ザ・タイガース 「つみ木の城」
from『自由と憧れと友情』、1970
セットリスト的中自信度 ★☆☆☆☆
1. 出発のほかに何がある
2. 友情
3. 処女航海
4. もっと人生を
5. つみ木の城
6. 青春
7. 世界はまわる
8. 誰れかがいるはず
9. 脱走列車
10. 人は・・・
11. 海の広さを知った時
12. 誓いの明日
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セットリスト的中自信度
5段階内訳
★★★★★・・・絶対やります!
★★★★☆・・・おそらくやると思います。これからタイガースの勉強を始めようという方々は、ここまでは予習必須です。
★★★☆☆・・・かなりの有力候補ではありますが、全体の曲数や演奏形態の特殊性などの事情により、オミットされる可能性もあるナンバー達です。
★★☆☆☆・・・個人的にやって欲しいと考えている、渋い選曲群です。セットリストのサプライズとして、密かに期待しています。
★☆☆☆☆・・・おそらくやりません。この機に僕が個人的に記事に書いておきたい、というナンバー達です。
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ども。
ちょっと太ったせいか、例年になく「あぢぃ、あぢぃ・・・」と連呼しているDYNAMITEではございますが、元気に夏を過ごしております。
今日は、年に一度の会社の健康診断でございました。
バリウム・・・朝診療所に向かうまではイヤでイヤで仕方ないけど、いざ着いたら腹をくくってゴクゴク飲めちゃうものですね。
ただね。僕の場合、一番シンドイのは、腹部エコーなんですよ・・・。
あれって・・・みなさま、くすぐったくないんですか?
僕は毎年、散々笑い苦しんでおります。しかも僕は数年前に胆石が見つかっているので、経過を見る意味でも、ことのほか念入りにやられるわけです。
今日も笑い地獄を味わってきました・・・。
で、午後はそのまま有給休暇。
バリウムの直後に下剤飲むのを義務づけられてるから・・・。僕はたぶん飲まなくてもすぐ出てきちゃうのに、と思うのですが、その診療所では絶対その場で飲ませるように指導されてるみたいです。
これから格闘しなければなりません・・・。
あ・・・食事中の方、ごめんなさい。
まぁそんなわけで、こうしてゆっくり今回の記事更新に取り組んでいるところなのでございます~。
ところで、今ね・・・ブログ過去記事の「廃墟の鳩」って表記を、少しずつ「廃虚の鳩」に直してるところ(数が多くて結構大変)。
これまで全然気がついてなかったけど、正しくは「虚」だったんですよね、この曲。
にもかかわらず、CDの歌詞カードやライナーなど・・・多くの公式表記で「廃墟」になってしまっています。
だから多くの後追いファンの方々が、普通に「廃墟」と書いてしまう・・・。僕もそうでした。
「はいきょ」で最初に変換するのは「墟」の方ですしね・・・。
でもこの度、シングル盤の画像や『ヒューマン・ルネッサンス』の裏ジャケットなどを改めて見てみてね・・・「直そう」という気になりました。
楽曲のタイトルや歌詞の表記って・・・とても大切なものだと思うんですよね。
僕は後追いファンだし、他の曲にも不手際はあるでしょう。至らないブログなりに、その辺りはなんとか気をつけていきたいですけど・・・。
さて、それでは。
引き続きまして、『沢田研二 LIVE2011~2012』セットリスト予想・・・大変な夏を元気に乗り切るタイガース20曲伝授・シリーズ。
第四回の今日の記事、主役はシローです!
