ザ・タイガース 「星のプリンス」
from『THE TIGERS SINGLE COLLECTION』
original released on 1967
シングル「シーサイド・バウンド」B面
セットリスト的中自信度=★★★★☆
disc-1
1. 僕のマリー
2. こっちを向いて
3. シーサイド・バウンド
4. 星のプリンス
5. モナリザの微笑
6. 真赤なジャケット
7. 君だけに愛を
8. 落葉の物語
9. 銀河のロマンス
10. 花の首飾り
11. シー・シー・シー
12. 白夜の騎士
13. 廃虚の鳩
14. 光ある世界
15. 青い鳥
16. ジンジン・バンバン
disc-2
1. 美しき愛の掟
2. 風は知らない
3. 嘆き
4. はだしで
5. スマイル・フォー・ミー
6. 淋しい雨
7. ラヴ・ラヴ・ラヴ
8. 君を許す
9. 都会
10. 怒りの鐘を鳴らせ
11. 素晴しい旅行
12. 散りゆく青春
13. 誓いの明日
14. 出発のほかに何がある
------------------------------
セットリスト的中自信度
5段階内訳
★★★★★・・・絶対やります!
★★★★☆・・・おそらくやると思います。これからタイガースの勉強を始めようという方々は、ここまでは予習必須です。
★★★☆☆・・・かなりの有力候補ではありますが、全体の曲数や演奏形態の特殊性などの事情により、オミットされる可能性もあるナンバー達です。
★★☆☆☆・・・個人的にやって欲しいと考えている、渋い選曲群です。セットリストのサプライズとして、密かに期待しています。
★☆☆☆☆・・・おそらくやりません。この機に僕が個人的に記事に書いておきたい、というナンバー達です。
------------------------------
みなさまはもうご存知でしょう。サリーごひいきのお店で、ツアー衣装の制作が始まっているようですね~。
『ジュリー祭り』から毎回参加してきたソロツアーでは、これまでLIVE後に「はて、どんな衣装だったけ?」などという情けない状態に陥ることの多かったDYNAMITEですが、昨年のジュリワンあたりから、その辺も徐々に鍛えられてまいりました。
サリーはなんだか遠慮しちゃってるっぽいですけど、今回はね、やっぱり思いっきりヒラヒラ、フリフリの衣装を僕だって観たいですよ。
タイガースなんですからね!
後追いファンの素人考えですけど・・・ヒラヒラ、フリフリと言うとやはりタイガース初期の「プリンス」なイメージなのでしょうか?
「プリンス」と言うとすっかり別の人を思い浮かべるようになってしまった昨今ではございますが・・・やはり「王子」「プリンス」とは”タイガースのジュリー”にふさわしいフレーズなのでしょう。
いや、タイガース全員・・・デビュー間もない頃のタイガースそのもの、それが「プリンス」という表現。
当時の写真を見れば、男の僕にだってそれくらいは分かります!
今日のお題は、そんな初期タイガースのイメージを確立させた(と、後追いファンは推測しています)、とてつもなくカワイイ曲。
で、前回記事コメントにて
タイガース・ナンバーにおいて、「白いブーツの女の子」「イエロー・キャッツ」と共に、僕の中では”チーム可愛い子”を結成している曲
と予告しまして・・・。
まぁ、主観というのは恐ろしいものですね。
僕は個人的に「タイガースの中でカワイイ曲と言えば傑出してこの3曲!」と決めてかかっていたので、こりゃまたバレバレなこと書いちゃったな・・・と思っておりましたら・・・。
先輩方の間で、「真赤なジャケット」説、「ジンジン・バンバン」説が入り乱れる事態に~。
なるほど、どちらの曲もカワイイですな・・・。
でもね。
完璧なポップ・チューンであり、名曲揃いのタイガース・シングルB面群の中で、そしてすぎやまこういち先生作曲のタイガース・ナンバーの中でも、コード進行、メロディーが突出した完成度を誇るナンバー。
と言えば!
分かりにくいかもしれないけど、僕にとっては、ビートルズに例えると「ベイビー・イッツ・ユー」みたいな位置づけの曲なのです。
”大変な夏を元気に乗り切るタイガース20曲伝授”として書いております、セットリスト予想シリーズ、今日は第五回。
「星のプリンス」、僭越ながら伝授~!
