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2011年6月 2日 (木)

沢田研二 「めぐり逢う日のために」

from『いくつかの場面』、1975

Ikutuka


1. 時の過ぎゆくままに
2. 外は吹雪
3. 燃えつきた二人
4. 人待ち顔
5. 遥かなるラグタイム
6. U・F・O
7. めぐり逢う日のために
8. 黄昏の中で
9. あの娘に御用心
10. 流転
11. いくつかの場面

-----------------------------------

はぁぁ。。。
9月8日のツアー初日まで、気が遠くなるほど長いですよねぇ・・・。
しょあ様のお家で、初日までのカウントダウンを表示してくださっていますが、ようやく日数が3桁を切った、といったところなんですね。
まだまだずっと先なのですねぇ。

僕も『ジュリー祭り』で初参加以来、こんなにジュリーLIVE・ツアーの間隔が開いたのは初めてです~。辛いです~。
もう有給の予約もしてあるのに・・・。まぁ、”鬼も大爆笑”(くれトモ様・談)の1・24については、さすがに逸り過ぎだと自分でも思いますけどね。あれは、「この日に武道館実現祈願!」のおまじないみたいなものですから。

「タイガース・ナンバーの記事を書きたい」という欲求は日に日に高まるばかり。
当初は7月下旬くらいまで我慢する予定でしたが・・・無理ですね(笑)。
7月突入と同時に、タイガース・モードに切り替える決意をしました。それだと、ツアーまで2ケ月でスタート、というタイミングになります。
ってことは・・・今の執筆ペースが持続しているなら、だいたい20曲くらいのセットリスト予想記事を書くという計算に・・・。

望むところですよ!

こうなったらね、まず
”聴きたいけど、さすがにこりゃやらんだろう”シリーズ
を5曲書き、続いて
”やるかどうか微妙・・・期待を込めて”シリーズ
をまた5曲書いて、7月を終える。
次に(間に合えば)ピーの新曲2曲を書いて・・・ラストスパートに
”これは鉄板!絶対当てる!”シリーズ
を8曲。
これで計20曲。

どうでしょうかね?
そんな計画なども立てながら、逸る心を押さえ

そんなに急がなくても、いいじゃないですか♪
めぐり逢う日を楽しみに・・・。

ということで。
6月いっぱいまではジュリーのソロ・ナンバーのお題を続けます。

それでは本題。
音楽というのは不思議なもので、どうしようもなく、救いようもなく切ない内容を歌った曲が、逆に心にやすらぎを与えてくれることがあります。
僕が邦楽女性アーティストで唯一CDをすべて持っている倉橋ヨエコさんなどはその最たる例。

もちろん、ジュリーにもそんな曲がいっぱいあります。
僕がすぐに思い起こすのは、初期シングルB面の2曲、「遠い旅」と「淋しい思い出」。
そして、アルバム収録曲で言うと・・・。

今日は、前回「港の日々」に引き続いての初期作品ということになりますが、これまた「超」につく名盤、アルバム『いくつかの場面』からお題を採り上げます。
「めぐり逢う日のために」、伝授!

今がそうなんですけど・・・僕は、辛い思いをなさっている方々に、できる限りその辛さを自分でも噛みしめて、辛い気持ちに寄り添うことが大切なのではないか、という考えに変わってきています。
それは、音楽でもそうなんじゃないか、と思ったり。
もちろん、元気で勇気の沸く曲、というのはとても良いのですが・・・。

その一方で、辛い、切ない気持ちを少しでも共有しようと考えること。
今、多くの人達がそれを求めているような気がするのです。それは、ジュリーがリストバンドに「祈り」を託したことと近い感覚のように思います。
あくまで僕の思いですけどね・・・。

「めぐり逢う日のために」は、とても切ない曲です。でも、僕はこの曲にとても癒される。
何故でしょうか。

まずジュリーのヴォーカルですよね。
美し過ぎます。
とにかく「美しい」と表現したくなるジュリー・ヴォーカル。その意味では、70年代のナンバーだとこの「めぐり逢う日のために」と『JEWEL JULIE~追憶』収録の「四月の雪」が双璧ではないでしょうか。

