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2011年10月31日 (月)

[ 伝授・特別編 ] 10・30『沢田研二LIVE 2011~2012』大宮ソニックシティー セットリスト&完全レポ

(註:今回もずいぶん時間をかけてしまいました。申し訳ありません~。
11月17日、ようやく当記事は完成いたしました。これまで更新途中にもかかわらずたくさんのコメントを頂き、ありがとうございました!)

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今回も、ネチネチとまいります。
他のブログ様のように、何回かに分けて記事更新することも考えましたが・・・なんだかここまで来ると、まとめて大長文に仕上げなければならないような使命感が(汗)。

「今回は携帯何分割まで行くのか」
と、楽しみにしていらっしゃる方がいるかもしれないですし・・・いや、それはさすがに気のせいですか。
携帯でご覧のみなさま、すみませんすみません。


(註:当記事コメント欄にて、伊東家?様より携帯での更新チェックについての伝授がございました。ありがとうございます。携帯からお越しのみなさま、是非お試しくださいませ~)

ともかく、老虎ツアーはこれから
札幌、そしていよいよ仙台へと続いていきます。
この大宮レポはまだその時点では完成していないでしょうけど、これから11月の開催各地へご参加のみなさまの感想をお待ちする意味でも、畏れながら執筆途中の状態で記事公開とし、できるだけ長期に渡って多くの方々と感動を共にしたいと考えております。

基本的に記事執筆、完成を優先するため、頂いたコメントへのお返事が遅れる場合もあり得ます。
どうか、ご容赦くださいますよう・・・。

さぁ、それでは。

ジュリーのソロ・ツアーも然り、なのですが、特に今回の老虎ツアーは・・・観るたびに新たな発見があり、自分の誤った認識をその都度是正する、という状況に追われています。
前回の10・2フォーラムで万事解決!したかのように思えた「散りゆく青春」「落葉の物語」のチェンバロ・パートにまたもや「???」マーク満載で帰還いたしました~。
そして、柴山さんが今回のツアーでSGをまったく使用していなかったことにも、この日まで気づいていませんでした。しかも、自力ではなく打ち上げでの席でたまたま話がそこに行って、みなさまに指摘されて気づかされたという。
僕の脳内に記憶としてうっすらとあった、赤いメスのクワガタは幻か・・・。

さらには、留まるところを知らないピーのドラムス、サリーのベースの進化はこの日も・・・。
本当に、凄まじいことになっています。
あの曲では、「そう来たか!」という新たなアレンジの工夫がなされていたり・・・。

そういった辺りを、いつものように1曲ずつじっくりと書いていきたいと思います。

さて今回は、残念ながら一緒に参加予定だったYOKO君が無念の欠席。
代わりに参加してくださることになったのは、anpu様にご紹介頂いた、静岡から遠征のお姉さまです。
チケットが現地受け渡しのお約束でしたので、割と早めに家を出ましたが・・・いきなりJR武蔵野線が止まりました~。
ヒヤリとしましたがすぐに動き出し、埼京線に乗り換えいざ大宮へ。余裕で到着できました。

それにしても、プレプレツアーで散々迷った挙句、その時は着いたら着いたで「なんだ、こんな簡単な道のりだったか」と思っていた大宮ソニックシティー。
今回、駅構内が工事をしているだけでまたもや右も左も分からなくなるという僕の方向音痴って、我ながら相当なモンだと思う・・・。

おとなしく、駅でanpu様達をお待ちすることに。
無事合流し、会場に着き、チケットも無事にお嫁入り完了。
ひと安心し、入場です。
顔馴染みのみなさまと次々にご挨拶しながら(akichanご夫妻とは、どんな広い会場でも必ずお会いするなぁ・・・。前日甲府のお話を色々と伺いました。ありがとうございます!)開演を待ちます。毎度のことながらワクワクする、楽しいひとときです。

照明が落ち、「G.S. I LOVE YOU」が流れると、早くも沸き起こる拍手。
そう言えば、初日にご挨拶した27年ロマンス様・・・本当に開演を楽しみにしていらして、いよいよ始まる!となった瞬間に、ご自身のブログ・タイトル曲がBGMに流れたという状況だったのですね~。
どんなお気持ちだったのだろう、と遅まきながらそんなことを考えてました。

大宮、開演です!

1曲目「ミスター・ムーンライト」

何人かの先輩方が
「今日のジュリーのヴォーカルはスロースタートだった」
と仰っていました。
僕はそんなふうには感じませんでしたが、ジュリーのソロでも、ツアー中盤あたりで声が掠れたりするパターンは過去にありました。
今、ちょうどそんな時期なのでしょうか・・・。

でも、「ミスター・ムーンライト」のヴォーカルは相変わらず凄いと思いました。
9月、10月のフォーラムでは、音合わせ無しでいきなりジュリーがヴォーカルを炸裂させていたように記憶していましたけど、この日は「じゃら~ん♪」というギターのコードが鳴らされてからの演奏スタートでしたね。

ジュリーのヴォーカルが襲いかかるやいなや、熱狂の会場は2階席まで総立・・・あ、あれ?

2階のスタンディング率は半分くらい?
しかも、僕の前方はキレイにお座りのまま。

そうだよねぇ・・・全編通してスタンディングは体力的に辛い方々だっていらっしゃるでしょう。
立って観ることがすべてではありません。
ただ、僕は両隣のお姉さまが瞬時に立ち上がったこともあり、勇気づけられるようにして、後ろを気にしながらも立たせて頂きました。

ちなみにこの日、偶然にも僕のすぐ前のお席に、10・2フォーラムでもご挨拶させて頂いた、顔馴染みのNoz様がいらっしゃいました。
前方の視界はお客さんが皆座った状態・・・僕も昨年のジュリワン長野で経験しましたが、こういう時って、自分が立つべきかどうか迷いますよね・・・。
Noz様も、「立っていいの?」みたいな逡巡を背中に伺わせながらも、曲の途中で意を決して立ち上がっていらっしゃいました。
大丈夫・・・後ろの僕らはしっかり立っていますよ!

さて、僕の席の位置ですと、やはり注目はピーの全体の動き。
サビの直前・・・ギターが一瞬だけ短いソロをとっているたった3拍の間に、ピーはスティックを宙高く横に3回転させていました。
これは”円舞”ですね・・・。だって、ハッキリ丸の字を描いていますから。
改名しました”剣舞”の方はやはり、トップ・シンバルを優しく叩くシーンでの登場になるようです。それはこの曲の段階ではまだお預け。

今回の僕の席からのステージの見え方は・・・10・2フォーラムとほぼ同じ(涙)。
まぁ、フォーラムよりは距離的にいくぶん近いようで、角度も微妙に違うらしく、フォーラムではほとんど見えなかったGRACE姉さんの手元を、漠然とですが確認できます。
「ミスター・ムーンライト」では、ハイハットとボンゴだったでしょうか。

『PLEASURE PLEASURE』ツアーの大宮も今回と似たような席で、その時には泰輝さんの手元の鍵盤全面を上から見下ろすことができましたが、今回は何故か見えず。セッティングの位置関係なのかな・・・。
でも、泰輝さんの指の動きは見えます。ビートルズ・ヴァージョンに倣ったオルガン、この日も優雅に炸裂です!

ちなみにビートルズのテイク、オルガンはジョージ・マーティンではなくポール・マッカートニーが弾いていて、エンジニアのジェフ・エメリックはこの時初めてポールが鍵盤楽器を弾けることを知った、という話があります。

2曲目「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」

この曲、メチャクチャ好きになってきた~。
ピーの豪快なフィル・インからスタートし、演奏途中にサリーとピーに大きな見せ場が何度もある曲。
サリーの発音、白状しますと未だに「now」には聴こえないんですけどね・・・。

しかし、何と言ってもジュリーの楽しそうなことよ!
僕はまだこの曲の歌詞をキチンと調べていないんですけど、Aメロの追っかけコーラス部で「Do The Twist♪」って歌ってます?
ソコのジュリーのアクションがカッコいい!
両肘を腰より少し高めで左右に拡げ、親指でポーズを作ったりしてるんです。
「カサブランカ・ダンディー」に近いアクションかな・・・。これはこの日初めて気がつきました。
ってことは、10・2フォーラムよりはジュリーの姿がよく見えてるってことだよね~。

両隣のお姉さまや、真ん前のお席のNoz様が早くも盛り上がっていらしゃるのが雰囲気で伝わるので、スタンディングの少ない2階席も、僕の周りはとても爽快な感じ。

何より大宮2階席、音がイイ!
しかもサリーとタローのコーラスが凄く聴きやすいぞ~!大宮ソニックシティーのPAさん万歳!

2曲目で早くもスイッチが入り、怪しげな歌詞で追っかけコーラスに参加するDYNAMITEでございました。
思いっきり「Do The Twist♪」とか「Do The Blues♪」とか断じて歌っていましたが、歌詞全然違ってたらごめんなさい・・・。
あ、でも周りのご迷惑になるような大声では歌っておりません。観ていて軽く声が出る、というのはノリノリ気分のバロメーターなのです。

あと、10・2フォーラムの「シー・シー・シー」で気がついた、エンディング最後の最後のGRACE姉さんのタンバリン3連符打ち→そのままタンバリンごとクラッシュ・シンバルに激突、という豪快な演奏・・・これは、「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」のエンディングでも同様に炸裂していたんですね~。

3曲目「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」

Onstage

スイッチ入ってる・・・はずなんですが、ジュリーと一緒にジャンプできない・・・。
何故だ~!何を恥ずかしがってる~?
(1階席1桁なら絶対できる、と思うのも何故だ?)
しかしカッコいいよね・・・ジュリーの膝を畳んだしなやかなジャンプ。

で、この曲でアクシデントが。
2番だったかな・・・ステージ全体を観てたら、ピーの不自然な動きが視界に入りました。「あっ!」と思ったらその瞬間、左手のスティックを投げちゃった!
そして、10・2フォーラムの「割れた地球」でも魅せた必殺技・・・右手1本でフィル・イン豪打→予備スティック握り込みマジックですよ~。
しかもね、この日は予備のスティックを一度逆さに握りこんでから、上空でクルリと回転させて握り直していました。

打ち上げでご一緒したカオリー様は近くでその瞬間を観ていらしたらしく、どうやらスティックが折れてしまって、ひょい、と投げたという状況だったみたいですね。
しかし・・・その後の対応がここまでカッコイイと、わざと折っているんじゃないかとすら思えてしまう・・・。

ピーは、そのパワフルなドラムスでファンを魅了する一方で、こうしたアクシデントも多いツアーとなっています。スティックを折ることは、アタックの強いドラマーの勲章でもあるんですけどね。
そういうことひっくるめて、「俺がやるんだ!」という強い意志が感じられるのは、やっぱり演奏するのがタイガースの曲だからだと思うのです。

40年ぶりのステージ、しかも長丁場のツアーという状況を普通に考えたら、もう少しGRACE姉さんに助けてもらうよね。そうして、曲によっては休みっぽい演奏だってできるはず。
しかし、ピーはタイガース・ナンバーでそれはできないんだろうなぁ・・・。
その意気は、きっとGRACE姉さんにも伝わってると思います。サポートに徹するGRACE姉さんの姿に、それを感じさせる気迫がありますから。
タンバリン叩きながら、いつもピーを見て「いざ」という時の準備をしていてね・・・。

大宮は、柴山さんのギターもよく聴こえました。
後半に演奏される「怒りの鐘を鳴らせ」もそうですが、リード・ギターがジュリーのヴォーカルとかぶさっても、まったく歌の邪魔にならないというのは・・・1年や2年で辿り着けるものではないでしょうね。

あと、イントロ直前の音合わせの「じゃら~ん♪」というコード弾きは、柴山さんではなくタローでした~。

~MC~

「たくさんお越し頂き、ありがとうございます。全国から集まっていらっしゃるのでしょうか、それともここ大宮の方々ばかりなのでしょうか(笑)。こんなに来て頂いて、感謝いたします」
といったニュアンスの挨拶の後、ピー、タロー、サリーの順にゲストのタイガース・メンバーを紹介。
続く「そして、鉄人バンドの面々です」のコール含め、大歓声で応える会場です。
(註:ピーがオフシャルサイトで
「テンプターズのお膝元、”大宮人(オオミヤビト)”のノリは素晴らしい」
と書いてくれています。
この日の大宮ソニックシティーのお客さんの歓声、2階席も着席率高いながらも「おおっ、かなり盛り上がってるな~」とは感じていましたが、それはステージにも確かに届いていたようです。嬉しいですね!)

4曲目「僕のマリー

Tigerssingle

ジュリーのMCがまだ終わり切らないうちにサリーが「シラソ♪」と始めたので、小心者の僕は
「ああっサリー、ちょっとタイミング早い!」
と焦りましたが、バンドは全員バシッ!と合わせました。さすがだ~!