僕が「腹部エコーがくすぐったくてイヤだ」なんて言うのはね、贅沢な物言いなんですよね、本当に。
健康は、それほど尊い。
こうして「タイガース再結成か~!」とか盛り上がれるのも、メンバー全員が還暦を越えて生きているってことですものね。
ジュリーはもう、毎年「元気だなぁ~」って感心するほどなのですが、他のメンバーはというと・・・。
ピーは2回も倒れているそうですね・・・。
そんな状態で、一番血圧上がりそうなドラムスというポジションで、あの過酷なツアー・スケジュールに臨もうというのですから、やはり心配は心配です。
無理をせず、数曲はGRACE姉さんに任せて・・・と考えたりしますが、なんだか全曲頑張って叩いちゃいそうな雰囲気に満ち満ちているんですよね、ピー先生。
たぶん、気持ちに身体がついてくるタイプの方なのでしょう。ファンの側としては、そんな姿を必死で応援するしかありません。
ピーのように気持ちがポジティヴであれば、それなりの覚悟を持って、自分をコントロールしつつ大仕事に臨むこともできるのでしょうが・・・その点心配なのはシローですね。
今回のジュリーのツアーにも、ゲストとして名を連ねることはありませんでした。
仕方ない・・・頑張ることができなくて苦しんでいる人に「頑張って」と応援するわけにはいけませんから・・・。
そこはジュリー達が
「いざとなったら立ってるだけでいいよ。な~んも心配ない!」
と、言ってくれているはずですけどね。
できるなら、この機に僕も観てみたい・・・シローの雄姿を。
秋からのツアーで、体調さえ問題が無ければ東京近郊の会場への飛び入りがあるのではないか、と噂されているシロー。
僕にとってね、「ステージで歌う岸部シローを生で観た」というのは、なかなか自慢できる話になると思うんですよ。
僕の世代、岸部シローという人は、超・有名人なのですから・・・!
タイムリーなタイガースファンのお姉さま方と違い、僕の世代というのは、タイガースをまったく知らずにある程度の年齢まで育っているわけです。
もちろん、メンバー構成なんて知る由もありません。
物心ついた頃、”タイガースのメンバー”なんて意識はまったく無いままに、まずは”歌手・沢田研二”を知ります。
「勝手にしやがれ」という曲で、帽子を投げるカッコイイお兄さん。レコード大賞をとって泣いた人。
そんなイメージでしょうか。
そして次に、岸部シローを知ります。
「沙悟浄の人」として。
僕は、これまで何度か書いているように、ゴダイゴの曲が好きだったんです。
初めて自分で買ったシングル・レコードが、「ガンダーラ」。言うまでもなく、TVドラマ『西遊記』のエンディング・テーマですね。
オープニングの「モンキー・マジック」もその後すぐに買いました。B面の「ア・フール」って曲が、ユニークで大好きだったなぁ。
ドラマの『西遊記』は、最初から最後まで欠かさずタイムリーで観ていました。奇跡のようなキャスティングだったと今でも思います。
僕は幼い頃から原作の方も好きで読んでいましたから、それなりに登場人物に対するイメージというのが子供心に出来上がっていまして、楽しみにドラマを観始めた時・・・。
悟空と八戒は、まったくイメージ通りでした。
ところが、悟浄はかなり違った!
いや、「違う」という感じではなかったな・・・要は、僕が原作(子供向けでしたけどね)を読んだ段階では、悟浄には端役のイメージが強かったんです。
無論、悟空や八戒に比べて、ということですけど。
例えばですね、原作で覚えているシーンだと。
途方もなく強い化け物が現れ、八戒と悟浄が二人がかりで戦っている。それでも大苦戦。
手に負えないと踏んだ八戒が「ちょっと小便に行ってくる」とズル抜けして、一人になった哀れ悟浄は、なすすべもなく捕らえられてしまう・・・。
まぁ、強さの格が悟空や八戒に比べて一段低いキャラクター。それが悟浄でした。
黒ずんだ容姿、小柄なイメージでしたね。
ところが。
ドラマ『西遊記』の沙悟浄は一味違うわけです。
まず、デカい!
悟空よりも八戒よりもデカい、堂々たる体躯。
そして、強い!
鍬のような武器を豪快に振り回す、アブナイ奴。普段はやる気無さげにしているのに、いざノソッと動き出したら、抜群の存在感。
計算高くずるがしこい性格、それでいて情の深さもある。
それが、岸部シローの沙悟浄。何というか・・・原作に無い、しかも原作以上のハマリ役。いやぁ、本当に素晴らしかった!