♪ めぐり逢う日のために
  Em   

  気まずさが残らないように ♪
  Em             Am7  D7   G    B7

少し気だるいヴォーカルは、主人公の心の葛藤を表現しているのでしょうか。
後半の「もしも~♪」で、ハッとするような歌声の変化もあります。以前タイガースの「誰れかがいるはず」の記事で書いたような”叫ぶようにささやく”ジュリー・ヴォーカル、炸裂のナンバーと言えるでしょう。

ヴォーカルの美しさをさらに際立たせているのは、曲のリズムです。
まぁワルツと言っても、この曲の場合はテンポの解釈によるのかな・・・。どういう風に譜面にすれば、みなさまは見易いのでしょうか。
適当に書き殴ってみました(ホント、適当です汗)。

ズバリの3拍子の直球表記ですと


Meguriau3

見易いは見易いですけど、小節を追っかけるのがちょっと忙しいですかね。

一番見栄え的にまとまって見えるのは


Meguriau2

これだと、前奏のピアノも16分音符になって丁度良い。あのピアノは8分音符って感じじゃないですもの。
う~ん・・・でも最近この手の曲を8分の6表記のスコアってのは、あんまり見ないなぁ。

ならばいっそ、ロッカバラード風に


Meguriau1

ありゃ、これはかなりゴチャゴチャしますね。狭いスペースにコードネームを書き込む気力が無くなってしまいました・・・。
昔とてもお世話になったスコア・・・ローリング・ストーンズの「LOVE IN VAIN」(ジュリーファンならご存知の曲ですよね?)は、この表記だったけど、あの曲は音符の数自体が少ないからなぁ。

気持ち的には「めぐり逢う日のために」という曲なら②で書き起こしたいところですが・・・ロック、ポップス系でこういう書き方は本当に最近全然見ないんですよねぇ。

結局何が言いたいのかというと、ワルツの曲って、いろいろなヴァリエーションで解釈する自由度がありつつ、基本ウキウキするようなリズムだと思うのです。
どんなに悲しい曲でもね、期待感とか、希望とか、そういった気持ちが内包されているリズムのように思います。

先にチラッと挙げた倉橋ヨエコさんの曲で、「めぐり逢う日のために」とかなり近いリズムで作られた「涙で雪は穴だらけ」というバラードがあります。シングルのカップリング曲にもかかわらず、ファンの間ではすごく人気があって・・・。
これがまたひたすら絶望的な歌詞なんですけど、何故か前向きに聴こえ、癒される・・・これは、ヨエコさんの作詞の才能もさることながら、リズムによるところも大きいんじゃないかと思っています。

ジュリー関連の他のナンバーで”ワルツ”と言うとすぐに思いつくのは、「ラヴ・ラヴ・ラヴ」「二人の生活」「夜明け前のセレナーデ」・・・他にもあるかな?
どれも、癒される。たとえ切ない内容の歌だとしても、身体を委ねて聴き入ることができ、暖かい気持ちになります。

ですから、この切ないけれどどこか自分をクールに制御しようとするような「めぐり逢う日のために」の歌詞の

「そんなに急がなくてもいいじゃないですか♪」

という冒頭の一節からワルツのリズムを想起した(たぶん、ですけど)ジュリーの作曲センスは、素晴らしいと思います。
そう、「めぐり逢う日のために」は70年代を代表する、ジュリー自身の作曲作品なのです。

自ら手がけた作品、手応えもあったからこそ、あの美しいヴォーカルなのでしょうかね~。

♪ 最後に心の 後始末をしたい ♪
  Em     D Em  Am D7 B7    Em

の「最後に心の♪」の部分。
「ちょっと言葉数が足りてません~」
みたいな独特の譜割(ジュリーの作曲作品の場合は、それが逆に途方もない魅力なのです。本来なら発音させたい箇所を補うための音符の伸びが、そのままヴォーカルの伸びに反映されるからです)は、次作『チャコールグレイの肖像』収録の「桃いろ旅行者」などにも見られ、いかにも「詞が先にあった」という感じを受けますが、どうなのでしょうか。
「あなたに声をかけよう♪」の箇所は、曲先だとああはならないはず・・・2小節分割愛されて進行するような譜割になっているんですよね。
エンディングの演奏部も同じ譜割で繰り返されます。そのせいで、フェイド・アウト部にも独特の雰囲気が出ていると思います。

