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2011年7月31日 (日)

ザ・タイガース 「白夜の騎士」

2013年12月註
すでに多くのみなさまがお気づきの通り、この楽曲考察記事には明らかに誤った記述があります。
これまで、「白夜の騎士」一般公募作詞者の有川正子さんは、作詞家の有川正沙子さんと同一のかたである、と多くの人が考えていましたが、ピー先生の新著『花の首飾り物語』にて、お二人はまったくの別人であったことが明らかになりました。
この記事もその事実に沿って大幅に修正加筆しなければなりませんが、もう少しお時間をいただければ、と考えております。よろしくお願い申し上げます。

☆    ☆    ☆

from『THE TIGERS SINGLE COLLECTION』
original released on 1968、single『シー・シー・シー』B面
セットリスト的中自信度=★★★☆☆

Tigerssingle


disc-1
1. 僕のマリー
2. こっちを向いて
3. シーサイド・バウンド
4. 星のプリンス
5. モナリザの微笑
6. 真赤なジャケット
7. 君だけに愛を
8. 落葉の物語
9. 銀河のロマンス
10. 花の首飾り
11. シー・シー・シー
12. 白夜の騎士
13. 廃虚の鳩
14. 光ある世界
15. 青い鳥
16. ジンジン・バンバン
disc-2
1. 美しき愛の掟
2. 風は知らない
3. 嘆き
4. はだしで
5. スマイル・フォー・ミー
6. 淋しい雨
7. ラヴ・ラヴ・ラヴ
8. 君を許す
9. 都会
10. 怒りの鐘を鳴らせ
11. 素晴しい旅行
12. 散りゆく青春
13. 誓いの明日
14. 出発のほかに何がある

--------------------------------

セットリスト的中自信度
5段階内訳

★★★★★・・・絶対やります!
★★★★☆・・・おそらくやると思います。これからタイガースの勉強を始めようという方々は、ここまでは予習必須です。
★★★☆☆・・・かなりの有力候補ではありますが、全体の曲数や演奏形態の特殊性などの事情により、オミットされる可能性もあるナンバー達です。
★★☆☆☆・・・個人的にやって欲しいと考えている、渋い選曲群です。セットリストのサプライズとして、密かに期待しています。
★☆☆☆☆・・・おそらくやりません。この機に僕が個人的に記事に書いておきたい、というナンバー達です。

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29日のトークショー、盛り上がったようですね~。

先に情報を得ていたカミさんが
「LIVEでやる曲のネタバレとかしちゃうかもしれないよ」
と注意してくれたので一瞬どうしようか悩みましたが、結局我慢できずにあちらこちらにお邪魔して情報を収集してしまいました。

28日に、初めての4人揃ってのリハーサルがあったとか。ジュリー曰く
「めちゃくちゃ上手い!」
だそうですね!
嬉しい!何と嬉しいジュリーからのご報告。
「オカズが当時のまま」
とも。これはピーのドラムス話ですよね!
楽しみ過ぎる・・・。

サリーが
「ピーのドラムスが遅れてるような・・・俺が走っちゃってるのかな」
と言ってたんですって?
いや~萌えます!
そんなことをあれこれ考えるのが、リハの真髄。

ピーのドラムスが少し遅れる・・・ブランク明け始動当初の段階には、あり得る話ですね。
この点、「シーサイド・バウンド」の記事に書きました。

サリーのベースが走る・・・気持ちが相当に高揚している場合なら、それもあるかも。
「走る」っていう用語については、「生命のカンタータ」の記事に少し書いたっけ。

でも、そんな話を聞いて少し心配しながら、いざ全員リハに臨んだジュリーが、「メチャクチャ上手い」って言ったんですよ!
あのジュリーが、「上手い」って・・・。これまでタイガースの演奏について、ジュリーが「上手い」って言ったことはあったのでしょうか?初めてなんじゃないですか?
他ならぬジュリーがそう言うなら、現時点で既に、世間の誰に対しても胸を張れるような演奏になっているに違いありません。

ジュリーのトークショーの情報で一瞬だけちょっと引っかかってしまったのは、「演奏時間=1時間30分+休憩=15分」というタイムスケジュールです。
90分って・・・短い!と思ってしまいました。
しかしそれはいつものジュリー・ソロLIVEに慣れているからのことで、ジュリーのソロ楽曲に比べ、タイガース・ナンバーは演奏時間それ自体が短いものが多いのです。2分台のナンバーが目白押しですからね。

ジュリーは、演奏曲数を27曲ということで考えているそうです。
たまに長い曲もあるにしても、楽曲の平均演奏時間は3分を超えるかどうか、といったところでしょう。
仮に1曲平均3分として、27曲だと合計81分。1時間半以内で充分時間を余しますね。
まぁ、一部メドレー形式も取り入れられるのかもしれませんが、1時間半の演奏時間を消化不良として懸念する心配はなさそうだ、というのが僕の結論です。ただ、あっという間はあっという間でしょうけど・・・。

洋楽カバー曲もセットリストの候補に挙がってるとか・・・もう、期待は膨らむばかりです!
8月を前にして、僕は早くも凄まじいテンションになってきました。

その8月なんですが・・・。
先日、「8月に執筆するお題はもうすべて決まっている」と書いたのですが、今回のジュリーのトークショー情報を得て、2曲ほど差し替えることにしました。