シローの演技力というのも、もちろん見逃せません。
僕が最も印象に残っているのは、悟浄が恋に落ちる話。恋の相手が最後に骨だけになってしまうんです。
シロー演じる悟浄が、白骨を抱きしめて号泣するシーンがね・・・たぶんDYNAMITE少年は、泣いて観ていたと思うなぁ。
そんなわけで、「子供の頃、『西遊記』を夢中で観ていた」という僕の世代にとって、タイガースのメンバーの知名度は、ジュリーとシローが双璧なんですよ。
この感覚は、タイムリーなタイガースファンの方々には逆になかなか分かり辛いかもしれません。
まぁ、そんなシローがかつてタイガースというグループのアイドルだった、と知った時にはメチャクチャ違和感もあったわけですが(笑)。
沙悟浄のイメージが強過ぎるんですかね。
いや、今はそんなことはありませんよ。しっかり、”タイガースのシロー”と頭の中にインプットされています。
是非、ステージで歌っている姿を生で観てみたい・・・。
今日はそんな期待もこめて、でも「さすがにそれはやらんだろ」という渋~いお題を採り上げます。
アルバム『自由と憧れと友情』収録の、シローのリード・ヴォーカル曲。何ともヘンテコな進行なのに、最終的には非常に凝った美しいバラードとして光を放っている曲です。
「つみ木の城」、僭越ながら伝授~!
『自由と憧れと友情』には、シローのリード・ヴォーカル曲が3曲ありますね。
「出発のほかに何がある」
「つみ木の城」
「人は・・・」
冒頭にジュリーの台詞があり、シングル『誓いの明日』のB面にもなった「出発のほかに何がある」はともかくとして、「つみ木の城」と「人は・・・」は相当風変わりなナンバーです。
それが良い!
僕は『自由と憧れと友情』が本当に好きで、このアルバムを聴くたびに、「もしもタイガースが解散していなかったら・・・」という道筋を考えてしまいます。
タイガースが、GSの王者から、邦楽ロックの王者へと転身する、その第一歩として『自由と憧れと友情』が歴史に残る1枚になった可能性は大いにあったと思っています。
これは、ロックでしかあり得ないアプローチのアルバムなんですよ。
もちろん、リード・ヴォーカルの主役は基本的にはジュリー。
しかし、アルバムの中にひっそりと収められる、実験的でアヴァンギャルドな試みを擁したナンバー、カッコイイ変態曲・・・そんな曲をシローが受け持ち、アルバムを重ねるごとにその不思議な才能を開花させていく。
そんな、ありえたかもしれないロックの歴史が、僕には想像できるんだなぁ。
ロックの王者・タイガースにシローあり!という状況がね。
ロックにおいて「変態的、変質者的」というのはかなりの褒め言葉なんですけど、実はタイガースの高音ヴォーカルを担ったトッポとシロー、二人ともにその要素があります。
お互いに、まったく方向性は違うけれど・・・。
トッポの変態性については、来年「花の首飾り」の記事で詳しく書くつもりです。「花の首飾り」については、先輩方から「あり得ない!」と怒られそうな期待を、実は僕は、秋からのツアーに向けて持っているたりするんですけどね・・・。
(ツアー後註:実現してしまいました。トッポ不参加によりジュリーが「花の首飾り」を歌う、という・・・。でも、ハッキリそう書いてたら先輩方にも実際怒られたでしょうし実現もしなかったと思う・・・そんなもんですよね。なんか複雑な気持ちです~)
ともかく、今回はシローです。
アルバム『自由と憧れと友情』には、シローの変態性を天下に証明するような2曲が収録されています。
「つみ木の城」と「人は・・・」。
この2曲の対比がまた、相当面白い。
まず「人は・・・」という曲は、純粋な作曲段階では割と普通の曲。
普通のコード進行、普通のメロディー。
しかしアレンジ段階で施されたワケのわからない装飾(褒めてます!)がこの曲を実験的なサイケデリック・ソングへと変貌させ、シローが歌うことに。
で、シローのヴォーカルに・・・これは何だろう、ディストーションかもしれない・・・とにかく普通ヴォーカルには使用しないようなエフェクターがかけられています。
つまり「人は・・・」は、普通の曲が普通でなくなった、というパターン。その最終過程にシローのヴォーカルが重要な役割を果たしていることになります。
一方の「つみ木の城」。
これは、作曲段階から明らかに変!
とにかく、特にBメロ以降は常識では考えられない転調の嵐。「あ~あ~♪」といういかにもやる気の無さそうな(褒めてます!)ジュリー達のコーラスで強引に変ホ長調に回帰するまでのメロディ-の落ち着かなさというのは、凄まじい情念のような変態性があります。
しかし、ですよ!