それでは、名演が多い『いくつかの場面』収録曲の中でも屈指の完成度を誇る「めぐり逢う日のために」の演奏面について少し語ってまいりましょう。

この曲で僕が一番惹かれる楽器は、シンセサイザーです。
シンセサイザーは元々、ムーグ博士が開発した鍵盤楽器ということで、ズバリ”ムーグ”と呼ばれていました。
ビートルズの「マックスウェルズ・シルバー・ハンマー」などで効果的に使用されたことを受けて一躍脚光を浴び、60年代末から、ジャンル問わず多くのロックバンドがこの楽器を演奏に導入するようになりました。

そして、シンセサイザーの音色がどんどん多岐に渡っていくに連れ、最初期に「マックスウェルズ・シルバー・ハンマー」で使われた音色を特定に指して”ムーグ”と呼ばれる時代が到来しました。

「めぐり逢う日のために」のイントロで
♪ シ~ラシ~、ラレドシラ、シ~ラシ~ ♪
という物悲しくも美しい旋律が、2度繰り返されますよね。
ミックスで言うと、1度目が左側、2度目が右側から聴こえているのがお分かりでしょうか。これは、1度目の音と2度目の音ではシンセサイザーの音色設定が異なっていて、別トラックに分けて録音されているのです。
この2つの音が、モロに”ムーグ”最初期の音色なんですよ~。
木管系とオルガン系・・・でもどこか幻想的な、未来形(当時のね)の響き。

『いくつかの場面』の歌詞カードのクレジットをご覧ください。
”キーボード”とは別に、シンセサイザーのクレジットが分けて記載されていますね。しかも”ムーグ・シンセサイザー”というズバリこだわった表記です。
当時はまだシンセサイザー=ムーグという意識が高かったのでしょうか。

「めぐり逢う日のために」以外にも「燃えつきた二人」に同じ記載があります。イントロの木管系の音を指してのクレジットです。
いずれの演奏も、東海林修さんのクレジット。
2つの楽曲がとても幻想的で、セピア色の過去が甦るような感じに聴こえるのは、東海林さんの弾く”ムーグ”の為せる業なのです。

ドラムスのアクセントをスネアではなくタムにしているのは、”重い”バラードでよく見られる手法です。
こちらも名演。

そして、意外や大活躍の楽器は・・・パーカッション。
右側から聴こえる金属系の音、僕はてっきりトライアングルの超絶プレイかと思いましたが、クレジットは”ラテン・パーカッション”となっています。
細かいながら力強く、大胆さを兼ね備えた熱演ですね。

記載の斉藤不二男さんについて調べたところ、日本のラテン・ミュージックの牽引者としてリクペクトされていらっしゃるようです。
ジュリー関連の音源や映像から受ける印象だけでも、パーカッション奏者の方というのは情熱的に楽曲の世界に入り込むような演奏をなさるプレイヤーが多いことが分かります。

「めぐり逢う日のために」はアルバム『いくつかの場面』収録曲の中でも、先輩方の人気が特に高い曲のようです。
それはきっと・・・LPで聴いた時に鮮烈な印象があったからではないか、と僕は思います。つまり、レコード盤特有の”B面1曲目”という配置が「めぐり逢う日のために」の素晴らしさをさらに際立たせていたのではないのでしょうか。
CDで聴くと、「U・F・O」から間髪入れずこの曲がスタートします。慣れてしまえばそんなものなのでしょうけど・・・僕は最初からその形で聴いてしまい、「U・F・O」を一発で大好きになったこともあり、数回アルバムを聴き返すまで、「U・F・O」直後の「めぐり逢う日のために」の素晴らしさを完全には把握できていませんでした。

A面を聴き終えてレコードをひっくり返す・・・。
この素敵な瞬間を今の若い世代の音楽ファンが知らずにいるのは、なんだか気の毒に思えてきます。

先輩方にとって「めぐり逢う日のために」は、ジュリーの”B面1曲目”ナンバーにあって1、2を争う名曲だったのだと、後追いファンの僕は想像しているのです。

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コメント

DY様
この作詞、藤公之助さんですよね。
詩集「ラブ・コレクション」読んだ覚えがあるんです。あいざき進也(懐かしい!)とかに書いてらした方でしたね。あんまりプロっぽくない詩が好きでした。
このアルバム、演奏しているミュージシャンのクレジットが詳しく入ってますが、こんなにたくさんの人がひとつのアルバムにかかわってるんだなぁ、と驚きました。
他の作詞・作曲・コーラスも今から思うとすごいメンツですねぇ。