まず、やっぱり洋楽カバー曲をひとつだけでも書いておこうかな、と。
僕が一番聴きたいと思っているのは「スキニーー・ミニー」(手拍子参加したい!)なんですが、敢えてここは、「サリーが歌うとすれば、これ!」と考えている曲を書きます。

ジュリーの話によりますと、なんでもサリーは
「歌いながらだと(ベース演奏の)指が・・・」
と、リードヴォーカルを担当することを渋っているようです。
でも、ジュリーはゲストのタイガース・メンバーには最低でも1曲はヴォーカルをとってもらいたい、と考えているはずなんですよね。かつてのタイガースのステージが、そうだったのですから・・・。

とすればサリー、ほとんどベース弾かなくても成立する、あの洋楽カバー曲があるじゃないですか!あれならベース持ちながらでも充分歌えるはず!
というのが、僕の予想の根拠。
ヒントは、『THE TIGERS ON STAGE』に収録されている曲です(だから、そんなこと言ったら丸分かりだって!)。

これは8月1発目に書きます。
執筆を入れ替えられてしまった曲は、「光ある世界」です。すみません、いつか必ず!

入れ替えるもう1曲は
「オカズが当時のまま」
というトークショーでのジュリーの言葉に僕はメチャクチャ興奮しまして・・・。
ジュリーがどの曲を指してそう言ったのかはわかりませんけど、ここはもう、僕がピーのドラムス演奏の中で「はだしで」と並んで最も好きなあの曲について、オカズの素晴らしさにも言及しながら是非書いておかねば!と思いました。
後期のロック・ナンバーです。

これはねぇ・・・ずっと書きたいと思っていた曲なんだけど、いざとなったら重い気持ちになってしまって、書けないでいました。
というのは、ジュリーファンにとって、心無い人のために少し嫌な思いをさせられてしまっている曲なんですよ・・・。
でも、そんなちっぽけなスケール、ささいな言葉の引き合いで語られるような曲じゃないんだ、これは!と・・・改めて意を決しました。
タイガース・ナンバーにあって、最も前衛的で最もラジカルな、ロック史上に残る大名曲を、僕はようやくこの機に書きます。

こちらは、8月後半のラストスパート5曲の中で採り上げます。
入れ替えられてしまった曲は、「真赤なジャケット」。すみません、「シーサイド・バウンド」の記事で、「書くよ」って言ったのに・・・。
まぁ、「シーサイド・バウンド」に似てるよ、ってことを中心に書くつもりでしたから・・・それはみなさま先刻ご承知でしたでしょうしね。

ということで、8月に入っても、どうかよろしくお願い申し上げます~。

さて、今日のお題です。
この曲は、多くの先輩方のブログを拝見したり、拙ブログにこれまで頂いてきたコメントなどから、タイガースのシングルB面曲の中でも特に人気の高いナンバーだと認識しています。

そして先日、アン様より「(セットリスト候補として)どうですか?」とのコメントも頂きました。
アン様からリクエストを頂いた、と嬉しく思いましたので、7月最終記事更新、”大変な夏を元気に乗り切るタイガース20曲伝授”シリーズの折り返しにふさわしいお題として、今回採り上げたいと思います。
「白夜の騎士」、僭越ながら伝授!

まずは。
このナンバーが、作詞公募作品であったという重要なポイントから、お話を進めさせて頂きます。

「白夜の騎士」の有川正子さんに限らず、作詞が一般公募となったタイガース・ナンバーは、すべて素晴らしい作品です。
しかも、すべて詞が特に素晴らしいというのが・・・やはりタイガースを愛する乙女達の感性は、只事ではなかったんだなぁ、と。

菅原房子さんの「花の首飾り」の幻想性は、トッポのヴォーカルの魅力も加わって、危ういエロティシズムすら感じられる大名曲へと昇華しました。菅原さんは応募当時高校生ですって・・・?信じられないほどの芸術性です。

『レジェンド・オブ・ザ・タイガース』に収録されている、明治製菓がスポンサーとなった5曲がまた素晴らしい作詞作品ばかりです。

「夢のファンタジア」の、卓越した完成度。
「ハーフ&ハーフ」の、はちきれんばかりの軽快なセンス。
「遠い旅人」に登場する
「誰も知らぬ旅人の 口笛の懐かしさ♪」
というフレーズは、数あるタイガース・ナンバーの詞の中で僕が抜きん出て好きなもののひとつ。
「タイガースの子守唄」の、”朝になったら忘れてしまう”という、「子守唄」から想起するイメージを一新するような斬新な視点。
「あなたの世界」の、タイガースらしい普遍性。

いずれも、プロ顔負けの作詞だと思います。
こんなに才能に満ちた方々が、「タイガースの曲を作詞した」という経験を経て、その後普通の人生を送れるものなんだろうか・・・。
自分の立場では、想像もつかないことですからね。
無論、「白夜の騎士」の有川さんについても、僕はそんなふうに考えていました。

そんな折、たまたま拙ブログのコメントにて、有川さんはその後”有川正沙子”さんと改名して作詞家の道へ進んだということを、先輩に教えて頂いたのです。
目からウロコでした!

