバムの中では目立たない方なのかなぁと考えてしまっていました。
やはりヴォーカル、演奏の素晴らしさは人気に反映しますね。

僕にとってはサリー在籍時のバンドで歌われていたジュリー・ナンバーを同じメンバーで生で体感することなど、一体どんなふうに聴こえるのか想像すらできないほどです。
もしも実現したら…。
今回の老虎ツアーもそうですが、僕は先輩方の夢の実現のおこぼれにあずかっている状態。
贅沢な後追いファンですね…。

投稿: DYNAMITE | 2011年10月29日 (土) 16時05分

甲府速報

下山さん、ピーに見事引っ張り出された模様です…。
大宮で、と密かに期待していたんですけどねぇ。

投稿: DYNAMITE | 2011年10月29日 (土) 17時37分

えー、山梨でやられちゃったんですか?
大宮期待してたのに・・・。
てことは、大宮はGRACEさん?
でも、そしたらドラムは・・・まさかJULIE???

投稿: nekomodoki | 2011年10月29日 (土) 22時43分

nekomodoki様

僕も同じことを考えましたが、さすがにGRACE姉さんは…。
ピーは女性に対してはジェントルマンで通すのでは。

順番的にサリーへの求愛ダンスに戻る、というパターンでどうですかねぇ。
いずれにせよ楽しみです!

それでは、数時間後にお会いしましょう~。

投稿: DYNAMITE | 2011年10月30日 (日) 10時15分

取り急ぎ

ダンサーはGRACE姉さん。その間ジュリーがドラムスでございました~。

投稿: DYNAMITE | 2011年10月30日 (日) 21時58分

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