CD『THE TIGERS SINGLE COLLECTION』(一家に一枚ですよ、みなさま~!)のライナーノーツには、「星のプリンス」についてこう書かれています。
「シーサイド・バウンド」のB面曲と呼ぶには惜しいぐらいの隠れた名曲。まさに当時のタイガースのイメージそのものをタイトルにしたような作品だ
まったく、その通りだったのでしょうね~。
しかし、何というカワイイ曲でしょうか!
そして、何と完璧な作曲とアレンジでしょうか、すぎやま先生!
この曲、ツアーでやりますかねぇ・・・やって欲しいなぁ・・・でも、全体の曲数を考えると微妙なのかな・・・。
セットリスト的中自信度は僕自身の希望込みで星4つとしましたが、冷静に考えると3・5くらいなのでしょうか・・・個人的にはとても、とても期待してしまっている曲です~。
カワイイ系として並べて挙げた「白いブーツの女の子」「イエロー・キャッツ」と比較するとかなり可能性は高いように感じますが、さてどうなりますか。
では、「星のプリンス」という曲の、何処がどうカワイイのか。
・・・すべてです!
ジュリーのヴォーカルがカワイイのは当然として、他のすべてのことが、すべてカワイイ。
僕は、この曲があって初めて、後の大名曲「銀河のロマンス」「落葉の物語」の2曲が続いて生まれたのだ、と確信しているほどなのです。
まずは歌詞。
ジュリーのヴォーカルがあまりに無邪気なために、予備知識無しの初見でスッと流して聴くと
「ボクは星のプリンスだ!どんな女の子だってイチコロだ!」
という曲なのかと勘違いしてしまいそうですが・・・これはいわゆる「フラれソング」・・・なんでしょうかね。
つき合ってる女の子が、浮気しちゃうんだよねぇ。
その浮気相手というのが
♪ 遠い国からとんできた
C Am C E7
銀の瞳 の 星のプリンス ♪
F Fm C Am Dm7 G7 C
銀色の目をした宇宙人に、女の子の取り合いでジュリーが負けるはずはないだろう、とか思うわけですが、どうやら女の子は、ジュリーの目を盗んで夜の浜辺でその宇宙人と踊っているらしい・・・。
これは尋常ならざるゆゆしき事態です!
男子たるもの、しかもジュリーですからね。
ここは一発
「俺の彼女に手を出すな!」
と、地球人随一のルックスに似合わぬ空手技を、先手必勝で炸裂させて頂きたいところですが・・・当のジュリーはイジイジと
♪ 星のようになりた い 僕だって ♪
F Fm Em7 Am D7 G7
・・・なんちゅう可愛らしいヤキモチですか~!!
で、このような「宇宙人ネタ」がタイガースの超越したルックス・イメージにピッタリであることが、この「星のプリンス」というナンバーで見事に証明された・・・。
それを受けて橋本先生は後に、「銀河のロマンス」へとアイデアを発展させたんじゃないかなぁ、なんて思うのですがいかがでしょうか。
続いて、もうこれは貫禄の、すぎやま先生による素晴らし過ぎる作曲です。
「星のプリンス」に限らず、すぎやま先生の作曲にはおそらく数え切れないほどの魅力や秘密があって、僕などに紐解けるのはそのほんの一握りに過ぎないのでしょうが・・・色々と考えてみました。
僕は20代の頃、それなりに作曲やらバンド演奏やらを本気で勉強していた時期があって、その頃ある著名な方に
「作曲にしろ演奏にしろ、小節の頭から始まる、というのではなく、小節の頭に向かっていく、という感覚を身につけないとダメだ」
と指導されました。
才能の無い僕にとって、それはとても難しいことでした。
でも、「大家」と言われる作曲家の作品には、才能の為せる技なのでしょうね・・・自然にそういうスタイルが組み込まれているのです。
例えば、すぎやま先生の手がけたタイガース・ナンバーですと、まずファースト・シングルの「僕のマリー」からして
「ぼくがマリーと逢ったのは♪」
(太字が小節の頭)
となっています。