そんな落ち着きの無い、場合によってはあまりに斬新でとっつきにくいと思われる「つみ木の城」のメロディーが、シローの能面のような高音ヴォーカルによって、美しいバラードとして完成している・・・これは素晴らしい!
もしこの曲を、多少なりとも感情的なニュアンスが入るジュリーやトッポがヴォーカルをとっていたら、メロディーの奇抜さが浮き出てしまったのではないか、と思うのです。
ところがシローの虚無的な、感情を排除したようなヴォーカルは、楽曲全体を、言ってみれば”平面世界”へ誘ってしまう。
これこそ、シローの特性であり、「もしタイガースが継続していれば・・・」と先程僕が述べていたシローの「ロックバンドにあっての存在意義」と言えるのです。
では、「つみ木の城」の「変」なコード進行について。
♪ 愛を 二人で 築いたの に
E♭maj7 D♭maj7 E♭maj7 D♭maj7
なぜにこわれた もろく ♪
E♭maj7 D♭maj7 F7 B♭7
このAメロも、いきなり「F7」を挿入している箇所など、変と言えば変ですが・・・まだ普通な方かな。
2回し目の最後、「消えた~♪」のトコで、「B♭7」の後に「G7」を挟み、まずはハ短調に平行移調。
そこから展開されるメロディーは、明らかに変です。
♪ 愛する ことなど ♪
Cm Fm Cm Gm
何も幼 い ふた
Fm Fm7 Fm(onD) Fm(onD♭)
りには・・・ ♪
E♭m
と、思わず途中で書き起こすのを挫折してしまうほどのクリシェ連発。
結局ハ短調→ヘ短調→変ニ短調→変ロ短調と目まぐるしく展開し、
♪ 積木 細 工の よう に ♪
E♭m E♭mmaj7 E♭m7 E♭m6 B♭m B♭7
と、強引な「あ~あ~♪」というコーラスのフォローにまぎれて、なんだかよく分からないままに元調の変ホ長調へと戻っていくのですが・・・。
これだけ斬新な進行を、まるで何事も起きていないかのように訥々と歌うシローの胸中など、凡人たる身には推し量ることすら不可能だったりするのです~。
やっぱり、「声の良さ」なんですよ。
それに加えて、あのつかみどころのないキャラクター。感情移入の無さが逆に「つみ木の城」を美しいバラードに仕立て上げているように思います。
シローの声が奇跡のように噛み合った曲と言えるのではないでしょうか。
だって、どのくらいシローの声が良いかというと、あのジュリーがラジオで絶賛するくらい!なんですからね・・・。
秋からのツアー、是非ともシローの参加を無理のない範囲で期待したいですが・・・それでもこの、「つみ木の城」を歌うことはまず無いでしょう。
タイガース・オリジナルの中でシローが今回歌うとすれば、わずかに「出発のほかに何がある」に可能性があるくらいで・・・それにしたって星2つが精一杯。
おそらくビージーズの「ジョーク」「ワーズ」のいずれかを少しだけ歌う、という形になるんじゃないかな・・・。
それでも、ステージに立つシローを観られたというだけで、先輩方の思いもかなり違ってくることでしょう。
何とかシローの体調が良好であらんことを。
シローがそこにいるだけで、先輩方にとってそれは『ビューティフル・コンサート再来』なのでしょうから・・・。
それでは、恒例のオマケですぅ~!
今回は、当然ながらシローのショットをどうぞ。
(本文抜粋)
トッポにかわって、タイガースに加入したシロークン。メンバーきっての長身だ。サッパリとしてすなおな性格はだれからも愛される。中学時代から音楽評論家を夢みていた、という音楽狂。昨年は渡辺プロの派遣社員として渡米し、アメリカの音楽を一はやくキャッチし、タイガースの影武者として活躍していた。澄んだきれいな声で唄う得意はフォーク・ロックは早くもファンの間で評判がいい。スケールの大きなタイガースとして貴重な存在になるだろう。
原文ままに書き起こしましたが・・・「得意は」のトコは「得意な」の誤植だと思われます。
続いてもう1枚。
(本文抜粋)
6月で20歳になった。身長185センチで、メンバーの中ではいちばんノッポ。そして、その身長をテレてか、うつむきかげんに歩くのがクセ。ボブ・ディランとドノバンの信奉者で、エレキよりフォーク・ギターのほうが好きだという。メンバーに加入したころは無口だったが、最近はメンバー随一の毒舌家になった。アメリカから帰った頃の日本人には珍らしいデッカイ性格は、まだ失ってはいない。近頃、京都の親友二人がシローを訪ねてきてマンションに同居している。むだづかいのキライなシローが、なにからなにまで面倒を見ているのは、友人を大切にする性格だからだろう。
え~と、本文そのままですよ。
まぁ書き起こし作業においてところどころひるむ中、「ドノバン」って表記に一番抵抗がありましたが(笑)。
え?