この日の「僕のマリー」はフォーラム2公演に比べてテンポが速かったかな?
テンポを決めるのは先述のベース・イントロですから、サリーがそういう気分だったのでしょうか。
そのせいか、ピーの

ずっ、ちゃ~ん♪ ドコドコドコ
ずっ、ちゃ~ん♪ ドコドコドコ

(↑伝わるのかこんな擬音で汗)

の「ドコドコドコ」が、「もうちょっと遅い方がいいんじゃあない」みたいな感じに聴こえたのは僕だけだったでしょうか。

さて、2日フォーラムの記事で触れましたが、”青い鳥”のリード・ギターを「緊張する」というタロー。僕なりに考えたタローの緊張の理由はそこで書きました。
要は、「超」が付く有名曲の宿命ということ。
みなさまにおかれましては
「じゃあ”僕のマリー”の間奏リード・ギターも同じように緊張するはず」
とお考えになるかもしれませんが・・・。

実は。
「僕のマリー」のリード・ギターは、桁外れに簡単なのです(あぁ、言ってしまった~)!

みなさま、次にご参加の会場では、「青い鳥」イントロと「僕のマリー」間奏でのタローの”指”ではなく”手の甲”の動きを注意して比較なさってみてください。
「青い鳥」では、1音1音左右に大きく移動します。
一方の「僕のマリー」では、横への移動がほんの少ししか無いんですよ。極端に言えば、手を固定して指だけ動かしていれば弾けてしまうフレーズなのです。

もちろん、簡単だからと言ってレベルが低いということではありませんよ!
そういうメロディーだということです。この間奏は、歌メロと同じ音階ですからね。

それでは、2日フォーラム・レポートで自分に課した宿題。エンディングのハーモニーについてですが。
やはり最後の「夢を見た~♪」の「た♪」・・・ジュリーは「シ」の音を出しているようです。
最高音の「ミ」はタローじゃないかなぁ。
今後の参加会場で柴山さん、泰輝さんを注意して観てからでないと、ハッキリとは言えませんけど・・・。

5曲目「モナリザの微笑

Tigerssingle

2日のフォーラムでは、タローのハーモニカ演奏にオクターブ移動がありましたが、大宮ではすべて同じ音階でした。
安全策をとった(?)だけあって美しいフレーズが安定し朗々と奏でられます。最後の最後の一瞬に1音だけ、半音(だったかな?)低い音を出してしまいましたけどね~。

でも・・・タローは今回「間違ったら分かりやすい」パートを一手に引き受けているような・・・。
そういう役目を自然に担う立場にある、というのもタローの温和な、まとめ役としてのキャラクターを伺わせます。
たぶんサリーも、たまには演奏を間違えたりしているのでしょうが、聴いていて素人には分からない部分が多いのでしょうね。

ピーの”トップシンバル剣舞”は相変わらずのカッコ良さ。
四十肩のDYNAMITEとしましては、65歳のピーが腕を天高く「ビシ~ッ!」と伸ばしているのを観るだけで、己の情けなさを痛感してしまいます。

で、セットリスト予想の記事でも書きましたが、「モナリザの微笑」のドラムスの見せ場のひとつに、歌メロの最後部

待って~~~い~~~る~~~♪

のトコで、それまで淡々と優しく演奏されていたのが、突如激しいアタックでオカズを叩く、という箇所があります。
オリジナル音源ですと

どんたかたっか♪

という、ビートルズの”「テル・ミー・ホワット・ユー・シー」仕様”
(←お祭り系オカズとも言う)
しかし今回のツアーでピーは

たん、たかたか♪

という”「老虎再来」仕様”でキメてきます。
こっちの方が曲の雰囲気には合っているかもしれませんね。ジュリー曰く「グッと気どった感じ」の曲なのですから。

6曲目「
銀河のロマンス

Tigerssingle_2

この日、己の誤った認識&不明を恥じる最初の「えっ?」は、この曲で襲ってきました。

僕は今回の記事冒頭で
「チェンバロ・パートに???で帰ってきました」
と書きましたが、ここでいうチェンバロ・パートとは「散りゆく青春」「落葉の物語」のことでございまして、じゃあ何故「銀河のロマンス」でそんな話が出てくるかというと。

10・2フォーラムが終わった時点で、僕は
「あのチェンバロみたいな音は、GRACE姉さんが鉄琴のような楽器を叩いて出しているんだな」
と考えました。
かの様のサイトで、GRACE姉さんのセッティング画像を見たからです。

そして大宮では、辛うじてその鉄琴の形状と、GRACE姉さんがそれを演奏する姿を確認できたのです。
それが・・・思いもしなかった「銀河のロマンス」で!

しろい、こぶ~ね~♪

のヴォーカル後にすぐ続いて

シ♭・ラ・ソ・ファ・ミ・レ・ソ~♪

と、追いかけるようにしてGRACE姉さんが鉄琴を叩いていました。その瞬間についてはハッキリ見えましたから、間違いありません。
これは、オリジナル音源にも渋~く登場する音階パートなんですね。

で、GRACE姉さんの出した音というのがね・・・。
まんま、鉄琴の音!
キラキラとした、甲高い音です。つまり、チェンバロのような独特の濁りはまったく無い音色なのです。
じゃあ、「散りゆく青春」「落葉の物語」のあの音は、一体何で出しているのか・・・。

謎に包まれながら頭をひねっている間に、曲は終わってしまいました。

途中で
「ジュリー・マイ・ラヴ♪のシャウトは、意外と先輩方はあまりやらないんだなぁ」
とか
「ピーの”トップ・シンバル剣舞”は、本当に騎士が剣を舞わせているみたいだなぁ」
とか、色々と考えてはいましたけどね。

とりあえずその疑問はセットリスト後半に持ち越すことにして、気をとり直します。

そうそう、2日のフォーラムでは聴こえ辛かった「しゃ・ら・ら・ら・ら・ら・ら~♪」のGRACE姉さんのコーラス、大宮はバッチリ聴こえました。
オリジナル音源より1オクターブ高い声になっているんですね。さすが女声です!

7曲目「坊や祈っておくれ

Tigersbox

フォーラム2公演と比べても、大宮での「坊や祈っておくれ」は格段に良かったと思いました。何と言っても、サリーとタローのコーラス・パートがハッキリ聴こえた、という音響の素晴らしさが大きいです。

この曲はまずジュリーが1番をソロで歌った後、展開部を3人で歌い出すその瞬間が、一番の聴かせどころではないでしょうか。
それまで伴奏していた泰輝さんのピアノも、1小節+2拍に渡って完全に消え、「声」だけで曲が進行します。楽器が鳴っていないにもかかわらず、「バ~ン!」と音圧が増す感覚には震えました。

トッポが不参加の今ツアー、後追いファンが体験したことのない「タイガース黄金のハーモニー」を最も堪能できるのは、この曲。
やはり3人それぞれの声を聴き分けられるような音響バランスは、とても重要だと考えます。
この先の会場でも、大宮と同じくらいのバランス設定で、多くの方々が「坊や祈っておくれ」を聴けると良いのですが・・・。

ちなみにこの曲の途中、2拍目と4拍目で、ほんのかすかにピーがハイハットを踏んでいるのを確認できました。ハイハット(向かって左端の二重になっているシンバル)が微妙に閉じたり開いたりしているのが見えたのです。
2階席ではまったく音は聴こえませんが、ステージに近いお席のみなさまの耳には、ひょっとしたら小さな小さな「チッ、チッ・・・」という音が届いていたかもしれませんね。

~MC~

結構長いMCでしたね~。
詳しい内容は、各地のじゅり風呂さんがすでに書いてくださっています。僕のトコは、何とか思い出したシーンを少々。

ここでのMCは初日からずっと引き続いての、ジュリーとゲストであるタイガースのメンバー3人とのおしゃべりタイムでした。

サリーは
「30年ぶりにステージでベース弾いてますが・・・(見ていて)大丈夫?」
とお客さんに問いかける一幕も。
もちろん大拍手で応える会場。僕も手が痛くなるくらい拍手しましたよ~。

ジュリーは
「色々ベース持ってるのに、肩が凝るから一番軽いの持ってる」
と、からかいます。

それではここで説明!
タイガース時代からのトレードマークだったという、サリーのバイオリンのような独特の形をしたベース・・・ヘフナーって言うんですけど、これ、ベースの中では抜きん出てボディーが軽いんです。

ビートルズのポール・マッカートニーが、同じくヘフナーのベースをトレートレードマークにしていましてね。
ベースって基本的にギターより重い楽器ですから、ヘフナーを弾いたことのない人は、ポールがよくベースを片手で高々と持ち上げて歓声に応えるシーンを見て「ポールって凄い力持ちだなぁ」って思ってることが多いんですって。
実は、メチャクチャ軽いんですよ、あれは。

それと・・・ネックやフレットの形状から、ヘフナーは指の短い人でも弾き易いということでも有名ですが、サリーって指短いのかな・・・?

ちなみに、僕は打ち上げでもそんなウンチクを語り、調子に乗って
「まぁ、柴山さんのSGも相当軽いけどね~」
なんて話していたら

「今回はSG使ってないよね」
「ええっ?!マジですか~!!」

という話に繋がったのでした。お恥ずかしい・・・。

サリーに続いては、タローとのおしゃべり。
「(30年ぶりのサリーに対して)こちら(タロー)はずっとLIVEを続けてます。次はいつ?」
と話を振るジュリー。

タローの話によりますと、銀座タクトの11月公演は、もう予約が一杯で入場できないんだそうです。これから「行ってみようかな」というファンは、12月のクリスマスLIVEにお越しください、とのことでした。

で、その11月21日の公演は、タローのバースデー記念LIVEなんですってね。
ジュリー曰く
「お祝いごとは、遅れてやってもエエんですよ」
と。
「LIVEは27日。でも本当(のタローの誕生日)は17日で」
と言ったら、タローが苦笑いするように
「18日!」

「あ・・・間違えた!」
と焦るジュリーに追い討ちをかけるように、タローは右手を「チッ、チッ」としながら
「17日はね、裕也さんや」

「聞きたくなかった・・・」としょげるジュリー。

タローが
「僕は、625(ジュリーの誕生日)を覚えてるよ。(サッ、とジュリーの方に向き直って)・・・ひとつ違い!」
と、ジュリーと自分を交互に指さして強い口調で言うものですから、これまで各会場でタローのことを「ワタシより2つ上!」と紹介し続けてきたジュリーはまたもや一瞬焦りますが
「あ、今は、ってことね!また間違えたかと思ったやん~」

そしていよいよ
「こちらは40年ぶりです」
という、いつもの紹介から始まったピーとのやりとりでは、恒例・ピーの中国語挨拶をジュリーがまた適当に

「大変興奮してます、と言ってます」

と翻訳したら、ピーが
「そう!合ってる!」
だそうで。

これは、打ち合わせ無しだと思いました。
ジュリーが「そうなの?」みたいな雰囲気で、素でピーを振り返ったように見えたのです。

広島での「坊や祈っておくれ」の拍手の話の流れで、ピーからファンの伝言話も出ましたけど、ちょっとドキリとしたジュリーファンの方々も多かったのかな?
ジュリーは、ファンのことはステージで口に出さない人ですからね・・・。

ただ、ジュリーならばきっと何もかも最初から解っていますよね。
それでも、ピーや、広島への思いを持つ方々、そしてこの日のお客さんに気を配った応対のジュリーでした。
ソロLIVEでは観られない、珍しいシーンだったとも言えるのかな・・・。

「それでは、次の曲はタローが歌います。ビコーズ!」

8曲目「ビコーズ」

3回目のツアー参加となり、新規ファンの僕も、いよいよタローのヴォーカルに馴染んできました。
ジュリー・ヴォーカルではない曲として、ピーの「ジャスティン」とタイプが違うのがイイですね。つくづくバランスの良い選曲だと思います。

ジュリーはコーラスしてますっけ・・・?
よく見えないんです(涙)。

ピーのドラムスでは、スネアの演奏に時折3拍と4拍の連打が交ざってくるのがイイですね~。
基本的な演奏リズム・パターンである

つつたつ、つつたつ♪

というエイトビートの中に、おそらく自由なタイミングなのでしょうか、

つつたた、つつたん♪

というフレーズが採りいれられています。
昔からそんなふうに叩いていたのかなぁ。僕はタイムリーでタイガースの演奏を知らないですから、色々と大事な考察が抜け落ちてしまっているのかも。

それにしても・・・タローとピーは今ツアーで1曲ずつ歌ってくれたけど、サリーはやっぱり最後までリード・ヴォーカル曲はやらないのかなぁ。武道館でもダメかなぁ。

移動のバスの中、寝ているサリーの耳元でピー達が「歌って、歌って」と囁いているらしいですが・・・。
他のメンバーがその気ということで、ファンとしても最後まで期待を持ち続けたい、と思っています~。

9曲目「
サティスファクション

「ビコーズ」の後で、ジュリーが「盛り上がっていくぞ!」と声を上げてからのギター・リフ・イントロへと繋がる進行は、初日からずっと続いているようですね。

ピーの「だん・だん・だだだ♪」に合わせての手拍子、やっているお客さんも多いことは多いんですが、まだ会場全体に浸透はしていないですね・・・武道館では是非1万人で手拍子を合わせたいシーンだと考えているのですが・・・。

10・2フォーラムで気づいたピーの”X攻撃”は、この日はゆったりモーションで披露されていました。
「サティスファクション」のピーについては、フォーラムでは目にも止まらぬ早業、大宮では大きな波のような余裕のエンディングだったと言えるでしょう。

さて、やはり僕は毎度のことながらこの曲をジュリー中心に観ています。自然に目が釘付けになってしまうのですね。
僕は10代の頃にビートルズとストーンズの洗礼を受け、この2つのバンドは特別だという思いが人生において継続してあります。
ですからたまに他のバンドやアーティストがビートルズ・ナンバーやストーンズ・ナンバーをカバーしているのを聴くと「けっ!」とか思うのが常でした。オリジナル音源があまりに身体に染みついていて、それ以外の音や声を受けつけないのです。
これは、タイムリーなタイガース・ファンの先輩方がタイガース・ナンバーに対して思っていらっしゃるのと同じ感覚ではないでしょうか・・・。

しかし、これは『ジュリー祭り』より以前の話(ポリドール時代のCDを聴きまくって、それだけでジュリーファンになったように思っていた時期)になりますが・・・ジュリーがビートルズ・ナンバーやストーンズ・ナンバーを歌うことにまったく違和感を感じない自分に、大変驚きました。
やはり僕には、ジュリーファンとしての資質だけは、どうにかこうにか備わっていたようですね・・・。

今ツアーの「サティスファクション」では、タイガースのメンバーもジュリーの凄まじいアクションに感化されてしまうようで、タローがギターをブンブン振り回したり、サリーがその場足踏みをしたり、とステージ上の個々のアクションにも見所が多いです。
それでも気がついたらジュリーばかり観ています。
「サティスファクション」は、タイガース時代から既にジュリー独壇場のナンバーだったのかもしれないなぁ、と後追いファンの僕は想像していますが・・・どうだったのかな?