ちょうどそのコメントを頂く少し前だったと思います。
僕はジュリーwithザ・ワイルドワンズのアルバム収録曲で、ドラムスの植田さんがリード・ヴォーカルをとる「アオゾラ」という曲の記事を書いた際、コード進行の説明で寺尾聡さんの大ヒット・アルバム『リフレクションズ』収録の名曲「出航-SASURAI-」を参考曲として挙げました。
その際、無性にかつてLP盤で購入して田舎に置きっぱなしになっていた『リフレクションズ』が懐かしくなり、CDを買い直していたのでした。

その『リフレクションズ』。
当時の小遣いのほとんどを投入するような形で、ビートルズのLPを毎月1枚ずつ集めていた中学生の僕が、ビートルズをいったん後回しにしてまで購入したアルバムです。
まぁ僕がそんなことをするくらいですから、リリース時の『リフレクションズ』のセールスは相当なモンだったと思いますが・・・僕はその時点で有川さんの詞に出逢っていて、しかも強く意識していたのです。
「白夜の騎士」の有川さんが、「出航-SASURAI-」の有川さんだったとは!
ジュリーに堕ちて幾度となく経験してきた「昔夢中で聴いていた音源がジュリーを通じて今の僕にシンクロする」瞬間が、またしてもここにありました・・・。

そう、『リフレクションズ』収録曲の作詞は、松本隆さんと有川正沙子さんが分け合う形になっていて、僕は圧倒的に有川さん作詞のナンバーの方を気に入って、よく聴いていたのです。

「ハバマ・エクスプレス」
「喜望峰」
「ダイヤルM」
「出航-SASURAI」。

この4曲が僕の『リフレクションズ』でのフェイバリット・ソングス。
(後註:すみません、一番好きな「喜望峰」は松本隆さんでした!それ以外は有川さんです)

さらに、LPリリース当時の『リフレクションズ』のライナーには、有川さんが寄稿なさっていました。
ご自身の作った詞が、「寺尾さんのあの声で歌われると、自分の手を離れて独特の世界が広がるような目眩めく感覚になる」・・・といった主旨の文章を書いていらっしゃって、そのライナーは今でも僕の心に強く残っており、僕はその内容と同じようなことを「涙がこぼれちゃう」の記事で少しパクって(汗)執筆してしまったほどです。
その時は、寺尾さんの詞を書いた”有川さん”と、「白夜の騎士」の”有川さん”がまったくシンクロしていなかったのですから、タイガースは奥が深いと言うのか、僕のワキの知識がトコトン甘いと言うのか・・・。

さてそれでは、「白夜の騎士」という楽曲について色々と考察してまいりましょう。



Byakuya

ドレミ楽譜出版社・刊 『60年代 グループ・サウンズ・ファイル』より
今さらながら気づきましたが・・・有川さん、改名後のお名前で記載されてしまっています・・・。


僕はこの「白夜の騎士」について、今回のセットリスト予想20曲の中で必ず書こうと決めていましたが、当初は的中自信度を星2つにしようと考えていました。
なにせオリジナル音源があの大胆なオーケストラ・アレンジです。ギターは1本しか入っていませんし、しかもミックスが異常に小さくて。
ベースと、一部のドラムスは目立っているのに、ギターがこのミックスではLIVE向きのナンバーとは言えないなぁ、と考えてしまったのです。
同窓会では、メドレーの中でも演奏時間が短く、キーボード頼りの作りになっていましたしね(サリーのベースはかなり凄いですが)。

しかし最近になり先輩方のブログで、タイガースがこの曲を従来のバンド・スタイルで果敢にステージで演奏していたことを知り、しかもタローがつい最近のLIVEで「白夜の騎士」を演奏したと言うではないですか!
なるほど・・・きちんとバンド・アンサンブルによる別物として「白夜の騎士」も歌われ、受け継がれているのですね。

そんな経緯で、結局星3つの予想とさせて頂きましたが・・・みなさまはどのようにお考えでしょうか。

今回のツアーで「白夜の騎士」が採り上げられるなら、そんなバンド・アンサンブルは当然のこととして、加えてオリジナル音源に近いストリングス音も披露されそうです。
僕としては、泰輝さんの”神の両手”に大いに期待したいところ。

で、オリジナル音源の素晴らしさがステージで再現されるには、何と言ってもベースとドラムスの大活躍が必要になってきます。

まずはベース。
「白夜の騎士」のベースラインは、ビートルズのポール・マッカートニーが「タックスマン」で披露して以来世界的に流行した、16ビートのハードな表現が取り入れられています。
リズムが激しく跳ねるのです。トンがったベース、と言えばロックにおいてはこのパターンが基本中の基本。
ジュリーのソロ・ナンバーだと、アルバム『G. S. I LOVE YOU』の1曲目に収録されている「HEY!MR. MONKEY」にも使われていますね。是非「白夜の騎士」のベースと聴き比べてください(吉田建さんの方が、小節内で1音だけ手数が多いです)。

『A-LIVE』収録の同窓会ライヴ・ヴァージョンでは、レコード音源よりも相当に進化したサリーのベースが聴けます(若干テンポを落としてはいますが)。
今回もあんな感じで弾いて欲しいなぁ・・・。

そして、ドラムス。
見せ場は、歌メロ部ではないんですよね~。
オーケストラが「テーマ」のメロディーに突入する直前に、激しいフィル・インのフレーズを炸裂させるのです。オリジナル音源のミックスも、この部分はかなり音量を上げていますね。