オマケの画像がシローだけじゃ物足りないって?
(↑コラコラコラ)
じゃあ、これはどうですか?
「誰か差し入れ持ってこないかなぁ、わくわく♪」
って感じの、あまりに屈託の無い笑顔を見せるジュリー。
対して
「あ~腹減った・・・」
って感じの完全倦怠モードに見えてしまうシロー。
このギャップが・・・(笑)。
でもね。
これから10年くらい経ってこの二人は、僕ら後追いの世代にとっても超・有名な、テレビの向こう側のスターになるんだよね~。
そうなるのが、タイガースの中でこの二人、ってのが面白いなぁと思うんです。
是非秋からのツアーで、二人がステージで並び立ってるところをこの目で一度、観たいです!
それでは次回は・・・。
また『THE TIGERS SINGLE COLLECTION』に戻ります。
一家に一枚・・・後追いのみなさまも、もう買ったかな~?
♪ 夏が終わるまで・・・あと16曲!
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コメント
DY様
楽曲全体を「平面世界」へ持っていく・・って言われて初めてこの歌に感じていた「みんなの歌」のアニメーションを見てる
ようなシュールさの正体がわかった気がします。ジュリー達の「あ~あ」だけが3次元の声なんで余計シュール・・・。
ジュリーはおとぎ話を歌っても基本3次元(3D?)で時々4次元が乱入してきますが
。
で、次回のお題は何次元ですか?
西遊記は子供の頃に読んだ本の挿絵のキャラが今も頭に残っているのですが、、「沙悟浄」はシローを見てから思いきり上書きされてしまい、思いだせなくなりました。
投稿: nekomodoki | 2011年7月11日 (月) 17時30分
nekomodoki様
早速のコメント、ありがとうございます!
アニメーションを見てるようなシュールさですか・・・なるほど、そんな感じありますねぇ~。
「コーラスだけ三次元」・・・笑ってしまいました~。
次のお題はまた初期に戻りますから、三次元でございますよ~。
ヒントは、タイガースナンバーにあって、「白いブーツの女の子」「イエロー・キャッツ」と並び、僕の中で「チーム可愛い子」を結成しているポップ・チューンです!
セットリスト的中自信度を、星4つにするか3つにするかで悩み中。
シングルB面なもので・・・(さぁ、丸分かりでしょうか?)。
投稿: DYNAMITE | 2011年7月11日 (月) 18時17分
DYさん、お邪魔します。
DYさんが伝授したいことは、すごくわかります!シローさんが音楽を続けていたら、かなり個性的なボーカリストになっていましたよね。日本のロックに欠かせないアーティストになっていたかもしれない…まぁ、それを選ばなかったのが、シローさんらしいと言えば、それまでですが。“ほぼ虎”ライブに飛び入りしたときは「誰れかが~」のコーラスをやってほしいです。
で、私「白いブーツの女の子」がどんな楽曲か知りません(泣)。でも、ツアーまでに、タイガースの楽曲をコンプリートすることは諦めました…。「LEGEND OF THE TIGERS」にまで手が回りません(号泣)。「自由と憧れと友情」でさえ、Complexのチャリティーライブのチケットを取ろうと思って用意しておいたお金を回したんですから…DYさんなら、お分かりになりますよね、これが究極の選択であったことが。本当に、ジュリーの歴史は奥が深いです…。
投稿: 74年生まれ | 2011年7月11日 (月) 18時54分
74年生まれ様
「誰れかがいるはず」!
やってくれたら…僕は大変なことになります。
もちろんシローのコーラスは重要!