10曲目「ジャスティン」

「ひとみ・みのる~~~ッ!」
というジュリーの雄叫びに続いて、ピーが
「ジャスティ~~~ン!!」
と甲高くシャウトしてのイントロ導入でした。

さぁ、大宮のお客さんのうちの多くが
「今日はピーは誰をダンスに引っ張り出すのか」
と、楽しみに待ちかまえていたのではないでしょうか。

静岡公演でピーに
誘われた柴山さんが見事なダンスを披露し、世の鉄人バンドファンの間ではそれでも、「泰輝さん、柴山さんまでは充分あり得ても、まさか下山さんを踊らせる流れにはならないだろう」と半分は考えていました(たぶんね)。
ところが1週間空けて次会場の甲府。
カミさんが遠征参加していたのですが、「下山さんが踊った!」と速報メールが届きました。

翌日大宮に参加のJ先輩、J友さんの間ではその瞬間から
「明日は誰だろうか」
とのやりとりが行き来しましたね・・・。

実は僕は「GRACE姉さんはナイだろう」という考えでした。
ピーは女性にはジェントルマンで通すのかなぁ、と。
大宮では、また一巡してサリーに戻るんじゃないか、と予想していました。

しかし。
いつものようにジュリーの「瞳みのるの将来はみなさまの声の大きさにかかっている!」という脅迫コール&レスポンスに続いて、いよいよ仁王立ちとなったピーの出番。
「今日の(ダンス)ゲスト・・・グレース!」
という鶴の一声が・・・。

GRACE姉さんは瞬時に椅子の上に立ち上がり、若干恥ずかしそうにしながらも、大きく両腕を上下させてのモンキーダンスを披露してくれました。

で・・・当然ながらその瞬間にはドラムスの音が消えまして、泰輝さんがピアノのフィル・フレーズを小節の最後のタイミングに入れるような形で何とか譜割を持続させていました。
と思ったら。
ジュリーがだだ~っ!とドラムセットに駆け寄り、泰輝さんがキープさせていた譜割りとまったく関係の無い滅茶苦茶な起点から、いきなりドラムス演奏を始めるじゃないの~!!

キック無しのエイトビート!

技量がどうのこうの以前に・・・貴重です!
カッコイイのです!

ジュリーが、今ツアーに向けてのドラムスの練習を(おそらく)まったくしていなかったことは、この日の演奏から判明してしまいましたが、とにかく貴重なシーン。
これはピーとGRACE姉さんが二人ともドラムスから離れていなければあり得ない状態なのですから。

札幌ではピーの求愛ダンス・シリーズが一時中断したようですし、ツアーを通じて大宮限定のシーンになる可能性が高いです。
参加のみなさま、大変な得をしましたね~。

ジュリーのドラムスが危なっかしいと思ったのか、モンキーダンスのGRACE姉さんは短い時間でスッと椅子に戻り、ジュリーのエイトビートの譜割りに見事に合わせた豪快なフィル・インから、「ダンスでは物足りない!」とばかりに4小節ほどのドラム・ソロを熱演しました。
その間、何とジュリーのエイトビートがGRACE姉さんのソロをバックアップしていたということにもなり、これまた大変貴重なシーンとなりました。
すべては、ピーの求愛ダンス・シリーズのおかげでございます~。

ピーは、見事にダンス披露から楽曲のリズム収拾までをもこなしてくれたGRACE姉さんに
「いきなりの指名で怒ってないかな?」
みたいな感じで、さかんに様子を窺っていました。

GRACE姉さんのドラムソロが終わり、ジュリーがステージ前方に戻ってきて、曲が通常のリズムに戻った後
「グレース、サンキュ~!」
と叫ぶと会場は大拍手。
もう一度チラッとGRACE姉さんに視線をやって
「グレース、グレート!!」
と大絶賛で謝意を示すピー。やっぱり、女性には気を遣っているということかな?

ツアー後半へ向けて、今後「ジャスティン」がどういう方向へ向かっていくのか・・・注目していきたいところですね~。


(11月6日註)
札幌ではご指名無しヴァージョンだったようですが、昨日の仙台で突如ピーの求愛が復活したとのことです。ピーのご指名を受けたのはサリー。
で、僕はこのピーの指名がサリーから始まったものと思っていたのですが、これは泰輝さんからスタートした流れだったそうです。ということはピーのご指名は仙台以降ランダムに再始動したということ・・・今後いつ、どの会場で誰が踊るのか、まったく予想ができないということになりますね・・・。

~休憩~

大宮でもこの休憩タイムに何人かの先輩方とご挨拶させて頂くことができました。
また、Noz様にはこの時間に、1971年1月24日に参加できなかった時の思いを聞かせて頂きました。
つくづく、今こうしてツアーが行われていること・・・後追いファンの僕は、ここへきて「奇跡」と感じるよりもさらに、に不思議な時間の流れに思いを馳せてしまいます。僕が知らなかった世界の、そのままではないけれど確かにかつて存在した”タイガース”をとりまく空気とほぼ同じ空気を今実際に体験していることで、LIVEの最中ふと、僕にとってはまったくあり得ない既視感すら覚える瞬間があるのです・・・。

11曲目「淋しい雨

Tigerssingle_2

初日、この曲を体感した際には、”鉄人バンドを加えたタイガース4人が、リリース当時の音源を再現してくれている”という歓びの感想を持ちました。
それが・・・大宮では、むしろレコード音源とは違った演奏箇所を探し求める自分がいて、そんな細かい部分に魅力を覚えるようになってきました。

例えばキーボードがホーン・セクション・パートを一切排している点。
それにより、レコード音源では聴きとりにくくなっているベースとピアノのアンサンブルが、今ツアーでは強調されているように思います。

また、ピーのドラムスはオリジナル音源にかなり近い演奏なのですが、それがかえって”オリジナル音源の演奏”(これがピーの演奏なのかどうか、未だに結論を出せずにいます)との違いを浮き上がらせているように感じてなりません。
ハイハットの手数が違う。
キックの跳ね方が違う。
そもそも、イントロの初っ端で「ドコドコ♪」と鳴るフロアタムの連打も、感触が微妙に違う気がする・・・。

ただ、それはもしかしたら、ツアー初日からピーのドラムスが進化しているというだけのことかもしれません。
僕は初日には確かに、「オリジナル再現」の魅力を感じていたのですから。変わってきたのは、ステージのメンバーの方かも知れないのです。

10・2フォーラムのレポートにも書きましたが、転調直後、コーラス抜きの純粋なソロ・パートになるジュリーのサビのヴォーカルが、相変わらず素晴らし過ぎます。
タイガースの大きな魅力はコーラスワークにあることは確かですが、それ故に、コーラス中心の楽曲の中で「ひょい」と姿を表すジュリーのソロ・パートは、分かっていても一瞬ドキリとするほどに目立つんですよね・・・。

12曲目「風は知らない

Tigerssingle


僕は、この曲の直前にピーが上着を脱ぎ、さらに「花の首飾り」直前にもう1枚脱いだように見えていたのですが・・・どうも各地の情報を拝見しますと、それは記憶違いのようです~。
10・2フォーラムとゴッチャになってしまったかな・・・。

大宮では、この曲ではまだピーの”鬼神ロール”はお預け(”トップシンバル剣舞”は当然出ましたけどね)。
その代わり、というわけでもないですが、とにかくタローのコーラスがよく聴こえます!
トッポのパートを歌っているのがタローのようです。
タイガースについて何も知らなかった僕は、この曲のオリジナル音源で「これがトッポのコーラスの声!」と何度も繰り返し聴きながら、リード・ヴォーカル以外のトッポの声を覚えようとしていたものでした。
今ツアーで聴こえてくるのは、そうやって耳に馴染ませてきた声ではありませんが・・・やはり「風は知らない」のコーラス・パートは新規ファンながらの思い入れもあり、とても好きな音階です。

一方でサリーの声も聴こえていたはずですが、注意していなかったみたいで・・・そこは次回、リベンジしなければいけませんね。

ところで僕は、今ツアー後半1曲目「淋しい雨」と2曲目「風は知らない」の両曲・・・ジュリー言うところの「隠れた名曲」ということになるのでしょうが、一昨年、昨年という段階で既に拙ブログのお題として採り上げていました。
今読み返すと・・・何ということでしょう!
何人かの先輩方が、記事に頂いたコメントの中で、ズバリ「淋しい雨」「風は知らない」の2曲を並べて挙げ、強い思い入れを語ってくださっているのです。


今回のセットリストはジュリーが決めたようですが、「タイガースの隠れた名曲」としてのこの2曲に対する思いを、ジュリーとジュリーファンの先輩方が同じように40年間持ち続けていたことが証明されたようで、今さらながら感動いたしました~。

13曲目「散りゆく青春」

Tigerssingle_2


さて、問題はこの曲です。
イントロから流れるチェンバロのような音色のアルペジオ・・・CD音源とほぼ同じ音階だと思いますが、10・2フォーラムのレポートでは、GRACE姉さんのセットにある鉄琴のような楽器が出しているもの、と結論づけました。

でも、どうも違うようなのです・・・。

ハッキリとは見えませんが、鳴っている音とGRACE姉さんの動きが合っていないんですよ。
(この時点ではまだ「よく見えていないだけかもしれない」と思っていましたが、アンコール時の「落葉の物語」を見て「確実にGRACE姉さんではない!」ということは分かってしまいました)

そうすると問題は泰輝さんの左手ということになってきますが・・・。
10・2フォーラムでもそうでしたが、僕の位置からはキーボードが一台しか見えないのです。
もし、”キーボード一台体制”というのがこれまでの僕の誤った認識で、本当は席から死角の下段位置にもう一台のキーボードが隠れているとするならば、泰輝さんが左手でアルペジオを弾いている可能性を考えなければなりません。
しかし、とにかく見えないのですよ・・・(泣)。

そんなこんなでGRACE姉さんと泰輝さんの動きばかり気にしていたものですから、各地で先輩方ご指摘の「散りゆく青春」歌詞間違いにも気づくことができませんでした・・・。
ただ、「散りゆく青春」のジュリーのヴォーカルは、初日と比べるとかなり全体の流れ・・・特に「花の首飾り」への繋がりとして最適であることが、客席側からも馴染んできたのかな。
棘の無い、安心感を抱かせる良質なポップ・チューンなんですよね。

ようやく後追いの僕にも、その辺りの感覚が沁み通ってきたように感じます。
タローらしい、朴訥な短調のメロディーが心地よい・・・今さら僕などが言うまでもないことですが、「散りゆく青春」は、ジュリーのヴォーカルが自然に引き立つ名曲ですね。

ちなみに、「風は知らない」でスルーされてしまったので
「あぁ、今日はピーの”鬼神ロール”は『割れた地球』までお預けだな~」
などと油断しておりましたら、いきなり
「だけどそ~れも♪」
の直前で「ドゥロロロッ!」と来ました!

ピーはおそらく今、どんな曲であろうと、ちょっとした気持ちの入り方で手なりに”鬼神ロール”が繰り出されるような状態なんだろうなぁ。
そのことだけとっても、ピーのドラムスはやはり、初日と比べると格段に進化しているようです。

14曲目「花の首飾り」

Tigerssingle

ジュリーがこの曲を歌う、というサプライズに対するどよめきの雰囲気は、ここへきてさすがに無くなってきました。
あるのは、ジュリーのヴォーカルを聴き逃すまい、という会場の集中した空気です。

ヴォーカル以外にも、色々とオリジナルとは違う「花の首飾り」。
イントロの柴山さんのギターに微かな歪みがあったり、ピーのキックが16分音符で跳ねていたり。
初日は気づけなかった、このメンバーならではのアレンジに、今さらのように耳を奪われます。
僕もジュリー・ヴォーカルの「花の首飾り」に慣れてきたということかな?