もうひとつ。これは技術的にどう、というよりもドラム・アレンジのセンスの良さとして僕が推しておきたい箇所なのですが・・・。

♪ ルルル、ルルル、ル、ルルルルル
     Am                  Dm7

  ルルル、ルルル、ル、ルルルルル
     G7                   Cmaj7

  ルルル、ルルル、ル、ルルルルル
     Fmaj7               Bm7-5

  ルルル~、ルル、ル、ル~ ♪
     E7                   Am

という、ハミング部です。
ピーは、小節の2拍目と3拍目で、シンバルを「カン、カ~ン♪」と叩きます。この、「頭を抜く」(小節の1拍目で敢えて音を出さない)アレンジはおそらくすぎやま先生のサジェスチョンがあったと思われますが、オーケストラ・ソロに見事に融合するフレーズです。
このハミング部の直後に、先述した一瞬ながら激しいドラム・ソロのフィルインがあるワケで、その切り替えが「白夜の騎士」でのピーのドラムスの一番の見せ場ではないでしょうか。

僕はこの部分、ステージ照明はほぼ暗闇となり、シンセサイザーでストリングス・ソロをとる泰輝さんではなく、ドラムスのピーだけにスポット・ライトが当てられるのでは、と想像しています。

そうそう、先程ハミング部の「ルルル・・・♪」をすべて書き出してまでコード・ネームをご紹介したのは、このコード進行が、あのスタンダードな大名曲「枯葉」に代表される非常に有名な和音進行であることをお伝えするためです。
僕はこの進行でランニングベースの特訓をしていた時期があって、とても懐かしいコード進行だなぁ、と思い出していたところなのでございます~。

ちなみにこのコード進行は、8月上旬に執筆予定の別のタイガース・ナンバーにも取り入れられています。
その時に、また書きますね。

最後に。
「白夜の騎士」の詞を書かれた有川さん、そして他の作詞公募作品で見事採用を勝ち取ったみなさまは、今でもタイガースファンなのでしょうか。
きっと忘れることなんて、できませんよね・・・。
今回のツアー、客席に有川さん達の姿があればいいなぁ、とそんなことを考えています。

それでは、オマケです~!
今日は3枚。



File06263

”騎士”と言えばマント・・・なのかな?


File0648

それとも弓・・・?


File0667

それとも・・・浴衣?(違)



♪ 夏が終わるまで・・・あと10曲!

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みなさまからのリクエスト伝授!」カテゴリの記事

コメント

ジュリーのトークショー、楽しかったのでしょうね。福岡にいるので、トークショーは、参加したことがないのです。
9月からのコンサートが楽しみですね。
”あなたを想う以外には”大好きです。

投稿: hiromi | 2011年7月31日 (日) 14時33分

DY様

わーい、うれしいです。でもって、恐縮です。
この曲は、なんといっても乙女チックですよね。でも、たしかにステージで演奏しにくそうです。がんばって、みんな。
なぜ、この曲、B面なのに有名なの?これもチョコレートのCMだった?記憶が定かじゃありません。
作詞の方、プロになられてたんですね。私も同じこと考えてました。「花の首飾り」なんか、まさか、井上陽水さんやリュ・シオンさんまで歌うとは思っておられなかったでしょう。素敵です。

「ひとり」ですが、タローさんの作曲ですよね。72年の作品だから、解散直後に曲作ってもらってたってこと、仲悪くないじゃん。
深町アレンジは77年の再録です。アレンジはさすがですが、歌がちょっとテクニック的というか、おっちゃんぽいっていうか。
トッポさんと深町さんは仲良しで、お葬式でも、友人・高橋克己として弔辞を読み、終始泣いていたそうです。ジュリーも参列してくれたけど、挨拶しかできなかったと、ライブで話してました。
ジュリーも深町さんちに転がり込んで遊んだりしてたみたいで、案外接点あったのかもしれませんね。
ああ、もしかしたら、11月には深町さんの一周忌イベントもあったりするのかもしれません。音楽のジャンル違うから、歌ったら変かもしれないけど。

投稿: アン | 2011年7月31日 (日) 15時21分

DY様 cako様

追加です。前記事のcako様のコメントに気付かなかったもので。
そうですね、ガロといっしょにライブしてた頃ですから。たぶん、マークが3曲トミーが2曲くらい作曲してると思うのです。曲目は調べればわかるけど、今はちょっと。
私のお薦めは、たぶんガロと一緒のライブ音源3曲なんですが、アシッド系のフォークのオムニバス盤に入っていて、まあ、お高いんです。買おうかどうしようか迷ってるので、「買えよ」と言ってくれたりしたら。「青春の残像」は、さっきも言ったように、歌がおっちゃんぽいしーと思ってるうちに今は手に入らない。
私持ってるのは1969とHAIRのサントラです。
前出のライブ音源、「ホリディ」だけつべで聴けます。素晴らしいです。