投稿: nekomodoki | 2011年6月 2日 (木) 13時41分


字が間違ってました。
公之助→公之介です。m(__)m

投稿: nekomodoki | 2011年6月 2日 (木) 13時47分

nekomodoki様

早速のコメント、ありがとうございます~。

僕は藤公之介さんについてはさほど詳しくないのですが、ジュリーとの組み合わせは異色かつ鮮烈と言えましょうか…。

このアルバムのクレジットは本当に豪華です。
ミッキー吉野さんの他にもゴダイゴのメンバーが演奏していたり、作家陣ではお登紀さん、大瀧さんも…。
当時のエキセントリックでエネルギッシュな面々がこれほどジュリーに絡んでいたことを、僕は数年前まで知らずにいました。
改めて、ジュリーのキャリアには驚かされ圧倒されますね…。

投稿: DYNAMITE | 2011年6月 2日 (木) 15時34分

今晩は。
最初、この曲が耳に残ったので、作曲者を見て驚きました。(凄く失礼…)
こんな風に、ゆらゆら揺れる美声で、「そんなに急がなくてもいいじゃないですか」と、
あの揺れるまなざしで見つめられたら、出ていける女性っているでしょうか。

好きで好きで、気が付けば三拍子の曲だ、という事がしばしばです。
あの名唱、「群衆」(「actピアフ」)
「相手のないラブソング」(「新センセイの鞄」)
ジュリーは歌を三拍子にのせる名手ですね。

「act宮澤賢治」の「ポラーノの広場」も三拍子です。
  まさしきねがひに いさかふとも
  銀河のかなたに  ともにわらひ
  なべてのなやみを たきゞともしつゝ
  はえある世界を  ともにつくらん

今、また聞きたい歌です。

投稿: morie | 2011年6月 2日 (木) 20時06分

DYさん、お邪魔します。
この楽曲は、アルバム「いくつかの場面」で最も好きな作品で、私がライブで聴きたい作品の中で、不動の第1位です。詞が素晴らしいのはもちろんですが、とにかく曲が個人的に大好きなんです。ストライクゾーンど真ん中です!DYさんは“ワルツ”と感じられたようですが、個人的には、シャンソンに近い雰囲気を感じます。収録されているアルバムが、ジュリーが欧州に進出した年に制作されたものなので、ジュリーがフレンチポップスを消化した成果が、曲に反映されているのだと思います。ちなみに、私はCDでこの楽曲を知りました。

投稿: 74年生まれ | 2011年6月 2日 (木) 20時15分

ジュリーが謹慎してる時にしみじみ聞いたアルバムです。
モノクロ写真のジュリーと手書きの歌詞を見ながら心配はしませんでしたけどやっぱり紅白とかレコード大賞に出ないっていうのは淋しかったな

めぐり逢う日のために 私は上司に叱られた時とかに聞いて慰められてました。
癒しソングだったような思い出あります。

燃えつきた二人も大大大好き
あの娘にご用心はなぜか今息子のお気に入り

投稿: キミちゃん | 2011年6月 3日 (金) 09時05分

morie様

3拍子の曲って、イイですよね~。
それだけですでに個性があります。

そうか…ACTが3拍子の曲の宝庫なのですね!
そういえば僕は、ACTについてまだ全然勉強していませんでした。
ツアーが始まったらしばらくの間この本館はネタバレ禁止体制になりますから、その時にとりあげる記事として、本腰入れて勉強してみようかな…。

74年生まれ様

おぉ、やっぱりこの曲、人気が高い!

CDで聴いてもすぐにお好きになられたとのこと…
普通はそうなのでしょうね。
僕はちょっと、「UFO」が好きになり過ぎ、続いて収録のこの曲の素晴らしさに気がつくのが遅れてしまいました。

そういえば74年生まれ様は、確か「UFO」は…(笑)

キミちゃん様

あぁ、その時期なのですね…。

うわ~!今さらながら気がつきました。何故「時過ぎ」のレコード大賞にまつわる話が無いのか…。
気づくの遅過ぎですね…。

僕も、この切ない曲にとても癒されます。
そして、キミちゃん様と同じく、「燃えつきた二人」も大大大好きです!