「からみつくように♪」と歌われる箇所、ピーの”トップシンバル剣舞”炸裂もあったりするので、今回のステージでのこの曲の一番の見所だと思っていますが、ジュリーのヴォーカルは”情景”が浮かぶんですね。
一方で僕は”願い”が浮かぶトッポのヴァージョン(2人のヴァージョンを比べた時、僕にはそう聴こえる)も、いつかきっと生で聴いてみたい。

ジュリーが
「(全員揃ってタイガースを名乗ることを)あきらめていない。かつみもシローも、他のメンバーも同じ気持ちだと思っています」
と言うからには、僕もそう思おう・・・。
今度の武道館で、というのはさすがにもう無理かもしれないけれど、楽しいことを素直に信じこみ待つことを、僕は「恥ずかしい」とか「叶わなかったらと思うと怖い」とか、そういうふうには考えないんですよね・・・。

15曲目「割れた地球」

Human


凄かった・・・。
ピー渾身の”鬼神ロール”が、大宮では一体何度炸裂したことでしょう。

今となっては、自分の記憶違いか?と思ってしまうほどなのですが・・・初日の「割れた地球」では、”鬼神ロール”は一度も登場しなかったはずなんです。
僕は初日、次曲「怒りの鐘を鳴らせ」でようやく、「やった!ピーのロールが遂に生で聴けた!」と感動していましたからね。

それが大宮の「割れた地球」では、炸裂に次ぐ炸裂。
考えてみれば、楽曲の性質上「怒りの鐘を鳴らせ」の場合は、ロールを繰り出す箇所はほぼ決まっていて、Aメロ頭のフィル・インに限定されているんですよね。
対して「割れた地球」は自由度が高く、ピーの気持ちが入った箇所で”鬼神ロール”をオカズとして自然に組み込むことが可能なのでしょう。
これは、初日に気持ちが入っていなかったということではなく、やっぱり「キンチョ~の夏」だったのでしょうね。

ツアーを重ね進化したピーは、「割れた地球」の演奏自由度を最大限に生かして暴れ回っています。
初日から間を空けて再度ツアーに参加した方々は、「割れた地球」だけとっても、ピーの進化に本当に驚くんじゃないかなぁ・・・。

ピーはこの曲で(ピーの側から見て)右端のトップ・シンバルを打つ際に、身体を斜め左に倒して「ぱし~ん!」と打ちます。そのせいで、右手がピ~ン!とまっすぐに伸びるように見えるのです。
これは、他の曲での”トップシンバル剣舞”の時もそう。
腕がまっすぐにきれいに伸びて、頂点から振り下ろすような感じです。
つまり、ある起点から優しく振り下ろす、激しくなぎ倒す・・・それぞれの瞬間、まるで時間が止まったかのようにピンとしている姿勢が、カッコイイのですね。
ピーは65歳ですよ。信じられないほどの美しい姿勢です。

そこで僕はピーのことを語る時、”魅せるドラマー”として表現しようか、と以前から考えていたわけですが、その表現だけだと何かが足りない気がして、悩んでいました。
そんな折、先日コメントをくださったBIS様が「パッション」という言葉を使っていらして(それはピーのダンスについての表現だったのですが・・・)、
「そうだ、それがピーのドラミングを最も言い当てた言葉かもしれない」
と、今考えているところです。

と言うのも・・・僕が今回のツアーでピーのドラムスに魅せられたのは、テクニックやパワーによるところではないのです。
ピーは、超絶テクニックが身上というわけではないですし、パワフルではあるけれど、それを誇示するようなタイプでもありません。
”魅せる”ということも含めて、”タイガース・ナンバー、タイガース・レパートリーへの情熱”・・・それがピーの演奏の魅力を語る際、とても重要な点のように思えてきました。

きっとピーのドラムスは、タイガース・ナンバーだからこそ光るのです。
ここまで自身の所属バンド・サウンドに特化したドラマーというのは、ローリング・ストーンズのチャーリー・ワッツと双璧ではないでしょうか。

初日のレポートで予告しましたが、僕はこの大宮のレポートが終わったら、「割れた地球」をお題に採り上げ、楽曲考察記事を執筆する予定です。
ツアーに参加なさったみなさま、「割れた地球」のリズムに独特な感じを覚えませんでしたか?
他の曲でリズムにまかせて普通にノッている時と、微妙に違う、ズレるような感覚。
秘密は、ピーの変則スネアドラムにあるんですよ~。
その辺りを、微力ながら頑張って解説したいと思っています!

大宮での「割れた地球」は、ジュリーのヴォーカル、サリーのベース、柴山さんのギターも相変わらず素晴らしかったです。
そして、僕はまだ今ツアーで良席に恵まれず確認できていないのですが、おそらくタローがギターコード・カッティングを担当しているはずなのです。
そのコードが、レコード音源と同じく普通のハイコード・セヴンスなのか、それともジミヘンコード(セヴンス+ナイン)にアレンジしてあるのか(その場合、「everyday Joe」での柴山さんのフォームの、半音上を押さえているのではないかと予想していますが・・・)。
今後参加予定の会場で、もしタローがよく見える席に恵まれたら、是非確認したいと思っているところです。
(後註:横浜で確認できそうです!)

16曲目「怒りの鐘を鳴らせ

Tigerssingle

初日直後は、「割れた地球」が終わってすぐに鐘の音が鳴ったように記憶していましたが、10・2フォーラム、そして大宮と参加しまして、どうやらそれは記憶違いで、「割れた地球」へのお客さんの拍手がおさまりかけたタイミングで「鐘」が始まるのですね。
スポットが暗くて確認できませんけど、鐘の音も泰輝さんのシンセサイザーなのでしょう。

大宮ではほとんど10・2フォーラムと同じようにステージを観ていまして、ジュリーのド迫力、ピーの躍動、サリーのロック魂に圧倒されました。
ただ、僕は今ツアーの「怒りの鐘を鳴らせ」について、ギター3人体制でのタロー、柴山さん、下山さんのそれぞれの役割を直に確認したい、とずっと考えておりました。しかしそれは、これまで参加の3会場では、ステージとの距離があり過ぎて無理なことだったのです。

そして・・・。
実はたった今、横浜のチケットが届きました。
今までほとんど何をやっているのか見えていなかった、タローや柴山さんの手元がしっかりと確認できそうなお席です。
この良席を頂いて、一番楽しみにしているのが「怒りの鐘を鳴らせ」です!

17曲目「美しき愛の掟

Tigerssingle_2

本っ当に細かいことですが、アレンジが変わりました。

初日のレポートでピーの迷いを推測して書き、10・2フォーラムでは、このハードな名曲がタイガース・ナンバーとして回帰したことに感動、「それでもきっと、まだまだ良くなっていく」と予測した「美しき愛の掟」。
大宮での変化は、サリー!

この曲は、オリジナル音源で言うと2分20秒あたりから、ガンガンな演奏がサ~ッと後方に弾き
「ソレドレ、ソレドレ・・・♪」
というオルガン・ソロが始まります。
そしてその箇所では、注意して音源を聴くとお分かりかと思いますが、ドラムスやギターが消えている中で、ベースは存在を残し
「ソ~、ファ~、ミ♭~ファ~♪」
と1小節ごとに1音、頭打ちをしています。

大宮でのサリーはこの部分の手数を増やし
「ソ~、ソファ~、ファミ♭~、ミ♭ファ~・・・♪」
というように、シンコペーションのリズムで演奏しました。

何故なのか、考えてみました。

オリジナル音源では
「とわに君だけを~♪」
のジュリー・ヴォーカルのリフレインに向かって徐々に音量を増していく、深いエフェクト処理された効果音のようなキーボードが登場します。
エフェクトの再現が難しいせいでしょう、今ツアーでその音は割愛されています。
そのため、ジュリーのヴォーカル・パートに達するまでの盛り上がり部で音量の増幅を表現している楽器は、ピーのドラムスと泰輝さんのフィル・フレーズの2つに留まっており、テンポが乱れていないのにスピード感に欠けるような印象がありました。10・2フォーラムでピーの演奏に「もっと走ってしまいたい!」という気持ちを感じたのも、この箇所でした。

ただ、そこに頭打ちだけではないくっきりとしたサリーのベース・ラインが組み込まれることで、大宮のこの箇所では、テンポが遅くなるような感覚は完全に払拭され、ピーのクレッシェンド演奏もタイトに聴こえるようになったのです。
1小節にたった1音のベースを追加しただけで、この効果!

まずピーが変わり、それに連れて全体のアレンジが練り直されていく「美しき愛の掟」。
この先もサリーだけでなく、どのパートにさらなる進化が飛び出すやもしれません。
アレンジが進化すれば、ジュリーのヴォーカルはその度に敏感な化学反応を起こして、どんどんエロティックになっていくでしょう。「美しき愛の掟」という曲にジュリーが身体ごと入り込む、というのはおそらくそういうことでしょうから。

18曲目「青い鳥

Tigerssingle_3

大宮でも、ジュリーの
「森本太郎、作詞・作曲。名曲中の名曲です!」
という楽曲紹介を挟んでの進行です。

さて、今ツアーでのタローの演奏においての見せ場は

・「僕のマリー」の間奏リード・ギター
・「モナリザの微笑」のハーモニカ
・「青い鳥」の全リード・ギター

の3つですね~。
いずれも「もしも間違ったら会場全員が気がついてしまう」という超・有名フレーズを任されているというわけです。

「僕のマリー」の項にも書きましたが、「青い鳥」のリード・ギターはフレット移動が大きく、それがタローに毎回の緊張を与えていると思われます。
ちょっとギターを嗜む人は、ひょっとしたら
「なんであんなに横移動させなきゃなの?もっと縦移動を使えば・・・」
とお考えになるかもしれませんが・・・横移動には、必然の意味があるのです。
それは「青い鳥」のリード・ギターが、復音フレーズだということ。単音ではないのです。
常に、2本の弦を弾いています。複数の弦を押さえる指のフォームを崩さないことを重視しての、横移動なのです。

大宮では、「青い鳥」のすべてのフレーズを完璧に弾いたタロー。
横浜で、ようやくタローの演奏を間近で観られるかと思うと楽しみでなりません。
セットリスト各曲でタローがどんな役割を果たしているのか、僕はまだ全然把握していませんからね・・・。

19曲目「シーサイド・バウンド

Tigerssingle

毎度おなじみの”上半身のみクネクネステップ”の出番です。
後ろから見たらさぞかしおかしなことになってるだろうなぁ、といつも後になって考えるんですけど、生で体感する「シーサイド・バウンド」の間奏でおとなしくしてることなど、僕にはできません!

ただ、上半身のみの参加です・・・。僕はこれまでジュリーのソロツアーでは”通路沿い率”高めだったのですが、今回は密集地帯が多いですねぇ。
大宮も含め、このまま「シーサイド・バウンド」のステップは上半身限定ヴァージョンしか踏めずじまいかな、と考えておりましたら、鹿児島で頂きましたよ、確実にステップ踏めるお席。
一番端っこ、たぶんピーと柴山さんが見えない席ですね・・・。

え、隣は壁か、ですって?
ノンノン、隣はね、花道!

・・・というようなこともまだ知らぬまま、大宮では必死に上半身のみの参加。
これはこれで楽しいですが、ふと気がつきますと、直前にいらっしゃるNoz様の動きは・・・ステージ3人の鏡ヴァージョン!
僕はジュリー達と同じ動きで、まず一歩目は右に飛ぶ感覚でやってるんですけど、そう言えばジュリワン・ツアーでの「渚でシャララ」ダンスも、鏡派の方々が多かったですっけ・・・。

さて大宮でも、サリーの「ヘイヘイ、ワンモアタイム!」同様に、ジュリーが「ここはピーの出番!」と指差すシーンがありましたが、ピーの絶叫は2階席までは届かず。
これも横浜、鹿児島に期待かな・・・。

あ、絶叫と言えば。
大宮での「ジャスティン」のコール&レスポンスの最後の雄叫びが
「ほわやぁぁぁあっ!」
ではなく
「ぴぃやぁぁぁぁあっ!」
に進化していたことを、今いきなり思い出しましたので書いておきます~。

20曲目「君だけに愛を」

Tigerssingle


初日、10・2のフォーラム両日では
「ジュリーの指差しに応える会場の反応が予想より控えめだなぁ」
と考えながら「君だけに愛を」の演奏を観ていましたが、大宮は一転、客席のスイッチが入ってましたね~。
これはきっとフォーラムがどう、ということではなく、、各地ツアーを重ねているうちにだんだんステージ、客席共にノリが良くなってきているのでしょう。

僕にとっては、ジュリーの指差しがハッキリ
「自分の席の辺りに来た!」
と感じたのが今ツアーで初めてだったということでもありましたが・・・。

ということで、僕の周辺エリアには、合計2回の指差しが来ました。
周りのお姉さま方が「ふんぎゃぁ~!」と応えるのをようやく実感できましたね~。
2度目には、僕も思わず手を振って応えてしまいました。たぶん両隣のお姉さまにはその様子を気づかれたと思います・・・。