すみません、ジュリーファンの皆さんの集まりで、関係ない話、ごめんなさい。

投稿: アン | 2011年7月31日 (日) 16時24分

DYさん、お邪魔します。
GS期も同窓会も知らない私ですが、大好きな楽曲です。有川さんの幻想的な歌詞を歌いこなすジュリーの歌唱は、ジュリーが空前絶後のスーパースターである証です。有川さんのサクセスストーリーは、専業作詞家がしのぎを削っていた時代ならではの素敵な話ですね!昨今の音楽業界では、有川さんは歌わされていたかもしれませんね…。ハミング部分も大好きです。出来れば、メドレーではなく、フルサイズで聴きたいです。私も泰輝さんに大いに期待してます!
で、GAROと加橋さんが組んだことは、楽曲とは別のところで、私に影響を与えました。私が加橋さんを知ろうと思ったきっかけは、マークさんのブログです。マークさんが、加橋さんに対する尊敬の気持ちを書いているくだりを読んで『こんなに慕ってくれる友達がいるんだから、マスコミで報じられたようなワガママな人ではなく、私が知らない部分があるんじゃないか。』と思って、加橋さんのことを勉強するようになりました。「青春の残像」は聴きたいですね~。再発してほしいです。
追伸:アンさん、加橋さんとタローさんの間に問題が発生したのは、平成に入ってからのことのようです。ただ、ジュリーは、トークショーでも1.24に加橋さんが参加することに対して前向きであることが伝えられましたし、サリーさんもピーさんも、加橋さんをリスペクトする気持ちを持っているようです。雪解けのときが来るのを信じましょう。

投稿: 74年生まれ | 2011年7月31日 (日) 20時16分

DY様 こんばんは
タイガースで4番目に好きな歌、ありがとうございます。
ジュリーが女性の作詞家を多く起用するのはこの頃から自分の感性に合っていると思っていたからでしょうか。
1時間半で27曲、ですか。
確かにあの頃の曲は3分前後ですからトークを最小限にすればフルでも歌えちゃいますけどね。
洋楽カバーなら「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」か「ルビー・チューズデイ」か久々にメドレーもあるのか、とかいろいろ妄想をめぐらせてます。
29日一般発売だった横浜、チャコ姉がチャレンジしてくれたんですが、1分で完敗したそうです。(泣)

投稿: nekomodoki | 2011年7月31日 (日) 21時05分

DY様こんばんわ。
いやー、DY様の伝授してやる!で寺尾聡さんの「リフレクションズ」がでると思いませんでしたよ!僕も大好きだったんですよ。このアルバム。僕は「二季物語」という曲が好きでした。確か7分~8分くらいの曲でしたよね。最初が真冬をテーマに、後半から真夏にがらりと季節が変わるってやつ。まだ中坊だった僕は有川正子(正沙子)さんや松本隆さんの書く詩の世界を理解できませんでした。30そして40代になった今ごろようやくその詩の世界を知るようになりました。
話が脱線しちゃいましたが、「白夜の騎士」これも絶対にやりますよ。僕もそう思います。僕は「ルルルー」ってところも好きですが、着目点は何と言ってもイントロですよね。ホーンの「パー、パパ、パ、パ」の後のストリングス導入してくるところのドラムのオカズ(ダ、ダダ、ダ、ダダ)がすごくいいんですよ、あれを生で、ピーのドラムで聴いてみたい。と思います。

投稿: 27年ロマンス | 2011年7月31日 (日) 23時02分

DYさま

大好きな曲です
唯一ジュリーだけが歌う事の出来る曲

気品と気高さと気位も高そうな王子様そのものだったんだもん

中抜けして戻って来てすっかり変わってしまったジュリーの中からかつての恐い物なしでやんちゃだったジュリーがひょこっと顔を出す瞬間があるんです。

白夜の騎士なんか歌ったら王子様がひょこっと顔出すかも いや~ん 萌え萌えですわ

27曲だそうですね
洋楽もファニーズの頃の曲もって

オリジナルではロックしてないから
洋楽なくしてタイガースにあらず!!!

ファンの期待を裏切って腰抜かす位のステージやってくれるでしょう 

投稿: キミちゃん | 2011年8月 1日 (月) 10時04分

職場からこっそり…。

生まれる前~赤ちゃんの時期だったので、TG伝授は遠慮してましたが、
寺尾さんのアルバムでDY様と好きな曲がガッツリ一緒!で
嬉しくて出てきました。
思いもかけないところで繋がってる、さすがは深くて長ーい
ジュリーの歴史!

で、私の中学生活は「リフレクションズ」と「THE TIGERS 1982」の
ガン聞きだったのに、前回伝授曲がどーしても思い出せない!
(他にもアレもコレも…orz)

「白夜の騎士」、やってくれたら嬉しいな。
華やかな前奏、コーラスのハモリが好きですが、伝授通りベースとドラムスに
注目して、耳ダンボにして予習します!

投稿: wine | 2011年8月 1日 (月) 12時36分

hiromi様

そうですか…。
僕は過去の「トークショー」の開催地についてまったく知らないのですが、やっぱり東京や大阪でしかやらないのでしょうか…。

福岡のライヴまではまだまだ長いですが、ツアーが始まりましたら、僕のレポートを読みにいらしてくださいね!

アン様

いえいえ~。こちらこそ、アン様のコメントを勝手にリクエストにしてしまいすみません

77年の「ひとり」、僕は素晴らしいヴォーカルだと思うんですけどね…。
オリジナルはもっと凄いのでしょうか。

77年の「ひとり」は、リメイクと言えども時代を先取りしていますよ!
これが80年くらいであれば、稲垣潤一さんや山本達彦さんのような、シティーサウンドのファンにも支持され、大ヒットしたかもしれません…。

ちなみに、僕の中では、ジュリーの「影絵」という曲と、陰美な印象が良く似ていると感じていますよ!