投稿: DYNAMITE | 2011年6月 3日 (金) 12時31分

ご無沙汰してます。
毎回取り上げていただける曲をそれぞれ楽しく、感心しつつ、時には「ん?」と思いつつ読み続けています。
「外は吹雪」の時にも書きましたが
大変思い入れのあるLP盤です。
CDも持っているけど「めぐりあう日のために」にはボソッと針の落ちる音と、ザザザ・・という微かなレコードの音が欠かせないと思っています。そこから始まるあの前奏、なのです。
「燃えつきた二人」「黄昏の中で」「あの娘に御用心」・・どんどん伝授して下さい!

投稿: 空桜 | 2011年6月 3日 (金) 16時44分

空桜様

おぉっ!
やはりいらっしゃいましたか!この曲に、LPの「B面1曲目」としての思いを持っておられる先輩が!

よく分かります・・・。
針を落として、レコードの溝の音がして・・・それらがイントロとワンセットになっている感覚。そうでなければ当時の思い出と直結しないような感覚。
レコード世代の幸せのひとつですよね。

僕は、佐野元春さんの方の「I'm In Blue」などに同様の思いを抱いています。

ジュリーの初期作品は特に、LPで聴いたら魅力が倍増するだろうな、という作品が多いです~。
「めぐり逢う日のために」はそんな中でも1、2を争うLPならではの良さがあるに違いない、という僕の想像・・・空桜様が証明してくださいました。
ありがとうございました~!

投稿: DYNAMITE | 2011年6月 3日 (金) 22時12分

DY様、こんにちは。

テーマとは違うんですが。
4日時点のDY様のブログアクセス地域ランキングで「岡山が10位」になってました
うれしくて書込みしてしまいました

おじゃましました

投稿: もじもじそわそわ | 2011年6月 4日 (土) 10時54分

もじもじそわそわ様

細かい所までご覧頂きありがとうございます~。

管理人の僕はベストテン以外のランキングすべて見られるわけですが、岡山県の読者の方は多くいらっしゃるようですよ!
ありがたいことです~

投稿: DYNAMITE | 2011年6月 4日 (土) 13時51分

めぐり逢う日のために、大好きです!!
ジュリーの作曲したのって好きなのが多いわ~
ジュリーの作詞も私はかなり好きなんですけど
もっと作曲してくれないかしら・・・って思います。

投稿: くすくす | 2011年6月 4日 (土) 23時11分

くすくす様

同感ですね~。
ジュリーの作曲作品は、現時点では「熱愛台風」が最後ということになりますか。

ジュリーはプライヴェートでもギターをポロンポロンしていると思うんですよ。
きっとまた
「いい曲がでけた!」
と、新曲をリリースしてくれるはずです。

今年の場合は、ちょっと特殊な年だと考えませんとね・・・。

投稿: DYNAMITE | 2011年6月 5日 (日) 12時44分

DY様

こんにちはです

しかし最近の更新スピードは気合いが入ってますね〜。『ブルーバード…』とか『Stoic…』とか、私好みの選曲が続いてたんで、「何かコメントしたいなぁ」と思いつつ、忙しさにかまけてました(苦笑)

ちなみに最近の初期作品の伝授を拝見して、中抜け組の私にとってはリアルタイムで聴いてた頃も未踏の地だった、初期作品のアルバムに本格的に参入することを決意しました(キッパリ)

で、唐突に話は変わりますが、私の会社の同期の奥さんが子供の頃、実はジュリー好きだったことが判明し、何とかこの夫婦揃ってジュリー墜ちさせてやろうと画策しております(笑)

旦那の方とはチケットがとれれば9月のLIVEに一緒に行くことになっており、元来、浜田省吾さんの熱烈なファンというROCK好きなので心配はしてませんが(笑)、問題は子供の頃にヒット曲を数曲知ってる程度の初心者の奥さんをどう導くかです(笑)

とりあえず『ジュリー祭り』のDVDを貸して過去から現在までの流れを一気に観せた上で、『G.S.I LOVE YOU』⇒『単純な永遠』⇒『クロックマダム…』と3枚のアルバムで攻略しようかと目論んでいるのですが、何かいいお知恵を拝借できませんでしょうか