そうですか…究極の選択でこのアルバムをゲットなさったのですね…。
「白いブーツの女の子」は、まぁやらないとは思いますが、万が一やったら会場が大変なことになってしまう超・名曲です。
予想するなら星ひとつの曲ですし、この夏はとりあげない予定でしたが…なんだかすごく書きたくなってきてしまいました~
投稿: DYNAMITE | 2011年7月11日 (月) 19時02分
DY様
実は私は、後期ザ・タイガースの曲を大人になるまで知りませんでした。(先輩にあるまじき!)
トッポが脱退した69年の3月頃に、私の家族は夜逃げっぽい引っ越しをしたのです。大好きなトッポと共に、家、父の工場、美しい庭、勉強机、オルガンなどなど、かなりのものを失いました。
で、8歳だった私は、決別したのでしょうか?今となれば謎ですが、記憶の欠落に気付いたのは82年でした。
でも、後追いはしませんでした。聴く機会があれば聴きますが、埋めようとは思わない、それがリアルタイムのファンの限界かもしれないと、思います。(ま、けっこう聴いてるんですが。)
DY様にとっては、全ての楽曲が等価なんでしょうね。すべて、聴きたい。すべて、愛しい。それは、むしろ羨ましいです。
ザ・タイガースの紆余曲折・栄枯盛衰を自分の人生と並行して見てきたせいか、私の思いはさまざまです。うーん、それもまた良しかなあ。なんて、考えました。
ザ・タイガースのシロ―ちゃんは、だからよく知りませんが、シロ―ちゃんは好きです。
元気な姿を少しでも見せてくれたらいいな、と思います。
82年の再結成時には、トッポ→シロ―とリレーで歌うのがありましたよね。変態リレーですね。いいなあ。
個人的なつまらない話をしてごめんなさい。
次の曲は、あれかな?たのしみ~
投稿: アン | 2011年7月11日 (月) 20時13分
DY様
次の曲、A面は雨模様でしょうか?
梅雨も明けたことですし、はっちゃけたいです!
投稿: nekomodoki | 2011年7月11日 (月) 21時45分
DYさま
このアルバムは激リぴした他のアルバムとは少し意味が違っていて解散が決まって最後のコンサートまでに覚悟を決めるんだ!!
とさとされてるみたいで 解散を認めるなんて出来ない私はレコードに何回かしか針を落としてないんです。
今だに茶色の袋を開けるのは覚悟が必要で緊張するんです。変ですよね 笑
シローはホントに貴重な存在ですよ
声は綺麗にのびて気持ちいい
おしゃべりはど真ん中スピードのあるストレートなのですっきりと受け取れる
反感買わない そうかと納得してしまう
不思議なキャラです。
シローのおしゃべり聞きたいな~
立ってなくても椅子に座っててもいい
出て欲しいです。
投稿: キミちゃん | 2011年7月12日 (火) 07時57分
こんにちは。
確かにシローのイメージは沙悟浄。同世代としては外せないキャラです。後追いファンの僕にとっても、シローがステージでギブソンのセミアコES335を弾きこなしていたこと、ジュリーに匹敵するほどの名ボーカリストだったことは驚きでした。一般にはタンバリンもギターも全く弾けないとされていた彼も器用に楽器を弾き、歌い、トークで笑わせる。本当に貴重な存在です。東京近郊だけでも、座っていても、一曲だけでも参加して欲しいと願うばかりです。
投稿: 27年ロマンス | 2011年7月12日 (火) 08時19分
DY様 こんにちわ、
いつも楽しみにお邪魔しています。
たぶん(笑)2度目のコメントです。
私も、このアルバムは「解散」を間近に控えて、複雑な気持ちでいたせいかあまり
ちゃんと聴いていなかった気がします。
当時の乙女にとっては、「解散なんて信じられない、認めたくない」という思いばかりで、アルバムどころではなかったんで
しょうね。
でも 後期のタイガースにとって、シローの存在はとても大きかったと思います。
もちろん歌声も素晴らしかったのですが、
やはり「おしゃべり」が、最高でした。
なにかと重苦しくなることもあった当時の
ライブで、ほんとうに、ホッとさせてくれました。
今回、もちろん無理はしてほしくありませんが、ちょっとだけでもステージに出てきて・・・と願っています。
最後に、ひとつだけ伺いたいんですが、
あの「ドノバン」って、シローもよく歌っていた「ドノバン」のこと・・・でいいんですよね?
投稿: megu | 2011年7月12日 (火) 10時09分
ジュリーは、70歳まで、コンサートをされるとか。その後私たちファンは、ジュリーの姿をみることができないのだろうか?