こういうのが良いメロディーだ、というお手本のような作曲なのでしょう。
そして、星のプリンスでは
「星が素敵な夜だから♪」
となっていますが・・・このメロディーに載った語感、すぎやま先生の中ではタイガースの代名詞として確立したのではないでしょうか。
後のこの曲
「長い坂道の落葉の丘に♪」
そう、「落葉の物語」で完全に結実する”小節の頭へと向かっていく”王道の、それでいて独特のメロディー。
「僕のマリー」「星のプリンス」「落葉の物語」と、それぞれ音階も曲の雰囲気もまったく違うのに、こうして紐解いていくと、すぎやま先生の共通したアイデア、信念、タイガースに対する統一されたイメージなどが見えてくるのです。
しかも、どの曲もとても可愛らしいメロディーだと思うんですよね~。
小節の頭でフレーズが完結しますから、「ほしが♪」「きれいな♪」と区切って歌うようなニュアンスになるわけです。それがこの頃のジュリーのカワイイ声に合いまくっていて・・・これはもうすぎやま先生、ジュリーの声質の一番魅力的な表現を見切っての作曲ではないでしょうか。
逆に言うと、そうやって鍛えられていったジュリーが、後にすぎやま先生以外の作曲作品を歌うことで、それまで見せなかった魅力を増幅させることにもなったのでしょう。
とにかく、「カワイイ曲」をタイガースにピタリとはめこんだのは、すぎやま先生の手腕にトドメを刺す!と言えると思います。その第一章が、「星のプリンス」だったんじゃないかなぁ・・・。
そして、これもすぎやま先生のお話になりますが・・・この曲はアレンジもまたカワイイのです。
先程”区切って歌う”と挙げたAメロ、1回し目はベースとドラムスのみの伴奏で、2回し目にはヴォーカルを追いかけるようなストリングスが絡みます。
この曲のストリングスは、ヴォーカルを追いかけたかと思えば、メロディーとは全然別の音階を弾いたりしますが、その飛び回り方が・・・なんだか果てしなくカワイイ!
気合充分、という感じではなく、「待って待って~!」とか「それそれ~!」って感じの、まるで子供がはしゃいでいるような絡み方をしてくるのです。
とても”フラれソング”には聴こえないほどのウキウキ感。
タイガースの場合は、そしてこの頃のジュリーが歌う場合は、それが逆にイイんですね~。
で、サビの
♪ 星のプリンス 星のプリンス 星のプリンス ♪
C Em F Em Am Dm7 G7 C
このタイトル3連呼部。
上記のコードネームで伴奏としては合うのですが・・・すぎやま先生の作ったメロディーは本当に懐が深くて、様々なコード・アレンジの拡大解釈が可能になっているのです。
例えばこのサビ部を何か楽器1本で弾き語ろうと思った場合は
♪ 星のプリンス 星のプリ ンス・・・・・・ ♪
C Em F F#dim Em7 A7
このように、真ん中の部分を思いっきり拡大解釈してアレンジコードをつけてあげることができます。
しかもこれは幾多のヴァリエーションの中の、ほんの一例で。
僕は「星のプリンス」が今度のツアーで採り上げられたら、下山さん(鉄人バンドのプリンス)はアコギを弾くんじゃないかなぁ、と考えていますが、サビ部で下山さんがどのようなコードを当てはめてくるのか・・・密かに楽しみにしているんですよねぇ。
でも、才能の無い僕は音だけ聴いていてそれがハッキリ分かるかどうか。
こればっかりは、近くで観ていないと確認できなさそうです。
それとも、来年DVDが出たりする・・・かな?!
さらに、カワイイポイントはコーラスにも。
シングル2枚目にしてこの完成度、というのも驚くべきことで、その点はこれまたすぎやま先生の指導があったりしたのかもしれませんが・・・何より、カワイイ!というのがポイントです。
ハモっていても、ユニゾンであっても。
ジュリーが突出していても、メンバーの声が均一であっても。
その他どんなパターンであっても、初期タイガースのコーラスはとにかくカワイイ!