ちなみに奥さんの音楽に対するスタンスはごく一般的なもので、熱烈に特定のアーティストを追っ掛けるタイプではないようです。

突然で恐縮ですが、「伝授」よろしくお願いします

投稿: Mr.K1968 | 2011年6月 5日 (日) 14時43分

Mr.K1968様

ありがとうございます~。

そうですか!それは是非ともご夫婦でジュリー道へといざなわねばなりませんね~。
『ジュリー祭り』DVDはそういう時に本当に最強のアイテムですね。ジュリーを勧めたい人に最初に観てもらう作品として、間違いありません。

あとはこまめに感想を聴いて、印象に残った、気に入った曲を聞き出して、その曲が収録されたCDで攻めるのが良いのではないでしょうか。

Mr.K様もこれから初期ジュリーですか~。
初期ジュリーもロックです!
きっと驚かれると思いますよ~。

投稿: DYNAMITE | 2011年6月 5日 (日) 18時27分

はじめまして!なつおと申します。私も「めぐり逢う日のために」は大好きです!ジュリーの歌声が美しいだけではなく、艶やかではかなげで。でも脆くない。不思議な雰囲気の曲だと思いました。ジュリーの繊細さを感じられる曲でもありますね。

投稿: なつお | 2012年4月 7日 (土) 23時57分

なつお様

はじめまして!
ようこそいらしてくださいました~。

なつお様にコメントを頂いた日は、たまたま『JEWEL JULIE』と『いくつかの場面』を聴いていました。
ジュリーの作曲作品には、不思議な魅力を持つ曲が多いですし、「繊細」というのはおそらく手作り感…糸を紡ぐような印象があるからではないでしょうか。

次に執筆予定の記事で、久々にジュリーの作詞・作曲作品について書くつもりである曲を聴いていますが、曲と声の美しさにクラクラしているところです。

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます~。

投稿: DYNAMITE | 2012年4月 9日 (月) 22時07分

DY様 こんばんは

年末の最中、失礼します。タイガースの復活で夢心地で浮かれていたら、「大瀧詠一さん死去」のニュースが飛び込んで来ました。全く信じられないことです。

日本のポップスが私たちの身近になったのは、正しく、アルバム「ロング・バケーション」からではないでしょうか。

グループ「はっぴいえんど」解散後、間接的にメンバー全員がレコーディングに携わったのが、ジュリーのアルバム『いくつかの場面』の中の「あの娘に御用心」でしたね。エピソードとしては、何故かNGテイクが採用され、OKテイクは大瀧さんの元で見つかり、『ナイアガラ・ソング・ブックス』でお披露目となった曰く付きがあります。

『ロング・バケーション』の続編を期待していたのは、ファンのみならず多くのミュージシャンも同じだったでしょう。

ジュリーと同世代の宝が亡くなるこの現実に改めて残念で仕方ありません。ザ・タイガースの復活はやはり奇跡だったと思わずにはいられません。

大瀧詠一さんのご冥福をお祈り致します。

投稿: BAT | 2013年12月31日 (火) 21時46分

BAT様

僕も本当に驚いているところです。
『ロング・バケーション』『ナイアガラ・トライアングルVol.2』の2枚は、僕が高校2年の時にクラス仲間とバンドを組むきっかけとなったレコードでした。
放課後の音楽室で「君は天然色」「さらばシベリア鉄道」「A面で恋をして」などを演奏していたものです。格別に想い出のある邦楽アーティストでした。

それにしても突然過ぎます。
ただただご冥福をお祈りするしかありません…。

投稿: DYNAMITE | 2013年12月31日 (火) 22時14分

DY様 こんばんは。

お風呂に入っていた時「オオタキさん」が亡くなったというニュースが居間のTVで聴こえていて、
「ん?誰だっけ。、まさか大瀧詠一さんじゃないよね、亡くなるような年じゃないし」
なんてスルーしてしまってました。
まさに大瀧詠一の名前を認識したのが
「あの娘に御用心」でしたし。
ご冥福をお祈りします。

TVの中でたった今、谷しげるさんが「春夏春秋」を歌いながら「誰が拍手しろって言ったー!」とぶちかましていたけど大瀧さんの訃報と関係あるのでしょうか・・・。


投稿: nekomodoki | 2013年12月31日 (火) 23時20分

nekomodoki様

昨年のうちにお返事できずすみません。
年の瀬ギリギリにショックなニュースでした。飄々といつまでも現役で音楽に関わっていくんだろうな、というイメージのある人でしたので…。
改めてご冥福をお祈りいたします。

投稿: DYNAMITE | 2014年1月 1日 (水) 07時55分

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