すみません一度切ります~

投稿: DYNAMITE | 2011年8月 1日 (月) 12時45分

74年生まれ様

マークさんのブログがあるのですね…。

僕の場合、良くも悪くもまず音源ありき、でアーティストについて考えるので、今回「ひとり」という楽曲に出逢ったのは非常に大きいです。
当時から、こんな詞を作っていたのか、と…。

タイガースのイメージ戦略外のタイプの自作曲創作意欲が頂点に達し、アーティストとして、新たな場を求めたのかなぁ、と思えます。

nekomodoki様

4番目、とはまた具体的ですね!
1番から3番がメッサ気になります~。

洋楽カバー楽しみですね!
今回ばかりは、セットリストはやっぱり合議制でしょうか…。

そうそう、「生命のカンタータ」記事コメントでのnekomodoki様と僕のやりとりを読んだカミさんから、「あの曲のトッポの声の良さに気づかないとは!」と怒られました。

僕はまだまだ聴きこみが甘いようです…。
精進します。

またまた一度切ります~。

投稿: DYNAMITE | 2011年8月 1日 (月) 18時40分

27年ロマンス様

おぉ~、やはり世代ですねこれは!
当時、音楽を聴くのが好きだった人はだいたい「リフレクションズ」を聴いてるのではないでしょうか。

「二季物語」、大作ですよね。中盤ガラリとアレンジが変わり、幼な心に「凄いな」と感じたものでした。

27年ロマンス様が「白夜の騎士」に太鼓判を押されるとは、これは楽しみになってきました。
是非フルコーラスで演奏して欲しいですね!

キミちゃん様

やっぱりこの曲こそが「王子」ジュリーですか~。
作詞の有川さんも、「騎士」というフレーズをジュリーに見たのでしょうね…。

今でも時々、「タイガース時代の表情が」と言われることの多いジュリーですが、今回はおそらく相当なレベルでタイガース当時のジュリーを出してくるのでしょう。
僕もしっかりついて行かねば~!

細切れ申し訳ありません~

投稿: DYNAMITE | 2011年8月 1日 (月) 20時36分

wine様

おぉ~!
やっぱりベストテン世代は「リフレクションズ」を聴いていらっしゃる♪

好きな曲まで同じとは嬉しいですね!

寺尾さんがベストテンに「ルビーの指輪」「シャドー・シティー」2曲をランクインさせていた時期、視聴者からのお便りで「寺尾さん自身はどちらの曲がお好きですか」との質問があり、寺尾さんは「自分はSASURAIって曲が好きなんですけどね」と答えていました。
懐かしいです~。

僕が敢えて一番好きな曲を決めるとすれば、「喜望峰」です。当時中学生ですから、ああいう世界に憧れました~。

投稿: DYNAMITE | 2011年8月 2日 (火) 16時48分

「リフレクションズ」、大好きでした。
ジュリー以外でよく聴いたアルバム・ベスト3に入ると思います。
でも、「白夜の騎士」の作詞の方だったなんて、びっくりです!
色々と勉強しながら9月が近づき、なんだかざわざわしてきましたね。DY様の初日レポを楽しみにしています!

投稿: 青みかん | 2011年8月 2日 (火) 18時33分

青みかん様

いやぁ、どんどん登場なさいますね~、「リフレクションズ」をお好きなジュリーファンのみなさま方♪

僕も「リフレクションズ」の有川さんが「白夜の騎士」の有川さんだと分かった時にはビックリし、その後「やはり…」と納得しました。

「リフレクションズ」に感じられる旅、孤独といったイメージ…「白夜の騎士」にも共通していますよね。

一番有名な「ルビーの指輪」は松本隆さんなのですが、僕は有川さんの作品の方が好きです。

あと1か月ちょっと…初日、お先に盛り上がってきますね~。
是非レポを読みにいらしてください!

投稿: DYNAMITE | 2011年8月 2日 (火) 18時55分

四十肩を押しての連続更新 有り難うございます。
「白夜の騎士」 お待ちしておりました〜

前期タイガース=王子様! そうです。(シロー、ごめん)

華麗で、品があって、今まで見たこともないカッコよさ。
衝撃的でした。(何せ、それまでは マラカス振ってメキッシカ〜ンロック♪←橋幸夫…が、精一杯"ロック"だった芸能界に
千年の都から 突然現れたんだから)

でも、いくらフリフリ着たって、お花持ったって、
表面だけでは、敏感・多感な少女達を騙せない。
まして、40年経っても色あせないこれだけの想いは残せない。

彼らの 瞳や態度、ライブで見せるパフォーマンスは
おもねらず、真っ直ぐで、男性的でした。
その時は解らなかったけど、少女達は初めて"セクシー"って
こういうことかと体感したのだと思います。それも清潔感ある ね。

木島則夫モーニングショーで、「きれいな大人になりたい」と
サリーが言ったあの時、ファンを後ろ手にかばいながら
プライドを賭けて戦ってる彼らは やっぱり王子様でした。

☆4つでお願いします。

投稿: 真樹 | 2011年8月 3日 (水) 08時39分

真樹様

やはり「王子」と言えばこの曲なのですねぇ~。

僕は「王子」と言うと「星のプリンス」あたりをイメージするのですが、真樹様のお言葉に、「白夜の騎士」が王子であるというヒントがありました!
おもねらず、真っ直ぐで、男性的。