”指差し→悲鳴”というシーンで個人的に思い出されるのは、昨年のツアー『秋の大運動会~涙色の空』での「愛まで待てない」。
ジュリーの「ダ~リン・ユ~!」への反応が、ツアー後半の会場では凄いことになってきて、ファイナルではそれがMAXに爆発していました。
思わず打ち上げの席で、ジュリーファンの先輩に
「タイガース時代の『君だけに愛を』の指差しって、あんな感じだったのですか?」
と尋ねますと
あんなもんじゃないわよ
だそうで。


つまり、今後ツアーが後半にさしかかるに連れ、各会場での「君だけに愛を」のお姉さま方の反応は、僕の知らない未曾有のMAXゾーンに踏み込んでいくことになるのでしょう。
僕自身は「ふんぎゃあ~!」とか叫ぶわけではない(予定)ですが、その凄まじさを体感するのはとても楽しみです。横浜あたりでは、かなりな状態にできあがっているはず。
そして、武道館で”あんなもんじゃない”究極の「ふんぎゃあ~!」を味わってから、温存しておいた「君だけに愛を」楽曲考察記事を書きたいと思っているのです・・・。

そうそう、今ツアーでの「君だけに愛を」リード・ギターの時のジュリーの動きが・・・いわゆるロックっぽいアクションではないんですけど、あまりに楽しそうなので僕はつい真似してしまう~。

それと、大宮では柴山さんの間奏もメチャクチャに気合が入っていました。
元来、ソロ導入部が3連符から始まるってのがまず、陶酔度(ぬお度)を上昇させるフレーズだと言えます。
下山さんとGRACE姉さんが「今日のカズさん、すごいね!」みたいな感じで、笑顔でアイコンタクトをとっていたのを、僕は見逃しませんでしたよ~。

21曲目「誓いの明日

Jiyuutoakogaretoyuujou


新規ファンのみならず、タイムリーなタイガース・ファンの先輩方にも
「今回のツアーに参加したのを機に、とても好きになった曲」
と評判のナンバーですね。
セットリストの中では「割れた地球」と共に、今、爆発的な再評価を得ているようです。
特に「誓いの明日」はセットリスト本割ラストに配置され、「明日に向かって」のフレーズが、時を越えた歓びとなって胸に響きます。

下山さんのアコースティック・ギターのストロークに始まり、柴山さんのエレキ、泰輝さんのキーボード、と鉄人バンド大活躍のイントロがこの日もまず素晴らしい。
それと、イントロについてはもうひとつ。
10・2フォーラムのレポートでも触れた、ハイハット・ペダルを踏みながらのトップ・シンバル・エイトビートが、ピーの新曲「老虎再来」のドラム演奏に似通っているんですよね~。

そして・・・何度も書きますが、エンディングでジュリーが一度
「これで終わりだよ~」
みたいなゼスチャーをして会場の拍手を引き出した後、ピーの「どん!」から始まるコーダ部。
いつか何処かの会場で、その部分をジュリーが
「ヘイ、ピ~!」
というシャウトに変え、ピーの「どん!」が2小節くらいのドラム・ソロ・フィルインに進化しないかなぁ、と待ちかまえているのですが・・・。

いや、「どん!」もすごくイイんですけどね!

~MC~

もう大宮公演から半月経ってしまいました。
MCの内容は他じゅり風呂様がすでに綿密に書いてくださっていますので・・・こちらでは簡潔に。

ゲスト3人の登場シーンについて。
まずピーが
「ホップ・ステップ・ジャンプ・おまけ」(ジュリー談)
の4段跳びで、ちょうどドラムセットの正面あたりに着地しました。
タローは、手をバタバタとさせて軽く跳びはねながらの入場。ジュリー曰く
「青い鳥です。青い鳥が帰ってまいりました」
サリーは重厚にノッシノッシと、客席に手を振りながら・・・。

ジュリーのMCでは、やはりタイガースの本当の再結成について触れていました。
初日のMCでは、「何としてもファイナル武道館までにトッポを口説く!」という意気込みを感じましたが、ジュリーの言葉も10・2フォーラムの時点で少しニュアンスが変わってきて・・・今回のツアーで「タイガース」を名乗ることはもう難しいのかな、と僕は受け取っています。おそらく多くのみなさまも。

「いつか」とジュリーは言います。
来年の1・24武道館、たとえ再結成が叶わずとも、その「いつか」を引き続き待っていられることはとても素敵なことではないでしょうか。

「(タイガースをやりたい、というのは)かつみもシローも同じ気持ちだと思う。あとは・・・やり方だけやな」
ということですから、ジュリーはまず、トッポに合わせたやり方で再結成を実行できるタイミングを、この先探そうとしているんじゃないかなぁ。
タイガースに奉仕する、とジュリーはキッパリ言っているわけですからね・・・。「明日」を待ちましょう!

~アンコール~

22曲目「シー・シー・シー

Tigerssingle


大宮での、アンコール突入に際してのジュリーの言葉は
「オマケです~」
ではなく
「それでは、もうしばらくおつき合いください」
だったかな・・・?記憶が(汗)。

イントロ、ズンズンと響くサリーのベースから

ちゃららららら、らん、らん、らん♪(ぱぱぱん!)

のハンドクラップ。もちろん会場全員参加・・・なのですが。
今ツアーで僕はこの瞬間、参加を重ねるごとにだんだん自分が情けなくなってきます。
ま~だ、左肩が上がらないんですよ・・・(涙)。
頭上で「ぱぱぱん!」とは、できないのです。
次の横浜までには、もう少し何とかなってるのでしょうか。このハンドクラップだけは、ジュリーや会場のみなさまと一緒に、頭上でやりたいんですけどね・・・。

頭上手拍子についてはそんな感じで憂き目に合ってはおりますが、幸いなことに、ジュリーのソロツアーでは必ず1曲はセットリストに採りいれられる”おいっちに体操”が、今回の老虎ツアーでは登場しません。
アレが一緒にできない、というのは悔し過ぎますから、その点については「助かったなぁ」と。
ちなみに、タイガースナンバーでジュリーの”おいっちに体操”がハマる曲って、「処女航海」くらいじゃないのかな~。
リズム的には「サティスファクション」も合いますけどね。

しょあ様大好物の、ブレイク部「シ~・・・」の直前まで粘っこく残響する柴山さんのリード・ギターが、大宮でも炸裂。
こういう箇所って、特にカッチリしたフレーズが決まっているわけではないですから、柴山さんとしても会場ごとに違った感じで、ひそやかな”遊び心”が表現されているのかもしれません。

エンディングではこの日も「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」に続いての、GRACE姉さんによる豪快な”タンバリンごとクラッシュ”でシメでございました~。

23曲目「落葉の物語

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長々と執筆途中での更新が続いております拙記事を、コメント欄までお読み頂いているみなさまにおかれましては既にご承知の通り・・・。
僕がこの「落葉の物語」と「散りゆく青春」について「???」状態に迷い込んでいたチェンバロ・パートの謎は、yurachan様、mimina様始め先輩方の有り難い助太刀コメントによって、記事完成を待たずして万事解決いたしました~。

やはり、泰輝さんの”神の両手”は老虎ツアーでも大活躍だったのですね!

フォーラム両日、大宮と、ここまで僕は泰輝さんのキーボードを1台しか確認できていませんでした(初日に関しては、泰輝さんの姿すら見えませんでした)が、泰輝さんは今ツアーでも上下2段のキーボードを駆使しているようなのです。
つまり「落葉の物語」では、左手でチェンバロ・パートを奏でつつ、右手でオルガンのリード・パートを
「ド~、レドシ♭ラシ♭~♪」
と、同時弾きしているということになります。

それにしても泰輝さん、そんなに凄まじい演奏をしていてもポーカーフェイスと言うのかプロフェッショナルと言うのか、泰然と(ダジャレではありません!)演奏しているんですよね~。
だから僕もキーボード1台だと思い込んでしまったわけで。おかげで悩んでしまいましたよ・・・。

さて、大宮での僕はまだそれと知らず、チェンバロの音色の出所を求めて、まずはGRACE姉さんの鉄琴演奏に注目していました。
確かにGRACE姉さんは鉄琴を叩いていましたが、手元の動きに合わせて会場に鳴り響く音は、「銀河のロマンス」の項に書いた、ズバリ鉄琴そのもののキラキラした音でしたね。
しかも、この曲でGRACE姉さんが担当しているのは鉄琴だけではなく、曲の進行に応じて色々な楽器に持ち替えているようです(何の楽器か、までは判別できませんでした)。
その間もチェンバロの演奏音が流れていたものですから、僕は「?」となってしまった次第なのですが、すべてが分かった今、泰輝さんとGRACE姉さんが「落葉の物語」でフル回転の素晴らしいサポートをしていたことに感激するばかりです。

武道館前にオンエアされるというNHK『Songs』や、DVD(発売されることを願っています)では、このような鉄人バンドの細かい職人技へのカメラワークも期待したいなぁ。
きっと、僕などまだまだ気がつけていない、「これぞプロフェッショナル!」というシーンがたくさんあるはずなんですよね・・・。

とりあえず。
横浜では、泰輝さんのキーボードが2台ともしっかり見えますように!

ところで、演奏は別としてジュリーのヴォーカルについてですが、「落葉の物語」は、今回のセットリスト中、最もタイガースのオリジナル音源に近い声だと僕はこの大宮で初めて思いました。
”今”のジュリー・ヴォーカルの真髄は、「割れた地球」「怒りの鐘を鳴らせ」2曲に極まっているその一方で、みずみずしいタイガース時代の声も健在といったところでしょうか。
「散りゆく青春」や「青い鳥」は、ここ数年で聴き慣れた”今のジュリー”の声も合わせて感じるのですが、「落葉の物語」にはそれが無いように思ったのです。
ジュリーがそのように使い分けているなら、とんでもなく凄いことですよね!

まぁ、気のせいかもしれません。
ただ、『歌門来福』の「落葉の物語」では感じなかったことを感じた大宮でのジュリー・ヴォーカルだったので、一応ここに記しておきます~。

24曲目「ラヴ・ラヴ・ラヴ

Tigerssingle


大宮では、10・2フォーラム同様にジュリーは曲の最初から最後まで右手Lの字で通しましたね。
ジュリーに倣って会場の多くのみなさまも僕も、最後まで腕を下ろさずに乗り切りました。
2階から見下ろす「L」の波はやはり壮観です。

噂では、その後の会場で曲の途中に左手に替えるヴァージョンもお披露目となったそうで、ジュリーは律儀に、お客さんから見てちゃんと「L」に見えるように、掌の向きを変えていたとか。
そこで気になるのは、その場合に会場のみなさまもジュリーに倣い、左手チェンジをするのかどうか、ということ。
僕も楽曲通しての右手上げっ放し状態をすでに2回体験して分かりましたが、あれって1番が終わらないうちに疲れてきますよね。とすれば、お客さんにとっても左手への途中転換は願ったりかなったり、なのでしょうか。

困ったなぁ・・・。
僕は今、左手上げられないからなぁ・・・。

さてさて、何人かの先輩のお話で、どうやらこの曲のドラムスはピーとGRACE姉さんのツイン体制であることが分かりました。僕はこれまで「ラヴ・ラヴ・ラヴ」ではジュリー、ピー、サリーの3人に目を奪われ、すっかり鉄人バンドの演奏を見落としていましたね・・・。

でも、GRACE姉さんがどんなフレーズでドラムスを叩いているかは、まだ分かっていません。
そこで僕はハッ、と思い当たったことがあります。

2番が終わって最後のサビ繰り返し部。
ジュリーがまるで咆哮するかのように「LOVE・・・♪」を歌っているバックで、みなさま、地鳴りのような音を感じませんでしたか?
それは、2つの演奏音によるもの。
ひとつは、うねりを上げるサリーのベース。
そしてもうひとつは、低音のドラムスなんです。

この低音ドラムス。
「ドドド、ドドド、ドドド・・・」と3連符連打する凄まじいアレンジになっていますが、僕はてっきりそれがピーのキックだと思って聴いていました。
しかしよくよく考えると、それって「超」がつく体力消耗プレイなんですよね。難易度がどう、というよりも、身体全体を酷使する演奏です。

若いドラマーですら過酷な演奏を、65歳のピーが?
もちろん、ピーならば気力でやってのけることは可能でしょうが・・・。
これがツインバス(キックを両足で踏む、特殊なドラム・セッティング)の演奏であればまだ体力的にも楽なのですが、この曲の直前にピーがセッティングを変更していた雰囲気はありません。左足はやはりハイハットのペダルを踏んでいるはず。

そこで思いついたのが、あの低音はキックではなく、フロア・タム(ドラムセット向かって左端の、樽のような大きい太鼓)の音ではなかっただろではなかっただろうか、ということです。
とすれば、エンディングで”左右シンバル鬼連打”を炸裂させるピーを、GRACE姉さんがさらにフロア・タム3連符連打でサポートしている可能性が考えられます。

この件は、横浜で何とか確認したいなぁ。
松席なのですがタローサイドの端に近く、GRACE姉さんがハッキリ見えるかどうか分からないのですが。
(この位置だとピーもシンバルに隠れてしまう、という噂もありますし・・・)

ともあれ、本当に見所の多い「ラヴ・ラヴ・ラヴ」。
横浜、鹿児島ではそういった細かい演奏に注意し味わおうと思っていますが、最後の武道館では頭を空っぽにして、ただジュリーの歌声に身体を委ねたいです・・・。