「踊っている~う~、う~、う~、うう~♪」と、ダメを押すように粘らせたくなるすぎやま先生の気持ちが、分かるような気がします。
A面「シーサイド・バウンド」には、「星のプリンス」とはまた違った点で、タイガースのはかりしれない魅力のスタートとなる要素があったわけですが、コーラスということならB面「星のプリンス」こそが、タイガースの魅力が爆発した最初の曲だと言えるのではないでしょうか。
それと、イントロはまぁコーラスと呼べるほどの複雑なことはしていませんけど、歌メロから導入せずにコーラスから、という構成は個人的にも大好物で。
♪ らら、らんらんらん、らら、らんらんらん
C A7
らんらんらん、らら、らんらんらん ♪
Dm7 G7
ポップス王道進行に載っているのがまた、イイんですよね~。AmではなくA7というのが、イイ!
僕が「星のプリンス」を、ビートルズで言うと「ベイビー・イッツ・ユー」のような位置づけ、と言ったのは、コーラスから始まるヴォーカルの可愛らしさという共通点もあってのことです。
そして、カワイイポイント最後のひとつ。
もちろん演奏面・・・特に間奏のリード・ギターですよ!
秋からのツアーでこの曲が採り上げられるなら、リードギターを弾くのは、タローか、柴山さんか。
トッポが参加していれば独壇場となったはずですけどね。今回のメンバーではどのように配置されるのか、これはなかなか予測しづらい・・・。
「星のプリンス」をBGMに、ちょっと脳内でステージの様子を想像してみました。
すると・・・。
困ったことに、加瀬さんが登場してしまう!
何故だ!
あぁ、そうか。
ジュリワンLIVEで体感した「想い出の渚」と、曲の雰囲気やテンポがシンクロしているのかもしれない。
脳内映像では、加瀬さんの後ろで柴山さんが横に揺れてオフマイクで歌いながらコード弾きしている姿も・・・(汗)。
まぁ、現実問題「星のプリンス」でそんなシーンはありえませんから、演奏楽器がどんなメンバー配置になるのか、とても楽しみにしています!
あとはやはりドラムスですね。
僕は自分でも少しだけドラムスをやりますが、未だにリムショット(太鼓の縁部とスネアを同時に叩いて「スコ~ン!」と言わせる奏法)が安定して打てないんです。
ジュリーのソロLIVEでGRACE姉さんのリムショットは聴き慣れてきましたけど、ピーのリムショットは、どんな感じの音を出すのでしょうか。
ワクワクしてきますね~。
さて、次回記事なんですが・・・。
すみません、従来のペースより2日遅れて、19日の更新になる予定です。
というのは、週末の連休を利用し、ちょっとカミさんと旅行に出かけます。初めて訪れる地なのですが、東京や埼玉よりはだいぶん涼しいらしい・・・避暑、というと贅沢のようですが、少しばかりこの猛暑から逃れ、リフレッシュしてくるつもりです。
19日からまた”3日に1曲”のペースに戻せば、ギリギリではありますが7月に10曲という予定はクリアします。
それに・・・ここで2日ずらしておくと、8月の更新日が、6日、9日、15日に当たるんですよ。
やっぱりね、タイガース・ナンバーには、そういう日に執筆するにふさわしい曲がありますから・・・。
で、次回のお題、まだ決めてないんですよ。
なにせ、書きたい曲が多過ぎますね・・・。
実は、8月に書く10曲は、よほどのことがない限りもう決まっていて動かせないんです。
最後の最後はこの曲、最後から2番目はあの曲、そして、先述した6日、9日、15日に書く曲も、決めてあります。
さらに言いますと、8月後半の5曲はすべてセットリスト自信度が星4つ以上のナンバーになるはずです。
ですから、これから7月後半の残された5曲は、よっぽど厳選しないといけないんですけど・・・。
なんだか、カミさんに週末の旅先の予定を聞くと、「高原のラベンダー園を見に行く」ということらしくて、頭の中では
「ラ、ラ、ラ、ラベンダ~♪」
という、ツアーではとても聴けそうもない曲がグルグル回っているんですが・・・そんな自信度星1つの予想記事(この曲、トッポのパートが特にオイシイ構成ですから・・・)ばかり書いていて良いものですかねぇ・・・。
この曲は、来年機会をあらためて採り上げた方がいいかな。
他に、まだ書いてないシングル曲もたくさんありますしね。
まぁ、じっくり考えるとしましょう。
それでは、オマケです~!