僕は常々ジュリーには圧倒的な「男」を感じていました。
タイガース時代からそれは確かにあったのですね…。

投稿: DYNAMITE | 2011年8月 3日 (水) 11時50分

こんにちは。
今回は、コメントに物凄く行数を取りそうで、書くのが少々怖いのですが、顰蹙覚悟で書いちゃいますね。
まさかこちらで、「リフレクションズ」の話で盛り上がろうとは思いもしませんでした。「白夜の騎士」が、あの有川正沙子さん作詞だと知ったのも、ついこの間。
私も、先にコメントされた何人かの方々同様、リフレクションズエイジど真ん中です。
それどころか、私のティーンエイジ(13~19歳)は完全に寺尾聰に持って行かれた、と言っても過言ではありません。「リフレクションズ」はもちろんのこと、その後リリースされた2枚のアルバムを含めた3枚を、自らを洗脳するかの様に聴きこんでいました。(もっとも82年~83年はその合間にちらちらトッポ相手に浮気してたんですがね、えへへ)当時は「シャドーシティー」のスキャットの、どこが「トゥ」でどこが「ル」かまで完ぺきに頭に入ってましたから(苦笑)
その後他の音楽に移行したりもしつつ、ずっと私の中では邦楽フェイバリットNo.1で、10年くらい前には何度か福岡からライブに行ったりもしていましたね。そのあといくつかの理由で少しずつ寺尾氏から離れ出し、そして「Re-Cool Refrections」のリリースをもって、私の中で寺尾聰は死にました。もう彼のライブに行くこともなければ、新譜が出たとしても聴くことはないでしょう。
あ~でもですね、GSや60'sの音楽に興味が湧いたり苦手だったビートルズが苦手でなくなったりしたのは、寺尾さんとタイガースの功績なんですよね、間違いなく。あと私が低音フェチの土台も寺尾さんとスコット・ウォーカーの2本柱で出来上がっておりますのです。
有川さんなんですが、「詞が勝手に引き出される」と云われてはいますが、これは彼女の日本語変換能力も素晴らしかったのだと今にして思います。例えば「ダイヤルM」は寺尾氏が21歳か22歳の頃に出した曲の、作詞し直しセルフカバーなのですが、原曲の詞はアララララ~な出来です。それを有川さんは見事に映画のような1曲に生まれ変わらせたのですから…。
あ、DYさん、フェイバリット4曲のうち1曲が有川さんじゃないって氣がついちゃいましたね。リフレクションズに限っての話ですが、この2人の作詞で明確に差がある部分を、当時から感じていたのですが…何だと思われますか?
DYさんが指摘されている「枯葉」型のコード進行、「シャドーシティー」の歌いだし部分もそれに近いと感じるのですが、如何でしょうか??

投稿: cako | 2011年8月 3日 (水) 23時44分

やはり凄い文字数になってましたので、一度切りました(汗
「白夜の騎士」、実は御記事を読むまで未聴で、読みながらつべで聴いていました。
これのバンドバージョンがどのようなアレンジなのか、もちろん知らないのですが、私だったらハモンドオルガンで思い切り泣きまくって欲しいな……。それを聴く日は私に訪れるのだろうか。
先日のかつみさんライブの休憩時間、お客さん同士のおしゃべりで、そろそろ他の曲も聴きたいね、という話になり、そこで数人の方が挙げていたのも「白夜の騎士」でした。(あとは赤いジャケットとか、「リクエスト」の話題になると必ず出てくる「哀哭」とか)
さて、前記事から「ひとり」(トッポ作詞・タロー作曲)のはなしですが…。初出の「パリ2」はCDで聴いたため、あまりA面・B面を意識していなかったのですが、確かにご指摘の通りGARO作品はA面に集中していました。「ひとり」はB面の曲ですが、ギターの音色がやっぱり…GAROの独特の音色に近い氣がしてなりません(HAIRライブでマークのギターを聴いて以来特に)。思い切ってご本人にお尋ねしてみようかなぁ。そんな勇気、私にあるだろうか。
で、DYさんとアンさん、お二人のかつみさんのヴォーカルについてのコメント、非常に興味深く読みました。
アンさんご指摘の「テクニカルでおっちゃんっぽい」変化、やはり前述の「哀哭」あたりからなのかなぁ、と。
と言いつつも、「パリ2」を聴き直してみると、「テクニカル」な部分はまだ感じられないのですが、音色はかなり変化してきていたみたいです。高音域はまだ1969頃の音色なのですが、低音域が「おっちゃんっぽく」聴こえて…。なのでこのアルバムの多重録音の曲を聴くと、トッポとかつみがデュエットしているみたいで面白いです。
後追いファンって、リアルタイムな思い出や時代共有感に欠けて淋しい代わりに、こういう部分をむしろ客観的に楽しめるのかも知れませんね。よく「沢田研二は2人いる」と言われますが、かつみさんは5人くらいいそうだもん。
長々と本当にすみません。。。

投稿: cako | 2011年8月 4日 (木) 00時34分

cako様

ありがとうございます。
どうかご遠慮なさらず、これからもどんどんコメントなさってくださいね~。

そうでしたか…寺尾さんが特別なアーティストの一人でいらしたとは…。
で、有川さんと松本さんの違いなのですが、僕は中学生時代の感想のままに、「大陸的なイメージが有川さん、トリッキーな名詞を連発するのが松本さん」と考え、それでこの数10年間、「喜望峰」を有川さんだと思いこんで過ごしてきてしまいました
どうやらそんな単純な相違では語れないようですね…。cako様の分析をいつかお聞かせください!