テレビ出演されるのかな?
投稿: hiromi | 2011年7月12日 (火) 12時02分
DYNAMITEさま お暑うございます。
あの~ DYNAMITEさん的には
『ドノバン』は『ドノヴァン』でしょーが ってことですか?
私なんかの世代は…『ドノバン』だったわ(笑)。
投稿: りんだ | 2011年7月12日 (火) 13時34分
アン様
そうでしたか…。
トッポが去ったと同時に、アン様の生活においても、色々な別れがあったのですね…。
それは…離れるのは仕方のないことです。
仰る通り、後追いの僕はすべてのタイガースの音源を均等に欲する感覚があります。
ただ、やっぱり先輩に追いつけない部分は絶対にあるんです。
とにかくその大きな差を、秋からのツアーを先輩方と同時体験することで、少しでも縮めていきたいと考えています。
☆
nekomodoki様
あれ~?
僕は次回、タイガースの中で一番カワイイ曲、と個人的に考えているナンバーをとりあげるつもりなのですが…ひょっとしてそう考えてるのは僕だけとか…
その曲のA面は、バリバリ太陽が照りつけていいお天気で、思わず「踊りに行こうよ!」とステップ踏んでしまいそうな曲なのですが…。
(今度こそ丸分かり)
☆
キミちゃん様
なるほど…。
先輩方がこれほどシローの「おしゃべり」を懐かしんでいらっしゃるとは。
当時は解散の噂が絶えなかったようですから…ライヴの雰囲気も…だったのですね…。
そんな中、シローのおしゃべりで皆が癒されていたのですか…。
タイムリーな先輩方にしか分からない体験、そしてシローの役割があったのですね。
今回のツアーで、もしシローが参加できる会場があったら、おしゃべりコーナーの復活もあるといいですね!
☆
すみません一度切ります~。
投稿: DYNAMITE | 2011年7月12日 (火) 16時27分
Dy様
こっちですかー。
いや、ちょっと可愛すぎるかなーと。
笑えちゃうほどに・・だ~い好きです!
投稿: nekomodoki | 2011年7月12日 (火) 17時50分
27年ロマンス様
やっぱり、さすが同世代です~。
シローの沙悟浄のイメージ、とてつもなく大きいですよねぇ~。
今回の記事に添付した『近代映画』のページにもあるように、シローはアコースティック・ギターがお気に入りだったようですね。
同じ号に、タローが熱心にシローにギターを教える写真も数多く載っています。
今回のツアーではギターまでは無理かもしれませんが・・・本当に無理の無い形で参加して欲しいですね・・・。
☆
megu様
ありがとうございます!
お名前は他のじゅり風呂さんで拝見しておりますよ~。
僕のところにも引き続き遊びにいらしてくださっているようで嬉しいです!
今回の記事で先輩方から頂いたコメントで・・・僕がこれまでまったく考えなかった、シローの果たした役割の大きさを初めて知った気がします。
シローのおしゃべりには、そんな思い出があったのですね・・・。
僕もシローのおしゃべりを一度聞いてみたくなってきましたよ!
今年、実現するといいなぁ・・・。
「ドノバン」はあの「ドノヴァン」ですよ~。
りんだ様の仰るように、僕は「ヴァ」の表記に慣れてしまっているのです~。
☆
すみません、また切ります~。
投稿: DYNAMITE | 2011年7月12日 (火) 22時20分
DY様おはようございます。
ずいぶん迷いましたが、とうとうがまんできず、タイマイはたいて買ってしまいました。
「自由と憧れと友情」
手元に届くのが待ち遠しいです。
投稿: もじもじそわそわ | 2011年7月13日 (水) 08時55分
hiromi様
ジュリーはきっと、70歳を超えても歌っていますよ~。
ただ、70歳というのは「僕はそこまでは歌っているから」とファンに約束してくれた、ひとつの区切り…。
その後はまた、身体と相談しながら…なのでしょう。
有言実行のジュリー、あと7年は楽しみにしていいんだ、と思えるファンは本当に幸せですね!
☆
りんだ様
お察しの通りでございます~。
僕も、ドノヴァンは結構聴いていますよ!