お題曲とは離れた後期タイガース時代の写真になってしまいますが・・・知的な王子、思案げな王子っぽいジュリーのショットを2枚。
(本文抜粋)
風にゆれる水辺の葦のように、いつまでも立っていたいのです。花束のようなメロディーに埋まって、ひっそりと静かな日々を送っていたいのです。しんな子どもじみた願いのむなしさに、人はいつ気づくのでしょうか?恋を知らぬ少年は、一茎の花のように純粋で孤独です。
(本文抜粋)
信じてほしい、僕の愛を。冬の夜空に流れる星よりも優い出会いだったけど、信じてほしい、ぼくの心は燃えている。炎に焼かれる真紅のバラのように・・・。
なんだか、これまで添付してきた他のメンバーの写真についてくる文章とは、全然雰囲気が違うぞ(笑)。
今回も原文ままなんですけど、「優い」ってのは、「優しい」の送りがな違いではない・・・よね。
「儚い」の誤植かな?
ともあれ、雑誌などでのこうしたタイガース特集においても、やはりジュリーの記事には突出したニーズがあったようですね~。
♪ 夏が終わるまで・・・あと15曲!
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コメント
DY様
ワオ!!
王道です タイガースです。
B面ですが一位 二位を争う位好きな曲です。
海でジュリーとシルビーが踊ってるシーンを記憶が蘇って来て曲と共にリアル再生してしまいました。
一生いいえきっとあっちに行っても忘れないです。
タイガースにしかジュリーにしか歌えない曲
半世紀近い歳月を一気に飛び越えて少女の頃に戻ってしまいました。
ルンルンしますね
落ち葉の物語も同じ位好きですよ~
ちょっこえれと ちょっこれいと♪
投稿: キミちゃん | 2011年7月14日 (木) 14時11分
キミちゃん様
早速のコメントありがとうございます~。
やはりこれが王道、これがタイガースなのですね!
本当に、シングルコレクションで続けて聴いても、B面らしからぬ存在感…「シーサイドバウンド」との組み合わせは、凄い!の一言です。
当時の「これぞタイガース」という雰囲気を、後追いの僕が少しでも今回のツアーで体感できることを願っています!
投稿: DYNAMITE | 2011年7月14日 (木) 16時47分
>やっぱり思いっきりヒラヒラ、フリフリの衣装を僕だって観たいですよ。
の「観たい」を「着たい」と読んで勝手に驚いた私です( ̄ー ̄)
はるか昔、生意気な少女時代、ラジオの深夜放送などで洋楽を聴きかじっていた私にとって、
この曲は・・・
ジュリーに夢中でありながら、『銀河のロマンス』などと並んで 複雑微妙曲でした~~。甘すぎだと思ったのでしょうね。
でも今聴くと・・・可愛い
いいわ~~
タイガース復習中の今、
家人の「なんだ!童謡か!」の揶揄に耐え、殴りかからんばかりに反撃し、庇いまくってますの。
投稿: りんだ | 2011年7月14日 (木) 19時23分
DY様
やっぱりこれですよね~
ザ・タイガースで一番好きな曲が、これです。がちトッポの私が、これなのです。なぜかというと、私がお子ちゃまだったから。
「星のプリンス」、オックスの「ガールフレンド」、ワンズの「バラの恋人」、いまだに大好きですね。お子ちゃまホイホイです。
これはね、宇宙人じゃなくてやっぱり、アイドルに夢中の女子を眺める男子の焦燥感と無謀なライバル心を、キラキラのアイドル・ジュリーが歌うという、入れ子式のパラドックスみたいな歌じゃないでしょうか?可愛いですね。
ジュリーのイメージより、デヴィッド・ボウイとか、今なら東方神起みたいな、異人さんな感じもしますが。
ひらひらフリフリの衣装、82年の再結成時には、衣装係のトッポに却下されてしまいました。インタビューで、(憎たらしそうに)、「沢田は似合うとしても、タローとサリーは無理だから」って、あんたが一番似合わないよ!