「シャドーシティー」の件は仰る通りです~。
でも寺尾さんが作曲の際に参考にしたのは、枯葉進行というよりおそらくビートルズの「ユー・ネヴァー・キヴ・ミー・ユア・マネー」かなぁ、と想像しています。

「ひとり」の解説ありがとうございます!
cako様でしたらお気づきなのでは…この曲のBメロとサビも実は…。

投稿: DYNAMITE | 2011年8月 4日 (木) 16時31分

DY様、
またまたお邪魔します。
有川詞と松本詞の相違@リフレクションズ。大変申し訳ありませんが、何せ中学生女子の考えたことですので、無茶苦茶単純です。
松本さんがトリッキーなのは、私も全く同意見です。さすが当時の売れっ子No.1作詞家、新進の有川さんとは格段の差でしたね。「渚のカンパリソーダ」なんてあざといにも程がありますψ(`∇´)ψ
そしてもう一つ。
はっきり言ってしまうと、有川詞の方が圧倒的に「エロい」んです。
……引っ張っといてそれかい!という突っ込みは覚悟の上です~~
7曲中4曲に、男女のフィジカルな触合いを描写あるいは匂わせる表現が登場します。こんなエロいアルバムが、全国の中学生に幅広く出回ったかと思うと笑えてきますが。
おそらくリフレクションズは、有川さんの疑似恋愛モードの賜物。その点松本隆さんは、プロとしての加減ができ、しかも同性なので。
ここで氣づいたのですが、ジュリーって、特に美しかりき頃は同性のクリエイターにさえ、疑似恋愛モードで仕事させてきたのではないのでしょうか??久世プロデューサーなんて正にそうでしょうしね。

寺尾さんとジュリーが'82年の御正月に出た特番が、一部でもいいからつべに上がらないかと願っているのですが…。

「ひとり」、そうですね、思いっきり枯葉コードの繰り返しですね。このシンプル・オーソドックスなスタイルもタローさんらしさなのかな…。

投稿: cako | 2011年8月 5日 (金) 22時35分

cako様

ありがとうございます~。
いやいや納得、さすが同じ中学生でも男より女性の方が深く考察しているんですねぇ…。
確かに『リフレクヨsンズ』収録の有川さんの詞には、そんな雰囲気があります!
「出航」にしても「おまえのにおいは~♪」とか、男子中学生にはなかなか気づきにくいフレーズがあったりしますからね~。

さて、1982の特番について僕は詳しくないのですが…ジュリー界で有名なコレは、その時の映像なのかなぁ。
まったく自信はないのですが一応。

http://www.youtube.com/watch?v=tMh-jtgDSVs

投稿: DYNAMITE | 2011年8月 6日 (土) 12時27分

DY様、
これです!!
うっわぁ~~、あの時観るのを諦めたコレを、30年後に観ようとは!!!
あったんですねぇ。
ほんっっとにありがとうございます!!!
リンクの動画と、ストリッパー、Can't buy me loveと観て行きましたが、この手の番組に慣れていない寺尾氏、何をやらせても上手すぎる西田氏、そしてさすが全員集合で鍛えてきたジュリーの温度差とか、齢ほとんど同じなんだからもうちょっと打ち解けてもよさそうなものを、とてもビミョ~な空気感とか、いろんな部分を楽しめました。
ストリッパーのソロで意外と寺尾氏が声出てて、ちょっとびっくり。あとビートルズの話でジュリーが今一つ元気がないのは、やはり「わいはストーンズ派や!」と思うところがあったのでしょうか…。

投稿: cako | 2011年8月 6日 (土) 16時08分

cako様

やはりそうでしたか~。

喜んで頂けてこちらも嬉しいですよ♪
お役に立てて良かったです!

投稿: DYNAMITE | 2011年8月 7日 (日) 10時00分

DY様

いよいよ、待ちに待ったフォーラムまで5日となりましたね。
タイガースの楽曲について たくさん伝授していただきありがとうございました

とは言っても 私は欠席ばかり+途中退場の劣等生ですから
これからも暇を見つけては 補習に伺う予定ですけど^^

あえて「L」の方へのコメント控えました。Sちゃんへの暗号解読
助っ人に参りました。ジャーン
「宮川彬良」てNHKの「クインテッド」の方ですよね。。。
それって、3?4?何?
Answer, please.

騎士と言えば「浴衣」(違)
「ゆたか」「豊」「みのる

寺尾聰のアルバム「Reflections」は私も持っていました。
好きだったのは「渚のカンパリ・ソーダ」でした懐かしい~~!

こちらの伝授、またブログで紹介させてくださいね

投稿: みーた。 | 2011年9月 3日 (土) 02時07分

みーた。様

再び拙ブログをご紹介くださり、ありがとうございます。
でも「師」はカンベンしてくださ~い(汗汗)。

宮川さんは、仰る通りクインテットの方ですよ。
『ゆうがたクインテット』の頃が一番似ているらしいです。ちょうど勤務先で制作したスコアがありまして、その表紙はそっくりだと色々な人に言われました。

『リフレクションズ』は、やはり多くの方が想い出をお持ちなのですね。
さすがは大ヒットアルバム…。
「渚のカンパリ・ソーダ」は、あのアルバムでは貴重な明るいタッチの曲でしたね!

投稿: DYNAMITE | 2011年9月 3日 (土) 21時06分

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