変わったキャラクターの持ち主で、音も「サイケフォーク」といった感じの不思議な雰囲気です。
シローが好みそうなアーティストだと思います~。
☆
細切れ申し訳ありません~
投稿: DYNAMITE | 2011年7月13日 (水) 18時08分
nekomodoki様
はい、そちらです!
カワイイ曲ですよね~。しかも楽曲完成度も高く、間違いなく名曲です!
記事は、だいたいの下書きが終わりました。
お昼休みにはupできそうです~。
☆
もじもじそわそわ様
もう届いたでしょうか~?
やはり、定価より高いお値段だった…とか
このアルバムからは、シングルの「誓いの明日」は当然として、それ以外ですと「友情」「青春」の2曲が今回のツアーセットリストの有力候補だと予想しています!
投稿: DYNAMITE | 2011年7月14日 (木) 09時11分
DY様、たくさんのコメントにお返事されているのに、私なんかのつまらない書込みに返事をしていただいて申し訳なく思ってます。
なのに、また、書き込んでしまいました。
ごめんなさい。
で、届きました。定価の〇バイの値段です。
これを買うんだったら2回ライブに行く方がええやん。って思っていたのでなかなか手が出せませんでしたが、どうしても思い出せない曲が、、、。
その一曲が「つみ木の城」。聴いたけどやっぱり思い出せません
舞台のお芝居の中で歌っているみたいに聴こえます。
舞台上手よりのちょっと奥の方で一人ポツンと残されたシローが、静かに彼女のことを思いながらたそがれてる。
感じに聴こえてきました。
やっぱりいい声してますよね。
投稿: もじもじそわそわ | 2011年7月14日 (木) 16時15分
もじもじそわそわ様
いえいえ~、どうかご遠慮なさらず、どんどんコメントしてくださいね!
僕はタイムリーな雰囲気を知りませんから、先輩方から色々なお話を伺うのが本当に嬉しいのです。
やはり定価より相当高いお値段でしたか…。
僕もこのアルバムは単体ではきちんと持っておらず、タイガースCDボックスにすべて収録されていなければ、もじもじそわそわ様と同じように、大枚はたいたのではないかと思っています。
シローは綺麗で不思議な声をしていますね~。
でも、レコーディング音源でそれが味わえる曲は決して多くありませんよね。
そういう意味でも、「つみ木の城」は貴重な名曲だと思います。
投稿: DYNAMITE | 2011年7月14日 (木) 16時57分
ブログをみたら、お返事がありました。
ありがとうございます!!
じゅりー、いつまでも歌ってくださると
うれしいんですが…テレビ出演もしてほしいですね。
投稿: hiromi | 2011年7月17日 (日) 17時39分
hiromi様
いえいえ、どういたしまして~。
テレビ出演は僕も楽しみにしています。
まず今年。
完全な形ではないですが、今回のタイガース復活で、また去年のジュリワンのようなLIVE放映があるのではないでしょうか。
そして、70越え、さらにもしかすると80越え・・・なんてことになったら、さすがに世間が放ってはおかないでしょうから、ジュリーがテレビに出る機会はこれからもまだまだあると思っていますよ!
投稿: DYNAMITE | 2011年7月19日 (火) 14時26分
はじめまして
タイガース時代のシローさんを語るブログ
初めて読みました。
私は一徳さんファンでそこからタイガースの曲を聴くようになりました
そして聞き込んでいくうちにシローさんの歌声が好きになりました、音楽の事はよくわかりませんが、「つみきの城」好きな曲です
「人は」あれはシローさん以外の方が歌ったらしっくりこないような気がします
こんなブログ読んだ事がなかったのでうれしくて書いてしまいました
すみません
投稿: しかく | 2011年7月31日 (日) 23時37分
しかく様
はじめまして!
ようこそいらしてくださいました~。
最近拙ブログには、トッポファン、ピーファンの先輩方が遊びにいらしてくださり嬉しく思っていましたが…。
しかく様はシロー、そして岸部兄弟のファンの方でいらっしゃいますか~。
またまた嬉しく、とても光栄に思います!
シローの声には不思議な魅力がありますね。
「人は…」もいつか記事にとりあげたいと思います。
遠慮なさらず、どんどんコメントなさってくださいね。
これからもどうぞよろしくお願い申しあげます!
投稿: DYNAMITE | 2011年8月 2日 (火) 12時45分