で、「星のプリンス」も、かつみさんには似合わないから、先にやっといて下さい。タローとか、可愛くてぴったりだと思うんですよ。
余談ですが、ジュリー好きの友達が最近、「ジュリーがデヴィッド・ボウイだとしたら、トッポはブライアン・フェリーだよね」と言ったのがツボに入っている私です。
投稿: アン | 2011年7月14日 (木) 19時47分
王道を行くDYさま
こんばんわ。
プリンスはやはり白のフリフリですわね。
もちろん、袖口にもたっぷりがお約束!
還暦越えのみなさまが、恥ずかしさを克服して、着てくださることを祈りますわ
ほとんど全て、そらで歌えそうな今度のコンサート。
お若いDYさまの感想が楽しみです。
♪ラ ラ ラ ラベンダ~~ も、楽しんで来てくださいね。
投稿: みゆきママ | 2011年7月14日 (木) 20時19分
DY様
こんばんわ。待ってました。
アン様
「お子ちゃまホイホイ」じゃなくて「夢見る乙女(のつもり)ホイホイ」でしたわ。
でもオックスとワンズはプリンスのお顔がイマイチ(そりゃジュリと比べれば)でひっかかりきれませんでした。(自分のお顔は銀河の彼方まで棚上げできるのも乙女の特権です)
あんまり上手くないダンスが良かったです。(笑)
でもライブで聴きたいのは「イエローキャッツ」かな。間奏でタローがおもちゃのピアノで「猫ふんじゃった」を弾いてくれたら萌え死にしそうです。
投稿: nekomodoki | 2011年7月14日 (木) 21時45分
きたぁーっ!
こんばんは。これ名曲であり且つかわいい系!頷けますね。「白いブーツの女の子」は未発表曲でしたから敢えてもう一曲挙げるとすれば「こっちを向いて」ってところでしょうかね。「プリンス」はやると思いますよ。82年の時みたくメドレーにされてしまう可能性も大ですが。タローがスーパースターのライブでタイガースの全曲の7~8割強はフルコーラスでやっていますので、ギターソロも含めて全てやって頂きたいと思っております。
投稿: 27年ロマンス | 2011年7月14日 (木) 22時20分
瀬戸口さま。
バライティに富んだ陣立てで快調に進んでますね~
毎回、楽しいです~
それにしても、当時男子たちに嫉妬をこめて、へっ!とか言われていた「星のプリンス」が「ベイビー・イッツ・ユー」と並べて語られる日が来ようとは・・
DYさま、素敵です。
「星のプリンス」「銀河のロマンス」「落葉の物語」はタイガース、ジュリーがいなかったらこの世に生まれてこない名曲ですね。
この記事を読んで一番感激されるのはすぎやま先生かも。
すぎやま先生、40数年経って、どうだ!と得意がられると思いますわ。
投稿: momo | 2011年7月14日 (木) 22時54分
りんだ様
な、なんという読み違いをなさるのですか~!
でもね、20代の頃にひとつだけ、衣裳とか全部決めてくれるバンドにベースで参加していて…メンバーの中で一番若かった僕は、よく女性用のブラウスとか着せられていました。
あ、何故退くのです…?
タイガースを童謡と表現するのは、決して悪い言葉ではないと思いますよ。
ただ、その魅力に気づく一歩前で戸惑っている状況なのだと思います。
だって、僕も同じように思っていた頃がありましたからね…(汗)。
☆
アン様
なるほど!
普通の男の子が、別世界のスーパーアイドルに夢中になっている彼女を思う歌…。
いや、きっとその通りでしょう!
それを、敢えてトップアイドルのタイガースが歌う…なるほど~。
目からウロコです~。
トッポはフリフリの衣裳、似合うと思いますけどねぇ…。
ブライアンフェリーは気難しそうですから…30越えてフリフリは考えられなかったのでしょうか。
逆に、もう60越えてしまえば開き直って…とも思いますが…。
☆
すみません一度切ります~。
投稿: DYNAMITE | 2011年7月15日 (金) 09時37分
みゆきママ様
やはりフリフリですかね~!
で、白ですか。袖口ヒラヒラですか~。
ジュリーはもはや何の抵抗も無さそうですが、サリーやピーはどうでしょうかねぇ…。
ジュリープロデュースなら説得できますか!
少し留守にしてから次のお題にとりかかりますが…頭から「南の国のカーニバル」が離れません…。
BGMをシングルコレクションにして、何とかスイッチを入れ替えてきます~。
☆
nekomodoki様
ちょ…!