☆    ☆    ☆

ふ~。
半月以上かけての執筆で(汗)、最後の方は大宮レポと言うより、今後の参加会場への個人的な意気込みを語ってしまいましたね・・・。

大宮閉演後、まず嬉しかったのは、ピーのファンサイトのみなさまとの再会と「はじめまして」のご挨拶。
不思議な感じがします。と言うのも、僕は1966年の12月生まれですから、タイガースのメンバーがデビューに向かって上京した時、まだ「おぎゃあ」とも言っていない人間です。そんな自分が、タイガース時代のピーを応援していらした方々と同じ公演を観て、感動を分かち合っているというのは・・・。
だいたい僕は、『ジュリー祭り』が終わってしばらくするまで、タイガースのメンバーの名前を全員知らなかったような、そんな奴だったというのに。
みなさま、本当に温かく話しかけてくださいます。

すべては、奇跡的な今回のツアーのおかげですね。
僕は毎日ピーのファンサイトにお邪魔させて頂いていますが、なにせ若輩なもので、コメント投稿するにはなかなか勇気が足りず、読み逃げばかりしています。
しかし、来年の鹿児島でのLIVEについては、ファンサイトのツアー用BBSににレポを投稿させて頂くことを、その場でみなさまにお約束してきました。
せっかく今ツアー全会場のスレッドを作成し続けてくださっているのに、鹿児島のスレッドだけ投稿ゼロ、なんてことにならないように。
(僕が書かなかったとしても、まぁそんなことにはならないのでしょうが、どうも僕は自分の故郷・鹿児島を辺境の田舎のように考えてしまっているので、いらぬ心配をしてしまうのですよ・・・)。

会場を出た後は、久しぶりにお会いした先輩やJ友さんなども加わっての打ち上げにて、楽しい時間を過ごしました。
みなさまのお話を伺っていると、ジュリーは無論ですが、今回のツアーではサリーの人気も絶大であることが分かりますねぇ~。
そして、タイガースだけでなく鉄人バンドの話もたくさんしてきました。

打ち上げに参加のみなさまは、何処かの会場で一度は松席を体験しておられる方が多くて、その点僕はしょぼんとしていましたが、有り難いことにようやく僕も横浜でその歓びを味わうことができそうです。

☆    ☆    ☆

毎度毎度お待たせの長文LIVEレポートにおつき合い頂き、ありがとうございました。
僕が次に参加する横浜公演までは、まだまだ日数もあります。
その間、頑張ってできるだけ多くの楽曲考察記事を更新できれば、と考えています。

次回は予告通り、「割れた地球」です。もうセットリストはネタバレしていますから、存分に『ヒューマン・ルネッサンス』ヴァージョンと今ツアーの比較考察などを書きまくれます。
「割れた地球」はオリジナル音源の段階から、演奏に語るところの多いナンバーなのですよ~。

続いてのお題が「老虎再来」の予定。
その後は、また従来のスタイルでジュリーの名曲群を採り上げて参ります。
ぴょんた様から100万アクセス・ニアピン記念リクエストも頂いていますし、恒例のドーム記念日には、『ジュリー祭り』のセットリストからお題を選んだ記事を更新するつもりでいます。どの曲にしようかなぁ・・・。


そうやって更新していれば、あっという間に横浜公演の日がやって来ることでしょう。
そんな感じで引き続き、よろしくお願い申しあげます~。


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伝授・特別編 灼熱ライヴレポート」カテゴリの記事

コメント

はじめまして(でも無いのですが…)いつも楽しく読み逃げさせて頂いています。どうしようかと迷ったのですが、携帯での分割に苦労されている方が多い様なので、僭越ながら携帯での使い方を伝授させて頂きます。分割の最後のページに来たら、前のページに戻り画面メモに保存します。前のページを保存するのは、途中でジャケ写真等が挿入されて、文章が長くなっている場合がある為と最後のページは、まだ途中の為です。これで次に読む時は、保存画面から、入って行き普通に続きから簡単に読めます。一度お試し下さい。

投稿: 伊東家? | 2011年11月 1日 (火) 08時18分

DY様
待ってましたいよいよ大宮のレポ始まりましたネ。11月5日の仙台公演まで、たくさん書き進められるよう期待しています。仙台人も待ってま~す

投稿: yurachan | 2011年11月 1日 (火) 08時28分

DYさん、こんにちは。

大宮レポ楽しみに読ませていただいております。
実はanpuさん、nozさんはお知り合いでして私は1列前でしたから「DYさんはあの方だよ。」と教えていただいたのですが、恥ずかしがり屋なものでご挨拶は失礼いたしました。
レポに知り合いが出てくると映像つきで読めますのでますます楽しいですね。
DYさんの御顔も勝手に覚えさせていただきましたので私の脳内映像にご登場いただきますわ~続きを楽しみにしております。

投稿: moromoro | 2011年11月 1日 (火) 11時52分

DYNAMITEさま
お久しぶりです。
やっと、私にも確認できた事象がありましたので、嬉しくって出てまいりました。
それは,,,GRACEさんが、タンバリンでシンバルを叩く男前なシーンです!!
今回の虎ツアーは、フォーラム以外の参加会場では幸運にも前席ばかりいただきながら、
甲府で初めて気づいたものですから、嬉しくって~~
レポの続き楽しみですーー(^^)

投稿: りんだ | 2011年11月 1日 (火) 14時26分

伊東家?様

はじめまして!

はじめまして…でもない、ということは会場でご挨拶させて頂いたことがあるのでしょうか?
ともあれ、ようこそいらして下さいました!

携帯チェックのご伝授、ありがとうございます!
そんな方法があったのですね~。
ひょっとしたら知らないでいたのは僕だけ、とか…

またいつでもお気軽にコメント下さいませ。
これからもどうぞよろしくお願い申しあげます!

yurachan様

ありがとうございます!
また頑張って長々と書きますね~。

仙台公演、関東の地から本当に応援しています!
どうかご参加のみなさまの熱い声援で、「京都人、感激!」となりますように…。

仙台が盛り上がれば、老虎達はきっと一層元気になり、武道館までその勢いで楽しいツアーが続くと信じています!

投稿: DYNAMITE | 2011年11月 1日 (火) 17時07分

瀬戸口様今晩は!!

なんだかんだで、松山ライブまで、後一月となりました。
関係ない話ですが、今日松山市民会館ではアリスの大御所?のライブが行われていました。
谷村新司さんです。

瀬戸口様のブログを見るにつけ、早く12/1にならないか…と思いつつ、きてしまうと直ぐに終わりになるのかな…、と思いつつ、僕の頭は異常になりかかっています。

TV では今でもコマーシャルが流れているので…、出来ましたら一人でも多くお客様に来て欲しいと思います。
お近くの方…、是非ともご来場ください。

僕は、ミスタームーンライトの一声を待っています。

投稿: 船越誠 | 2011年11月 1日 (火) 22時56分

DYさま

いよいよ三会場目の大宮レポ、はじまりましたね~。
またまた楽しみです。

全編通してのスタンディングが体力的に難しいとは
ずばり私のことです。
3週間前にふくらはぎ肉離れ、3日前に発熱。
途中駅まで連れ合いに送ってもらい
「御無事で~」と言われました。

そんな私の席はなんと、前一列おいて調光卓&音声卓の並ぶ座っていても見通しのきく
でもってジュリーの正面。遠いけど。
前列のお姉さま方は立つ気配すらなく。

私にもっと音声卓に関する知識があれば
オペレーターのオジサマの繊細なスイッチングと
実際の音の変化の関係が分かっただろうに。
なんだか実に細やかに調整してました。

調光卓はね、簡単。
目の前のオペレーターのお姉さまが鍵盤楽器を弾くようにスイッチングすると
ステージの照明の色が変わるから。
こちらは主にフラッドライト系の卓で
左隣のお兄さんが操作してるのがスポットライト系。
スポットライトも遠隔操作なんだね。
最後のご挨拶の時はヘッドホンでキュー待ちしてた。
ステージに出てくるタイミングに合わせてスポットが当たらないと
かっこ悪いもんね。

で、このお二人のカンペが大きい。
A4たて使い、横書きで曲目と歌詞が書いてあるのだけれど
曲目の字がでっかい。
当然イントロの前にはその曲のカンペになっているので
次の曲が丸わかり。
よかった初日じゃなくて。

右隣の大宮が初日らしいお二人は
カンペ見ながらビビッドに反応。
「花の首飾り」なんてイントロ前に息のんでらっしゃいました。


GRACE姉さんの鉄琴についてはわたしも?です。
DYさんにお聞きしようと思っていたら、同じ疑問を持たれたのですね。
三曲とも同じ姿勢でたたいていたように見えたのですが。


それでは、続きもたのしみにしていま~す。

投稿: mimina | 2011年11月 1日 (火) 23時27分

moromoro様

はじめまして!でしょうか?
コメントありがとうございます~。

そうでしたか…次回はどうかご遠慮なさらずお声をおかけくださいね~。

大宮で僕は、「ラヴ・ラヴ・ラヴ」の「ただひとつ~♪」の箇所での指の切り替えを忘れていたり、色々と粗相もありました…。
これからそのあたりも包み隠さずレポして参ります

これからもどうぞよろしくお願い申しあげます!

りんだ様

1桁席連発…うらやましい…。
僕も近くの席から確認したいことがたくさんあるのですが…今回ばかりは、40年待ち続けたタイガースファンのお姉さま方が良いお席に恵まれているんだから、と自分を納得させる日々でございます…。

甲府はかなり良かったようですね!

GRACE姉さん、今ツアーでは目立たないところで本当に大活躍です。
そんな姉さんが初めて目立った大宮…続きのレポも頑張ります!

投稿: DYNAMITE | 2011年11月 2日 (水) 13時25分

DY様

ツアーに関しては、まったく部外者なので、何も言うことはありませんが、興奮は伝わります。
今日、たまたま、私の空手の師範がジュリーの話をして、おもしろかったので。
いつの話なのかはわからないのですが、大師範をお見送りに京都駅に行って、新幹線のホームに屈強な若いのが5人並んで見送ってるときに、同じ車内にジュリーが現れたんだそうです。すると、おばちゃん3人が、「ジュリー」と叫びながら突進してきて、ウチの若い衆をなぎ倒したんですって。
それくらいの気迫で、技出せ!!と、いうオチでしたが、ジュリパワーのおばちゃん、今もきっと増えているんでしょうね。
そういえば、ジュリーも空手やってたんですよね。いや、つまんない話ですみません。

投稿: アン | 2011年11月 2日 (水) 14時09分

DYさん、レポ執筆ありがとうございます(^o^) 興奮と熱狂のソニックシティの様子が分かりました!大宮に住んでいて行けないというなんて残念な自分が居ます。しかももしソニックシティが取れたとしても、日曜日が仕事なので×です。休みが金曜日と土曜日です。しかし、今月12日の土曜日、私は宇都宮文化会館でライブを堪能します!席は1階の18列31番。ジュリー、サリー、タロー、そしてピーの姿を生で目に焼き付けたいです!自分はこの模様を、森本太郎とスーパースターのBBSをお借りしてレポをカキコします。うまく書けるよう頑張ります!

投稿: ヤス | 2011年11月 2日 (水) 21時32分

DY様

追加です。
サリーのベースは、昔使っていたのが壊れちゃってたのを、かつみさんが直したんですよね?(瞳さんのインタビューに書かれていました。)
軽いからではなく、「重い」から、使ってるんじゃないかな?

投稿: アン | 2011年11月 3日 (木) 08時52分

船越様

松山まで、とうとう1ヶ月を切りましたね!

早く来て欲しい、でも来てしまえばすぐ終わってしまうのだろうか…そのお気持ちがヒシヒシと伝わってまいります。
「ミスター・ムーンライト」の一声を待っている、という船越様のお言葉がすべてだと思います、本当に。

お客さんがたくさん入ると良いですね…。

mimina様

え~っ、肉離れですって~?!
そ、そんな大変な状況の中で、休憩時間にわざわざ…すみません

卓の近くのお席は善し悪しなんですよね…。
ジュリワンでは板橋、川口とすぐ近くで観ました。
板橋はプロの技を堪能しましたが、川口では明らかに音量バランスが悪い状況にも関わらずお喋りしている女性スタッフが気になり、集中力を欠きました。

チェンバロパートは、泰輝さんのプログラミングではないか、というのが現時点での結論というか推測ですが…なにせ近くで観ておりませんので断言できないのです~

投稿: DYNAMITE | 2011年11月 3日 (木) 08時55分

仕事が1年で一番忙しい時期で、帰宅して執筆を進める体力が…
申し訳ありません~。

アン様

いやいや素晴らしいお話です!