なんですか、「星のプリンス」にダンスがあったのですか?
うわぁ、僕、それ知りません!
ひょっとして、トッポが嫌がっていたのは、そっちとか…
「イエローキャッツ」…可能性は低いですが無いとは言い切れませんよ!
果てしなく楽しい曲ですからね~。
ダメ元で期待しましょう!
☆
すみません、また一度切りますよ~。
投稿: DYNAMITE | 2011年7月15日 (金) 15時02分
再び DY様
私は高校のキャンプファイヤーで、全身タイツのフレディ・マーキュリーをやりました。(今、主張する事ではない)他の人はフリフリやった。
それから、nekomodoki様
私は乙女に到達してませんでした。お姉さまたちもキュンキュンされてたのですね。
ヒデトもチャッピーも可愛いと思ってたけど、今見るとジュリーは別格です~。
投稿: アン | 2011年7月15日 (金) 17時16分
Dy 様
すみません、ちょっと言葉足らずでした。ダンスというのはタイガースの映画やテレビで見たダンス全般のことでして、[星のプリンス]はダンスといえるものだったかどうかビミョーですね。
記憶が最近あやしいです。
9月が早く来ないかなー。
暑さとビタミンj不足
でボケボケですぅ。
スマホ買って電車のなかでもコメントできるのはいいのですが、画面が小さくて入力しづらいんです。
投稿: nekomodoki | 2011年7月15日 (金) 17時22分
はじめまして・・・
長い中抜けですが 参加させていただいて宜しいでしょうか・・・
いつもDY様の伝授と皆様のコメントで
「あ・そういうことなのか・・・」と気づかせていただき、
デビュ―当初オリジナルを軽視(軽聴?)していた私は 愚か者でした
星のプリンスで
王子様に連れて行かれた少女達は多いでしょうね
劇的なメルヘンですものね
私にとっては あまりにもガーリッシュで、
自室でのレコードも ボリュームを絞って聴いていました
なんだか、気恥ずかしいというか・・照れくさいというか・・
でも、喫茶店などでジュークボックスをかける時には
Beatlesの曲の合間に TGを入れてしまうので
アマチュアでバンドをしていた男友達は
皆揃って「またか~~」の呆れ顔・・・
音楽知識のない私は 歯痒い思いをしていました
今ならDY様のご伝授で 反論できるのに~
Baby It's You は ジュリーの甘い声にピッタリのカバー曲でしたよ
とりわけ、初期のジャズ喫茶・夜の部では
晩い時間になると 年少さんファンも少なくなるので、
Baby It's Youも 星のプリンスも
静かな中 囁くような甘い声に 陶酔の極致でした
切なすぎて、シアワセすぎて いつも泣いてしまいました
♪Sha lalalalalala~la♪
♪らら らんらんらん らら らんらんらん♪
今ジュリーのあの声量で 星のプリンスは・・・・・
・・・え~っと、ちょっと前以ってイメージしておこう・・・っと
投稿: chacha | 2011年7月15日 (金) 19時39分
DYさん、お邪魔します。
先輩方のこの作品への愛情に圧倒されてしまいました…。ただ、ジュリーの歌唱を聞き込むことしかできない私なりの感想ですが…すぎやま先生は、ジュリーの母音で表現する才能を見抜いていたのではないか、と感じさせる楽曲です。ド素人の分析ですが「僕のマリー」に比べて、ジュリーの母音の良さを引き出しています。ジュリーは、すぎやま先生の曲に出会わなかったら、まったく違うタイプのボーカリストになっていたかもしれませんね。
追伸:念のため「この空を見てたら」も聴いて、検証しました。で、初めて気づいたのですが、この楽曲はタローさんとサリーさんのコーラスが入っているんですね。
投稿: 74年生まれ | 2011年7月15日 (金) 22時11分
27年ロマンス様
おぉ!このナンバーに激しく反応なさるとは・・・まさしくタイガースの虜でいらっしゃる・・・。
ちなみに「チーム可愛い子」というのは、柴山さんのファンのしょあ様が考案したフレーズで、そのコンセプトからも僕はジュリーのヴォーカル・ナンバー以外頭に浮かんでいなかったのですが・・・なるほど「こっちを向いて」がありましたね!