僕も1年だけ空手を習いましたが、自分にはパワーが足りず上達は見込めないと考え、その後、合気道に切り替えました。
でも、足りないのはパワーではなく気迫だったようですね…。

そして、ヘフナーのお話…そうでしたね!
ここでは、ジュリーのMCの補足をするためにサリーのベースの重量について説明しましたけど、もちろんサリーはアン様ご指摘の重みを感じての今回のツアーでしょう。

トッポから直ったベースを受け取る際にサリーが
「ありがとう…ツアーではこれを使うよ。だって…これ軽いじゃない?」
とか、あの口調で言ったシーンが、ほのぼのと妄想されます~。

投稿: DYNAMITE | 2011年11月 4日 (金) 10時23分

ヤス様

ありがとうございます!
そうですか…地元の会場に不参加となってしまったのですね…。
大宮は本当に盛り上がっていましたよ!
なんとかその雰囲気の少しでもお伝えできていれば良いのですが。

宇都宮も、もうすぐですね。
宇都宮が終わったら、タローのサイトのbbs、拝見してみます!

投稿: DYNAMITE | 2011年11月 4日 (金) 10時28分

DYさま、行ってきましたよ~☆

いつも気にかけてくださって、ほんとにありがとうございます。
仙台ライブ、行ってきました。
今回のピーのご指名はサリー!
なんと、ムーン・ウォークのお披露目でした。
最初は、?だったんですけど、
ああ、そういう「つもり」なのねってすぐにわかりました。
タローは、サリーのムーン・ウォークに笑い転げていましたよ。
ほんとに楽しい雰囲気まんさいのライブでした。

がんばってる人たちにがんばれって言うことはない。
プレッシャーをかけたらアカンって、ジュリーが。
MCで頷いちゃいけないんですけど、私は大きく頷いてしまいました。
ジュリーは、わかっているのねって。
震災以降、心をギュッと閉じていないと自分の心を支えきれなくて、
こんな私がライブに行って楽しめのるかなと思いましたが、
心から楽しめたライブでした。
もっと、申し込んでおけばよかったなと思いました。

投稿: azur | 2011年11月 6日 (日) 10時50分

azur様

今ツアーで仙台公演が実現し、そして無事に終わって本当に良かったですね…。

ジュリーの言葉…その言葉を会場に伝えるためにジュリー達は仙台へ行ったのだと思いますし、他の会場と仙台はやはりステージ側の気持ちも少し違ったと思います。
ジュリーはすべて分かっていますよね。心を固くして頑張っている方々のことは、特に思いをかけているはずです。
安易な「がんばれ」では気持ちは全然届かないことも、分かっていて…すっと前からジュリー自身が言ってきたことですものね…。

サリーのムーンウォーク…まったく想像できません。
貴重なシーン、うらやましいです~。

ただ、お席から下山さんが見えなかったというのは残念でしたね…。
黄色いリストバンドをしていたそうですよ!

投稿: DYNAMITE | 2011年11月 6日 (日) 14時04分

瀬戸口様今晩は、
1971.1.24を体験できなかった、当時のリアルファン…としては、今でもどうしてあの日に武道館にいなかったのか、という後悔が今もよぎります。

本当に悔しい!!

PYG のライブに一度も参加できなかった事も悔しい…けれど、それ以上にタイガースのあのライブに参加できなかった、当時の悔やみは今でも思い浮かびます。

たとえ、テレビ番組で見て、とら柄のアルバムを買ったとしても。

あと、25日弱!! でも昔には、戻れない。

2012.1.24 は、ただの1日か?

そうであって欲しい…ような、そうではないような。とりあえず、松山ライブ迄、あと24日!!

投稿: 船越誠 | 2011年11月 7日 (月) 22時58分

DY様、お仕事忙しい中、執筆ありがとうございます。仙台公演、行きましたまず黄色のリストバンドについて、震災後気持ちが沈んでいた時に、ほぼタイガースのツアーのお知らせと一緒にリストバンドが澤會から届きました。ジュリーの気持ちが嬉しくて涙がこぼれ、心が暖かくなりました。仙台ではタローの腕にもありました。私達も感謝の気持ちでライブには必ずつけていきます。(スイマセン中断します)

投稿: yurachan | 2011年11月 7日 (月) 23時55分

DY様、(続きです)
仙台公演当日、前方ほぼ中央という良い席を頂き、Peeさんにクギヅケ状態でした 軽いタッチの右スティック円舞、左→右持ち替えトップシンバル、予備スティック取出し早業、鬼神ロール…目撃しましたどの曲もエンドまで丁寧なドラムス、たまりませんネ。左スティックの前打→半回転→後打(逆?)もありました。さて、DY様が疑問だった件、GRACEさんは小さめの鉄琴(?)を硬そうなバチでたたいて、泰輝さんの前にはシンセ系鍵盤が上下2台ありました。チェンバロ風の音色は泰輝さんの演奏だったと思います。GRACEさんがいろんな事引き受けていて、サウンドに厚みと余裕がありましたねあと、タローVo.の時ジュリーはコーラス参加していました 割れた地球~怒り‥~美しき‥、ガンガンのロックでした そして、MCではジュリーが声をつまらせて"仙台に来れて本当によかった、こんなにたくさん来てくれて…云々" といってくれました。嬉しかったです。
サリーのダンスは他でも書いていらっしゃいましたネ。なんか支離滅裂ですが、少しお役にたてればと思いライブ思い出して見ました。レポの続き、楽しみに待ってます

投稿: yurachan | 2011年11月 8日 (火) 16時04分

にどめましてBISです。
ピーのご指名ダンスの件ですが、10/9の貝塚でジャスティン間奏部でピーがひとしきり踊ったあと(余談ですが、私はピーのパッションあるダンス好きです♪)突然(だったような気がします)ピーがタロー「踊って、一緒に踊ろうよ」みたいなことを言いだし、タロー戸惑いながらも応じ、ジュリーは『なんかようわからん踊っとるわ』みたいや様子でサリー横でちょっと自主的に踊ってました。昔のダンスホール行ってた頃のノリ、こんなんだったんでは?という楽しそうな感じでした。
で、翌10/10神戸で、ピーがこんどはサリーに「踊って」と言った流れだったかと。
記憶ちがいあるかもしれませんが、ともかくあのシーンの楽しげな雰囲気たまりません。その後鉄人バンドを巻き込み、サリーのムーンウォークあったりだそうなので、つぎ11/19の京都行くのですが、このダンスシーン楽しみです!!
実は元バレリーナのBISでしたw

投稿: BIS | 2011年11月 9日 (水) 12時25分

船越様

松山までは、もう20日ちょっとになりましたね!
拙ブログにコメントを頂けるようになってから、船越様がこれほどライヴを心待ちにしていらっしゃるのは初めてかと思います。
それがタイガース、そしてこのセットリストということでしょうか。

僕は、以前船越様がさほどセットリストとしては重視していらっしゃらなかった「誓いの明日」での、船越様の予期せぬ感動を予想していますよ!

yurachan様

ありがとうございます!
今僕が一番知りたかったことを教えて頂きました~。
そうですか…泰輝さんはキーボード2台なのですね!
これまで僕が見えていなかった所で、両手が炸裂しているのですね…次回、その点を踏まえて観るのがいよいよ楽しみになってきました。

ピーは、激しく叩く曲も優しく叩く曲も、最後まで入魂ですよね。
毎回、参加するたびにその姿勢に魅せられています!

すみません一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2011年11月 9日 (水) 16時47分

DYさま
YAMAHAさんところにありました泰輝さんのSET.

http://yamahaartblog.typepad.jp/backstage/2011/09/post-729b.html

貼り付けてはみたものの、これでどんな音が出せるのだか
私には皆目わからないのですが
何かお役にたつかもと思いまして。

投稿: mimina | 2011年11月 9日 (水) 23時13分

ピーのダンス要求の件、家帰ってメモ確認しましたら、貝塚と神戸の記憶が逆になってました。。貝塚でサリーに要求して、サリーがちょっとだけやってくれて、神戸ではタローに「踊って」って言って心優しいタローは、わざわざギターを下ろして本気で(?)ダンスしてあげたのでした。そして横目で見ながら一緒に腰振りダンス(あれはツイストというやつでしょうか?)するジュリー、これも神戸でみた光景でした。
曖昧な記憶で書いてしまって、すみません。以後、気を付けますー。。

投稿: BIS | 2011年11月10日 (木) 02時38分

BIS様

まったく仰る通り、ピーの最大の魅力はパッションですね!
ダンスもそうですが、それはドラムスについても言えますね。

今まで、技術やパワーに秀でたドラマーを観たり聴いたりしてきましたが、ピーのようなスタイルは初めて観ます。まだ、どういうふうにその素晴らしさを表現したものか困っているほどです。

記憶違いは僕もしょっちゅうです
どうかお気になさらず!

mimina様

ありがとうございます!

なんという…灯台もと暗しとはまさにこのこと…
僕はこのページ、ずっと以前に見てるんですよ…。
ピーのドラムセットが載っているのが嬉しくて、他の写真をよく見ていなかったようです。
泰輝さんのキーボード、しっかり2台ありますね!

お教え頂いたこと、大宮レポの後半に生かしたいと思います。
ありがとうございました!

投稿: DYNAMITE | 2011年11月10日 (木) 09時13分

DY様、お返事ありがとうございます。考えて見れば、泰輝さんのセッティング確認する方法はあったんですね。でも、間違ってなくてよかった!"パッション"のドラマーPeeさん…いいですね~
確かに"割れた地球"を仙台で聞いた時、レコードやCD音源と違う"いずさ"(スイマセン仙台地方の方言でしっくりこない違和感みたいな感じ)を感じ、これはなんだ?と誰かに確かめたくなりました。"怒り‥"でもそれは続いて、"美しき‥"でやっと落ち着いた感じに戻った気がします。私が年とって疲れたからか…等と思ったりしてましたが、理由あるんですね。初日外れて宇都宮に行けるので、そこらへん心して見たいと思います。DY様のレポますます楽しみです。期待しています(^O^)/

投稿: yurachan | 2011年11月10日 (木) 22時58分

yurachan様

なかなか進まないレポですみません…。

泰輝さんのキーボードが2台だったことも分かり、本当は遡って書き直さなきゃならない記述もあるのですが…レポの途中でみなさまから助太刀を頂くのも、書いている身としては楽しいです。自分だけの視点ではないですから、内容が濃くなるような気がして…。
ありがとうございます。

今日、横浜と鹿児島のチケット再配達が届きました。
良いお席を頂き感激の一方、両日ともに、ピーについてはかなり観にくい角度かもしれません。

ただ、鹿児島では「ジャスティン」間奏部に限り一瞬だけジュリー&ピー本神席となるはずですので、ファンサイトの方にも何かご報告できれば、と考えています!

投稿: DYNAMITE | 2011年11月12日 (土) 15時49分

コメントバックとレポ本文での言及、恐縮です。

そう、勿論ドラムスについてもピーのパッションあふれるところが魅力ですよね~
どの曲もパッションあふれる演奏と一曲一曲丁寧な終わり方に、彼の人生そのものを見る気がします。(って、エラソーにすみません。。でもほんと尊敬しているのです!)

割れた地球では、ジュリーの「アッ」「ウッ」っていうとこも好きです~♪伝授楽しみにしておりますー。

投稿: BIS | 2011年11月13日 (日) 00時43分

BIS様

BIS様から”パッション”というフレーズを頂き、ピーのドラムスを表現できたように思います。ありがとうございます。

仰る通り、ピーは1曲ごとの終わり方も丁寧で、この点はジュリーとも共通しているようです。

「割れた地球」のLIVEレポではなかなかジュリーのヴォーカルに的をしぼって書けていませんが、近くの席で観たらジュリーに釘づけになると思います。横浜でジュリーにやられてきたいです~。
「割れた地球」「怒りの鐘を鳴らせ」の2曲は、現在のジュリー・ヴォーカルがとても合う曲で、なおかつタイガース時代のヴォーカルも素晴らしくて、奇跡のようなセットリストだったと思います。

投稿: DYNAMITE | 2011年11月13日 (日) 17時59分

DYさま
松戸からの帰りです。「散りゆく青春」と「落ち葉の物語」のアルペジオはやはり
泰輝さんの左手でした。
鐘は泰輝さんの右手でした。
24列目でしたが自慢の遠視。
照明がうまいことあたって泰輝さんの手元が影絵のように見えました。
あと、「ミスタームーンライト」でGRACE姉さん正面向いてドラムセットに座っていたんだけど
そうでしたっけ?
右膝の動きがドラムたたいているときのそれに見えました。
サリーに隠れてよくみえない。
2曲目で移動してピーの方に向くのは確認しました。
ツインドラム??
また?が増えました。

投稿: mimina | 2011年11月13日 (日) 19時17分

DY様 こんばんは
はずみでゲットした松戸に行って来ました。歌詞ほぼ完璧、ご機嫌でした。
トークでジュリー、ピーがこのツアーを修学旅行みたいと言ってたことに触れて「生徒を引率したり生徒に引率されたり」というので客席は大爆笑。ピーはのけぞっていました。

ジャスティンでいつもジュリーがあおるところをピーが自分でやったら客席がとまどって一瞬反応が遅れたんです。そしたらジュリー、「なにやってんの、ピーと言ったらピーでしょ、トッポじゃないでしょゃないでしょ。」とか言うのでまた大爆笑。
本日のご指名はタロー。後退りするタローを無理矢理ぴっぱりだしてました。帰りに居酒屋へ寄ったら隣のカウンターに座ったお二人がお仲間
っぽかったので話かけたとことジャガーズファとンのご姉妹で地元なので来たそうです。感想を聞いたら「ジュリーのボーカル、今も昔もすごい。
とおっしゃってました。


投稿: nekomodoki | 2011年11月13日 (日) 20時59分

mimina様

ありがとうございます!
もうこれで今ツアー最大の謎は完璧に解けました。

一瞬でも打ち込みの可能性を考えた自分を恥じています。
ピーがドラムス叩いて、サリーがベースを弾いているというのに、それは無いですよねやはり!

横浜では、GRACE姉さんの細かい動きを観るのはちょっと難しそうですが、泰輝さんはよく見えると思います。
僕もこの目で確かめてまいります!

nekomodoki様

お疲れさまでございました~。
聞くところによると、松戸でタローとピーはラブラブなダンスを披露したとか。

ピーのご指名は、次の岡山で泰輝さん、そして京都で柴山さんの順になっていくのでしょうかね~。

ジャガーズのファンの方もいらしていたのですね!
おそらく全国のGS好きな方々が今ツアーの噂を聞きつけ、各会場に参加なされているのでしょう。
やはりそんな方々に今回のセットリストで特に聴いて欲しいのが「割れた地球」「怒りの鐘を鳴らせ」「美しき愛の掟」の3曲の流れ…。
これは今のジュリーファン全員が胸を張って思うことではないでしょうか…。

投稿: DYNAMITE | 2011年11月14日 (月) 21時53分

DY様 こんばんは。

乱筆すみません。
忘れないうちにと、電車の中でスマホでコメントいれたんですが、半分酔ってて入力ミスだらけじゃん。
肝心なこと書き忘れてるし。
そう、ピーがタローやジュリーとダンス・ダンス・ダンス!それも女性パート。可愛かったです。
最後のジュリの酔っ払いオヤジをピーとタローが引きずって行くパフォーマンスとか、今回は下手側の見やすい席で楽しませて頂きました。
「ラブ・ラブ・ラブ」でピーとGRACEさんの重厚なツィン・ドラムも確認できました。
ジャガーズファンのご姉妹はジャズ喫茶にリアルでよく行かれたそうです。
「キサナドゥの伝説、そらで全部歌えます!」とお話したら喜んでました。
姉が「武道館はいらっしゃらないのですか?」と聞いたら「チケット、とれるの?」と逆に聴かれたようですが。

投稿: nekomodoki | 2011年11月14日 (月) 22時59分

nekomodoki様

おはようございます!

酔っ払ったジュリーをピーとタローが介抱しながら退場…ですって?
それは観てみたかった…いいなぁ。

「ラヴ・ラヴ・ラヴ」はツインドラムスでしたか!
現在まで僕は、「ラヴ・ラヴ・ラヴ」ではジュリー、ピー、サリーの3人しか目に入っていません
これからこの記事中で書く予定ですが、エンディングのキックかフロアタムの連打が気になってはいたんです。
あれがフロアタムだとすれば、GRACE姉さんの演奏が濃厚…。
横浜では気をつけて観てみます~。

投稿: DYNAMITE | 2011年11月15日 (火) 09時36分

祝 大宮レポ完成!

「ミスタームーンライト」のグレースのドラムは、
大宮でも宇都宮でも、座ってドラムを叩いているのを確認しました~。

「ラブ・ラブ・ラブ」では、椅子には座らず、
立ったままでドラムを叩いてましたよ。
特に最後の「ラブ・ラブ~~」の繰り返しの部分での
髪を振り乱しながらのドラミンクは、メチャカッコ良くて、
同性ながら惚れてしまったわ~。

投稿: ぴょんた | 2011年11月17日 (木) 23時14分

ぴょんた様

ありがとうございます~。

GRACE姉さんは、かわいらしいのに男前ですからねぇ…。

「ミスター・ムーンライト」はブレイク前の「たん、どん!」をピーと分け合っているように見えました。

「ラヴ・ラヴ・ラヴ」…そう、僕も姉さんが立っているのは視界に入っていたんですよ。
だからエンディングで連打される低音はキックじゃなくてフロアタムかな、と。
もしそうなら、あの3連符演奏で髪を振り乱すのも必然。
横浜では、是非確認したいです!

投稿: DYNAMITE | 2011年11月18日 (金) 08時44分

DYさん、大宮レポ執筆、お疲れ様でした。今回のDYさんのレポの特色は、GRACEさんと泰輝さんの演奏の描写があったことです。心の中で『なるほど!』と頷きながら、読みました。横浜では、良いお席をもらったようで、本当によかったですね。DYさんの横浜レポは、携帯で40分割以上になることでしょう。ちなみに、私の横浜での席は、1階のウシローノ・ハジッコーノ席です。今年中に、DYさんとお会いできる自信がありません…。

投稿: 74年生まれ | 2011年11月18日 (金) 12時56分

74年生まれ様

ありがとうございます!

GRACE姉さんと泰輝さんについては、先輩方に助太刀コメントを頂いていなかったら書けないことが多かったです。
次回の横浜へ向けて、宿題をたくさんもらった大宮レポートでしたね~。

それにしても、今ツアーではまだ74年生まれ様とお会いできていないのですね…。
渋谷だと自然にお会いできるのに…。

パシフィコは11月頭に仕事で通いましたが、これまた広い会場ですよ

投稿: DYNAMITE | 2011年11月18日 (金) 16時29分

DY様、大宮レポ完成、おめでとうございます。コメントに返信しながらの執筆お疲れ様でした
本文中にHNまで…光栄です。
宇都宮でPeeさんは、右スティッククルリンが仙台より少なめのぶん、変則打ちやオカズが多くて、曲やドラミングを楽しんでるように感じました振り返ってみれば、ミスタームーンライトのあの響きはツインドラムだったと思えます! Loveх3のほうは感動し過ぎて思い出せない… 手数が増えたサリーの自在で華麗なベースライン、ジュリーのヴォーカルを引き立て包み込むようなタローのハーモニー、そしてもちろんその中で嬉しそうなジュリー、TGのサウンドはどこまで進化して行くのでしょうますます楽しみです
今後の執筆にも期待しています。ありがとうございました

投稿: yurachan | 2011年11月18日 (金) 16時54分

yurachan様

ありがとうございます!

仙台・宇都宮という、東北・北関東のツアー、大盛況だったようですね~。
タイガースのメンバーもますます元気で、さらなる進化もあったようですし、何より楽しそうで本当に良かったです。

ピーのスティックさばきは、ドラムスに触れていない時もなお素敵だということを、僕は今回のツアーで初めて知り、今まで観たことのないドラマーとの出会いに興奮しています。タイガースだったから、あのスタイルになったんだと思います。

これからも頑張って、タイガースの演奏や曲について色々と書いてまいります!

投稿: DYNAMITE | 2011年11月18日 (金) 22時13分

DY様

素晴らしい大宮レポ、ありがとうございます。
まずは感謝しなければなりません。
2階席のやや微妙な空気の中、DY様が背後から力強く援護してくださったお陰で、思いっ切り楽しむことができました~!!
私の前席の方は立ったり座ったり、かなり遠慮されていた様子でしたので(私の左右の方がずっと座っていらしたからだと思います)、とてもありがたかったです。
(ライブ終了後、お隣の方に「暴れてすみませんでした」とお詫びしたら、「いいえ、大丈夫ですよ」と優しいお言葉をいただいてほっとしました。)

「シーサイド・バウンド」のフリですが、鏡の方がなんとなくメンバーと一体感があるような気がするんですよね~。タイガースの真似してるのよっ!て感じかしら。初心者の場合でも、鏡の方がやりやすいでしょうから、客席の一体感もあるだろうし。でも、♪ゴー!バウンド!で挙げる腕はやっぱり右ですけど!

DY様のレポにHNをのせていただけるなんて光栄ですけど、恥ずかしいものですね。いつも読み逃げばかりなのですが、今回は感謝を込めてコメさせていただきました!

投稿: noz | 2011年11月18日 (金) 23時38分

DY様
超ご多忙、肩痛の中、ネチネチ?いえ(笑)、粘り強い執筆
そして完成 有り難うございました。
私、お仕事を途中下車、岡山行って参りました。
かなり前方お松な席ながら、シンバルで演奏中のピーの顔は
全く見えず。(泣)その分、サリーの演奏と声を堪能しました。
ミュージシャン・サリー、凄い!
口元を引き締め、弓なりに長身を反らせながら指先に力を込めて
弾き倒すその姿、何度も惚れなおすわ〜。

いつまでも見ていたい相変わらず豪華な豪華な老虎ステージ
でしたが、今日の私にとっての白眉はピーの涙でした。
丁度お誕生日当日で、 アンコールの後 サプライズのケーキが
タローに用意されたのですが、会場全体の祝福に、
タロー、クルッと後ろむいたかと思ったらJSTタオルで涙をふいてました。
その姿にキュンとなったら、キャー、横でピーも指で両目の涙を
拭ってるではありませんか!
彼らの気持ちがホントに一つになっているのが感じられて、
こちらも胸が熱くなりました。綺麗なピーの涙でした。
ジュリーは本当に嬉しそうにニッコニコ顔でしたよ。

投稿: 真樹 | 2011年11月19日 (土) 01時13分

noz様

ありがとうございます~。

僕らのいた列からしますと、前方のお客さんが着席している中、前のNoz様が立って下さったおかげで自分達も立てた、ということもありますから、お礼を申し上げたいのはこちらの方ですよ~。

「シーサイド・バウンド」、僕も次回横浜では鏡にしてみようかな…。
これまでの会場では、ステージ全体を俯瞰しての上半身クネクネでしたが、横浜では初めてステージに近い席なので、おそらくではジュリーに釘づけになると思うのです。
そうすると自然に鏡になるのかも…。

真樹様

ありがとうございます!

岡山お疲れさまでした~。
そうですか、タローばかりかピーまで涙を…。
いろんな思いがよぎったのでしょうね。
ピーとタローは今ツアー後も音源制作などで密に関わっていくのではないでしょうか。

サリーのベースは間違いなく一流です!
レポなどではピーのドラムスについて書くことが多いですが、ゲストのタイガース・メンバーの中では、サリーの演奏のレベルの高さには本当に驚いています。

あとは、武道館でリード・ヴォーカルをとってくれるかどうか…。
ダメ元で期待しています!

投稿: DYNAMITE | 2011年11月19日 (土) 21時27分

京都に行ってきました!
なんなんですか!あのおじさま&おねえさま集団!すごすぎます。1.24の武道館まで一体どこまで進化するのか…!

割れた地球は、もうタイガース時代のCDの音とは全く別物で、超ド級大迫力。ヴォーカルも演奏も、もう何もかもすっごいエネルギーで迫ってきてその空気に私は涙がでました。仙台公演を経て、迫力が増したのでしょうか。
怒りの鐘を鳴らせもしかり。美しき愛の掟では、感極まったのでしょうかジュリーが涙声のように感じました。こんなに全身全霊、魂込めて歌う人を私は初めて見ました。呆然。感動。言葉がありません。その場にいられたラッキーと、ジュリーたちが曲に込めた思いを大切にしたいです。

シーサイドバウンドでは、待ちに待ったピーの奇声が聞けましたし、タローのハーモニカも安定(オクターブ移動はありませんでしたが、その分バッチリでした)あお~いとり~♪も素晴らしかったです。サリーはMC中 のりのりでいっぱい話してくれ、ツアー前半に比べてだいぶほぐれた感じがしました。うねるベースはますますすごいことになっていて、岸部一徳からすっかりサリーになっている感じがします(といっても、私はまったくの後追いなので、当時の映像や書物から推測するしかないのですが…)ので、サリーが武道館で歌ってくれる可能性に期待できる気がします!

投稿: BIS | 2011年11月22日 (火) 22時08分

BIS様

ありがとうございます!

京都は相当良かったみたいですね~。
多くの方が「美しき愛の掟」でジュリーが感極まったようだった、とおっしゃっています。ジュリーにどんな思いがよぎったのでしょうか…。

武道館では何とかサリーに1曲ヴォーカルを期待したいです。
可能性は半々くらいかと思いますが、シローの登場も噂され、ますます楽しみになってきましたね!

投稿: DYNAMITE | 2011年11月24日 (木) 12時43分

DYさま

こんにちは^^

京都1神戸に続いて大分に行って来ました
ジュリーの声が若くなってる!
淋しい雨でタイガースの声に近いって感じたんです
青い鳥落葉の物語でも強く感じて(;ω;)
勘違い気のせいかもしれませんが・・・
落葉の物語のラーラララララ♪のとこ客席も一緒にって
じゅりが促したように見えたので大きい声でうたいました
福岡鹿児島お待ちしております^^


投稿: 由菜 | 2011年11月26日 (土) 18時36分

由菜様

大分のご感想、ありがとうございます~。

ジュリーがコーラスを促したように見えた…それは地方ならではのサービスかもしれませんね!
確かにトッポ不在の「落葉の物語」には、コーラスの厚みが足りない感じもあります。大分では、お客さんがそれを埋めたのですね。

ツアーも後半にさしかかり、ジュリーが「タイガースの頃」のそのままのヴォーカルを蘇えらせる率も上がってきたのでしょうか。

年明け九州シリーズ、本当に楽しみです!

投稿: DYNAMITE | 2011年11月27日 (日) 12時43分

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