「星のプリンス」のように、綿密に練りこまれた楽曲をサラッとポップに聴かせるというのは本当に難しいことのはずです。
やはりタイガースは、初期の頃から音楽的にも何か特別なものを持っていたんですね。
☆
momo様
ありがたきお言葉~。
大変光栄でございますが、「素敵」なのは僕ではなくタイガースですので、そこはひとつよろしくお願いいたしますよ~(哀願)。
男子はね、仕方ないですよ。そりゃ嫉妬します。
ただ、嫉妬する相手が「星のプリンス」そのものですからね~。
当然女子は「比べ物にならん!」みたいなことを言ってしまうでしょうから・・・男子はそれが悔しくて否定する側に回るんですよ。分かるなぁ(笑)。
僕が「すぎやま先生の曲を歌うジュリー」として始めて意識して聴いた曲が「バラード491」だった、というのも今となっては何だか・・・。
聴く順番がメチャクチャですよね・・・。
☆
細切れ申し訳ありません~!
投稿: DYNAMITE | 2011年7月15日 (金) 23時29分
旅に出ました~!
新幹線内からです
☆
アン様
キャンプファイヤーで…なんですか、全身タイツのフレディですと~!?
素晴らしい…。
今年は音楽業界各地でクイーンが盛り上がっているんですが…彼らは著作権がややこしくて。
なかなか思うような仕事ができません…。
☆
おっと…乗り換えです!
細切れすみません
投稿: DYNAMITE | 2011年7月16日 (土) 09時02分
こんにちは。
確かにジャズ喫茶で聴いてたBaby It's Youのジュリーの声も口元も可愛かったですわ~。
「星のプリンス」といえば、80年、井上バンドとの最後のコンサートで、確かこの曲を演ったと思うのですが・・・
今年のほぼタイガースでは、私も☆3か☆4かなぁ。
投稿: 黄身 | 2011年7月16日 (土) 12時16分
お返事が遅れております
今、玉原高原というところに来ています。
標高1000メートルを超えるので、さすがに涼しいです!
☆
nekomodoki様
なるほど…僕はまた、「シーサイドバウンド」ばりの激しい振り付けがこの曲にもあったのかと思ってしまいました~。
9月まで、本当に遠いです。
夏を元気に乗り切ることに集中するしかないですね…。
☆
chacha様
はじめまして!
ようこそいらしてくださいました~。
長い中抜けを復活なさったのですね!
そして、さすがはタイムリーなタイガースファンの先輩…「ベイビー・イッツ・ユー」を演奏するタイガースを生でご覧になっていらっしゃるとは…。
「星のプリンス」同様、完成度の高い曲を気楽でポップに聴かせる、「良き時代の名曲」と呼ぶにふさわしいナンバーです。
タイガースのヴァージョンも素晴らしかったでしょうね…。
是非またお話を聞かせてくださいませ。
今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます~。
☆
また一度切りますよ~
投稿: DYNAMITE | 2011年7月17日 (日) 11時57分
旅からは帰還いたしましたが、絶賛四十肩発症中につき、お返事が大変遅れました・・・。
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74年生まれ様
僕もこの曲への先輩方の反応には「やはり」という思いと、「凄い」という思いが入り混じっています。
特別な曲なのでしょう。僕らでも、「この曲は男連中から非難浴びたんじゃないか」というのは想像できますしね・・・。
ですから、敢えてその可愛らしさを記事の一番のポイントにしてみました。
ジュリーの母音はこの頃から素晴らしいですね。
「う~う~」というだけで特別な味わいがあります。
「あ~あ」や「お~!」は今のジュリーの方が良いかもしれませんが、「う~う~」はこの頃が最強だったのではないでしょうか。
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黄身様
黄身様も生でタイガース版「ベイビー・イッツ・ユー」をご覧になっていらっしゃる・・・!
うらやましい限りです。
「お、お~、many many♪」の辺りとか、特に素晴らしかったんだろうなぁ、と想像しています。
井上バンド時代にも歌っていましたか・・・。
いずれにしても、今回のツアーで演奏されれば、本当に久しぶりの「星のプリンス」なのですね~。
投稿: DYNAMITE | 2011年7月19日 (火) 14時22分